政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 日本の話~経済。 忍者ブログ
29 . March
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

01 . December
とまあ、そんなわけで前回は日本経済の話だったんですけど・・・。

あの、一つだけ言っておきますけどね。
どんな統計やら調査をやっても構いませんけれど。
日本の貧困層は確実に拡大して、なおかつ深刻化しているんですからね?
デフレ経済下で消費税を引き上げたんです。
一番弱い立場の人々が、今まで以上に困窮する事になるのは当然であり。
これは議論の余地が無いほど純然たる事実であるはずです。

・・・知らなかった。では許されない事です。
そして、この事実を示さない統計や調査は税金の無駄であり。
財務省の意向による詭弁であり、屁理屈です。即刻中止するべきです。


うん。それくらいにはね。
先の消費税増税は誰も幸福にしない大失策で大自爆だったんです。
改めて質問します。
あの消費税増税は誰のために。何のために実行したんですか?
もうね。
ただびたすらに日本を滅ぼすために実行したとしか思えません。
恐ろしく罪深い行為だ。と言う事を私は何度でも主張させて頂きます。



さて。そんなわけで本日の話題は、その消費税と言う税金について。
その根本的な部分から確認しつつ社会保障の話をしたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に改めて消費税について断言します。
消費税は悪魔の税金です。
こんな不平等極まる税金を導入するのであれば経済システム。社会システムの変革。
果ては国家システムそれ自体を変革する必要があります。
すなわち日本を共産主義。社会主義国家へと変革させない限りは。
消費税を中心とした平等で。公正な税制システムとする事は不可能だからです。
なぜならば、消費税は所得格差を完全に無視した税金であるからです。


・・・いや、改めて考えればさ^^;
こんな消費税みたいな税金を税制の中心にする。だなんて中世の君主制国家。
それこそ江戸時代ですら成立しませんからね?
うん。そうですね。私は間違えました。
中世の君主制国家ですら、こんな非常識な税制システムなど成立しないと思います。

いや、だってさ^^;
どれだけ収穫出来るのか。それを調べてから年貢を徴収していたわけで。
ほら。秀吉の太閤検地なんかがありましたでしょう?
なぜに一つ一つ。手間をかけて調べたのか。と言えば、そうする必要があったからです。
所得の割合に応じた税率でなければ、平等な税負担にはならないからです。

全てに対して同じだけの年貢を徴収する。・・・だなんて。
そのような不平等極まる事は行われなかったはずなんです。
そんな事をしたら国家が滅びる事は、誰の目から見ても明らかだったからです。

なので、消費税みたいな情け容赦の無い税制政策。
人の心を持たない機械のような税制システムを成立させるためには。
大前提として全ての国民の所得を同じにするしかない。
すなわち共産化するしかないんです。
そうでなければ・・・そうですね。日本の消費税のような。
所得格差を無視してまで全ての人間から一律で徴収する税金において。
平等と言う状況は成立しないと思います。


わかりますでしょうか?
それほどまでに恐ろしく不平等な税金が、日本の消費税なんです。
こんな頭のおかしい税金が、なぜに先進国で成立しているのか。不可解極まりない。
日本の財務省。緊縮増税派の連中は、日本を共産化しようとしているんじゃないのか。
そんな物凄い邪推すらしてしまうほどで御座います。



でね。

今しがた述べたように。
全ての人間から一律で徴収する日本の消費税を前提として。
この税負担に対して社会保障で穴埋めする。だなんて信じられないくらいに大変です。
と言いますのもね。
社会保障って基本的に累進課税を前提に行われるものであり。
基本的に所得格差を前提としたものだからです。

あらゆる人間に対して消費税と言う形での税金が徴収されますけど。
あらゆる人間に対して社会保障と言う形での支援は適応されないんです。

この一番基本的な点だけを見てもさ。
相当に日本の消費税がヤバイ事。社会保障での穴埋めが難しい事。
それが・・・わからないのかなぁ?^^;


えーと。以前にも話題にしたんですけどね。
消費税を社会保障の財源にする。・・・との主張が、いかに愚かで間違いなのか。
それこそ大声で自分はバカです。と宣言するに等しい行為なのか。
なんで貧乏人から徴収して、貧乏人に配っているんだ。二度手間だし無駄じゃないか。
とまあ、そんな事を話題にした事がありますでしょう?^^;
改めて申し上げます。
日本の消費税を社会保障の財源にするなんて、バカも良いところです。
繰り返しますが、それで成立するのは共産主義。社会主義国家だけです。

言い換えれば共産主義。社会主義国家に匹敵するレベルの。
とんでもない規模の社会保障体制を確立させ、超ド級の巨大な政府とする事。
「ゆりかごから墓場まで」を上回るほどの社会保障体制とする事。
そこまでやらない限りは消費税の税負担を社会保障で穴埋めする事は出来ませんし。
それ以外の場合では、必ず社会保障の支援を受けられない人間が出てきます。
間違いなく不平等が生まれる事になります。
その理由は・・・何度も言いますが、消費税が所得格差を無視した税金だから、です^^;


あの、これもまた物凄く基本的な事を申し上げますよ?

日本の消費税は所得格差を完全に無視して、あらゆる人間から情け容赦なく。
問答無用で徴収される悪魔のような税金なんです。
これに対して、既に述べたように社会保障は所得格差を前提としています。
全ての人間に対して同じ社会保障が適応される事はありえない。
所得の割合に応じて社会保障の規模が変化します。

簡単に言えば、貧乏人ほどの支援をお金持ちは必要としないからです。
・・・富裕層が生活保護を受け取る。みたいな事になったらダメでしょう?^^;
そんな不平等な状況が出現しないためにもね。
どの程度の社会保障が必要なのか。個別に調査する必要があるんです。
つまりは所得格差を前提として社会保障は実行されるべきなんです。それが道理です。

そんな社会保障で日本の消費税を穴埋めするって・・・無理に決まっているでしょう?


消費税と言うのはね。一度成立すれば、その瞬間から徴収が始まるんです。
これに対して社会保障は、何度も言いますが個別に調査する必要があるんです。
よって。
消費税に対して社会保障の支援は圧倒的に遅くなるんです。
また、現在の日本における貧困層は、昨今では非正規雇用みたいな場合が多いのです。
一昔前のように企業を調査すれば、誰が貧しいのか。一発でわかるような。
そんな単純なものではなくなっているんです。

もっと言いましょう。
社会保障の支援はたいていの場合が申請する必要があります。
ですが、申請する。と簡単に言いますが、それが出来る貧困層がどれだけいるんです?
それ以前に果たして自分が、どんな支援を受けられるのか?
そもそもの話として、どんな支援が存在するのか。
それすら知らないような。そんな貧しい人間がどれだけいると思っているんです?
全ての貧困層に周知徹底させたとしても難しいでしょう。


さらに言いましょうか?^^;
今の日本には『ブラック企業』なんて言葉があります。
企業の中には、どんな人間がどの程度の所得を獲得しているのか。
それすら満足に報告していない。・・・いや、報告どころか。
そもそも自分達ですら把握していない企業など山ほどあるはずです。
よろしいですか?
今の日本では調査対象にすら含まれない貧しい人々が、それも大量に存在するんですからね?
政府機関。公的機関が調査どころか。存在すら満足に認識していないのがブラック企業であり。
当然ながら、その内情について把握する事など不可能ですよね?

・・・そんな人々を、どうやって支援するつもりなんですか?


重ねて申し上げます。
日本の消費税は、あらゆる人間から徴収される税金です。
社会保障の支援を一切受けていない貧困層であっても。
日本政府が把握していない貧しい人々であっても、容赦なく徴収する悪魔の税金です。
こんな恐ろしい状況にあって・・・どうやって社会保障で穴埋めするんですか?
断言しますけどね。
何をどうしようとも日本の消費税を社会保障で支援する事は不可能です。
必ずや支援し切れない貧困層が出てくる事は、間違いないと思います。

でも、これは社会保障制度に問題があるんじゃないんです。
どこの国家だとしても支援し切れない人々。
社会保障の枠組みから零れ落ちる人が出てきます。
どれほど高度に発展しようとも国家。政府。政治は完璧じゃないからです^^;

ですが、ここで問題としているのはね。
そんな人々に対してですら容赦なく税金を徴収するような。
日本の消費税と言うシステムそれ自体に致命的なまでの欠点がある事です。


・・・あのね。

社会保障で支援し切れない人々って言うのはさ。
大抵の場合は税金の負担って無いんです^^;
なぜならば、通常の国家であれば累進課税が普通だから。
所得格差を前提とした税金であればこそ。
同時に所得格差を前提とした社会保障が付随しているんです。
だから、貧困層に対しては社会保障よりも前に税負担がくる事は無いんです。

でも、日本の消費税は逆でしょう?
社会保障の前に税負担が出てくるんです。
日本の消費税は社会保障の支援が無い貧困層が相手だとしてもね。
情け容赦なく。問答無用で税負担を成立させてしまうんです。


それで、ここまで指摘すればさ。
どれほどまでに日本の消費税が恐るべき税金なのか。
私が悪魔の税金だと表現した理由と言うのが、嫌でもわかりますでしょう?^^;

もし日本の消費税を社会保障で穴埋めしようとすれば。
一律で税金を徴収するように。一律で支援する以外には無い事。
所得格差を無視するために、所得を平等にする事。
共産主義。社会主義国家のような、非常に極端な社会保障制度が必要になる事。
その事についても理解出来ますでしょう?

だからこそ、日本の消費税って今すぐにでも下げなければならないし。
まして上げるだなんて事はありえないんです。
何度でも言いますが、それを成立させようとするのなら日本を共産化するしかない。
それ以外には他に手段は無いし、それほどまでに恐ろしいのが日本の消費税の真実です。



いやぁ~。しかし改めて考えても酷いですよねぇ^^;
私は経済が苦手だし、何よりも安全保障の人間ですのでね。
このように消費税の問題点について指摘する事については、かなりと言うか。
もう最後の最後みたいな立場だと思うんですけど・・・。

よくぞ誰も指摘しなかったものです^^;
こんな問題だらけの税金を今まで上げてきたものですし。
こんなものを中心に税制システムを構築しよう。などと考えたものです。

・・・なんで今の今まで放置されてきたんでしょうね?


いや、わかるんですよ?^^;
日本の消費税は実に利便性に特化しています。
税金を徴収する側からすれば、これほど簡単で強力なものはありませんからね。
経済動向を無視して、全ての人間から常に一定額の税収を確保出来るんですから。
なるほど。財務省や緊縮増税派からすれば、これほど便利なものはありませんし。
富裕層などからしても自分達の負担が減るわけですからねぇ。
そりゃあ財務省。緊縮増税派に賛同するのは当然と言えば当然です^^;

でもね。

冗談でも何でもなくて、本当に日本の消費税と言うのは悪魔の税金なんです。
こんな税金を中心に日本の税制政策を実行したら日本国家それ自体が滅びます。
・・・滅びるほどに不平等な税金であるからです。

こう言ってはアレですけれど。
こんな頭の悪い税金を持ち出すなんて・・・日本を共産化させるつもりなのか。
それとも限度を超えたバカなのか。そのどっちかだと思います^^;
マトモな常識があれば、こんな状態には絶対にしないでしょう。
うん。そうですね。
経済が苦手で貧乏人のチンピラの私ですら、こんな税金は断じて認めません。



・・・今まではさ。
安全保障上の理由があって、仕方なくやっているものだと思っていたんです。
日本の平和と未来を守るため。
日本の国益のためにやっていると私は考えていました。
だから、経済が苦手だと言う事以上にね。安全保障の観点から黙っていたんです。

でも、先の消費税10%の引き上げによって安全保障ですらない。
ただ一部の人間の極めて身勝手な思惑によって実行された事。
私利私欲のために国家権力が乱用された事が明確になりました。
これは非常に大きな・・・とてつもない大問題である。と私は考えております。


何度も言いますが、経済の観点から見ても大問題ですけれど。
それを上回る問題として安全保障上の。国家の存亡が問われる問題があるんです。
正直な話。
あまりにも事態が深刻過ぎて眩暈を覚えてしまうくらいで御座います。

もうね。信じられないくらいに今の状況は酷いです。
これを即時に是正する事は当然ですし。
むしろ是正しない。なんて選択肢は存在しないと私は思います。
本当に・・・何のために消費税を上げたんですか?
どうして今すぐにでも対処しようとしてくれないんですか?


最後に改めて消費税の性質について書いておきます。

日本の消費税が増えるほどに、日本の貧困層は確実に拡大しています。
現状は悪化し深刻化しております。
そして、これは昨日今日に始まった事じゃない。何十年間も継続している。
日本国民は何十年間と貧困に耐え続けているんです。

どんな統計や調査の結果があったとしても、この事実は変えられません。
このままでは本当の本当に手遅れになってしまう。
この現実に目を向けない限りは・・・日本は滅びると私は思います。


言うまでも無い事ですが、ここ数十年間の日本の貧困は人為的なものです。
明確な意図により作り出されたものです。断じて偶発的なものではありません。
そして、作り出したのは他でもない日本政府であり、財務省であり、緊縮増税派です。
その上で現在の安倍政権。安倍総理は、それに加担してしまった。
この事実は既に日本人の多くが知っている。誤魔化す事は出来ない。
このままでは大変な事になりますよ?本当にさ。



・・・やれやれ。私一人で騒いでいても仕方ありませんよね。
ここまでしておきましょう。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[4回]

PR
26 . November
と言うわけで。
前回はGSOMIA延長に関する私の意見だったわけなんですけど。

いや、本当に改めて考えましてもね^^;
今回の一件と言うのは、なかなかに予想外でした。

譲歩するくらいなら。敗北を認めるくらいなら、どんな不利益が出ても構わない。
それこそ韓国と言う国家が滅亡しても構わない。・・・と、
政治家として考えられない暴走を続けていたのがムン・ジェイン大統領であり。
親北派。従北派のような韓国の北朝鮮シンパでしたからねぇ。

仮にアメリカを本気で怒らせてでも、そこまでしてでも反発する。
メチャクチャな屁理屈を言い続けて、被害者ビジネスを展開するものだ。と、
そのように私個人としても思い込んでおりました。ナハハハ^^;



ただまあ、それも過去の話で御座います。
圧力により屈服する。従う程度のマトモな思考が残っている。と、
それだけ証明されたら十分です^^;
これから先に韓国が何か変な事をした時には、適時に圧力をかければ事足りる。
それだけで韓国に関連する問題の大部分が解決するわけですからね。

今までのように無駄と思いながら、延々と話し合いを続ける必要も無ければ。
何度となく約束を破られて、そのたびに無駄な労力をかける事も無いし。
軍事戦略に対する反発も黙らせ、今まで以上に韓国に負担を求める事も出来る。

・・・・中国に対する三不の誓い?
そんな下らないものは、私達日本やアメリカには何の関係もありません。
もし仮に。
それを理由に韓国が軍事協力を渋るようならば、何も迷う事はありません。
今回同様に圧力をかけて捻じ伏せましょう。それだけの話です^^;


とにもかくにも韓国に関するリスクとコストを激減出来る。
その一点さえあれば、後の事は大した問題ではありません^^;
日米韓の軍事連携を強化し、最前線基地としての役割を果たしてくれるのならば。
それ以上の事は日本もアメリカも文句はありませんし。
それ以上の何かを。支援やら配慮を韓国に対して実行する必要性も無いのです。

はい。これにて韓国については終わりです^^;


んー。まあ、北朝鮮。金正恩との交渉が残ってはいますけれど。
やはり金正恩の決断が遅過ぎます。
このブログでも既に書きましたが、トランプ大統領でなければ成立しない話なのに。
それこそ誰よりも時間が無いはずなのに決断出来ない。
この段階で米朝会談が停滞しているなど話になりません。
現状を理解しないにも程がある。頭が悪過ぎる。
ここで金正恩が首を縦に振らないようなら、金正恩は排除するべきです。邪魔だから。

韓国のリスクとコストが減る。と言うだけでもね。
日米両国。日米同盟についても相当の余力が生まれます。
そうなれば今まで以上に中国に圧力をかける事も出来ますし。
今まで以上にアジア戦略を優位に進める事も可能です。

うん。そう考えると、やはり今回の一件は非常に大きなものでしたよね^^



さてさて。韓国に関する話題と言うのは、ここまでにしておきまして。
本日は改めて日本経済の話に戻りたいと思います。
・・・まあ、相変わらず私は経済が苦手なわけなんですけれど。
ここは一つ恥を忍んで書かせて頂こうかと思います^^;
それでは参りましょう^^

まず最初に確認です。
現在の日本経済と言うのは、明らかに間違っています。うん^^;
その最大の原因は財務省です。
財政政策も財政政策も、どちらの場合でも致命的に間違っていますし。
そんな間違っている状態を何十年間と継続させたわけですからね。
この財務省の存在と言うか。悪行を無視しては日本経済を語れません。

うん。やっぱりね。コレなんです。
ここ数十年間。日本の経済と言うのは、このような財務省の悪行。
緊縮増税派の悪行を、いかにして隠し通すのか。
その一点を目的として、ムチャクチャな暴挙暴論が飛び交っていたんです。
この事実。現実を直視せずしては日本経済を語る事は出来ませんし。
直視出来ない人には日本経済を語る資格は無いと思います。


えーと。既に日本におきましては。
財務省の財政政策。デフレ経済下でのデフレ政策は明確に批判されていますし。
支離滅裂な屁理屈。戯言についても厳しく指摘されています。

例えば日本の財政が借金で破綻するとか。国債が暴落するとか。
果てはハイパーインフレが起こるとか^^;
そのような極端な主張によって日本経済が行き詰る。破産する。
だから、緊縮増税をするしかない。みたいな酷い主張があったわけです。

・・・まっ。さすがに最近では聞かれなくなりましたけれど^^;
でも、これらの全ては明確なプロパガンダです。
緊縮増税路線を継続させるための、そのための邪悪な世論扇動に他なりません。


いやぁ~。本当にねぇ。まったくもって罪深い事だと思いますねぇ・・・。
中国からいくら貰って、どんな脅しをされているのか知りませんけど。
ここまでして自分達の地位や権力。不当な利益。利権に固執する無様さは。
同じ日本人として恥ずかしいばかりで御座います。



それで、です。

今しがた述べた事は、既に多方面において指摘されている事です。
でも、これだけじゃないんです。
日本経済においては、もっと踏み込んで批判するべき事があるはずです。
つまるところ。
全ての元凶である財務省を無視しながら、日本経済の行く末について。
停滞。衰退を続ける日本経済について述べている意見の一切合切。
その全てがデタラメだと言う事です。

まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;
古くからの日本経済。日本企業のやり方が間違っている。
家族経営が間違っている。愛社精神が間違っている。
年功序列が間違っている。終身雇用が間違っている。
欧米流の手法を取り入れて、規制緩和と非正規雇用を拡大し。
人件費を下げて。コストダウンをして。
より合理的に。より効率的に利益を追求するべきだ、
そうする以外に日本経済。日本企業が生き残る道は無い。・・・みたいな。
そのような従来の主義主張については、私は明確に批判したいと思います。


いやまあ、別に私もね^^;
アメリカの手法が間違っている。資本主義。自由主義経済の追求が間違っているとか。
そんな事を言うつもりは無いんです。
アメリカは、当然ながらアメリカの手法があるので、それはそれで良いと思います。
・・・まあ、赤の他人である日本人が文句を言うのは筋違いですしねぇ^^;

しかし、ここで一つ忘れてはならない事は。
アメリカの手法は、アメリカだから成立しているのであって。
そのまま他国に持ち込んだら・・・そりゃあ失敗するに決まっているんです^^;



あの、ですねぇ。

このブログでも何度も書いている事ですけれど。
経済戦略の上に安全保障戦略がある事を忘れてはなりません。
無論。アメリカの経済戦略についても例外では無くて。
世界最強のアメリカ軍を前提とした各種の安全保障戦略があってこそ。
それでこそアメリカの経済戦略は存在しているんです。これは極めて基本的な事です。

重ねて申し上げます。
アメリカの経済手法を、そのまま他国に持ち込んでも絶対に失敗します。
そんな表面的な事だけを実行しても、絶対に経済は上手くいかないんです。

どの国家であれ独自の安全保障があるように、独自の経済戦略があるんです。
アメリカにはアメリカの経済戦略があるように、日本には日本の経済戦略がある。
ちゃんと日本の安全保障を前提としなければ、いかなる経済戦略も成功しないんです。
うん。そうですね。
この極めて基本的にして、当たり前の事を忘れてはダメなんです。


それでまあ、そんな基本的な事すら満足に出来ていなかったのが昨今の日本経済。
ここ数十年間の日本経済の真相。真実になるわけなんですけど。
繰り返します。
日本の経済手法は間違っている。アメリカの経済手法こそが正しい。とか。
そんな表面的な事ばかり論じても何の解決にもならないんです。
最も基本的な部分から。一から見直していかないと絶対に上手くはいきません。

であればこそ。
デフレ状態の日本経済と言う現実を無視した財務省のデフレ政策。財政政策。
そして、資本主義。自由主義経済を全否定する税制政策こそ改めるべきなんです。
この財務省の悪行を批判せずして、日本経済はダメだ。とか。日本企業は古いとか。
年功序列や終身雇用を批判するなど、あまりにも底が浅過ぎます。



まあ、私は経済が苦手だし。何よりも貧乏人の労働者なわけだから。
年功序列や終身雇用をやるかどうか。
規制緩和と非正規雇用の拡大が良いか悪いか。
家族経営やら愛社精神の是非などについてまでは言及しませんけれどね^^;
うん。この辺りについては、まだ議論の余地がありますから。

でも、アメリカの経済手法を導入すれば良い。とか。
累進課税を減税して消費税を増税すれば良い。とか。
賃金を引き下げ過ぎて人手不足だから、外国人労働者を導入しろ。とか。
そんな誰が考えても明らかに間違っている事については、全力で批判します。

日本は日本の経済手法を確立・・・と言うか。復活させるべきであり。
累進課税中心の税制システムに戻して、拡大し過ぎた所得格差を是正し。
下げ過ぎた賃金を元に戻して、日本人の労働者を確保するべきなんです。
外国人云々を論じている余裕など今の日本には無いんです。


これは・・・貧乏人の労働者の立場からの意見ですけど。
企業が労働者を都合よく扱うのだとしたらね。
労働者が企業を都合よく扱おうとするのは、これは当然ではありませんか?
社員を守らない会社が、なぜ社員から守ってもらえる。と思うんですか?
今の日本経済は、このような道理すら捻じ曲げられています。
労働者は道具じゃありませんし、労働者に文句を言うのは筋違いです。
文句を言うべきなのは、深刻なデフレを蔓延させる財務省にこそ言うべきです。

・・・強い者に文句を言えないから、一番弱い者に文句を言う。

まっ。その気持ちも理解出来なくはありませんけどね^^;
でも、それってさ。いくら何でも格好悪過ぎなんじゃないかな?
改めて質問したいんですけどね。
本当に労働者が悪い。と、そのように本気で考えているんですか?
困窮する貧困層を無視して、その代わりに外国人労働者を活用すれば良い。と、
そんな身勝手な事が本当に通用すると思っているんですか?


まあ、いいや。
私の個人的な意見は、今は置いておきましょう^^;

それよりも本題に戻りまして・・・よろしいですか?
一昔前のグローバルスタンダードこそ間違っているし、それは既に破綻したんです。
アメリカ型の経済を世界基準とする事。資本主義。自由主義経済の追求。
最大限の合理化と効率化。利益追求こそが絶対的な正義のような時代は終わった。
なぜならば。
その前提条件だった世界秩序。パクス・アメリカーナが既に破綻したからです。

世界秩序が破綻した原因は、安全保障を無視した極端な経済至上主義にある。
だから、グローバルスタンダード。世界基準と言う言葉が過去のものになった。
もしグローバルスタンダードを論じようとするのならば。
再び世界秩序が復活し、再構築される時まで。その時まで待つ以外には無い。

そうです。
もはや世界基準などと言う発想。思考こそが時代遅れになったんです。
従来の世界秩序が破綻した今。世界各国は各国独自の安全保障と。
それに付随する独自の経済戦略が求められているんです。
それが今この時代に求められている経済思考なんです。


でまあ、そこまで考えている経済人が日本にいるのか。と考えると・・・いないよねぇ。
そんな経済人がいない以上はね。
日本の財界。経済界。経済人で日本経済を立て直してくれ。と言ってもね。
そりゃあ無理な話ってもんです^^;
と言うわけで。
不本意ながら日本経済と言うのは、政治主導で立て直す以外には無いと思います。

そして、私個人の意見を述べるのならばね。
全ての元凶である財務省による財政政策。税制政策の全てを排除し。
ついでに元凶そのものである財務省それ自体も解体し。
日本経済全体を元に戻す事。
状況に適切な財政政策の実施と、累進課税中心の税制政策の実施。
外国人労働者の導入や移民政策の推進をする前に、日本人労働者の活用。
それに伴い賃金。人件費を引き上げて、拡大し過ぎた所得格差を是正する事。
増え続ける貧困層の日本人を救い上げる事です。



安倍政権の方々。
安全保障の観点は当然として。経済的な観点からでも財務省は潰すべきなんです。
現在の財務省。それを中心とする緊縮増税派が存在する限り。
日本経済が復活する事は絶対にありませんし。
逆に現実を無視した財政政策。デフレ経済でデフレ政策を実行するような。
どこの誰が考えても狂気の沙汰としか思えない財政政策で日本経済は失墜し続け。
累進課税を減らし、消費税を増やすような。
極めて不公平な税制システムによって貧富の差が拡大し、日本国内は不安定化する。

どうか忘れないで下さいませ。

すぐそこまで令和維新が来ている事を、どうか忘れないで下さいね?
刻一刻と日本の状況は悪化し続けているんです。
それは誰にも知られないほどに静かに。それでも確実に悪化しております。
そんな中で搾取される日本国内の貧困層の怒りと悲しみと憎悪の全ては。
日本国内の富裕層。エスタブリッシュメントに向けられるのですからね?
このままの状況を放置すれば、遠からず必ずや日本各地に維新志士が出現する。
武士道を掲げた本物の侍が続々と出現し、襲い掛かってくるんですからね?

そうなったら・・・今の安倍政権。日本政府では絶対に耐えられない。
なす術も無く一人残らず国賊。売国奴として地獄に叩き落される事になるし。
それだけでは終わりませんよ?
お金持ちと言うだけで無差別に襲われるような、そんな地獄の世界が出現する事になる。
そんな悲劇的な未来を止める事が出来るのは、今この時だけだと私は考えています。


はぁ~。もう本当に。後は安倍政権次第ですけれどねぇ^^;

今の日本の状況について・・・本当にわからないのかなぁ。
エリートさんには、貧乏人の気持ちはわからないのかなぁ・・・。



最後に改めての確認です。
資本主義。自由主義経済は所得格差を前提とした経済システムです。
だから、お金持ちと貧乏人の差がある事は私も否定しません。
しかしながら。
それが貴族と奴隷の差になるのであれば、断固として否定します。

そして、資本主義。自由主義経済の美徳とは。
誰であれ平等に。努力する事が正当に評価される事であり。
誰であれ平等に。努力しない事が正当に評価されない事にあります。
お金持ちでも貧乏人でも一切の区別なく努力に対する評価は行われる。
それにより所得を。利益を。財産を獲得出来るか否かが決まる。
この基本的な大原則を捻じ曲げる事が資本主義。自由主義経済の否定なんです。


その上で申し上げます。
今の日本は資本主義。自由主義経済を否定した状態にあります。
所得格差を考慮した累進課税を減らし、所得格差を無視した消費税を増やす。
これは通常では考えられない狂気の沙汰です。
こんな事をすれば際限なく所得格差。貧富の差が拡大する事は明白です。

うん。 当然ですね。
所得格差を考慮した累進課税が減れば、お金持ちの税負担は軽くなる。
それは努力をしなくても利益が手に入る状態とも言えます。
所得格差を無視した消費税が増えれば、貧乏人の税負担は重くなる。
それは努力をしても利益が手に入らない状態とも言えます。
これを私は、他者を虐げる貴族の状態と他者から虐げられる奴隷の状態だ。と、
そのように考えております。

今の日本がコレです。

なぜ貧困層の怒りと悲しみと憎悪が富裕層に向けられるのか。
なぜ令和維新が起こり、維新志士が出現するのか。
なぜ武士道を掲げた本物の侍が安倍政権。日本政府に襲い掛かってくるのか。
その理由については御理解頂けましたでしょうか?


今の財務省。安倍政権。日本政府は、これだけ酷い事をしているんです。
何一つ迷う事無く即時に是正するべき状況であるはずです。
ぶっちゃけ。
これと比較すれば韓国のGSOMIAの問題なんて些事も同然です^^;

これは日本国家の命運が問われる問題であり、平和と未来が問われる問題です。
この問題を直視出来るかどうか。それにより日本の未来。世界の未来が決まるでしょう。
どうぞ安倍政権。日本政府には正しい判断をして頂きたいと切に願う次第で御座います。



本日は、ここまでにしておきましょう。いやはや。

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[3回]

17 . November
と言うわけで。
前回は日本の経済の話。資本主義。自由主義経済が成立しているか否か。
・・・と言う話で御座いましたね^^;

うん。残念ながら、控えめに見ても現在の日本経済は健全な状態。
健全な資本主義。自由主義経済が成立している・・・とは言い難い状態です。
そして、そうなっている最大の原因は日本の歪んだ税制政策にあります。


改めて確認しますが、所得格差がある事が前提の経済システムにおいて。
その所得格差を無視した税制システムを構築する事など不可能です。
うん。そうですね。
富裕層と貧困層の区別なく、一律に徴収するような税金。
お金持ちと貧乏人が同じ金額の税金になるなんて・・・おかしいでしょう?^^;

まっ。誰でもわかるはずの話だと思うんですが。
そんな事をすれば果てしなく所得格差。貧富の差が拡大する事は明白であり。
どう考えても経済システムそれ自体が破綻する事になります。
資本主義。自由主義経済が全否定されてしまう事は、間違いありません。


でまあ、これだけでも相当に問題ですけど・・・これだけじゃありませんものね?
今の日本では消費税増税の反面。所得税や法人税は減税されているわけです。
所得格差を無視した税金が増えて、所得格差を考慮した税金は減らされている。
果たして。
このような状況を客観的に判断するのならば。
富裕層が優遇され、その穴埋めとして貧困層に重税を課している事になります。

消費税の増税だけでも所得格差。貧富の差を拡大させていると言うのに。
そこに累進課税の減税が加わるわけです。
・・・もうさ^^;
ここまできたら意図的に所得格差。貧富の差を拡大させている。と
そのように疑われても文句は言えないはずです。


さらに言えば、これは昨日今日の話ではありません。
このような極めて偏った税制政策。
もうハッキリ言いますが、明らかに不平等な税制政策と言うのは。
既に日本において何十年間と継続している状況であり。
その間。日本の所得格差。貧富の差は果てしなく拡大し続けている。
お金持ちはドンドン肥え太り、貧乏人はドンドンやせ細っている状態である。と、
そう解釈するのが妥当であるだろうし、これを客観的に判断するのならばね。
日本の税制政策はズタボロだと言う以外には無いだろう。と私は思います。

ついでに言えば、デフレ経済でデフレ政策を実行する財政政策もズタボロです。
そして、こんな状況であるにもかかわらず。
まったくもって反対の声。批判の声が財界。経済界から出てこない時点で。
日本経済それ自体。日本の資本主義。自由主義経済の基本概念が無視されており。
結論として。
日本のお金に関する内政全般がズタボロであるだろう。と、
そのように私には思われてなりません。

・・・ホントにさ。
よくぞここまでズタボロにした。と逆に感心するくらいです^^;


でまあ、そんなこんながありまして・・・わかりますでしょうか?
これだけの状況があって、これでなお消費税増税に賛成。財務省に賛成などと。
そのような事をした人が、どれほどまでに罪が重いのか。

今現時点で凄まじく不平等で、物凄く歪んだ状態だと言うのに。
それを今以上に悪化させようとして、一体どうするつもりなんですか?
経済人であるのならば、この状況を是正する事こそ主張するべきなんです。
何が正義で何が悪なのか。
そんな事すらわからないほどに、日本の経済人のレベルは低いんですかっ!?

本当に・・・現実を無視するにも程があります。恥を知って頂きたいです。



とまあ、そんなこんなの話がありまして^^;
本日の話題は、改めて資本主義。自由主義経済とは何ぞや?
その基本的な概念。理念についての話をしたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に書いておきますとね。
この資本主義。自由主義経済は、経済システムにおける運用手段の一つです。
どんな風に経済を構築していくのか。そのための手段として存在するわけですね。
ただ。
それだけなのか。と言うと、そうでもないんです^^;

んー。このブログでも以前から共産主義。社会主義などと比較した話をしていますが。
やっぱりね。
前回にも書いたように、根本的な部分から理解されていないんじゃないか。
特に日本では単なる金儲けの論理だと誤解されているのでは無いか。・・・と、
私は個人的に強く思う次第で御座います。


改めて申し上げます。
経済とは金勘定だけが全てじゃないんです。
利益追求だけが。それを最も合理的に。効率的にする事だけが正義じゃないんです。
それは、あくまでも経済の一側面に過ぎないんです。

よろしいですか?
世界中の。あらゆる経済活動の根底にあるのは、普通の人々の普通の生活であり。
しかもグローバル化された現代ともなればね。
世界経済とは、世界中の全ての人々の日常生活と繋がっているんです。

それゆえに、です。

経済とは安定的に。持続可能な形で継続していく事こそ重要なのであって。
お金儲けのためなら何をやっても許される。なんて事は絶対に許されないんです。
経済が不安定化する。と言う事は普通の人々の普通の生活が犠牲になるからです。
この点は全ての経済人が深く自戒するべき事である。と私は考えております。


その上で資本主義。自由主義経済とは何なのか?と言いますとね^^;

この経済理念の根底にあるのは自助努力にあります。
つまり、努力した者が正当に評価される。と言う点にあるわけですね。
経済市場において、より多くの富。所得。財産を獲得するために。
そのために努力をする事。それこそを美徳である。と定義するのがね。
資本主義。自由主義経済の基本的な理念になるわけです。


これは、もうアメリカを見ればわかりますよね^^;

「誰もが自由にチャレンジ出来る。そして、誰にでも平等にチャンスがある」

まさに自由と平等。アメリカ合衆国の国是で御座いますね^^
この資本主義。自由主義経済の理念を世界中で最も追求した国家であればこそ。
アメリカ合衆国は世界の超大国となったわけです。

この国是によりアメリカ国民と言うのは、日夜必死で努力をし続けているわけであり。
それこそがアメリカの原動力となっているんです。
すなわち資本主義。自由主義経済の美徳であり、アメリカの美徳なわけです^^



それで、です。

これで話は終わりなのか?と言うと・・・そうではないんです。
今しがた述べたように努力した者が評価される。と言う事は、です。
裏を返せば。
努力をしない者は評価されない。と言う事でもあるんです。
努力をしない者に富を。所得を。財産を獲得する資格は無い。と、
そんな極めて厳格な評価が下されるのも資本主義。自由主義経済の特徴なんです。

ほら。前回に私も指摘しましたでしょう?^^;
資本主義。自由主義経済において所得が低い第一の原因は、当人の努力不足だ。と、
これが一つの真理と言うか。真実でもあるわけです。

なぜにこれほどまでに容赦の無い評価が下されるのか?と言いますとね。
誰にでもチャンスがあり、誰にでもチャレンジする事が出来る以上。
それをやるかやらないか。努力するかしないか。それは当人の意思次第だからです。
わかりますでしょう?
だから、アメリカと言うのは個人主義でもあるんです。
努力をするもしないも個々人の自由。その意思が尊重されるべきであるから、です。

そんなわけで。
前回に書いたホリエモンの意見が、どれほど容赦の無い厳しい意見だとしてもね。
資本主義。自由主義経済においては、これ以上ないくらいに正しい意見になるんです。


資本主義。自由主義経済では平等に自由な経済活動をする権利が約束されており。
努力する人間が評価されて、努力しない人間が評価されない。と言うような。
極めて厳格な評価が平等に行われるんです。

お金持ちと貧乏人が出てくるように所得。財産が平等ではない代わりに。
あらゆる人間に対する評価が平等なわけですね^^
頑張ったか否か。それを純粋に評価する価値観でもあるわけで。
ほら。だから、アメリカって移民国家になれるわけです。
あらゆる差別を乗り越えて、全ての人間を平等に評価する事が出来る。
それこそがアメリカを世界の超大国としたのであり、アメリカの強さなわけですね^^

・・・もちろん物凄い経済力や軍事力がある。と言うのも重要なんですけど。
でも、私個人としてはね。
この点こそがアメリカの強さの秘密と言うか。中核だろうなぁ。と思うんです。




それで話を進めますよ?・・・長くなって、ごめんなさいね^^;

このように努力し続ける事を美徳とする資本主義。自由主義経済である以上はね。
この経済システムでは、当然ながら相互の努力が比較されるわけです。
つまるところ。
より多くの努力をした者が、より多くの富を。所得を。財産を獲得出来るわけですね。

となれば、です。

必然的に市場競争と言うものが出現するわけです^^;
互いに切磋琢磨して、日々努力を重ねていく事で市場競争が出現し。
これにより経済の成長。発展。拡大と言うものがあるわけです。
逆に言えば。
この市場競争が出現しなければ、経済は成長も発展も拡大もしないわけです。
うん。そうですね。
共産主義。社会主義国家が貧困に陥る原因と言うのはコレですね。
人口が増えて社会集団が拡大しても、サッパリ経済が成長しないから貧乏なまま。
技術も発展しなければ、競争が無いから誰も自発的に努力をしない。
だから、かつてのソ連はアメリカに負けたんです。


このように資本主義。自由主義経済の力の源泉は市場競争にあります。
だから、利益追求。お金儲けを最優先の目的とする事もね。
んー。まあ、無理からぬ事だ。と言えば、確かに無理からぬ事だとも思うんです。
私も金勘定だけが正義じゃない。とは言いましたけれど。
でも、金勘定が重要じゃないのか。と言われたら、物凄く重要だと私も思います^^;

既に述べたように資本主義。自由主義経済では平等な評価こそが美徳です。
なので、経済活動で努力して、どれだけの利益を獲得したのか。
その評価基準にもなるので、物凄く重要な事は間違いありませんし。
その点については私も否定はしません。
しかしながら。
何度も言いますが、それだけで終わる話でも無いんです。うん^^;


資本主義。自由主義経済を信奉する全ての経済人に申し上げます。

経済的な利益追求と言う点で平等な評価が行われるためには。
その評価を行う経済システムが大前提。
資本主義。自由主義経済の枠組みを構築する事が大前提です。
そして、そうである以上。
全ての経済人は、この経済システムを維持する義務。責任があると私は思います。
十全な。健全な資本主義。自由主義経済を維持し、管理する事が出来ずしては。
あらゆる経済人に経済を語る資格は無いだろう。と私は確信しております。



さて・・・これらの話があって、日本に戻りますね?^^;

改めて申し上げます。
現在の日本においては健全な資本主義。自由主義経済とは言い難く。
その理念とは明らかに反する状況が出現しているのが、現在の日本経済の実情です。

その最大の原因となっているのが日本の税制政策にあるわけですね。
これも改めて確認します。
資本主義。自由主義経済では所得格差を容認する経済システムです。
にもかかわらず。
現在の日本では所得格差を無視した消費税が増税されており。
所得格差を考慮した各種の累進課税が減税されています。
このままでは所得格差が限界を超えて拡大し続け、経済システムそれ自体が。
日本経済それ自体が破綻してしまう事は、誰の目から見ても明らかです。



うーん。そうだなぁ・・・。
政治。安全保障の観点から既に私が指摘した事としては。
限度を超えて所得格差が拡大する事は国内の不安定化。
安全保障上の重大な問題が発生する。・・・と批判してきたわけですけれど。
でも、これだけでは納得しない経済人もいるかもしれませんね。

「所得格差が拡大する事は、そこまで重大な問題ではない。
アメリカは物凄い所得格差が。物凄い貧富の差があるじゃないか。
それでもアメリカは経済システムを維持している。
世界トップの資本主義。自由主義経済を実現しているじゃないか。
それと同じ事が、なぜ日本では出来ないんだ。
所得格差の拡大で国内が不安定化する事も、安全保障の問題が発生する事も。
その全ては許容し、解決する事が出来る問題であるはずだ」

・・・みたいな。
こんな事を本気で主張する経済人もいるかもしれません。


なるほど。確かに一理あります^^
だとすれば、私も苦手ではありますが純粋に経済的な観点から指摘します。
百歩譲って所得格差の拡大は認めると仮定しましょう。
ですが。
だからと言って所得格差を考慮した税金が。累進課税が重要である事に変わりは無い。
それは市場競争の原理を維持するためでもあるからです。

努力をすれば、どんな人間でも評価される。
お金持ちでも貧乏人でも評価されるのが資本主義。自由主義経済です。
これと同じように、努力をしなければ、どんな人間でも評価されない。
お金持ちでも貧乏人でも評価されないのが資本主義。自由主義経済です。

つまり、所得があるからと言って。財産があるからと言って。
努力をしない事が評価される事はあり得ません。
ましてや努力をしないのに利益を獲得し続ける事など許されない・・・わけです。


累進課税が存在するのは、お金持ちであろうとも貧乏人と同じだけの努力をしろ。
大企業であろうとも零細企業と同じだけの努力をしろ。と言う事であり。
資本主義。自由主義経済の理念を、あらゆる人間に対して平等に求めるために。
ひいては経済システムを維持するために必要な事であるからです。

ですが今の日本は、その累進課税を否定している。
これは市場競争の原理を否定する事に等しく。
資本主義。自由主義経済の経済システムを否定する事にも等しい。
ましてや所得格差を無視した消費税を増税している。
このような日本政府の方針を見る限り、次のように解釈するしかありません。

「お金持ちがお金持ちで居続けるために、貧乏人は貧乏人のままでいろ。
チャンスなど与えない。チャレンジもするな。日本経済の成長も拡大も発展も諦めろ」

もう。なんじゃそりゃ。・・・です^^;



貧乏人が貧乏から抜け出すためには、当然ながら努力が必要です。
これと同じようにお金持ちがお金持ちであり続けるためにも努力が必要です。
それも貧乏人を上回るだけの物凄い努力が必要です。
これが資本主義。自由主義経済では当たり前の事なんです。

これに対して一律で徴収する消費税の増税と累進課税の減税と言うのは。
この当たり前の事を全否定する事に等しいんです。
お金持ちを貴族に。貧乏人を奴隷にする事に等しいのであって。
それは資本主義。自由主義経済が最も唾棄し、軽蔑する状況に他なりません。


皆々様。歴史を思い出して下さいませ。
資本主義。自由主義経済とは、王侯貴族の特権階級に対して。
資本家が抵抗した結果として確立された経済思想であるはずです。
努力をし続ける経済人が、努力をしない怠け者の貴族よりも評価されないような。
そんな不平等にして、理不尽な状況を打破した結果として確立されたんです。
・・・これと逆の事を今の日本はやろうとしているんです。

現在の極めて歪で偏った財務省の税制政策を見ていますとね。
まるで日本を中世の君主制国家とか。
あるいは共産主義。社会主義国家にしようと画策しているんじゃないか。と、
そんな風にすら私は考えてしまいます^^;



よろしいですか?
所得税や法人税などの累進課税が減った。税負担が減った。
その分だけ消費税が増えた。でも、それは貧乏人と同じ負担になるだけだ。良かった。

いやいや、そんな目先の損得だけで終わって良い話じゃないんです^^;
そして、何一つ良い事なんて無いんです。
だって。
このままでは日本の資本主義。自由主義経済が崩壊し、日本経済が破綻するんです。
こんな事は経済が苦手な私でもわかる事ですし。
もし経済が破綻したら、今まで貯め込んだ財産は全てパーです。
今まで経済人としてやってきた事の全てが否定されるって事です。それで良いんですか?


本来であれば、即座に是正するべきところを。
消費税増税に賛成。財務省に賛成し、自ら率先して資本主義。自由主義経済を否定し。
明確な意図をもって日本経済を破綻させようとしている。

いやぁ~。もうねぇ。本当に金儲けだけ。金勘定だけしか考えていないと・・・。
こんな悲惨な状況にはなりません。
何度も言いますが、金勘定は確かに重要ですけどね。
それだけが経済では無いんです。

もう本当に・・・その浅ましい考えは著しく経済人の品格を貶めていると思います。
資本主義。自由主義経済が金儲けのための方便だ。と思われる事が私は許し難い。
経済とは、そんなレベルの低い話では無いはずです。
資本主義。自由主義経済には誰もが認める崇高な理念があるはずなんです。
重ねて申し上げます。
恥と言うものを知るべきだと思います。・・・ホントにね^^;




それで最後に蛇足ですけど・・・私って貧乏人のチンピラですからね?^^;
本来であれば一番経済とは無縁の。社会の底辺にいる労働者ですからね?
日本経済が破綻しても、経済的に失うものなんて何にもない人間ですからね?

そんな人間が経済について、ここまで言及しているわけです。
相当に末期の状況である。と、ぜひとも理解して頂きたい次第で御座います。
事ここに及んで経済とは何か。資本主義。自由主義経済とは何か。
これを語れる経済人が一人も出てこない。って、これはどういう事です?^^;

なぜ今の日本は間違っている。と、そう声を上げてくれないんですか!
この程度の事は貧乏人の私でもわかる事です。
お金持ちの富裕層の人々がわからないはずがありません。

もう何と言うか・・・寂しいと言うか。ここまでくると悔しいです。
令和の時代となり、新しい時代となったはずなのに。
我こそは。と今ここで立ち上がろうとする経済人が一人もいないって・・・。
ああ。情けない。ただひたすらにね。ガッカリで御座います。



・・・まあいいや^^;
私の専門は政治で安全保障であって、経済ではありませんからねぇ。
それに私は貧乏人であって、そこまでお金云々で大騒ぎする立場でもありません。
日本の経済人やお金持ちの富裕層の方々は、もう好きになされればよろしい。
どうせ経済が破綻したら、誰もがみんな平等に貧乏になるんでからね。
元々貧乏人の私には大した事は無い話で御座います^^;
消費税増税やら財務省に賛成したいのなら、好きなだけ賛成でも何でもすれば良い。

もう私も知りません!



ただ。
安全保障の観点から断言します。日本の財務省は叩き潰します。
経済云々が理由ではなく安全保障。日米同盟において害悪だからです。
・・・意図的に戦争を誘発させようとする緊縮増税派の連中は絶対に許しません。

なので、それに巻き込まれないようにして下さい。
あまり財務省に近づき過ぎると大変に危険です。
安全保障の観点から、富裕層に対する私の唯一の助言で御座います。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^


拍手[3回]

12 . November
さてさて。前回は・・・また長々と似たような事を書いたわけですが^^;
やっぱりね。
私の基本方針と言うのは、どれだけ考えても変わらないみたいです。


んー。まあ、そう言えばねぇ。民主党政権の時もそうだったんですよねぇ。
民主党政権の時も普天間問題が起こって・・・。
その時点で日本が滅亡する可能性を本気で私も考えまして・・・。
そして、それを起こした張本人の鳩ポッポーさんが責任を丸投げして辞めて。
この時に私は民主党政権を一刻も早く終わらせて、自公政権に戻すしかない。と、
それ以外に日本を立て直す方法は無い。と確信したわけなんです。

それで最初から最後まで形振り構わずズタボロになりながら走り続けた。
何がどうなろうと、自公政権に戻す。と言う基本方針は変わらなかった。と、
まあ、そんな感じだったわけなんですけれど・・・。
今現在もねぇ。それとやっている事って大して変わりがありませんよねぇ。
いや、本当に。まったくもって私は成長しておりません。ナハハハ^^;


はぁ~。とまあ、私が成長していない事は仕方無いにしても^^;
現実問題として今が危機的な状況である事は変わりありませんし。
それに対する打開策についても、ちょっとねぇ。
他の方法と言うのは、本当に存在しないんじゃないか。と思われてならないんです。


でね。

本日の話題は・・・うーん。どうしようかな^^;
ちょっと経済の話でもしましょうか。
私は経済が苦手ではありますが・・・そんな私が話題にする程度には。
その程度には現在の日本経済。日本の財界。経済界には大きな問題があります。
それでは参りましょう^^


それでまあ、何を話題にするのか?と言いますとね。
ちょっと次のような話を耳にしたんです。
ツイッターでの一件で、ホリエモンのド正論が炸裂していたんです^^;

「給料が安い。日本は終わっている」
「終わっているのは日本じゃなくてお前だw」

うん。まったくもって実に鋭い指摘ですよね^^
もう本当に「ぐうの音も出ない」とは、この事で御座います^^;


確かに。
資本主義。自由主義経済は所得格差を前提とした経済システムであり。
誰もが例外なく自由な経済活動を約束されている以上。
所得が低い事。給料が安い事。お金が無い事の原因と言うのは。
第一に当人の努力不足が指摘されて然るべきです。
これはまったくもって道理なのであり、議論の余地が無いド正論です。
この点を指摘したホリエモンの意見は極めて正しいものだと私も思います^^

ただし、です。

今現在の日本限って言えば、それだけで終わる話でも無いんです。
うん。それだけで終わるのは、ちょっと早計だと思います。


と言いますのもね^^;
今しがた述べた通り資本主義。自由主義経済が成立していればこそ。
ホリエモンの意見は正しいのであって。
資本主義。自由主義経済が成立しない場合では、必ずしも正しいわけじゃないんです。
つまるところ。
極めて不当な理由によって所得が低く、給料が下げられて。
個人の財産が搾取されている場合です。
この場合においてホリエモンの指摘は必ずしも正論・・・にはならないんです。


うーん。まあ、ホリエモンもねぇ。
民間人であり経済人の立場であるわけですから。
あくまでも資本主義。自由主義経済が成立している事を前提として。
その上で意見を述べられる。それも正論を述べられる事もねぇ。
仕方ないと言えば仕方ないんですが・・・でも、ちょっと視野が狭いかもしれません。

現在の日本において資本主義。自由主義経済が完全に成立しているのか否か。
そこに問題点は無いのか否か。
そこまで考えてくれたら・・・文句なく超一流の経済人なんですけれどねぇ^^;



でまあ、ここで私が何を言いたいのか?と言いますとね。
今の日本において資本主義。自由主義経済が確立されているのか否か。と、
そう考えた場合においては、私は否であるだろう。と考えています。
その最大の理由は税制システムが間違っているからです。

前回にも書いたように一律で徴収する税金である消費税。
これを中核において税制システムを構築する場合においては。
資本主義。自由主義経済と言うのは成立しなくなるんです。
なぜならば。所得格差を完全に無視した税制システムだからです。


資本主義。自由主義経済では所得格差を前提としています。
つまり、お金持ちと貧乏人の差が出現する事を前提とした経済システムなんです。
だとすれば。
当然のように、その所得格差を前提とした税制システムにして然るべきです。

しかし、です。

現在の日本では、その所得格差を無視した税制システムが構築されている。
消費税と言う一律に徴収する税金を主軸にしようとしている。
こんなの・・・無理に決まっているじゃん^^;


これは共産主義。社会主義が失敗した事と同じ程度には。
誰であれ何となく無理だろうなぁ。とわかる程度の物凄く基本的な話です^^;
そんな物凄く基本的な話が・・・なぜか日本では通用していないんです。
どう考えてもムチャクチャな状況なんです。
こんな状況を放置したままに資本主義。自由主義経済を論じようとするのは。
やっぱりね。
一番基本的な事から間違っているんじゃないかなぁ。と私は思います。


そんなわけでね。
このような致命的な欠陥が現在の日本にある以上はね。
「給料が安い。日本が終わっている」との意見にも一理ある。と私は思うんです。
現状に対する批判。資本主義。自由主義経済が成立していない事実への指摘。と、
そのように考えれば間違いではないからです。
それほどまでに日本の経済システムは、不可解で理不尽な状況に陥っているからです。

そして、このような欠陥に対して厳しく糾弾する声が出てこないのも事実。
日本の財界。経済界が沈黙している状態と言うのは、ただひたすらに残念です。
まあ、私も経済が苦手ですのでね^^;
あまり偉そうな事は言えないんですが・・・ちょっと日本の経済人にはガッカリです。



いやぁ~。アレですよ^^;
かつて細木数子さんが日本の財界には人がいない。と、
随分前に嘆いていた記憶がありますけど・・・今でもね。その通りだと思います。

うーん。まあ、これは・・・どうなのかなぁ。日本だけじゃないかなぁ?^^;
ほら。このブログでも以前からグローバルスタンダードを批判していますでしょう?
何と言うか。
あまりにも極端な経済至上主義により利益追求こそが正義。
それを阻害する全てのものが悪・・・・みたいな。
そんなムチャクチャな論理が、一昔前の世界には確かにあったんです。

・・・って言うかさ^^;
このムチャクチャな論理が従来の世界秩序。パクス・アメリカーナを破壊したんです。


いやまあ、ちょっと話がズレて申し訳ないんですけど^^;
少しばかり安全保障の話をしますとね。
もう本当に利益追求だけ。お金儲けだけに狂った人々によって。
軍事戦略は当然にして。安全保障戦略までぜーんぶ破壊されましたからねぇ。
あれには・・・さすがに私も呆れました。

うん。私が知らないところで、どこかの偉い人がちゃんとやっているんだろうなぁ。
世界秩序。安全保障体制については適切に対応されている。と、
そんな風に漠然と考えていたんですけれど。
オバマ前大統領が世界の警察ではない。と宣言したのを聞いて私もビックリ仰天。
その後の中東情勢やロシア関連の動きを見て、さらにビックリ仰天。

うわぁー!アイツら何も考えていなかったーっ!・・・です^^;


それくらいの大事件であり、まさに一つの時代が終わる世界的な大激変だったんですけど。
その割には、あんまり騒がれていませんでしたよねぇ。
知っている人は知っていたんですが・・・イマイチみんな理解していなかったのかな?
あの時のオバマ前大統領の発言が、どれほど苦渋に満ちたものだったのか。
そして、そこまで追い込んだ利益に狂った世界中の経済人が、どれほど罪が重いのか。
それが・・・わからなかったのかなぁ。

まあ、ともかく。
経済だけがあれば良い。とか。利益を追求していれば良い。とか。
そんな事は明らかに間違っているし、今までが間違っていたんです。
お金が全て。金勘定こそが正義だ。なんてさ。そんなバカな話がどこにあります?^^;


この点については日本のみならず。世界中の経済人が認識するべき事です。
・・・ただまあ、さすがにね^^;
結構な時間が経過していますので、認識している人は多くなってきています。
それは今の世界情勢を見ればわかります。
アメリカ大統領にトランプ大統領が選ばれたのも、その証左と言えるでしょう。
ただし。
残念ながら日本は非常に少ないと言うか。最悪は一人もいないかもしれません。

たぶん。
ようやく今頃になって消費税増税がヤバイ事。それに賛成するのが悪手で自爆だった事。
その事に気が付いて、どうしようっ!?と混乱している最中だと思われます^^;
ハッキリ言います。
そのような人と言うのは、まったくもってレベルが低いです。もう低過ぎます。
私は経済が苦手な貧乏人のチンピラ風情ではありますけれど。
そんな私ですら、経済人として下の下である。と言う事がわかるくらいです。

・・・恥と言うものを知って下さいませ。


よろしいですか?
資本主義。自由主義経済と言うのは、ただ利益追求が出来れば成立するような。
そんな簡単な話では無いんです。
そもそも経済とは、その根幹に普通の人々の普通の生活があるんです。
これを守るためにも安定的な経済活動が実現するようにしなければならない。

また、社会全体。国家全体。ひいては世界全体にまで影響を与える問題でもある。
経済とは個人の利益追求だけで終わる話では無いんです。
より広い視野で物事を判断する事が要求される分野でもあるはずです。
それを経世済民と言うのだろう。と私は考えております。



それで、本題に戻りますけれどね。
資本主義。自由主義経済では所得格差を前提とした経済システムです。
よって。
お金持ちと貧乏人の差が発生する事は当然です。

だからこそ、です。

その所得格差を前提とした税制システムにする事が当たり前です。
これは一切にして議論の余地はありません。
すなわち累進課税を前提とした税制システムに戻すべきなんです。
繰り返します。
現在の日本の税制システムは、この所得格差を完全に無視しています。
お金持ちも貧乏人も関係なく、一律に税金を徴収するなど狂気の沙汰です。
こんな致命的な欠陥を抱えた状況を放置してしまえば。
早晩。必ずや日本の資本主義。自由主義経済は破綻する。と私は断言させて頂きます。
うん。そうですね。
何度も言いますが、私は経済が苦手な貧乏人のチンピラ風情ですけれども^^;
これを是正せずしては日本経済は終わるだろう。と私は見ております。



でまあ、これをさ。
これを指摘出来る経済人がいたとしたら、その人こそ間違いなく超一流です^^
果たして。
そんな超一流の経済人なんているのだろうか?
それを指摘した経済人が今までにいただろうか?

います。

いやいや、世の中は広いですよねぇ^^;
こんな経済が苦手な私であっても、そんな超一流の経済人を一人だけ知っています。
その人はウォーレン・バフェットさんです。


この人物はオマハの賢人とも呼ばれており、多くの人々から尊敬されているんですが。
凄いです。この人は本当に凄いと思います^^
本当の本当に。超一流の経済人と言うのは、このような人の事を言うんだと思います。
それで、何が凄いのか?と言いますとね。
かつてウォーレン・バフェットさんはオバマ前大統領に次のような事を言ったんです。

「私の税金は安い」・・・です。

これさ。
パッと見ただけじゃわからないと思うんですけどね^^;
この発言は絶対に。もう間違ってもお金持ちの富裕層が口にしない言葉なんです。
いや、だってね。
これって暗に自分の税金を上げろ。と言っているって事ですから。もうハンパじゃない^^;

そして、このレベルの人物の発言ともなれば個人的な発言であるはずが無いんです。
もっと本質的な意味合いが含まれているはずです。
つまりは、アメリカ合衆国において今以上に累進課税を実行しろ。と主張したんです。


いやぁ~。これはね。本当に私も脱帽でした^^;
うん。そうですね。
今ここで改めて考えると、より凄さがわかりますよね^^
ただ単純に経済人。単純にお金持ち。なんてレベルの人物はありません。
こんな人が世の中にいるのか。と私も言葉にならないくらいに驚きました。ナハハハ^^;

うん・・・このウォーレン・バフェットさんを知るまではね。
世界の経済人。投資家はジョージ・ソロスさんとか。ジム・ロジャーズさんとか。
もう明らかにね。
お金のために悪魔に魂を売り飛ばしたような^^;
自分の利益のためなら何をやっても許される。と本気で考えているような。
色々な意味で哀れで愚かな操り人形みたいな・・・そんな人ばっかりだろうなぁ。と、
そんな風に物凄く極端に考えていたんです^^;
実際に世界秩序がものの見事に破壊されちゃいましたからねぇ・・・。うん。


でもね。
このウォーレン・バフェットさんに限って言えば完全に別格でした。
ああ。なるほど。経済を知る。お金の本当の価値を知る人と言うのは、
こういう人の事を言うのか。本物の経済人とは、こんな人なのか。と、
偏見と言うか。貧乏人の妬みのような私の思考を一撃でブッ飛ばしてくれた人でした^^



あの、ですねぇ。

自分の利益を追求するために。そのためにリスクを覚悟する。受け入れる。と、
そのような経済人であれば世の中に山ほどいると思うんです。
それこそ今回に話題としたホリエモンもね。その一人である事でしょう。
まさに資本主義。自由主義経済において活躍する立派な経済人だと思います^^

しかしながら。

その資本主義。自由主義経済と言う経済システムを維持するために。
ひいては社会全体。国家全体を維持するために。公共の利益のために。
そのために自分の利益を差し出せるような経済人は・・・。
これはね。
もう本当に世界中で数えるほどしかいないと思います。
単なるチャリティーとか。そんなレベルの話じゃない。
誰もが認める超一流の本当の。本物の経済を知る大賢人と言えるでしょう。うん^^


ちなみに。
日本で言えば松下幸之助さんだろうなぁ。と私は考えています。
この人も単なる利益追求だけではなくて、それ以上の事を考えていた人でした。
ウォーレン・バフェットさんに匹敵する超一流の経済人であるはずですし。
そんな松下幸之助さんが存命であったのならば。
迷わず日本の消費税について激烈に批判していたはずです。

これこそが資本主義。自由主義経済を否定し、破壊するもであり。
ひいては社会全体。国家全体を破壊するものだとして、です。

それで・・・今しがたウィキで確認したんですけれど。
その松下幸之助さんって消費税導入と同じ時期に亡くなっているんですよねぇ。
ああ。そうかぁ・・・。
日本経済が本格的に衰退したのは、まさにこの時だったのかぁ。と、
私としても何とも言えない気持ちなりました。


いや、もちろんね^^;
普通の経済人の方々だって立派だと思います^^
利益を追求するためにリスクを取る。なんて事は、なかなか出来ません。
私だったら、ちょっと利益を減らしても良いからリスクを無くそう。とか。
そんな風に考えちゃいますからねぇ。やっぱりさ^^;

それで、こんな風にね。リスクを覚悟出来ないタイプと言うのは。
残念ながら資本主義。自由主義経済においては二流。三流であるはずですし。
たぶんですが、そんな評価になるのだろうなぁ。と思います。
自由な経済活動を前提とした市場競争の原理から考えるのならば。
リスクを考慮した決断により利益が獲得出来るのは当然である事でしょう。
うん。そうですねぇ。
リスクを覚悟して一歩前に踏み出し、なおかつ成功する経済人こそがね。
やはり一流の経済人なのだろうなぁ。と私も思います。


ただ何事においても上には上がいるわけです^^;
そんな一流の経済人。ホリエモンみたいな経済人も凄いと思いますけれど。
でも、それよりもさらに上がいる。
経済市場で利益を獲得するどころか。その経済市場を守ろうとするような。
極めて大きな視野で。ある意味では政治家すら上回る視点で動く経済人もいる。
それこそが超一流の。誰もが認める経済人なのだと私は思うんです。


そして、そんな超一流の経済人は・・・今の日本にはいませんよねぇ。
今の日本の税制システム。消費税は間違っている。財務省は間違っている。
緊縮増税派は間違っている。と声を上げる経済人は・・・一人もいませんでした。
残念ながら、それが今の日本の財界。経済界の現実なのでしょう。

うーん・・・私もさ。寂しかったです。
消費税増税前の段階で、何度となく安全保障上の脅威があるからやめろ。と、
そんな話をね。このブログでも書いてきましたけれど^^;
経済人の誰か一人くらいは、同じく反対してくれないかなぁ。と思っていました。
いつか本物の経済人が出てきてくれるんじゃないか。と淡い期待を持っていたんです。
でも・・・最後の最後まで出てきてくれませんでしたよねぇ。うん。


わかりますね?日本の経済人の方々。
貴方達は経済人として然るべき責任を背負うべきです。
自分達の間違いを率直に認めて下さい。貴方達は間違ったんです。

利益を追求する事だけが正しいわけじゃ無い。
それは資本主義。自由主義経済と言う経済システムの一側面に過ぎない。
安定的に。持続可能な形で継続させていくためには。
それに適応した税制政策。財政政策。経済戦略。安全保障戦略が必要不可欠であり。
それを指摘する事が出来る経済人こそが、誰もが模範とするべき超一流の経済人です。

利益追求こそが正義であり、何をやっても許される。と言うような。
そんな歪んだ価値観を一刻も早く是正して下さいませ。
お金を稼ぐ事だけ。お金がたくさんある事だけが正義じゃないんですよ?
利益を追求する事だけが。目先の損得だけが全てだ。などと言う主張は経済人の傲慢です。

・・・その傲慢さが消費税増税に賛成。財務省に賛成と言う形で表面化したんです。
重ねて申し上げます。恥を知るべきです。


ぜひともに資本主義。自由主義経済がどのようなものであるのか。
その事を考えた上で責任を果たして頂きたいと思います。
これが出来なければ・・・貴方達は日本国民から否定される事になるでしょう。




それで最後に一つ蛇足の話です。
細木数子さんは、かつて次のようにも言っていたんです。
ホリエモンの背中には龍がいる。・・・です。

当時の私は、本当かなぁ。と半信半疑だったんです^^;
ホリエモンは確かに時代の寵児と騒がれていましたけれど。
あの時のホリエモンを見る限り、そこまで私は評価していなかったんです。

ただ何と言いましょうか。
最近のホリエモンを見ますと、ちょっと私も評価が変わってきたんです^^;
あれ?もしかしたら・・・ホリエモンって超一流の経済人になれるのかもしれない。
そんな物凄い素養があるのかもしれない。
もしかして細木数子さんは、これを予想していたのだろうか?


いやまあ、あくまでもね^^;
その可能性があるかもしれない。と言う状況ではあるんですけれど、ちょっとねぇ。
もしかしたら。と思い始めている私がいたりするわけです。ナハハハ^^;

んー。これも仮定の話ですけれどね。
今回に取り上げたツイッターでの一件でホリエモンが消費税について。
財務省や現在の税制システムについて一言でも批判していたら。
おそらくホリエモンの評価は信じられないくらいに上がっていたはずです。
再び時代の寵児として返り咲いていたかもしれない。



でも、そうではなかったと言うのは・・・まだ、その時期では無いのでしょう。
まっ。あくまでも仮定の話ですけれどね。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^












拍手[4回]

| HOME |
プロフィール
HN:
ササラド
性別:
非公開
P R

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)

新品価格
¥1,037から
(2015/1/27 23:02時点)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

新品価格
¥972から
(2015/1/27 23:12時点)

コレキヨの恋文

新品価格
¥1,728から
(2015/1/27 23:15時点)

Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]