本日の話題をする前に、こちらの話をさせて下さいませ。
うん。そうでしたか。復帰を目指されているのですね・・・本当に良かったです^^
えーと。甘利さんの時も衝撃的ではありましたけれども。
谷垣さんが入院のために幹事長を辞職した時の衝撃は、それ以上でしたからねぇ。
あの・・・安倍総理や麻生財務大臣などが既に発言していますけれども。
谷垣さんほど代わりのいない人材。政治家と言うのはいないんです。
もう一言では表現出来ないほどに立派な人物です。
私個人としても、安倍さんや麻生さんなども尊敬しておりますけれども。
それ以上に物凄く尊敬しているのが谷垣さんだったりするんです。うん^^;
なので、早く元気になられて欲しいなぁ。と私は心より願っております^^
とまあ、ちょっと韓国の話題で落ち込んでおりましたので。
余計に嬉しく感じたニュースだったわけでした^^;
さてさて。それでは元気を取り戻して本日の話題と参りましょう。
本日は先頃にあった東南アジア。ASEANに関する話題で御座います。
それでは参りましょう^^
そんなわけで、まずはコチラをご覧下さいませ。
結論としては、中国の名指しは回避されて、仲介裁判所での裁定についても。
議長声明では触れられなかった。との事です。
・・・まあ、この結果を考えますとね。
中国としては一定の成果を獲得した。と言う事になるかもしれませんね。
んー。議長国であり親中国であるラオスは無論の事。
仲介裁判所での当事者であるフィリピンのドゥテルテ大統領との関係改善。
また、中立を維持していたタイが、急速に中国寄りの姿勢を見せている事など。
中国によるASEAN諸国への猛烈な切り崩し工作が行われている。と、
そのように考えてよろしいかと思います。
うん。中国は対中包囲網を打破するために、全力を尽くしているようですね。
さて。ここで本題に入るのですが・・・。
これだけを見ますと確かに中国は劣勢を覆そうとしている。中国が優勢か?・・・と、
そのように考えられなくも無いわけなんですけど。
しかし、何事もそうは問屋が卸さないわけです。
うん。そのように私には感じられてしまったわけで御座います^^;
と言いますのもね。
今の中国って現状を無視して、目先の損得だけでゴリ押しを行っているからです。
あの・・・そうですね。参考程度までに一つ例題を出しますとね。
今の中国と、まったく似たような事をしている国家があります。
それがドイツです。
ドイツは東欧諸国に対して経済支援を条件に難民の受け入れを要求しました。
そして、東欧諸国はドイツの要求に従って難民を受け入れたわけです。
それでまあ、これについては一つの大前提があります。
つまるところ。
東欧諸国としては、難民を受け入れる負担を上回るほどの利益。
ドイツの経済支援がある。と考えたからこそ成立した話だと言う事です。
それゆえにドイツが提示する利益。経済支援よりも難民の負担が上回った瞬間に。
東欧諸国の全てが一斉にドイツに対して反旗を翻す。・・・と言う事です。
具体的に言えば、負担している難民の全てをドイツに押し付けようとするはずです。
話が違う。とばかりに契約不履行を理由として、です。
うん。それくらいにドイツ。
メルケル首相と言うのは、危険な取引を東欧諸国とやっちゃったんです。
・・・メルケル首相の難民問題に対する認識不足は本当に致命的だと思いますね。
これで万が一にも契約不履行となり、東欧諸国から大量難民が押し寄せた場合。
メルケル首相が終わるどころか。EUそれ自体が終わります。
まず間違いなくEUは分裂して崩壊する事でしょう。
これを防ぐためにも今のドイツは、仮に自分達がどんな状況に陥ったとしても。
東欧諸国に対して約束通りの利益。経済支援を絶対に行う必要。義務があるわけです。
このようなドイツと今の中国と言うのは、ほぼ同じ状況だろうと私は考えています。
それで、ですねぇ。
少し話は変わりますが、今の中国の状況を考えた場合。
中国外交の交渉手段って基本的には配慮。譲歩と言う選択肢以外には存在しないはずです。
ええ。従来からのお家芸である『恫喝』と言う選択肢は存在しません。
なぜならば、今のASEANの誰もが中国を恐れていないからです。
・・・まっ。そりゃあね^^;
中国が日米両国を恐れている限り、ASEANが中国を恐れる理由などありません。
なので、今の中国の手札と言うのは相手への配慮。譲歩による懐柔しかないんです。
もっと簡単に言いますと。
相手を利益で誘導する。と言う以外に交渉手段が他に無い状況なんです。
まあ、何が言いたいのか?と言いますと。
大量にお金をバラ撒いた上で、その上で更なる利益を約束しなければ。
ASEANを切り崩す。対中包囲網を打破する。と言う事が出来ないわけです。
ええ。さぞや中国と言うのは今回の東アジアサミットにおいて、
文字通りに湯水の如くお金を使った事でしょうね。
どれほど天下の中国マネーを浪費した事か。知れたものではありません。
さてさて。ここで中国共産党。習近平に一つ質問したいのですが・・・。
ちゃんと自分達の財布の中身を確認しながら約束していますか?
当たり前の話ですが、中国マネーは無限にあるわけではありません。
どんなに膨大だったとしても、あくまでも中国の資産は有限なんです。
確認しておきますが、タイやフィリピンなどは言わずもがな。
親中国であるラオスやカンボジアなどでも例外では無く。
全てのASEAN諸国は中国が利益を約束してくれているからこそ。
中国に配慮している。と言うだけの話で御座います。
当然ながら、ボランティアで中国に配慮している国家など一つたりともありません。
約束不履行となれば。中国が利益を提供できなくなれば。
その瞬間にASEANの全ては一瞬にして中国に反旗を翻します。
そんなわけですので・・・。
中国は、ちゃんと約束した事を守る事が出来ますでしょうか?
ちなみに蛇足ではありますけど。
アメリカが利上げをしようとしている事については、当然ながらご存知ですよね?
この影響で中国の通貨である人民元が一気に暴落する可能性がありますけれども。
その可能性を考慮した上で、その上でASEAN諸国とは約束なされた。と、
そのように解釈してもよろしかったでしょうか?
もしもそうでなかったのだとしたら・・・対中包囲網を打破するどころか。
逆に中国が約束を破った事によってASEAN諸国が激怒して、
以前よりも強力になった対中包囲網と対峙する事になるかもしれません。
どうぞお気をつけ下さいませ。
うん。まあ、こんな感じの事を私は考えたわけで御座います。ナハハハ^^;
んー。何と言いましょうか。
今回の東アジアサミットでは妙に日米両国の動きがイマイチ遅いと言うか。
手緩い感じがあった事は、私だけでは無く誰もが感じていた事だと思うんです。
特にフィリピンのドゥテルテ大統領の暴言があったのだとしても。
あの寛容なオバマ大統領が首脳会談それ自体を拒否する。だなんて、
明らかに不自然だったでしょう?
このような日米両国の動きって、至極単純に中国に対する罠だったんじゃないか?
日米両国の動きがイマイチであれば、必ず中国はチャンスと考えて。
ASEAN各国に湯水の如くお金を使い、出来る限りの利益誘導を行うはずだ。
それこそ後先考えずに中国は全力で切り崩しを行おうだろう。・・・ってね。
つまり、今回の日米両国は最初からASEANなど眼中に無かった。
日米両国の目的は中国に切り崩し工作をさせて、お金を使わせる事によって。
中国の資産。中国マネーそれ自体に打撃を与える事。
約束不履行により将来的な中国とASEANの関係を破壊する事だった。
・・・と考えると、色々な事に納得が出来るのではないでしょうか。
うん。まあ、あくまでも「たぶん」と言う話ですけど。
こんな感じかも。と私は個人的に考えたわけで御座います。いやはや^^;
それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^
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