政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 世界経済の話。 忍者ブログ
27 . April
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

20 . May
いやぁ~。前回は随分と無駄な話が・・・まあ、毎度の事ですけど^^;
でも、前回は特に無駄な話が多かったみたいです。失礼しました。

しかしまあ、間違えなければわからない事。理解出来ない事もありますよねぇ。
前回に書いたように、調子に乗った私が色々と勘違いして空回りした挙句に。
よりにもよってグローバルスタンダードの連中と同じような事を考えた時。
あの連中の何が間違っているのか。
グローバルスタンダードにおいて最大の問題点が何か。それが改めて再確認が出来ました。
だからこそ、前回の最後に書いた世界のルールを構築する必要があるんです。
軍事の暴走を阻止る事と同じように、経済の暴走を阻止するために。です。


いや、これはね。
別に自由主義経済を否定している・・・わけではないんですよ?^^;
ただ自由と無法は違うのです。
今まで書いてきたように、自由とは公正で公平な環境を前提としたものであるべきです。
不公正で不平等な形での自由などは、本当の意味での自由ではありません。
それは単なる無責任であり、無分別でしかない。
自由の前提として法による公正な秩序と、崇高な理念を構築するべきなのです。

すなわち経済的な利益を追求するための。それだけの自由主義経済では無く。
世界秩序。世界平和を守るための自由主義経済であるべきなのです。
それこそが新しい時代の世界経済の形である。と言うのが私の結論になります。


と言うわけで。
本日の話題は、これらに関する話で御座います。
それでは参りましょう^^

まず最初に今しがた書いた事。
軍事の暴走を阻止するように、経済の暴走を阻止する事が重要なのです。
ええ。そうですとも。
軍事と同様に経済もまた暴走する危険性がある事を、よくよく理解するべきす。
一昔前に話題となったグローバルスタンダードとは、まさに経済が暴走した結果です。
そして、これは安全保障の観点から断言致します。
あれほどまでに極端なグローバリズムを放置してしまえば。
必ずや世界の秩序は崩壊して、世界中の全てのものが破滅してしまった事でしょう。

それはなぜか?・・・簡単です^^;
グローバルスタンダードと言う経済システムは、あくまでも経済的利益を追求する事。
ただそれ一つを目的に追求されたものであって。
断じて世界秩序。世界平和を構築し、それを維持するためのものでは無かったからです。
ハッキリ言ってしまえば。
世界秩序。世界平和を破壊してでも経済的な利益を追求し続ける事。
それこそがグローバルスタンダードの真実だったのです。


それで、もう少し詳しく説明しますとね。
グローバルスタンダードでの勝者となった富裕層。資本家と言うのは。
自己の利益追求と言う形で経済活動においては責任を自覚しているんですけれど。
それ以外の分野において一切の責任を自覚していないんです。
つまるところ。
莫大な資金。資産と共に、物凄い権力。影響力まで手に入れておきながらも。
そんな彼らは世界秩序。世界平和については極めて無関心なんです。
なぜかと言うと、それは経済的な利益にはならないからです^^;

以前から書いていますが、権利と義務は表裏一体であり。
義務を果たさない者。責任を担わない者に権利。権力は存在しないのです。
これは当たり前の話であって、まったくもって常識的な話である分だけ。
この基本原則が成立しなかった場合。
一切の例外なく。あらゆるものが破綻する以外には無いんです。
だから、グローバルスタンダードは必ず破綻する。

一番の金持ちで一番の権力者だと言うのならば、一番の責任を自覚するべきはずなのに。
自分の利益にならない。経済的な利益にならない。と言う陳腐な理由だけで。
世界秩序。世界平和に対して無関心。無頓着。無責任な態度をしているんです。
・・・そりゃあね。
そんな状態が続いたら、容赦なく世界全体が不安定化するのは当然の事です。

改めて申し上げます。
グローバルスタンダードには世界平和と言う理念が存在しないんです。
なぜならば、グローバルスタンダードは経済分野でしか通用しない論理であり。
経済的な利益のみを最大限に効率化。合理化してしまったがために。
それ以外の全ての物事。
経済的な利益以外のあらゆる事象は無意味で無価値だと切り捨てられるからです。
そして、その切り捨てられた中に世界平和も含まれている・・・わけです。


それで、この点に関する具体例として。
今まで書いてきたアメリカを例題として話を進めていきますとね。

既に述べたようにアメリカもまたグローバルスタンダード。
物凄く極端なグローバリズムによって過剰。異常なまでの対外的な経済活動。
投資資金や生産拠点の移転で急速にアメリカ国内経済が空洞化していたんです。
それで、です。
対外的な形で利益を獲得する手段を持っている人達にとってはね^^;
それでも問題は無かったかもしれませんけれど。
そんな手段を持ち合わせていない大多数の人々にとっては、
情け容赦なく国民生活の水準が下がり続ける。と言う恐るべき状況だったんです。

それで、この危機的な状況については。
アメリカ経済全体を見るだけでは、正確にはわかりません。
なぜならば、アメリカは貧富の差が大きく。一般国民の日常生活と言うのは。
アメリカ経済全体から見れば極々わずかで、とても正確には把握出来ないからです。
また、把握出来なかったからこそ。
誰にとっても予想外な大統領として、ドナルド・トランプが選ばれたのです。

うん。この話は一応の筋が通っているかと思います^^
アメリカ経済全体から見れば一部でしかないものがアメリカ国民の大多数であり。
民主主義における政治的な民意。総意であると言う矛盾。
その矛盾が自浄作用として発揮された。と私は個人的に考えております。

そのトランプさんが大型減税などにより生産拠点をアメリカ国内に戻した。
対外的に流出し過ぎたアメリカの経済力をアメリカ国内に戻したのです。
これは本当に英断でしたね^^
このトランプ大統領の決断こそが、傾きかけたアメリカを救ったのです。


それで、これらの話を前提として本日の本題に戻りますと。
この事実から判断するのならば、あまりにも極端過ぎるグローバリズム。
グローバルスタンダードは、アメリカ合衆国すら滅ぼす可能性があった。
・・・と言う事で御座います。
それこそアルカイダやイスラム国のようなテロリストなどを遥かに上回るような。
とてつもなく恐るべき脅威だったわけですね^^;

これは安全保障の立場から申し上げる事なんですけど・・・。
グローバルスタンダードの罪深いところは、秩序と平和を担う国家を否定し。
安全保障体制の一切合切を無駄なものだ。として排除しようとした事にあります。
うん。そうですね。
経済的な利益の追求と言う一つの目的に対する最大限の効率化。合理化。
それがグローバルスタンダードの理念だったわけです。
そのために各国の軍事戦略。安全保障戦略ですら無用なものだ。
自由な経済活動を阻害する要因であるとして排除してしまったのです。

それで言うまでも無い事ですが。
世界各国の軍事戦略。安全保障戦略とは世界の秩序であり、
世界の平和を維持するためのものです。
それにもかかわらず、無分別なほどに経済活動を最優先とするあまり。
それらの全てが無駄だ。と断じたのがグローバルスタンダードなのだとすれば。
まさに経済が暴走した事により各国の安全保障戦略。
世界各地における安全保障体制が片っ端から破壊されてしまったのです。


異常なまでに対外投資を優先した結果。アメリカ国内経済が空洞化した事。
同じく私達日本も中国や韓国を優先して、国内経済を犠牲にしてしまった事。
日米両国。どちらの場合であっても。
これは、経済が暴走した。と表現する以外には無いだろう。と私は思います。

それで、このような問題を繰り返さないようにするためには。
経済が暴走しないように、しっかりと経済活動を管理する必要があります。
最初に書いたように公正で公平な環境を構築した上での自由な経済活動とする事。
そのために世界経済におけるルールを明確とする事です。

このルールについて、経済活動を阻害するものだ。と批判する人と言うのは。
失礼ながら不見識である。と言う以外にはありません。
確認しておきますよ?
グローバルスタンダードと言う極端すぎるグローバリズムによって。
日本の国内経済。アメリカの国内経済が空洞化した挙句。
それぞれの国民生活が破綻しかけたのです。
日本とアメリカ。
この二つの国家が傾いてしまったら、世界もまた傾きます。
・・・それが第三次世界大戦の引き金になったとしても、私は不思議に思いません。

経済が暴走した結果。世界が滅びかけた。
これは一つの確固たる事実として全ての経済人は理解するべきだと思います。
んー。ハッキリと申し上げます。
あらゆる経済活動を阻害する事は悪である。などと言う主張は無分別で無責任です。
無法に近い経済活動を放置して、暴走させた挙句に世界が滅んだら本末転倒です。
いくらお金を稼いでも、世界が滅んだら意味無いじゃん・・・です^^;


だからね。このブログでも長々と。ずーっと言い続けている事なんですけど。
経済戦略や軍事戦略の上に安全保障戦略があるんです^^;
その安全保障戦略よりも上に経済戦略が軍事戦略を置いたら、必ず失敗します。
なぜならば。
それこそが権力の乱用であり、暴走した状態そのものであるからです。

かつてのグローバルスタンダードの主張とは、その典型例だと言えます。
安全保障戦略よりも経済戦略を優先してしまった時点で。
つまりは、世界秩序や世界平和よりも経済活動を優先してしまった時点で。
必ず失敗して全てが破綻する事と言うのは、最初の段階から決まっていたんです。
この一番基本的な点について。
警鐘を述べる事が出来なかった全て経済人の方々は恥じるべきだと思います。


そして、これらの事実について考えるのならばね。
やはり決められたルールの中で自由な経済活動を行う事こそが。
本当の意味での自由主義経済であるだろう。と私個人は思いますし。
そのルールを決めるのは経済活動を行う経済人では無くて。
あくまでも世界秩序。世界平和を守るために尽力する人々。
各国に安全保障戦略。世界各地の安全保障体制を担う国家機関こそが。
世界経済における基本的なルールを定めるべきである。と私は思います。

そして、その中心となるのが世界の超大国であるアメリカ合衆国だ。と、
そのように私は考えている次第で御座います。うん^^;


まあ、ともかく。
それくらいに一昔前の世界と言うのは、本当に危機的な状況だったんです^^;
このような間違いを二度と繰り返してはならない。
先のグローバルスタンダードのように経済を暴走させてはならない。
権力。影響力を担う人は同時に世界秩序。世界平和に対しても責任を背負うべきです。

経済人。経済学者。資本家。富裕層。
仮にどれほど彼らが経済的な利益を保有していたのだとしても。
どれだけお金持ちで、リッチな生活をしている人だったのだとしてもね^^;
世界秩序。世界平和に対して責任を背負わない時点で、彼らを世界の中心とする事。
経済的な利益。自分の利益しか頭に無い輩に権力。影響力を持たせてしまう事。
そのような無責任な形で世界が動く事だけは、絶対に避けなければならないのです。

では、どうすれば良いのか?
それは世界秩序。世界平和を担う国家こそが世界経済におけるルールを定め。
経済の暴走を未然に阻止する事であり。
あくまでも安全保障戦略の下に経済戦略がある。と言う基本原則を守る事です。
ただのお金持ちが経済のルールを決める事など断じてあってはならない。
そんな事をしては再び経済は暴走し、世界は傾く事になってしまうでしょう。


あの、ですねぇ。

昨今の世界情勢では。
自由主義経済を大義名分として、経済的な利益追求を無分別に行う輩に対して。
厳しく監視する目が必要とされています。
つまりは、新しい世界秩序が要求されているんです。

残念ながら従来の世界秩序は既に機能しておりません。
もしも機能していれば、これほどまでに世界が混乱する事も無かった。
あれほどまでに極端なグローバリズム。
グローバルスタンダードが我が物顔で世界中を席巻する事も無かったでしょう。
それゆえに、です。
従来の世界秩序を前提として影響力を拡大させよう。との思考は甘いのです。
旧体制依然の形骸化した世界秩序に代わる新しい世界秩序こそ。
今の世界では求められているんです。

そして、そうであればこそのアメリカ合衆国なのです。
今この時にあって世界の超大国が世界を導かずして、一体誰が世界を導くのか。
グローバルスタンダードを打倒し、自国経済を立て直したのは見事でした^^

しかし、次の一手として。
新しい時代に適応した世界秩序を構築する事。
アメリカが中心となって世界経済。ひいては世界秩序。世界平和のためのルール。
世界規模での安全保障戦略。安全保障体制を構築する事。
また、それを前提とした自由な経済活動こそが本当の自由主義経済だと主張する事。
それこそが世界の超大国に求められている責任であり、役割であるはずです。

決して経済的利益のみを追求するような。そのために世界平和を蔑ろにするような。
そんな金の亡者どもに世界の命運を託してはなりません!
本当に世界秩序。世界平和を守っているのは、一体どこの誰であるのか。
その真実を今こそ世界中の全ての人々に示すべき時なのです。


とまあ、今回はこれで切り上げると致しましょう。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[2回]

PR
31 . December
と言うわけで^^;
前回はグチを並べ立てるような、情けない文面だったわけですけど。
まあねぇ。
こんな情けない気持ちを、もう何年も引きずって政治云々を語っておりますけど。
一向に改善される兆しと言うものが、見えないので御座います^^;

謙虚を通り越して、自己嫌悪にまで近い気持ちであるとすれば。
まあ、私のその性根こそが最も卑しいものと言う事なのでしょうねぇ・・・。


んー。まあ、ちょっと妄想じみた話ですけれど。
もしも前世と言うものがあるとすれば、よっぽど私は悪い事をしたんでしょう。
その罪悪感が自己嫌悪になっている・・・のかもしれません。
経済が苦手と言い続けてきましたが、実はお給料を頂く時ですら。
言いしれぬ罪悪感を感じてしまう私だったりするのです。
・・・いや、もうコレって病気か何かですよねぇ。ナハハハ^^;

でも、もし仮に。
前世の私が安全保障の知識を悪用したとすれば、私は文字通りの世界の敵。
まさしく世紀の大悪党だったはずで御座います。。
本来ならば地獄に落ちるべきはずの人間が、なぜこの世界で生きているのでしょう?

うーん。なんだかよくわかりませんね。私は頭が悪いのでわかりません^^;


とまあ、私の話などはともかくと致しまして^^;
さて。とうとう2016年最後の日。大晦日となってしまいました。
本当なら、世界全体を大まかに話題にしようと思っていたのですけれども。
来年の事を考えて、グローバリズムに関する思想について。
それを改めて話題にさせて頂きたいと思います。それでは参りましょう^^

それでは最初に、こちらをご覧下さい。
http://www.sankei.com/world/news/161231/wor1612310015-n1.html

こちらは産経さんの記事で、今年の総括に関する内容が書かれております。
それで、ですねぇ。
正直な事を申し上げますと、この産経さんの主張について私は同意出来ないんです。
失礼して一部抜粋させて頂きますとね。

「各国が自国の利益のみを優先し続ければ、衝突に至ることは歴史が示す通りである。
統合、協調、グローバル化に向かってきた国際社会の結束の乱れは、けっして有益ではない」

・・・と言う事が冒頭に書かれていたりするんですが。
もし万が一に。
この主張が国際社会におけるグローバリズムの基本見解なのだとすれば、
私はグローバリズムを全面的に否定するところで御座います。

なぜか?と言いますとね。
この産経さんの記事の主張を額面通りに受け取るのだとすれば、
グローバリズムの発展によって国家間の対立が無くなる。
ひいては戦争が無くなる。・・・と言う主張になるだろうと思うんです。
それで大変失礼ではありますが、はっきりと断言させて頂きます。
これは間違いです。

どれほどグローバリズムを発展させようとも、国家間の対立が無くなる事はありません。
百歩譲って。
国家と言う概念が消滅して、世界が統一されるような事態になったのだとしても。
必ず対立。争いは生まれるし、戦争は発生する。・・・これらが無くなる事はありえない。
私どものような安全保障を司る立場の基本見解とは、つまりはコレです。


あの・・・この記事と言うか。主張をされている誰かさん。
いやまあ、誰が書いているのか。名前が・・・書かれていないみたいですけど^^;
この主張の根底には人道主義的。博愛主義的な理想があるのだろうと思います。
グローバルスタンダードにより全ての対立。争いが消滅する。と、
それにより理想の世界が出現する。・・・と言う思想があるのだろうと思います。

それで、その理想についてまで私は否定しません。
でも、それを政治の舞台にまで持ってくるのは、申し訳ありませんが非常識です。


うん。どうか悪く思わないで下さいませね。
私が、これほどまでに厳しく批判するのは、それなりの理由あっての事です。
と言うのも、そのような夢物語の理想論。
完全に現実を無視した机上の空論を大真面目に実行した挙句に。
跡形もなく滅亡した国家が世界中に存在する。と言う純然たる事実があるからです。

ほら。このブログでもドイツの話題を書きましたでしょう?
ドイツの積極的な難民の受け入れが、ドイツ一国だけではなく。
EU全体で行われたがために。近い将来に必ずやEUは崩壊する。と言う話です。
本当ならドイツ一国だけで終わるはずの問題を、過度なグローバル化がEU全体。
ヨーロッパ全体にまで及ぶ大問題にしてしまった。
グローバル化による密接な国家関係が仇になってしまった。・・・ってね。

このようにグローバリズムとて完璧では無いんです。
右派。保守。ナショナリズムと同じ程度には不完全なものなんです。
にもかかわらず。
さもグローバル化。グロバーリズムこそが絶対的に正しい。
これによって理想の世界が確立される・・・かのような主張と言うのは非常識であり。
まったくもって無責任なものである。と私には思われてなりません。


あのね。

思想と言うのは、所詮は単なるロジック。理屈であり。理論程度のものです。
そんな程度のもので理想の世界が実現する。などと言う事は絶対にありえません。
それでは、典型的な頭の良いバカだ。と表現する以外には無いと思います。
理想の世界を実現させる方法と言うのは、一つしかないと私は考えています。
それは、そこに生きる人の意思であり人の心です。

机上の空論のような、現実を見ていない人の典型と言うのは。
全てを頭の中だけで考えている事にあります。
目の前にいる人々。現実に生きている人々を見ていない事にあります。
政治とは、常に現実を見定めて行うものです。
現実に生きている人々を直視せずしては、決して政治を行う事など出来ません。


えーと。グローバリズムによって競争が強化されて、企業努力による技術の発展。
文化や文明の発展が期待出来る。と言う主張であれば私は賛成です。
実際に他国の異文化と交流する事は、とても刺激的な事だと思いますからね^^

ただ。グローバリズムが平和と安定。
この記事の場合では、協調と和解が実現する。と考えるのは危険です。
仮にそれが実現するとすれば、それは人の意思なのであって。
断じてグローバリズムの理論が平和をもたらすわけではない。

・・・そんなシステム化された平和が簡単に手に入るのならば。
そもそも政治も。安全保障もいらないでしょうに^^;

平和の実現とは、常にその国家。その地域。世界に生きる人々の意思であり。
世界の平和に向けて行われる人々の努力以外にはありえません。
理論如きで平和が実現する。などと考えるのは知識人。有識者の傲慢です。
この世界は。人の心は、そんなに単純に出来ているわけではないからです。


あの、ですねぇ。
助け合いとなれ合いは違うんです。協力する事と依存する事は違うんです。
えーと。今しがた調べましたが^^;
『和して同ぜず』と言う言葉があります。

先の日ロ首脳会談で、やたらと私は対等関係について言及しましたでしょう?
日本とロシアは対等の関係である事。
どちらかがどちらかに依存するような、なれ合いの関係では無い事。
その点を極めて強く私は主張しました。

グローバル化。グローバルスタンダード。グローバリズム。
大変結構な事だと思います。よろしい事であると私も思います。

しかし。
国家単位であろうとも、基本的な事は普通の一般的な対人関係と変わりません。
対等であり協力して助け合う。と言う最も基本的かつ最も重要な要素が無ければ。
世界中の、どこの国家のどんな関係であれ必ずや破綻します。
・・・泣き言や屁理屈を並べ立てるような、
そんな甘えた国家など淘汰されて然るべきだからです。
この一点を理解出来るかどうか。それが価値観を共有出来るかどうか。なのです。

ロシアは、これが理解出来る。と私は考えております。
これに対して今の中国や韓国と言うのは、これが理解出来ない。とも私は考えています。
だから、価値観が共有出来る国家と出来ない国家にわかれるんです。


それで、この産経さんの主張と言うのは。
どちらかと言えば中国や韓国が主張している事に酷似しているんです。
つまりは、マトモに現実を見ていない自分勝手な妄想だ。と言う事です。

・・・いや、私も産経さんの記事を引用させてもらっている立場なのでね^^;
本当は、あんまり産経さんを批判したくないんですけれども。
この主張に関してだけは、物凄く厳しく批判するところで御座います。
なぜならば、このような妄想が国家を滅ぼすからです。


いや、あの率直に申し上げまして産経さん。産経新聞らしくない記事ですよねぇ。
産経新聞と言うのは右派。保守を自称するメディアだと思っていたので。
もう左翼どころか。極左思想のような主張。
グローバリズムこそが絶対的に正しく、全ての問題を解決する。と言わんばかりの。
こんな物凄い記事が出てくるとは思ってもいなかったです。

しつこいようですが、右翼と左翼は対立関係であると同時に相互に補完する関係です。
だから、左翼が正しくて右翼が間違っている。と言う主張は論理破綻しているんです。
グローバリズム万能論なんか主張したらダメです!

んー。何かの手違い?・・・なのかもしれませんねぇ。
産経さんは、いつもはもっとマトモですからね。ちょっと手違いがあったんでしょう。
いや、私も一瞬。朝日新聞かと思いましたもん^^;



あの、実はですねぇ。
これとは別の記事。藤井厳喜さんが書かれた記事があるんです。
http://www.sankei.com/world/news/161230/wor1612300015-n3.html

こちらの記事の方が、よほど産経さんらしい記事ですね^^
内容的にもちゃんと妥当性がありますし、常識的で良識的です。
今回に話題としたようにグローバリズムが善で、反グローバリズムが悪だ。みたいな。
そんなレベルの低い内容とは雲泥の差があります。
しっかりと現実を見て記事が書かれておられると思います。

なので、やっぱり手違いだったのかもしれませんねぇ。
でもまあ、悪い見本として反面教師にする意味もありますので。
今回は、あえて話題にさせて頂きました。
・・・産経さんには申し訳ない事をしてしまいました。
決して産経さんを貶める意思があって、今回の話題を書いたわけではないのです。
その点だけは、どうか信じて下さいませ。



と、言うわけで今年はこれで終わりで御座います^^;
来年はいよいよ2017年。
2016年が予想外に安定してしまったので、その分だけ来年は激動の一年になります。
ですが、決して悲観する事は無いと思います^^
正しい人々の意思と心があるのならば、必ずや全ての困難を乗り越える事が出来ます。
うん。そうですね。
私が当初に予想していたよりも、ずっと世界情勢は良い方向に動いております^^

日本国民が一致団結して、日本の平和と未来を守って参りましょう^^


それでは本日もまた失礼致しました。それでは皆々様。良いお年を^^

拍手[1回]

30 . December
えーと。前回ではグローバリズムの是正。
その反動でナショナリズムの価値観が復活する。と言う話でしたね。
あの・・・やっぱりね。そう考えるのが妥当だろうなぁ。と思います。

いや、私も右派。保守の人間ですのでね^^;
ナショナリズムの良い点もわかりますし、逆に悪い点もわかるんです。
だから、ナショナリズムの復活が必ずしも良いとは言いませんけれども・・・。
でも、今現在の偏り過ぎたグローバリズムについては断固として否定します。

んー。何度でも言いますけれども。
国家。国民。国益を犠牲にしてまで、外需獲得を目指す事。
一般国民の日常生活を犠牲にするようなグローバルスタンダードは間違っています。
国民生活を犠牲にしなければ、世界経済の国際競争に勝てない。・・・のであれば。
それは諦めるべきものだと思います。


うーん。恥を忍んで、私の経済哲学みたいな事を書かせて頂きますけれどもね^^;

国際社会の市場競争。価格競争で勝てないからダメだ。
・・・と言うのも経済の一つの常識である事は間違いありません。

ですが、世界経済においては、特定の分野だけが産業であるわけではありません。
ありとあらゆる分野にチャンスはあるはずですし。
得意な分野を見つける事は、十分に可能であるはずなんです。

国民生活を守りながら、それでもなお世界経済で戦える手段。方法。
そのような分野が必ずあるはずなんです。
もし仮に。
どうしても無い。と言うのであれば、新しく作れば良いだけの話です。
うん。そうですね。
世界中の全ての国家に、そのチャンスは与えられているはずです。

それが自由主義経済の利点であり、美徳であるからです。


あらゆるものに対してチャレンジを行って、チャンスを見つけて掴み取る。
そのための努力を惜しまず前に向かって進み続ける事。
それが競争の原理を前提とした経済活動の理念である。と私は考えています。

国家。国民。国益まで犠牲にしなければ勝てないような分野であるのならば。
それらを犠牲にしないために、潔く諦めるべきです。
一番大切なものを犠牲にしてまで、固執する必要性などありません。
国家。国民。国益を守るために勝てる分野を。新しい産業を。
新しい経済体系を作り上げればよろしいのです。
・・・僭越ながら、はっきりと断言させて頂きますけど。
私達日本は、そうやって今日の経済大国となったはずで御座います。

ですから、そのための努力を惜しみ、そのリスクを恐れるがあまり。
自国民を平気で犠牲にするような国家に、未来などあるはずが無い。
そんなことをしていたら、日本と言う国家が滅びてしまうんです。



あの・・・こんな事を言うのもアレなんですけれど。
経済が苦手な私が、こんな基本的な事を主張しなければならない程度には。
失礼ですけれど、今の日本の経済界と言うのは、ちょっとレベルが低いかと思います。
んー。やっぱりね。
経営コンサルタントとか。色々と経済でアドバイスする人とか色々いますけど。
ナショナリズムの復活。と言うか。復古する。みたいな事を指摘出来ないと言うのならば。
申し訳ないですけれど、その方々ってイマイチだと思います^^;

そりゃあ私はね。専門が安全保障ですから。
世界情勢の動向に敏感ですし、そうじゃなかったらやっていけませんけど^^;
経済の側面からでも、このような動き。時勢の変化を見極めるって、
そんなに難しい話じゃなかったはずです。


目先の損得だけで物事の良し悪しを決めるような人は、はっきり言って二流。三流です。
そんな人は、失礼ですが人の上に立つ資格はありません。
常により先を見据えて行動する事を心掛ける事こそが重要なのです。
これから先の時代の変化と言うのは、そのような二流三流の方々を。
容赦なく選別されていく時代となるだろうと私は考えております。

そんなわけだから・・・真面目にやって下さいませ。
こういう時代の変化。
世の中が大きく変わろうとしている時に、一生懸命頑張れない人はダメです。

まあ、確かにね。
安定と調和と言う状況とは、ほど遠い時代になっていきますけれども。
でも、それは同時に頑張れば頑張った分だけ評価される時代でもあるんです。
まさしくピンチはチャンスでもあるのです^^
今この時こそ困難に立ち向かわずして、断じて勝利と栄光を手にする事は出来ません。
繰り返しますが、そうやって私達日本は経済大国となったはずです。
そして、過去の先人達に出来て、今の私達に出来ない道理は無いはずです。



「経済とは経世済民の思想にして、すなわち武士道なり」

以前にパパッと思い付きで書いたような事ですけれども。
どうやら経済に対する私の立場と言うのは、この一言であるみたいです^^;
だから、批判される事を覚悟の上で書かせて頂きました。

うーん。私みたいなバカが経済を語ろうとする日がこようとは・・・。
どうよコレ?^^;
こんな高卒のチンピラ風情が経済を語り出すなんて、ダメだと思います^^;

私だって恥を知る人間ですから、本当は政治も経済も話題にしたくないんですけど。
・・・だから、お願いしますね。本当にさ^^;

ええ。所詮は私などは卑しい輩で御座います。
何十年と日本の経済を支えてきた。みたいな人には及びません。
私如きでは無理なんです。こんなバカに何が出来ると言うのでしょうっ!?^^;
日本の財界。全ての経済人の方々に申し上げます。どうか日本の未来を守って下さい。
日本国民を。未来を生きる子供達を守って下さいませ。
どうか。どうかよろしくお願い致します。



・・・とまあ、こんな感じかな^^;
もうね。ダメですね。私はもうダメだ。何をどうしようと経済の事はわからない。
何年も勉強してきて、こんな有様なんです。情けないったらありゃしない。
ダメだこりゃ!
いやいや、グチばっかりですね。ごめんなさい。いやはや^^;

それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[0回]

07 . September
むむっ!?アメリカの利上げ観測が後退していますね・・・。
市場でも1ドル=101円に円高の動きも見せております。
こちらの記事。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASM7IAA05_X00C16A9000000/?dg=1&nf=1

日経さんの記事でも市場がアメリカの利上げの先送りを意識した。と、
そのような内容が書かれております。


うーん。まさか私がアメリカの利上げが重要になると書いた直後に、
こんな正反対の動きが出るとは・・・なんとまあタイミングの悪いのでしょうね^^;

「これからの世界経済にアメリカの利上げが重大な影響を与える」

・・・などと偉そうに書いた私のメンツは丸潰れで御座います^^;

いやいや、大変失礼致しました。
たまに経済に関しては今回のようなミラクルが起こる事があるのです。
書いた直後に正反対の動きが出てくる・・・ってね^^;
これだから私は経済を苦手にしているわけです。経済予測って難しいですよねぇ。
まあ、ともかく・・・ごめんっ!どうやら私は間違ったかもしれません。



それでまあ、私の事などよりも早速本日の本題に入りますと、ですねぇ。

今回のように、アメリカの利上げが先送りされるかも。・・・と、
そのような雰囲気が市場に出てきた事には、いくつかの理由が御座います。

まず一つ目は、アメリカ経済の悪化を示す情報が出てきた事。
二つ目は、日銀による追加緩和が行われないかも。との予測があった事。
三つ目は・・・既に話題としたように。
先頃のG20において、あまりにもアメリカの利上げが議題にならなかった事。

うん。まあ、確かに改めて考えましても。
あそこまでG20で話題にならなかった事については、不自然でしたからねぇ。
なので、アメリカの利上げは先送りされるかも。と判断するのも無理からぬ事です。


んー。こんな風に考えますとね。
確かにアメリカの利上げが先送りされる理由はあるんですけど。
でも、ちょっとねぇ。うーん。私には納得し難い部分があるんだよなぁ・・・。

いやまあ、私の経済予測ですのね。話半分くらいで聞いてほしいんですが^^;
今月中に。9月中にアメリカが利上げをする。と言う可能性と言うのは。
まだ捨て切れないんじゃないかなぁ。と私は思うんです。
その理由についても、やはりいくつかあるわけなんですが・・・。


まず建前の理由としてはね。
アメリカは利上げをする事によって金利を正常な状態に戻す事です。
現在のアメリカの金利はリーマンショックなどもあって、極めて低い状態にあります。
これでは金利の上げ下げによる経済政策と言う事が出来ませんので、
これを正常に戻そうとするのは道理で御座います。

でまあ、もう少し踏み込んだ意見を言いますと。
世界の基軸通貨であるドルの価値を引き上げる事によって、
世界経済全体に対するアメリカの主導権を復活させ、アメリカの影響力を確保する。
・・・と言う側面もあるかと思います。
今のアメリカと言うのは軍事において、かつての影響力を失っています。
これを経済の分野で取り戻そう。と考えたとしても不思議な話ではありません。

うん。まずはアメリカの狙いとしては、基本的にはコレであるはずです。
現在のオバマ政権は軍事。安全保障の点では批判される事が多々ありますが。
反対に経済の分野に関しては評価される事が多かったですからね。
なので、これくらいの事は考えているだろうと思います。


それで・・・さらに言いますとね。
これから中国のAIIBが本格的に活動を始める事になります。
・・・まっ。99%くらいは失敗するだろう事は容易に予想出来ますけれども^^;
もし仮に。
今ここでアメリカが利上げを実行した場合には、99%の確率が100%になります。
と言いますのもね。
利上げによって世界中の資金がアメリカに逆流するだろう状況にあって。
そのアメリカが参加しない国際銀行など成功するわけが無いからです。

もっと言いますとAIIBの中核を担う中国の「元」の価値が下がるわけですから。
ただでさえ難しいと言われるAIIBの資金集めが、さらに難しくなります。
つまるところ。
アメリカの利上げによりAIIBを確実に息の根を止める事が出来るんです。


ちなみに。
これらの話は経済では無く安全保障の話で御座います。
・・・いや、そうなんです^^;
私は経済が苦手な分。それを安全保障で穴埋めしてきた人間なんです。
ですので、経済の観点ではわかりませんけど。安全保障の観点から述べるのであれば。
アメリカの9月での利上げと言うは、なかなかに理にかなっていると思うんです。

あの・・・やっぱりね。
今の中国を放置しますと、直接的な軍事衝突が避けられなくなってしまうんです。
まして万が一にもAIIBが軌道に乗る。なんて事になったら、
もう手が付けられなくなってしまいます。
最悪の場合。本気で中国と戦争をする事にもなりかねません。
そんな事態を防ぐためには、今ここで中国に明確な打撃を与える必要がありますし。
それ以外に方法が無いだろう。と言うのが私の個人的な見解で御座います。

んー。やはり後々の事を考えた場合には、今ここで実行しておいた方が。
まず間違いなく都合が良くなるはずだからです。・・・たぶん。
うーん。まあ、経済的な部分では何とも言えないんですけれども^^;
あくまでも安全保障の分野として述べるのならば、私はそうだと思っております。



・・・はぁ~。それにしても、やっぱり経済はダメみたいです。
おバカが無理をして経済を論じても、このザマです。どうか笑って下さいませ^^;


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[1回]

06 . September
さて。前回は、今回のG20では一番中になるはずの話題。
アメリカの利上げに関する中国通貨の話題が出てこなかったのは不自然かも。
・・・と言う話題で御座いましたね。

うん。まあ、そうですねぇ。
今回のG20では、むしろ中心となるべき話題だったはずなのに。
それが一切行われないと言うのは、ちょっと見逃す事が出来ないかと思います。


んー。ちょっと確認として話をしておきますとね。
アメリカの利上げにより世界の基軸通貨であるドルの通貨価値が上がる事。
それと共に世界各国の通貨価値が下がる事。それ自体は別に悪い事ではないんです。
うん。通貨価値が低い方が経済活動には有利ですからね。
特に私達日本などは円安傾向である方が優位である事は間違いので、
日本としては喜ばしい事である。と言う事になります^^

ただし。

このように経済活動が活性化するには一つ条件があります。
と言いますのも、通貨価値が下がる場合におきましては。
その国家の経済に対する信用度が極めて重要になってきます。
この信用度が一定以上で、これならば大丈夫だ。と市場から判断される場合において。
通貨安による経済活動の活性化が見込まれる。・・・と言う事で御座います。

ですので、万が一にも。
信用度が一定以下であり、これはヤバイ。と市場から判断された場合には。
通貨安により経済活動が活性化されるどころか。
逆に通貨安を理由とした経済市場に対する不信。不安感が市場に拡大してしまい、
結果として大規模な資金流出が発生する可能性があります。
ええ。そうですね。
誰でも安全ではない場所に、自分の財産を置いておきたくはありませんからね^^;


でまあ、この前提条件を踏まえまして・・・昨今の世界情勢をご覧下さいませ。

今の世界情勢と言うのは、お世辞にも平和である。とは言えない状況にあります。
また、安定的だ。と表現する事も難しいでしょう。
何しろ平和の象徴みたいな私達日本ですら、
なんやかんやで中国の軍事的恫喝を受けている状況にあるわけですからね^^;
何の心配も無く。これから先もずっと平和だ。と言える国家と言うのは。
この世界には存在しない。と言うのが今の現実で御座います。

それで、ですねぇ。
このように世界情勢が不安定化すると言う事は・・・。
当然ながら経済活動に対するリスクとして市場は判断する事になります。
信頼度はより高いものを。リスクはより低いものを市場は要求するわけです。

世界中。あっちゃこっちゃで、何がどうなるのかわからない。
このような状況では、あらゆる人間がリスクを背負う事を嫌います。
自分の財産。資産を安全な場所へと移動させようとする事は極めて必然的な流れです。
そして、この世界で一番安全な場所。安全な経済はどこか?と考えますと・・・。
言わずもがな。それは他ならぬアメリカ経済である。と言う事になります。
と言うわけで。
リスクが高い経済市場。発展途上国などから投資資金が流出し、
アメリカに向かって資金が流れ込む。と言う逆流現象が発生する可能性があるわけです。


そうなったら・・・さあ大変です。

投資などにより集まっている資金が大量に外部へと流出した場合。
どのような経済市場であろうとも、確実に経済的な混乱が発生する事になります。
そして、その混乱が新たなリスクとして認識されて、さらに資金流出に拍車がかかる。
・・・と言う悪循環が発生する事もまた容易に想像出来ます。
そんな中でアメリカの利上げにより価値が下がっている通貨は、さらに下がって。
最悪の場合。
どこまでも下がり続けて、通貨それ自体が紙クズになるかもしれません。
でまあ、そうなるかもしれない代表格が・・・つまりは、中国の通貨である「元」です。


うん。理屈だけを説明しますと、大体こんな感じになるかと思います。
・・・いやまあ、私は経済が苦手ですので間違っていたら、ごめんなさい^^;


でまあ、ともかく中国の場合はアメリカの利上げが本格化する前の段階。
今現在で既に経済的な混乱があり、中国経済は不安要素が山盛り。てんこ盛りです。
なので、アメリカの利上げがキッカケになるどころか。
そのまま文字通りトドメとなってしまう可能性は、間違いなくあるだろうと思います。
はっきり言いまして。
今の中国経済と言うのは、暢気に経済改革なんてやっている場合じゃないんです。

それでまあ、これが今回のG20の議題になるはずだったんですけれども。
・・・イマイチ議題にはなりませんでしたよね^^;
アメリカの利上げ次第では、一撃で中国経済は即死する可能性すらありえます。
だから・・・なんで話し合われなかったんでしょうねぇ?
まったくもって不思議で御座います。一般人の私如きではわかりません^^;


ああ。ちなみに最後に蛇足ですが、一つ書いておきますと。
最初に書きましたように、私達日本としては何の問題もありません。
アメリカの利上げは、何をどう考えても私達日本にとってプラスになります。
ええ。市場が日本経済を不安視する。と言う事は絶対にありません。
なぜならば、それほどまでに日本の経済は強いからです。
もう難攻不落の要塞みたいに日本経済と言うのは本当に強いのです^^;

ぶっちゃけ。
私個人の意見としては、仮に日本経済がダメなら世界経済はダメだと思います。
だって、日本経済よりも強い経済なんてアメリカ経済以外にありませからね^^;
そんなわけで、日本は大丈夫だと思います。

・・・まっ。あくまでも私個人の意見ですけれどね。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼します。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[1回]

プロフィール
HN:
ササラド
性別:
非公開
P R

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)

新品価格
¥1,037から
(2015/1/27 23:02時点)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

新品価格
¥972から
(2015/1/27 23:12時点)

コレキヨの恋文

新品価格
¥1,728から
(2015/1/27 23:15時点)

Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]