政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 グローバルスタンダードとは、安全保障を無視するほどに経済が暴走した状態の事です。 忍者ブログ
24 . April
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20 . May
いやぁ~。前回は随分と無駄な話が・・・まあ、毎度の事ですけど^^;
でも、前回は特に無駄な話が多かったみたいです。失礼しました。

しかしまあ、間違えなければわからない事。理解出来ない事もありますよねぇ。
前回に書いたように、調子に乗った私が色々と勘違いして空回りした挙句に。
よりにもよってグローバルスタンダードの連中と同じような事を考えた時。
あの連中の何が間違っているのか。
グローバルスタンダードにおいて最大の問題点が何か。それが改めて再確認が出来ました。
だからこそ、前回の最後に書いた世界のルールを構築する必要があるんです。
軍事の暴走を阻止る事と同じように、経済の暴走を阻止するために。です。


いや、これはね。
別に自由主義経済を否定している・・・わけではないんですよ?^^;
ただ自由と無法は違うのです。
今まで書いてきたように、自由とは公正で公平な環境を前提としたものであるべきです。
不公正で不平等な形での自由などは、本当の意味での自由ではありません。
それは単なる無責任であり、無分別でしかない。
自由の前提として法による公正な秩序と、崇高な理念を構築するべきなのです。

すなわち経済的な利益を追求するための。それだけの自由主義経済では無く。
世界秩序。世界平和を守るための自由主義経済であるべきなのです。
それこそが新しい時代の世界経済の形である。と言うのが私の結論になります。


と言うわけで。
本日の話題は、これらに関する話で御座います。
それでは参りましょう^^

まず最初に今しがた書いた事。
軍事の暴走を阻止するように、経済の暴走を阻止する事が重要なのです。
ええ。そうですとも。
軍事と同様に経済もまた暴走する危険性がある事を、よくよく理解するべきす。
一昔前に話題となったグローバルスタンダードとは、まさに経済が暴走した結果です。
そして、これは安全保障の観点から断言致します。
あれほどまでに極端なグローバリズムを放置してしまえば。
必ずや世界の秩序は崩壊して、世界中の全てのものが破滅してしまった事でしょう。

それはなぜか?・・・簡単です^^;
グローバルスタンダードと言う経済システムは、あくまでも経済的利益を追求する事。
ただそれ一つを目的に追求されたものであって。
断じて世界秩序。世界平和を構築し、それを維持するためのものでは無かったからです。
ハッキリ言ってしまえば。
世界秩序。世界平和を破壊してでも経済的な利益を追求し続ける事。
それこそがグローバルスタンダードの真実だったのです。


それで、もう少し詳しく説明しますとね。
グローバルスタンダードでの勝者となった富裕層。資本家と言うのは。
自己の利益追求と言う形で経済活動においては責任を自覚しているんですけれど。
それ以外の分野において一切の責任を自覚していないんです。
つまるところ。
莫大な資金。資産と共に、物凄い権力。影響力まで手に入れておきながらも。
そんな彼らは世界秩序。世界平和については極めて無関心なんです。
なぜかと言うと、それは経済的な利益にはならないからです^^;

以前から書いていますが、権利と義務は表裏一体であり。
義務を果たさない者。責任を担わない者に権利。権力は存在しないのです。
これは当たり前の話であって、まったくもって常識的な話である分だけ。
この基本原則が成立しなかった場合。
一切の例外なく。あらゆるものが破綻する以外には無いんです。
だから、グローバルスタンダードは必ず破綻する。

一番の金持ちで一番の権力者だと言うのならば、一番の責任を自覚するべきはずなのに。
自分の利益にならない。経済的な利益にならない。と言う陳腐な理由だけで。
世界秩序。世界平和に対して無関心。無頓着。無責任な態度をしているんです。
・・・そりゃあね。
そんな状態が続いたら、容赦なく世界全体が不安定化するのは当然の事です。

改めて申し上げます。
グローバルスタンダードには世界平和と言う理念が存在しないんです。
なぜならば、グローバルスタンダードは経済分野でしか通用しない論理であり。
経済的な利益のみを最大限に効率化。合理化してしまったがために。
それ以外の全ての物事。
経済的な利益以外のあらゆる事象は無意味で無価値だと切り捨てられるからです。
そして、その切り捨てられた中に世界平和も含まれている・・・わけです。


それで、この点に関する具体例として。
今まで書いてきたアメリカを例題として話を進めていきますとね。

既に述べたようにアメリカもまたグローバルスタンダード。
物凄く極端なグローバリズムによって過剰。異常なまでの対外的な経済活動。
投資資金や生産拠点の移転で急速にアメリカ国内経済が空洞化していたんです。
それで、です。
対外的な形で利益を獲得する手段を持っている人達にとってはね^^;
それでも問題は無かったかもしれませんけれど。
そんな手段を持ち合わせていない大多数の人々にとっては、
情け容赦なく国民生活の水準が下がり続ける。と言う恐るべき状況だったんです。

それで、この危機的な状況については。
アメリカ経済全体を見るだけでは、正確にはわかりません。
なぜならば、アメリカは貧富の差が大きく。一般国民の日常生活と言うのは。
アメリカ経済全体から見れば極々わずかで、とても正確には把握出来ないからです。
また、把握出来なかったからこそ。
誰にとっても予想外な大統領として、ドナルド・トランプが選ばれたのです。

うん。この話は一応の筋が通っているかと思います^^
アメリカ経済全体から見れば一部でしかないものがアメリカ国民の大多数であり。
民主主義における政治的な民意。総意であると言う矛盾。
その矛盾が自浄作用として発揮された。と私は個人的に考えております。

そのトランプさんが大型減税などにより生産拠点をアメリカ国内に戻した。
対外的に流出し過ぎたアメリカの経済力をアメリカ国内に戻したのです。
これは本当に英断でしたね^^
このトランプ大統領の決断こそが、傾きかけたアメリカを救ったのです。


それで、これらの話を前提として本日の本題に戻りますと。
この事実から判断するのならば、あまりにも極端過ぎるグローバリズム。
グローバルスタンダードは、アメリカ合衆国すら滅ぼす可能性があった。
・・・と言う事で御座います。
それこそアルカイダやイスラム国のようなテロリストなどを遥かに上回るような。
とてつもなく恐るべき脅威だったわけですね^^;

これは安全保障の立場から申し上げる事なんですけど・・・。
グローバルスタンダードの罪深いところは、秩序と平和を担う国家を否定し。
安全保障体制の一切合切を無駄なものだ。として排除しようとした事にあります。
うん。そうですね。
経済的な利益の追求と言う一つの目的に対する最大限の効率化。合理化。
それがグローバルスタンダードの理念だったわけです。
そのために各国の軍事戦略。安全保障戦略ですら無用なものだ。
自由な経済活動を阻害する要因であるとして排除してしまったのです。

それで言うまでも無い事ですが。
世界各国の軍事戦略。安全保障戦略とは世界の秩序であり、
世界の平和を維持するためのものです。
それにもかかわらず、無分別なほどに経済活動を最優先とするあまり。
それらの全てが無駄だ。と断じたのがグローバルスタンダードなのだとすれば。
まさに経済が暴走した事により各国の安全保障戦略。
世界各地における安全保障体制が片っ端から破壊されてしまったのです。


異常なまでに対外投資を優先した結果。アメリカ国内経済が空洞化した事。
同じく私達日本も中国や韓国を優先して、国内経済を犠牲にしてしまった事。
日米両国。どちらの場合であっても。
これは、経済が暴走した。と表現する以外には無いだろう。と私は思います。

それで、このような問題を繰り返さないようにするためには。
経済が暴走しないように、しっかりと経済活動を管理する必要があります。
最初に書いたように公正で公平な環境を構築した上での自由な経済活動とする事。
そのために世界経済におけるルールを明確とする事です。

このルールについて、経済活動を阻害するものだ。と批判する人と言うのは。
失礼ながら不見識である。と言う以外にはありません。
確認しておきますよ?
グローバルスタンダードと言う極端すぎるグローバリズムによって。
日本の国内経済。アメリカの国内経済が空洞化した挙句。
それぞれの国民生活が破綻しかけたのです。
日本とアメリカ。
この二つの国家が傾いてしまったら、世界もまた傾きます。
・・・それが第三次世界大戦の引き金になったとしても、私は不思議に思いません。

経済が暴走した結果。世界が滅びかけた。
これは一つの確固たる事実として全ての経済人は理解するべきだと思います。
んー。ハッキリと申し上げます。
あらゆる経済活動を阻害する事は悪である。などと言う主張は無分別で無責任です。
無法に近い経済活動を放置して、暴走させた挙句に世界が滅んだら本末転倒です。
いくらお金を稼いでも、世界が滅んだら意味無いじゃん・・・です^^;


だからね。このブログでも長々と。ずーっと言い続けている事なんですけど。
経済戦略や軍事戦略の上に安全保障戦略があるんです^^;
その安全保障戦略よりも上に経済戦略が軍事戦略を置いたら、必ず失敗します。
なぜならば。
それこそが権力の乱用であり、暴走した状態そのものであるからです。

かつてのグローバルスタンダードの主張とは、その典型例だと言えます。
安全保障戦略よりも経済戦略を優先してしまった時点で。
つまりは、世界秩序や世界平和よりも経済活動を優先してしまった時点で。
必ず失敗して全てが破綻する事と言うのは、最初の段階から決まっていたんです。
この一番基本的な点について。
警鐘を述べる事が出来なかった全て経済人の方々は恥じるべきだと思います。


そして、これらの事実について考えるのならばね。
やはり決められたルールの中で自由な経済活動を行う事こそが。
本当の意味での自由主義経済であるだろう。と私個人は思いますし。
そのルールを決めるのは経済活動を行う経済人では無くて。
あくまでも世界秩序。世界平和を守るために尽力する人々。
各国に安全保障戦略。世界各地の安全保障体制を担う国家機関こそが。
世界経済における基本的なルールを定めるべきである。と私は思います。

そして、その中心となるのが世界の超大国であるアメリカ合衆国だ。と、
そのように私は考えている次第で御座います。うん^^;


まあ、ともかく。
それくらいに一昔前の世界と言うのは、本当に危機的な状況だったんです^^;
このような間違いを二度と繰り返してはならない。
先のグローバルスタンダードのように経済を暴走させてはならない。
権力。影響力を担う人は同時に世界秩序。世界平和に対しても責任を背負うべきです。

経済人。経済学者。資本家。富裕層。
仮にどれほど彼らが経済的な利益を保有していたのだとしても。
どれだけお金持ちで、リッチな生活をしている人だったのだとしてもね^^;
世界秩序。世界平和に対して責任を背負わない時点で、彼らを世界の中心とする事。
経済的な利益。自分の利益しか頭に無い輩に権力。影響力を持たせてしまう事。
そのような無責任な形で世界が動く事だけは、絶対に避けなければならないのです。

では、どうすれば良いのか?
それは世界秩序。世界平和を担う国家こそが世界経済におけるルールを定め。
経済の暴走を未然に阻止する事であり。
あくまでも安全保障戦略の下に経済戦略がある。と言う基本原則を守る事です。
ただのお金持ちが経済のルールを決める事など断じてあってはならない。
そんな事をしては再び経済は暴走し、世界は傾く事になってしまうでしょう。


あの、ですねぇ。

昨今の世界情勢では。
自由主義経済を大義名分として、経済的な利益追求を無分別に行う輩に対して。
厳しく監視する目が必要とされています。
つまりは、新しい世界秩序が要求されているんです。

残念ながら従来の世界秩序は既に機能しておりません。
もしも機能していれば、これほどまでに世界が混乱する事も無かった。
あれほどまでに極端なグローバリズム。
グローバルスタンダードが我が物顔で世界中を席巻する事も無かったでしょう。
それゆえに、です。
従来の世界秩序を前提として影響力を拡大させよう。との思考は甘いのです。
旧体制依然の形骸化した世界秩序に代わる新しい世界秩序こそ。
今の世界では求められているんです。

そして、そうであればこそのアメリカ合衆国なのです。
今この時にあって世界の超大国が世界を導かずして、一体誰が世界を導くのか。
グローバルスタンダードを打倒し、自国経済を立て直したのは見事でした^^

しかし、次の一手として。
新しい時代に適応した世界秩序を構築する事。
アメリカが中心となって世界経済。ひいては世界秩序。世界平和のためのルール。
世界規模での安全保障戦略。安全保障体制を構築する事。
また、それを前提とした自由な経済活動こそが本当の自由主義経済だと主張する事。
それこそが世界の超大国に求められている責任であり、役割であるはずです。

決して経済的利益のみを追求するような。そのために世界平和を蔑ろにするような。
そんな金の亡者どもに世界の命運を託してはなりません!
本当に世界秩序。世界平和を守っているのは、一体どこの誰であるのか。
その真実を今こそ世界中の全ての人々に示すべき時なのです。


とまあ、今回はこれで切り上げると致しましょう。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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