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27 . April
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14 . June
さてさて。前回はヨーロッパ情勢に関する話でしたね。
でまあ、前回にも書きましたけれどヨーロッパの従来の秩序。
EUにしろ。NATOにしろ。それが維持される事は極めて難しいでしょう。

うん。もっと早く適切な対応をしていれば結果も変わったとは思うんですが。
さすがにね。
ちょっと無駄に時間を浪費し過ぎただろうなぁ。と私は思います。
いえ、逆に考えるのならば。
よくぞここまで何もしなかったな。と呆れてしまうくらいです^^;

その原因は・・・やはり誰もが自国の事だけ。経済の事だけしか考えなかった事。
ヨーロッパ全体の事。ヨーロッパの平和の事を考えなかった事にあるでしょう。
他人事ではありますけれど、大変に罪深い事をなされたのではないか。と思います。



うーん。一つだけ書いておきますとね。
グローバルスタンダード。経済至上主義の最大の問題点と言うのは。
秩序。平和のコストがタダである事を前提として実行されている点にあります。

・・・いやまあ、これは冗談じゃなくてね。そのとおりなんです^^;
このブログでも何度も書いていますが、大切な事だから改めて申し上げます。
平和とは、あらゆる人間の必死の努力の果てにようやく手に入る至高の財産です。
何の努力もせず無条件で手に入る平和などと言うものは、この世界には存在しません。
これは政治において一番基本的かつ一番重要な事でもあります。

これを失念して政治家がグローバルスタンダード。経済だけしか考えない。
金勘定しか考えないで政治を実行するなど論外です。レベルが低過ぎて話にならない。
政治と経済は別物です。決して同じものでは無いんです。
一般的な民間人。民間企業と同じ感覚で政治を実行したら失敗するに決まっている。

経済戦略よりも安全保障戦略が優先される事。
金勘定よりも平和を守る方が優先される事など政治の世界では常識です。
これは当選一回目のルーキーさんですら理解しているべき基本中の基本知識です。
知らない。わからない。などと言う事は断じて許されないんです。


だから、こんな事は私も言いたくないんですけどね。
この点を理解していない政治家。政府。国家と言うのは・・・。
三流以下だ。と言われても文句は言えないだろうなぁ。と私は思います。
そして、そんな三流以下となっている国家の代表格が中国。韓国。ドイツになります。
大変失礼ながら。
この三か国は安全保障をまるで考えていないバカ国家だ。と私個人は見ておりますし。
滅びるべくして滅びる国家だ。と結論付けるのが極めて妥当だと思う次第で御座います。

うん。いささか・・・と言う以上にね。自分達の無知を恥じるべきだと思います。
他の誰でもない。当人達の愚かさゆえに祖国を滅亡させてしまうのですから。



とまあ、それはそれと致しまして本日の話題です。
本日は・・・どうしましょうか^^;

いえ、本当であれば安倍総理がイランを訪問したわけですのでね。
中東情勢に関して話をするべきなんですけれど・・・。
でも、やっぱりヨーロッパに関してもう一声。話題にするべきだと思います。
そんなわけで、今回もまたヨーロッパ情勢です。
それでは参りましょう^^

まず最初に改めて書いておくんですけれどね。
なぜに私がヨーロッパの話を続けるのか?と言いますと。
至極単純にヨーロッパ情勢それ自体が、それほどまでに危機的だと言う事です。
失礼ですが、当事者であるヨーロッパの人々は危機感が無さ過ぎます。

前回の話だけでもね。
本当ならば相当に危機的だ。と言う事は理解出来るはずなんですけど。
それでも理解していない人が多過ぎるんですよねぇ。
うん・・・やっぱりね。ヨーロッパの政治家のレベルが低いと思います。


よろしいですか?ヨーロッパの方々。
前回に書いた内容だけでもね。
ほぼ確実にドイツが崩壊する事は予測出来るんですからね?

単純な経済危機であればドイツは乗り切る事が出来るでしょう。
どれだけ危機が叫ばれようともドイツ銀行が破綻する事は無い。と、
その点については私にも異論はありません。
経済的な要因だけであればドイツは大丈夫だと思います。

しかし、ここで話題にしているのは安全保障です。
安全保障体制の不備により発生する問題は、ドイツは耐えられないでしょう。
いえ、耐えられないどころか。そもそも予測すらしていないだろうと思います^^;
中国市場。アジア市場から叩き出される。なんて。
そのような事を今のドイツ政府は何一つ想定していないでしょうからねぇ。


あの、これはマジなんですからね?
このままの現状を放置し続けた場合。今までのように安全保障を放置し続けて。
それに対する責任。負担を無視し続けた場合には。
冗談でも何でもなくてドイツはアジア市場どころか。世界市場から叩き出されます。
何もせずとも安全保障の恩恵が受けられて。秩序。平和が獲得出来て。
無条件に自由で安定的な経済活動が約束される。
そんな都合の良い時代は、もう終わってしまったからです。

このような世界情勢の変化について、まったく予想もしていなければ。
当然のように何も準備をしていない事。それに対する評価が悲惨の一言なんです


さて。ここでもわかりやすくドイツを例題に出しますけれどね。
そうなってしまった場合。
ドイツが世界経済が叩き出されるような。そんな悲惨な状態になった場合には。
果たしてどうなってしまうのか。わかりますね?
簡単ですよ?物凄く簡単です^^;
ドイツの企業や富裕層が一斉にドイツから逃げ出すんです。

うん。当たり前でしょう?
ドイツにいても世界経済に参加出来ない。安全保障の恩恵が受けられない。
自由で安定的な経済活動が約束されない。
だとしたら。
もうドイツに拠点を置いておく理由なんて無いでしょう?
次々に企業や富裕層が逃げ出して、あっという間にドイツ経済はスッカラカンです^^;

無論。これはドイツのみならず。EU全体が類似例が続出すると思います。
ええ。そうですとも。
NATOに不備が存在する。安全保障体制に不備が存在するとは。
すなわちそのような意味であるからです。
気が付いたら貧乏人と難民だけ。なんて事になっても私は不思議に思いません。


さて。それではもう少し考えてみましょう。
そんな感じで逃げ出した企業や富裕層は、果たしてどこに逃げるのか?
安全保障の恩恵が受けられて、自由で安定的な経済活動が約束されている国家。
そんな国家逃げ込もうとするわけです。
うん。そうです。十中八九。イギリスに逃げ込むと思います。

まあ、イギリスじゃなかったらアメリカになるでしょうけどね^^;
少なくともヨーロッパであれば確実にイギリスになると思います。
イギリスは、既に述べたように日米両国とも軍事的連携を強化しています。
なので、アジア地域における安全保障の恩恵も受けられる。
間違ってもイギリスがアジア市場から叩き出される事はありません。
ならば迷う事は無い。
ドイツ企業はイギリス企業に鞍替えして、アジア市場で利益を獲得を目指すはず。
アジア市場でのシェアを維持しようとするはずです。


・・・ちょっと昔になりますけれど。
いずれ金融街ロンドンが物凄い事になる。と言った理由がコレです^^;
改めて申し上げますが、イギリスとEUであれば圧倒的にイギリスが優位と言うか。
もう八割近くイギリスの勝利が確定している状況です。
ぶっちゃけ。
現時点で大慌てで動いている人と言うのは後続組です^^;
一番早い人は当然のようにブレグジットの前から動いております。

ですから、このような点から考えてもね。
いかに現在のドイツが悲惨な状態であるのか。どうかお察し下さいませ。



・・・いやぁ~。これね。
世界の反対側にいるような。赤の他人の日本人。
しかも何の才も学も無い私みたいなチンピラ風情でも予測出来た事ですのでね^^;
それを当事者であるヨーロッパ人。ドイツ人が予測出来ませんでした。ってさ。
そりゃあ無いでしょうに。・・・ねぇ?

これが予測出来ませんでした。と言うのは、どうしようもないです。
既に書いたように中国や韓国と同レベルだ。と言われても仕方ないと思います。
レベルが低過ぎて話にならないし、実力が低過ぎて協力関係を構築出来ません。
私達日本など世界各国がEUよりもイギリスを選ぶ事について。どうか御理解下さい。



改めて申し上げます。
時代は変わったんです。世界は変わったんです。
今までの常識。慣習。慣例などは通用しなくなるんです。
自由で安定的な経済活動。秩序や平和が守られる事は当たり前じゃなくなります。
この点を何一つ理解せず、何一つ準備しなかった国家は確実に崩壊します。
要するにね。
平和に対するコストを考慮する時代になったんです。
安定的な秩序。平和な状態に対する意味と価値が凄まじく大きくなる時代になるんです。


・・・いや、逆に言えばね。今までが平和に対する価値と言うか。
平和を守る事。つまりは安全保障に対する評価が低過ぎたんですけどね^^;
どんなに平和を無視して経済活動をしたところで戦争になる事は無い。と、
そんな幻想の中で実行されたのがグローバルスタンダードなわけであり。
それによって世界の秩序。世界の平和が徹底的に破壊されてしまったんです。
であればこそ。
平和の価値が物凄く大きなものになったんです。

今までのように税金が低い。経済的な優遇が得られる。と、
それだけで資金が集まるような時代は終わるんです。
なぜならば。
戦争が起こって全てがパーになる可能性が物凄く大きくなったからです^^;

だから、これからは税金が高くても。経済的な優遇が存在しなくても。
安全保障の恩恵が受けられて、秩序と平和が存在し、自由で安定的な経済活動が出来る事。
それこそが世界経済において最も価値のあるものに変わるんです。



そんなわけで。
今まで安全保障を何にもやらず。平和に対しても何の努力もしなかった国家は。
もうどうしようもないくらいにまでボロボロのズタボロになっていくだろうなぁ。と、
そのように私は考えております。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^

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11 . June
と言うわけで。
前回は中国情勢。アジア情勢の変化からドイツ。ヨーロッパの話でした。
うん。まあ、そうですねぇ。
今現在のドイツを含めたヨーロッパ情勢と言うのは非常に悪いと思います。
アジアを含めた世界全体が変化しようとしている最中にあって。
まったくもって対応出来ておりません。これは致命的だと私は考えています。

このブログでも書いてきた事ですけれど。
従来通りの慣例。慣習がこれから先も無条件に続く。と言う事は無いんです。
従来の秩序を前提としている権力構造。利権構造。社会構造。経済構造と言うのは。
当然ながら、その秩序が破綻した時点で。それら全てが破綻する事になるんです。


・・・いや、これはね。そんなに難しい話じゃないんですけれどね^^;
グローバルスタンダードのみならず世界経済は世界秩序。世界平和を前提として。
その上で成立するもので御座います。
秩序や平和を無視した経済活動それ自体がナンセンスです。
であればこそ、経済戦略の上に安全保障戦略が存在するのは当たり前の事です。
こんな単純明快にして子供でも分かるような事がわからないなど。
しかもそれが国民から国家権力を信託されたはずの政治家であるなど断じて許されない。

現在のヨーロッパの情勢を見る限りドイツのみならずね。
今のヨーロッパの政治家の大多数が、これに該当するのではないか?・・・と、
そのように私には思われてならないんです。
・・・ハッキリ言いますが、政治家として非常にレベルが低いと思います。


前回に私はイギリスとドイツを比較しましたけれどね。
安全保障を重視している国家と重視しない国家の差は歴然だったでしょう?^^;
経済力の大小の違いが些細な事だ。とまでは私も言いませんけれど。
でも、経済しか頭に無い国家の未来が悲惨である事は明白だったはずであり。
そのような愚かな国家を、これからの国際社会では一人前とは認められないんです。

・・・ほら。一昔前の私達日本がそうだったでしょう?^^;
日本はお金しか出さない。安全保障の責任を背負わない。として、
経済大国であるはずの私達日本は、それに反して国際的な地位は低かったんです。
でも、それは当たり前だと思うんです。
安全保障を背負う事の責任。平和を守る事の責任は、それほどまでに重いからです。

これからの世界。新しい時代では、この点が重要視されていく事になります。
いくらお金を稼いだのか。と言う事よりも、どれだけ平和を守っているのか。
その点こそが国際社会で第一に評価される時代に変わっていくr・・・わけです^^;



それでまあ、本日の話題なんですけれどね。
もう少し前回の続きと言うか。ヨーロッパの安全保障について。
今現在にドイツを含めたヨーロッパ情勢がどうなっているのか。
それに関する話を書かせて頂きたいと思います。それでは参りましょう^^


と言うわけで、まず最初に一つ書いておきたいんですけどね。
誤解しないで欲しいんですけど、別に私はドイツを嫌っているわけじゃ無いんです。
それどころか個人的にはドイツに対して一定の敬意を持っていたくらいです^^;

ですが、それを否定しなければならないくらいに。
それくらいに昨今のドイツが酷い事もまた事実だと思うんです。
うん。そうですねぇ。
ちゃんとドイツが安全保障をしていれば、何も私だって批判しないんです^^;
ドイツが自国の安全保障。ヨーロッパ全体の安全保障。
さらには中東地域の安全保障にまで対応しようと努力しているのならば。
そこまでしているのなら、私だって何も言いません。
ああ。ドイツは立派な国家だなぁ。と心から尊敬しているはずです。うん^^;


・・・でも、実際は違うでしょう?
中東どころかヨーロッパの安全保障も手を抜いているし。
それどころか自国の安全保障すら怪しい部分があるとなれば・・・これではね。
これでは日本と対等な国家。尊敬出来る国家だ。と判断する事は出来ません。
むしろ。
自分達は安全保障の責任を果たさないくせに、日本の安全保障は利用するのか。
ドイツが中国で利益を獲得するために日中友好。日米同盟は一方的に利用するのに。
ヨーロッパの安全保障を利用させないつもりなのか。
それじゃあ安保のタダ乗りじゃないかっ!・・・です^^;


うん。ここなんです。
経済のグローバル化。それ自体は別に悪い話ではありませんし。
それほど批判するほどに私も頑迷と言うか。視野の狭い人間じゃないつもりです^^;
ですから、アジア諸国以外の国家がアジア市場で経済活動をする事。
利益を獲得する事をそれ自体を否定するつもりはありません。
自由な経済活動が行われて然るべきであるだろう。と私も思います。

ただし、です。

アジア地域で経済活動をする。と言う事は、大前提としてアジア地域の安全保障体制。
この場合はアジア最大の安全保障である日米同盟を利用する。と言う事でもあります。
だとしたら。
同じように安全保障を利用させてくれ。経済活動をさせてくれ。と言う話です^^;
そして、ヨーロッパで言えば当然ながらNATOです。

NATOを前提として世界各国はヨーロッパで経済活動をしているのであり。
ヨーロッパ各国は、このNATOを維持する責任があるはずです。
もしその責任を放棄するようなヨーロッパの国家があるとすれば。
その国家は他地域において経済活動をする資格はありません。
そんな無責任で自分勝手な国家を認めるほどに、国際社会は甘くは無いからです。
もちろん私達日本を含めたアジア地域としても、その国家をアジア市場から叩き出します。
それが今後の国際社会では常識になるからです。


さて。そうだとすれば現実問題として実際のヨーロッパ各国はどうなのか。
特にドイツはどうなのか。・・・です。
既に述べたようにドイツは自国の安全保障すら怪しい部分があります。
・・・前回にも書きましたが、ドイツの軍隊は相当にヤバイ状態で御座います^^;
そして、自国の安全保障すら満足では無い国家となれば。
地域全体の安全保障。すなわちNATOに対しても満足とは言い難いはずです。


でまあ、そのように安全保障に問題を抱えるドイツを含めたヨーロッパ各国が。
他地域において経済活動をすると言うのは・・・ちょっと図々しい話です^^;
それが例えばアジア市場だったり、あるいはアメリカ。北米市場だったり。
それらの市場における経済活動が当該地域の安全保障によって守られていて。
安全保障の恩恵を受けて自由で安定的な経済活動が約束されいるのに。
自分達の市場を安全保障で守らないのでは・・・これではアンフェア。不公平です。
NATOの不備を放置すれば、アジア諸国とアメリカから批判の声が上がるのは当然です。

実際に。
今現在のアメリカ。トランプさんは批判しているでしょう?
もっとヨーロッパ諸国は安全保障の負担をするべきだ。・・・ってね。
このトランプさんの批判は決して理不尽なものでは無いんですよ?
正確に現実を見据えたの上での、正当な批判なんです。
紛れもなくドイツを筆頭にヨーロッパ各国は安保のタダ乗りをしているからです。



その上で、です。
容赦の無い事を言わせて頂きますと、NATOの不備を改善する事。
現状を見れば極めて難しいと言う以外にはありません。
ぶっちゃけ。
私個人の意見としては、改善の可能性は限りなくゼロに近しい。とすら考えています。
それがなぜなのか?その理由が何なのか。わかりますね?ヨーロッパの方々。
それは難民がいるからです。

これは安全保障を司る人間として断言させて頂きます。
もはやヨーロッパの難民は安全保障上の脅威になっているのであり。
この難民の存在それ自体が、NATOにおける致命傷となっているのが実情です。
念のために確認しますが難民問題は、受け入れたら終わり。と言う問題では無いんです。
自国民の一人として自立し、国民の一員となるその時までずーっと続くんです。
難民問題とは、それほどに恐ろしく重大で非常に深刻な問題なんです。


んー。難民問題に関する詳しい話については・・・まあ、これはね^^;
このブログでも何度も取り上げたので今ここでは割愛しますけど。
近い将来。
ヨーロッパ地域で難民の押し付け合いが始まるだろう事は自明の理でしょう。
それによりヨーロッパにおける国家間の関係は激烈なまでに悪化すると思いますし。
現在の秩序であるEU。ひいてはNATOの維持は・・・とてつもなく難しくなります。

一応ですが改めて確認します。
NATO加盟国同士の争い。または難民を相手にはNATOは発動しません。
そもそもの話として、そんなバカな争いにアメリカが介入する事はありえないからです。


これも確認しますけど、ヨーロッパの難民問題と言うのは。
これはアメリカが原因ではありませんよね?
アメリカが難民を受け入れろ。と理不尽な圧力をかけたわけじゃありませんよね?

あくまでもヨーロッパ。特にドイツによる自発的な行動の結果ですよね?
それも無制限に難民を受け入れる。なんて無分別極まる愚かな事をした結果。
難民を受け入れる代わりとして中東地域の安定をアメリカに丸投げした結果。
その結果としてヨーロッパ全体の安全保障体制に重大な不備。問題を発生させたのは。
これはヨーロッパ諸国の手によるものであり、いわば自業自得ですよね?

それでヨーロッパの安全保障に対する負担が増加したのだとしたら・・・。
まあ、そりゃあねぇ。
アメリカ政府。トランプ大統領が増加した負担はヨーロッパが背負え。と言うのは。
その主張は至極道理であるだろうかと思います。そうでしょう?




・・・そして、イギリスは考えた。

これは無理だ。もうNATOは維持出来ない。ヨーロッパの従来の秩序は破綻する。
その上で行動しなれければ生き残る事は出来ない。
いずれ必ずやヨーロッパには今とは異なる別の。新しい秩序が必要にある。
それゆえに、です。
イギリスはEUから離脱した。ブレグジットは起こった。
ヨーロッパからアジアへと世界戦略をシフトした・・・わけです。
北朝鮮に対する瀬取り監視を実行しているのは、安全保障の責任を果たす事を示すため。
世界に対して他のヨーロッパ諸国とは異なる立場。責任ある立場を証明するためです。

だから、です。

だから、以前にもチラッと書きましたが私達日本はEUではなくてイギリスを選ぶ。
世界平和のために尽力しているのがEUではなくイギリスであるから、です。


うーん。・・・孤軍奮闘を続けるトゥスク大統領に敬意を表する意味でもね。
私も今まで黙っていましたけれど。
日欧EPAの利益と言うのは、期待するほどに大きくはならないと思います。
想定される額面通りの利益を獲得するのは難しいでしょう。
その理由はヨーロッパが混乱して、正常な経済活動は難しくなる可能性があるからです。
逆に。
それよりもヨーロッパが混乱する事を前提とするような。
戦争特需みたいな利益の方が大きくなってしまうかなぁ。と私個人は予想しています。

無論。その場合には日本が直接ヨーロッパに手を出すのではなくて。
イギリスを経由する事で利益を獲得する。と言うような流れになると思います。
うん。そうです。
新しいヨーロッパの秩序はイギリスを中心として構築される事になるはずだからです。
ここまで話していけばさ・・・大体わかりますでしょう?^^;
だからこそ、今ここで日英同盟の復活なんて話が出てくるんです。

イギリスがアジア地域。あるいはTPPで利益を確保する反面。
私達日本を含めたアジア諸国。そして、アメリカのヨーロッパにおける利益を約束する。
そのような新しい世界秩序が構築されようとしているんです。
以前に書いた事ですけどね。
今後の世界四強が日米英ロとなる。と書いたのは、このような背景があっての事です。



ね?

安全保障ってとっても重要でしょう?世界の平和を守る事って大切でしょう?^^;
経済だけ。お金を稼ぐ事だけしか考えなかった人は、残念ですけど負け組です。
それは負けるべくして負けたのだろう。と私は思います。



とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^



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02 . April
いやぁ~。新元号は『令和』は、私個人としては予想外でしたね^^;

私個人としては、もっと無難な感じのものを予想しておりましたので。
ちょっとビックリしたと言うのが正直な感想でした。
・・・それでねぇ。
これが我ながら何とも情けない。と思ったんです。うん^^;

今回の新元号に対して上品な感じがする。と言う意見が聞きまして。
ああ。なるほど。そうだなぁ。と思うのと同時に。
そんな風に受け取る事が出来なかった自分自身のセンスの無さ。と言うか。
上品さを感じる事が出来なかった私は下品だったかも。・・・と、
ちょっと私は落ち込んでしまいました。ナハハハ^^;

とまあ、私の事などはともかくして。
実際に新元号は上品な感じがして良かったですよね^^
また、新元号は中国からではなく、日本の万葉集から選んだ。と言う点についてもね。
新しい時代に相応しい新しい元号で非常に良かった。と私も思いました^^


さて。前回はイギリスが離脱した後のEUの話で御座いましたね。

うん・・・あくまでも私個人の意見ですけど。
現状のEU。と言うかヨーロッパでは事の重大性について。
これから先のヨーロッパ情勢が現在のNATOでは対応し切れなくなる状況。
ヨーロッパ全体が不安定化する状況を予測している人と言うのは・・・。
ちょっとねぇ。少ないんじゃないかなぁ。と思いますねぇ。

いやまあ、私もヨーロッパの人間じゃないのでね^^;
あまり多くの事は言えないんですけど・・・。
よくよく現実を見定めて、もっと真剣に今後の事を考えるべきでしょう。


それで少し話は変わるんですけどね。
ロシアに続いてヨーロッパに対しても忠告じみた事を書きまして・・・。
ふと思った事があるんです。
・・・いや、思った事と言うか。思い出した事あるんです^^;


かつて岩倉具視使節団が欧米諸国を歴訪している最中。
当時は隆盛真っ只中だったプロイセン。ドイツを訪問した際の出来事ですけどね。
あの鉄血宰相と名高いビスマルクの発言を思い出したんです。

「小国は国際法を遵守しようと努力するが、大国は平気で無視する」

こんな感じの発言があったなぁ。と思うんですけど・・・これってさ^^;
岩倉具視使節団の面々にとっては物凄く衝撃的だっただろうなぁ。と思います。
実際に当時の世界情勢は帝国主義の植民地政策が平然と実行されていて、
欧州列強による容赦の無い搾取が行われていた時代でした。
そして、いつ植民地になってもおかしくない状態だったのが当時の日本です。
ビスマルクの言葉と言うのは非常に重いものだったでしょうし。
当時の日本にとっては理不尽であり、容赦の無い発言だったはずです。

でも、そうであると同時にね。
この発言がビスマルク。ひいては当時のプロイセン。ドイツからの忠告。
日本に対する配慮であり、ある意味で激励だったようにも私は思うんです。

・・・もちろんビスマルク。ドイツなりの打算もあったとも思いますけどね^^;

ただ私個人と致しましてはね。
厳しい国際社会。国際競争において他国に配慮するなら、コレだろう。と、
そのようにも思った次第で御座います。
このブログでロシアやヨーロッパに対して警告しているわけですけど。
私達日本としても、自国の国益を考慮しつつ。
その上で出来る限りの配慮をしている。と御理解頂きたいなぁ。と思います。


あの、ですねぇ。

私達日本も神様仏様じゃないので、おんぶにだっこで助けるわけにもいきませんし。
何よりも世界各国。万国共通の認識であるように。
私達日本人も日本の国益以外の別の何かを優先する事は出来ません。
また、自国の国益すら考量しないような。
そんな不誠実極まる人間を信用する国家など存在しないはずでしょう。

だから、本当に警告するだけで精一杯。それ以上の事を求められたとしても・・・。
いくら経済大国で、いくら世界的に優しい国家の私達日本だとしても応じる事は出来ない。
日本の国益以上に他国を優先するようになったら、もう日本は滅びるしかないからです。
そんなわけですから・・・よくよく考えて行動なされるべきです。


・・・心配なのでハッキリと申し上げます。
今や貴方達と言うのは、滅亡寸前の状態に陥っております。
そして、より厳密に言えばロシアよりもヨーロッパの方が深刻です。

ロシアは、まだギリギリの土壇場でも最後の最後まで踏み止まる。と思いますが。
これに対して今のヨーロッパと言うのは非常に貧弱です。
ぶっちゃけ。
いつ瓦解しても不思議ではないくらいに危機的な状態にあります。
私個人としては、中国の次に瓦解する可能性がある。と、
そのように表現しても間違いではないと思う程度には、恐るべき状況です。


あの、これも私個人の意見なんですけどね。
前回にも書きましたように、今のヨーロッパで一番マトモなのは。
EU大統領であるトゥスクさんだと思います。
そもそもEU大統領なんて各国の折衝役か。お飾りみたいの立場だ。と、
そんな風に私も見ていましたけど、よくぞトゥスク大統領は頑張っていると思います^^
この人がいなかったら、とっくの昔にEUが瓦解していたかもしれません。

えーと。以前から指摘している事なんですが・・・。
EU。ヨーロッパ連合と言う組織は、ヨーロッパ諸国の統合を目指していながらも。
誰一人としてマトモにヨーロッパ全体の利益を考えていません。
例外があるとすれば、今しがた書いたトゥスク大統領を含めた一部だけの人々であり。
この人々の賢明な判断を完全に無視して、ヨーロッパ各国。
特にドイツ。メルケル首相と言うのは好き勝手に動いています。
この根本的かつ重大な問題点が改善されない限り、EUは確実に瓦解すると思います。


・・・って言うか^^;
ヨーロッパを統合させる意思。ヨーロッパ全体の利益を考えられないのならば。
潔くEUを解散させるか。もう少し組織の規模。連携レベルを引き下げるべきです。
もし仮に。
私がトゥスク大統領に助言するとすれば、率直にEUのレベルを下げろ。と、
特に共通通貨の利用と金融政策の統一化を諦めろ。と主張する次第です。
何度も言いますが、EU全体の利益を考慮出来ないのであればね。
これらの全ては強国が弱国を搾取するに等しい暴挙なのであり。
その中でもドイツ。メルケル首相と言うのは限度を超えている。と思います。

このブログでも指摘した事ですけれど。
トゥスク大統領が訪日して、直談判をしてまで日欧EPAを締結した事と。
先頃にメルケル首相が訪日して、リップサービスだけの日独首脳会談をした事。
この二つを比較すれば、まさに天と地ほども大きな違いがあったと思います。
これだけ明確な差がありながら、どっちが正しいのか。それが理解出来ないはずがない。


そして、これを前提として考えるのならば・・・わかるでしょう?
なぜにイギリスがEUから離脱しようとしているのか。
それはEUそれ自体に未来は無い。とイギリスが判断したからです。

・・・いや、私も耳を疑ったんですけどね^^;
ヨーロッパにおいては、なぜにイギリスが離脱しようとしているのか。
今のイギリスが何を考えているのか理解出来ない。・・・と、
そんな泣き言みたいな愚かな発言があるのを聞いて、思わず私も怒っちゃいました^^;

「ふざけるな!これだけの状況がありながら、イギリスの思惑一つわからないのか!」

とまあ、そんな風に怒ると同時にね。これは、もうダメかもしれない。と、
あくまでも私個人の意見ですけど・・・ちょっとEU。ヨーロッパを諦めています。


もっと言えばね。
既に日米英の三か国は、EUが瓦解した後を想定して動いている。と思いますし。
これ以上ないくらいには。ヨーロッパで勝ち組と負け組が明確に分かれるでしょう。
勝ち組筆頭はイギリス。負け組筆頭はドイツ。
おそらく。この流れは止まらないだろう。と私は思います。

・・・今のヨーロッパでは、誰が正しくて誰が間違っているのか。
その程度の事すら満足にわからないのか。と、ちょっとね。
こんな事は私も言いたくないんですが・・・ヨーロッパの方々を少し軽蔑しています。

もしこのままEUが瓦解したら、貴方達の国民は泣きますよ?
貴方達の子供が泣く事になるんですよ?
もっと真剣に。自分達の祖国と同胞。平和と未来について考えるべきじゃないかな。



うん。ここまで、ですね。
前回と似たような内容になっちゃいましたけど。
ここまで言って、それでもわからないのならヨーロッパは切り捨てるしかない。

あの、ヨーロッパを切り捨てる。と言いますとね。
ヨーロッパを敵に回すんじゃないか。との懸念があるかと思いますが心配は無用です^^;
と言いますのもね。
私達日本を敵に回すだけの余力のある国家など、ヨーロッパに存在しなくなるからです。
例外があるとすればイギリスくらいですけれど。
そのイギリスはEUを切り捨てて日米に味方をするはずです。
アジア地域もそうですけれど、たぶんヨーロッパ地域においても新しい秩序。
今とは完全に異なる国際情勢が構築される事になるだろう。と私は見ております。

・・・望む。望まない。に関係なく時代は流れている。
まさに新しい世界秩序が出現しようとしている。と言う事なのでしょうねぇ。きっと。


本日は、ここまでにしておきましょう。それでは皆々様。おやすみなさいませ^^

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29 . March
と言うわけで、前回はロシアの話であり。
そこからの日米同盟に関する話で御座いましたね^^

うん。まあ、前回に書いた事ですけれど。
伊達に日米同盟は世界の平和を守ってきたわけじゃないんです^^;
日米同盟によって平和と未来を守られている国家と言うのは非常に多い。
それは見方を変えれば、ロシアもまた日米同目によって守られている。と、
そのように表現出来てしまうくらいなんです。

ですので、この点を理解しているのならばね。
安易に日米同盟を破棄しろ。なんて言葉が出てくるはずが無いんです。
日米同盟。安全保障の重要性。平和と未来を守る事の大切さに目を向けましょう。

これから先の世界情勢では、この点こそが問われるのではないかなぁ。と、
私は個人的に考えている次第で御座います。ナハハハ^^;


それに何よりもね。
結局のところ全てはロシアの方々の決断次第で御座います^^
そんなに日本と協力したくない。日米同盟と協力出来ないのなら仕方ない。
私も無理に。とは言いません。

ただし、その場合のロシアのアジア戦略と言うのは。
あくまでも自国防衛のみに限定するべきです。
何度も言いますが、間違ってもアジア戦略をゴリ押しする事は控えるべきです。
そんな事をしたら何をどうしようとも、日米同盟と激突する事になります。
中国の崩壊と日米同盟との激突の二つが同時に発生してしまったら・・・。
いくら大国だろうともロシアが滅亡すると思います。断じてやめるべきです。
・・・これは私達日本からの真摯に忠告です。どうか忘れないで下さいませ。

あの、ですねぇ。

恩着せがましい事は私も言いたくないんですけどね^^;
忠告してもらえるだけ、物凄い大サービスだと思ってもらわないと困ります。
これが、もしヨーロッパ辺りだったら絶対に忠告なんてしません。
むしろロシアが自爆するように意図的に誘導していると思います。
この辺りの話は、たぶん世界中の誰よりもロシア人が一番理解しているはずです。
なので、単純な善意で忠告しているくらいには。
それくらいには私達日本は平和主義であり、世界的に見ても非常に優しいんです。

まあ、ロシアの方々がどんな決断をするのかは、もちろんね^^;
それはロシアの方々次第であり、赤の他人の日本人が口を出す事じゃありません。
ロシアの未来は、ロシア人こそが決めるべき事だと思うからです。
でも、この点だけは忘れないで下さいませ。
私達日本は、ロシアに対してできうる限りの事をして誠意を示しましたし。
さらに言えば忠告までしました。その上で・・・次の行動を決めて下さいませ。




とまあ、それはそれと致しまして^^;


それでは本日の話題で御座います。
本日は、ちょっと視点を変えまして・・・ヨーロッパの話。
イギリスのEU離脱に関する話をしたいと思います。
それでは参りましょう^^

まずは、こちらをご覧下さいませ。
https://www.sankei.com/world/news/190328/wor1903280028-n1.html
これは産経さんの記事で、トゥスク大統領の発言が書かれています。


それで、ですねぇ。
私個人の意見としては、非常に正しい意見だと思います^^
今のEUの状況を考えれば、可能な限りイギリスに配慮するべきですし。
出来る事ならばEUの残留を求めた方が良いと思います。

一つ確認しておきますとね。
イギリスが本当にEUから離脱してしまった場合。
よりダメージが大きいのはイギリスではなくて、EUです。
世間一般の論調では、イギリスがどうなるのかわからない。と叫ばれていますが。
私個人としては、EUこそどうなるか。それがわかりません。

んー。あくまでも私個人の意見となるんですけれど・・・。
たぶんイギリスのEU離脱は、そのままEUの崩壊に繋がる事になると思います。


・・・いえ、これは逆に考えた方が良いかもしれませんね^^;
EUを離脱した後のイギリスを考えるよりも。
イギリスが離脱した後のEUがどうなってしまうのか。
それが想定出来ている人と言うのは、どれくらいおられますか?

EU離脱によってイギリスが混乱する。・・・うん。わかるんです^^;
今現在にメディアで騒がれているようにイギリスは混乱すると思います。
でもね。
それじゃあEUは混乱しないのか?となれば、絶対にEUも混乱します。


あの・・・このブログでも何度も書いてきた事なんですけれどね。
ヨーロッパ地域の安全保障体制がNATOであるのならば。
そのNATOの中心にあるのは米英同盟であるはずなんです。
イギリス以上の親米国家と言うのは、たぶんヨーロッパには存在しないはずです。
ええ。そうですとも。
もしイギリス以上の親米路線を見せたら、絶対にイギリスが許さないはずだからです。
この点についてはイギリスの安全保障戦略に関係するので、間違いないと思います。
であればこそ。
現在のヨーロッパ諸国における最大の親米国家はイギリスであるはずなんです。

そのイギリスが混乱すると言うのです。
当然ながら米英同盟も混乱するし、その余波でNATOもまた混乱します。
言うまでもありませんが、安全保障体制に不備が発生すれば。
容赦なく地域情勢は不安定化する事になります。

よろしいですか?
これは、ヨーロッパ全体が混乱する。って事なんですからね?
そうなった時にイギリス抜きのEUが適切に対応する事が出来ますか?
米英同盟が機能不全となっている中で、なおもNATOを維持する事が出来ますか?
・・・再びヨーロッパに安定を取り戻す事が出来ますか?

うん。私は安全保障の立場ですのでね。
やはり今のヨーロッパ情勢においては、この点こそが論じられるべき点である。と、
そのように強く主張する次第で御座います。
無論。イギリスも重要な問題だと思います。
しかし、より重要な問題はNATOであり、ヨーロッパ全体の問題だと言う事です。


ヨーロッパの方々。一つ原点に戻って考えてみて下さい。
NATOは、基本的に外敵を想定して構築された安全保障体制です。
なので、欧米諸国以外の国家から攻撃された場合。
その場合には、即座にアメリカと欧州各国が連携して対処する事になります。
それは仮にイギリスがEUから合意なき離脱をした場合においてもね。
アメリカ合衆国。ドナルド・トランプ大統領は忠実に義務を履行すると思います。
明確な悪意を持った外敵に対して、アメリカはヨーロッパとの協力を惜しまないでしょう。

ただし。

これが外側の問題では無く内側の問題になると、相当に話は変わってきます。
具体的に言えばヨーロッパ各国同士。NATO加盟国同士の対立となった場合です。
この場合には・・・まず間違いなくアメリカは動かないと思います。
ほぼ確実にトランプ大統領は、当事者同士で解決しろ。・・・と主張するはずです。
そんなわけで。
NATO内部での対立については、まったくもって機能しない事が予想されます。
仮にアメリカが動くとすれば。
よっぽどヨーロッパ全体がグッチゃグッチャになった場合です。

これは介入しないとダメだ。と言う段階になるまでアメリカは動かないはずです。
だって。
ヨーロッパ各国はイギリスを追い出す程度には、安全保障で協力する意思が無いからです^^;


・・・これはね。ドイツの話題でも書いたんですけどね。
ヨーロッパの安全保障体制。ヨーロッパの平和と未来を守ろうとするのならば。
何が何でもイギリスを引き留めろ。・・・と私は書いたわけなんです。
今ここでイギリスがEUを離脱したら、その後のEUをどうやって維持していくのか。
もっと言えば、これからのヨーロッパの平和と未来を守るためにはどうすれば良いのか。
まったくもって私にはわからないからです。

重ねて申し上げます。
イギリスの合意なき離脱も、もちろん重大な問題であるとは思いますけれど。
でも、私個人の意見としては。
イギリスがいなくなった後のヨーロッパの平和と未来を守れるか否か。
そちらの方が、よっぽど重大な問題であるだろうなぁ。と私は考えています。


んー。これも何回も書いている事なんですけどね。

NATOがあるから大丈夫。と考えるのが楽観的過ぎます。
繰り返しますが、NATO加盟国同士の対立にはNATOは機能しません。
・・・って言うか。そもそもアメリカが動きません^^;
むしろ加盟国同士で対立する事によって、欧州に対するアメリカの評価はダダ下がりです。
イギリスを追い出して、米英同盟を軽んじて。
その上でNATO加盟国同士で争って、ヨーロッパ全体が不安定化したとなってしまえば。
アメリカ合衆国。ドナルド・トランプ大統領は大激怒すると思います。

「アメリカと協力する意思があるのか。協力して平和を守る意思があるのか?」

・・・とアメリカ政府。トランプ大統領は割と本気で強い警告を発するはずです。
そうなったら、どうするつもりなんですか?
誰がアメリカを説得するんですか?誰がアメリカと仲介するんですか?^^;


あの・・・言うまでもない事ですけど。
現時点で既にヨーロッパは混乱しているんです。無制限に難民を受けれたからです。
この状況下でイギリスがEUを離脱。それも合意なき離脱で『追い出される』となれば。
ヨーロッパの安全保障体制に著しい不備が発生するんです。
そうなればヨーロッパが今以上に不安定化し、混乱する事は間違いありません。

・・・以前にもチラッと書きましたけどね。
ヨーロッパがイギリスを見捨てるんじゃない。イギリスがヨーロッパを見捨てるんです。
それほどまでに今後のヨーロッパ情勢は危機的になるだろう。と私は思います。


もしもヨーロッパの平和と未来を守りたい。と望むのならば。
何が何でもイギリスが離脱する事を阻止して、何としてでも引き留めるべきです。
イギリスのEU残留を声を大にして主張するべきです。
改めて申し上げますが、トゥスク大統領の発言は物凄く正しいと思います^^

それで、どうしてもイギリスの離脱が避けられないのならば。
せめてイギリスに対して可能な限りの配慮をするべきです。
イギリスが混乱して米英同盟。ひいてはNATOに悪影響が発生しないように、です。
そこまでやらないと・・・これから先のヨーロッパがどうなるのか。わかりませんよ?

もし仮に。
私がヨーロッパの人間だったら号泣しておりますToT
それほどまでに危機的な状況です。
本当の本当に。よくよく考えて行動して下さいませ。


・・・うん。まっ。ここまで、ですねぇ。
これだけ警告したんだから、後はもう知りません^^;
イギリスへの対応次第でヨーロッパの未来も変わると思いますので。
それに合わせて、私達日本もヨーロッパ戦略を組み立てるとしましょう^^

グローバルスタンダード。世界経済で繋がっている・・・とは言いましてもね。
さすがに大陸の反対側にあるヨーロッパにまでは、私達日本も手は出せません。
警告を発するだけで精一杯ですし・・・そもそも警告しただけでも大サービスです^^;

最初に書いたロシアの話でもそうでしたけど。
普通だったら忠告すら存在しないのが、この国際社会で御座います。
その中で忠告された分だけ物凄い配慮だった。と私は考えるべきだと思います。
と言うわけで。
これ以上に助けてくれ。と言われても私達日本では助けられません。
ヨーロッパの事は、ヨーロッパに生きる人々で何とかする以外には無いんです。


今のアジア情勢での中心が中国であるように。
今のヨーロッパ情勢での中心はイギリスであるだろう。と私は考えております。
ですから、ここでイギリスへの対応を間違えてしまったら・・・。
その場合のヨーロッパの未来は、極めて悲劇的なものになってしまうでしょう。

・・・ハッキリ言えば、勝ち組か負け組か。まさに勝負の分かれ目で御座います。
なので、本当の本当に。後悔しないような選択をするべきだと思います。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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31 . January
と言うわけで。
前回はEUとNATOに関する話題で御座いましたね。

うん。改めて申し上げますが、現在のEUはNATOを無視して暴走していますし。
何度も同じ事を言いますけれども、その最大のものが難民問題です。

無制限に難民を受け入れる。と言うのは安全保障において信じられない暴挙です。
現在のヨーロッパ。EU。そして、メルケル首相は正気の沙汰とは思えません。
でまあ、そうである以上は当然のようにNATOを直撃します。
前回にも書きましたが、果たして現時点でNATOが正常に機能するかどうか。
それは私にもわかりません。

もし万が一にも機能不全と言う事になれば、それはつまりヨーロッパの平和と未来。
その全てが消滅する極めて危機的な状態である事を意味します。
冗談でも何でもなくて、ヨーロッパ全土が火の海になる事を覚悟するべきでしょう。


・・・とまあ、こんな風に書くと物凄い大事件になるんですけどね^^;
ハッキリ言います。
このような事態になる事は、何年も前から正確に予測されている事だったんです。
うん。メルケル首相が無制限に難民を受け入れる。などと口走った時から。
あの時から、こうなる事は誰の目から見ても明らかだったんです。

そして、その点を警告する人々と言うのは存在していました。
ええ。間違いないと思いますね。
何しろ私みたいな赤の他人のチンピラ風情が、その一人だったわけですから^^;
なので、当事者であるヨーロッパの方々が予想出来なかったはずがありません。


にもかかわらず、今日のような状況になった事を考えるのならば。
やはりヨーロッパの方々が経済的な利益だけ。自分の利益だけに目を向けていたから。
グローバルスタンダードなどと言う幻想にとらわれて。
あまりにも損得勘定で物事を考え過ぎたがために、大切なものが見えていなかったからだ。と、
そのように結論付けるのが妥当であるかと思います。

・・・大変失礼ながら、恥ずべき事である。と私は個人的に思う次第で御座います。



そんなわけで。
もう少しばかりEUについての話を続けさせて頂きたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に確認しておきます。
現状のEUは完全に暴走状態にあります。これを是正せずしてEUは存続出来ず。
それどころかヨーロッパ地域それ自体の平和と未来すらも守る事は出来ません。
よって。
現在のヨーロッパ各国。EU各国は、この重大な問題点を解決する必要があります。
それも一刻も早く迅速に、です。

そして、そう考えれば第一に実行するべき事は、当然ながらメルケル首相の排除です。
そもそもの話としてもアンゲラ・メルケルと言う政治家が軍事も安全保障も。
一切合切の全てを無視して、無分別に経済的な利益を追求し続けた事が最大の原因です。
うん。この点については一切議論の余地は無いと思います。
即時にメルケル首相を排除するのがベストだと私個人は考えております。
メルケル首相がいる限りEUの混乱。ヨーロッパの混乱は続くと思いますし。
その状況を放置し続ければEUそれ自体が崩壊します。
・・・いや、EUが崩壊するだけならね。まだマシなんです^^;
その余波でNATOまで崩壊しちゃったら、本当にヨーロッパ全土が火の海になります。
それだけは絶対に回避するべきです。


それで、もし仮にね^^;
どーしても。何をやってもメルケル首相を排除出来ない。となったらば、です。
そうなれば次善の策を実行するより他にはありません。
その次善の策とは、ドイツ一国丸ごと全部をEUから排除する。と言う事です。
でまあ、これをやりますとね。
当然ながらEU各国。EU経済圏がムチャクチャな事になるんですけどね^^;
それでもNATOが崩壊するよりは。ヨーロッパ全土が火の海になるよりはマシです。

EUの経済戦略は完全に軍事。安全保障。つまりはNATOを無視したものです。
本来あるべき経済規模を無理やり膨張させた状態にあるわけであって。
現在の状態は異常なんです。到底正常な状態である。とは言えないんです。
安定的で持続可能な経済成長が出来る状態と正反対の経済状況にあるってわけですね。
ですので、この無駄に膨張した部分を切り捨てて正常なレベルにまで縮小する事。
本来あるべきヨーロッパ経済に戻すべきである。と私個人は思うんです。


・・・って言うか^^;
至極単純な話としてドイツ。メルケル首相の力が限度を超えて強過ぎるんです。
メルケル首相の経済戦略って無理やり経済規模を膨張させた上で。
その膨張させた分を全てドイツ。メルケル首相の影響力に還元させるものでした。
ハッキリ言いますと。
ドイツ一国だけ。メルケル首相だけが勝つシステムになっている。と言うわけです。
こんなシステムを放置していたら、そりゃあEU全体。ヨーロッパ全体が吹き飛びます^^;
であればこそ、この点こそ是正するべきである。と私は主張している次第です。

まあ、ドイツの経済力が魅力的で。その『おこぼれ』が欲しい。と言うのもね。
その気持ちも十分に良くわかるんですけれどね^^;
でも、それにしたところでドイツのやり方。メルケル首相のやり方は限度を超えている。
改めて申し上げます。
メルケル首相は軍事。安全保障。ヨーロッパの平和と未来をお金に換えているんです。
現在の存在するドイツの経済力。その真実とはコレです。
この点について、いい加減にヨーロッパの方々も気が付くべきだと思います。

無論。私自身も物凄い提案をしているなぁ。とは思うんです。うん^^;
メルケル首相を排除する。ましてドイツ一国を排除する。となってしまえばさ。
そりゃあ間違いなくEU全体。ヨーロッパ全体は混乱する事でしょう。
入念な準備。緻密な計画が無くしては絶対に出来ないと思います。
・・・そんな事を軽々しく主張するな。と言う意見がある事も私だって重々承知です。

でもね。

そこまでの事をしないと・・・EUは残らないだろう。存続出来ないだろう。と、
それくらいに現在のEUの状態は切迫している。と私は考えているんです。


と言うのも、私の意見って別にそんなに難しくないでしょう?^^;
ちょっと考えれば、誰でもわかるみたいな意見でしょう?
そんな誰でもわかったはずの事を・・・なんで今の今までやらなかったんですか?
なぜEU各国の方々は2019年になるまで、こんな状況を放置したんですか?

まあ、何が言いたいのか?と言いますとね。
もっと早くに実行していれば、こんな大変な事にならずに済んだわけです。
ここまでハードルが上がる事をやる必要は無かったんです。
ドイツ国民を説得して、自発的にメルケル首相をやめさせる事。
メルケル首相の四選を阻止する。と言う事で丸く収める事だって出来たはずです。

・・・って言うか。そうなるとばかり私は考えておりました^^;
そうしてEUを立て直していくんだろうなぁ。とボケッと見ていたら。
メルケル首相が四選?なんじゃそりゃーっ!・・・です^^;
うん。とんだ私の勘違いでしたね。まさかメルケル首相の四選を黙って見逃すほどに。
それほどまでに誰も何も考えていないとは、私としても本当に予想外でした。

それに、やっぱりね。
冒頭でも書きましたが難民問題についても、断じて受け入れるべきではない。と、
あれほどまでに警告されていたと言うのに、なぜその声に耳を傾けなかったのですか。
何の準備も計画も無く。無責任に難民を受け入れるなど・・・それこそ大罪です。

そんなわけで。
これらの事実を考えますと、ドイツ一国丸ごと全部を排除する事についてもね。
ちょっと本気で考えて頂く程度には・・・EU。ヨーロッパは危機的なんです。



あの・・・ヨーロッパを一つにまとめる。なるほど素晴らしく崇高な理想です^^
でも、そうするためには。
理想の大きさに比例するだけの大きな責任もまた背負わなければならなかったはず。
決して経済的な利益だけ。自分一人の利益だけがあれば良い事にはならなかったはずです。

なぜその責任から目を背けたんですか?
ヨーロッパの平和と未来を守る。と言う誰もが最優先として然るべき目的を見失い。
あろう事か金儲けの事ばかりを優先するとは言語道断です。
Eu各国全ての方々の愚かさが、現状の危機的な状況を招いた。と言う事について。
ぜひともに自覚して頂きたい。と私は心から願う次第で御座います。



それでまあ、ドイツ一国丸ごとを排除する場合について書いておきますとね。
その場合には・・・あー。いや、これは私の苦手な経済の話になりますのでね。
もしかしたら、間違っているかもしれません。どうかご容赦下さいませ^^;


それで私の主張としては、まず統一通貨であるユーロを諦めるべきです。
EU各国は自国通貨に戻すべきです。
また、現在の欧州中央銀行と言う制度についても諦めるべきです。
EU各国が独自に金融政策が実行出来る状態に戻すべきです。
これにより経済的な連携は大きく低下し、EU経済圏が大幅に縮小しますけれど・・・。
でも、その規模こそが本来のEU経済圏だと私は思うんです。

まあ、経済が苦手の私の意見なんて大して意味も価値も無いかもしれませんが^^;


ただ一つの事実として。
現在のEU経済圏はドイツの一人勝ちを前提とする経済システムなのであり。
それは経済を人質としてドイツ。メルケル首相のゴリ押し。
半ば強制的な難民の受け入れ。などと言う無理難題を要求された最大の原因でもあります。
こんな状況をいつまでも続けるんですか?
・・・いや、そもそも続きませんよ?今のEUは必ず破綻します。それも近いうちにね。
ドイツとの約束だって反故にされてしまうかもしれません。

念のために確認しますが今のドイツ。メルケル首相の経済戦略と言うのは。
完全に安全保障を無視したものであり、極めて不完全なものです。
こんなものがいつまでも続くはずがない。
EUもそうですが現在のドイツ経済だっていつまでも続く。・・・と、
そのように考えるのは非常に甘い考えだと思います。


その上で、です。
具体的な話をするとEUからドイツが叩き出されれば、まず間違いなくドイツは分裂します。
それこそ東西どころか無数に分裂する事になります。

私はメルケル首相の任期中には、ドイツ国内は安定するだろう。と書きましたけれど。
それは、あくまでも平時である事が大前提です。
万が一にもEUから追い出された。ヨーロッパの大多数がドイツの敵になった。なんて。
そんな恐ろしい状況になれば、さすがのメルケル首相でも安定させる事は出来ません。
まず間違いなくドイツ国内は未曽有の大混乱に陥ります。

これはメルケル首相に対する不平不満と言うか。目に見える形での状況の変化。
EUから追い出されて孤立している。と言う状況に対する恐怖でしょうね。
その恐怖によってドイツの全てがひっくり返り、それを乗り切るような物凄い誰か。
それこそ・・・まあ、ヒトラーみたいな人物でも出現しない限りは。
複数の少数勢力が台頭し、それぞれが対立。先鋭化してドイツは分裂するはずです。


そして、分裂したドイツのマトモな勢力と協力し、その勢力を再びEUに組み込むんです。
言うなれば、外科的な手術で病巣を除去する。みたいな感じですね^^;
これならばドイツ離脱の悪影響を最小限に抑え込みつつ。なおかつ・・・。
たぶんですがイギリスが再びEUに加盟してくれると思います。

・・・うん。ここですね。
ヨーロッパの命運は、今やイギリスが握っております。うん^^;


ここまで私がEUを批判している以上。何となくお察し頂けたかもしれませんけど。
既にEUから離脱したイギリスは、もはやフランスやドイツと同列の国家ではありません。
それどころかヨーロッパにおいて別格の地位を獲得している状態にあります。
なぜか?
それはアメリカとヨーロッパを繋いでいるパイプ役にして最大の親米国家だからです。

ほら。以前に書きましたでしょう?
フランスのマクロン大統領が、この重要な時期にトランプ大統領を批判してしまった。
アメリカ合衆国に喧嘩を売ってしまった。これは高い買い物になる。・・・って、
そのように書きましたでしょう?^^;
その理由が、まさにコレで御座います。


今現在に問われているのはEUではありません。NATOです。
経済戦略では無く安全保障戦略です。
そして、NATOとはアメリカとヨーロッパの協力関係であり、同盟関係です。
それが問われているんです。
当然の話として、いかにしてアメリカとの協力関係。信頼関係を構築出来ているのか。
それによって今後のヨーロッパにおける序列は決まるだろう。・・・と、
そのように私は考えている次第で御座います。
ですから、その点において・・・いささかマクロンさんは軽率だったと思います。
とまあ、それはともかく。
現在のヨーロッパ情勢を考えれば、色々な意味でイギリス次第なんです。
イギリスがどう動くのか。それ次第でEU各国。ヨーロッパ各国の生き死にが決まる。と、
そのように表現したとしても・・・私は間違いでは無いだろう。と思っております。



いやぁ~。あのですねぇ^^;

これは日本に限った話では無いんですが、昨今の風潮としてね。
経済力の大小だけで国家の優劣を決めるような、そんな雰囲気があるように思うんです。
うん。これもグローバルスタンダードの弊害。経済最優先が招いた悪しき慣習でしょう。
それでね。
そんな風に経済だけで判断するのは極めて軽率である。と私は強く主張致します。
もちろん経済力も重要な要素だと思います。でも、それは一つの判断基準でしかないんです。

日本でも経済力が低いから。と言う理由で、たまにロシアを軽んじるような。
それこそ中国と同列だ。と言わんばかりに見下すような言動があったりするんですけどね。
それは大きな間違いである。と私は思います。
重ねて申し上げます。
経済力は一つの判断基準。一つの指標でしかないんです。それだけ全てを論じるのは早計です。
そして、それはイギリスにも同じ事が言えるんです。
イギリスは私達日本やロシアに匹敵するくらいの、紛れも無い世界的な強国です。


あの・・・経済と言う観点だけを見ればね。
イギリスよりもドイツの方が経済力は上回りますので・・・。
その意味ではイギリスがEUから追い出された。かのような意見もあります。
でも、これも違うんです。
先のブレグジットによりイギリスはどうなるんだ?イギリスは大丈夫なのか?・・・と、
そのような意見がメディアで飛び交っていましたが、それは間違いなんです。
明らかに論点がズレているんです。
ブレグジットで論じられるべきはイギリスではなくてEUです。
EUはどうなるんだ?EUは大丈夫なのか?・・・と言うのが本当に議論するべき論点です。
なぜなら、EUにおける軍事。安全保障の中心がイギリスだったからです。

・・・そうです。
もしもイギリスがEUに残留していれば、こんなに私が大騒ぎする事もありませんでした。
おそらくメルケル首相を排除する事も、そう難しくはなかったと思います。
イギリスを中心としてEUの軍事戦略。安全保障戦略を立て直し、
NATOの枠組みまで暴走したEUの経済戦略を改める事は、十分に可能だったと思います。
ですが、そのイギリスがいないんです。もはやEUには軍事。安全保障をまとめる国家が無い。
つまるところ。
イギリスがEUから追い出されたのではなく。EUがイギリスから見捨てられたんです。
先のブレグジットの真実とは、コレだったのではないか。と私は考えています。



うーん。一つの可能性として。
あるいは、フランスがまとめるか。とも思いましたがマクロン大統領では無理です。
フランス一国でも四苦八苦していると言うのに、ヨーロッパ全土をまとめるなど不可能です。
今のフランスではEUの軍事。安全保障を立て直し、暴走した経済戦略を是正するどころか。
メルケル首相一人を排除する事すら難しいと思います。

であればこそ、ドイツ一国丸ごと全部を排除する。と言うような。
とんでもない手段についても、割と本気で考えていく必要があるのではないか。と思います。
うん。そうですね。
ドイツを排除する。とまで言えば、イギリスは戻ってきてくれるかもしれません。
そもそもイギリスはドイツ。メルケル首相の影響力が理不尽に強過ぎて。
こんな組織にいられるか。と出ていったようなものでしたからね^^;

その原因であるメルケル首相どころか。ドイツ丸ごと全部を排除するとまで言えば。
もしかしから、イギリスがEUに戻ってくる可能性も・・・ゼロではないかもしれません。


一応。念のために書いておきますが、イギリスの足元を見るのは不可能ですからね?
現在のヨーロッパ情勢は、あまりにもイギリスの優位性が確定し過ぎています。
中途半端な交渉では絶対にイギリスは譲歩しないでしょう。
そもそもブレグジットはイギリスにとってもリスクのある決断でした。
そのリスクを覚悟してまで実行した以上は・・・そのリスクを上回るだけの利益。
イギリスが納得するだけの条件を提示しないと、何一つ絶対に応じないと思います。


・・・まあ、イギリスに関しては今の段階で語れる事は少ないですけどね^^;
しかし、繰り返しますがイギリスは強い国家です。
大英帝国。三枚舌外交は未だ健在である。と言う事を忘れてはなりませんし。
イギリスほどに先を見据えている国家と言うのも、今のヨーロッパには存在しません。
この点についてはEUのみならず。全てのヨーロッパの人々は理解するべきです。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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