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19 . March
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05 . March
むっ?THAAD配備の実務協議が始まった・・・みたいですね^^;

前回に、あれだけ必死になってアメリカと米韓同盟をフォローしたのに。
こんなアッサリ実務協議が始まるんだったら・・・全然意味がありませんでしたよねぇ。
いやぁ~。まあ、何のために必死になっていたんだか。ナハハハ^^;
まあ、いいや^^;
こんな世界の隅っこにあるブログなればこそ、さして問題にはなりますまい。
それよりも、この実務協議が米韓同盟に悪影響が出ない事を祈ると致しましょう^^



さて。今回は予告どおりに中国の南シナ海における動きについてを話題とさせて頂きます。
それでは参りましょう^^

まず少しだけ確認しておきますと。
中国経済の崩壊は十中八九。確実だ。と考えてよろしいと思います。
うん。この点に限っては、あのジョージ・ソロスさんと私も同じ意見ですね。
中国経済のハードランディングと言うのは、確かに不可避だと思われます。

でまあ、この一点がある限り。
現在の中国が国際社会。世界中の如何なる国家よりも優位に立つ事はありません。
中国経済の崩壊に伴う国内の不安定化が、恐ろしく足を引っ張るからです。
はっきり言いまして、国内の暴動を防ぐために。
現在の支配体制を維持するために全ての力を使わなければならない。と言うレベルです。
到底。外に目を向けている余裕など微塵も無いわけです。

そんなわけで、今現在の状況で外に手を出す。それも無理やりゴリ押しする。なんて。
もうどう考えても中国にとっては自殺行為以外の何物でもありませんし。
それゆえに南シナ海での中国の軍事行動につきましても、
私は一つの例外もなく自殺行為である。と判断する次第で御座います。


これらを前提として、こちらをご覧下さいませ。
http://www.sankei.com/world/news/160305/wor1603050028-n1.html

これは産経さんの記事で、南シナ海での中国の軍事行動。
従来を上回る数の中国人民軍の艦船が集まっている。と言う事が書かれています。

でまあ、これに対する私の率直な感想を書かせて頂きます。
無駄です。うん^^;
これらの中国の軍事的な行動は何一つ意味も無ければ価値もありません。
さらに言うのならば、南シナ海で軍事拠点を作る事についても無駄です。
いや、もちろんね。
軍事戦略の観点から考えるならば一定の意味と価値はあると思います。
でも、その意味と価値と言うのは、アメリカと戦う事を前提とした場合。
あるいは、百歩譲って中国の主張が国際社会に認められる場合。
現在の軍事的恫喝が効果を発揮した場合に限られるわけです。

その上で中国の言動を見るのならば、アメリカと戦う意思も無ければ。
国際社会。東南アジア諸国に認められる可能性も無いわけで・・・本当に無駄なんです。
無駄に国力を浪費し続ける徒労でしかありません。


まっ。アメリカと戦う意思が無い。と言うのは仕方ないにしても。
国際社会。東南アジア諸国に認められる可能性が無い。・・・と言うのはね。
これは国家戦略としては致命的です。
何のための軍事行動なのか。わからなくなってしまいます。
さてはて。このような不可思議な状況から予想出来る中国の思惑は一つだけです。
つまり、面子の問題である。と言う事でしょうね。
中国政府。中国共産党。習近平にとっての面子の問題。
自分達の権威権勢を内外に示すため。そのためだけの軍事行動です。
だから、間違ってもアメリカと戦う事があってはならないわけです。
自分達の面子。体面のための行動で敗北する。だなんて本末転倒だからです^^;



そして、国際社会。東南アジア諸国に対する支持を求めない事についても。
朝鮮半島情勢。先の北朝鮮に対する制裁決議案に対する賛成した事で説明出来ます。
・・・いや、そんなに難しい話ではなくて、ですねぇ^^;

中国は、もう既に北朝鮮。朝鮮半島情勢において譲歩しております。
その朝鮮半島情勢と言うのは南シナ海と比較すると・・・中国が優位だったんです。
それも物凄く。圧倒的なほどに中国にとって優位な状況だったんです。

北朝鮮に対しては、先のナンバー2である張成沢が処刑されるまで。
韓国に対しては、日韓合意に伴う米韓同盟が実質的に強化される最近まで。
それまでの間。両国に対しては中国こそが最大の影響力を誇っていたはずです。
しかし、今現在の中国の影響力は南北それぞれに対して確実に低下しました。
北朝鮮は中国を無視した行動を頻発させ、韓国は中国ではなくアメリカを選びました。
この状況から先の北朝鮮に対する制裁決議案を考えますと。
中国の譲歩は、朝鮮半島における敗北以外の何物でも無い。・・・わけです。

このように完全に優位だった朝鮮半島ですら敗北しているのに。
それよりも劣る状況である東南アジア。南シナ海で勝てるわけがありません。
うん。あれほど影響力を持っていた韓国の場合ですらアメリカに負けているんですから。
韓国政府。韓国世論にすら対応出来ない状況なのに。
どこをどうしたら東南アジア諸国。ASEANに対応に出来ると言うのでしょう?
・・・出来るわけがありません。

実際にインドネシアでの影響力を確保するために。
中国は、あれだけ強引に高速鉄道計画を私達日本から奪い取りましたけれど。
土壇場の段階でインドネシア政府が計画にストップをかけました。
今や計画がそのまま実行されるのかどうかも怪しくなっている有様です。
これはひとえに、中国による軍事的な恫喝も経済的な懐柔も。
それらの全てが何ら効果を発揮していない証拠です。
つまり、今の中国はインドネシア一国すら対応出来ていない。と言う事でもある。
ならばASEANへの対応。ひいてはアメリカへの対応など出来るわけがないんです。

面子。体面のため。自分達の評価のため。
中国国民から否定。批判されないための軍事行動であるのでしょうけれども。
今の中国と言うのは、あまりにも御粗末な状況であると言えます。
そんなわけですのでね。
 
今のまま中国が無計画にドンドン南シナ海に手を出したのだとしても。
中国経済の崩壊に伴って、一切合切が退散するだろう事は目に見えておりますからね。
・・・ぶっちゃけ。
どれだけ今の中国が恫喝を繰り返そうとしても無意味で無価値。
単なる虚勢である事がバレバレですからねぇ。うん^^;

自分達の失敗。敗北が批判される事を恐れるあまりに。
無駄とは知りつつも、南シナ海から手を引く事が出来ない。
勝てないどころか。戦う事すら出来ない相手を前にしても逃げる事が出来ないし。
中国経済の崩壊により恫喝も懐柔も効果を発揮しない状況でも。
東南アジア諸国に対して支持を求める素振りもやめられない・・・わけです。


ちなみに。
テロリストと中国の恫喝が異なるのは、まさしくこの点だと言えますね。
テロリストが失敗しても、また次にチャレンジすれば良いだけの話ですけど。
中国が失敗したら・・・次が無いんですよねぇ^^;
と言うのも、猛烈に中国国民から批判される事になるからです。

ほら。今の中国にとっての最優先って、現在の支配体制の維持でしょう?
だから、中国政府。中国共産党。習近平にとっては。
中国国民の激しい反発。批判こそが、とてつもなく恐ろしくて仕方がないんです。
ですので、絶対に今の中国はアメリカと戦争なんか出来ないんです。
どんな状況であれ間違いなく。確実に敗北する事が確定しているからです。
・・・ええ。文化大革命によって大規模な粛清。反対勢力を一掃した後でなければね。


当然。この点についてはアメリカも理解しております。
だからこそ、今の中国に対しては極めて強力な手段で対抗出来るわけですね。
勝敗どころか。そもそも戦争にすらならない事がわかっているからです。

まっ。中国経済の崩壊が半ば決定している今となっては。
もはや南シナ海での問題が解決するのは時間の問題だ。と考えてよろしいと思います。
そんな無駄な事をしている余裕など中国には無くなるからです。
うん。そうですね。
中国経済が自由化して、中国経済の崩壊が回避されるか。
はたまた文化大革命が起こって、完全に毛沢東の時代まで逆戻りするか。
このどちらか以外の場合であるのならば、
仮に中国が南シナ海でどれほどまでに軍備増強を行ったのだとしても。
それほど大慌てをする必要は無いだろう。と言うのが私の個人的な結論で御座います。


とまあ、こんな感じでどうだったでしょうか。いやはや^^;

それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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05 . February
と言うわけで、前回は東南アジアのタイの話でしたね。
んー。タイの混乱に拍車をかけているのは、軍隊であるだろう事は確実ですから。
一刻も早く民主的な選挙を実行して、政治的な権力を手放す事ですね。
そして、今後は行動を自重なされませ。

・・・よろしいですか?タイの国家と国民を守るべきの軍人の方々。
貴方達は、自分達が司る軍事力と言うものの大きさを。
それを司る責任の大きさを、もっと真剣に考えるべきでした。
それに何よりも。
貴方達を騙すような甘言こそ、もっと疑うべきでした。
それらを行えなかった事が、結果的に守るべきはずの国民同士を争わせて。
本来ならば何一つ不要なはずの犠牲を生み出してしまうような。
そんなバカげた愚かしい結末になってしまったのです。

でもまあ、そうですね^^;
タイもまた東南アジア諸国を代表する国家なわけですし。
自力で何とかしてくれる事でしょう^^
これは私個人の意見ですがタイにしても。それにインドネシアにしても。
ASEANの双璧を担う両国が立ち直れば、ASEANは真の実力を発揮するはずですからね^^



それでまあ、本日の話題になるんですが・・・。
ちょっとインドネシアに戻りまして、こちらをご覧下さいませ。
http://www.sankei.com/world/news/160203/wor1602030042-n1.html

これは産経さんの記事なのですけれども。
インドネシア政府の運輸省が、先の高速鉄道に関する一件で計画の改善を求めたそうです。
これはね。
これは私としては少し意外でした。・・・うん。意外でしたよね^^;

いやぁ~。あの、ですねぇ。
私の予想としては、インドネシアのメディアが騒ぐ程度だろう。と思っていたんです。
でも、今の段階で政府内部から異論が出てくるとは・・・うん。嬉しい誤算ですね^^
少なくとも、インドネシア政府の方々はジョコ大統領よりも常識的で優秀で、
何よりも。非常にまともな方々だと言う事がわかりました。うん^^;

まあ、この記事では地震対策の一環から鉄道の耐用年数の延長などの改善を求めた。と、
それだけの事が書かれていますが・・・まっ。これで終わるわけがありませんよね^^;
そもそも中国が無理やり。相当にゴリ押ししてきた計画なわけですから。
計画それ自体も相当にムチャクチャであって、これ一つの改善で解決するわけがないんです。
もう次から次へと新しい問題が発生してくるだろう事は、火を見るより明らかです。
ジョコ大統領と親中派。そして、中国の面子が潰れるのも時間の問題です。


そして、さらに重要な事は。
建設工事が開始される前の段階から、こんな有様だと言う事です。うん^^;
いやね。これは私としても本当に予想外だったんですが。
私は、建設の最中に批判や懸念の声が出てくるだろう。と予想していたんです。
ほら。アレです。
韓国の平昌オリンピックみたいな感じですね^^;

「あっちゃこっちゃから批判の声が出てきても、もうやっちゃったものは仕方ない。
計画は進んでいるんだから、もう後戻りは出来ない。やるしかない」

・・・みたいな^^;
そんな感じでインドネシア政府。ジョコ大統領。そして、中国はゴリ押しするだろう。と、
そのように私は予想していたんですけれども。
建設工事の開始する前の段階から、これだけの動きが出てくる程度には。
それほどまで予想外にインドネシア政府が優秀だったわけで・・・。
もしかしたら、計画それ自体の白紙撤回と言う可能性も出てきたわけです。
うん。今の段階ならば、それも十分に可能ですからね。


いや、これはね。まったくもって私も油断しておりました^^;
インドネシア政府とインドネシア国民を過小評価しておりました。
ちょっとインドネシアと言う国家を甘く見ていたようです。
なので、インドネシアの方々には大変失礼しました。いやはや^^;



それで、ですねぇ。
うーん。これは、あくまでも私個人の単なる推測による話ですけれどもね^^;
おそらくは。
反ジョコ大統領勢力。反中国派の勢力が動き回っているのだろうと思います。
十中八九。水面下での権力闘争が発生しているのでしょう。

・・・いや、さすがにね^^;
大統領を相手に、政府機関が独自の動きを見せると言うのは。
これは相当に例外的な事です。
外部から物凄い圧力と言うか。支援が無ければ、こんな事にはなりません。
だとすれば、ジョコ大統領に反対する勢力。中国に反発する勢力が動いている。と、
そのように考えるのが妥当だろう。と私は考えております。

うーん。やっぱりジョコ大統領自身の権力基盤が弱いんでしょうねぇ。
都市部から地方へ。との理想を掲げる事については、大変結構でよろしいと思いますが。
そのために親中派。中国と手を組むようではレベルが低過ぎます。話になりません。


ともかく。
予想外に早くインドネシア情勢が変化する可能性が出てきた事は、間違いないでしょう。
今回のインドネシア政府。運輸省の動きによって。
反ジョコ大統領勢力。反中派が高速鉄道の計画を潰そうとしている事は確実です。
なので半ば必然的に。と言う話ですが・・・。
ジョコ大統領の処分もまた予想外に早く決着がつきそうです。

うん。もし仮に。
ジョコ大統領が、あくまでも計画通りに。ゴリ押ししようとするのならば。
たぶん今回の一件に関する凄まじいスキャンダルが表面化します。
・・・いやまあ、この流れだったら表面化しないわけがありませんけどね^^;
元々。極めて不公平で理不尽な手段で計画を決めてしまったわけですから。
ジョコ大統領はズタボロになるまで容赦なく批判されるはずです。

逆に。ジョコ大統領が土壇場で計画を白紙撤回するとなれば。
こちらの場合ならば、あるいは・・・ジョコ大統領は生き残れるでしょうね。
まあ、この土壇場で白紙撤回が出来るほどの。
それほどの政治的決断が出来る実力があるのならば。と言う話ですけれどね。

・・・身も蓋も無い言い方をしてしまうと。
ジョコ大統領を生かすか殺すか。それが決まる。と表現してもよろしいでしょう。
やはり全ては、ジョコ大統領と言う政治家としての実力次第で御座います。

えーと。これは余計なお世話かもしれませんが・・・あえて指摘させて頂きますと。
ジョコ大統領が自分の理想を追求する事は構いません。
うん。それはそれで立派な事だと思います。
でも、そのために中国。習近平と手を組まなければならない。と言うのならば。
そんな理想は実現するべきではないと私は思います。
・・・本当にインドネシア国民の未来のためになるのか否か。
その点について改めて考え直した方がよろしいのではありませんか?



とまあ、ここまでがインドネシアに限った話で御座います。

うん。そうなのです。この問題は、この程度では終わりません^^;
つまるところ。
中国にも確実に問題の影響は波及する。と言う事です。
それだけ中国にとっても今回のインドネシアの一件は非常に重要なんです。
いや、重要と言いますか・・・時期が悪過ぎるのです。うん^^;

と言うのも。
ほら。これからAIIBに関するインフラ事業が本格的に開始されますでしょう?
だから、今回のインドネシアの高速鉄道の一件と言うのは。
AIIBに対する試金石みたいな意味合いが出てくるのは当然の事なんです。

でまあ、そんな試金石が・・・このインドネシアの問題なわけですで。
本当だったら、もっと中国はしっかりと真面目にやるべきだったんですけど。
色々とムチャクチャな事をやっちゃったわけですからね^^;
もう洒落にならないくらいにヤバイ事になるのは、どう考えても間違いないんです。


まず今回の一件については、繰り返しますが極めて不公平かつ理不尽で。
物凄く不可解な手段によって計画が決定された事です。
私達日本から仕事を奪い取るために、中国は様々な事をやってしまったわけです。
まっ。要するに。
これと同じ事がAIIBでも行われるんじゃないか?と言う事ですね。うん^^;

AIIBと言うのは中国が一番影響力を持っているわけですから。
何をどうしようと中国の意向が強く反映される事は間違いありませんし。
中国の手法がAIIBの手法となるだろう事もまた、間違いありません。
そして、中国の手法が今回のインドネシアの一件である。と定義されてしまえば・・・。
もう誰もAIIBを信用する事は無くなるでしょう。


さらに問題なのは。
中国によって立案された計画それ自体に不備がある事が指摘されて。
建設工事を開始する前の段階から批判や懸念の声が続出している事です。
うん。既に書きましたが、これらの声に関しては止まる事は絶対にありませんし。
そもそも止まるどころか。どんどん批判がエスカレートしていく事は明白です。
だって。
中国は成功するかどうか。なんて考えずに無理やり計画を立てちゃったんだから^^;
日本に勝てればそれでいい。後はテキトーに誤魔化せば良い。・・・みたいな。
そんな感じでやった以上は、そりゃあ批判されないわけがないのです^^;


でまあ、そんなテキトーなものが中国が考えるインフラ事業であり。
これから先にAIIBが実行していく具体的な内容だ。と判断されるわけで・・・。
いやいや、ホントに大変ですね^^;
AIIBが実行するインフラ事業は、その全てがテキトーだと判断されてしまうわけです。
これでさ。
これで万が一にも建設工事の開始直前と言う土壇場の。
今この段階で計画それ自体が白紙撤回なんて事になったら、もう目も当てられません。
AIIBの未来とはコレだ。と中国が自ら証明するようなもので御座います^^;


まあ、そうですね。
私自身もそうでしたが、中国もまたインドネシアと言う国家を甘く見過ぎましたね。
何でもかんでも金とゴリ押しだけで解決出来る。思うがままに出来る。などと、
そんな事を考えた結果が、このような状況を作り上げたのです。

はぁ~。・・・ちなみに。
どうでもいい話ですが私は中国。習近平と同レベルと言うわけです^^;
ちょっと我ながらショックで御座いましたToT
少なくとも、習近平みたいな「世間知らずのお坊ちゃん」よりは。
世の中が見えている。などと私も思っていたんですけれどもが・・・。
どうやら物凄く。とてつもなく。うぬぼれていたみたいです。ナハハハ^^;

まっ。私の事はともかく。・・・一応。言っておきますと。
東南アジアは発展途上国であると同時に、比較的に安定している場所です。
なので、ここでダメなら世界のどこで何をしようと何一つ成功しません。
無論。AIIBとて例外では無いでしょう。

と言うわけなので。
AIIBと言うのも随分と早くにカタがつきそうですね。うん^^
発想そのものは良かったんですが、やはり何事も付け焼刃ではダメですね。
んー。直接的な失敗の理由と言うのは。
インドネシアの良識と中国の自爆。うん。まあ、この二つが理由になりますけど。
やっぱり根本的で、最大の原因を考えるのならば。
中国のトップが習近平と言う人物だった事でしょう。
うん。あの人では・・・無理だったんでしょうねぇ。やっぱり。


しかしまあ、そんな事よりも改めて考えるのならば。
本当に。冗談でも何でもなくてインドネシアと言う国家は誇り高い国でしたよね^^
よくぞ中国の横暴に対して、毅然とした姿勢を示したと思います。
その勇気には、私も素直に感服するところで御座います。いやはや^^



それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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31 . January
さて。前回ではメディアの話で御座いましたね。

うーん。まあ、そうですねぇ。
改めて考えてみますと盗撮や盗聴に関しましては、
どこからどこまでが正当な取材で、どこからまでが盗撮や盗聴であるのか。
その線引きと言うのは非常に難しいんですけれどねぇ・・・。

でも、このような問題に対しては。
やはりジャーナリズムの正義。良心。品性。品格によって解決するべき事であって。
それを前提としてこそ『報道の自由』と言うのがあるべきだと思うんですよねぇ。

うーん。私みたいな一般人としての意見と致しましてはね。
もし仮に、報道の自由が盗撮や盗聴を認める事であるとするのならば。
正直な話・・・ドン引きです^^;
私ね。ジャーナリズムって、もっと崇高なものだと思っていたんですけど。
盗聴や盗撮を平気でやると言うのなら、どこぞのヘンタイと同類です。
お巡りさん。警察がやってきて、逮捕されても仕方ないと思います。うん^^;


んー。盗撮や盗聴も当たり前だ。みたいな報道の自由が認められちゃったらさ。
あの・・・アレですよ?
メディア関係者は、あらゆる場所で蛇蝎の如く嫌われる存在になっちゃいますよ?
それに何より。
一般人でも盗撮や盗聴が認められる。と言う事になってしまいます。
ええ。報道の自由とは、つまりは表現の自由であるからです。
日本国民は表現の自由によって、あらゆる場所や人物に対して盗撮や盗聴が認められる。
・・・そんなバカな話が一体どこにあると言うのです?^^;

そして、それに加えて安全保障の観点まで考えていくと・・・やっぱりね。
ジャーナリズムを追求する方々には、もう少し頑張ってもらわないと困るんですよねぇ。
政治に関する報道と言うのは物凄く重要です。でも、だからこそ。
そこには双方お互いの信用があって然るべき。紳士協定があって然るべきである。と、
うん。そんな風に私は思うのでした。いやはや^^;



とまあ、そんな感じでメディアの話は、これで切り上げまして^^;
本題に戻りますと、アジア情勢でインドネシアを話題としたのでしたね。

うん。まあ、インドネシアは・・・これから先に大変な事になるでしょうね。
これから先の事を考えると、一時的な軍事政権が樹立する可能性すらあり得ます。
そういう意味では同じ東南アジア諸国の、タイと似たような流れになりますが・・・。
でも、タイほど混乱する事は無いと私は考えております。
うん。おそらく国民の民意と軍部の行動は合致するはずですからね。
中国なんかに負けるか。・・・みたいな感じです^^;
ジョコ大統領を筆頭に親中派などの中国勢力を叩き出して、
国内を安定させる事と言うのは、インドネシアならば出来るでしょう^^

・・・逆に言えば、今のタイと言う国家には、それすら出来ない。と言う事です。
うん。そうですね。
今回の話題は東南アジア諸国のタイを話題とさせて頂きましょう^^


それでは、まず最初に確認と致しまして。
タイと言う国家の現状から説明して参りますと、ですねぇ。
そもそもの話としてタイと言う国家もまた強い国家でした。
それこそASEANのリーダー格となる程度には優れた国家だったわけですが・・・。
残念ながら、近年の政治的混乱により。
その国力と国際的な地位は低下し続けている状態にあります。

この原因は、タイ国内でのタクシン派と反タクシン派と言う政治勢力同士の対立にある。
・・・と言うのが世間一般の認識になるわけですけれども。
でも、私個人の見解では至極単純に。安全保障に問題があったからだと考えています。


それで、ですねぇ。
現在は、一応の暫定政権として軍隊による軍事政権が樹立している状態ですが。
この軍事政権も・・・ちょっとねぇ。問題があるんですよねぇ^^;

これまた個人的な意見ですが、現在のプラユット首相を私は評価しておりません。
まあ、確かに政治勢力の対立により混乱したタイ国内を安定させる。・・・と言うような。
そんな大義名分がある事は十分に理解出来るんですけれど。
しかしながら、このような混乱の原因を作ったのは・・・他ならぬタイの軍隊です。



えーと。これを説明するには、少し昔の話になって申し訳ないんですけれど。
今回の政変で一番最初にタイの軍隊が動いた時まで、過去を調べる必要があります。
その時期は・・・2006年ですね。
この当時にタイ首相になっていたのはタクシン首相その人です。
そのタクシン首相に対して、軍隊が独自の判断により行動を起こし、
文字通りの軍事クーデターにより首都バンコクを軍事制圧して、
タクシン首相を失脚させました。

・・・これです。

これこそが、今日まで続くタイでの政変の全ての元凶です。
タイの軍隊。軍人連中は自分達の罪をまったく理解していませんけれどね。
この後の混乱の深刻化と流血沙汰の全ては、この一件が招いたのです。

当時の風潮では、今回の軍事クーデターは予定されたものであり。
首都制圧直後にプミポン国王の前で軍人達が跪いている様子がニュースで流れて。
何一つ心配ない。との報道が行われておりました。
うん。とんでもない間違いです。
この時の軍事クーデターは、極めて重大な失敗が明確に存在していたのです。



ちなみに。
当時の私は・・・まあ、民主党政権になる前でしたのでね^^;
特に政治にも興味も無く、ボケッとニュースを聞いているだけの若造でしたが。
それでもニュースから流れてきた一言で、愕然とした事を鮮明に記憶しております。

「軍部は反タクシン派の支持を表明し・・・」

この一言です。
このたった一言を聞いて私はビックリ仰天して、タイの未来を本気で憂いました。


いや、あのですねぇ。
当時の私もタイが政変で混乱していたのは聞いておりましたし。
その時の軍事制圧と言うニュースを聞いて、なんとまあ乱暴な。・・・と、
そんな感じで少々呆れておりましたが^^;
まっ。これでタイ国内が安定するのならば、そんなに悪い話じゃないだろう。
・・・みたいな事を考えていたので御座います。
でまあ、それだけボケッと暢気な事を考えていたのも、軍部が完全に中立の立場であるか。
あるいは、現役の政権。タクシン首相の命令に従って動いているのか。
その二つのうちの、どちらかであると考えていたからです。

それがまさか・・・よりにもよって反タクシン派。
野党勢力の支持を掲げて軍事行動を起こすだなんて。
そんなバカ丸出しの可能性など微塵も考えていませんでした。
だから、本当の本当にビックリして・・・ちょっと泣きそうになりましたToT


これは、なぜか?と言いますとね。
・・・うん。なるほど。
確かに当時のタクシン首相と言うのはスキャンダルがあって、
それを激烈に野党勢力が批判している状況がありました。
野党勢力が選挙をボイコットする事態まであった事も、耳にしております。
しかしながら。
そんなタクシン首相には、それでもタイ国民の大多数の支持があったんです。
確かな支持率。強固な支持基盤が存在していたんです。

この点は、この後にタクシン首相が亡命した後の選挙結果を見れば明らかです。
ええ。選挙においてはタクシン派の連戦連勝と言う事実があるんですからね。
それなのに軍隊は反タクシン派を支持しているんですよ?
反タクシン派を支持して軍事クーデターを引き起こして、首都を制圧して、
現役の、それも国民の大多数が支持する首相を問答無用で失脚させてしまった。

・・・いくら国民全体から絶大な支持を受けるプミポン国王がいたのだとしても。
政治的対立が終わるわけがないでしょう?
終わるどころか、逆に激化するに決まっているでしょう?

なぜならば。
国民の民意と軍隊の軍事力が対立しているからです。
そりゃあ国内がムチャクチャになるのは、当たり前の話です。
ええ。安全保障の観点から考えれば、当たり前の話ですからね。
国民と軍隊が対立したら、国家として成立しなくなるのは当然でしょう?
・・・タイの混乱において、どこの誰に一番の責任があるのかは明白なはずです。

そういうわけだったりしますので。
私はタイの軍隊と言うのを一切信用していませんし、軍人達を物凄く批判しています。
つまるところ。
さも当然のような顔をして国家元首を名乗るお前は、一体何なんだ?・・・です。



うん。まあ、私の中でのプラユット首相の評価は・・・こんな感じ、かな^^;
ともかく。私は物凄く怒っているわけなんです。
タイは良い国です。タイ国民も非常に優れた素晴らしい方々ばかりです。
プミポン国王が立派である事もそうですが、
そんなプミポン国王を心より尊敬しているタイ国民には。
私個人と致しましても、とても好ましく思うところで御座います^^

だからこそ、今のような有様になっている事が許せないし。
このような混乱を仕掛けて裏から操っているような。どこぞの誰かは本当に許せない。



ところで。
これは蛇足と言うか・・・私の独り言なんですけど。
タイのタクシン元首相は、いち早く中国の危険性を指摘しており。
それを国際社会に警告を発するような、極めて聡明で先見の明のある人物でした。
私個人と致しましても軍人達よりは、遥かに信用できる人物だと思います。
そのような人物が、タイに戻ろうとしている。
http://www.sankei.com/world/news/160130/wor1601300037-n1.html

丁度良いタイミングで産経さんが記事にしてくれています。
タクシンさんがタイに戻ってくれる事は、私達日本としても喜ばしい事だと思います。

・・・まっ。あくまでも独り言ですけどね。
決して内政干渉などではありませんので、あしからず。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[3回]

27 . January
うーん。民主党の岡田代表は、辺野古移設計画に反対しちゃったのか。

・・・なんて愚かな事をするんでしょうね。
これじゃあ鳩山元総理と同じ間違いを繰り返しております。
岡田代表って。もうちょっとマトモな人だと思ったんですけどねぇ・・・。
でも、あの鳩ポッポーさんと同じレベルの無責任な人だったみたいです。
実に残念で御座いますね。涙が出るほどに悲しいですToT



まっ。それはね。今は民主党の話は置いておくと致しましょう^^;
それより前回の話題は中国でしたね。
うん、まあ、何と言いましょうか。
日本の民主党政権の場合もそうでしたけど、おバカが権力を握ってしまうと。
あっと言う間に国家が傾いてしまうのは、どこも一緒なんでしょうねぇ^^;


と言うわけで。
本日の話題は、そんな中国から見たアジア情勢を話題で御座います。
うん。丁度良いタイミングと言いましょうか。
前回にも書きましたように中国と協力してしまったがために。
自ら国家を傾けようとしている国家がありますので、それを話題にさせて頂きます。
それでは参りましょう^^

まずはこちらをご覧下さいませ。
http://www.sankei.com/premium/news/151018/prm1510180025-n1.html

これは産経さんの記事で、ちょっと前の記事なんですけれど。
インドネシアの高速鉄道に関する一件が書かれているニュースで御座います。
うん。まさしくコレですね^^;

まあ、AIIBが開始する前の一件でもありますのでね。
参考例とするのには、これが一番わかりやすい一件であるかと思います。
今現在のインドネシアが、まさしく中国の植民地になりかけている国家です。


あの、ですねぇ。
今までも書いてきた事なんですが、今の中国にとって。
インフラ事業で正当な利益云々などと言うものは、二の次なんです。
うん。この高速鉄道に関する一件でも、利益があれば良し。
成功すればラッキー。失敗したらインドネシアが困るだけ。・・・みたいな。
そんな感じで進められる事は間違いないでしょう。きっと。

うん。中国・・・と言うか習近平としてはインドネシアの経済発展などは二の次で。
目的はインドネシア経済それ自体を中国が支配する事にある。と、
そのように考えるのが妥当である。と私は考えております。


と言いますのもね^^;
このインフラ事業に関する受注では、色々とムチャクチャな事がありましたでしょう?
ほぼ八割方。私達日本の提案で決定されていたものを、いきなり中国が参加してきた。
・・・うん。まあ、それはよろしい(←ホントは良くないですが^^;)
それで日本と中国。双方の提案が議論されるかと思いきや。
唐突に計画それ自体が白紙撤回されてしまった。
じゃあこれで終わりなのか。・・・と思った直後に新しい計画が発表されて。
それとほぼ同時に。私達日本が動く前に中国の提案が正式に決定してしまった。

これだけムチャクチャな事をしておいて、何の問題も無く正当な手段によって。
高速鉄道のインフラ事業の受注が中国に決定された。

・・・などの説明で私達日本が納得するとでも思っているんでしょうか?
ましてインドネシア国民が納得するとでも思っているんでしょうか?
ここで重要な事は、極めて不当な手段によって私達日本の提案を排除して。
中国の提案を無理やり。強引に決定してしまった。と言う事実です。
そして、この事実は今回のインフラ事業一つで終わる・・・わけがないんです^^;


こんなチャクチャな事が平気で行われてしまったんです。
もはや私達日本が従来のようにインドネシアを信用する事は出来ませんし。
当然の話として、私達日本のインドネシアに対する経済協力にも大きな影響が出てきます。
・・・つまるところ。
今回の高速鉄道一つどころか。インドネシア経済全般で私達日本の影響力が縮小すると共に。
中国の影響力が増大する。と言う事を意味するわけですね。

うん。中国の狙いとはコレです。
インドネシア政府。ジョコ大統領もイマイチ理解していないみたいなんですが^^;
そんな中国にとってインドネシア国家。インドネシア国民など二の次であり。
重要な事はインドネシア経済が中国経済にとって最大のプラスになる事。
すなわち中国が徹底的に搾取する状況を確立させる事である。・・・です。

もし仮に。
本当に中国がインドネシアの事を。インドネシアの未来を少しでも考慮したのならば。
あんなムチャクチャな事をさせて、日本との関係を悪化させるわけがないでしょう?
自分たち以外に頼るべき相手がいない状態。
中国に依存させる状態にするために、中国は日本との関係悪化を画策したんです。
日本の経済協力が小さくなる分。中国の経済的な依存度が高まりますからね。
それだけ中国の思惑がインドネシアに反映されやすくなるわけです。



さて。皆々様。この状況を見て何となく思い出す事はありませんでしょうか?^^;
そうです。
中国は、韓国と全く同じ事をインドネシアに仕掛けているんです^^;
日本との関係さえ悪化させてしまえば、相手は中国に依存するしかなくなる。
つまり、それだけ中国の言いなりに出来るし。思うがままに搾取出来る。
・・・いやぁ~。もうここまでくると中国のお家芸ですね。いやはや^^;

うん。そんな意味でも、今のインドネシアと言うのは実に参考になります。
んーと。ほら。
インドネシアの人権団体が安倍総理に書簡を送った事などもありましたでしょう?
えーと・・・ああ。ありました。これです。
http://www.sankei.com/world/news/160108/wor1601080052-n1.html

これを見てもわかりますように、この動きって韓国の反日と同じでしょう?
もうね。この記事を見た時に私も思わず笑っちゃましたもん。
まだ反日を続けるのか。バっカじゃねぇの・・・ってね。ナハハハ^^;


ともかく。
今のインドネシアは、先の高速鉄道でのムチャクチャな言動にしろ。
こんなバカ丸出しの人権団体が出てくる事にしても。
既に相当な部分で中国の影響力が増大している。と言うわけで御座いますね。
それでまあ、この原因はどこにあるのか?と言いますと・・・。
全ての点においてインドネシア政府。ジョコ大統領にあると言えます。

んー。ジョコ大統領の人格的な部分。人間性を問題視するつもりはありませんけど。
しかしながら、政治家としては確実に三流以下です。
日本の民主党と同様に政治家としての実力が低過ぎる事が、全ての原因ですね。
・・・うん。話になりません。

先の高速鉄道での受注合戦では、おそらく親中派。
莫大な賄賂によって中国の操り人形になった連中が画策しただろう事は確実です。
それでまあ、ジョコ大統領と言うのは腐敗撲滅を大義名分にした大統領でして・・・。
もうさ。この時点でダメダメでしょう?^^;

腐敗撲滅を掲げて大多数からの支持を獲得したくせに。
多額の賄賂を受け取った親中派のゴリ押しに負けているんですから。
どう考えても、これが表面化した瞬間にジョコ大統領の首が飛びますでしょう?
これだけ見ても、いかに今現在のジョコ大統領が弱いのか。
政治的に追い詰められた状況であるのか。それが一目瞭然です。
もう中国には頭が上がらない。と自ら宣言しているようなものですからね^^;



ちなみに。
参考程度までに書きますと、従来のインドネシアと言うのは東南アジアでも強国。
間違っても中国に屈するような弱国ではありませんでした。
うん。本来のインドネシアって物凄く誇り高い国なんです。
・・・韓国と同列に扱われたりしたら猛烈に。烈火の如く大激怒されます^^;
なので、そのような点を考えても今現在の状況。
我が物顔で中国が縦横無尽に動き回る状況と言うのは、相当に異常であり。
その原因の全ては、やはり今のジョコ大統領にある。と言う以外にはありません。

まあ、そんなわけで。
これからのインドネシアを見ていると・・・よくわかるかと思います^^;
ええ。インドネシアは急速に韓国化していくはずです。
中国と協力して外見の経済は発展しても・・・中身は完全に中国の植民地。
全ての利益を中国企業がガッツリと搾取していく。と言う経済構造に変わりますし。
日本に対する反日みたいな動きだって、もっと出てくるかもしれません。
何よりもインドネシア国民の大多数が物凄く困窮する状況に陥る事でしょう。



さて。それじゃあこれで話は終わるのか?と言いますと・・・そうは問屋が卸さない。

先の高速鉄道の一件もそうですけど、ジョコ大統領への対応は半ば決定しています。
と言うのもね。
ほら。先頃にジャカルタでもテロがありましたでしょう?
ぶっちゃけ。
おバカが国家元首をやっていられるほどに甘い時代じゃないんです。
なのでインドネシア国民が自発的にジョコ大統領を失脚させるはずです。

うん。今のジョコ大統領ってね。旧来の権力層や軍隊と対立して選挙で勝った人なんです。
なので・・・近いうちに。そう遠くない未来においてジョコ大統領は失脚します。
インドネシアを中国に売り飛ばした売国奴・・・みたいな感じになるでしょうか。

まっ。実際にそのとおりですからねぇ。
腐敗撲滅を掲げておきながら、中国の圧力に屈して日本との関係を悪化させたらさ。
そりゃあインドネシア国民は怒りますでしょう?^^;

・・・いやまあ、ジョコ大統領個人は悪い人じゃないんだとは思いますし。
ちょっと私個人も嫌いでは無かったんですけどもね。
でも、ここで中国に屈するようならば、やはり話になりません。
失礼ですけれど、その弱さはインドネシア国民への裏切りだと私は思います。

それはともかく。
これを利用すれば旧来の権力層や軍隊は余裕で逆転出来るはずですし。
そして、そんな旧来の権力層や軍隊と私達日本は仲良しだったりします^^
・・・まっ。そもそも私達日本の高速鉄道に関するインフラ事業って。
彼らと協力して事業を進めていたので、当たり前の話なんですけどね^^;
ね?

安全保障を伴わない経済戦略は何一つ成功しない。って言いましたでしょう?
中国は経済戦略でインドネシアを支配する事を画策していても。
軍事戦略。安全保障戦略全般において支配する事を、まったく想定していないんです。

うん。この事は今の韓国を見てもわかるかと思います。
あれほど韓国経済を中国が掌握していながらも、結局は米韓同盟には勝てなかった。
だからこそ、先の日韓合意は成立したんです。
軍事戦略。安全保障戦略によって中国は一発で日米に逆転を許したわけですね。

もしも中国が軍事戦略。安全保障戦略においても韓国を支配していたのならば。
どれほど韓国経済が悪化して、韓国国民の生活が困窮したとしても・・・。
韓国政府は日本との関係改善に動く事はしなかったし、そもそも出来なかったはずです。

・・・まっ。さらに指摘すると中国の最高権力者が習近平だったから。と言うのが、
もしかしたら、最大の理由になるかもしれませんけれどね^^;


うん。まあ、こんな感じでしょうか。
中国の安全保障戦略。AIIBに関する画策は、こんな感じで確実に潰していきましょう。
まあ、私達日本は何年も前から準備をしてきましたし。
そのための日米同盟。対中包囲網もありますので相当に優位な状況ですし。
これに対して中国は安全保障戦略をまともに考えていませんでしたし。
何よりも最高権力者が習近平と言う人物なので、相当に不利です。うん^^;

ですので、それほど勝利するのは難しくはない戦いですが。
まっ。何事も油断せずに確実に勝利して参りましょう^^


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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30 . September
さてさて。一刻も早く。と書いたのでヨーロッパの話題をする予定でしたが。
改めて考えて見ますと、今ここでヨーロッパを助けても・・・。
そんなに日本の国益にならないかなぁ。と思い始めていたりします。いやはや^^;


んー。正直な感想を述べますと、ヨーロッパは助けられません。対応が遅過ぎます。
まるで韓国を見ているような気分になってきております。
・・・うん。あれは、ちょっと助けられません。

もっと言ってしまうと、無理をしてまでヨーロッパを助けても。
私達日本にはリスクしか無いんですよねぇ。・・・うん。見返りが無いんです^^;
その理由は何度も書いてきましたけれど「対ロ制裁」です。
うん。やっぱりね。
これから先の日本を考えますと、ヨーロッパよりもロシアとの関係が重要になってきます。
・・・この点について私は個人的に強く。強く主張するところで御座います。

まあ、はっきり言ってしまうと、これからの世界情勢で最も重要視されるもの。
それは『経済』ではなくて『軍事』。それも『安全保障』に変わります。
その理由は前回にも書きましたように、アメリカが身動き出来なくなるからです。
この影響のために世界各地で同時多発的に戦争。紛争が勃発する可能性があります。
ええ。単なるテロ行為などとは次元の違う混乱が頻発するはずです。

ですので、これから先の世界各国の課題となるものは。
如何にして自国の安全。平和と未来を守るのか?と言う事こそが最優先のテーマになります。
そして、安全保障を第一に考えるのであるならば。
私達日本は、迷わずヨーロッパではなくてロシアを選ぶべきです。
もはや欧米諸国主導による従来の世界秩序は無いものだ。と考えるくらいが正しいはずです。

日ロ関係の改善。日ロ友好こそ日本の平和。日本の未来にとって極めて重要であり。
未来を生きる日本人に手渡すべき最大の財産となるはずだからです。


とまあ、そう言うわけなので・・・ヨーロッパの話は棚上げです^^;
バカ丸出しの対ロ制裁を継続する。と言うのならば難民問題についても保留します。
私達日本は既に対ロ制裁と言う理不尽極まりないもの。
完全完璧にマイナスしかないものに、自国の安全保障まで犠牲にして協力しています。
この上に難民問題まで協力して差し上げる理由も義理もありません。
・・・自分達の問題なんだから、自力で解決して頂きましょう。
ただ。
一言だけ付け加えるとするのならば・・・本番は、これからです。
難民問題の「本当の恐ろしさ」は、これから始まります。
今までの事など前座の余興みたいなものです。
難民問題と言うものが、どれほどまでに恐るべきものであるのか。
その真実をヨーロッパに生きる全ての方々は己の魂に刻み込む事になるでしょうね。
最悪の場合。
難民によってヨーロッパは滅びるかもしれません。よくよく覚悟しておく事です。

えーと。言わずもがな・・・ですけれども^^;
何年も前から。それこそ対ロ制裁。ウクライナの問題が起こる遥か以前から。
ちゃんと難民問題について警告されてきたんですからね?
それを無視したのはアメリカ同様に、ヨーロッパの方々なんですからね?
自業自得だと思って覚悟を決めなさい。
・・・ホントに。ウクライナの問題にしろ。対ロ制裁にしろ。随分と愚かな事をしましたね。



とまあ、そう言うわけで^^;
本日は別の話題と参りましょう。まずは、こちらを御覧下さいませ^^
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK29H4H_Z20C15A9000000/

今回は日経さんの記事です。
インドネシアで行われていた高速鉄道計画において中国の提案が選ばれた。
私達日本は負けてしまった。・・・と言う記事なワケなんですけれども。
これってさ。
何となくお察し頂けると思いますが、額面どおりに受け止めちゃダメですからね^^;

まあ、確かに結果だけを見れば中国の提案が選ばれてしまった以上。
選ばれなかった私達日本が負けた事は事実です。
でもさ。
現実的に。冷静に考えて・・・中国の提案が成功すると思います?^^;


うん。当たり前の話ですが、私達日本も相当に努力したんです。
可能な限りインドネシア側に対して配慮を行っておりました。
それも昨日今日の話じゃなくて、ずーっと前から行っていたんです。

でまあ、そんな私達日本を出し抜いて中国が勝利するんですよ?
どう考えても普通の方法じゃないはずです。
よっぽどムチャクチャな条件を提示して、色々な裏工作をしたに決まっています。
・・・それこそ表に出てこない条件についても相当の無理をした事でしょうね。
この点については、つい最近までのインドネシア側の不可解な動きが証明しています。

一度は計画それ自体を白紙撤回した直後に、再び新しい計画を発表して。
さらには日本が新しい提案をする時間も無いままに。
間髪を入れず中国の提案を正式に決定する。・・・ってさ。
これでは「裏で何かがありました」と大声で宣言しているようなものでしょう?
もっと上手くやれよ。と思わずツッコミを入れたくなりました。ナハハハ^^;

いや、だってさ。
あれだと・・・やっている事がメキシコの時と同じでしょう?
また、なんやかんやで計画が白紙撤回されても不思議じゃないでしょう?
そんなの成功するわけ無いじゃん^^;

ちなみに。
参考程度までに書いておきますけれど、今現在のインドネシア大統領。
ジョコ大統領は、政治腐敗の一掃を公約に掲げて大統領になった御方です。
私は個人的に嫌いじゃなかったんですけれど。
今回の一件で、これってヤバイんじゃね?ヘタをしたら政治生命が終わるんじゃね?
・・・などと思っていたりします。いやはや^^;



まっ。それについてはインドネシアの内政問題なので置いておくと致しまして。
それよりも、これから先の私達日本がどうすれば良いのか?と言う事を書きますとね。

えーと。これは別にインドネシアだけに限った話ではなくて。
今の東南アジア諸国。ASEAN全体に関して指摘出来る事なんですけれども。
もう今まで考えていたほどに弱い国家じゃない。と言う事を私達日本が自覚するべきです。
もはや東南アジア諸国は十分に国家として、ある程度の国力。実力を持っております。
少なくとも。
無条件で支援を受けるだけの弱小国。発展途上国ではありません。

なぜならば、東南アジア諸国は私達日本と中国を天秤にかけているからです。
今回のインドネシアの一件でもそうですが、日中両国を比較検討する事によって。
より良い条件を引き出そうとしているからです。
それだけの事が出来る国家を、私は弱小国家として認めない事にしております。


そして、弱小国家ではない。
一方的に無条件で支援を受けるだけの貧しい発展途上国ではないのならば。
私達日本としても今後の国家戦略。外交戦略を見直す必要があると思います。
今までのように日本が譲歩する事。配慮する事が当たり前だ。・・・と、
そのような発想。そのような考えは改める段階になった。と私は思うんです。
もはや東南アジア諸国は弱くない。
ならば、私達日本も自分達の国益を守るために。
東南アジア諸国に対して譲歩させる事があったとしても問題ないはずです。

まっ。何が言いたいのか?と言いますと^^;
今までのように日本の味方にならない方々にまで、優しくする必要は無いと言う事です。
そんなに中国が良い。と言うのなら、仕方ないと割り切って切り捨てるしかありません。

あの・・・こんな事は私も言いたく無いんですけれど。
この期に及んで日本よりも中国を選ぶって、よっぽどのバカだと思います。
もうね。面倒見切れません^^;
協力者として。対等の関係を構築する相手としては、実力が無さ過ぎます。
あまりにもジョコ大統領。インドネシア政府の頭が悪過ぎて。
どんなに私達日本が頑張っても、このままでは良好な協力関係を構築出来ません。
ぶっちゃけ。韓国政府と同じレベルです。話になりません。

うん・・・やっぱりねぇ。
苦学して地方行政から中央政界。大統領になった。と言う経歴を考えるとね。
私も心情的にはジョコ大統領を応援したかったんですけれど・・・。
でも、ここで中国を選ぶようではねぇ。
目先の損得に惑わされて、まったくもって大局を見てない。って事ですから。
本当に。冗談じゃなくてジョコ大統領の面倒は見切れません。
なので。
今回のインドネシアの一件だけで判断するのならば。
ジョコ大統領が近い将来において。
今の韓国のパク・クネ大統領と同じように手詰まりの状況になる事を想定した上で。
ほぼ確実に中国の計画が失敗する事を想定した上で、日本は戦略を組み立てるべきです。



まっ。日本政府。安倍政権は、当然このように動いていると思いますけどね^^;
と言うわけで、ここまでの話は基本的な内容です。

もう一歩先んじて話をしましょう。
おそらくインドネシアの国内情勢は混乱するだろう。と思われます。
中国の計画が失敗して、インドネシア経済も傾いて。
挙句の果てに世界秩序全体が不安定化してしまうとなれば、混乱は確実です。
うん。申し訳ないですけれど、ジョコ大統領では対応し切れないでしょう。

そこで登場するのが私達日本です。
そうです。
私達日本が、この時にインドネシアにおいて挽回するので御座います^^
中国の計画が失敗すれば、確実にインドネシアは私達日本に泣きついてきます。
でも、泣きつかれてから行動したのでは遅過ぎます。
その前に事前に行動しておくべきです。
ジョコ大統領の反対勢力。軍政府関係者などと連携して。
インドネシアにおける私達日本の勝利を目指しましょう^^


ええ。十分に可能であるだろう。と私は思いますね。
今回に中国が提示した無理に無理を重ねた計画。
ここで日本に負けたら中国は終わりだ。・・・と、
そう言わんばかりのムチャクチャな計画が失敗しないわけがありませんし。
そんな中国の甘言に騙されてしまうような実力不足の大統領では、
インドネシアの未来は非常に暗いものになります。
そんなインドネシアの未来を救うためにも、
一切合財の全てを私達日本がお膳立てをするくらいの気合で戦略を組み立てましょう。

・・・どうせ失敗の責任はジョコ大統領が全て背負うはずですからね。
その状況打開となるならば唯々諾々と。極めて都合良く動いてくれるはずです。
繰り返しますが、インドネシアは十分に国家として強いですからねぇ。
なにしろ私達日本と中国を天秤にかけてしまえるのですから。
相手を利用する以上は、利用される事も当然ながら覚悟なされているはずで御座います。
そうでしょう?



うん。こんな感じで如何でしょうか^^;
無論これはインドネシアだけの話ではありません。
他の東南アジア諸国についても同じ事が言えるだろう。と思います。
私達日本を都合よく利用するんだから、私達日本に都合よく利用されるのも当然だ。と、
今後の東南アジア戦略は、この点を基本として構築するべきで御座いますね。

いやぁ~。やっぱりさ。
今回のインドネシアのジョコ大統領とか。タイのプラユット大統領などもそうですけど。
私達日本を甘く見過ぎているんですよねぇ。
特にタイから聞こえてくる意見の中に、

「日本は多額の投資をしており、タイを見捨てることはない」

・・・ってさ。
一体何様なんだ?と思いますものねぇ。もうホントにふざけるな。・・・です^^;
いや、まるで韓国を相手にしている気分になってしまいましたもの。
タイと言う国家って、そんなにレベルが低いのか?と私もビックリしました。
そんな風に。
平気で不義を行おうような方々にまで、律儀に仁義を通す必要はありません。

そこまで冷徹にビジネスライクで。心無い言葉で国家関係を構築したいのなら。
どうぞ好きになさって下さい。
そっちがそう言う態度を見せるなら、私達日本だって同じようにするだけです。
でも、それで後悔する事になるのは、どっちでしょうね?・・・です。


えーと。これは以前にも書いた事ですけれど。
今の東南アジアにはリーダーとなる人物がいないんですよねぇ。
そもそもの話としても。
今の状況で中国の言葉に騙されるってレベルが低過ぎるでしょう?^^;
普通だったら、どこかの誰かが引き止めて然るべきです。
・・・でも、そんな人も誰もいない。
せっかくのASEANと言う共同体があっても、現状では半ば機能不全になっています。
これでは宝の持ち腐れです。実にもったいない。
そんな東南アジアを正しい方向に導いていく。と言う観点から考えても。
私達日本の国家戦略。外交戦略。アジア戦略は非常に重要なものなるはずです。


「いやいや、東南アジアに関してまで、そこまで日本が責任を背負う必要は無くね?」

・・・とは思われる方々も多いとは思いますけれども。
でもね。
ここで手に入る名誉の報酬って大きいんです^^;
なぜかと言うと、この責任を私達日本が背負った時。
文句なく私達日本がアジアの盟主になるからです。
ええ。誰にも文句は言わせません。中国にもロシアにも。アメリカにだって言わせません。
これから先のアジアの盟主は、私達日本である。と、
そのように世界中に堂々と宣言する事が出来た時。
その時にこそ完全完璧に。私達日本は戦後レジームから真の意味で脱却が出来るのです。


・・・ウクライナでの責任を日本が背負う事と比較すると、見返りが全然違うんです。
あの、本当にね^^;
ウクライナの問題。対ロ制裁に日本が関与しても、何一つ利益になりませんからねぇ。
むしろ明確な日本のマイナスであり、確実に国益の損失が発生します。
それを理解した上で日本に協力を求めるんですから。
欧米諸国の方々って、本当に面の皮が厚いと言うか。何と言うか。です^^;
それで御礼の一つも差し出せないのでは、不義以外の何ものでもありません。
これまた繰り返しますが、不義をする者にまで仁義を通す必要は無い。
相手がヨーロッパだとしても例外にする理由も無い。・・・そうではないでしょうか?


とまあ、本日はここまでにしておきましょう。
ちょっと色々な話題を入れ過ぎましたね。長くなりまして、失礼しました。

それでは皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[3回]

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