政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 これから先の日本の東南アジア戦略について。 忍者ブログ
24 . April
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30 . September
さてさて。一刻も早く。と書いたのでヨーロッパの話題をする予定でしたが。
改めて考えて見ますと、今ここでヨーロッパを助けても・・・。
そんなに日本の国益にならないかなぁ。と思い始めていたりします。いやはや^^;


んー。正直な感想を述べますと、ヨーロッパは助けられません。対応が遅過ぎます。
まるで韓国を見ているような気分になってきております。
・・・うん。あれは、ちょっと助けられません。

もっと言ってしまうと、無理をしてまでヨーロッパを助けても。
私達日本にはリスクしか無いんですよねぇ。・・・うん。見返りが無いんです^^;
その理由は何度も書いてきましたけれど「対ロ制裁」です。
うん。やっぱりね。
これから先の日本を考えますと、ヨーロッパよりもロシアとの関係が重要になってきます。
・・・この点について私は個人的に強く。強く主張するところで御座います。

まあ、はっきり言ってしまうと、これからの世界情勢で最も重要視されるもの。
それは『経済』ではなくて『軍事』。それも『安全保障』に変わります。
その理由は前回にも書きましたように、アメリカが身動き出来なくなるからです。
この影響のために世界各地で同時多発的に戦争。紛争が勃発する可能性があります。
ええ。単なるテロ行為などとは次元の違う混乱が頻発するはずです。

ですので、これから先の世界各国の課題となるものは。
如何にして自国の安全。平和と未来を守るのか?と言う事こそが最優先のテーマになります。
そして、安全保障を第一に考えるのであるならば。
私達日本は、迷わずヨーロッパではなくてロシアを選ぶべきです。
もはや欧米諸国主導による従来の世界秩序は無いものだ。と考えるくらいが正しいはずです。

日ロ関係の改善。日ロ友好こそ日本の平和。日本の未来にとって極めて重要であり。
未来を生きる日本人に手渡すべき最大の財産となるはずだからです。


とまあ、そう言うわけなので・・・ヨーロッパの話は棚上げです^^;
バカ丸出しの対ロ制裁を継続する。と言うのならば難民問題についても保留します。
私達日本は既に対ロ制裁と言う理不尽極まりないもの。
完全完璧にマイナスしかないものに、自国の安全保障まで犠牲にして協力しています。
この上に難民問題まで協力して差し上げる理由も義理もありません。
・・・自分達の問題なんだから、自力で解決して頂きましょう。
ただ。
一言だけ付け加えるとするのならば・・・本番は、これからです。
難民問題の「本当の恐ろしさ」は、これから始まります。
今までの事など前座の余興みたいなものです。
難民問題と言うものが、どれほどまでに恐るべきものであるのか。
その真実をヨーロッパに生きる全ての方々は己の魂に刻み込む事になるでしょうね。
最悪の場合。
難民によってヨーロッパは滅びるかもしれません。よくよく覚悟しておく事です。

えーと。言わずもがな・・・ですけれども^^;
何年も前から。それこそ対ロ制裁。ウクライナの問題が起こる遥か以前から。
ちゃんと難民問題について警告されてきたんですからね?
それを無視したのはアメリカ同様に、ヨーロッパの方々なんですからね?
自業自得だと思って覚悟を決めなさい。
・・・ホントに。ウクライナの問題にしろ。対ロ制裁にしろ。随分と愚かな事をしましたね。



とまあ、そう言うわけで^^;
本日は別の話題と参りましょう。まずは、こちらを御覧下さいませ^^
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK29H4H_Z20C15A9000000/

今回は日経さんの記事です。
インドネシアで行われていた高速鉄道計画において中国の提案が選ばれた。
私達日本は負けてしまった。・・・と言う記事なワケなんですけれども。
これってさ。
何となくお察し頂けると思いますが、額面どおりに受け止めちゃダメですからね^^;

まあ、確かに結果だけを見れば中国の提案が選ばれてしまった以上。
選ばれなかった私達日本が負けた事は事実です。
でもさ。
現実的に。冷静に考えて・・・中国の提案が成功すると思います?^^;


うん。当たり前の話ですが、私達日本も相当に努力したんです。
可能な限りインドネシア側に対して配慮を行っておりました。
それも昨日今日の話じゃなくて、ずーっと前から行っていたんです。

でまあ、そんな私達日本を出し抜いて中国が勝利するんですよ?
どう考えても普通の方法じゃないはずです。
よっぽどムチャクチャな条件を提示して、色々な裏工作をしたに決まっています。
・・・それこそ表に出てこない条件についても相当の無理をした事でしょうね。
この点については、つい最近までのインドネシア側の不可解な動きが証明しています。

一度は計画それ自体を白紙撤回した直後に、再び新しい計画を発表して。
さらには日本が新しい提案をする時間も無いままに。
間髪を入れず中国の提案を正式に決定する。・・・ってさ。
これでは「裏で何かがありました」と大声で宣言しているようなものでしょう?
もっと上手くやれよ。と思わずツッコミを入れたくなりました。ナハハハ^^;

いや、だってさ。
あれだと・・・やっている事がメキシコの時と同じでしょう?
また、なんやかんやで計画が白紙撤回されても不思議じゃないでしょう?
そんなの成功するわけ無いじゃん^^;

ちなみに。
参考程度までに書いておきますけれど、今現在のインドネシア大統領。
ジョコ大統領は、政治腐敗の一掃を公約に掲げて大統領になった御方です。
私は個人的に嫌いじゃなかったんですけれど。
今回の一件で、これってヤバイんじゃね?ヘタをしたら政治生命が終わるんじゃね?
・・・などと思っていたりします。いやはや^^;



まっ。それについてはインドネシアの内政問題なので置いておくと致しまして。
それよりも、これから先の私達日本がどうすれば良いのか?と言う事を書きますとね。

えーと。これは別にインドネシアだけに限った話ではなくて。
今の東南アジア諸国。ASEAN全体に関して指摘出来る事なんですけれども。
もう今まで考えていたほどに弱い国家じゃない。と言う事を私達日本が自覚するべきです。
もはや東南アジア諸国は十分に国家として、ある程度の国力。実力を持っております。
少なくとも。
無条件で支援を受けるだけの弱小国。発展途上国ではありません。

なぜならば、東南アジア諸国は私達日本と中国を天秤にかけているからです。
今回のインドネシアの一件でもそうですが、日中両国を比較検討する事によって。
より良い条件を引き出そうとしているからです。
それだけの事が出来る国家を、私は弱小国家として認めない事にしております。


そして、弱小国家ではない。
一方的に無条件で支援を受けるだけの貧しい発展途上国ではないのならば。
私達日本としても今後の国家戦略。外交戦略を見直す必要があると思います。
今までのように日本が譲歩する事。配慮する事が当たり前だ。・・・と、
そのような発想。そのような考えは改める段階になった。と私は思うんです。
もはや東南アジア諸国は弱くない。
ならば、私達日本も自分達の国益を守るために。
東南アジア諸国に対して譲歩させる事があったとしても問題ないはずです。

まっ。何が言いたいのか?と言いますと^^;
今までのように日本の味方にならない方々にまで、優しくする必要は無いと言う事です。
そんなに中国が良い。と言うのなら、仕方ないと割り切って切り捨てるしかありません。

あの・・・こんな事は私も言いたく無いんですけれど。
この期に及んで日本よりも中国を選ぶって、よっぽどのバカだと思います。
もうね。面倒見切れません^^;
協力者として。対等の関係を構築する相手としては、実力が無さ過ぎます。
あまりにもジョコ大統領。インドネシア政府の頭が悪過ぎて。
どんなに私達日本が頑張っても、このままでは良好な協力関係を構築出来ません。
ぶっちゃけ。韓国政府と同じレベルです。話になりません。

うん・・・やっぱりねぇ。
苦学して地方行政から中央政界。大統領になった。と言う経歴を考えるとね。
私も心情的にはジョコ大統領を応援したかったんですけれど・・・。
でも、ここで中国を選ぶようではねぇ。
目先の損得に惑わされて、まったくもって大局を見てない。って事ですから。
本当に。冗談じゃなくてジョコ大統領の面倒は見切れません。
なので。
今回のインドネシアの一件だけで判断するのならば。
ジョコ大統領が近い将来において。
今の韓国のパク・クネ大統領と同じように手詰まりの状況になる事を想定した上で。
ほぼ確実に中国の計画が失敗する事を想定した上で、日本は戦略を組み立てるべきです。



まっ。日本政府。安倍政権は、当然このように動いていると思いますけどね^^;
と言うわけで、ここまでの話は基本的な内容です。

もう一歩先んじて話をしましょう。
おそらくインドネシアの国内情勢は混乱するだろう。と思われます。
中国の計画が失敗して、インドネシア経済も傾いて。
挙句の果てに世界秩序全体が不安定化してしまうとなれば、混乱は確実です。
うん。申し訳ないですけれど、ジョコ大統領では対応し切れないでしょう。

そこで登場するのが私達日本です。
そうです。
私達日本が、この時にインドネシアにおいて挽回するので御座います^^
中国の計画が失敗すれば、確実にインドネシアは私達日本に泣きついてきます。
でも、泣きつかれてから行動したのでは遅過ぎます。
その前に事前に行動しておくべきです。
ジョコ大統領の反対勢力。軍政府関係者などと連携して。
インドネシアにおける私達日本の勝利を目指しましょう^^


ええ。十分に可能であるだろう。と私は思いますね。
今回に中国が提示した無理に無理を重ねた計画。
ここで日本に負けたら中国は終わりだ。・・・と、
そう言わんばかりのムチャクチャな計画が失敗しないわけがありませんし。
そんな中国の甘言に騙されてしまうような実力不足の大統領では、
インドネシアの未来は非常に暗いものになります。
そんなインドネシアの未来を救うためにも、
一切合財の全てを私達日本がお膳立てをするくらいの気合で戦略を組み立てましょう。

・・・どうせ失敗の責任はジョコ大統領が全て背負うはずですからね。
その状況打開となるならば唯々諾々と。極めて都合良く動いてくれるはずです。
繰り返しますが、インドネシアは十分に国家として強いですからねぇ。
なにしろ私達日本と中国を天秤にかけてしまえるのですから。
相手を利用する以上は、利用される事も当然ながら覚悟なされているはずで御座います。
そうでしょう?



うん。こんな感じで如何でしょうか^^;
無論これはインドネシアだけの話ではありません。
他の東南アジア諸国についても同じ事が言えるだろう。と思います。
私達日本を都合よく利用するんだから、私達日本に都合よく利用されるのも当然だ。と、
今後の東南アジア戦略は、この点を基本として構築するべきで御座いますね。

いやぁ~。やっぱりさ。
今回のインドネシアのジョコ大統領とか。タイのプラユット大統領などもそうですけど。
私達日本を甘く見過ぎているんですよねぇ。
特にタイから聞こえてくる意見の中に、

「日本は多額の投資をしており、タイを見捨てることはない」

・・・ってさ。
一体何様なんだ?と思いますものねぇ。もうホントにふざけるな。・・・です^^;
いや、まるで韓国を相手にしている気分になってしまいましたもの。
タイと言う国家って、そんなにレベルが低いのか?と私もビックリしました。
そんな風に。
平気で不義を行おうような方々にまで、律儀に仁義を通す必要はありません。

そこまで冷徹にビジネスライクで。心無い言葉で国家関係を構築したいのなら。
どうぞ好きになさって下さい。
そっちがそう言う態度を見せるなら、私達日本だって同じようにするだけです。
でも、それで後悔する事になるのは、どっちでしょうね?・・・です。


えーと。これは以前にも書いた事ですけれど。
今の東南アジアにはリーダーとなる人物がいないんですよねぇ。
そもそもの話としても。
今の状況で中国の言葉に騙されるってレベルが低過ぎるでしょう?^^;
普通だったら、どこかの誰かが引き止めて然るべきです。
・・・でも、そんな人も誰もいない。
せっかくのASEANと言う共同体があっても、現状では半ば機能不全になっています。
これでは宝の持ち腐れです。実にもったいない。
そんな東南アジアを正しい方向に導いていく。と言う観点から考えても。
私達日本の国家戦略。外交戦略。アジア戦略は非常に重要なものなるはずです。


「いやいや、東南アジアに関してまで、そこまで日本が責任を背負う必要は無くね?」

・・・とは思われる方々も多いとは思いますけれども。
でもね。
ここで手に入る名誉の報酬って大きいんです^^;
なぜかと言うと、この責任を私達日本が背負った時。
文句なく私達日本がアジアの盟主になるからです。
ええ。誰にも文句は言わせません。中国にもロシアにも。アメリカにだって言わせません。
これから先のアジアの盟主は、私達日本である。と、
そのように世界中に堂々と宣言する事が出来た時。
その時にこそ完全完璧に。私達日本は戦後レジームから真の意味で脱却が出来るのです。


・・・ウクライナでの責任を日本が背負う事と比較すると、見返りが全然違うんです。
あの、本当にね^^;
ウクライナの問題。対ロ制裁に日本が関与しても、何一つ利益になりませんからねぇ。
むしろ明確な日本のマイナスであり、確実に国益の損失が発生します。
それを理解した上で日本に協力を求めるんですから。
欧米諸国の方々って、本当に面の皮が厚いと言うか。何と言うか。です^^;
それで御礼の一つも差し出せないのでは、不義以外の何ものでもありません。
これまた繰り返しますが、不義をする者にまで仁義を通す必要は無い。
相手がヨーロッパだとしても例外にする理由も無い。・・・そうではないでしょうか?


とまあ、本日はここまでにしておきましょう。
ちょっと色々な話題を入れ過ぎましたね。長くなりまして、失礼しました。

それでは皆々様。おやすみなさいませ^^

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