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19 . March
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09 . September
えーと。前回は国連の話題。
機能不全に陥っている国連を改革し、立て直すには中国を排除する事。
ついでに日本を常任理事国にして抜本的な改革を実行するべきだ。・・・と言う話でした。

うん。まあ、中国を排除する以外には国連の復活は無いので、それは絶対条件だとしても。
日本の常任理事国入りについては・・・まあ、これはね^^;
ダメだというのならば、それならそれで良いんです。私も無理にとは言いません。
それが世界各国の意思であり、インド国民が強く望んでいるのであれば。
私達日本としてもインドを応援する。と言うだけの話で御座います^^


んー。ちょっと前回の話に一つ補足しておきますとね。
常任理事国に選出される国家と言うのは三か国あったんです。
それが日本とインドとドイツです。
この中でドイツは現在のメルケル首相が難民問題で大自爆したので除外するとしても^^;
日本の場合は、そもそも今まで常任理事国にならなかったのが不自然だったくらいですし。
インドの場合は、潜在的な可能性を考えれば間違いなく将来的に世界有数の大国になります。
どちらも常任理事国入りするには相応しい国家なんです。

ただ前回に書きましたがインドの場合は単純に早過ぎるだろう。とも私は思います。
いくらなんでも常任理事国になるのは早過ぎる。
もっと国家として成熟してからの方が絶対に良いだろう。と私個人は考えています。

いや、もちろんね^^;
どうしてもインドの方々が常任理事国になりたいんだ!・・・と心の底から願っていて。
それを世界各国の大多数が支持するというのならばね。
繰り返しますが、私だって絶対にダメだ。とは言いません^^;
その時はインドの方々にアジアの未来をお願いします。と頭を下げましょう^^

インドは中国とは違って既に民主化されて、自由主義経済も導入されておりますし。
なので、インド中心のアジア新秩序が構築される。と言うのならば。
それならそれで良いかなぁ。とも私は思っているからです^^
別に私達日本が必ずしもアジアの重責を担わなければならない。と言うわけでもありません。
世界各国。アメリカやロシア。そして、インド自身が望むのであるならば。
その結論に対して私達日本も文句はありませんし、インドの方々を応援するとしましょう^^


ですが、あらかじめご忠告申し上げます。
今ここでインドが常任理事国になる事は決して。決して容易な道では無い。
・・・と言う事だけは明言させて下さいませ。

ちょっと。どころではありません。間違いなく物凄く苦労する事になります。
まあ、基本原則として内政不干渉の原理原則と言う事もありますのでね^^;
今の段階では詳しい事は私も言及しませんけれども。
それでも私から言う事があるとすれば一つだけ。
すなわち目先の損得だけで考えるべきではない。と言う事です。
天下国家の大計は慎重に。計画的に実行していくべきものだと言う事を忘れないで下さい。

確かに国連の常任理事国になる事は大変に栄誉ある事だとは思います。
ですが、今この時にあって。それがインド国民にとってのプラスになるのか否か。
その点について、よくよく考えた上で結論を出して下さいませ。
ぜひともに後悔しないようにして下さいね^^


さてさて。それでは本日の話題で御座います^^
本日は・・・これから先の国連の重要性についての話。
もっと露骨に言えば、国連の利用価値について・・・の話です。
それでは参りましょう^^

でまあ、最初に書いておくんですけれどもね。
なぜに今しがた『国連の利用価値』などと言う表現をしたのか?と言いますとね。
ほら。今のアメリカ政府。トランプ大統領って二国間交渉を重要視していて。
多国間交渉について軽んじているところがありますでしょう?
特に国連に至っては、一体何の意味と価値があるんだっ!?・・・と言わんばかりです^^;

まっ。確かに今の国連には何の意味も価値も無い。と私も思います。
そもそも国連としての役割を果たすどころか。
極めて偏った主義主張を続けて、世界各国の信頼を徹底的に失墜させた挙句に。
国際社会から孤立している状態ではねぇ・・・これでは話になりませんもん^^;

しかし、です。

今現在の状況が悲惨であるからと言って、国連と言う組織に見切りをつけるのは早計です。
と言うのも世界各国。国際社会をまとめる国際組織は必要だからです。
うん。本来の国連と言う組織は非常に利用価値が高い。と私は考えているんです^^

・・・って言うか^^;
国連の利用価値が提示出来ないようならば、私も国連改革だ。などとは言いません。
今のアメリカ。トランプ大統領に何の利益も提示せずに国連改革などと言ったところで。
鼻先で笑い飛ばされて、それで終わりで御座います^^;
それほどまでに今のアメリカ。トランプ大統領の国連に対する不信感は大きいからです。
それを無視して話を進めるほどに、私も現実を直視しないわけではありませんから^^;


と言うわけで、そんなこんなで国連の利用価値について。
具体例を出した方がわかりやすいかと思いますので、アメリカを例として考えますとね。
これまた本来ならアメリカにとっても国連と言うのは利用価値が高いはずなんです。
特にトランプさんにとっては利用価値が高いんです^^

トランプさんって前任者であるオバマ前大統領の方針を否定する事が多いんですが。
一つ困った事と言うか。保留している事があるんです。
それがこそ安全保障戦略。世界戦略の基本方針です。うん^^;

まあ、何が言いたいのか?と言いますとね。
オバマさんはアメリカが世界の警察である事を否定しましたでしょう?
従来のアメリカ一国による世界平和と言う方針を転換して、アメリカの同盟国。
アメリカ陣営全体で協力する事による世界平和の実現。と言う方針を提示したんです。
この方針転換によって世界情勢は極めて大きく動く事になりました。
そもそもオバマさんが方針転換をした最大の理由と言うのは、
あまりにも世界秩序。世界平和に対するアメリカの負担が大き過ぎたからです。
この負担を削減するためにアメリカの同盟国。アメリカ陣営全体で負担を分散させる事。
それこそがオバマさんが方針転換した最大の理由だったわけですね^^

この点を考える限り・・・このオバマさんの方針転換と言うのは。
トランプさんのアメリカ・ファーストの思想と合致するんです。
世界各国がアメリカに依存した結果。アメリカの負担が増えて不利益が大きくなった。
ならば、この負担を減らしてアメリカの不利益を小さくするのは当然だ。・・・と、
そのようにトランプさんであれば必ず考えるからです。


さて。そのような状況がありまして、です
この点に関するトランプさんとオバマさんの主義主張は合致します。
ですが。
トランプさんの周辺状況。政治的事情。さらに言えばトランプさん自身の性格などを考えても。
オバマさんが提示した基本方針を、そのまま継承する事は・・・しないと思います^^;
でも、だからと言って従来の方針に戻る事。
アメリカ一国による世界平和と言う方針に戻るのか?と言うと、それも出来ない。
そんな物凄い負担を背負ってはトランプさんの今までの努力。
あれだけ頑張って手に入れた経済的な利益がアッサリと消し飛んでしまいます^^;
だから、絶対に従来の方針。アメリカによる世界平和などと言う方針に戻る事など出来ない。

・・・うん。なかなかに困った状況です。
今のアメリカ政府。トランプ大統領としても、色々と悩ましいところでしょう。
であればこそ、ここで国連を利用すればよろしいのです^^


えーと。単純な話としてオバマ前大統領が提示した基本方針には欠点があります。
それはアメリカの同盟国だけ。アメリカ陣営だけで世界平和を守る。と言う点です。
これは不自然と言うか。間違いなんです。
そもそも世界平和とは世界各国。あらゆる国々が協力して実現させるべきものなのであって。
別にアメリカの同盟国だけが世界平和に対して責任を背負うわけではありません。
では、なぜにオバマ前大統領がこのような方針を打ち出したのか?と言うと。
それはロシアとの対立があったからです。

あの・・・念のために書いておきますが、ロシアとの対立は不毛です^^;
ロシアとの問題は基本的に話し合いで解決出来ます。十分に和解出来るんです。
話し合っても何も解決しない中国。習近平などとは違うんです^^;
それ以前に。
ロシアと戦いと言うのは、勝っても得るもの少なく負ければ大損。と言う戦いなんです。
・・・まあ、トランプさんは百も承知だとは思いますけれどね^^;

そんなわけで、大変失礼ながらハッキリ言わせて頂きます。
アメリカとロシアの対立は無駄以外の何物でもなく、無用に世界を混乱させているだけです。
このような対立は絶対にやめるべきで御座います。


でまあ、そんなロシアとの対立。ロシアと戦う事を想定した基本方針だったがゆえに、
オバマ政権でのアメリカの安全保障と言うのは、かなり歪な形になってしまっていたんです。
これでは対ロ戦略一つのためにアメリカの安全保障戦略全体が傾いて極めて不安定な状態です。
この状態を是正するためにもロシアとの対立それ自体を撤回する必要があります。
しかしながら。
アメリカ国内では未だにロシアに対する強硬論は根強く残っています。
ただ不利益だ。と言う理由だけではロシアとの対立を回避し、和解する事は難しいでしょう。

それゆえに、です。

ここで国連が出てくるんです。
国連を中心とした世界秩序。世界平和を実現させる。と言う名目であれば。
同じ国連の一員であるロシアとの和解。協力するのは当然の事であり。
つまりは、米ロ両国の間に国連を挟む事によって対立を回避するわけです^^;

まっ。それこそが本来の。然るべき国連の在り方だったんですけどねぇ・・・。
対立する両者の間を仲介する。と言うのも重要な国連の役割だったんです。
まったく機能していないので、忘れている人も多いかもしれませんけどね^^;


それで、です。
オバマ前大統領と同じようにアメリカの負担を軽減させる。との方針を維持しつつも。
なおかつ国連を前提とする事でオバマ前大統領の方針を上回る結果。
アメリカの同盟国のみならず国連全体。世界全体で負担を分担させる事により、
より大きくアメリカの負担軽減が期待出来る。と主張する事も出来ます。
要するに。
オバマ前大統領よりも私の提案の方が優れている!・・・と宣言する事が出来るわけです^^


とまあ、これであればさ^^;
たぶんですが、トランプさんもオッケーを出してくれるんじゃないかなぁ。と私は思います。
うん。そうですね^^
国連の利用価値って、いかに負担軽減に利用出来るのか。と言う事だとも思うんです。

もちろんトランプさんの二国間交渉が悪いというわけではありません。
経済的な分野での交渉。
言い換えれば利益の奪い合い。と言う事であれば、交渉相手は少ない方が良いでしょうけど。
これが逆の場合。
特に軍事的な分野での交渉で、負担の押し付け合い。と言う事になるのであれば。
その負担を分担する国家は多ければ多いほど良いだろうとも私は思うんです。
それだけ負担が小さくなるわけですから^^


・・・いやまあ、現実問題と致しましてもね^^;
世界平和の実現って物凄い大きな負担でありながらも、絶対にやらなければならない事なので。
だとしたらと、みんなで協力して実現させよう。と言うのが当然なんです。
アメリカだけが。あるいは先進国だけが負担すれば良い。と言うのは間違っているんです。
このような当たり前の事を主張して、実現する事こそが国連の役割だと私は思います。

繰り返しますがアメリカだけに。先進国だけに負担を押し付けたり。
ましてや中国みたいなムチャクチャな国家を黙認。容認するかのような言動は間違っています。
世界平和を実現させるための国際組織が、その役割を半ば放棄しているようでは。
これでは世界平和など夢のまた夢になってしまうんです。

だからこそ、私は国連は絶対に改革されるべきだと思う次第なので御座います。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^


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04 . September
さてさて。前回は韓国の話題でしたね。

んー。しつこいようですが現在の韓国。ひいては今後の韓国の動きについては。
赤の他人の日本人。しかもチンピラ風情の私ですら理解出来たし、予想出来た事なんです。
だとすれば。
当事者の韓国人が知りませんでした。わかりませんでした。との言い訳は一切通用しません。
そんな都合の良過ぎる論理は、これからの世界では何一つ通用しないんです。

いや、本当にね?^^;
もう韓国の人々と言うのは、まったくもって言い訳出来ないんですからね?
紛れもない韓国国民の民意。自分達の決断においてムン・ジェイン大統領を選んだんです。
ならば、その韓国国民の決断に対しては、同じ韓国国民が責任を背負うのが当然です。
これは国際社会。民主主義国家における常識です。韓国人だけが出来ない理屈は存在しない。

つまり、今までのように私達日本に責任転嫁など出来ないんです。
いや、仮に責任を転嫁したのだとしてもね^^;
もう私達日本は今までのように過保護までに韓国を助ける事も。守る事もしないんです。
既に状況は変わったんです。時代は変わってしまったんです。

・・・もう子供じゃないし、日本人と同じ人間なんですから。
私達日本人が地獄のような民主党政権を自力で乗り越えたように。
同じく韓国人にだって地獄のような今の状況を自力で乗り越える事が出来るはずです。
ええ。そうですとも。
ここで「出来ない」「助けてくれ」などと泣き言を述べるのはやめなさい。
そんな甘えた言葉に応じるほど世界は。国際社会は寛容ではないんです。
韓国の未来は韓国人が守る。・・・と、その当たり前の意地と誇りを持つべきです。
これが出来なければ、地獄の底に突き落とされてどれになっても・・・文句は言えません。

・・・まっ。この話もねぇ。
何度となく私も書き続けてきたんですけれどねぇ。ホントにさ^^;


さて。それでは本日の本題です。
本日は今後の世界情勢から、新しい世界秩序に関する話です。
それでは参りましょう^^

まずは、こちらをご覧下さいませ。
https://www.sankei.com/world/news/180902/wor1809020033-n1.html

こちらは産経さんの記事で、中国の北京で習近平と国連のグテレス事務総長の会談。
その際に習近平が国連の支持をした。と言う事が書かれております。

でまあ、私の率直な感想と致しましてはね。
習近平が支持するような国連では、国際協調は実現しないだろう。・・・です^^;
ぶっちゃけ。
今現在の世界秩序を破壊している張本人。最大の元凶が習近平ですからねぇ^^;
そんな習近平に支持されるようでは・・・国際機関としての問題がある。と、
そのように判断する以外には無いだろう。と私は思いますねぇ。


いや、私も個人的には国連の批判なんてやりたくないんですよ?^^;
私は右派。保守の人間ですので基本的には現状維持。
従来のように国連を中心とした世界秩序。世界平和の実現と言う基本理念は尊重したいんです。
ただ。
そのような私の個人的な意見とは別に現実の問題として、今の国連は機能不全に陥っている。
現在の世界秩序に対する国連の貢献度は極めて低い。と言う以外にはありません。

これは本当だったら・・・「おい。中国もいい加減にしろよ」と、
そのような警告を発する事こそ国連。今回のグテレス事務総長の役割であったはずです。
繰り返しますが中国。習近平こそが世界秩序を破壊する張本人であるからです。
それが出来ない時点で国連の役割は果たされていないだろう。と私には思われなりません。

んー。まあ、こう言ってはアレですけれど。
現在の国連に対する私の率直な印象としてはトランプさんやボルトンさんと同じです^^;
果たして国連と言う組織が存在する理由。そこに意味と価値はあるのか?・・・と、
そんな根本的な部分に疑問を感じてしまうくらいで御座います。


うん。ここで一つ改めて確認しておきますとね^^;

国連が機能不全に陥った。と言われるようになったのは、今に始まった事ではありません。
そんな評価が出てきたのは今のグテレス事務総長よりも前。
前任者であるパン・ギムン事務総長の時代からだったんです。

それでまあ、このパン・ギムンと言う人物の評価は物凄く低いのです^^;
やるべき事をやらず。やってはいけない事をやる。・・・と言うような。
ともかく物凄い問題児で、この頃から国連と言う組織が極めて劣悪な状態になったんです。
そんなわけで。
国連が機能不全に陥るほどに劣悪な状態になったのは、前任者の時代が原因なわけでして。
その点を考えれば現在の事務総長であるグテレスさんに責任を追及すると言うのも・・・。
それはそれで酷な話ではあるんですけれど^^;
でも、実際問題としても現在の国連と言うのは・・・ちょっと話にならないんです。
それくらいに国連に対する信用が世界的に失墜している状態なんです。


あの、ですねぇ。

失礼ながら、現在の国連の状態について私の個人的な意見を言わせて頂きますとね。
ほぼ中国と同じ状況にある。と私は考えているんです。
つまりは、あの中国と同様に国際的に国連が孤立している、と思うんです。
うん。そうですね。
アメリカを筆頭に世界各国が国連にお金を出さない。って、つまりはそういう事でしょう?
国際社会の中心にあるべき国際組織が、今や国際的に孤立しているんです。
いかに国連と言う組織が危機的な状況にあるのか。この時点で証明されていると思いますし。
国連が世界各国から嫌われて、必要とされて無いのか。と言う事も証明されているんです。
つまるところ。
それほどまでに国連に対する信用は地の底にまで落ちている・・・と私は思います。

いや、繰り返しますがグテレスさんの責任だけじゃないんですけど。
にしても・・・ここまでよくぞ嫌われたものだな。と逆に感心してしまうくらいです^^;
そこまで嫌われるくらいに国連の動きは世界各国の反発を招いていたのであり。
そこまで国連と言う組織はムチャクチャに混乱している・・・わけです。


さて。それでは、です。

そんなムチャクチャに混乱した国連を、どうやって立て直せばいいのか?・・・です。
私の意見は極めて単純です。
ここまで混乱している以上は、もはや抜本的な改革を実行する以外にはありません。
では、その抜本的な改革とは具体的に何か?
ズバリ率直に申し上げます。
中国を常任理事国から引きずり下ろし、その影響力を排除する事です。

・・・まっ。そりゃあねぇ^^;
あんな中国みたいな国家が偉そうにふんぞり返って影響力を行使している。
それこそ国連を支持する。なんて言葉が習近平から出てくるわけですからねぇ・・・。
これほどまでに国連が嫌われるのも、別に不思議な話ではないかなぁ。と私も思います^^;

「いやいや、中国を常任理事国を引きずり下ろす。なんて事が出来るのか?」

出来ます。必ず出来ます^^
なぜならば、中国と言う国家そのものが消滅するからです。
以前から書いているように、まもなく中国は崩壊した挙句に内戦状態に突入して消滅します。
中国と言う国家が消滅してしまえば、当然ながら常任理事国からも中国の名前は消えます。
その上で国連を改革していけば、再び国連をマトモな組織に。
国連を中心とした世界秩序。世界平和の実現と言う基本理念を実現させる事が可能です^^


それで、ここからが重要なんですけれどね。
中国を常任理事国から引きずり下ろすとなれば、必然的に常任理事国が一つ空白になります。
そうなれば新しい常任理事国を誕生させた方が良いだろう。と私は思うんです。
そして、その場合において新しい常任理事国に指名されるのは・・・たぶん私達日本です^^;

うん。以前から日本の常任理事国入りと言う話はあったんです。
ですが、それを強硬に反対していたのが中国であり、韓国だったわけであり。
彼らの反対によって日本は常任理事国にはなれなかった。と言う背景があったんです。

しかし、です。

そんな中国も韓国も国家として消滅しようとしている状況がありますでしょう?^^;
この二つの国家がいなくなれば事実上。日本の常任理事国入りを反対する国家は存在しません。
いやまあ、あくまでも私の個人的な予想ではあるのですけれどもね^^;
日本は極めてスムーズに。なるべくして常任理事国になる。と私は考えている次第です。
アメリカも。そして、ロシアですら日本の常任理事国入りを快諾する事でしょう。
なぜならば。
日本が常任理事国にならない場合には十中八九。インドが常任理事国になるからです。

うん。そうなったら、ちょっと大変です^^;
色々な意味で想定外の事態が発生するだろうことは、まず間違いないでしょう。
アメリカもロシアも。双方揃って顔色が変わるだろう。と私は何となく予想しています^^;
ですので、そうなるくらいならば。
ここは順当に。無難に日本を常任理事国にした方が良い。と米ロ両政府は結論付けるはずです。
アメリカの場合は言わずもがな。日本が同盟国であるから。
ロシアの場合は日本が非核国であるから。核兵器の分だけ潜在的な優位性を確保出来るから。
それぞれの思惑により中国亡き後の国連で、私達日本は常任理事国に選出されるだろう。と、
そのように私は考えている次第で御座います。ナハハハ^^;


まあ、ちょっと楽観的と言うか。都合の良過ぎる未来予想のような気もしますけど。
でも、中国の崩壊により混乱した世界情勢にあっては。
この『無難』と言う言葉は極めて重要な意味合いを持つ事になる。とも私は思うんです。

どんなに努力したところで中国の崩壊は避けられず、それによる混乱は起こるのです。
その混乱に対処するためにもアジアの先進国にして、
世界の経済大国である私達日本の役割は非常に大きなものになるはずです。
そして、その役割を果たすためにも国連における確固たる地位が必要である。と、
そのようにも私は思いますからねぇ。


あー。いや、一つ誤解しないで欲しいんですけど。
別に私は必ずしもインドはダメだ。と言うわけではありませんからね?^^;
ただ。
インドの方々も自覚なされているとは思いますが、もう少し時間をかけた方が良い。
国連での地位を求める事よりも、もっと自国を確固たるものにした方が良いでしょう。

えーと。蛇足ですが、仮にインドが常任理事国になるのならば最低10年の時間が必要です。
どれだけ早くても最低でも10年は待つべきです。安全策をとるのならば、さらに10年。
万全を期すならばさらに10年。30年の時間を見た方が良いと思います。
30年後ですから2048年ですね。
この頃になれば、おそらくではありますがインドの国力は私達日本を超えています。
そうなればインドが何もせずとも世界各国。国際社会が常任理事国入りを求めてきます。
その要求に応じる形で堂々と常任理事国になればよろしい。
世界中の誰もがインドの発展。隆盛を称賛し、世界の大国として認める事でしょう。

うん。そうした方が後々の事を考えてもインドにとって最良ではないでしょうか?
私個人としては、そのように考えている次第で御座います^^



とまあ、それはそれとして話を元に戻しますとね^^;
私達日本が常任理事国入りをすれば、その時にようやくです。
その時に国連の戦後レジームと言うものが、ようやく終わるんです。

あの、これは知っている人は知っている話なんですけどね^^;
今の国連と言う組織は、未だに第二次世界大戦の影響が残っている組織なんです。
それは何か?と言いますとね。
国連において、未だに日本は敗戦国扱いされて不当な差別を受けているんです。

うん。私も最初に聞いた時はビックリ仰天しました。なんじゃそりゃ?・・・です^^;
世界の中心として全人類に自由と平等を与えるはずの国際連合が、
先の大戦の敗戦国だからと日本を不当に差別するって、許されるのか!?・・・と、
私も憤りを感じてしまったんですけど、それこそが国連の真実だったんです。


・・・でまあ、さすがに今は変わっている。と思いたいですが。
先頃に流れてきたニュースを見る限り、そうでもないみたいです。
https://www.sankei.com/world/news/180830/wor1808300014-n1.html

こちらも産経さんの記事ですが、国連の人種差別撤廃委員会において。
慰安婦問題で日本に対する勧告が行われてしまったんです。

いやまあ、厳密に言えば人種差別撤廃委員会って国連とは独立した組織なんですけど。
(↑ちゃんとウィキで確認しました^^;)
でも、この勧告は極めて不当です。
慰安婦問題を解決させた日韓合意を全否定する。と言うような非常に偏った主張です。
そして、当然ながら日本政府は遺憾を表明しましたが・・・国連からは何もありませんよね?
このように沈黙を守る国連の態度が物凄く問題なんです。

一応ですが、念のために確認しておきますよ?
先の日韓合意はアメリカを筆頭に。世界各国が合意を支持。称賛しているんです。
にもかかわらず、解決したはずの慰安婦問題を掘り返すような主張が出来たとなれば。
それら世界各国の意思を否定する事に他ならない。
これは日本と韓国の問題などでは・・・その程度の問題では終わらないんですからね?
もっと遥かに問題の規模は大きくて深刻なのであり、
人権云々ではなく、国連の存在意義が問われるほどの大問題に発展しているんです。


これまた改めて確認しますが、国連は世界の中心となるべき国際組織です。
であればこそ、何においても公正。公平な組織である事が最低条件です。
それこそ誰よりも厳格に中立の立場でなければならないはずです。
だとすれば。
ここまで偏った主張が出てきたら、国連の方から批判の声が上がらないとおかしいんです。
日本政府が批判する以上に、国連内部において自浄作用が発揮されて然るべきです。

いくら国連から独立した組織とは言え、今回の人種差別撤廃委員会の主張と言うのは。
国際組織にあるまじき不平等。不公平な動きにして。
まったくもって不誠実極まる言動で御座います。
国連の本来の役割。立場を考えるのならば、これを放置する事など論外なのであり。
まして黙認などしようものなら混乱は避けられません。

でまあ、今現在に混乱しているわけです。うん^^;
私達日本と言うのは、世界でも有数の寛容な国家ではありますけれど。
ここまで国連が正常に機能しない状態。
もう明らかに不当な差別を受けている状態を見せられては・・・。
日本人の大多数が国連に不信感を持ったとしても、まったくもって仕方の無い話ですし。
人畜無害の日本人にすら不信感を持たれている。となれば、
もはや国連を信用している人間の方が少ない。と考えるのが妥当だと私は思います。


とまあ、そんなわけでね^^;
こんなムチャクチャな主義主張が平気でまかり通るような国際組織。
いやもう、国際組織とも呼べない状態が国連だ。となってしまえばね^^;
世界の中心。国際社会の中心と言う極めて重大な役割など担えるはずも無いし、
そうなる事を世界中の誰もが認めるはずも無いんです。
可哀想ですがグテレス事務総長と言うのは完全に裸の王様。習近平と同じです^^;

それで、これはさすがにマズイ。
いくらなんでも国連をこのまま放置してい置く事は、全世界にとってのマイナスです。
どうあっても国連を改革させて、健全な状態にする必要があります。
そのためにも中国をさっさと排除して、その上で日本が常任理事国となり。
率先して国連改革を実行するべきであるだろう。と私は考えているわけです。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[6回]

12 . October
うーん。実にグッドタイミングでした^^;
こちらを御覧くださいませ。
http://www.sankei.com/world/news/151012/wor1510120006-n1.html

これは産経さんの記事なのですが、
この記事には国連事務総長であるバン・ギムンさんの事が書かれております。
・・・うん。これで御座います。

前回に書きました話題において、なぜに国連組織がこんなバカな事をしたのか。
こんな事をすれば国連の権威が失墜して国際社会の団結が崩壊し、
挙句の果てに世界全体がバラバラになって混迷を極める事になるだろう事は。
そんな事は誰の目から見ても明らかだった。
・・・そうだと言うのに。
あのようなユネスコのバカ丸出しの一件はなぜ起こってしまったのか?
これら全ての原因が、まさしくコレでしたね。

いやぁ~。私もすっかり忘れておりました^^;
そうだ。国連事務総長は、あのバン・ギムンさんだったんだ。
そりゃあ国連だってガタガタになって当然ですよね^^;


今回に取り上げた産経さんの記事にも書かれておりますように。
バン・ギムン国連事務総長は次期韓国大統領を狙っているそうなので。
その辺りを利用すれば、いくらでも中国は国連を思惑通りに動かす事が出来ます。
・・・なるほど。そう言う背景があったわけか。
自分の任期が終わる間近だし、ちょっとくらい権力を私的に使っても良いだろう。とか?
まあ、人情としては理解出来なくもありませんけれど。
しかし、国連に所属する人間としては断じてあるまじき下劣な発想です。
これが真実だとすれば、心の底より軽蔑申し上げるところで御座います。


と言うわけで。
前回の話題ではイマイチ核心となる部分が見えませんでしたが、全て判明しましたね^^:
世界情勢の不安定化によって国連が権威を失墜させたわけではありません。
まったくの逆です。
国連が機能不全に陥ったがゆえに、今の世界情勢はここまで混乱する事になったのです。
つまるところ。
今の世界の混乱の。その全ての原因は、このたった一人にあると言う事です。
・・・業が深いと言うのか。本当に。なんとも哀れな人です。



いやいや、それにしても産経さんには感謝しなければなりませんね^^;
私も前回の文面を書いてから、どうにも不足している。何かが足りない。
このユネスコの一件が起こる原因とは、果たしてなんだろう?
どう考えても、通常では絶対にありえないはずなのに。
・・・などと、ずーっと考えておりました。ナハハハ^^;
それでまあ、ようやくバン・ギムンさんの事に思い至ったわけで。
丁度良く記事を掲載して下さいました。ありがとう御座います^^


うん。それくらいに今のバン・ギムン国連事務総長の印象と言うのは。
私の中では極めて小さいものだったんですよねぇ。
どちらかと言えば、前任者のアナン事務総長の方が良く覚えているくらいです^^
いや、アナン事務総長は立派な人でしたよねぇ。
先のイラク戦争の時も、よくぞアメリカを堂々と批判して下さったものです。
あの当時のアメリカは明らかに正常な状態とは程遠いものでしたが・・・。
世界の超大国を敵に回すのが恐ろしくて、誰もがみんな批判する事を恐れておりました。
ええ。あの当時にアメリカを表立って批判していたのは。
ドイツのシュレーダー首相とか。ロシアのプーチン大統領くらいです。
そんな中でアナン事務総長の姿と言うのは、本当に立派なものでした。
まさしく。
裸の王様のアメリカに、あなたは裸だ。と言わんばかりに批判していましたからね^^;
さすがは世界の中心たる国連事務総長だ。と私も感服しておりました。

・・・日米同盟があるとは言え、あれほど愚かしい戦争を批判出来ない自分自身を。
当時の私は恥ずかしく思っておりましたからね。


まあ、私の事なんぞはともかく^^;
それから比べても、今のバン・ギムン事務総長は極めて劣りますね。
至極単純な話として・・・何をしているんでしょう?
中東やウクライナでも、その姿は見ておりませんし。
東シナ海。南シナ海においては、完全に無関係だと言わんばかりの態度です。
その上で中国の軍事パレードに参加してしまうのですから・・・もう意味がわかりません。
今まで築き上げてきた国連の権威が、たった一人のバカのために。
その全て崩れ去ろうとしている。
うん。考えてみれば、これは極めて憂慮するべき問題だと言えます。
・・・これに気が付かなかった私もまたバカ丸出しですね。いやはや^^;

いや、ごめんなさい。
この事実を失念していたがために。国連の現状を正確に把握しなかったがために。
このブログに書いてきた内容にミスがあったかもしれません。
大変申し訳ありませんでした。


しかしまあ、そう考えますと。
この大事な時期に国連事務総長がバン・ギムンさんって・・・。
何と言って良いかわからない程度には、世界にとっての不幸です。
アメリカがレームダックになって身動きが取れない云々と、私も騒いでいましたけど。
国連それ自体は、とっくの昔にレームダックだったわけですね^^;
もっとマシな国連事務総長であれば、こんな事にはならなかったと言うのに。
うん。理不尽と言うか・・・悲劇です。

これだけ世界情勢が混乱しているのに。
まったく国連の姿が出てこなかった。と言うのも異常だと思いますね。
・・・そうですよね。異常です。
何をやっていたんでしょうね?世界がこんなに混乱しているのに。
んー。バン・ギムンさんの名前を聞いたのは中国の軍事パレードの時くらい?
余計な事はしても、やるべき事はやっていないっておかしいですよね。
・・・中東や東欧。ウクライナに行け。あるいは南シナ海で中国を批判しろ。
自分の義務を果たせ。何をしているんだ?本当に。

うん。やはり現在の世界情勢の不安定化と言うのは、
欧米諸国の安全保障戦略の失敗にあると私は考えてきましたけれども。
それ以上に国連の機能不全が根本的な原因であるのかもしれませんね。
・・・まったくもって面白くも無い話で御座います。


いや、まあね^^;
前任者のアナン事務総長の時ですら、あのイラク戦争を止める事は出来なかったのです。
そう考えれば、国連が絶対的な権力を持っているわけではありませんし。
世界の混乱の全ての責任が国連にある。と結論付ける事には、
さすがに無理があるかもしれませんね^^;
・・・でも、そうだとしても。
国連の機能不全が世界の混乱を拡大する原因の一つになった事は、確実です。
バン・ギムンさんには、少し責任を感じて頂きたいところです。




それにしても・・・そうかぁ。国連の立て直しもやらなければならないのか。
となると、本当に勢力図が変わりますね。
私達日本が国連の常任理事国になる。と言うような可能性がある反面。
どこかの常任理事国が排除される。・・・と言うような可能性すらありえます。
事と次第。
今後の世界情勢次第ではありますけれど・・・。
あるいは、イギリスとフランスが常任理事国から排除される可能性があります。

うん。これって冗談じゃないんですからね?
以前のスコットランドにおける独立問題などのように、
ヨーロッパの各地域において独立の機運が高まるかもしれません。
その原因は・・・言うまでもありませんね?移民問題であり難民問題ですよ?

昨日のオーストリアの選挙でも難民問題の影響で右翼勢力が台頭したように。
移民や難民の問題が深刻になればなるほど外国人の排斥運動。
つまりは、各地の民族性を重視する極めて保守的な勢力の台頭が予想されます。
スコットランドと同じような問題がヨーロッパ各地で起こってしまったら、
分離独立の動きは凄まじいものになるでしょう。
・・・今とはまったく異なるヨーロッパの地図が出来上がるかもしれません。

まったく。どうしてヨーロッパの政府首脳と言うのは、
この可能性について予測する事が出来ないのでしょうね。
もう私達日本以上に平和ボケしている。と表現する以外にはありません。
・・・可哀想な方々で御座います。


まっ。いいや^^;
ヨーロッパの話題は、ここまでにしておきましょう。
あれだけ親切に。タダで警告してあげたのに無視したんですからね。もう知りません。
私達日本を含め。アジア諸国にとっては関係の無い話で御座います。
ええ。関係ありませんとも。・・・そう割り切る以外に、他に方法もありませからねぇ。


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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11 . October
今しがた前回の文面を読み直していたのですけれども。
んー。アレですね。
もう一つだけヨーロッパの難民問題について補足するのならば、
移民問題との関係性についてです。・・・しつこくて、ごめんなさいね^^;
ヨーロッパでは現在の難民問題が発生する以前から。
つまり、前段階として移民問題と言うものが発生していたんです。

ヨーロッパ各国は移民政策によって労働力不足の解消を目指しておりました。
しかし、その結果として移民の低所得者がヨーロッパ各地で犯罪を起こしてしまう。
・・・と言うような事件が多発しておりました。それは今現在も継続している事でしょう。

それで、このブログでも既に書いておりますけれど。
ヨーロッパの移民政策と言うのは、労働力不足の解消を目指すだけではなくて。
移民政策によって外国人労働者を都合よく低賃金で利用する。
・・・と言うような極めて不純で、不誠実な理由が背景にあったわけです。

ちなみに。
この点に対する私の個人的な見解と致しまして。
かつての帝国主義における植民地政策とまったく同じものであり。
資本主義における最も邪悪な部分が原因となっている。・・・との見解で、
ヨーロッパの移民政策を、物凄く激烈に批判する立場だったりします。いやはや^^;


まあ、それはともかく。
実際問題としても、低所得者の移民が犯罪に走る。と言う傾向が非常に多いのです。
つまるところ。
現在の難民問題が発生する遥か以前の段階から、ヨーロッパの人々の深層意識には。
移民。外国人に対する不安や怒り。恐怖のようなものが蓄積されていた。・・・と、
そのように考える事が可能なのではないか?と私は思うわけなんです。

そして、そうだとするのならば。
なおの事に現在の難民問題と言うのは、どう考えても極めて深刻な問題である。と、
そう結論付ける以外には無いと思うのです。
ですので、もしもヨーロッパで難民に対する排斥運動が起こってしまった場合。
非常に高い確率で、移民に対する排斥運動と言う形にも発展すると思われます。
難民だろうが移民だろうが外国人は全て排斥する。と言う風潮が出現する可能性があります。

・・・考えれば考えるほどに、この問題は重大で致命的なものになっていきますね。
だから、あれほど対ロ制裁などやめて中東問題。難民問題を優先しろと警告したのに。
目先の損得一つで、その警告を無視してしまうのですからねぇ。
まったくもって悲しい話で御座います。


とまあ、そんなこんながありまして。
いい加減に難民問題の話はこれくらいに致しましょう^^;
本日の話題に参りましょう。まずはこちらを御覧下さいませ。
http://www.sankei.com/politics/news/151011/plt1510110005-n1.html

これは産経さんの記事なのですけれども。
国連の教育科学文化機関「ユネスコ」が、「南京大虐殺文書」を記憶遺産に登録した。
・・・と言う内容になっております。

うーん。実に困った話ですよねぇ。
南京大虐殺については、未だ賛否が分かれる状態であって。
学術的な妥当性を持った結論。・・・と言うのが出されてはおりません。

私は、別に歴史研究の専門家ではありませんのでね。
そう言う意味では歴史認識において日本の立場でも中国の立場でもありませんし。
今回に登録された南京大虐殺に関する記録文書についても、
詳しい事はわかりませんし、それが真実であるのかどうかもわかりません。
ですが、賛成派と反対派の双方が対立している状況がある以上は。
学術的な議論を重ねて、慎重に結論を出すべきだと思いますし。
その結論が提示されない限りは、否定も肯定も出来ない。と言う立場です。


うん・・・こんな感じが常識的な主張だと思います。どうでしょうか?^^;
実際問題としても、今回の南京大虐殺については数多くの指摘。反対論があります。
そんな状態にもかかわらず、公正で中立的な立場であるはずの国連の組織機関が、
賛成派だけの主張。片方だけの主張を取り上げてしまう。・・・と言うのは、
これは明らかに間違った対応だと思います。

これはつまり、国連組織であるユネスコが然るべき姿から逸脱した状態にある。
もっと言ってしまえば、国連組織として「暴走」している状態である。
・・・と考える以外にはありません。
うん。そうですね。
これこそが今回のニュースにおける最大の問題点だと言えるでしょう。
国連が国連として機能していない。これは恐るべき状態です。

この点から考えてみても、やはり世界秩序が揺らいでいます。
ええ。普通であれば欧米諸国。アメリカが確実に止めているはずです。
そりゃそうですとも^^;
世界の中心である国連が中国の思惑通りに動く。なんて洒落になっていませんから。
その点を考慮すればアメリカは止めるべきでしたけれど・・・それが無かった。
この事実から考えても、やはり欧米諸国の安全保障戦略はガタガタですし。
その余波を受けて国連内部もガタガタになって機能不全になっている。と考えれば、
特に不思議な話ではありませんからね。

今回の成功で中国はプロパガンダの場として、これからも国連を利用してくるはずです。
そして、そのたびに国連の権威は容赦なく下がっていきます。
そもそもの話として。
国連の権威とは、公正で中立の立場であるからこそ存在するんです。
・・・ちょっと意地悪な事を言えば、この建前を差し引いて考えてみても。
世界秩序を維持する欧米諸国が統括しているからこそ。国連の意味と価値があるんです。

でも、その欧米諸国よりも中国の影響力の方が大きいとなれば。
もはや国連の権威は失墜した。国連の意味と価値が無くなった。・・・と、
そのように世界各国に解釈されても何の文句も言えませんし。
国連を統括しているはずの欧米諸国。アメリカに対する信用も失われていきます。


それで、ですねぇ。
安全保障戦略の立場から考えますと今回の一件。
中国が国連をプロパガンダに利用した事については、大きく二つの目的があります。

一つ目は、単純に中国の国家戦略である反日プロパガンダを強化するためです。
今回に取り上げた産経さんの記事にも書かれておりますように、
国連組織の承認がある。となれば、これほどの正当性もありませんからねぇ。
中国にとって今後の反日プロパガンダは、今まで以上に効果を発揮させる事も出来ます。
・・・ただ。
これだけが目的であれば、さして問題では無いんです。うん^^;
ぶっちゃけ。
中国の反日プロパガンダなど、どうにでも出来る。と私は考えているくらいです^^;
なので、問題はもう一つの目的があった場合です。


それでまあ、その二つ目の目的と言うのは・・・。
中国の最大の目的が、国連それ自体の権威を失墜させる事にある場合です。
うん。もし万が一にも。
ここまで中国が考えていたのならば、私は中国政府。中国共産党に対する評価を改めます。
ええ。中国共産党に凄腕の戦略担当官が存在している事になりますからね。

よろしいですか?これは重要な話ですので、よくよく聞いて下さいませね?
今回のユネスコの判断は明らかに偏ったものです。公正とは言い難いものでした。
その様な判断をしてしまった以上。国連の権威は確実に下がってしまうのです。
国連の権威が下がり続けた場合には、果たしてどうなってしまうのか?
それは当然の流れとして・・・。
「あの程度の事をするような国連なら、別に無視したって問題ないだろう」

・・・と言うような風潮が国際社会に蔓延する事になります。
そのょうな世界的な風潮。状況を作り上げる事こそが。
もしも中国の最大の目的であった場合は・・・なかなかに大変です。
国際社会の中心である国連の権威が下がれば下がるほどに、国際社会の結束は崩れて。
世界各国が好き勝手な事を始めてしまいますし。
その混乱を利用して中国が色々な悪さをする事は、誰に目から見ても明らかですから。
今回の一件は、もしかすると・・・。
中国が国連を無視して動けるようにするため。そのための布石であり準備かもしれません。

うん。安全保障の観点から考えると、このような結論になりますね^^;
正直な話。
ここまで中国が考えて行動していたら・・・今の欧米諸国では中国に勝てません。
現状維持で手一杯の欧米諸国と比較しても中国が一歩も二歩も先を進んでいます。
まあ、単純に私が考え過ぎているだけだ。と私も思いたいんですけれど^^;
ただ今の不安定な世界情勢で国連の権威が失墜するのは、断固阻止したいところです。

・・・いや、違うかな?
世界情勢が不安定だから、こんな簡単に国連の権威が失墜するのかな。
あー。もうっ!
本当に人材がいませんねぇ。ちょっと考えたら大変な事になる。
重大な問題が発生する事なんて、誰にでも簡単にわかるはずなのに。
真面目に頑張る日本政府を助けてくれる人間は、誰一人として国連にいなかったのかっ!?
国連の役割。その責任の重大性を理解する人は、本当に誰もいなかったのかっ!?
・・・まっ。こんなところで私一人が怒っても仕方無いんですけれどね。いやはや^^;


それにしても、まったくもって痛いところを突いてくる。と言う奴で御座います。
私も、こんな簡単に中国の思惑一つで国連が動く。なんて思っていませんでした。
・・・うん。そんなに簡単なら私達日本も同じように動かせる事になりますからね^^;
ともかく今後も中国のプロパガンダによって、国連が利用され続けてしまうのであれば。
国連の権威は容赦なくダダ下がりですし、必然的に国際社会はバラバラになります。
私達日本を含めアジア諸国はもちろん。
世界各国もまた国連に対する信用。ひいては欧米諸国に対する信用を失うでしょうし。
国連や欧米諸国の意思を無視するような動きが、世界各地で頻繁に発生します。
誰もがみんな好き勝手に動いた挙句に・・・世界は今以上に混乱していく事でしょう。
さてはて。
そうなってしまったら欧米諸国の国際的な地位は、どうなっているのでしょうね?
国連の権威と共にヨーロッパ各国の権威は地の底まで失墜するかもしれませんし。
あるいは、アメリカ合衆国が世界の超大国と言う座から転落する事になるかもしれません。
中国やロシアなどと同じの立場まで下がるかもしれませんね。
まっ。それらについては・・・私如きチンピラには、わからない話で御座います^^;


とまあ、こんなところかな^^;
私も前回に欧米諸国の政府首脳をズタボロに批判しましたけれど。
国連すら満足に機能しなくなる。となれば・・・本当に第三次世界大戦ですよ?
今回の一件を単なるユネスコ。文化遺産や反日云々の話で終わらせてしまうのは、早計です。
中国は、これでもかっ!と国連を利用出来るまで利用し尽くして。
最後はゴミ屑のように国連を切り捨てるでしょう。
・・・うん。中国共産党ならば、そこまでやるはずです。
もっと真剣に世界の事を考えて下さらないと、本当に世界は滅びてしまいます。
平和とは全ての人間の必死の努力によって、ようやく手に入るものです。
無条件で。何もせずに手に入るものではないのですからね。
それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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