政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 国連の利用価値について、の話で御座います^^; 忍者ブログ
20 . April
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09 . September
えーと。前回は国連の話題。
機能不全に陥っている国連を改革し、立て直すには中国を排除する事。
ついでに日本を常任理事国にして抜本的な改革を実行するべきだ。・・・と言う話でした。

うん。まあ、中国を排除する以外には国連の復活は無いので、それは絶対条件だとしても。
日本の常任理事国入りについては・・・まあ、これはね^^;
ダメだというのならば、それならそれで良いんです。私も無理にとは言いません。
それが世界各国の意思であり、インド国民が強く望んでいるのであれば。
私達日本としてもインドを応援する。と言うだけの話で御座います^^


んー。ちょっと前回の話に一つ補足しておきますとね。
常任理事国に選出される国家と言うのは三か国あったんです。
それが日本とインドとドイツです。
この中でドイツは現在のメルケル首相が難民問題で大自爆したので除外するとしても^^;
日本の場合は、そもそも今まで常任理事国にならなかったのが不自然だったくらいですし。
インドの場合は、潜在的な可能性を考えれば間違いなく将来的に世界有数の大国になります。
どちらも常任理事国入りするには相応しい国家なんです。

ただ前回に書きましたがインドの場合は単純に早過ぎるだろう。とも私は思います。
いくらなんでも常任理事国になるのは早過ぎる。
もっと国家として成熟してからの方が絶対に良いだろう。と私個人は考えています。

いや、もちろんね^^;
どうしてもインドの方々が常任理事国になりたいんだ!・・・と心の底から願っていて。
それを世界各国の大多数が支持するというのならばね。
繰り返しますが、私だって絶対にダメだ。とは言いません^^;
その時はインドの方々にアジアの未来をお願いします。と頭を下げましょう^^

インドは中国とは違って既に民主化されて、自由主義経済も導入されておりますし。
なので、インド中心のアジア新秩序が構築される。と言うのならば。
それならそれで良いかなぁ。とも私は思っているからです^^
別に私達日本が必ずしもアジアの重責を担わなければならない。と言うわけでもありません。
世界各国。アメリカやロシア。そして、インド自身が望むのであるならば。
その結論に対して私達日本も文句はありませんし、インドの方々を応援するとしましょう^^


ですが、あらかじめご忠告申し上げます。
今ここでインドが常任理事国になる事は決して。決して容易な道では無い。
・・・と言う事だけは明言させて下さいませ。

ちょっと。どころではありません。間違いなく物凄く苦労する事になります。
まあ、基本原則として内政不干渉の原理原則と言う事もありますのでね^^;
今の段階では詳しい事は私も言及しませんけれども。
それでも私から言う事があるとすれば一つだけ。
すなわち目先の損得だけで考えるべきではない。と言う事です。
天下国家の大計は慎重に。計画的に実行していくべきものだと言う事を忘れないで下さい。

確かに国連の常任理事国になる事は大変に栄誉ある事だとは思います。
ですが、今この時にあって。それがインド国民にとってのプラスになるのか否か。
その点について、よくよく考えた上で結論を出して下さいませ。
ぜひともに後悔しないようにして下さいね^^


さてさて。それでは本日の話題で御座います^^
本日は・・・これから先の国連の重要性についての話。
もっと露骨に言えば、国連の利用価値について・・・の話です。
それでは参りましょう^^

でまあ、最初に書いておくんですけれどもね。
なぜに今しがた『国連の利用価値』などと言う表現をしたのか?と言いますとね。
ほら。今のアメリカ政府。トランプ大統領って二国間交渉を重要視していて。
多国間交渉について軽んじているところがありますでしょう?
特に国連に至っては、一体何の意味と価値があるんだっ!?・・・と言わんばかりです^^;

まっ。確かに今の国連には何の意味も価値も無い。と私も思います。
そもそも国連としての役割を果たすどころか。
極めて偏った主義主張を続けて、世界各国の信頼を徹底的に失墜させた挙句に。
国際社会から孤立している状態ではねぇ・・・これでは話になりませんもん^^;

しかし、です。

今現在の状況が悲惨であるからと言って、国連と言う組織に見切りをつけるのは早計です。
と言うのも世界各国。国際社会をまとめる国際組織は必要だからです。
うん。本来の国連と言う組織は非常に利用価値が高い。と私は考えているんです^^

・・・って言うか^^;
国連の利用価値が提示出来ないようならば、私も国連改革だ。などとは言いません。
今のアメリカ。トランプ大統領に何の利益も提示せずに国連改革などと言ったところで。
鼻先で笑い飛ばされて、それで終わりで御座います^^;
それほどまでに今のアメリカ。トランプ大統領の国連に対する不信感は大きいからです。
それを無視して話を進めるほどに、私も現実を直視しないわけではありませんから^^;


と言うわけで、そんなこんなで国連の利用価値について。
具体例を出した方がわかりやすいかと思いますので、アメリカを例として考えますとね。
これまた本来ならアメリカにとっても国連と言うのは利用価値が高いはずなんです。
特にトランプさんにとっては利用価値が高いんです^^

トランプさんって前任者であるオバマ前大統領の方針を否定する事が多いんですが。
一つ困った事と言うか。保留している事があるんです。
それがこそ安全保障戦略。世界戦略の基本方針です。うん^^;

まあ、何が言いたいのか?と言いますとね。
オバマさんはアメリカが世界の警察である事を否定しましたでしょう?
従来のアメリカ一国による世界平和と言う方針を転換して、アメリカの同盟国。
アメリカ陣営全体で協力する事による世界平和の実現。と言う方針を提示したんです。
この方針転換によって世界情勢は極めて大きく動く事になりました。
そもそもオバマさんが方針転換をした最大の理由と言うのは、
あまりにも世界秩序。世界平和に対するアメリカの負担が大き過ぎたからです。
この負担を削減するためにアメリカの同盟国。アメリカ陣営全体で負担を分散させる事。
それこそがオバマさんが方針転換した最大の理由だったわけですね^^

この点を考える限り・・・このオバマさんの方針転換と言うのは。
トランプさんのアメリカ・ファーストの思想と合致するんです。
世界各国がアメリカに依存した結果。アメリカの負担が増えて不利益が大きくなった。
ならば、この負担を減らしてアメリカの不利益を小さくするのは当然だ。・・・と、
そのようにトランプさんであれば必ず考えるからです。


さて。そのような状況がありまして、です
この点に関するトランプさんとオバマさんの主義主張は合致します。
ですが。
トランプさんの周辺状況。政治的事情。さらに言えばトランプさん自身の性格などを考えても。
オバマさんが提示した基本方針を、そのまま継承する事は・・・しないと思います^^;
でも、だからと言って従来の方針に戻る事。
アメリカ一国による世界平和と言う方針に戻るのか?と言うと、それも出来ない。
そんな物凄い負担を背負ってはトランプさんの今までの努力。
あれだけ頑張って手に入れた経済的な利益がアッサリと消し飛んでしまいます^^;
だから、絶対に従来の方針。アメリカによる世界平和などと言う方針に戻る事など出来ない。

・・・うん。なかなかに困った状況です。
今のアメリカ政府。トランプ大統領としても、色々と悩ましいところでしょう。
であればこそ、ここで国連を利用すればよろしいのです^^


えーと。単純な話としてオバマ前大統領が提示した基本方針には欠点があります。
それはアメリカの同盟国だけ。アメリカ陣営だけで世界平和を守る。と言う点です。
これは不自然と言うか。間違いなんです。
そもそも世界平和とは世界各国。あらゆる国々が協力して実現させるべきものなのであって。
別にアメリカの同盟国だけが世界平和に対して責任を背負うわけではありません。
では、なぜにオバマ前大統領がこのような方針を打ち出したのか?と言うと。
それはロシアとの対立があったからです。

あの・・・念のために書いておきますが、ロシアとの対立は不毛です^^;
ロシアとの問題は基本的に話し合いで解決出来ます。十分に和解出来るんです。
話し合っても何も解決しない中国。習近平などとは違うんです^^;
それ以前に。
ロシアと戦いと言うのは、勝っても得るもの少なく負ければ大損。と言う戦いなんです。
・・・まあ、トランプさんは百も承知だとは思いますけれどね^^;

そんなわけで、大変失礼ながらハッキリ言わせて頂きます。
アメリカとロシアの対立は無駄以外の何物でもなく、無用に世界を混乱させているだけです。
このような対立は絶対にやめるべきで御座います。


でまあ、そんなロシアとの対立。ロシアと戦う事を想定した基本方針だったがゆえに、
オバマ政権でのアメリカの安全保障と言うのは、かなり歪な形になってしまっていたんです。
これでは対ロ戦略一つのためにアメリカの安全保障戦略全体が傾いて極めて不安定な状態です。
この状態を是正するためにもロシアとの対立それ自体を撤回する必要があります。
しかしながら。
アメリカ国内では未だにロシアに対する強硬論は根強く残っています。
ただ不利益だ。と言う理由だけではロシアとの対立を回避し、和解する事は難しいでしょう。

それゆえに、です。

ここで国連が出てくるんです。
国連を中心とした世界秩序。世界平和を実現させる。と言う名目であれば。
同じ国連の一員であるロシアとの和解。協力するのは当然の事であり。
つまりは、米ロ両国の間に国連を挟む事によって対立を回避するわけです^^;

まっ。それこそが本来の。然るべき国連の在り方だったんですけどねぇ・・・。
対立する両者の間を仲介する。と言うのも重要な国連の役割だったんです。
まったく機能していないので、忘れている人も多いかもしれませんけどね^^;


それで、です。
オバマ前大統領と同じようにアメリカの負担を軽減させる。との方針を維持しつつも。
なおかつ国連を前提とする事でオバマ前大統領の方針を上回る結果。
アメリカの同盟国のみならず国連全体。世界全体で負担を分担させる事により、
より大きくアメリカの負担軽減が期待出来る。と主張する事も出来ます。
要するに。
オバマ前大統領よりも私の提案の方が優れている!・・・と宣言する事が出来るわけです^^


とまあ、これであればさ^^;
たぶんですが、トランプさんもオッケーを出してくれるんじゃないかなぁ。と私は思います。
うん。そうですね^^
国連の利用価値って、いかに負担軽減に利用出来るのか。と言う事だとも思うんです。

もちろんトランプさんの二国間交渉が悪いというわけではありません。
経済的な分野での交渉。
言い換えれば利益の奪い合い。と言う事であれば、交渉相手は少ない方が良いでしょうけど。
これが逆の場合。
特に軍事的な分野での交渉で、負担の押し付け合い。と言う事になるのであれば。
その負担を分担する国家は多ければ多いほど良いだろうとも私は思うんです。
それだけ負担が小さくなるわけですから^^


・・・いやまあ、現実問題と致しましてもね^^;
世界平和の実現って物凄い大きな負担でありながらも、絶対にやらなければならない事なので。
だとしたらと、みんなで協力して実現させよう。と言うのが当然なんです。
アメリカだけが。あるいは先進国だけが負担すれば良い。と言うのは間違っているんです。
このような当たり前の事を主張して、実現する事こそが国連の役割だと私は思います。

繰り返しますがアメリカだけに。先進国だけに負担を押し付けたり。
ましてや中国みたいなムチャクチャな国家を黙認。容認するかのような言動は間違っています。
世界平和を実現させるための国際組織が、その役割を半ば放棄しているようでは。
これでは世界平和など夢のまた夢になってしまうんです。

だからこそ、私は国連は絶対に改革されるべきだと思う次第なので御座います。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^


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