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27 . April
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09 . June
しばし間が空きまして、失礼致しました。



さてさて。前回は公明党の話題でしたね。

私個人の意見としても公明党には存続して欲しい。とは思うんです。
色々と問題はあるにしても、自民党と共に日本を背負ってきた政党なわけですし。
その事実を考えれば公明党を、どこぞのバカ野党と同列に扱う事など出来ませんものね^^;

しかし、です。

だからと言って、あんまり公明党ばかりを特別扱いする事も出来ません。
改めて申し上げますが、日本の親中派の罪は重過ぎます。
日中友好を背景として権威。権勢を誇っていたと言うのに。
その日中友好を守ろうとしなかった。背負って当然の責任すら果たさなかった。
コレは本当に・・・同じ日本人として、ただひたすらに恥ずかしく思いますし。
大変に罪深い事をした。と厳しく批判する以外には無いからです。


・・・まあ、これは公明党の方々も重々承知している事だとは思いますけどね。
念のために改めて確認しますよ?

中国は2019年の現在になってもなお経済は自由化せず、政治は民主化せず。
基本的人権も確立されず、それどころか極めて非人道的な事が行われています。
これらの都合の悪い事の全てを見て見ぬフリをして、隠し続けた上で。
日中友好を主張してきたのが日本の親中派。日本のエスタブリッシュメントです。
そして、その中には公明党も含まれているんです。


でまあ、百歩譲ってね。ここまでなら言い訳も出来るんです^^;
今までの努力によって中国の状況は改善されている。日に日に良くなっている。
いずれ中国は民主化し、国際社会の一員として責任を担う時がやってくる。
中国は徐々に良くなっている。日本の努力は決して無駄じゃない。
地道ながらも確実な成果を上げているんだ。
・・・みたいな^^;
そんな感じの言い訳が出来なくも無いし、実際にそんな言い訳をしていたはずです。


私個人と致しましても、その言い訳が絵空事に近い理想なのだとしてもね。
それを心から信じていました。
私達日本人が努力するのと同じ程度には中国人もまた努力をしているはずだ。
いつか本当の日中友好が実現し、日本と中国は手を取り合う事が出来る。
とまあ、そんな理想をね。私も信じていた一人だったんです。

・・・でも、現実はそうではなかったでしょう?

今となってはね。
私達日本が目指していた理想は本当の絵空事になってしまった。
本当の日中友好が実現すれば、本当の平和がやってくる。と、
そのように信じていたのは私達日本人だけだったんです。


もはや従来の秩序。従来の安全保障体制。日中友好は消滅してしまったんです。
無論。今までのような言い訳が通用する生易しい状況ではありません。
なぜならば。
誰の目から見ても状況は悪化し、今までの努力は無駄だった。間違っていた。
従来の秩序。日中友好では平和が実現する事が無い。・・・と、
これ以上ないくらい明確に証明されているからです
ええ。そうですとも。
それほどまでに中国によって日中友好が否定されてしまったからです。

うん。そうですねぇ。
どれほどまでに日本の親中派。エスタブリッシュメントが言い訳しようともさ。
もはや何一つ言い訳が出来ない。擁護出来ない。と言うほどにまで。
中国は情け容赦なく。徹底的に日中友好を木っ端微塵にしました。
今の今まで。どれほどまでに私達日本が過剰な配慮をして。
そこまでして守り続けたはずの日中友好が中国によって全否定されたんです。
これはさ・・・。
もう誰も否定する事の出来ない純然たる事実になるかと思います。

日中友好が破壊され、消滅してしまった原因はどこにあるのか?

それは、どう考えても中国にあります。そこに議論の余地はありません。
中国の暴走は日本の平和。アジアの平和。ひいては世界の平和を確実に破壊している。
であればこそ。
中国に対しては日米同盟が直接的に介入する事態となっているんです。
この確固たる事実。明確な脅威すらも日本の親中派は無視している。
無視した上で、平和の破壊者となった愚かな中国共産党を支援しようとしている。

改めて申し上げます。
今現在の暴走する中国を批判するどころか。これを擁護し支援するなど言語道断。
なぜに私が国賊。売国奴と表現するのか。テロリスト以上の極悪人と表現したのか。
どうかお察し下さいませ。


うん・・・それくらいにはね。
日本の親中派。日本のエスタブリッシュメントって本当に罪深いんです。
失礼ながらハッキリ申し上げます。
これらの点を考えば、日本の親中派は例外なく排除されるべきです。
それくらいに日本人や中国人などを問わず。
世界中のあらゆる人間に対して物凄い悪影響を与えているからです。
・・・平和を破壊する。って、そういう事なんですからね?

その上で親中派の代表格である公明党について言及している。と言う点について。
前回にも書きましたが、私としても出来る限りの配慮をしております。
公明党以外には、ここまでの事を言ったりしません。
通常であれば何も言わずに粛々と排除するだけ・・・なのですからね。
そうされても文句が言えない程度には日本の親中派の罪は物凄く重い。
平和を破壊する日本の敵。世界の敵そのものであるからです。
しつこいようですけれど、どうかお察し下さいませ。



とまあ、公明党については話にしておきましょうか^^;
私一人がウギャーウギャーと無駄に騒いでも仕方ありませんものねぇ・・・。
そんなわけで本日の話題で御座います。
本日は唐突な感じもしますが、ドイツの話題を取り上げたいと思います。
それでは参りましょう^^

でまあ、なぜにドイツの話をするのか?と言いますとね。
今まで書いてきたように中国はガタガタのズタボロ状態なわけですけれど。
その中国と過剰なまでに密接に関係しているのがドイツだからです。
つまるところ。
中国崩壊による悪影響がドイツ。ヨーロッパにまで飛び火する。と言う事です。

まあ、このブログでも以前からドイツに対する評価と致しましてはね。
完全完璧に安全保障を無視して行動している。と言う点を指摘しておりました。
経済だけ。目先の損得だけで動いている状態なので。
パッと見ただけではわかりませんが、実は非常に危険な状態にあります。

・・・こう言ってはアレですが、日本の民主党政権と同じような状態です。
もう何をどうすれば良いのかわからない。
そもそも現在がどういう状況なのか把握出来ていない。と言うような。
完全に迷走状態に陥っているので、絶望的な状況だとすら私個人は考えています。


いやまあ、私としてもねぇ^^;
さすがに絶望的と言う表現は、ちょっと極端過ぎる意見かなぁ。と思ったんですけど・・・。
でも、そこまで考えないと現在のドイツ。ひいてはヨーロッパの現状について。
これを適切に説明する事って難しいだろう。とも思うんです。
と言いますのもね。
このドイツの絶望的な状況こそが、ヨーロッパが混乱する最大の原因である。と、
そのように私は個人的に結論付けているからなんです。


うん。これはもうね。一つ一つ列挙していけばキリが無いくらいです^^;
本当の本当に今のドイツと言うのは経済だけ。金勘定だけしか考えていません。
中東戦略。難民の受け入れからEU。NATOへの対応も最悪です。
グローバルスタンダードの最も悪い部分が、今のドイツを狂わせているのであり。
それに拍車をかけているのがメルケル首相その人だと思います。

それでまあ、これはドイツの対中戦略。アジア戦略についても指摘出来るんです。
当然のように現在のドイツ政府。メルケル首相は中国の安全保障体制。
アジアの安全保障体制についても、まったくもって何一つ考慮していません。
その戦略の稚拙さは、韓国と同レベルだ。と表現しても良いくらいです。
それくらい今のドイツは絶望的なほど弱い国家に成り果てています。



改めての確認ですが、中国における安全保障の中核は日中友好でした。
ですので、ドイツが従来通りに中国経済で利益を獲得しようとするのならば。
全力で日中友好の修復。改善を目指すのが本来のセオリーです。
そうだと言うのに・・・ドイツは何をやったのか。覚えておられますでしょうか?
わざわざメルケル首相が日本にやってきて中国を批判したんです^^;

これについて当時の私は、単なるリップサービスだ。と書きました。
先の日独首脳会談のドイツの言動は日本やアメリカなどに対する言い訳。
中国を理由にドイツが批判されないための小細工である事は明白だったからです。
もしドイツ。メルケル首相が本気で中国を批判するのであれば。
米独首脳会談か。せめて英独首脳会談で実行されるはずだからです。
世界の反対側にいるような日本で批判した時点で、言い訳以外の何物でもありません。
実に陳腐にして稚拙な言動だった。と私は批判しました。


ですが、これはあくまでも日本の立場から見た場合の話です。
日本の立場からすれば、ドイツに対する社交辞令と言うか。単なる愛想笑いです^^;
とりあえずの友好関係を演出するだけ。と言う程度の話でしかありません。
でも、これがドイツの立場になると話は完全に変わります。
と言いますのもね。
ドイツの立場から先の日独首脳会談。その場にて中国を批判した言動と言うのは。
これは、これ以上ないくらいの大自爆だからです^^;


重ねて申し上げます。
中国の安全保障の中核に位置するのは日中友好なんです。
だとすれば、ドイツは日中友好の修復。改善を目指すのが当然であるはずであり。
本当ならば日中両国の仲介役としてドイツ。メルケル首相は動くべきであり。
その延長線上として米中両国の仲介役まで担うべきだったんです。

無論。これは相当に大変な事で、物凄く難しい事ではあるんですけれど。
それでも、それをやらない限りドイツは従来通りの利益を確保する事。
ドイツが従来の地位を維持する事は出来ないんです。


えーと。一つの当たり前の話としてね。
中国。習近平が暴走した挙句に自らの手で日中友好を破壊するような。
自らの安全保障を破壊するような暴挙は、ドイツにとっても非常に都合が悪いんです。
だから、より根本的な事を言うのであれば。
習近平が不用意に尖閣諸島に手を出し、日米同盟と対立した時点で。
日本の親中派と中国共産党とドイツ。
この三者が連携して、全力で習近平を排除するべきだったんです。
それ以外に三者の誰もが生き残る事が出来ないからです。

ですが、実際には日本の親中派や中国共産党と同様にね。
ドイツ。メルケル首相も動かなかった。習近平を排除出来なかった。
このために日中友好と言う従来の秩序は崩壊し、それを前提とした利権構造も破綻した。
従来通りの利益を獲得出来なくなってしまったんです。

まあ、これは日本の親中派や中国共産党もそうですけれど。
ドイツもまた事の重大性。発生する損失。悪影響について何一つ理解出来ず。
それゆえに何一つ対応する事が出来なかった・・・わけですね。

とまあ、そんなこんながあってドンドン苦しくなっていく中で。
どうすれば良いかわからず、とりあえずドイツ政府。メルケル首相は自己保身に走った。
日本にわざわざドイツ首相やってきて中国を批判して誤魔化そうとした。
中国を批判する事でアメリカからの批判を回避しようとしたんでしょう。きっとね。
でも、結果としてドイツは自らの手で日中友好にトドメを刺したんです^^;


先の日独首脳会談を眺めながら、私は二つの事を思いました。
一つは、単なるリップサービス。単なる言い訳のために日本を利用した事。
それに対する単純な苛立ちです。

でもまあ、それは物凄く表面的な話でもあります^^;
日本は都合良くドイツに利用された。と言う事実によってね。
ドイツ国民に対する同情が私の中で消えてしまった事。
これでドイツを見捨てたとしても、特に何の痛痒も無い。と思った程度の事です。
・・・まあ、大した話ではありませんよね^^;



それより重要なのは残る一つ。
つまりは、いかに現在のドイツ政府。メルケル首相が無為無策であるのか。
何一つマトモな考えも無しに行動しているのか。その事が判明した事。
ああ。確実にヨーロッパの混乱は拡大するな。と確信した事です。

いやまあ、考えてみればね^^;
中東地域はもとより、自国のヨーロッパ地域の安全保障すら満足では無い。
マトモな対応が出来ていないのが現在のドイツなわけですから。
遠く離れたアジア地域の安全保障に対して不見識である事と言うのは。
これは、ある意味で仕方の無い話であるとも言えます。

しかしながら、ここにきて自ら中国の安全保障を破壊する。
ドイツの対中戦略をドイツ自身が破壊する。
もちろん新しい安全保障なんて微塵も考えていない。となれば・・・これはね。
もう色々な意味で絶望的だ。と表現する以外には無いかと思います。
ここまで盛大に自爆するとなると、単なる不見識と言うだけでは不足です。
ちょっと冗談でも何でもなくて・・・。
今のドイツと言う国家が滅亡するような流れになっている。としか思えません。



そんなわけで。
中国の崩壊による悪影響がドイツ経済を直撃すると思いますし。
その延長線上として今現在のヨーロッパ経済。ドイツを中心としたEU経済圏もね。
同じように極めて重大な危機に陥る事になるだろう。と思います。
でまあ、そうなる根本的な原因はドイツの安全保障に対する不見識であり。
もっと言えば、今のドイツには安全保障それ自体が存在しないからです。

うん。ドイツの安全保障は存在しない。と言っても良いと思いますね。
目先の損得だけ。経済戦略だけしか存在せず・・・本当の本当に滅びかけています。
そして、ドイツの滅亡はEUの消滅。
現状におけるヨーロッパ秩序の全ての崩壊を意味します。
ドイツの滅亡に巻き込まれる形でヨーロッパ全土は燃え上がるはずであり。
その結果として、筆舌に尽くし難いほどに恐ろしい事が起こると思います。


それで一応ですが確認しておきますけどね。
なんで教えてくれなかったんだっ!?・・・と言うのはナシでお願いします^^;
いや、だってさ。
何度も教えたのに言う事を聞かなかったのはドイツの人々だからです。うん^^;
あれだけ何度となく難民など受け入れるべきではない。と警告したでしょう?
一刻も早く中東地域を安定化させるべきだ。と警告したでしょう?
それらの全てを無視して、無分別に難民を受け入れ続け、中東を放置し続け。
これほどまでに混乱を拡大させたのは一体どこの誰ですか?


んー。わかりやすく比較対象としてイギリスを話題しますけどね。
なぜにイギリスがアジアまでやってきて、わざわざ北朝鮮の瀬取り監視なんて。
そんな事をしているのか。わかりますか?
これは当然ながらボランティアとか。そんな生易しい話じゃないんですよ?
そもそもイギリスの方々はタダで行動する事なんてありえませんしねぇ^^;

イギリスは、当然ながら日中友好の消滅に伴うアジア情勢の変化。
ひいては世界情勢の変化を冷静に分析した結果として。
北朝鮮の瀬取り監視と言う形でアジアに艦船を派遣しているのであり。
その先に日米両国との軍事的な連携の強化も見据えている。
すなわちイギリスは中国とEUのそれぞれが消し飛ぶ事を想定しているんです。

無論。あの大英帝国が素直に本音を語る事などするはずもありません。
以前から書いていますが、イギリスの三枚舌外交はいまだ健在ですからねぇ^^;
そんなイギリスの動きを見る限りは、そのように結論付けるのが妥当だと思いますし。
それらの行動は極めて正しいだろう。と私は考えています。


んー。ちなみに参考程度までに書きますとね。
そのイギリスの後を追いかけているのがフランスになります^^;
フランスはイギリスほどアジア情勢を正確に把握しているかどうか。
これは、ちょっと怪しい部分がありますし。
動機としても『イギリスに負けるか!』との理由が大きいかもしれませんが^^;
それでも結果的にフランスも正しい行動をしている。
イギリスに追随する形でもアジア地域での影響力を確保している。と言えるでしょう。

これにより英仏は中国が崩壊した後でもね。アジア地域での一定の権益。
ひいては新しい世界秩序においても影響力を確保する事が可能だと思います。


それで、です。

これと比較しても現在のアジア地域におけるドイツの立場
ドイツの影響力は、どれほど危機的な状態であるのか明白だと思います。
もう話にならないくらいに悲惨な状態です。
本来ならば、利益が大きい分だけ誰よりも率先して動くべき立場なのに。
イギリスやフランスから完全に出遅れてしまっている。

いや、出遅れているどころか。そもそも満足に動く事すら出来ていない。
現状維持のために行動する事も。現状の変化に適応する事も出来ていない。
ええ。そうですとも。
何しろドイツがやった事は日本にやってきて日中友好にトドメを刺すような。
そんなやらなくても良い事をバッチリやって、
やるべき事を何もやらずに帰っちゃったわけですからねぇ^^;
そりゃあねぇ
アジア地域でドイツの権益が消滅したとしても、それは仕方ない事で御座います。


その程度にはドイツの対中戦略。アジア戦略はズタボロです。
どう考えても従来通りの利益を獲得する事なんて出来ませんし。
中国。ひいてはアジア地域におけるドイツの権益の一切合切は消し飛ぶ事になる。
その影響はドイツのみならず。ヨーロッパ全体にまで波及する事になるでしょう。

・・・なぜイギリスがEUからの離脱したのか。
これだけ書いたらさ。いくら何でも理解出来ますでしょう?ドイツの方々。



それで最後に一つ。
これは聞いた話なんですが・・・ドイツの軍隊ってボロボロだそうですね?
ヨーロッパ全体。EU全体を守るどころか。
ドイツ一国ですら満足に守り切れるかどうか怪しい。と、
そんな噂を聞いたんですけれど、それって本当だったりしますか?

もし本当だとしたら、救いようのないバカだと判断させて頂きます。
かつて私達日本が尊敬したドイツ人は消滅してしまった。と、
そう考える以外にはありません。あしからず。



うん。失礼ながらドイツの歴史において、今ほど弱体化した事は無い。と、
そう表現する以外には無いほどに今のドイツは本当の本当に絶望的だと思います。
・・・何と言うか。
ドイツの方々と言うのは、未だに平和とは何か。それを理解していないと思います。

このブログでも何度か書いてきましたけどね。
平和とは、あらゆる人間による必死の努力の果てに。ようやく手に入る至高の財産です。
何の努力もしないで手に入る平和などと言うものは、この世界には存在しません。
この点についてはドイツの人々のみならず。
世界中の人々に理解して頂きたいなぁ。と私は切実に願う次第で御座います。いやはや^^

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[7回]

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26 . January
さてさて。前回はドイツの話題だったわけですが・・・うん。
メルケル首相がいる限りドイツの状況が改善して立ち直る。
・・・と言う事は無いだろうなぁ。と私個人は考えている次第です^^;


それでまあ、前回では書き足りない部分があるので。
本日も前回の続きでドイツの話題。
その中でも特にドイツに関する安全保障についての話をしたいと思います。
それでは参りましょう^^

でまあ、改めて確認しますがメルケル首相の四選は色々な意味で大事件であり。
これ一つだけで現在のドイツが抱える問題点。
その大部分が浮き彫りになっただろう。と私は考えております。

うん。まず第一にメルケル首相の四選が容認された事で政府与党内部。
野党各党の動向。ひいてはドイツ国民の現状の全てが露呈したと思います。

次に対外的な要因についても、メルケル首相の四選が実現した事によって。
親中国家であるドイツに、どれだけ潜在的な敵国が存在するのかも判明しました。

でまあ、結果的に現在のドイツが極めて危機的な状況に陥ってしまい。
このままでは再びナチスのような極右勢力が台頭するのか。
もしくは極左勢力が台頭した挙句に、国家がバラバラに分裂する事になるか。
そのどちらかになる可能性が非常に高いだろう。


・・・とまあ、ここまでが前回に書いた話でしたね。
いや、結構な長文を書いた割には内容が乏しい感じで申し訳ないんですが^^;
ともかく。
メルケル首相が四選した事により、ドイツの未来は非常に暗いものになるでしょう。


あの・・・ぶっちゃけ。今のドイツと言うのは、あまりにも敵が多過ぎる^^;

なぜにそんな事になっているのか?と言えば、ひとえにメルケル首相の責任です。
メルケル首相が安全保障を前提とした外交戦略を組み立てなかったがために。
より具体的に言えば経済力を背景として我が物顔で威張り散らした挙句。
自分達の身内(EU各国)を軽んじて・・・いや、もう完全に見下していましたね^^;
その上に頼りにならないバカ(中国)と仲良くし過ぎてしまって。
バカと敵対。または脅威と感じる大多数の国家と疎遠になってしまったんです。

それで、はっ!と気が付いたら、もう誰も誰も助けてくれなくなっていた。
どんだけメルケル首相は傲慢に。ふんぞり返って周囲を見下していたんでしょうね?
周りが見えなくなっていたにも限度があります。
あれだけ強引に物事を進めまくっていたら、そりゃあ恨みだって買うでしょうに^^;
本当に・・・裸の王様。自業自得で御座います。どうしょうもありません。



それで、です。

これらを踏まえてもう少し踏み込んだ話をしますと、ですねぇ。
今しがた書いたようにドイツの未来は暗い。と書きましたけれども・・・。
直近の数年間。
近い未来だけを見れば、国家としてのドイツは安定すると思います。
なぜならば、メルケル首相がいるからです。うん^^;

既に述べたようにメルケル首相の目的は自己保身による現状維持です。
ですので、国家の安定と言う点だけを見ればね。ドイツは安定すると思います。

ただしっ!

その安定が必ずしもドイツ国民の利益。幸福に繋がる。と言う事にはなりません。
と言うのもメルケル首相の目的がドイツ国家や国民の利益。国益などではなくて。
あくまでも自分自身の地位と権力。権威権勢を守る事であるからです。
つまるところ。
ドイツ国民を犠牲にしてでも自分の権力を守る事が、メルケル首相の目的だからです。


・・・あの、ですねぇ。
もしもメルケル首相がドイツの国益を考えているなら、即座に辞任しているはずです。
いや、辞任する以前に四選などしないはずです^^;
三期目の任期が終わった時点で自発的に引退を表明して、
新しい別の誰かに権力を渡して自分の失敗の清算。つまりは難民政策の転換。
難民の受け入れにストップをかけるように動いているはずです。
うん。そうですね。
それが唯一ドイツの国益を守る方法であるからです。

何度も言いますが、無制限に難民を受け入れる。など正気の沙汰じゃない。
無計画に難民を受け入れるなど国家として自殺行為だ。と私は明確に断言します。
であればこそ、そんな自殺行為をした張本人であるメルケル首相が自身の失敗。
無計画な難民の受け入れが間違いだった。として政界を引退する事によって。
ドイツの難民政策の転換を促し、ドイツ国家。国民。国益を守る事。
それこそがメルケル首相に残された唯一の責任の取り方です。これ以外には無いです。

そうだと言うのに、メルケル首相が四選?これから先も2021年まで頑張ります?
いやいや。本当にねぇ^^;
一体何を考えているのか。まったくもって私にはわかりません。もう理解不能です。


それでまあ、当然のようにね。
メルケル首相が自分の地位を守ろうとすれば、自分の間違いを認める事など論外。
誰に何を言われたとしても、メルケル首相が難民政策の間違いを認める事はありません。
うん。もう死んでも認めないでしょう。
どれほどドイツ国内が混乱したとしても、今までどおりに難民政策は継続するはずです。

・・・うん。これ一つだけを見てもさ^^;
メルケル首相はドイツ国民の犠牲にして自分の地位を守っている事は明白です。
繰り返しますが、メルケル首相は自分の失敗を絶対に認めませんからね?^^;
自分が正しい。と言う姿勢を一切崩す事なく、どこまでも突っ走るはずなので。
それが強力なリーダーシップと言うのならば・・・まあ、そうなんでしょう^^;


でまあ、普通であればね。
この段階でドイツ国民が怒り狂ってドイツ全土が燃え上がるのが普通なんです。
だって、メルケル首相でドイツが良くなるわけがないですから^^;
ですから、仮にね。
これがフランス国民だとしたら、確実に革命が起こっているような状況です。
それくらいにドイツの未来は暗く、現時点で相当に悲惨な状況なわけですが・・・。
前回にも書いたようにドイツとフランスは違います。
それは一つの国家と連合国家の違い。と言う歴史的な背景もあるんですが。
より単純に言えばフランス人と比較してドイツ人の愛国心が弱い。と言う事です。


うん。そう考えるしかありませんもんねぇ。
そうじゃないとメルケル首相の四選なんてありえませんものねぇ・・・。
ドイツ国民の方々にハッキリと申しあげます。
ドイツが民主主義国家である以上メルケル首相の四選は、明確にドイツ国民の民意です。
あんな国益よりも自分の権勢を優先するような輩を、それでもドイツ国民が望んだんです。
この純然たる事実はドイツ国民の政治に対する関心の低さ。
または、愛国心の脆弱さを鮮明に証明している。と考えて然るべきで御座います。
しつこいようですが、それが民主主義国家だからです。

アンゲラ・メルケルと言うドイツを滅ぼすような政治家を選んでしたまった時点で。
いかに現在のドイツ国民が何も考えていないのか。現状の危機的な状況。
まさしく国家存亡の危機を何一つ理解していないのか。が周知の事実となったのです。


でまあ、それを考えればね。
右に振り切れてナチス・ヒトラーの再来になる。と言うのは、ちょっと考え難いです。
うん。そうですね。
無難に考えれば左に振り切れる。と考えるのが妥当だと私個人は考えています。
その理由としてはドイツ国民の政治に対する関心の低さ。愛国心の脆弱さであり、
直接的な要因としても難民と言う超ド級の大問題が存在しているからです
それで、この場合には極左思想。
極端過ぎるグローバリズムにより無数の価値観。主義主張が無秩序に入り乱れた挙句。
国家の枠組みすら維持出来なくなって、なし崩し的にバラバラに分裂して崩壊。
ドイツと言う国家が消滅する。との可能性が一番高いのではないかなぁ。と思います。


うーん・・・まあ、一応の可能性として書いておきますと。
もしもヒトラーが再来すればね。右に振り切れる可能性も残ってはいます。うん^^;
ただ。
基本的に批判の対象となっているがために、ちょっと正当に評価されないんですが。
アドルフ・ヒトラーと言うのは、アレはアレで相当に凄まじい才覚を持った超人です。
人格云々は別として、才能だけを見れば天才的である事は間違いありません。
なので、単なるモノマネ。模倣する程度では同じ事は出来ないと思います。

そんなわけで。
可能性だけを見ればね。わずかながら右に振り切れる可能性も残されています。
残されていますけど・・・そう簡単にヒトラーが再来するとも思えないので。
たぶん左に振り切れるだろう。
ドイツが分裂して消滅する。と考えるのが妥当じゃないかなぁ。と私個人は思います^^;



それでまあ、次に視点をドイツの国内から国外に変えまして。
前回に書いた話の一つとして、親中国家であるがために潜在的な敵国が多い事。
中国に脅威を感じる国家からは敵対。少なくとも疎遠の状態となり。
そのためにメルケル首相の四選が容認されやすい状況にあった・・・って言うか。
メルケル首相の危険性についてイマイチ親切に助言。忠告されなかったわけですけど^^;

逆にね。

一つ見方を変えれば中国との連携。ひいては親中国家同士の連携が出来ていない。
少なくとも中国はメルケル首相の危険性に気が付いていない。と言う事でもあります。


中国にとってドイツは非常に重要なパートナーです。
極端な事を言えば、ドイツを介して欧州。ヨーロッパへの影響力を確保している。と、
そのように表現する事も出来るでしょう。
ドイツの混乱は中国にとっても極めて都合が悪いはずです。

なので、中国の対独戦略。対欧戦略としては混乱の原因であるメルケル首相の排除から。
より親中的な別の人物の支援。それと共にドイツの安定化。
必然的にドイツの難民受け入れ即時停止を画策する事が中国にとっては急務でした。
これをやらずしては、中国のヨーロッパ戦略は何一つ上手くはいかないでしょうねぇ^^;

ですが、これらの全てが何一つとして実現出来ていないわけです。
ただでさえ今の中国には親中勢力。自分達と有効な勢力が少ないと言いますのに。
数少ない味方であるはずのドイツに対して、この有様なわけですから・・・。
中国の対外戦略。特にヨーロッパ戦略の全ては失敗した。
中国とドイツの関係性についても、遠からず破綻するだろう。と見てよろしいでしょう。

・・・まっ。そもそも習近平の実力では何をやっても失敗したとは思いますけどね^^;



それでね。
さらに別の観点。EUからの観点でも指摘する事が出来ます。
つまりはEUの存続を望む勢力にとっても・・・メルケル首相は排除するべきでした。
改めて確認しますがメルケル首相は軍事。安全保障についてはド素人です。
この点については安全保障を司る立場として断言します。
メルケル首相は安全保障については初歩のイロハすら理解していません。

それで、そんなド素人のメルケル首相がEUにおいて大きな影響力を持っていたとなれば。
半ば必然的にEUにおける軍事での連携。安全保障上での連携はガタガタである。と、
そのように結論付けるのが妥当だと思うんです。
十中八九。
軍事など無駄。安全保障など邪魔だと考えて、極端に経済最優先の目標を掲げたはずです。
そうする事がドイツ。メルケル首相の影響力を最大限に拡大させる手段。
我が物顔でEUを動かせるようにする極めて都合の良い目標でもあったからです。

うん。メルケル首相の性格からして・・・と言うより軍事。安全保障のド素人ですから^^;
この二つが、どれほどまでに重要であるのか。と言う事すら理解していなかったはずです。
経済だけで世界は語れる。経済だけで世界を支配出来る。と、
メルケル首相は割と本気で、そんなバカ丸出しの事を考えていただろうと思います。
ちなみに。
これを世間一般ではグローバルスタンダードと呼ばれているみたいです^^;



改めて確認しますが、国家戦略における最上位が安全保障戦略なのであり。
その安全保障よりも別の何かを優先した時点で、それは国家戦略として成立していない。
それゆえに実行する前から失敗が確定している愚策なんです。

その安全保障に関してド素人のメルケル首相が我が物顔で。
強力なリーダーシップを発揮していたらしいEUと言う国際組織は。
ほぼ確実に。まず間違いなく軍事。安全保障については何もやっていなかったはずです。
もうスッカラカンだっただろうなぁ。と思います^^;
仮に何かをやったとしても全てが気休め。単なる付け焼刃だったでしょう。

安全保障を何もやらず、何も考えずに経済最優先で行動していたわけですから。
それらの大部分は愚策だった。と思います。
うん。EUの方針は基本的に。最初から失敗する事を前提としたものだったはずです。
発生した利益の全ては目先の損得でしかなく。得られたものよりも失ったものの方が大きい。
つまり、EU各国は自国の未来を切り売りして利益を獲得していただろうなぁ。と、
そのように私は考えております。


うん・・・そうだろうなぁ。と思いますねぇ^^;
EUと言うのは経済的な側面での連携が重視され過ぎていて。
軍事的な側面。安全保障の側面における連携は極めて脆弱だったと思います。
その結果として経済的に大きな影響力を持ったドイツ。メルケル首相の独壇場になった。
メルケル首相に我が物顔でゴリ押しされても、誰一人反論出来なくなってしまった。
であればこそ、メルケル首相の積極的な難民受け入れに対しても反論一つ出来ず。
言われるがままに。
唯々諾々とEU各国は難民を受け入れる。と言う恐るべき状況になってしまった。

とまあ、こんな感じの背景があっただろう。と私個人は考えている次第で御座います^^;



・・・まっ。今更ながらの話ですが、EUとNATOを混同し過ぎましたね^^;
おそらくヨーロッパの多くの人々はNATOがあるから軍事。安全保障は問題ない。と、
そのように考えておられた事でしょう。きっとね。

でも、そうだとしたら。
NATOを前提に経済戦略を組み立てるべきだったのです。
ただその場合にはアメリカの影響力が物凄く強くて、ヨーロッパ独自の経済戦略は出せず。
それどころか。ヘタをすればアメリカの独壇場になる可能性がありますけどね^^;

でも、少なくとも今のように経済的な側面でドイツの独壇場。
メルケル首相の鶴の一声で積極的な難民の受け入れがゴリ押しされる。だなんて。
そんなバカげた状況には・・・ヨーロッパが滅びる状況には絶対にならなかったはずです。

うん。まあ、EUに対する様々な問題点の指摘はあると思うんですけど。
私個人としては、極めて単純にEUが経済しか見ていなかった事。
軍事。安全保障を無視した無分別な経済政策が最大の問題点だろうなぁ。と考えています。



それで、そうだとすればね。
EUを存続させようとするのならば最初にやるべき事。第一手は何ぞや?と考えた時。
経済ばかりを無分別に優先し、やったらめった影響力の拡大を続けるドイツへの牽制。
軍事。安全保障を知らずに経済だけをゴリ押しするメルケル首相の排除である。と、
そのような結論になって然るべきである。と私は思いますし。
たぶん私以外の誰であろうとも同じ結論になるんじゃないかなぁ。と思うんです。

と言うわけで。
メルケル首相が四選した時点で、EUを存続させる全ての人間は最初の一手。
初手の段階で躓いていたのではないか。と私は考えておりますし。
この事実の裏を読むのならば・・・。
メルケル首相が四選した事実によってEUの存続を望む人間よりも。
EUが崩壊する事を望む人間の方が多い。と言う事が証明されただろうと思います。
果たして。
これが何を意味するのか?わかりますでしょうか?



・・・ただまあ、確かにね^^;
現実的に今のEUにメルケル首相を排除出来る人間がいるのか?と言えばね。
なるほど。かなり怪しいかもしれませんねぇ^^;
うん。肝心のドイツ国民がサッパリ自分達の危機的な状況を理解せず。
メルケル首相の危険性についても直視しようとしない。
その上にヨーロッパの守護者たるフランス大統領がマクロンさんでしたからねぇ。
改めて考えても、やっぱりマクロンさんでは若過ぎました。

それらの事実を考えればメルケル首相の排除は難しかった。と言えばそうなんですけど。
しかしまあ、そうだとしたらね。
EUの存続を願う人々の誰一人として、メルケル首相を排除出来なかったのだとしたらね。
ある意味では、それが一つの答えではないでしょうか?
つまり、EUは解体されて然るべきだったのではないか。とも私は思います。



うん。ちょっと経済だけに傾倒し過ぎましたよねぇ。
安全保障を考慮していないだけでも国家として成立出来ないのに。
それで複数国家の共同体を作り上げるだなんて・・・土台無理な話だったんです。
大変失礼ながら、ハッキリと言わせて頂きますと。
EUと言うのはヨーロッパの未来を売り飛ばしてしまったんです。
まさにパンとサーカス。自分達の未来を売り飛ばして、お金に換えてしまったんです。

念のために書いておきますが、安全保障とは平和と未来を守る国家戦略の総称です。
その安全保障よりも別の何かを優先すれば、それは平和と未来を犠牲にするも同じ事です。
そう考えると、ちょっと可哀想かもしれませんねぇ。
EU丸ごと全部がグローバルスタンダードの犠牲者だ。と言えるのですから。


とまあ、本日はここまでにしておきましょうか。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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24 . January
とまあ、そんなわけで前回はフランスの話題だったわけですけれどもね。

何度も書いてきましたが、やはりフランス人の方々と言うのは非常に愛国心が強く。
何よりも自分の祖国であるフランスと言う国家に誇りを持っておられる方々です。
ですので、そんなフランスをアメリカみたいにしようとする現在のフランス政府。
マクロン大統領に対しては、非常に強い反発が発生する事が予想されます。
・・・燃料税の引き上げに対する反対デモは、単なる前哨戦だと私は考えています。

ゴーンさんの一件で日本を含めた諸外国はもちろん。自国民からすらも。
マクロン大統領と言うのは、強い不信感を持たれてしまったわけですからね。
今後の政権運営については、細心の注意をもって慎重に実行しなければ・・・。
あっと言う間にフランス革命へと突入する事になってしまうと思います。

いやぁ~。日産をフランスの企業にしようとする事とか。
トランプ大統領を批判してアメリカにケンカを売った事と言うのは。
どちらの場合においても非常に軽率だっただろう。と私には思われてなりません。
・・・こう言ってはアレですが、世界の超大国と世界の経済大国を甘く見過ぎです。

また、当面の問題として移民。難民の流入と言う物凄い問題があるにもかかわらず。
それを半ば無視して経済の自由化などするべきではありませんでした。
もっと真剣にフランスと言う国家について考えるべきでした・・・。
ともかく。
今後のマクロン大統領には慎重さが何よりも求められるかと思います。


とまあ、そんなこんなでフランスの話だったわけですが^^;
本日の話題は、フランスの流れからドイツの話題で御座います。
大雑把な話題ですが、どうかご愛嬌でお願い致します^^;
それでは参りましょう^^

それで、最初にハッキリ言いますとね。
ドイツはフランスよりも悪い状況にあります。・・・って言うか。最悪一歩手前です^^;
私個人の意見ですが、フランスは革命が起こったとしても国家は残りますけれど。
ドイツでは国家すら残らずバラバラに分裂。解体する可能性があります。
これは冗談などではありません。
現実的な可能性として全てのドイツ国民は直視するべきだ。と私は強く主張致します。

でまあ、この原因とは何ぞや?と言いますとね。
一言で言いましてズバリ最大の原因はメルケル首相で御座います。
まあ、これは皆々様も何となくお察し頂けたかと思いますけれどねぇ。うん^^;

とにもかくにもメルケル首相は悪過ぎます。
百歩・・・千歩くらい譲って経済的な観点からの判断は保留するとしてもね^^;
軍事。安全保障に関しては完全完璧にド素人です。スッカラカンで話にならない。
よくぞドイツ首相を今までやってこれたな。と言うレベルで御座います。
にもかかわらず。
そんなメルケル首相が、なぜか四選して今現在に四期目に入っているわけです。
もう本当にね。なんじゃそりゃーっ!?・・・です^^;

いや、これさ。
それくらいに絶叫してしまうくらいにビックリ仰天の状況なわけです^^;
普通に考えてもメルケル首相が四選するなんて事はあり得ません。
なぜならば、そんな事になっても何一つドイツの国益になるどころか。
逆にドイツの国益に多大な損失を発生させる事は誰の目にも明らかだからです。

世界の反対側にいる赤の他人の日本人。しかもチンピラ風情の私ですら。
アンゲラ・メルケルと言う政治家が実力不足である事を理解しています。
であれば、その事実を当事者であるドイツ国民が理解していないはずがありません。
メルケル首相の四選など、本来ならば全力で反対して然るべきです。
それなのに、です^^;
そんなメルケル首相が四期目の任期に入りましたって・・・これはね。
このニュースを見て私も愕然とするしかありませんでした。



・・・いやいや、ちょっと正直な事を言いますとね^^;
メルケル首相の四選については、私は一切警告しなかったんです。
このブログでも、この点について警告しなかったはずです。
だから、何を今更騒いでいるんだ。と思われた方々もおられるかと思います。
ここだけの話。
ちゃんと理由があるんです。それも表向きの理由と裏の理由があるんです。

表向きの理由は今しがた述べた通り。普通に考えて選ばれるわけがない。
どう考えてもメルケル首相が四期目に入るなんてありえない・・・です^^;

それで裏の理由は何か?と言いますと・・・ドイツが親中国家だからです。
ハッキリ言います。
中国と関係が深い親中路線の国家と言うのは、それだけで大問題。
そんな国家は、現時点で中国と対立する全ての国家にとって間接的な敵国です。
なので、その敵国が元気モリモリで中国をガンガン支援してもらったら困るわけです。
中国に近しい全ての国家は混乱してくれた方が都合が良い。
そして、それはドイツとて例外では無い・・・と言う事なわけです。

だから、誰もメルケル首相が四選したところで何も言わなかったんです。
中国の脅威を受ける全ての国家にとって、メルケル首相が続投してくれた方が。
ドイツが混乱してくれた方が都合が良かったから、です。

・・・悪く思わないで下さいませね。ドイツ国民の方々。
果たして。
どれほどまでに今の中国が世界の平和を破壊しているのか。ご存知でしょう?
中国のような国家を放置していれば、いずれ必ず物凄く大規模な戦争に。
それこそ第三次世界大戦。核戦争が起こりかねないんです。
そんな極悪国家の中国と仲良くするドイツを助けるわけにはいかないんです。


ただまあ、もっと正直な事を言いますとね^^;
6:4・・・いや、7:3で表向きの理由の方が大きかったとは思うんです。
私個人としても裏の理由については、そこまで期待していませんでした。
いや、だってさ^^;
普通に考えても、メルケル首相がダメだ。って誰でもわかるでしょう?
なので、私もメルケル首相が続投した方が都合が良いとは思っていましたけど。
でも、実際には別の誰かに代わるだろうなぁ。とも私は思っていたんです^^;

ところが。
蓋を開けたらメルケル首相が四選。四期目に入ってしまったので。
ええっ!?ドイツ国民って一体何を考えているんだっ!?と思うと同時に。
ああ。これでドイツは。EUは終わった。・・・と私は思ったわけです。

あのね。ドイツ国民の方々。今一度冷静になって考えて頂きたい。
なぜメルケル首相の続投を許したんですか?
あの政治家が何一つマトモに考えていない事は難民問題を見ても一目瞭然。
無計画に。無制限に難民を受け入れるなど正気の沙汰じゃない。
そんな事を平気な顔で実行する輩を・・・ドイツ首相に残すべきじゃなかった。
一刻も早く排除するべきだったと言うのに、なぜ四選させたのですか?



それで、ですねぇ。

ここからの話は私の個人的な予想。妄想の話になるんですけどねぇ。
なぜメルケル首相が選ばれたのか。四選する事が出来たのか?と言う事を考えた時。
これもやはり似たような事が指摘出来ると思うんです。
すなわちメルケル首相が続投した方が都合の良い人間が多かったから、です。

現在のドイツの政治情勢について、私なりの意見を申し上げますとね。
まず政権与党側にとっては・・・貧乏クジを引きたくない。と言う事でしょう。
残念ながら今のドイツは混乱の極致にあります。
それほどまでにメルケル首相がドイツ国内をムチャクチャにしたからです。

ですので、今ここでドイツ首相になる事は物凄い貧乏クジです。
どこの誰にとってもリスクが高い割に、ほぼ確実に理不尽な批判を受けます。
この段階からドイツを立て直す事は極めて難しいでしょうし。
ヘタをすれば国賊。売国奴と罵られる可能性すらあり得ます。
・・・うん。そこまで今のドイツは混乱しているんでしょう。きっとね。

だから、政府与党としてはメルケル首相を排除しなかった。
最後の最後までメルケル首相に全ての責任を押し付ける事にしたんです。
それゆえにメルケル首相の四選が認められてしまった。と思われます。


それでは、このような政府与党の動きに対して野党各党はどうだったのか?

野党は、基本的に現体制を批判する勢力です。
となれば、現政権が弱体化する事を喜ばないはずがありませんし。
野党とて一つ間違えば与党同様に貧乏クジを引きかねない状況ですからね。
ここで無理やりメルケル首相を潰すよりは。
今以上に与党を弱体化させた方が良い。と考えたのでしょう。
どうせメルケル首相が四選したところで何一つ状況が好転するわけがないし。
むしろ確実に状況は悪化する。と見越しているから、です。
そんなわけで。
野党の大多数がニヤニヤ笑いながらメルケル首相の四選を見逃したんです。

この点で顕著だったのが、おそらくは新興勢力である極右政党。
えーと・・・AfDでしたか。ドイツのための選択肢と言う事になるでしょうねぇ。
(↑ちゃんと調べて確認しました^^;)
この新興勢力はドイツの混乱を背景に台頭してきたわけですから。
ドイツの混乱が深刻になればなるほどに、自分達の勢力が拡大していくわけです。
既存の勢力。議席を奪う事が容易になる・・・わけです。
そりゃあねぇ。
メルケル首相を批判はしても、AfDなど野党各党が排除に動かないのは当然です^^;


とまあ、あくまでも私個人の意見ではありますけれど。
現在のドイツの政治情勢は、大体こんな感じだろうなぁ。と私は考えています。
それでね。
政治家の立場としては、このような理由があるのだとしてもね。
ドイツの一般国民の立場からすれば・・・たまったもんじゃありません^^;

そんな権力者側の都合でメルケル首相が四選してしまったがゆえに。
ドイツの混乱は沈静化するどころか。ますます深刻化する事は明白であり。
その混乱は確実にドイツ国民を直撃し、凄まじいまでの損失を与えるはずです。
うん。ドイツ国民にとっては悲鳴を上げる以外には無いでしょうね。
メルケル首相の批判は当然として。
それと共に政府に対する批判。不平不満はますます高まっていくはずですし。
そんなドイツ国民の怒りが頂点に達して爆発してしまったとしても・・・。
私個人としては、何一つ不思議には思いません。



それで、この爆発の仕方がねぇ。ちょっとフランスとは異なると思うんです。

と言うのもフランスの場合は、フランスと言う一国家の強固な概念があります。
うん。そうですね。
確固としたフランス国家を前提とした文化文明。歴史伝統。愛国心がある。
なので、仮にフランス革命がおこったとしてもフランスが分裂する事。
国家として崩壊する事は、まず無いだろう。と私は個人的に考えております。

これに対してドイツはフランスほどに強固な概念では無いんです。
なぜかと言うと、ドイツは元々が連合国家なのであり。
小国が集まってドイツと言う国家を形成する。と言う歴史的背景があります。
この点を考えると非常に極端な結果になるように思われます。
つまるところ。
右に振り切れるか。左に振り切れるか。・・・です。

右に振り切れた場合。統一ドイツと言う形でガッチガチに固まるはずです。
それこそファシズム。ナチス・ヒトラーのような状態になるでしょう。
逆に左に振り切れた場合にはバラバラに分裂すると思います。
各地域が小国として分離独立。ドイツは泥沼の内戦状態に突入するはずです。
そして、そうなってしまう最大の原因は難民問題です。


既にフランスの話題でも書きましたように移民政策は最低でも20年必要です。
20カ年計画を組み立てる事によって、そこで初めて移民政策は成功します。
それでまあ、移民でコレです。
難民は、移民よりも状況は悪いわけです。
当たり前ですね。着の身着のまま。命カラガラの状態で逃げてくるわけです。
その中には仕事が出来る状態じゃない人々。瀕死の状態の人々も含まれています。
よって。
難民受け入れは移民政策よりも難しい。それも比較にならないほどに難しいんです。

このブログでも・・・以前にチラチラっと書いてきましたけどね。
移民と難民は違うんです。
この二つを混同してしまったら大変な事になります。
移民の問題だけでも十分に大変ですが、それ以上に大変なのが難民の問題です。

この点を理解している政治家であれば、難民を受け入れる。
それも無制限に受け入れる。などと言う意見が、どれほどまでの暴挙暴論か。
どれほどまでに無責任で罪深い事なのか。と声が枯れるまで叫び続けます。
他国の難民を助けるために、自国民を新しい難民にするのか。・・・と、
誰よりも大声で主張して断固として反対するはずです。


うん。ちょっと考えれば誰にでもわかる簡単な事でしょう?^^;
難民の面倒を見るのもタダじゃない。お金が必要です。税金が必要なんです。
ですが、その税金で面倒を見るのも。善意でお世話をするのも限界がある。
その限界を超えた時に・・・難民排斥と言う動きが表面化する事になってしまうんです。
これは政治において当たり前の話であり、理解して当然の常識です。

しかしながら。

それがわからなかったのがメルケル首相です。
ただ難民が可哀想だから。などと言う無責任な主張。感情論に押し切られる形で。
もっと言えば軍事。安全保障に疎いがゆえに。
難民を受け入れる事で国際貢献。責任を果たしている。と主張するために。
自分達の言い訳とするために難民を受け入れてしまった。
それも無制限に受け入れる。などと口走ってしまった。
鉄の女?強力なリーダーシップ?もはや失笑もので御座います。

・・・ドイツが滅びたとしたら。紛れもなくコイツの責任です。



それでまあ、メルケル首相が破滅するのは大した問題じゃない。
基本的に全部が全部。自業自得ですからね。知った事じゃありません。
それよりも問題とするべきは今後のドイツ国家であり、ドイツ国民です。
メルケル首相の四選が確定した事実を直視するのならば。
今のドイツ政界には混迷するドイツを。祖国を救わん。とする愛国者。
それこそ国士とも言うべき人間が誰一人として存在しない。と見るべきです。
うん。そうですね。
一人でもいたら、メルケル首相の四選など死んでも阻止しているはずです。

だから・・・これはヤバイです。
状況としては劉暁波さんが見殺しにされてしまった中国と同じです。
政治家。権力者の誰一人として何とかしようとしない。国益を考慮していない。
ただ自己保身。責任の押し付け合い。または自分の権勢拡大しか見ていない。
ぶっちゃけ。ヘナチョコみたいな連中ばっかりです^^;
そして、この悲惨な現状にドイツ国民が気が付いた時が、ある意味でドイツの最後です。


・・・うーん。ちょっとだけドイツの政治家を擁護するのならば。
実はドイツの有力な政治家は、それなりに多数いたはずなんですけど。
その全員をメルケル首相がライバルだ。として徹底的に排除してしまったんです。
だから、今みたいにヘナチョコばっかりになっちゃった。とも言えるんです^^;
もっと早くアンゲラ・メルケルの危険性に気が付いていればねぇ。
こんな悲惨な有様にならなかったと言うのに・・・。

しかしまあ、やはり結局はね。
ちゃんとドイツ国民がドイツの未来。自分達の未来を考えていなかった。と、
そのような結論になるのが妥当かなぁ。とも私は思います。
・・・厳しい事を言うようですけど、それが民主主義国家と言うものですからね。



んー。いやまあ、もちろんね^^;
私はフランスにもドイツにも行った事が無ければ、知り合いだっていません。
無論。政府中枢。権力中枢に対するコネクションがあるわけでもない。
どこか遠くの国の。遠い人々の話でしかないので・・・。
どう考えても正確ではないと思いますが、それでも当たらずとも遠からず。
そこまで的外れじゃないだろうなぁ。と私は思った次第です。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^


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16 . September
本日は最初に北朝鮮のミサイルの話題です。
まずはこちらを御覧下さいませ。
http://www.sankei.com/world/news/170915/wor1709150085-n1.html

こちらは産経さんの記事で北朝鮮のミサイル発射について書かれております。

本日の早朝に北朝鮮から北海道上空を通過する形でミサイルが発射されました。
アメリカによると中距離弾道ミサイルとの事で「火星12」。
襟裳岬から2200キロの東方まで飛翔し、その飛行距離は3700キロとの事です。


えーと。9月9日は北朝鮮の建国記念日と言う事もありましたので。
今回のミサイル発射については事前に予想していた方々も多かったかと思います。
なので、ミサイル発射それ自体はね。そこまで驚く事では無かったんですけど。
発射の時期がズレ込んだのは、ちょっと予想外ではありました。
この理由は大きく分けて二つ。

一つは先の国連の北朝鮮制裁決議が、予想に反して弱いものだった事です。
アメリカが中国路とロシアに譲歩する。と言う形で制裁決議が行われたために。
幾分かの時間があけられたのではないか。との可能性があります。

それでもう一つの理由としては・・・太陽フレアの影響が指摘されています。
実は太陽フレアの影響で機会が誤作動を起こす。と言う事例がありまして。
その影響を回避するために北朝鮮が発射の時期を遅らせたのではないか。と、
そのような指摘もされているんです。

うーん。アメリカのハリケーンについては目を向けていましたけれど。
太陽フレアにまでは・・・サッパリ気に留めておりませんでした。
まったくもって情けない話で御座います。大変に失礼致しました^^;


それで、です。

「ど」の字さん。コメントありがとう御座います^^
続ぎの方は、いつまでもお待ちしますのでゆっくり書いて下さいませ。


それで、中ロ両国が北朝鮮を利用して日本を追い詰めている事に対して。
日本が核保有をするべきではないか。
世界の存亡の前に日本の存亡を考える必要があるだろう・・・と言う事ですが。
んー。まあ、私の立場としてはね。
しつこいようですが核保有について、よくよく慎重に考えるべきであり。
また、今現在の問題であれば核保有をせずとも対応する事は可能だと私は思います。

・・・いや、もちろん何もしなくても良い。と言っているわけじゃないですよ?^^;
ただ適切に対応していく事で十分に対応出来る。とも思うわけなのです。


それでシュレーダーさんの思惑について、なんですけれど。
まあ、一言で言えば、言うは易く行うは難し。であるだろうと思いますねぇ^^;
なぜかと言いますと。
ロシアはともかく。今の中国と協力する。と考えている時点で机上の空論だからです。

先頃のイギリス。メイ首相がなぜ日本にまでやってきたのか。
この点を考えても、どれほどまでに今の中国に可能性が無いのか。それがわかります。
イギリスは今の中国に未来は無い。と見たのです。
これについては私も同じ判断です。今の中国との協力など話になりません。


そもそもの話として今の中国は一枚岩ではありません。
・・・いやまあ、中国では常に複数の勢力が入り乱れている状況なんですが^^;
だとしても。
今の中国は例外的なまでに習近平派と反習近平派に明確に分かれている状況です。
この背景にあるのは、中国経済が冗談でも何でもなくマジで危機的な状況であり。
バカ丸出しの習近平を最高権力者としている状態では、必ず中国経済は破綻する。と、
そのような危機感が中国国内に蔓延しているからです。


んー。従来の中国であればね^^;
どれほど中国国内での利害対立や最高権力者の習近平が筋金入りのバカだったとしても。
なんやかんやで一枚岩で動く事は出来たんです。
ええ。爆発的な経済成長。それに伴う中国マネーがあれば。
大抵の問題は何とか出来たし、習近平の無為無策もカバー出来たからです。
でも、今の中国は違いますでしょう?
明らかに中国経済は低迷し、中国全体が衰退へと動いている状況にある。

まあ、中国経済の先行きが怪しくなっていたのは。
先の胡錦濤さんの頃から見えていた事ではあるんですが・・・それでもね。
この中国経済が低迷する傾向が物凄く鮮明となったのは、今の習近平になってからです。
習近平の度重なる失策によって中国経済は猛烈な勢いで失速し、低迷しています。
このために今の中国では習近平派と反習近平派に分かれているんです。
うん。そうですね。
このまま習近平に従っていても、中国それ自体が崩壊したら意味が無いからです。

そんなわけで、これからの中国は国外では無く。国内での大規模な権力闘争。
深刻な混乱が発生する可能性が極めて高いわけです。
それこそ文化大革命のような大粛清が起こってしまうくらいには、です。
・・・このような中国と協力する事のメリット。利益とは何でしょうか?
そんな利益など何一つとして存在しないし、逆にデメリット。リスクが大き過ぎます。


でまあ、ドイツ政府。シュレーダーさんもバカではないので。
この点については薄々気づいているはずです。
しかし、それでもドイツは中国との関係を続けるしかないんです。
なぜならば、その中国に一番投資をしているのがドイツだからです。
もしも中国が破綻した場合。その悪影響をドイツは非常に強く受けるはずです。
だから、ドイツは中国との関係を継続するしかない。・・・と言うわけです。

ですので、「ど」の字さんが懸念するほどに
それほどに今のドイツ。シュレーダーさんは深く考えていない。と私は思います。
まあ、少なくとも能動的な行動と言うよりは。
必要に迫られたがゆえの受動的な行動である。と考えるのが妥当です。


そんなに楽観的に考えて良いのか?・・・と思われるかもしれませんけど。
でも、そうだと思うのならばね。
先にシュレーダーさんが韓国で慰安婦問題に言及した事を思い出して下さい。
何度も言いますが、あれは本当に悪手だったと思います。呆れるくらいに^^;

一つだけ確認しておきます。

国際社会において慰安婦問題と言うのは、先の『日韓合意』で解決しているんです。
日韓合意は単純に日本と韓国の合意と言うだけの話ではありません。
アメリカが仲介し、アメリカが承認した合意でもあるんです。
もっと言えば。
当時の日本は世界各国に対して日韓合意を支持するように画策し。
結果として世界各国が日韓合意を支持する声明まで出しているんです。

・・・そんな問題にシュレーダーさんは言及して、日本を批判したんですよ?
それは必然的に『日韓合意』を否定する事そのものであり。
日本のみならず。アメリカや世界各国を否定する事でもある。
つまり、シュレーダーさんは国際社会の意思を否定してしまったんです。


あの・・・うん。明らかな悪手だったと思いますね。
どう考えてもシュレーダーさんは慰安婦問題などに言及するべきでは無かったのです。
まして日本を批判する。日韓合意を否定する事など断じて行うべきでは無かった。
シュレーダーさんは物凄い外交的な失敗をやっちゃったんです。
その事を理解していないのは・・・当人だけです。
良く知りもしない他国の問題に介入するなど極めて不見識であり、極めて無責任です。
シュレーダーさんは晩節を汚した。と私は思います。

とまあ、それくらいには先のシュレーダーさんの言動を私は問題視しているんです。
政治的な判断であれ。常識的な判断であれ。
どの視点から判断しても、悪手と表現する以外の言葉が私には見当たりません。
と言うわけで。
その程度の人物が何を画策していようとも、そこまで恐れる必要は無い。
・・・と言うのが私個人の結論で御座います。



それで「ど」の字さんはフランスにまで言及しているのでね。
その話も少しだけ書いておきますと・・・。
率直に言いまして今しがた話題としたシュレーダーさんよりも。
ドイツのメルケルさんやフランスのマクロンさんの評価は、さらに下がるんです。

いやぁ~。フランスはルペンさんにすれば良かったのに。と私は考えています。
まっ。あくまでも私の個人的な見解でしかないんですけど^^;
マクロンさんは悪い人じゃないとは思いますけど、これからの世界情勢を考えると。
ちょっと役者不足のような印象が消えません。

んー。これは酷な言い方かもしれませんが、マクロンさんを見ていますと。
何と言うか。民進党の前原さんを見ている気分になるんですよねぇ。
いやいや、もちろん前原さんより優秀だと思いますよ^^;
以前にも書いた事ですが前原さんって平安貴族みたいに弱々しい方ですから。
そんな人と比べればマクロンさんの方がよっぽど立派です。
立派なんですけど・・・でも、今後のフランスと言うのは厳しいでしょう。


と言うわけで私なりの結論を申し上げますとね。
今のドイツやフランスには、アジアにまで手を出す余裕が無いんです。
アジア戦略を組み立てるくらいならヨーロッパ戦略。EU戦略を優先するべき状況です。
対ロ制裁がある以上はロシアと協力する事それ自体が難しいですし。
中国との協力は、そもそもが机上の空論でしかありません。
・・・そんな簡単にロシアと協力できるのなら、ここまで私達日本は苦労してません^^;
なので、そこまで心配する必要はないんじゃないかなぁ。と私は思います。


うん。こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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03 . December
んー。前回の文面は、ちょっと文章が酷かったですね^^;
今日の朝に読み直して、チョコチョコと手直ししたんですけれども。
・・・ごめんなさい^^;

元々の頭が悪いものだから、どんなに頑張っても限界があるんです。
まあ、何事も己の領分を弁えないとダメなんですけど。
今日も相変わらず分不相応に政治の話を続けさせて頂きます。ナハハハ^^;


さて。そんな話はともかくと致しまして。
前回はドイツにおけるウクライナの騒乱。対ロ制裁に関する話題でしたね。
うん。正直な事を申し上げるのならば。
この時から私の中でドイツ政府。メルケル首相の評価はダダ下がりになりました^^;
世間一般で評価されていたはずのEUの盟主。鉄の女らしき人と言うのは。
安全保障の観点から考えると、凡人以下の実力になってしまうわけですからね。
もう本当に・・・ちょっと私は怒っているくらいです。


とまあ、そんなわけで。
まったくもって期待外れだったドイツ。メルケル首相なわけなんですけど。
今後の参考のために、どれくらいにダメダメだったのか。
それについて本日は具体的に指摘したいと思います。
それでは参りましょう^^

まず現在のドイツ政府。メルケル首相について、ですけれど。
はっきり言いまして、外交センスがゼロです^^;
あの、本当にね。金儲けの事しか考えていません。
前回にも書きましたけど、おかげで世界中で敵を増やしまくっているんです。

それで、この点については地球の反対側にいる私達日本も含まれます。
と言いますのもね。
実は日独関係と言うのは、あんまりよろしくないのです。
なぜかと言いますと、最近は幾分か疎遠になっている雰囲気がありますが。
それでも経済優先で中国との関係を強化して一番擁護していたのは、ドイツだからです。
つまり、その中国から理不尽な軍事的恫喝を受ける私達日本を含めたアジア諸国は、
ドイツを間接的な敵国・・・とまでいかなくとも。
アジア諸国の大多数と疎遠である。と判断する以外には無い状況なわけです。


実際に対中包囲網を構築するにあたって、最大の障害となったのはヨーロッパ諸国。
EU諸国だったわけですからね。
アジア諸国としては、欧米諸国中心の世界秩序などと主張しておきながら。
中国の傍若無人な言動を黙認し続けるどころか。
その中国を擁護し続けるヨーロッパへの不満が高まっていたわけです。
なので、その中の筆頭とも言うべき国家が、他ならぬドイツになるわけです。

わかりますでしょうか?
日本などのアジア諸国としてはドイツ。EUが崩壊してくれた方が。
中国の味方が消滅する。と言う点においてプラスになる・・・と判断出来るわけです。
こんな事が地球の裏側で議論されているのをドイツの方々。
特にメルケル首相は想像もしていなかったでしょう?


それで付け加えるのならば。
既にチラッとだけ書きましたが、新しいヨーロッパの秩序と言うのは。
イギリスを中心とした新しい枠組みが構築され、それを国際社会の大多数が支持する。と、
そのような事を、このブログでも書いた事がありましたでしょう?
これについて・・・なぜイギリスが支持されるのか。わかりますでしょうか?

イギリスだってドイツと同じように中国との関係を強化し、中国を擁護していた。
・・・いや、それどころか。AIIBに先陣を切って参加し、
中国の通貨である「人民元」をSDRに追加する事にも強力に後押しした。
その点を考えればドイツ以上にイギリスは中国を支援していた。とも言えます。
それなのに・・・そのイギリスを、なぜ国際社会が支持するのか。
それは、イギリスがアジアで日本や在日米軍などと軍事協力を行っているからです。
つまるところ。
イギリスがアメリカにも中国にも。どちらの陣営にも配慮をしているからです。

・・・うん。皆々様もご存じのようにイギリスの十八番。
お家芸とも言うべき「三枚舌外交」の真価が発揮されているわけで御座います^^;


でまあ、なんとも丁度良いタイミングで、産経さんが記事にしてくれました^^
こちらをご覧ください。
http://www.sankei.com/world/news/161202/wor1612020044-n1.html

このようにイギリスは地球の反対側でも、明確な安全保障戦略を展開しています。
日米などと軍事協力を行い中国を牽制する。と言う姿勢を国際社会に示している。
アジア地域の安全保障体制。アジアの秩序に対する貢献を具体的に実行している。
そこまでしてイギリスは、自国の国益を守ろうとしているわけです。

・・・ドイツなどとは雲泥の差がありますでしょう?


繰り返しますが、最近でこそドイツと中国の関係は疎遠気味ではありますけれど。
それじゃあ残りの一方。つまり、アジア諸国に配慮しているのか?と考えると。
イギリスほどに配慮してくれておりません。
そのようにアジア諸国。ひいてはアメリカは考えているんです。
だから、今現在では疎遠になっていても、いずれ中国と関係を改善するかもしれない。
中国との関係を強化して、中国の味方になるかもしれない。・・・目障りだ。

・・・と、そのように判断されてしまうわけです。
よろしいですか?
今のドイツと言うのは、平和主義で人畜無害であるはずの私達日本ですら。
微妙な立場。微妙な関係になっている。・・・と言う状況なんですからね?
それくらいにドイツは、中国以外のアジア諸国に配慮してくれていないからです。


と言うわけで、地球の反対側にあるアジアですらコレです^^;
だとするとヨーロッパや中東では、これ以上に酷い状況だと考えるのが妥当ですし。
突如として流星の如く出現したトランプさんに対してとなれば。
何一つとしてマトモな対応をしていないだろう。と考えるしかありません。

ドナルド・トランプと言う新星を掲げる世界の超大国。アメリカ合衆国。
そのトランプさんと一番に会談して、日米同盟の凄まじさを見せつけた我らが日本。
対ロ制裁なる理不尽極まる状況に、ついに最後まで耐え抜いた真の大国ロシア。
多方面に抜け目なく配慮を行って、ヨーロッパの盟主を目指すイギリス。大英帝国。

この四カ国が、おそらくは今後の世界における主要四カ国です。


一応確認のために話題にしておきますが・・・ドイツの方々。
EU各国の方々は、これに対抗してみますか?

今の段階になってもなお既存の秩序。EUの枠組みを守ってみますか?
新しい時代の流れに、あえて逆らってみますか?
だとすれば、方法はただ一つ。
親米派。親欧派の現ウクライナ政府を支援して、東欧地域の安定化を実現させる事。
従来のヨーロッパの秩序。EUと言う枠組みは未だ十分に機能する事を、
全世界に向けて明確に示す必要があります。

でも、それが出来ますか?
今のウクライナを助けるとなれば、ウクライナからの移民を受け入れる必要があります。
難民問題で、ただでさえ移民それ自体が不必要な状態。供給過剰の状態なのに。
ここでさらにウクライナの国民を移民として受け入れる事が出来ますか?
また、ウクライナ東部国境周辺。クリミア半島でロシア軍が展開しているような。
そんな情勢不安。特大のリスクを覚悟して、ウクライナ国内に投資する事が出来ますか?
何よりも。
今現在のウクライナを支援するとなれば、ロシアとの関係は徹底的に悪化します。
既に日米英の三カ国が手を引いている中でEU。ヨーロッパ連合として。
また、その盟主として今のウクライナ政府を最後まで守り切る事が出来ますか?


・・・無理でしょう?
だから、もう手遅れなんです。今からでは何をやっても遅過ぎるんです。
今のウクライナを助ける事は、世界中の誰にも出来ませんし。
必然的に東欧地域の不安定化も回避する事は出来ない。
よってヨーロッパにおける従来の秩序。EUと言う枠組みを維持する事も出来ない。
そのように世界中の誰もが考える。それが今現在の世界の真実です。


うん。そうなんじゃないかなぁ。と私は考えているわけです。いやはや^^;

それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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