政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 ドイツに関連する安全保障の話で御座います^^; 忍者ブログ
09 . May
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26 . January
さてさて。前回はドイツの話題だったわけですが・・・うん。
メルケル首相がいる限りドイツの状況が改善して立ち直る。
・・・と言う事は無いだろうなぁ。と私個人は考えている次第です^^;


それでまあ、前回では書き足りない部分があるので。
本日も前回の続きでドイツの話題。
その中でも特にドイツに関する安全保障についての話をしたいと思います。
それでは参りましょう^^

でまあ、改めて確認しますがメルケル首相の四選は色々な意味で大事件であり。
これ一つだけで現在のドイツが抱える問題点。
その大部分が浮き彫りになっただろう。と私は考えております。

うん。まず第一にメルケル首相の四選が容認された事で政府与党内部。
野党各党の動向。ひいてはドイツ国民の現状の全てが露呈したと思います。

次に対外的な要因についても、メルケル首相の四選が実現した事によって。
親中国家であるドイツに、どれだけ潜在的な敵国が存在するのかも判明しました。

でまあ、結果的に現在のドイツが極めて危機的な状況に陥ってしまい。
このままでは再びナチスのような極右勢力が台頭するのか。
もしくは極左勢力が台頭した挙句に、国家がバラバラに分裂する事になるか。
そのどちらかになる可能性が非常に高いだろう。


・・・とまあ、ここまでが前回に書いた話でしたね。
いや、結構な長文を書いた割には内容が乏しい感じで申し訳ないんですが^^;
ともかく。
メルケル首相が四選した事により、ドイツの未来は非常に暗いものになるでしょう。


あの・・・ぶっちゃけ。今のドイツと言うのは、あまりにも敵が多過ぎる^^;

なぜにそんな事になっているのか?と言えば、ひとえにメルケル首相の責任です。
メルケル首相が安全保障を前提とした外交戦略を組み立てなかったがために。
より具体的に言えば経済力を背景として我が物顔で威張り散らした挙句。
自分達の身内(EU各国)を軽んじて・・・いや、もう完全に見下していましたね^^;
その上に頼りにならないバカ(中国)と仲良くし過ぎてしまって。
バカと敵対。または脅威と感じる大多数の国家と疎遠になってしまったんです。

それで、はっ!と気が付いたら、もう誰も誰も助けてくれなくなっていた。
どんだけメルケル首相は傲慢に。ふんぞり返って周囲を見下していたんでしょうね?
周りが見えなくなっていたにも限度があります。
あれだけ強引に物事を進めまくっていたら、そりゃあ恨みだって買うでしょうに^^;
本当に・・・裸の王様。自業自得で御座います。どうしょうもありません。



それで、です。

これらを踏まえてもう少し踏み込んだ話をしますと、ですねぇ。
今しがた書いたようにドイツの未来は暗い。と書きましたけれども・・・。
直近の数年間。
近い未来だけを見れば、国家としてのドイツは安定すると思います。
なぜならば、メルケル首相がいるからです。うん^^;

既に述べたようにメルケル首相の目的は自己保身による現状維持です。
ですので、国家の安定と言う点だけを見ればね。ドイツは安定すると思います。

ただしっ!

その安定が必ずしもドイツ国民の利益。幸福に繋がる。と言う事にはなりません。
と言うのもメルケル首相の目的がドイツ国家や国民の利益。国益などではなくて。
あくまでも自分自身の地位と権力。権威権勢を守る事であるからです。
つまるところ。
ドイツ国民を犠牲にしてでも自分の権力を守る事が、メルケル首相の目的だからです。


・・・あの、ですねぇ。
もしもメルケル首相がドイツの国益を考えているなら、即座に辞任しているはずです。
いや、辞任する以前に四選などしないはずです^^;
三期目の任期が終わった時点で自発的に引退を表明して、
新しい別の誰かに権力を渡して自分の失敗の清算。つまりは難民政策の転換。
難民の受け入れにストップをかけるように動いているはずです。
うん。そうですね。
それが唯一ドイツの国益を守る方法であるからです。

何度も言いますが、無制限に難民を受け入れる。など正気の沙汰じゃない。
無計画に難民を受け入れるなど国家として自殺行為だ。と私は明確に断言します。
であればこそ、そんな自殺行為をした張本人であるメルケル首相が自身の失敗。
無計画な難民の受け入れが間違いだった。として政界を引退する事によって。
ドイツの難民政策の転換を促し、ドイツ国家。国民。国益を守る事。
それこそがメルケル首相に残された唯一の責任の取り方です。これ以外には無いです。

そうだと言うのに、メルケル首相が四選?これから先も2021年まで頑張ります?
いやいや。本当にねぇ^^;
一体何を考えているのか。まったくもって私にはわかりません。もう理解不能です。


それでまあ、当然のようにね。
メルケル首相が自分の地位を守ろうとすれば、自分の間違いを認める事など論外。
誰に何を言われたとしても、メルケル首相が難民政策の間違いを認める事はありません。
うん。もう死んでも認めないでしょう。
どれほどドイツ国内が混乱したとしても、今までどおりに難民政策は継続するはずです。

・・・うん。これ一つだけを見てもさ^^;
メルケル首相はドイツ国民の犠牲にして自分の地位を守っている事は明白です。
繰り返しますが、メルケル首相は自分の失敗を絶対に認めませんからね?^^;
自分が正しい。と言う姿勢を一切崩す事なく、どこまでも突っ走るはずなので。
それが強力なリーダーシップと言うのならば・・・まあ、そうなんでしょう^^;


でまあ、普通であればね。
この段階でドイツ国民が怒り狂ってドイツ全土が燃え上がるのが普通なんです。
だって、メルケル首相でドイツが良くなるわけがないですから^^;
ですから、仮にね。
これがフランス国民だとしたら、確実に革命が起こっているような状況です。
それくらいにドイツの未来は暗く、現時点で相当に悲惨な状況なわけですが・・・。
前回にも書いたようにドイツとフランスは違います。
それは一つの国家と連合国家の違い。と言う歴史的な背景もあるんですが。
より単純に言えばフランス人と比較してドイツ人の愛国心が弱い。と言う事です。


うん。そう考えるしかありませんもんねぇ。
そうじゃないとメルケル首相の四選なんてありえませんものねぇ・・・。
ドイツ国民の方々にハッキリと申しあげます。
ドイツが民主主義国家である以上メルケル首相の四選は、明確にドイツ国民の民意です。
あんな国益よりも自分の権勢を優先するような輩を、それでもドイツ国民が望んだんです。
この純然たる事実はドイツ国民の政治に対する関心の低さ。
または、愛国心の脆弱さを鮮明に証明している。と考えて然るべきで御座います。
しつこいようですが、それが民主主義国家だからです。

アンゲラ・メルケルと言うドイツを滅ぼすような政治家を選んでしたまった時点で。
いかに現在のドイツ国民が何も考えていないのか。現状の危機的な状況。
まさしく国家存亡の危機を何一つ理解していないのか。が周知の事実となったのです。


でまあ、それを考えればね。
右に振り切れてナチス・ヒトラーの再来になる。と言うのは、ちょっと考え難いです。
うん。そうですね。
無難に考えれば左に振り切れる。と考えるのが妥当だと私個人は考えています。
その理由としてはドイツ国民の政治に対する関心の低さ。愛国心の脆弱さであり、
直接的な要因としても難民と言う超ド級の大問題が存在しているからです
それで、この場合には極左思想。
極端過ぎるグローバリズムにより無数の価値観。主義主張が無秩序に入り乱れた挙句。
国家の枠組みすら維持出来なくなって、なし崩し的にバラバラに分裂して崩壊。
ドイツと言う国家が消滅する。との可能性が一番高いのではないかなぁ。と思います。


うーん・・・まあ、一応の可能性として書いておきますと。
もしもヒトラーが再来すればね。右に振り切れる可能性も残ってはいます。うん^^;
ただ。
基本的に批判の対象となっているがために、ちょっと正当に評価されないんですが。
アドルフ・ヒトラーと言うのは、アレはアレで相当に凄まじい才覚を持った超人です。
人格云々は別として、才能だけを見れば天才的である事は間違いありません。
なので、単なるモノマネ。模倣する程度では同じ事は出来ないと思います。

そんなわけで。
可能性だけを見ればね。わずかながら右に振り切れる可能性も残されています。
残されていますけど・・・そう簡単にヒトラーが再来するとも思えないので。
たぶん左に振り切れるだろう。
ドイツが分裂して消滅する。と考えるのが妥当じゃないかなぁ。と私個人は思います^^;



それでまあ、次に視点をドイツの国内から国外に変えまして。
前回に書いた話の一つとして、親中国家であるがために潜在的な敵国が多い事。
中国に脅威を感じる国家からは敵対。少なくとも疎遠の状態となり。
そのためにメルケル首相の四選が容認されやすい状況にあった・・・って言うか。
メルケル首相の危険性についてイマイチ親切に助言。忠告されなかったわけですけど^^;

逆にね。

一つ見方を変えれば中国との連携。ひいては親中国家同士の連携が出来ていない。
少なくとも中国はメルケル首相の危険性に気が付いていない。と言う事でもあります。


中国にとってドイツは非常に重要なパートナーです。
極端な事を言えば、ドイツを介して欧州。ヨーロッパへの影響力を確保している。と、
そのように表現する事も出来るでしょう。
ドイツの混乱は中国にとっても極めて都合が悪いはずです。

なので、中国の対独戦略。対欧戦略としては混乱の原因であるメルケル首相の排除から。
より親中的な別の人物の支援。それと共にドイツの安定化。
必然的にドイツの難民受け入れ即時停止を画策する事が中国にとっては急務でした。
これをやらずしては、中国のヨーロッパ戦略は何一つ上手くはいかないでしょうねぇ^^;

ですが、これらの全てが何一つとして実現出来ていないわけです。
ただでさえ今の中国には親中勢力。自分達と有効な勢力が少ないと言いますのに。
数少ない味方であるはずのドイツに対して、この有様なわけですから・・・。
中国の対外戦略。特にヨーロッパ戦略の全ては失敗した。
中国とドイツの関係性についても、遠からず破綻するだろう。と見てよろしいでしょう。

・・・まっ。そもそも習近平の実力では何をやっても失敗したとは思いますけどね^^;



それでね。
さらに別の観点。EUからの観点でも指摘する事が出来ます。
つまりはEUの存続を望む勢力にとっても・・・メルケル首相は排除するべきでした。
改めて確認しますがメルケル首相は軍事。安全保障についてはド素人です。
この点については安全保障を司る立場として断言します。
メルケル首相は安全保障については初歩のイロハすら理解していません。

それで、そんなド素人のメルケル首相がEUにおいて大きな影響力を持っていたとなれば。
半ば必然的にEUにおける軍事での連携。安全保障上での連携はガタガタである。と、
そのように結論付けるのが妥当だと思うんです。
十中八九。
軍事など無駄。安全保障など邪魔だと考えて、極端に経済最優先の目標を掲げたはずです。
そうする事がドイツ。メルケル首相の影響力を最大限に拡大させる手段。
我が物顔でEUを動かせるようにする極めて都合の良い目標でもあったからです。

うん。メルケル首相の性格からして・・・と言うより軍事。安全保障のド素人ですから^^;
この二つが、どれほどまでに重要であるのか。と言う事すら理解していなかったはずです。
経済だけで世界は語れる。経済だけで世界を支配出来る。と、
メルケル首相は割と本気で、そんなバカ丸出しの事を考えていただろうと思います。
ちなみに。
これを世間一般ではグローバルスタンダードと呼ばれているみたいです^^;



改めて確認しますが、国家戦略における最上位が安全保障戦略なのであり。
その安全保障よりも別の何かを優先した時点で、それは国家戦略として成立していない。
それゆえに実行する前から失敗が確定している愚策なんです。

その安全保障に関してド素人のメルケル首相が我が物顔で。
強力なリーダーシップを発揮していたらしいEUと言う国際組織は。
ほぼ確実に。まず間違いなく軍事。安全保障については何もやっていなかったはずです。
もうスッカラカンだっただろうなぁ。と思います^^;
仮に何かをやったとしても全てが気休め。単なる付け焼刃だったでしょう。

安全保障を何もやらず、何も考えずに経済最優先で行動していたわけですから。
それらの大部分は愚策だった。と思います。
うん。EUの方針は基本的に。最初から失敗する事を前提としたものだったはずです。
発生した利益の全ては目先の損得でしかなく。得られたものよりも失ったものの方が大きい。
つまり、EU各国は自国の未来を切り売りして利益を獲得していただろうなぁ。と、
そのように私は考えております。


うん・・・そうだろうなぁ。と思いますねぇ^^;
EUと言うのは経済的な側面での連携が重視され過ぎていて。
軍事的な側面。安全保障の側面における連携は極めて脆弱だったと思います。
その結果として経済的に大きな影響力を持ったドイツ。メルケル首相の独壇場になった。
メルケル首相に我が物顔でゴリ押しされても、誰一人反論出来なくなってしまった。
であればこそ、メルケル首相の積極的な難民受け入れに対しても反論一つ出来ず。
言われるがままに。
唯々諾々とEU各国は難民を受け入れる。と言う恐るべき状況になってしまった。

とまあ、こんな感じの背景があっただろう。と私個人は考えている次第で御座います^^;



・・・まっ。今更ながらの話ですが、EUとNATOを混同し過ぎましたね^^;
おそらくヨーロッパの多くの人々はNATOがあるから軍事。安全保障は問題ない。と、
そのように考えておられた事でしょう。きっとね。

でも、そうだとしたら。
NATOを前提に経済戦略を組み立てるべきだったのです。
ただその場合にはアメリカの影響力が物凄く強くて、ヨーロッパ独自の経済戦略は出せず。
それどころか。ヘタをすればアメリカの独壇場になる可能性がありますけどね^^;

でも、少なくとも今のように経済的な側面でドイツの独壇場。
メルケル首相の鶴の一声で積極的な難民の受け入れがゴリ押しされる。だなんて。
そんなバカげた状況には・・・ヨーロッパが滅びる状況には絶対にならなかったはずです。

うん。まあ、EUに対する様々な問題点の指摘はあると思うんですけど。
私個人としては、極めて単純にEUが経済しか見ていなかった事。
軍事。安全保障を無視した無分別な経済政策が最大の問題点だろうなぁ。と考えています。



それで、そうだとすればね。
EUを存続させようとするのならば最初にやるべき事。第一手は何ぞや?と考えた時。
経済ばかりを無分別に優先し、やったらめった影響力の拡大を続けるドイツへの牽制。
軍事。安全保障を知らずに経済だけをゴリ押しするメルケル首相の排除である。と、
そのような結論になって然るべきである。と私は思いますし。
たぶん私以外の誰であろうとも同じ結論になるんじゃないかなぁ。と思うんです。

と言うわけで。
メルケル首相が四選した時点で、EUを存続させる全ての人間は最初の一手。
初手の段階で躓いていたのではないか。と私は考えておりますし。
この事実の裏を読むのならば・・・。
メルケル首相が四選した事実によってEUの存続を望む人間よりも。
EUが崩壊する事を望む人間の方が多い。と言う事が証明されただろうと思います。
果たして。
これが何を意味するのか?わかりますでしょうか?



・・・ただまあ、確かにね^^;
現実的に今のEUにメルケル首相を排除出来る人間がいるのか?と言えばね。
なるほど。かなり怪しいかもしれませんねぇ^^;
うん。肝心のドイツ国民がサッパリ自分達の危機的な状況を理解せず。
メルケル首相の危険性についても直視しようとしない。
その上にヨーロッパの守護者たるフランス大統領がマクロンさんでしたからねぇ。
改めて考えても、やっぱりマクロンさんでは若過ぎました。

それらの事実を考えればメルケル首相の排除は難しかった。と言えばそうなんですけど。
しかしまあ、そうだとしたらね。
EUの存続を願う人々の誰一人として、メルケル首相を排除出来なかったのだとしたらね。
ある意味では、それが一つの答えではないでしょうか?
つまり、EUは解体されて然るべきだったのではないか。とも私は思います。



うん。ちょっと経済だけに傾倒し過ぎましたよねぇ。
安全保障を考慮していないだけでも国家として成立出来ないのに。
それで複数国家の共同体を作り上げるだなんて・・・土台無理な話だったんです。
大変失礼ながら、ハッキリと言わせて頂きますと。
EUと言うのはヨーロッパの未来を売り飛ばしてしまったんです。
まさにパンとサーカス。自分達の未来を売り飛ばして、お金に換えてしまったんです。

念のために書いておきますが、安全保障とは平和と未来を守る国家戦略の総称です。
その安全保障よりも別の何かを優先すれば、それは平和と未来を犠牲にするも同じ事です。
そう考えると、ちょっと可哀想かもしれませんねぇ。
EU丸ごと全部がグローバルスタンダードの犠牲者だ。と言えるのですから。


とまあ、本日はここまでにしておきましょうか。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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