ちょっと本文に入る前に寄り道です^^;
こちらをご覧下さいませ。
それでまあ、バランス維持とか。現状維持との内容があるんですけど。
それよりもゴーンさんの一件については、「個人の問題」と表現されています。
うん。この点については素直に評価したいと私は思います^^
安倍総理に直談判した。と聞いた時は、どうしよう?と私も困惑しましたが^^;
少なくとも、これで理不尽にゴリ押しされる事は無くなった事でしょうし。
私ども安全保障としても、これ以上に介入する理由も無くなりました。
もう後は純粋に経済分野の話として、当事者同士で話し合ってね。
間違っても政治問題化してはダメですよ。・・・です^^;
でまあ、このブログでも書いたようにギリギリ首の皮一枚で残ったわけで。
この発言による軌道修正でマクロンさんは正しい判断が出来る事。
軌道修正が出来る程度には理性的で常識的である事が証明されました。
この点については喜ばしい事だと思います^^
・・・うん。世の中には絶対に軌道修正が出来ない非理性的な人もいますから^^;
だから、やっぱりねぇ。惜しいですよねぇ。
もう少し後からフランス大統領になっても良かったなぁ。と私は考えてしまいます。
うん。ちゃんと経験を積んでからマクロンさんが大統領になっていればねぇ。
きっと今よりも遥かにフランス国家。フランス国民のために貢献出来たでしょう。
んー。まあ、それをフランスの政治情勢が許さなかったのでしょうけど・・・。
それにしても、いささか惜しい気がしてしまいます。
もう少しマクロンさんを政治家として、大切に育てても良かったんじゃないかなぁ?
まっ。赤の他人である日本人の私が言う事じゃないですけどね^^;
とまあ、それはともかくと致しまして。
前回はドイツに関連する安全保障の話だったわけですが。
あくまでも私の個人的な意見ではありますけど。
ドイツ国内は当然として。ドイツ国外においても相当に厳しい状況だと思いますし。
そんな厳しい状況をドイツ国民自身がイマイチ理解していない点は非常に悲惨です。
なので、とても気の毒な事だとは思いますけど・・・。
既に書いたように、ドイツが親中路線を継続している国家である以上は。
私達日本が出来る事と言うのは、少ないだろうなぁ。と思います。
それで本日の話題です。
前回のドイツの話題からEUを中心とした話・・・にするつもりだったんですが。
ちょっと予定変更。NATOも組み合わせて話題にしたいと思います。
それでは参りましょう^^
まずは、こちらをご覧下さいませ。
トランプ大統領の要望を受け入れて防衛費の負担を増やす。との内容です。
まあ、何と言うか。また絶妙なタイミングでの記事で御座いましたねぇ^^;
当たり前の話ですが、この動きと私のブログは特に関係ありません。
まったく偶然で御座います。ナハハハ^^;
しかしまあ、政治の話をしていると、たまにこんなミラクルが起こるので不思議です。
うん・・・やっぱりね。普通と言うか。道理を前提として考えていけばね。
大体の人が同じ結論に至る。と言う事なんでしょうねぇ^^;
ただまあ、この動きそれ自体については非常に正しい。と言えるでしょう^^
前回に書きましたが、EUの経済戦略が暴走状態にあるがために。
その悪影響はNATOを直撃しております。
ぶっちゃけ。
このままではNATOが維持出来るかどうか。私にもわかりませんでした^^;
なので、今回のストルテンベルグさんの発言と言うのは。
ちゃんとヨーロッパの平和と未来を考えたもの。評価されるべき言動でしょう^^
んー。まあ、改めて確認しておきますとね。
ドイツのメルケル首相は軍事。安全保障のド素人です。何も知りません。
そんな人が一番大きな影響力を保持しているのがEUだったわけですから。
極めて高い確率でEUにおける軍事。安全保障上の連携はスッカラカンだと思われます。
にもかかわらず。
経済的な連携だけは過剰に実行されていたわけですから、
安全保障を無視した経済戦略により暴走状態にあっただろう。
もっと言えば、EU各国の平和と未来が何一つ考えられていなかった。
当然ながらNATOの事なんで二の次。三の次で何も考えていなかった。
もしかしたら、NATOが機能不全に陥るんじゃないか。・・・なんて。
まさにメルケル首相を筆頭にEU各国は夢にも思っていなかっただろうなぁ。と、
そのように結論付けるのが妥当だと私は個人的に考えている次第で御座います。
それで改めて現在のヨーロッパ情勢を振り返りますとね。
今しがた書きましたが、ヨーロッパの安全保障体制であるNATOについて一切考慮されず。
それを無視する形でEUの経済戦略が暴走していた。
もっと言うと経済戦略のみならず、あらゆるEUの活動はNATOを無視してた。と、
そう考えるのが妥当であり、EUどころかNATOすら破綻の危機だった。
・・・と、そこまでの事を私は個人的に考えていたわけで御座います。
なんでそう思うのか?
何度も言いますけれど、難民問題です^^;
メルケル首相が無制限に難民を受け入れる。なんて事を宣言して、
ヨーロッパ中に大量の難民が流入してしまった。なんて事になったらさ。
そりゃあNATOにだって重大な悪影響が出てくるに決まっておりますもん^^;
しつこいようですが、安全保障を考えたら無制限に難民を受け入れるなんてありえない。
大量の難民と言う重大な不確定要素。不安要素によって。
NATOが機能不全を起こしても何一つとして不思議ではない。と私は思います。
しかしながら。
現実として既に大量の難民がヨーロッパに流入してしまっているんです。
ですので、現時点においてNATOが正常に機能するのかどうか。もうわかりません^^;
この責任について。どこの誰が取ると言うのでしょうね?
・・・いや、そもそも責任なんて取れるんでしょうか?
ちなみに。
参考程度までに私達日本について言及するのならばね^^;
先の民主党政権で鳩ポッポーさんが普天間問題と言う超ド級の大自爆をした事により。
日本の安全保障戦略の中核である日米同盟に亀裂が入りました。
この行為とは、紛れもなく日本と言う国家。国民を滅ぼそうとした行為です。
結果として、この人は日本における最低最悪の極悪人の代名詞となりました。
ただ一言。万死に値する。と言う評価が下されているわけです。
そして、それは何十年。何百年先にまで汚名として残るかと思います。
・・・って言うか。全力で残していきたいと思います^^;
未来の日本人。私たちの子孫が同じ失敗を繰り返さないために、です。
それで話を戻しまして、ヨーロッパの場合においてもね。
NATOに亀裂を入れた全ての人間。その筆頭がメルケル首相になるわけですけれど。
そこに関係した全ての人間にも同じ評価が下されて然るべきだと思います。
すなわちヨーロッパを滅ぼそうとした最低最悪の極悪人であり。
そんな極悪人が揃っているのが・・・失礼ながら、今のEUになるわけです。
うん。そうですね。
この点から考えても、EUが存続する可能性と言うのは低いんじゃないかなぁ。
・・・大変失礼ながら、もはや言い訳が出来る状態じゃありませんからね?
EU各国の全ての国民からボッコボコに批判される事を覚悟するべきですし。
根本的な話としてもヨーロッパの全てが破滅する事も覚悟するべきです。
そんなわけで。
EU首脳部の名誉のためでもあり。また、単純に死にたくない場合においてもね。
現在の状態にあるEUは解体するべきだと思いますし。
もしくは最低でもNATOが正常に機能するレベルまで。
ちゃんと安全保障を前提としたレベルまでEU。経済連携の規模を引き下げるべきです。
断言しますが現在のEUは暴走しています。NATOの枠組みから完全に飛び出しています。
ですので、この点に関しては今すぐにでも議論して然るべきだろう。と私は思います。
それで、もう少しNATOに関する話を進めますとね。
ちょっとギリギリみたいな感じですが、ストルテンベルグさんの発言によってね。
NATOが維持される公算が高くなりましたので、
前回に書いた時よりも幾分か。ヨーロッパは危機は後退したと思います^^
ただし、勘違いしてはならない事として。
トランプ大統領の要求通りに負担増を受け入れれば。と言う話だと言う事です。
既に難民問題にも言及していますので、皆々様にもお察し頂けるかと思います。
果たして。
今のヨーロッパ諸国にNATOに関する負担増を耐えられるのか?・・・です。
ただでさえ現在のヨーロッパには難民と言う負担があるんです。
それなのに、さらにNATOにおける防衛費の負担まで増えるとなればねぇ・・・。
それに応じられる国家ばかりだ。と考えるのは楽観的過ぎるかと思います。
そして、ストルテンベルグさんは、既に来年末までと期限を提示していますので。
それまでに負担増を受け入れない国家があるとすれば。
最悪の場合。
NATOから叩き出される可能性を考慮する必要があるだろう。と思います。
・・・アメリカ政府。トランプ大統領の態度は厳しいはずですから。
もし万が一にもNATOから叩き出された場合。それはもう国家の危機です。
安全保障戦略が存在しない国家とは、平和と未来が存在しない国家になります。
・・・まあ、さすがにね。すぐさま戦争になる。とまでは私も言いませんけど^^;
でも、いつ戦争になってもおかしくない状況である事は間違いありません。
また、戦争にならなくてもね。安全保障が無い。不完全だ。と言う時点で。
もう一人前の国家。対等の国家としては見てもらえなくなります。
安全保障が欠落した国家が厳しい国際社会。激烈な国際競争でどんな扱いを受けるのか?
言わずもがな。
そんなの徹底的に足元を見られて、ボロクソにされるに決まっております^^;
でまあ、それを考えればね・・・たとえ借金したとしてもね。
ヨーロッパ諸国と言うのはNATOに関する負担を受け入れる必要があるんです。
うん。そうなんですからね?
今のヨーロッパ諸国と言うのは、それほどまでに危機的な状況にあるんです。
でね。
そうなってくると、です。
ほぼ確実に大きな議論になるのが、難民の是非について、です^^;
事ここに及べば、さすがにヨーロッパの人々も自分達の恐ろしく危機的な状況。
自分達を守っているNATOが機能不全になる。と言う恐怖を実感出来るはずです。
そして、NATOの負担と難民の負担を比較すれば、どう考えても前者の方が重要です。
どれだけ難民が可哀想だからと言って、赤の他人を助けるために自国の安全保障。
すなわち自分達の平和と未来を犠牲にするなど論外だからです。
となれば、当然ながら難民は出ていけ。それよりもNATOを優先しろ。と、
至極真っ当な。完全無欠のド正論が出てくる事は明らかです^^;
うん。そうですね。
今回のNATOに関する負担増によって、難民問題は燃え上がると思いますし。
その怒り。不平不満は、そのまま原因を作ったドイツ。メルケル首相に対する批判。
果てはEUと言う組織全体への批判にまで発展する事になるでしょう。
EUとしては極めて難しい状況にあると思います。
NATOを守るためにEUを解体するのか。
もしくは、何とか頑張ってEUを縮小させて、両方ともに残すのか。
あるいは・・・どっちも出来ずにヨーロッパ全土が火の海になってしまうのか。
今まさにヨーロッパにとって大きな時代の転換点を迎えているだろう。と、
そのように私は考えております。
とまあ、今回はここまでにしておきましょう。いやはや^^;
それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^
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