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10 . May
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01 . December
さて。前回はEU最大の利益保持者にして、EU最大の守護者たるドイツが。
誰よりも率先して難民問題によりEUを破綻させようとしている。
・・・と言う話で御座いましたね。

いやまあ、地球の反対側で起こっている事でもありますのでね^^;
細かい事までは正確ではないかもしれませんけれども。
大雑把に言えば、そうだろうなぁ。と言うのが私の個人的な感想です。


んー。前回にも書きましたけど、今のドイツって本当に昔の日本。
バブル期の日本に酷似しているんですよねぇ。
EU。ヨーロッパ連合の盟主としての地位。ドイツを中心としたEU経済圏。
それを可能とするユーロと言う極めて都合の良い共通通貨。
これらを背景としたヨーロッパ全体。ひいては世界全体に対する影響力。発言力。
まさしくドイツは、この世の春を謳歌している状態だと思います。
しかしながら。
あまりにも経済優先。お金儲けばっかりを続けて、それ以外がまったく見えていない。
何が正しくて何が間違っているのかもわからない。
当然ながら明確な安全保障戦略。国家の指針となるものも存在しない。
それくらいに今のドイツと言うのは、完全に迷走状態にあるだろうかと思います。

だから、今のドイツにおける安全保障は半ば放置された状態にあります。
・・・冗談でも何でも無くて、本当に国家的な危機なんですけれども。
なぜかドイツ政府。メルケル首相は対処しようとしないんですよねぇ。


とまあ、そんなわけで。
今回はドイツの安全保障の現状についての話で御座います^^;
前回にも書きましたが、最近のドイツ政府。メルケル首相と言うのは失敗ばっかりで。
結果として無駄にドイツと言うのは敵を作り続けている状態なんです。
・・・まあ、当人達が気づいているのかどうかはわかりませんけどね^^;
それでは参りましょう^^

でまあ、現在のドイツの安全保障におきまして。
最も重大な問題と言うのは、前回から話題としている難民問題です。
もうこれ以外に考えられないくらい極めて重要かつ危機的なものであって。
本当の本当に洒落にならない大問題です。
ただ。
ドイツの問題がコレだけか?と言うと・・・そうでもないんです^^;

難民問題が桁違いの大問題であるために、他の問題が隠れがちになっていますが。
これ以外についてもドイツの安全保障と言うのは、
相当に大きな問題があって、しかも幾つも同時に抱えている状況だったりします。
その最たるものが『対ロ制裁』です。


このブログでも既に話題としておりますように。
私達日本にも重大な悪影響を与えた対ロ制裁ではありますが。
ドイツも例外ではなくて、明確に対ロ制裁の悪影響があったりするんです。
と言いますのもね。
ドイツは、目と鼻の先に全ての原因とも言うべきウクライナがあります。

現在のウクライナは、欧米諸国が大部分を支配している。と言う状況にありますが。
先のアメリカ大統領選でトランプさんが勝利した事により。
近い将来。確実にウクライナの親米派。親欧派は徹底的に排除され、
完全にロシアの支配下に置かれる事が予想されております。

ええ。現在のウクライナ政府が消滅するのも秒読み段階だと表現しても良いでしょう。
なぜならば、この点について国際社会の大多数が黙認するだろうからです。
特に日米英の三カ国は、ロシアとの関係を考慮して黙認するはずですので。
ウクライナがロシア陣営に戻る事は、ほぼ不可避の状況になっています。


うーん・・・まあ、これは私個人の妄想じみた予想なのですが^^;
このように国際社会が黙認するとなればね。
意外と平和的な流れでウクライナは政権交代するかもしれません。

まっ。私も赤の他人の立場ですので、確固たる事は言えませんし^^;
一部の方々は容赦なく断罪されるでしょうけど。
それでも今後のロシアの国際社会における評価。立場を考えると、
あの程度の配慮をロシア政府が行う可能性もあるだろう。と私は思うわけです^^


とまあ、その話は今は置いておくと致しまして。
本題に戻りますと、このようにウクライナが欧米諸国。アメリカ陣営から離れて。
再びロシアの支配下になるわけですが・・・。
この影響と言うのはウクライナ一国だけでは絶対に終わらないでしょう。
うん。まず間違いなく東欧諸国全体に物凄い影響を与えると思います。

あの、ドイツの方々。ドイツ政府。メルケル首相はイマイチ自覚していないんですが。
この東欧地域における安全保障体制の変化。東欧地域の不安定化と言うのは。
ドイツの安全保障を直撃するものです。
それでまあ、ウクライナから欧米諸国の勢力が排除される事に対して。
東欧諸国は欧米諸国。現状の秩序に対する不信感を確実に高める事になります。


それでまあ、何度も書いておりますように。
現在の東欧諸国はドイツから経済支援を条件として。
難民の受け入れを強要されている。と言う状況があります。
なので、難民問題での不信感に加えて、さらにウクライナの問題で不信感を高めるわけです。
この点に関してドイツの方々は予想しておられるでしょうか?
あるいは、東欧諸国が怒りを爆発させてしまう可能性が・・・あるかもしれません。
このように難民問題のみならず。対ロ制裁においてもドイツは危機的な状況なんです。


いやまあ、自国の安全保障も満足に考えていない方々に対して。
東欧地域全体の安全保障を考えろ。と言うのも酷な話なのかもしれませんが^^;
しかしながら、それを実行するのがドイツ政府。メルケル首相の責任でもあります。
と言うわけで。
実を言いますと難民問題のみならず。対ロ制裁についても警告されていたんです。


ただ当時の私は、メルケル首相が優秀だ。と思っていたので・・・。
誰よりも率先してドイツが動くだろう。などと考えて暢気にしていました^^;
んー。ウクライナからは手を引け。対ロ制裁などバカげている。と、
そんな風な事を言ってギャーギャー騒いでおりましたけど^^;
それでもね。
さすがに誰かが止めるだろう。とも思っておりましたし。
その筆頭がドイツであり、メルケル首相だろうなぁ。と期待していたんです。
繰り返しますが、東欧地域の不安定化はドイツの安全保障を直撃するからです。

ところが、です。
いつまでたってもドイツは動かず。動いたと思ったら対ロ制裁の支持を主張する。
そんな事を言いだしたものですから、私も頭を抱えました。
もうダメだこりゃあ。・・・です^^;

ウクライナで問題が発生したら、何をどうしようとも東欧全体が不安定化する。
となれば、間違いなくドイツの安全保障に悪影響が及ぶのは明白です。
また、それ以上に重要な話として。
当時の状況を考えれば、アメリカとロシアの関係悪化。
米ロ両国が対立する事だけは、何としてでも阻止しなければならなかったんです。
ええ。その理由は、ひとえに難民問題に対処するため。です。


あの・・・今現在の中東地域。中東情勢を見て頂いてもわかるかもしれませんが。
ウクライナの問題が発生した段階で、中東地域の安全保障体制。
アメリカを中心とした従来の秩序と言うのは、半ば崩壊している状態でした。
この状況を打開して、中東地域を再び安定化させるためには。
アメリカとロシアの両国が協力する以外に方法は無かったんです。
それゆえに。
万が一にもウクライナの問題でアメリカとロシアが対立してしまえば。
その瞬間に中東地域を安定化させる手段が消滅します。
それはつまり、中東地域が混乱し続けて新たな難民が発生し続けるわけであり。
当然ながら、発生した難民は続々とヨーロッパへと流れ込む事が確定し。
中東地域が安定しないために、難民を帰還させる事も出来ない・・・わけです。

そんなわけだから、メルケル首相が優秀であるのあらば。
是が非でもウクライナの問題を早期に鎮静化させ、米ロ両国の対立を回避し。
あらゆる手段を用いて対ロ制裁なるバカげあ事を阻止するだろう。
・・・などと考えていた私の予想が全て外れたわけです。うん^^;


とまあ、そんなこんながありまして。
今のドイツ政府。メルケル首相と言うのはウクライナの問題。
東欧情勢における安全保障体制への対応。ドイツの安全保障への認識。
また、対ロ制裁に伴う米ロ両国の関係悪化に関する悪影響についての分析。
ひいては、中東情勢の安定化が遅延する事による難民問題の今以上の深刻化。
これら全ての問題に不備があるんです。

・・・いや、もちろんね^^;
ドイツ政府。メルケル首相が何もやらなかった。とは私も言いません。
状況打開のために動いていた事。努力していた事については認めます。
認めますけど、あまりにも対応が後手に回っていますし。その時の周囲の状況。
世界情勢と言うものを見ていないんです。
なので結論としては、実力不足である。と表現するしかないだろう。と私は思います。
まったくもって現状認識が甘過ぎて、あまりにも危機感が無さ過ぎます。

それにさ。
ウクライナ。対ロ制裁。東欧情勢の安定化が難しかったとしても。
難民受け入れの即時停止については、十分に可能だったはずなんですからね。
確かにアメリカの無分別な対ロ制裁が、ヨーロッパの難民問題を深刻化させた。
これは事実です。
ですが、その事実を前にしてもなお、適切な対応を見せる事も無く。
未だにダラダラと難民を受け入れ続けている現状。その現状への言い訳にはなりません。


さて。ドイツの方々。
新しいアメリカ大統領にトランプさんが就任する事によって。
対ロ制裁と言う世界を混乱させてきた嵐が過ぎ去る事。
それも予想よりも相当に早い段階で過ぎ去る事が確定したわけです。
アメリカとロシアの関係は改善されます。
私達日本とロシアの関係も改善されます。
ついでに言えば、たぶんイギリスとロシアの関係も改善される事でしょう。
ええ。あの大英帝国がEUを離脱しながら、ロシアと関係改善をしないわけがありません。


と言うわけで・・・取り残されてはいませんか?
ドイツ。フランス。スウェーデン。ポーランド。この辺りが厳しいでしょうか?
今まで味方になって応援してくれたはずの国が、気が付いたらいなくなっていた。
単独でロシアと向き合う事になっていた。・・・なんて事になったら大変です。
もう少し積極的にロシアとの関係改善を行った方がよろしいかと思います。

まあ、完全に出遅れて後発組になるわけですけれど。何もしないよりはマシですから。


一応確認しておきますが。
国際社会の秩序。世界全体の秩序が変わろうとしております。
今この時における行動によって、今後の命運が左右される事になるでしょう。
ぜひとも後悔なされないような選択。決断をなされた方がよろしいかと思います。

・・・自分達の状況を冷静に。慎重に確認してくださいませ。
難民を助けている余裕。赤の他人を助けている余裕はありますか?
私も安全保障を司る立場ですので、一応の警告はしておきます。


とは言いましてもね。
さすがに私としても、何度も言い続けて疲れましたのでね^^;
もうそろそろ警告したり。心配するのもやめようかと思います。
所詮。私は他国の人間であり、赤の他人と言う立場でしかないのですからねぇ。


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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29 . November
と言うわけで、前回はドイツの話題でした。

でまあ、改めて書かせて頂きますけど、ドイツを含め欧米諸国全般の風潮としては。
とにもかくにも難民問題を矮小化し、その重大性。危険性に対する正確な認識。
簡単に言えば、どれだけ難民問題によって自分達がヤバイ状況にあるのか。
その点に関する議論が、まったく置き去りにされている状況があります。

また、それゆえに難民問題を原因としてヨーロッパ地域の従来の秩序。
EUと言う従来の枠組みが破綻しかけている現実についても。
当然ながら、まったくもって議論されてはおりません。
・・・本当にね。
何を考えているんだ?と言われても仕方ない状況にあるのが、今のヨーロッパです。



と言うわけで、本日はこの続きから書いていきたいと思います。
それでは参りましょう^^

それで早速ですが、今のヨーロッパの状況について。
これがイギリスみたいな立場であれば、何一つ問題は無いんです。
・・・いや、問題が無いどころか。むしろ望むところだろうと思うんです^^;
つまるところ。
ヨーロッパにおける従来の秩序。EUと言う枠組みに対して。
物凄い不満を持っていた。と言う立場であれば、十分に理解出来るんですよ?
それならば今のように難民問題の本質が無視される状況であろうが。
いくらでも無計画に難民の受け入れる状況だろうが。大した問題じゃありません。

ええ。そうしていれば、ほぼ確実にEUは崩壊して既存の秩序の全てが消滅します。
全てを破壊した上で、その上で改めて自分達が納得するような新しい秩序。
新しい枠組みをヨーロッパに作れば良いだけですからね。
・・・そりゃあね。イギリスにとっては万々歳の結果になるでしょう^^


ですが、これは現状の変革を望む場合においてに限った話です。
これと逆の立場。
従来の秩序。EUと言う枠組みに納得して全面的に支持するような。
それこそEUにおける最大の利益保持者とも言うべきドイツのような立場であれば。
断固として従来の秩序を守る必要があるはずです。
それこそ。あらゆる手段を用いて従来の秩序。EUと言う枠組み。
自分達の利益。ドイツの国益を守らなければならないはずであり、それが道理です。

・・・にもかかわらず。
ドイツ。メルケル首相は自ら難民問題と言う超ド級の問題を引き起こし。
さらにはEUを破綻させかねない深刻な状況を、自発的に作り出しているわけです。

もう完全完璧に。自爆じゃねぇか。・・・です^^;


とまあ、そんなわけでね^^;
だからこそ、ドイツには一刻も早く難民問題を解決する必要があると言うのに。
未だに抜本的な解決が出来ずにいる。EU各国の不安。不満を解消出来ずにいる。
・・・いや、解消するどころか。
中途半端な対応によってEU各国の不安。不満を拡大させている始末です。
EUにおける最大の利益保持者。
これは言い換えるのならば、EU最大の守護者とも言うべき立場の国家が。
自らEUを破綻させようとしているんですからね。
そりゃあね。従来の秩序。EUそれ自体が破綻するのは必然的な話です^^;

うん。そうですね。
この現在のドイツ。ヨーロッパを見ると、この結論以外にはありえないんです。
繰り返しますが、本来ならばドイツ。メルケル首相こそがEUを全力で守るべきなんです。
その理由は至極単純。EUが消滅して一番困るのがドイツだからです。
それなのに・・・そのドイツが誰よりも率先してEUを破綻させようとしているんです。

これは、本当の本当に自爆以外の何物でも無い話であって、
EUの守護者がEUを破壊しようとしている現実がある以上は。
どこをどう考えてもEUが生き残る可能性と言うのは、限りなくゼロに近いと思います。
それゆえに私はドイツを中国に次ぐ負け組だ。と表現したわけです。


いや・・・本当にね。
今のドイツ政府。メルケル首相が何を考えているのか。私にはわからない^^;

EUと言う枠組みが破綻すれば、かなりの犠牲が発生する事が予想されますので。
世界中の有識者。それこそ私みたいなチンピラまでが。
何度となくドイツに警告を発していたんですけど。
まったくドイツ政府。メルケル首相と言うのは・・・動かなかったんですよねぇ。

いやまあ、ドイツ国民でも何でもない私が騒いでも仕方ないのですが^^;
このようにしてEUと言うのは、遠からず破綻する事になりますし。
ドイツと言う国家はムチャクチャになる可能性が極めて高いだろうと思います。



それで、ですねぇ。
万が一にも、今のドイツが内戦状態に陥った後に。国家分裂なんて事になったらさ。
もう本当に。洒落にならないくらいの流血沙汰になってしまうんです。

それはなぜか?と言いますとね。
確か今のドイツの人口比率って、もう二割くらいが移民になっているはずです。
この二割の移民が分離独立しちゃったら・・・もう完全にドイツとは別の国です^^;
これをドイツ国民が許すかどうか。と考えた場合。
どこをどう考えたとしても、絶対に許さないと思うんです。
自分達以外の別の誰かによって、自分達の国土が奪われた。侵略された。と、
そのようにドイツ国民は判断して、極めて悲惨な状況に陥ってしまう事でしょう。

これは冗談でも何でも無くて・・・虐殺事件とか。本当に内戦に突入したりね。
ドイツ国内が草木一本残らないくらいにまで、徹底的に荒廃する可能性があります。
しかも難民がドイツ国外に脱出しようとしたら、この混乱は周辺国にまで飛び火します。
・・・まあ、おそらく周辺国は難民の流入を全力阻止するでしょうけどね。


それでまあ、そんなドイツを助けられるか?と考えた時に。
非常に難しいだろう。と私は思うんです。
ドイツを助けようとすると、何をどうしても難民問題に巻き込まれる事になるからです。
よろしいですか?
EUが崩壊して、ドイツが荒廃して、ムチャクチャに悲惨な事になったとしても。
きっちりきっかり難民だけは残るんです。
しかも、今度の難民にはドイツ国民が新しく含まれる事になるわけです。
・・・完全にドイツは共倒れ。難民によって滅ぼされたも同然だろうと思います。

ええ。そうなんですからね?
これこそが難民問題の本当の恐ろしさなんです。
難民を助ける。と言う事は、極めて理性的かつ緻密な計画が必要なんです。
そうしなければ自分達も共倒れになってしまうからです。
共倒れになった挙句に、自分達もまた難民と同じ立場に陥ってしまうんです。

いや、これってさ。
ちょっと冷静になって考えれば、すぐにわかる事だったんですけどねぇ。
確かにね。難民は助けるべき方々ですけれども。
そうだとしても、何事においても限界と言うものがあるんです。
間違っても自国を犠牲にしてまでは助けられないんです。
なぜなら、それは自分の家族を犠牲にしてまで助ける。と言う事になるからであり。
そんな事は世界中の誰にも出来ない事だからです。

ですから、そうなる前に適切に対応しなければならなかったのです。


・・・これは以前にも書いた事ですけれど。
数値上において、この程度の難民までならば理論的には受け入れ可能だ。と、
そんな事を考えて難民の受け入れを計画する人は、完全にド素人です。
文字通り「机上の空論」なのであり、理論上の話でしかありません。
現実的に難民を受け入れらる数と言うのは、その理論上の数よりも遥かに下回ります。
その理由は、大量の難民に対して人々が不安と恐怖を抱いてしまうからです。

不安と恐怖は、それだけで容赦なく社会を混乱させます。
これに適切に対応しながら難民の受け入れを実行するとなれば、
当然ながら受け入れる数は、理論上の数値よりも遥かに少ない数になるんです。

残念ながら、今のドイツ政府。メルケル首相と言うのは。
こんな一番基本的な事すら知らなかった。知らないほどのド素人だった。と、
そのように判断しなければ、今のドイツの現状は説明出来ません。



うーん。これは、ちょっと厳しい事を言うようですけれどね。
ドイツ政府。メルケル首相と言うのは、本当に難民を助けようとしていましたか?
とりあえず難民を受け入れて、生活の面倒を見れば良いだろう。みたいな。
そんな極めて底の浅い考えと言うか。
真剣に難民と向き合っていなかったように、私には思われてならないんです。

本当の意味で。難民の方々を心から助けようと思っていたのであれば。
今のような状況には絶対にならないはずです。
うん。こんな共倒れも同然のような、こんな無様な事にはなっていないはずです。


まあ、私が何を言いたいのか?と言いますとね。
ドイツ政府。メルケル首相と言うのは、極めてテキトーに。
何の考えも無く行動しているんじゃないか?・・・と言う事です。
あまりにも考えが無さ過ぎる。あまりにも無計画過ぎる。
もっと言いますと、そもそもの実力が低過ぎます。
まるで日本の民主党政権か。韓国のパク・クネ大統領を見ている気分になります。

難民に対して真剣に。真面目に向き合っていなかった事もそうですけれど。
それ以上にドイツ国家。ドイツ国民。ひいてはドイツの国益について。
これらに対しても真面目に向き合っていなかった・・・のではありませんか?

大変失礼ですけれど、近年のドイツ政府。メルケル首相と言うのは。
真面目に政治をやっていた。と表現出来ないくらいに愚かな言動が続いています。
それくらいに今のドイツが実行している事と言うのは、問題が大きいのです。

んー。今回はここまでにしておきましょうか。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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29 . November
さてさて。前回は世界情勢。
特にその中でも負け組の話を大雑把に書かせて頂いたわけですけれども。
まあ、この負け組の方々が逆転するのは非常に難しいと思います。
うーん。色々な事情とか複雑な状況も原因ではあるんですが・・・。
根本的で最大の原因と言うのは、至極単純に実力が低いからです^^;

いや、そりゃあね^^;
こんな他国の人間。赤の他人の私みたいなチンピラがわかる程度の事が。
なんで主権国家の政府中枢にいる人間がわからないんだ。・・・と言う話です。
とにもかくにも。
状況を打開しようと動いている事はわかりますが、その全てが逆効果なんです。
無理だ。それは失敗する。と言われている事を平気で実行するんです。
・・・もうどうしようもないんです^^;


それでまあ、前回の文面を読んでアレ?と思われた方々もいると思います。
うん。そうなんです^^;
前回の文面。世界の負け組の中に韓国を書いておりませんでしたでしょう?
その理由と言うのは、負け組にすら分類出来ないほどに韓国がヤバイからです^^;
ええ。同じ理由でウクライナも除外しました。
と言うのも、どうしょうもない。どころの話じゃないからです。
今現在でも最悪ですが、今後の状況次第では最悪をさらに下回るからです。
もうね。あまりにも状況が悪過ぎて私も予想出来ません^^;

・・・まっ。この辺りに関しましてはね。
後手に回っても問題無いので、何かが起こってから話題にしたいと思います^^;


とまあ、そんなこんながありまして本日の話題です^^
前回の話題を少し大雑把に書き過ぎましたので。
その補足説明の意味合いも含めまして、本日は前回の続きで御座います。
それでは参りましょう^^

それで一番目の負け組である中国については、今まで山ほど書いてきましたので。
今回は二番目のドイツに関しての話題を進めたいと思います。
と言うわけで、このブログでも書いてきた事を改めて確認していきますとね。

現在のドイツに関しては。
ちょっと前の日本。民主党政権以前の日本と同じような状況にあるかと思います。
あの頃の平和ボケした日本が、今のドイツである。と考えて間違いはありません。
それくらいにはドイツの安全保障戦略。軍事戦略はガタガタです^^;
そして、そんな現在のドイツが抱える最大の問題は当然ながら、難民問題です。


えーと。ちょっとだけ話は変わるんですが・・・。
欧米諸国は、この難民問題と言うものを極めて矮小化させる傾向にあります。
それこそシリア内戦が激化した初期の段階から。
もう不自然なくらいに難民問題の重大性。その危険性について。
どれほど難民と言う存在が恐るべきものであるのか。
その点に関する正確な議論が、まったくと言って良いほど行われませんでした。
まるで難民の危険性。その真実を隠そうとするように。・・・です。

ほら。前回にも書きましたけれども。
メディアでは難民と言う言葉ではなく、移民と言う言葉を多用していますでしょう?
たぶん建前としては、難民に対する差別的な言動を防ぐため。・・・とか。
そんな言い訳があるのかもしれませんけれどもね。
でも、はっきり言います。難民は難民であり、断じて移民などではありません。
なぜかと言いますと。
難民と移民を混同すると難民排斥の動きが、そのまま移民排斥に直結するからです。
こうなると従来のヨーロッパ。EUにおける秩序を維持する事が出来なくなります。

うん。このように難民問題を矮小化する動きの背景には、
従来のヨーロッパにおける秩序。EUの秩序が軽んじられていた事実があるんです。
でも、その点に誰も注意を向けようとしなかったんですよねぇ・・・。
果たして。これが意図的であるのかどうか。
私もヨーロッパの人間ではありませんし、詳しく知らないので断言出来ませんが。
ある意味では、プロパガンダの一種と言う可能性もあるかもしれませんね。


ともかく、そのような風潮がありまして。
ドイツ。メルケル首相も例外ではなく、イマイチ難民の危険性を理解しないままに。
半ば無制限とも言える積極的な難民受け入れを実行してしまったんです。
その決断がドイツ。ひいてはEUの命脈を断つものであるとも知らずに、です。

・・・いや、さすがにね。途中から気が付いたとは思いますけどね^^;
ただ気が付いていたんですが・・・それでも適切に対応しなかったんですよねぇ。
うん。直ぐに難民の受け入れを中止すれば良かったんですけど。
メルケル首相は受け入れを中止しませんでした。
これがドイツ。ひいてはEUにとって致命的になってしまったんです。


ドイツ。メルケル首相が難民受け入れを中止しない代わりに何をしたのか?
この話も何度も書いてきたかとは思いますが・・・。
難民の負担を分散させるために、EU各国に難民の受け入れを強要したんです。
うん。確かにね。これによってドイツの負担は幾分か軽減されました。
しかし、EU各国。特に東欧諸国のドイツに対する不平不満は一気に高まったんです。
当然ですね。
自発的に難民を受け入れたのではなく、強制的に難民を押し付けられたわけですから。
ドイツへの不満。EUに対する不満が高まるのは必然です。
そして、このドイツの動き。EUの動きによって。
難民問題はドイツ一国からEU全体を揺るがす大問題にまで拡大したわけです。


・・・拡大したにもかかわらず。未だに抜本的な解決策を提示出来ていない。
難民問題が解決する兆しすら見えていない。
いや、見えていないどころか。むしろ難民の数は増える一方になっている。
ヨーロッパ各国。EU各国の不安も不満も高まるばかり。
解決策を提示するか。少なくとも、難民受け入れを全面的に中止するか。
一刻も早くドイツ。メルケル首相は決断する必要がありますが、未だ決断されていない。
やっている事と言えば対処療法の時間稼ぎばかり。
この中途半端な状況が余計に状況を悪化させているんです。
これで何かキッカケでもあれば、EU各国の不安や不満が限界を突破します。


そのキッカケとは何か?
言わずもがな。これから新しい世界秩序。新しい世界平和が創られる際に。
必然的に発生する世界全体の変化。その影響がドイツ。EUにトドメを刺します。
無計画に難民を受け入れ続けるEUの方針に耐え切れずに、
次々にEUから離脱して・・・EUは崩壊してしまう事でしょう。
崩壊した挙句に難民の押し付け合い。難民を含めた移民排斥の動きが本格化して。
ヨーロッパ全土がムチャクチャな事になります。文字通り火の海になるかもしれない。
言うまでもありませんが、この動きを今のドイツ。メルケル首相では止められません。
結果として従来のヨーロッパの秩序。EUの枠組みは木っ端微塵に消滅します。

これによりドイツ国家。ドイツ国民は難民問題一つのために。
自らが盟主となりうるEUと言う組織。ユーロと言う極めて都合の良い共通通貨。
ひいてはドイツを中心としたEU経済圏と言うドル箱。
その全てを失った挙句に、大量の難民と言う果てしない不良債権を抱える事になりました。
・・・さらに言えば、ヨーロッパにおけるドイツへの信頼も地に落ちるでしょう。

うん。現在のEUが崩壊すると言うのは、つまりはそう言う事なのであり。
どこの誰が見ても負け組と表現するのがよろしいかと思います。



ちなみに。
これは蛇足の話になりますが、これまた前回にも書きましたけれど。
ドイツがズタボロになった後に、
やれやれ仕方ない。みたいな顔をしながらイギリスが登場して。
イギリスを中心とした新しいヨーロッパの秩序。
まったく新しい枠組みを構築しようとするはずですし。
それらの全てを国際社会は全面的に支持する事になるかと思います。


とまあ、こんな感じになるでしょうか。いやはや^^;

それでは本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[3回]

02 . June
さてさて。前回は経済に関する話題で御座いましたね。
それで今しがた改めて東洋経済さんの記事を見直しましたけれども。
中原さんの論評で良かったのは、
ドイツのシュレーダーさんを例題に出した事ですね。
あれほど道理を弁えた勇気ある立派な人は、そうはいませんから。
そんな立派な人が作り上げた経済戦略であれば十分に信頼に値します^^


でまあ、その事は私にとって一つの成果ではあったのですが。
もう一つ重要な成果を手に入れる事が出来ました。
それがメルケル首相に関する言及です。
たった一文。

「メルケル首相はその功績の恩恵を最大限に享受しています」

これです。
この一文こそが私にとって極めて重要な意味を持ちました。
ええ。この言及によって私が今の今まで抱えていた予想が確定したのです。
現在のドイツ首相であるアンゲラ・メルケルさんは、筋金入りの大馬鹿者です。

いやぁ~。ずっと私もおかしいな。とは思っていたんです^^;
あれほどまでドイツ経済を発展させたのがメルケル首相だとするのならば。
なぜに。あれほどまで安全保障に疎いのだろうか?・・・とね。
しかし、この中原さんの論評にあった事が真実だとすれば。
今日のドイツ経済の発展が前任のシュレーダー首相の遺産であるのだとすれば。
今まで私が抱えていた全ての疑問が解消されて、正しく納得した評価が出来ます。

うん。安全保障の観点から指摘するのならば。
ドイツのメルケル首相に対する私の評価は極めて悪いものです。
これ以上ないくらい凄まじく悪い。・・・と表現しても良いくらい。
少なくとも、私個人の中でのメルケル首相と言うのは、既に嘲笑の対象です^^;
・・・もう本当にね。それくらいにメルケル首相の評価は悪いのです。


あの・・・根本的な問題点としては、メルケル首相はドイツにおける安全保障。
ひいては、EU全体における安全保障戦略をまったく無視していた事です。
EU最大の経済国家にして、ヨーロッパ経済の中核を担うほどにまで。
ドイツの国家的な地位は上昇していると言いますのに。
そのドイツ。ヨーロッパの安全保障戦略を放置し続けた罪は、重い。
案の定。
メルケル首相が行った安全保障に関連する対応は全て後手後手です。
・・・もし仮に私がドイツ国民であれば烈火の如く大激怒しています。
もう民主党政権と同じレベルに。ムチャクチャに怒っております。うん^^;



えーと、ですねぇ。
メルケル首相に関しては、大きく分けまして二つの責任があります。
まずその一つがウクライナです。

今現在でも混乱が続いているウクライナの騒乱と言うのは。
「アラブの春」の影響で中東地域。シリアが混乱する最中で唐突に発生した問題です。
当時のヤヌコビッチ政権が「集団デモ」によって打倒されて、
暫定政権が樹立する。と言う大規模な政変が発生した。と言うものですね。


それで、このウクライナの問題が発生した当初。
最もウクライナに干渉していたのはアメリカとイギリスであり。
それ以外の全ての国家は完全に出遅れる形になりました。
・・・うん。あのロシアですら問題発生の当初では出遅れたほどですからね。
それほどまでに唐突に。何の前触れもなく発生した問題なのであって。
それくらいに。誰にとっても予想外の出来事だったわけです。
なので、ドイツ。メルケル首相が出遅れた事に関しては責任は問いません。
しかしながら、その後の対応については、断じて許せない。

ドイツ国家。メルケル首相の立場を考えますと、本来であれば。
ウクライナでの混乱は、間違いなく周辺諸国にまで影響するものであり。
東欧全体の安全保障体制。ひいてはドイツの安全保障を考えるのならば。
ウクライナの不安定化と言うのは、断固阻止するべきものだったのです。
また、当時のドイツがロシアとの関係を強化していた事も考えれば。
全力を挙げて迷わず問題解決。事態の鎮静化を目指すべきだったんです。
うん。ドイツにとって他の選択肢などは、どこにも無かったはずなんです。
それを・・・メルケル首相はやらなかった。


ウクライナの問題が発生した当初のドイツの動きと言うのは。
出遅れた。と言う事を考慮しても、奇妙なほどに遅いものだったんです。
あまりにも動きが遅い上にドイツとしての意見を言わない。
これは、よほど慎重な対応をしている。水面下で動いているんだろうなぁ。と、
そのように私も最初は考えていたんです。

ドイツの安全保障を考えれば、東欧地域が不安定化する事など論外であり。
そのためにも両者の対立を食い止めて、仲介役として全力を尽くしているんだろう。と、
そのように私も考えていたんです。
ですが、結果としてドイツの主張と言うのは米英などと同じように。
ただ一方的にロシアを批判するものでした。

確認のために繰り返しますが、ドイツの本来の役割。目的を考えるならば。
欧米諸国とロシアとの仲介役を担い、早急に問題解決を目指す。と言うような。
極めて重要な役割があったはずなんです。
そうしなければ東欧全体が不安定化して、
ドイツの安全保障に著しい悪影響が発生するだろう事は明白だったからです。
このような事態を回避する責任が、メルケル首相にはあったはずなんです。
でも、それをやらなかった。ロシアを一方的に批判する事だけに終始した。
文字通りの付和雷同ともいうべき無責任な言動・・・まったくもって許し難い失政です。


このような無為無策も同然のドイツ。メルケル首相の言動を見て、
ウクライナの問題が解決しないだろう事を私は覚悟しました。
それと同時に。
ロシアと協力出来ない以上。中東問題も解決し無くなるだろう事も覚悟しました。
ええ。そうですとも。
これこそが、もう一つメルケル首相には重大な責任である難民問題であり。
そのための解決手段をメルケル首相は自らの手で潰してしまったのです。


と言うわけで、メルケル首相の二つ目の責任である難民問題について、です。
私個人としては、ヨーロッパが難民を受け入れる事に大反対しておりました。
その理由は単純明快。全ての難民を受け入れる事が出来ないからです。
それゆえに、この難民問題がヨーロッパ全体に多大な悪影響を与えて。
ヨーロッパ全土を火の海とする凄まじい火種となる事を、私は心配しておりました。
私は、どれほどまでに難民と言う存在が恐るべき存在であるのか。
一つ間違えるだけで一つの国家が滅亡する可能性がある事を、私は恐れていました。
うん。安全保障の立場であれば、そう考えるのが当然ですし。
逆に安全保障の分野でこの点を考慮しない事は、極めて不見識だと私は思います。

それなのに。
誰よりも積極的に難民の受け入れを主張したのがメルケル首相だったんです。
それも、受け入れた後の事なんて満足に考えていないままに受け入れたんですからね。
・・・どうか「違う」などとは言わないで下さいませね?
根本的に難民問題を解決させるために、
どうやってアフリカや中東地域の混乱を沈静化させるのか。
つまりは、どうやって難民が発生する状況を打開して安定を取り戻すのか。
そのような一番重要な点について、まったく考えていなかったでしょう?

うん。まったくもって信じられないくらいのバカさ加減で御座います。
仮に私がドイツの安全保障の担当官であれば、卒倒しているところです^^;
おそらく。軍隊を派遣して軍事費を負担する事より安上がりだ。・・・と、
そのような事をメルケル首相は考えたのだと思います。
・・・もうね。呆れるくらいに底の浅い考えで御座いますね^^;
安全保障について何一つ知りません。と大声で叫ぶようなバカさ加減です。
だって。難民を受け入れてしまった事で、
ヨーロッパがアフリカや中東の混乱に巻き込まれる事が確定してしまったんですから。


しかしまあ、ホントに^^;
先頃にあったオーストラリアのターンブル首相もそうでしたけど。
どうして欧米諸国の方々と言うのは、揃いも揃って安全保障に疎いのかな。
・・・そんなに自分の祖国を滅ぼしたい。とでも言うのでしょうか?
私みたいな一般人には、わからない感性で御座います^^;

まっ。それはともかく。
既に書きましたが、欧米諸国はウクライナの問題でロシアと対立している状況です。
これが中東地域の混乱を、さらに拍車をかける事態となりました。
そもそもの話としてロシアの協力なくしては、中東地域を安定化させる事は出来ません。
つまり、ロシアと対立を続ける限り。
ヨーロッパには際限ない難民が延々と流れ込み続ける事を意味します。

この状況があってなお、未だにヨーロッパはロシアとの対立を続けているんです。
それで、増え続ける難民に対してどうすれば良いのか。悩んでいるわけです。
・・・もうバカじゃん^^;
ヨーロッパが膨大な数の難民によってパンクする前に。
今すぐロシアと和解して中東地域を安定化させる以外に方法が無いのに。
果たして。一体何を悩む事があると言うのでしょう?
それをヨーロッパ各国。特にドイツのメルケル首相はやらないんです。


・・・いや、わかりますよ?
極めて高度にして複雑な政治的な事情が背景にある事は、私にもわかりますし。
それが何であるのか。それは私にも大体の予想は出来ます。
そのために今のドイツには、ロシアと対立を続ける必要があるんでしょう。
でも、そうだと言うのならば・・・なぜ難民を受け入れるような事をしたんですかっ!?

難民の受け入れとロシアとの対立は、どう考えても絶対に両立しません。
難民を受け入れるのならばロシアと和解する以外に道は無く。
ロシアと対立するのならば難民を拒否する以外に道は無い。
どちらも決断しないままに、その矛盾を抱えた状況を今の今まで継続した結果。
ドイツと言う国家が、これ以上ないくらいに危機的な状況に陥っているんです。
だとすれば。
この全ての責任がメルケル首相以外の、一体どこの誰にあると言うのです?


・・・既にドイツは100万人の難民を受け入れています。
しかしながら。
さらに100万人の難民が今夏において一斉に流入しようとしている現実がある。
いい加減に、この現実を直視するべきです。
難民の受け入れをヨーロッパ各国に主張して、強要してきたドイツが。
もう難民を受け入られない。となったら・・・どうなると思いますか?
ふざけるな。と大多数のヨーロッパ諸国は大激怒されて袋叩きになりますよ?
そして、それ一つを理由にして容赦なくEUは分裂して消滅する事でしょう。

昨今ではイギリスがEUに残留するか。離脱するか。それが問題になっていますが。
そんな問題など些細な事なんです。
今現在のEUが考えるべき問題の本質は、難民問題でEUが崩壊するか否か。
その点を議論するべきなんです。
イギリス一国がどうこうなんて、そんな小さいな問題じゃないんですよ?


よろしいですか?
現在のようにドイツ経済が発展する根幹となった経済市場。
EU経済圏が一瞬にして消滅してしまうかもしれないのですからね?
そこまで覚悟して難民を受け入れた。と言うのならば、私だって何も言いません。
でも、そうじゃないでしょう?絶対に。
そこまでの事を絶対に考えていませんでしたよね?
何も考えずに。無計画なままに難民受け入れを主張していたんですよね?
その結果として極右勢力。それこそナチスみたいな勢力までが台頭する可能性など。
何一つ微塵も考えていなかったんですものねぇ?

・・・そう言うのを世間一般では大馬鹿者と言うのです。
言っておきますけど、ちゃんと事前に警告されていましたからね?


まったく。
なんでこんな人が今の今までドイツの首相をやってこられたのか。
それもヨーロッパ。EUの中心的な人物と評価されてきたのか。
私にとっては、まったくもって不可解で理解不能で御座います。
うん・・・なるほど。そりゃあね。こんな安全保障一つ知らないおバカな人がいたら。
世界情勢が悪化してしまうのは、もう仕方の無い話ですものねぇ。

・・・ああ。まったくもって腹立たしい。
なんでこんな低俗な人が、ドイツの首相を名乗っているんでしょう?



ちなみに最後に蛇足ですが、このメルケル首相と言うのは。
自分のライバルとなる存在を片っ端から容赦なく潰してきた人でもあります。
・・・おかげで難民政策に反対出来る人が政府与党にはいなかったんでしょう。
そういう意味では、韓国のパク・クネ大統領と同じかもしれませんね。


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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14 . February
さてさて。前回は世界経済に関する話だったわけですが・・・。
んー。私は経済が苦手ですけれどもね^^;
しかしまあ、大体あっているんじゃないかなぁ。と考えております。

うん。やはり安全保障の観点から判断しますと。
どうしても世界経済の混乱を解消するための、経済的な手段が無いんですよねぇ。
その理由は、現在の世界経済における混乱が経済的な理由で発生しているのではなくて。
安全保障上の理由。世界秩序。世界平和の破綻を理由にして発生しているからです。


そんなわけですのでね。
先週末にはアメリカの株価が反発したんですが・・・あれは一時的な事だと思います。
まずは、こちらをご覧下さいませ。
http://www.nikkei.com/markets/kaigai/summary.aspx?g=DGXLASB7IAA05_13022016000000

こちらは日経さんの記事なのですけれども。
ご覧のとおりにアメリカの株式市場が先週末の、ギリギリの段階で反発したんです。
この理由となったのが、不安視されていたドイツ銀行が債権の買い戻しを発表して、
財務体質の健全性の明確な姿勢を見せた事が好材料になった・・・と言う事なんですけど。


まあ、何となくお察し頂けるかと思いますが^^;
今のドイツにとって「財務体質の健全性」とか「財政健全化」などの主張と言うものが。
果たして。どれほどまでに虚しいものであるのか。・・・と言う事で御座いますね。
なぜならば、今現在のドイツ最大の不良債権が『難民』であるからです。
この問題が解決しない限り、ドイツに対する不安は絶対に消えません。
仮に。
どれほどドイツ銀行が債権を買い戻したとしても、それが難民問題の解決に繋がらない以上。
どう考えても先週末で株価が反発したのは、一時的な事である。と考える以外にはありません。
まっ。そうは言ってもね^^;
この流れで日本株も上がってくれそうな気配ではありますけれどもねぇ。
円高の影響で日本の株式市場と言うのは、下がり過ぎましたから^^;
その円高が幾分解消されましたので、たぶん上がってくれるとは思います。
・・・まあ、週明けには再び円高が一気に進む可能性もあるので。
株価が戻らずに、さらに下がってしまう。なんて事があるかもしれませんけども^^;

でも、もしそうなったとしてもね。
前回にも書きましたように、それは日本経済の責任ではありません。
世界経済が不安定化した事によるリスク回避のために、円が買われているのであって。
日本政府。日本経済に責任があるわけではないんです。
えーと。これも前回に書いた事ですが。
現在の不安定化する世界経済を何とかするためには、
新しい世界秩序を構築する以外に根本的な解決策と言うのは存在しませんからね。



うーん。それで本日の話題なんですけれども・・・少しドイツを話題に致しましょう。
今回に行われたドイツ銀行の債権買い戻し。と言うのは、
これはちょっと見逃すわけにはいきませんからね。
それでは参りましょう^^

それで早速なんですが、ドイツ銀行の債権買い戻しに関する私の感想なんですが。
市場は、これを好材料として受け取ったみたいですが・・・。
私個人としては、まったく逆の印象を受け取りました。
何度も言いますが、そんな事をしてもドイツの不安が消えるわけではないからです。
いえ、それどころか。
このように財務体質の健全性を高める。と言う事は、
出資を控えて、リスクのある投資は行わない。と言う事でもあるわけで・・・。
ドイツ経済全体が停滞。縮小するキッカケになる可能性がある。とも私は思ったのです。
なので、これを好材料と言うのは、ちょっと・・・うーん。

いやまあ、私のようにヘッポコ経済観しかない人間の発言ですからね^^;
単純に私が心配し過ぎなのかもしれませんけれども。
でも、もしも今ここでドイツ経済が縮小する。なんて事になったら。
今以上に難民問題が悪化する事は・・・避けられないでしょうね。

それで、さらに悪い情報としては。
これから冬が終わって、雪が解けて、春になって夏になっていくわけですけれども。
そうなると流入してくる難民の数は激増するはずです。
ですから、今以上にドイツの状況は厳しくなってきます。
これについては中国経済の崩壊と共に不可避であり、半ば確定的な未来予想の一つです。
・・・ええ。負け組筆頭が中国ならば、二番目がドイツだと言ってもよろしいくらいです。


うん。それで、ですねぇ。
これらの事をふまえまして・・・こちらをご覧くださいませ。
http://www.sankei.com/world/news/160209/wor1602090008-n1.html

これは産経さんの記事ですが、遂にドイツは難民対策にNATOを持ち出してきたんです。
いや、私もね。
この時が来たか。と恐るべき未来に覚悟しているところで御座います。

一応。確認のために書いておきますと。
NATOは・・・本来ならば、難民対策に用いられるような組織ではありません。
あくまでも軍事的な側面で用いられるべき欧米諸国における安全保障の要です。
これを難民対策に持ち出したと言う事は・・・その目的はただ一つ。
軍事力によって強制的に難民の流入を阻止するために他なりません。
うん。そうですとも。
とうとう難民問題は最終段階にまで到達しようとしているんです。


まあ、確かに軍事力で難民の流入を阻止しようとすれば。
確実に流入する難民の数は少なくなります。少なくなりますけれども・・・。
同時に難民問題の状況は激烈に悪化します。

うん。当然ですね。
難民の流入を阻止したとしても、難民問題が解決するわけではありません。
それに難民だって必死です。あらゆる手段でヨーロッパに逃げ込もうとします。
いくら阻止しようとも、難民の流入それ自体を完全に止める事は絶対に出来ません。
軍隊との対立が起こるでしょうし、不法に入国した犯罪者として逮捕されるでしょうし。
逮捕された難民は次々に強制送還される事でしょう。

でも、繰り返しますけど、そこまでやっても難民問題が解決するわけじゃないんです。
これらの全ては一時的な対処でしかないんです。
そして、そんな事ばかりを繰り返していたら必ず騒動が起こります。
・・・まあ、単純な話として既にドイツ国内。
ヨーロッパ各国の国内にいる難民達が騒ぎ出すだろう事は確実です。
だって。
逃げてくる難民の中には自分達の家族や親類縁者。友人知人がたくさんいるんですよ?
だとしたら、彼らを見殺しにするのか。と騒ぎ出すに決まっております。
非人道的な事はやめろ。とばかりにデモ行動を起こす事は間違いないでしょう。


これに対して当然と言うか。必然的にドイツ国民が激怒するはずです。
外からやってきた連中のために、自分達の生活が犠牲になるのは許せない。
極右勢力。それこそナチスのような勢力が台頭する事は目に見えております。
ドイツ国民と難民との対立は日に日に激化していって・・・。
最終的には恐ろしい大事件が発生します。

これは十中八九。決定された未来予測です。回避出来ません。絶対に。
中国経済の崩壊と同じ程度には、確実に現実となるだろう未来です。
まず間違いなく、ドイツは難民によってムチャクチャな事になります。
そして、そうなった全ての原因はメルケル首相にあります。
メルケル首相の難民と言う存在の危険性に対する認識の欠如。
安全保障に対する重大な理解不足が、この未来を確定させてしまったのです。



・・・最後に。
蛇足ながら付け加えておきますが、NATOを持ち出した事の重大性について。
当然ながらメルケル首相。ドイツ政府は理解しておられますね?
NATOまで持ち出して、それでも難民問題が解決出来なかった場合。
(↑まあ、解決するわけがありませんけど)
また、NATOが本来の役割を果たせなかった場合・・・NATOは消滅しますからね?

よろしいですか?
これも既に書いた事ですが、本来ならばNATOと難民問題は無関係なんですからね?
また、無関係としておくべきだったのですからね?

ええ。今までならば、最悪でもEUが崩壊する程度で終わった話です。
EUが崩壊したとしてもNATOは残った事でしょう。
アメリカがいますからね。
ヨーロッパ地域における安全保障体制。軍事戦略としてのNATOは残ったはずです。
でも、もし仮にNATOまで消滅してしまったら・・・。
もうヨーロッパを守るもの。協力を可能とする国家間の関係性は、存在しませんよ?


しつこいようですが、NATOは難民問題を解決させるための組織じゃない。
あくまでも軍事的な問題に対処する組織なんです。
その力を難民問題に使っているんですからね?それも問題解決の見込みが無いままで。
そんな状況で軍事的な案件が発生してしまったら・・・どうなるんです?

NATOとしては、難民問題に忙殺されていて対応出来ませんでした。

・・・なんてバカな事になったら、欧米諸国の大多数がNATOに見切りをつけますよ?
当たり前ですね。
機能しない安全保障戦略など何一つ意味も無ければ価値も無いのですから。
そんなもの。最初から存在しないも同然です。

そして、そんな事になれば欧米諸国の大多数は即座に新しい安全保障戦略を画策して、
ちゃんと機能する新しい安全保障体制を構築しようとするはずです。
なぜなら、そうしなければ自分の祖国。自分の家族を守れないからです。

結論としては。
ヨーロッパ全土が無数の勢力に分断されてムチャクチャな事になる。・・・って事です。
各国の安全保障体制が対立しあうような。
もう群雄割拠の戦国時代に突入してしまうかもしれない。・・・って事です。
事実上。欧米諸国の安全保障体制は完全に崩壊してしまって。
ヨーロッパ全土が火の海になってしまうかもしれないのですからね?


うん・・・何事にも限度と言うものがある。
本来の役割を適切に実行するべきはずの組織。余力の全てを、
難民問題一つで浪費する事が、どんな結果を招く事になってしまうのか。

この重大性について当然ながらドイツの方々は理解しておられますね?
同盟関係。協力関係。安全保障体制が消滅してしまった国家と言うのは・・・。
その末路は非常に悲観的なものになるのが、歴史における通例で御座います。


いやぁ~。それにしても、本当にねぇ。
何と言うか。滅びゆくローマ帝国を見ている気分になりますよねぇ・・・。
特に。真面目に働いてきたはずのドイツ国民が犠牲になろうとしている点については。
実に悲劇的である。と表現する以外にはありません。

失礼ながら、メルケル首相とドイツ政府中枢は一人残らず断罪されるべきだと思います。
安全保障に対する認識。見識が無さ過ぎると言うのも・・・本当に限度があります。
断言しますが、貴方達こそがドイツ国家を滅ぼし。
ヨーロッパ全土を火の海にする張本人なのですからね?本当に愚かな方々で御座います。
・・・あの習近平と同じ程度には、愚かである。と言わせて頂きます。


まあ、もちろん断罪するのはドイツ国民なのであって。
日本人の。赤の他人である私には関係ない事ですし。
何よりも私達日本はアジア。中国の問題で手一杯になっておりますのでね。
助けて差し上げる事は出来ませんけれど・・・ご同情申し上げる次第で御座います。


とまあ、本日はここまでにしておきましょう。
それでは皆々様。おやすみなさいませ^^

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