政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 ドイツのメルケル首相に対する私の個人的な評価が確定しました。 忍者ブログ
26 . April
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02 . June
さてさて。前回は経済に関する話題で御座いましたね。
それで今しがた改めて東洋経済さんの記事を見直しましたけれども。
中原さんの論評で良かったのは、
ドイツのシュレーダーさんを例題に出した事ですね。
あれほど道理を弁えた勇気ある立派な人は、そうはいませんから。
そんな立派な人が作り上げた経済戦略であれば十分に信頼に値します^^


でまあ、その事は私にとって一つの成果ではあったのですが。
もう一つ重要な成果を手に入れる事が出来ました。
それがメルケル首相に関する言及です。
たった一文。

「メルケル首相はその功績の恩恵を最大限に享受しています」

これです。
この一文こそが私にとって極めて重要な意味を持ちました。
ええ。この言及によって私が今の今まで抱えていた予想が確定したのです。
現在のドイツ首相であるアンゲラ・メルケルさんは、筋金入りの大馬鹿者です。

いやぁ~。ずっと私もおかしいな。とは思っていたんです^^;
あれほどまでドイツ経済を発展させたのがメルケル首相だとするのならば。
なぜに。あれほどまで安全保障に疎いのだろうか?・・・とね。
しかし、この中原さんの論評にあった事が真実だとすれば。
今日のドイツ経済の発展が前任のシュレーダー首相の遺産であるのだとすれば。
今まで私が抱えていた全ての疑問が解消されて、正しく納得した評価が出来ます。

うん。安全保障の観点から指摘するのならば。
ドイツのメルケル首相に対する私の評価は極めて悪いものです。
これ以上ないくらい凄まじく悪い。・・・と表現しても良いくらい。
少なくとも、私個人の中でのメルケル首相と言うのは、既に嘲笑の対象です^^;
・・・もう本当にね。それくらいにメルケル首相の評価は悪いのです。


あの・・・根本的な問題点としては、メルケル首相はドイツにおける安全保障。
ひいては、EU全体における安全保障戦略をまったく無視していた事です。
EU最大の経済国家にして、ヨーロッパ経済の中核を担うほどにまで。
ドイツの国家的な地位は上昇していると言いますのに。
そのドイツ。ヨーロッパの安全保障戦略を放置し続けた罪は、重い。
案の定。
メルケル首相が行った安全保障に関連する対応は全て後手後手です。
・・・もし仮に私がドイツ国民であれば烈火の如く大激怒しています。
もう民主党政権と同じレベルに。ムチャクチャに怒っております。うん^^;



えーと、ですねぇ。
メルケル首相に関しては、大きく分けまして二つの責任があります。
まずその一つがウクライナです。

今現在でも混乱が続いているウクライナの騒乱と言うのは。
「アラブの春」の影響で中東地域。シリアが混乱する最中で唐突に発生した問題です。
当時のヤヌコビッチ政権が「集団デモ」によって打倒されて、
暫定政権が樹立する。と言う大規模な政変が発生した。と言うものですね。


それで、このウクライナの問題が発生した当初。
最もウクライナに干渉していたのはアメリカとイギリスであり。
それ以外の全ての国家は完全に出遅れる形になりました。
・・・うん。あのロシアですら問題発生の当初では出遅れたほどですからね。
それほどまでに唐突に。何の前触れもなく発生した問題なのであって。
それくらいに。誰にとっても予想外の出来事だったわけです。
なので、ドイツ。メルケル首相が出遅れた事に関しては責任は問いません。
しかしながら、その後の対応については、断じて許せない。

ドイツ国家。メルケル首相の立場を考えますと、本来であれば。
ウクライナでの混乱は、間違いなく周辺諸国にまで影響するものであり。
東欧全体の安全保障体制。ひいてはドイツの安全保障を考えるのならば。
ウクライナの不安定化と言うのは、断固阻止するべきものだったのです。
また、当時のドイツがロシアとの関係を強化していた事も考えれば。
全力を挙げて迷わず問題解決。事態の鎮静化を目指すべきだったんです。
うん。ドイツにとって他の選択肢などは、どこにも無かったはずなんです。
それを・・・メルケル首相はやらなかった。


ウクライナの問題が発生した当初のドイツの動きと言うのは。
出遅れた。と言う事を考慮しても、奇妙なほどに遅いものだったんです。
あまりにも動きが遅い上にドイツとしての意見を言わない。
これは、よほど慎重な対応をしている。水面下で動いているんだろうなぁ。と、
そのように私も最初は考えていたんです。

ドイツの安全保障を考えれば、東欧地域が不安定化する事など論外であり。
そのためにも両者の対立を食い止めて、仲介役として全力を尽くしているんだろう。と、
そのように私も考えていたんです。
ですが、結果としてドイツの主張と言うのは米英などと同じように。
ただ一方的にロシアを批判するものでした。

確認のために繰り返しますが、ドイツの本来の役割。目的を考えるならば。
欧米諸国とロシアとの仲介役を担い、早急に問題解決を目指す。と言うような。
極めて重要な役割があったはずなんです。
そうしなければ東欧全体が不安定化して、
ドイツの安全保障に著しい悪影響が発生するだろう事は明白だったからです。
このような事態を回避する責任が、メルケル首相にはあったはずなんです。
でも、それをやらなかった。ロシアを一方的に批判する事だけに終始した。
文字通りの付和雷同ともいうべき無責任な言動・・・まったくもって許し難い失政です。


このような無為無策も同然のドイツ。メルケル首相の言動を見て、
ウクライナの問題が解決しないだろう事を私は覚悟しました。
それと同時に。
ロシアと協力出来ない以上。中東問題も解決し無くなるだろう事も覚悟しました。
ええ。そうですとも。
これこそが、もう一つメルケル首相には重大な責任である難民問題であり。
そのための解決手段をメルケル首相は自らの手で潰してしまったのです。


と言うわけで、メルケル首相の二つ目の責任である難民問題について、です。
私個人としては、ヨーロッパが難民を受け入れる事に大反対しておりました。
その理由は単純明快。全ての難民を受け入れる事が出来ないからです。
それゆえに、この難民問題がヨーロッパ全体に多大な悪影響を与えて。
ヨーロッパ全土を火の海とする凄まじい火種となる事を、私は心配しておりました。
私は、どれほどまでに難民と言う存在が恐るべき存在であるのか。
一つ間違えるだけで一つの国家が滅亡する可能性がある事を、私は恐れていました。
うん。安全保障の立場であれば、そう考えるのが当然ですし。
逆に安全保障の分野でこの点を考慮しない事は、極めて不見識だと私は思います。

それなのに。
誰よりも積極的に難民の受け入れを主張したのがメルケル首相だったんです。
それも、受け入れた後の事なんて満足に考えていないままに受け入れたんですからね。
・・・どうか「違う」などとは言わないで下さいませね?
根本的に難民問題を解決させるために、
どうやってアフリカや中東地域の混乱を沈静化させるのか。
つまりは、どうやって難民が発生する状況を打開して安定を取り戻すのか。
そのような一番重要な点について、まったく考えていなかったでしょう?

うん。まったくもって信じられないくらいのバカさ加減で御座います。
仮に私がドイツの安全保障の担当官であれば、卒倒しているところです^^;
おそらく。軍隊を派遣して軍事費を負担する事より安上がりだ。・・・と、
そのような事をメルケル首相は考えたのだと思います。
・・・もうね。呆れるくらいに底の浅い考えで御座いますね^^;
安全保障について何一つ知りません。と大声で叫ぶようなバカさ加減です。
だって。難民を受け入れてしまった事で、
ヨーロッパがアフリカや中東の混乱に巻き込まれる事が確定してしまったんですから。


しかしまあ、ホントに^^;
先頃にあったオーストラリアのターンブル首相もそうでしたけど。
どうして欧米諸国の方々と言うのは、揃いも揃って安全保障に疎いのかな。
・・・そんなに自分の祖国を滅ぼしたい。とでも言うのでしょうか?
私みたいな一般人には、わからない感性で御座います^^;

まっ。それはともかく。
既に書きましたが、欧米諸国はウクライナの問題でロシアと対立している状況です。
これが中東地域の混乱を、さらに拍車をかける事態となりました。
そもそもの話としてロシアの協力なくしては、中東地域を安定化させる事は出来ません。
つまり、ロシアと対立を続ける限り。
ヨーロッパには際限ない難民が延々と流れ込み続ける事を意味します。

この状況があってなお、未だにヨーロッパはロシアとの対立を続けているんです。
それで、増え続ける難民に対してどうすれば良いのか。悩んでいるわけです。
・・・もうバカじゃん^^;
ヨーロッパが膨大な数の難民によってパンクする前に。
今すぐロシアと和解して中東地域を安定化させる以外に方法が無いのに。
果たして。一体何を悩む事があると言うのでしょう?
それをヨーロッパ各国。特にドイツのメルケル首相はやらないんです。


・・・いや、わかりますよ?
極めて高度にして複雑な政治的な事情が背景にある事は、私にもわかりますし。
それが何であるのか。それは私にも大体の予想は出来ます。
そのために今のドイツには、ロシアと対立を続ける必要があるんでしょう。
でも、そうだと言うのならば・・・なぜ難民を受け入れるような事をしたんですかっ!?

難民の受け入れとロシアとの対立は、どう考えても絶対に両立しません。
難民を受け入れるのならばロシアと和解する以外に道は無く。
ロシアと対立するのならば難民を拒否する以外に道は無い。
どちらも決断しないままに、その矛盾を抱えた状況を今の今まで継続した結果。
ドイツと言う国家が、これ以上ないくらいに危機的な状況に陥っているんです。
だとすれば。
この全ての責任がメルケル首相以外の、一体どこの誰にあると言うのです?


・・・既にドイツは100万人の難民を受け入れています。
しかしながら。
さらに100万人の難民が今夏において一斉に流入しようとしている現実がある。
いい加減に、この現実を直視するべきです。
難民の受け入れをヨーロッパ各国に主張して、強要してきたドイツが。
もう難民を受け入られない。となったら・・・どうなると思いますか?
ふざけるな。と大多数のヨーロッパ諸国は大激怒されて袋叩きになりますよ?
そして、それ一つを理由にして容赦なくEUは分裂して消滅する事でしょう。

昨今ではイギリスがEUに残留するか。離脱するか。それが問題になっていますが。
そんな問題など些細な事なんです。
今現在のEUが考えるべき問題の本質は、難民問題でEUが崩壊するか否か。
その点を議論するべきなんです。
イギリス一国がどうこうなんて、そんな小さいな問題じゃないんですよ?


よろしいですか?
現在のようにドイツ経済が発展する根幹となった経済市場。
EU経済圏が一瞬にして消滅してしまうかもしれないのですからね?
そこまで覚悟して難民を受け入れた。と言うのならば、私だって何も言いません。
でも、そうじゃないでしょう?絶対に。
そこまでの事を絶対に考えていませんでしたよね?
何も考えずに。無計画なままに難民受け入れを主張していたんですよね?
その結果として極右勢力。それこそナチスみたいな勢力までが台頭する可能性など。
何一つ微塵も考えていなかったんですものねぇ?

・・・そう言うのを世間一般では大馬鹿者と言うのです。
言っておきますけど、ちゃんと事前に警告されていましたからね?


まったく。
なんでこんな人が今の今までドイツの首相をやってこられたのか。
それもヨーロッパ。EUの中心的な人物と評価されてきたのか。
私にとっては、まったくもって不可解で理解不能で御座います。
うん・・・なるほど。そりゃあね。こんな安全保障一つ知らないおバカな人がいたら。
世界情勢が悪化してしまうのは、もう仕方の無い話ですものねぇ。

・・・ああ。まったくもって腹立たしい。
なんでこんな低俗な人が、ドイツの首相を名乗っているんでしょう?



ちなみに最後に蛇足ですが、このメルケル首相と言うのは。
自分のライバルとなる存在を片っ端から容赦なく潰してきた人でもあります。
・・・おかげで難民政策に反対出来る人が政府与党にはいなかったんでしょう。
そういう意味では、韓国のパク・クネ大統領と同じかもしれませんね。


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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