政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 中国の次は、ドイツになるでしょうね。 忍者ブログ
20 . April
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14 . February
さてさて。前回は世界経済に関する話だったわけですが・・・。
んー。私は経済が苦手ですけれどもね^^;
しかしまあ、大体あっているんじゃないかなぁ。と考えております。

うん。やはり安全保障の観点から判断しますと。
どうしても世界経済の混乱を解消するための、経済的な手段が無いんですよねぇ。
その理由は、現在の世界経済における混乱が経済的な理由で発生しているのではなくて。
安全保障上の理由。世界秩序。世界平和の破綻を理由にして発生しているからです。


そんなわけですのでね。
先週末にはアメリカの株価が反発したんですが・・・あれは一時的な事だと思います。
まずは、こちらをご覧下さいませ。
http://www.nikkei.com/markets/kaigai/summary.aspx?g=DGXLASB7IAA05_13022016000000

こちらは日経さんの記事なのですけれども。
ご覧のとおりにアメリカの株式市場が先週末の、ギリギリの段階で反発したんです。
この理由となったのが、不安視されていたドイツ銀行が債権の買い戻しを発表して、
財務体質の健全性の明確な姿勢を見せた事が好材料になった・・・と言う事なんですけど。


まあ、何となくお察し頂けるかと思いますが^^;
今のドイツにとって「財務体質の健全性」とか「財政健全化」などの主張と言うものが。
果たして。どれほどまでに虚しいものであるのか。・・・と言う事で御座いますね。
なぜならば、今現在のドイツ最大の不良債権が『難民』であるからです。
この問題が解決しない限り、ドイツに対する不安は絶対に消えません。
仮に。
どれほどドイツ銀行が債権を買い戻したとしても、それが難民問題の解決に繋がらない以上。
どう考えても先週末で株価が反発したのは、一時的な事である。と考える以外にはありません。
まっ。そうは言ってもね^^;
この流れで日本株も上がってくれそうな気配ではありますけれどもねぇ。
円高の影響で日本の株式市場と言うのは、下がり過ぎましたから^^;
その円高が幾分解消されましたので、たぶん上がってくれるとは思います。
・・・まあ、週明けには再び円高が一気に進む可能性もあるので。
株価が戻らずに、さらに下がってしまう。なんて事があるかもしれませんけども^^;

でも、もしそうなったとしてもね。
前回にも書きましたように、それは日本経済の責任ではありません。
世界経済が不安定化した事によるリスク回避のために、円が買われているのであって。
日本政府。日本経済に責任があるわけではないんです。
えーと。これも前回に書いた事ですが。
現在の不安定化する世界経済を何とかするためには、
新しい世界秩序を構築する以外に根本的な解決策と言うのは存在しませんからね。



うーん。それで本日の話題なんですけれども・・・少しドイツを話題に致しましょう。
今回に行われたドイツ銀行の債権買い戻し。と言うのは、
これはちょっと見逃すわけにはいきませんからね。
それでは参りましょう^^

それで早速なんですが、ドイツ銀行の債権買い戻しに関する私の感想なんですが。
市場は、これを好材料として受け取ったみたいですが・・・。
私個人としては、まったく逆の印象を受け取りました。
何度も言いますが、そんな事をしてもドイツの不安が消えるわけではないからです。
いえ、それどころか。
このように財務体質の健全性を高める。と言う事は、
出資を控えて、リスクのある投資は行わない。と言う事でもあるわけで・・・。
ドイツ経済全体が停滞。縮小するキッカケになる可能性がある。とも私は思ったのです。
なので、これを好材料と言うのは、ちょっと・・・うーん。

いやまあ、私のようにヘッポコ経済観しかない人間の発言ですからね^^;
単純に私が心配し過ぎなのかもしれませんけれども。
でも、もしも今ここでドイツ経済が縮小する。なんて事になったら。
今以上に難民問題が悪化する事は・・・避けられないでしょうね。

それで、さらに悪い情報としては。
これから冬が終わって、雪が解けて、春になって夏になっていくわけですけれども。
そうなると流入してくる難民の数は激増するはずです。
ですから、今以上にドイツの状況は厳しくなってきます。
これについては中国経済の崩壊と共に不可避であり、半ば確定的な未来予想の一つです。
・・・ええ。負け組筆頭が中国ならば、二番目がドイツだと言ってもよろしいくらいです。


うん。それで、ですねぇ。
これらの事をふまえまして・・・こちらをご覧くださいませ。
http://www.sankei.com/world/news/160209/wor1602090008-n1.html

これは産経さんの記事ですが、遂にドイツは難民対策にNATOを持ち出してきたんです。
いや、私もね。
この時が来たか。と恐るべき未来に覚悟しているところで御座います。

一応。確認のために書いておきますと。
NATOは・・・本来ならば、難民対策に用いられるような組織ではありません。
あくまでも軍事的な側面で用いられるべき欧米諸国における安全保障の要です。
これを難民対策に持ち出したと言う事は・・・その目的はただ一つ。
軍事力によって強制的に難民の流入を阻止するために他なりません。
うん。そうですとも。
とうとう難民問題は最終段階にまで到達しようとしているんです。


まあ、確かに軍事力で難民の流入を阻止しようとすれば。
確実に流入する難民の数は少なくなります。少なくなりますけれども・・・。
同時に難民問題の状況は激烈に悪化します。

うん。当然ですね。
難民の流入を阻止したとしても、難民問題が解決するわけではありません。
それに難民だって必死です。あらゆる手段でヨーロッパに逃げ込もうとします。
いくら阻止しようとも、難民の流入それ自体を完全に止める事は絶対に出来ません。
軍隊との対立が起こるでしょうし、不法に入国した犯罪者として逮捕されるでしょうし。
逮捕された難民は次々に強制送還される事でしょう。

でも、繰り返しますけど、そこまでやっても難民問題が解決するわけじゃないんです。
これらの全ては一時的な対処でしかないんです。
そして、そんな事ばかりを繰り返していたら必ず騒動が起こります。
・・・まあ、単純な話として既にドイツ国内。
ヨーロッパ各国の国内にいる難民達が騒ぎ出すだろう事は確実です。
だって。
逃げてくる難民の中には自分達の家族や親類縁者。友人知人がたくさんいるんですよ?
だとしたら、彼らを見殺しにするのか。と騒ぎ出すに決まっております。
非人道的な事はやめろ。とばかりにデモ行動を起こす事は間違いないでしょう。


これに対して当然と言うか。必然的にドイツ国民が激怒するはずです。
外からやってきた連中のために、自分達の生活が犠牲になるのは許せない。
極右勢力。それこそナチスのような勢力が台頭する事は目に見えております。
ドイツ国民と難民との対立は日に日に激化していって・・・。
最終的には恐ろしい大事件が発生します。

これは十中八九。決定された未来予測です。回避出来ません。絶対に。
中国経済の崩壊と同じ程度には、確実に現実となるだろう未来です。
まず間違いなく、ドイツは難民によってムチャクチャな事になります。
そして、そうなった全ての原因はメルケル首相にあります。
メルケル首相の難民と言う存在の危険性に対する認識の欠如。
安全保障に対する重大な理解不足が、この未来を確定させてしまったのです。



・・・最後に。
蛇足ながら付け加えておきますが、NATOを持ち出した事の重大性について。
当然ながらメルケル首相。ドイツ政府は理解しておられますね?
NATOまで持ち出して、それでも難民問題が解決出来なかった場合。
(↑まあ、解決するわけがありませんけど)
また、NATOが本来の役割を果たせなかった場合・・・NATOは消滅しますからね?

よろしいですか?
これも既に書いた事ですが、本来ならばNATOと難民問題は無関係なんですからね?
また、無関係としておくべきだったのですからね?

ええ。今までならば、最悪でもEUが崩壊する程度で終わった話です。
EUが崩壊したとしてもNATOは残った事でしょう。
アメリカがいますからね。
ヨーロッパ地域における安全保障体制。軍事戦略としてのNATOは残ったはずです。
でも、もし仮にNATOまで消滅してしまったら・・・。
もうヨーロッパを守るもの。協力を可能とする国家間の関係性は、存在しませんよ?


しつこいようですが、NATOは難民問題を解決させるための組織じゃない。
あくまでも軍事的な問題に対処する組織なんです。
その力を難民問題に使っているんですからね?それも問題解決の見込みが無いままで。
そんな状況で軍事的な案件が発生してしまったら・・・どうなるんです?

NATOとしては、難民問題に忙殺されていて対応出来ませんでした。

・・・なんてバカな事になったら、欧米諸国の大多数がNATOに見切りをつけますよ?
当たり前ですね。
機能しない安全保障戦略など何一つ意味も無ければ価値も無いのですから。
そんなもの。最初から存在しないも同然です。

そして、そんな事になれば欧米諸国の大多数は即座に新しい安全保障戦略を画策して、
ちゃんと機能する新しい安全保障体制を構築しようとするはずです。
なぜなら、そうしなければ自分の祖国。自分の家族を守れないからです。

結論としては。
ヨーロッパ全土が無数の勢力に分断されてムチャクチャな事になる。・・・って事です。
各国の安全保障体制が対立しあうような。
もう群雄割拠の戦国時代に突入してしまうかもしれない。・・・って事です。
事実上。欧米諸国の安全保障体制は完全に崩壊してしまって。
ヨーロッパ全土が火の海になってしまうかもしれないのですからね?


うん・・・何事にも限度と言うものがある。
本来の役割を適切に実行するべきはずの組織。余力の全てを、
難民問題一つで浪費する事が、どんな結果を招く事になってしまうのか。

この重大性について当然ながらドイツの方々は理解しておられますね?
同盟関係。協力関係。安全保障体制が消滅してしまった国家と言うのは・・・。
その末路は非常に悲観的なものになるのが、歴史における通例で御座います。


いやぁ~。それにしても、本当にねぇ。
何と言うか。滅びゆくローマ帝国を見ている気分になりますよねぇ・・・。
特に。真面目に働いてきたはずのドイツ国民が犠牲になろうとしている点については。
実に悲劇的である。と表現する以外にはありません。

失礼ながら、メルケル首相とドイツ政府中枢は一人残らず断罪されるべきだと思います。
安全保障に対する認識。見識が無さ過ぎると言うのも・・・本当に限度があります。
断言しますが、貴方達こそがドイツ国家を滅ぼし。
ヨーロッパ全土を火の海にする張本人なのですからね?本当に愚かな方々で御座います。
・・・あの習近平と同じ程度には、愚かである。と言わせて頂きます。


まあ、もちろん断罪するのはドイツ国民なのであって。
日本人の。赤の他人である私には関係ない事ですし。
何よりも私達日本はアジア。中国の問題で手一杯になっておりますのでね。
助けて差し上げる事は出来ませんけれど・・・ご同情申し上げる次第で御座います。


とまあ、本日はここまでにしておきましょう。
それでは皆々様。おやすみなさいませ^^

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