政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 南シナ海における中国の軍事行動は、そこまで恐れるものではありません。 忍者ブログ
20 . April
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05 . March
むっ?THAAD配備の実務協議が始まった・・・みたいですね^^;

前回に、あれだけ必死になってアメリカと米韓同盟をフォローしたのに。
こんなアッサリ実務協議が始まるんだったら・・・全然意味がありませんでしたよねぇ。
いやぁ~。まあ、何のために必死になっていたんだか。ナハハハ^^;
まあ、いいや^^;
こんな世界の隅っこにあるブログなればこそ、さして問題にはなりますまい。
それよりも、この実務協議が米韓同盟に悪影響が出ない事を祈ると致しましょう^^



さて。今回は予告どおりに中国の南シナ海における動きについてを話題とさせて頂きます。
それでは参りましょう^^

まず少しだけ確認しておきますと。
中国経済の崩壊は十中八九。確実だ。と考えてよろしいと思います。
うん。この点に限っては、あのジョージ・ソロスさんと私も同じ意見ですね。
中国経済のハードランディングと言うのは、確かに不可避だと思われます。

でまあ、この一点がある限り。
現在の中国が国際社会。世界中の如何なる国家よりも優位に立つ事はありません。
中国経済の崩壊に伴う国内の不安定化が、恐ろしく足を引っ張るからです。
はっきり言いまして、国内の暴動を防ぐために。
現在の支配体制を維持するために全ての力を使わなければならない。と言うレベルです。
到底。外に目を向けている余裕など微塵も無いわけです。

そんなわけで、今現在の状況で外に手を出す。それも無理やりゴリ押しする。なんて。
もうどう考えても中国にとっては自殺行為以外の何物でもありませんし。
それゆえに南シナ海での中国の軍事行動につきましても、
私は一つの例外もなく自殺行為である。と判断する次第で御座います。


これらを前提として、こちらをご覧下さいませ。
http://www.sankei.com/world/news/160305/wor1603050028-n1.html

これは産経さんの記事で、南シナ海での中国の軍事行動。
従来を上回る数の中国人民軍の艦船が集まっている。と言う事が書かれています。

でまあ、これに対する私の率直な感想を書かせて頂きます。
無駄です。うん^^;
これらの中国の軍事的な行動は何一つ意味も無ければ価値もありません。
さらに言うのならば、南シナ海で軍事拠点を作る事についても無駄です。
いや、もちろんね。
軍事戦略の観点から考えるならば一定の意味と価値はあると思います。
でも、その意味と価値と言うのは、アメリカと戦う事を前提とした場合。
あるいは、百歩譲って中国の主張が国際社会に認められる場合。
現在の軍事的恫喝が効果を発揮した場合に限られるわけです。

その上で中国の言動を見るのならば、アメリカと戦う意思も無ければ。
国際社会。東南アジア諸国に認められる可能性も無いわけで・・・本当に無駄なんです。
無駄に国力を浪費し続ける徒労でしかありません。


まっ。アメリカと戦う意思が無い。と言うのは仕方ないにしても。
国際社会。東南アジア諸国に認められる可能性が無い。・・・と言うのはね。
これは国家戦略としては致命的です。
何のための軍事行動なのか。わからなくなってしまいます。
さてはて。このような不可思議な状況から予想出来る中国の思惑は一つだけです。
つまり、面子の問題である。と言う事でしょうね。
中国政府。中国共産党。習近平にとっての面子の問題。
自分達の権威権勢を内外に示すため。そのためだけの軍事行動です。
だから、間違ってもアメリカと戦う事があってはならないわけです。
自分達の面子。体面のための行動で敗北する。だなんて本末転倒だからです^^;



そして、国際社会。東南アジア諸国に対する支持を求めない事についても。
朝鮮半島情勢。先の北朝鮮に対する制裁決議案に対する賛成した事で説明出来ます。
・・・いや、そんなに難しい話ではなくて、ですねぇ^^;

中国は、もう既に北朝鮮。朝鮮半島情勢において譲歩しております。
その朝鮮半島情勢と言うのは南シナ海と比較すると・・・中国が優位だったんです。
それも物凄く。圧倒的なほどに中国にとって優位な状況だったんです。

北朝鮮に対しては、先のナンバー2である張成沢が処刑されるまで。
韓国に対しては、日韓合意に伴う米韓同盟が実質的に強化される最近まで。
それまでの間。両国に対しては中国こそが最大の影響力を誇っていたはずです。
しかし、今現在の中国の影響力は南北それぞれに対して確実に低下しました。
北朝鮮は中国を無視した行動を頻発させ、韓国は中国ではなくアメリカを選びました。
この状況から先の北朝鮮に対する制裁決議案を考えますと。
中国の譲歩は、朝鮮半島における敗北以外の何物でも無い。・・・わけです。

このように完全に優位だった朝鮮半島ですら敗北しているのに。
それよりも劣る状況である東南アジア。南シナ海で勝てるわけがありません。
うん。あれほど影響力を持っていた韓国の場合ですらアメリカに負けているんですから。
韓国政府。韓国世論にすら対応出来ない状況なのに。
どこをどうしたら東南アジア諸国。ASEANに対応に出来ると言うのでしょう?
・・・出来るわけがありません。

実際にインドネシアでの影響力を確保するために。
中国は、あれだけ強引に高速鉄道計画を私達日本から奪い取りましたけれど。
土壇場の段階でインドネシア政府が計画にストップをかけました。
今や計画がそのまま実行されるのかどうかも怪しくなっている有様です。
これはひとえに、中国による軍事的な恫喝も経済的な懐柔も。
それらの全てが何ら効果を発揮していない証拠です。
つまり、今の中国はインドネシア一国すら対応出来ていない。と言う事でもある。
ならばASEANへの対応。ひいてはアメリカへの対応など出来るわけがないんです。

面子。体面のため。自分達の評価のため。
中国国民から否定。批判されないための軍事行動であるのでしょうけれども。
今の中国と言うのは、あまりにも御粗末な状況であると言えます。
そんなわけですのでね。
 
今のまま中国が無計画にドンドン南シナ海に手を出したのだとしても。
中国経済の崩壊に伴って、一切合切が退散するだろう事は目に見えておりますからね。
・・・ぶっちゃけ。
どれだけ今の中国が恫喝を繰り返そうとしても無意味で無価値。
単なる虚勢である事がバレバレですからねぇ。うん^^;

自分達の失敗。敗北が批判される事を恐れるあまりに。
無駄とは知りつつも、南シナ海から手を引く事が出来ない。
勝てないどころか。戦う事すら出来ない相手を前にしても逃げる事が出来ないし。
中国経済の崩壊により恫喝も懐柔も効果を発揮しない状況でも。
東南アジア諸国に対して支持を求める素振りもやめられない・・・わけです。


ちなみに。
テロリストと中国の恫喝が異なるのは、まさしくこの点だと言えますね。
テロリストが失敗しても、また次にチャレンジすれば良いだけの話ですけど。
中国が失敗したら・・・次が無いんですよねぇ^^;
と言うのも、猛烈に中国国民から批判される事になるからです。

ほら。今の中国にとっての最優先って、現在の支配体制の維持でしょう?
だから、中国政府。中国共産党。習近平にとっては。
中国国民の激しい反発。批判こそが、とてつもなく恐ろしくて仕方がないんです。
ですので、絶対に今の中国はアメリカと戦争なんか出来ないんです。
どんな状況であれ間違いなく。確実に敗北する事が確定しているからです。
・・・ええ。文化大革命によって大規模な粛清。反対勢力を一掃した後でなければね。


当然。この点についてはアメリカも理解しております。
だからこそ、今の中国に対しては極めて強力な手段で対抗出来るわけですね。
勝敗どころか。そもそも戦争にすらならない事がわかっているからです。

まっ。中国経済の崩壊が半ば決定している今となっては。
もはや南シナ海での問題が解決するのは時間の問題だ。と考えてよろしいと思います。
そんな無駄な事をしている余裕など中国には無くなるからです。
うん。そうですね。
中国経済が自由化して、中国経済の崩壊が回避されるか。
はたまた文化大革命が起こって、完全に毛沢東の時代まで逆戻りするか。
このどちらか以外の場合であるのならば、
仮に中国が南シナ海でどれほどまでに軍備増強を行ったのだとしても。
それほど大慌てをする必要は無いだろう。と言うのが私の個人的な結論で御座います。


とまあ、こんな感じでどうだったでしょうか。いやはや^^;

それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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