政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 今回の全人代は、文化大革命の序章になるかもしれません。 忍者ブログ
02 . May
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07 . March
さてさて。前回は南シナ海での中国の動きについて。でしたね。
うん。中国側にアメリカと戦う意思が無い限り。
現状において、どれほど中国が軍事力を増強したとしても。
そこまで恐れる必要は無いだろう。と言うのが私の個人的な意見で御座います。

まっ。それってつまり見方を変えますとね。
それだけアメリカが十分に責任を果たしてくれている。と言う事でもあります。
ちゃんとアメリカが対応してくれなければ・・・大変な事になっていましたからね^^;
なので、今の南シナ海でのアメリカ軍の対応と言うのは、私も率直に感謝するところです。
まったくもって。本当にありがとう御座います^^


それで、そんな感じの南シナ海なのですけれどもね。
やはり一番重要な事は中国の軍事行動の目的が中国共産党。
ひいては習近平と言う一個人の面子。体裁であり、自己保身である。と言う事でしょう。
ちなみに。
念のために書いておきますと、これは私達日本の場合。
東シナ海。尖閣諸島における軍事行動においても、まったく同じでした。
うん。そうですね。
当時の中国が見せた過剰なまでの反日と、それに伴う過激な軍事行動については。
はっきり言いまして、異常だった。との一言に尽きるかと思います。
異常なほどに面子。体裁。自己保身に固執していた。・・・と言うのが私の見解です。



でまあ、その東シナ海。尖閣諸島での動きに関しては。
一時期よりも沈静化しており、反日の言動についても控えられている状況です。
(↑それでも領海侵犯は今現在も続いているんですけれどね^^;)
つまるところ。
中国の軍事行動は、まったくもって無計画であり無分別な部分がある・・・わけです。

繰り返しますが。
今の南シナ海における中国の動きは、先の東シナ海。尖閣諸島での動きと同じです。
自分達の評価。人気取りのためだけの行動である。と言う以外にはありません。
そして、裏を返すのならば。
そこまでして人気取りに走らなければならないほどに。
今の中国政府。中国共産党。習近平の立場と言うのは危機的な状況だと言う事です。



と言うわけで、それが本日の本題となります。それでは参りましょう^^

まず確認ですが。
先頃の東シナ海。尖閣諸島においても中国。習近平の立場は苦しいものでした。
なぜならば、尖閣諸島一つの問題だけで無尽蔵に日中関係が悪化し続け。
それと共に日中経済も縮小し続けた挙句に。
日米同盟によりアメリカの介入まで招いてしまったからです。
これは中国。習近平にとって極めて危機的かつ致命的な状況だったと言えます。


・・・でもね。

ぶっちゃけた話ですが、まだ私達日本の場合はマシだったんです^^;
うん。東シナ海。尖閣諸島の場合は、まだマシだった。
だって。
あの時は、まだ目の前にいるのが私達日本の海上保安庁であり、自衛隊であり。
中国経済の低迷も表面化しておらず。中国の影響力は未だ健在であって。
何よりも、アメリカ軍が出てきていなかったからです。

そのように考えていくのならば、今の南シナ海の状況と言うのは。
かつての尖閣諸島。私達日本の場合よりも遥かに悪いわけです。
中国経済の低迷は完全に表面化しており、中国の影響力は目に見えて低下していて。
目の前にいるのは世界最強のアメリカ軍。私達日本のような甘さなど微塵も無い。
冗談抜きで世界最強の恐るべき軍隊なんです。

よろしいですか?
このような南シナ海の現状に対して誰よりも危機感を抱いているのは。
他の誰でも無い中国共産党であり、習近平である。と言う事実を忘れてはなりません。
また、これほどまでの。それこそアメリカ軍と対峙する。と言うような。
現在の世界において最大とも言える超ド級の軍事リスクを覚悟しなければならないほどに。
今の中国共産党。習近平の状況と言うのは、この上なく最悪な状況だと言う事です。



さて。これらをふまえた上で。
今回に中国で行われた全国人民代表大会。全人代を見ていきましょう。

一応ね。様々な政策が発表されておりますけれども。
その政策。国家戦略など一切合切の根底にあるものは、実は一つだけなんです。
つまりは、信頼出来る仲間を増やす事です。

現在の中国共産党。習近平は世界中の誰よりも孤立。孤独の意味を実感しているはずです。
以前にも書きましたように。
味方だと思っていた全ての人間から裏切られる不安。恐怖に襲われているはずだからです。
当然ですね。
中国共産党。習近平の組織。勢力。その支配体制が確立してきた前提条件こそが。
中国経済における利益の分配だったわけですから。
その中国経済が低迷し、十分な利益の分配が実行出来ない時点で。
今や中国は、いつどこで誰が裏切っても不思議ではない状況になりつつあるわけです。

これを打開するためには中国経済を立て直す必要がありますが。
既に話題としたように、そのための絶対条件である経済の自由化が出来ないわけです。
それは中国経済の自由化が、現在の支配体制の変革を意味するからであり。
自分達の支配体制の維持こそ最優先としている彼らには、出来るはずがないからです。
・・・まあ、今回の全人代では経済戦略についても言及されていますけど。
本格的な経済の自由化を推し進める事が出来ない以上。中国経済の低迷は確実。
いえ、それどころか中国経済が崩壊する事もまた避けられません。


さて。そうなると・・・もはや残る手段はただ一つ。
それこそが『文化大革命』です。
この文化大革命による大規模な粛清により反対勢力を完全に一掃する。と、
それ以外に現状の支配体制。中国共産党の一党独裁体制。
ひいては最高権力者である習近平の権威権勢を守る事は出来ません。

ですので、今回の全人代では中国共産党。習近平にとって敵か味方か。
その選別の最終段階が水面下で行われているだろう。と私は個人的に予想しています。



んー。まあ、そうですねぇ。
改めて考えますと習近平と言う人物は、ずっと仲間を増やそうとしていましたよねぇ。
過剰過ぎる反日にしろ。過激な軍事行動にしろ。
全ては自分の人気取りであり、自分自身の支持層。支持基盤を確立させるためでした。
つまるところ。
それほどまでに自分に対して自信が無かった。・・・のでしょうね。きっと。
中国ほどの大国の、その最高権力者にまでなった人物だと言うのに。
まともに信頼出来る友人もいなくて、本当に孤独だったんでしょう。
・・・そう考えますと、随分と可哀想な人だったのかもしれませんよねぇ。



まっ。それはともかく^^;
もし仮に文化大革命が行われなかったのだとすれば。
その時は反対勢力が台頭して習近平の首が飛び、中国は民主化されるはずです。
・・・うん。それならそれで構わないんですけれどね^^;
中国の未来を中国国民が自ら決断した。と言うわけですから。
それはそれでアリだと言えるでしょう^^

でも、私達日本としては悪い方の可能性について考えなければなりません。
中国国民が自発的に民主化を実行出来ない場合について考えますと・・・。
しつこいようですが、中国を意図的に分裂させる必要があるかなぁ。と、
そんな風に私は個人的に考えているわけで御座います。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼させて頂きましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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