政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 どんな風に中国が変わっても、私達がやるべき事は変わりません。 忍者ブログ
17 . May
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08 . March
そんなこんなで、前回も中国の話題だったわけですけれどもね。
いやぁ~。そうなんです^^;
現在の中国と言うのは、今や世界中のどんな国家と比較しても。
ズバ抜けた軍事リスクを抱えた国家になってしまっているんですよねぇ・・・。

うん。そりゃあね^^;
世界最強のアメリカ軍と真正面から対峙する。なんて、
そんな限度を超えたバカ丸出しの事なんて、普通の国家ならやりません。絶対に。
面子とか体面を気にしたり、人気取りをするなら他の方法を考えます。
なぜなら、あまりにもリスクが大き過ぎるからです。
一応言っておきますが、こんな事をやっているのは北朝鮮かテロリストくらいです^^;
今の中国は、それらと同じくらいレベルの低い事をやっている。と言う事です。



さてさて。そんな感じで中国経済の崩壊による経済リスクどころか。
アメリカ軍と対立すると言う特大の軍事リスクまで抱えている中国の話を、ですねぇ。
もう少し続けますとね。^^;
そもそもの話と致しまして・・・なぜに南シナ海は今のような状況。
世界最強のアメリカ軍と対峙する。なんてムチャクチャな状況になったのか。
その疑問について話題としたいと思います。それでは参りましょう^^


それでは、まず最初に確認なのですけれども。
前回にも書きましたように現在の中国が行う軍事行動。
それが東シナ海であれ南シナ海であれ。それぞれに共通する事と言うのは。
ひとえに習近平の面子。体面のためである。と言えます。
・・・うん。それ以外に理由が無いんです。

あの、やっぱりね。
尖閣諸島一つを理由に日中関係を悪化させる言動って、理解出来ないでしょう?^^;
先頃に尖閣諸島での日中両国の対立と言うのは、私達日本は無論の事。
中国共産党。習近平にとっても極めてバカバカしい状況でした。
ええ。どこの誰にとってもマイナスしかないからです^^;
ですから、先の一件と言うのは中国の自爆と言う以外の結論がありません。

でまあ、その事実を素直に認めれば良かったのに、認めようとしなかった。
中国共産党。特に習近平は、自分の間違いを認めようとしなかったんです。
中途半端に意地を張った挙句。それゆえの軍事的恫喝を実行してしまった。
だから、極めて無計画であり無分別なものでした。
私達日本の自衛隊に対して、中国軍が行ったレーザー照射の一件など狂気の沙汰です。

おそらく当時の中国共産党。習近平と言うのは。
日本に対する軍事行動。攻撃を仕掛ける事が何を意味するのか。
それすら分かっていなかった。・・・と思われます。
この中国の暴挙が、結果として日米同盟によりアメリカの介入を許してしまったんです。
日中両国の問題にアメリカが出てきた時点で、中国は手を引く以外には無くなった。
なぜならば、アメリカと戦う事など絶対に出来ないからです。
それで終わり。尖閣諸島。東シナ海では中国は負けてしまったんです。



うん。ここですね。

そこで中国。習近平は考えたんです。
アメリカがいたから中国は負けた。それならアメリカがいない場所を狙えば良い。
アメリカが介入せず、なおかつ弱い場所はどこだ?・・・と考えた時。
真っ先に出てくるのが東南アジアであり、南シナ海。南沙諸島だったわけです。

ここならばアメリカが出てくる事はないだろう。
中東情勢を見る限り、今のアメリカは不用意な軍事行動は控えている。
ならば、アメリカはきっと静観を決め込むはずだ。
・・・とまあ、そのように習近平は判断して南シナ海への露骨過ぎる進出した。
南沙諸島の軍事拠点化を目指し、自分達の支配圏を確立させようとしたわけですけれど。

しかしながら、ここで予想外の出来事が起こります。
なんと動かないと思っていたはずのアメリカが動き出してしまったんです。
ええ。それこそが昨年に行われたアメリカによる「航行の自由」作戦ですね。


・・・いや、これはね^^;
この場所でも以前に書いたんですが、正直に言いますと私個人としても予想外でした。
あれだけ軍事行動に消極的なオバマ政権では、動いてくれないだろうなぁ。と、
そのように私も考えていたんですけれども、そんな私の予想に反しまして。
見事にアメリカは世界の超大国としての責任を果たして下さいました。
これはもう本当にね。ありがたい話で御座います^^

でまあ、そんな風に私達日本やアジア諸国としては大いに感謝する事でしたが。
反対に中国の立場としては、もう愕然とする以外には無い事態になったわけですね。
だって。
動かないはずのアメリカが動いちゃったんだから^^;


でね。

ここで中国が軌道修正してアメリカの出現を理由に手を引けば良かったんです。
アメリカが動かない。と言う大前提があればこその南シナ海への進出なのであって。
そうだとすれば、その前提が崩れた時点で中国の計画は失敗。
もう一度改めて南シナ海に対する戦略を見直すべきだったんです。

でも、中国共産党。習近平はそれをやらなかったんです。
そうです。
私達日本の場合。尖閣諸島の場合と同じです。同じように自分達の失敗を認めなかった。
失敗を認めず、中途半端に意地を張った挙句の・・・今の状況です。

今回の全人代でも南シナ海における軍事力の増強が主張されていますけれど。
でも、増強した後にどうするのか。
どうやって事態を沈静化させるのか。どうやってアメリカと和解するのか。
その点について、まったくもって中国共産党。習近平は考えていないはずです。
これも自分達の失敗を誤魔化すためであり、面子。体面を守る事しか考えていないから。
だから、先の先を見据えて計画を組み立てる事。国家戦略を描く事が出来ないんです。
・・・統治者としては、ちょっと致命的なんですよねぇ。


んー。これも前回に書いた事なんですけれどもね。
中国経済が低迷して、今までどおりの利益の分配が出来なくなった。
その分だけ中国共産党。習近平に味方をする人間が少なくなっているのが実情です。
味方になるだけのメリット。利点が存在しないからです。
そして、これは中国国内だけの限った話じゃない。国外についても例外じゃないんです。
えーと・・・私は東シナ海と南シナ海を比較しながら話を続けてきましたが。
この比較の中でアメリカの態度。言動を注目して下さいませ。

先の東シナ海。尖閣諸島においてのアメリカは、あくまでも調停役でした。
日中両国が対立。衝突するのを避ける事に全力を注いでおり。
自ら軍事行動を行う事については非常に消極的な態度を見せておりました。
うん。そうですね。
おそらく中国共産党。習近平は、このようなアメリカの態度を期待した。と思われます。
中国とASEAN。東南アジア諸国との調停役をアメリカに期待した。
ASEANには明確な同盟関係があるわけでもないし、アメリカ軍を心配する事も無く。
交渉に専念する事が出来る。それも優位に進める事が出来る。・・・ってね。

しかし、そんな中国共産党。習近平の思惑はアッサリと否定されました。
現在の南シナ海でのアメリカの態度は、尖閣諸島の時とは明確に異なるものでした。
アメリカは、自ら積極的に軍事介入する態度を見せており。
調停役どころか。直接的な当事者としてのアメリカが出現してしまったのです。
中国側の思惑は、このアメリカの言動によって完膚なきまでに粉砕されたわけですね。

それで、ですねぇ。
この二つは違いと言うのは、やはり中国の影響力の有無である。と私は考えています。
以前のように中国の無分別な言動を黙認して、中国との協力関係を維持するよりも。
世界の超大国としての責務を果たした方がアメリカの国益になる。・・・と、
そのようにアメリカは判断したんです。
もう中国の味方をしていても得は無い。それよりもアジア諸国の味方をして恩を売り。
アメリカ合衆国。世界の超大国としての権威を見せつけた方が良い。と言うわけです。
だからこそ、南シナ海においてアメリカ軍が威風堂々たる姿を見せているし。
この背景には、中国のアメリカに対する影響力が低下した。と言う事があるからです。


・・・まっ。何度も言いますけど^^;
アメリカの「自由の航行」作戦にしろ。今現在のような毅然とした態度にしろ。
私個人としても、あまり期待していなかったし。予想もしていなかったわけで^^;
そんなわけですから。
中国共産党。習近平の南シナ海への対応は、浅い考えによる甘い見通しだった。と、
そんな風に偉そうに断じれるような立場ではないんですけどね^^;
でも、そうだとしても・・・やはり甘い見通しだった。との結論になるでしょうね。


このように中国経済の低迷に伴って、アメリカの中国に対する態度が変わったとなれば。
必然的に他の国々も追随する動きを見せるだろう事は確実です。
もはや中国の味方になるだけの利点が無い。
アメリカがそのように考えているんですから、世界中の誰もがそう考えるのは道理です。

さらに指摘すると、こんな状況でアメリカとの対立を解消するどころか。
軍事力を増大させてアメリカとの対立を激化させるなど・・・もう論外です^^;
中国経済の低迷により世界中の味方が次々に失われている最中にあって。
わざわざ新しい敵を作るなんてバカげている。
それも、よりにもよって世界の超大国に喧嘩を売ってアメリカを敵にするだなんて。
本当に・・・自殺行為としか表現のしようがありません。

一人でも多くの味方が欲しい時にあって、なぜにアメリカを敵に回すのか。
この点を考えますと今の中国共産党。習近平と言うのは、
自分達が置かれている状況一つ満足に理解していない。と言う事になるかと思います。


普通に考えたら、一刻も早く南シナ海から手を引いてアメリカと和解するべきです。
うん。今の中国にアメリカと戦う余地など、どこにも無いからです。
よろしいですか?軍事的恫喝と言うのは、自分より強い相手には意味が無いんですよ?
果たして。何のための軍備増強なんですか?
アメリカに対する勝算も無ければ、戦う意思も覚悟も無いくせに。
最前線に送り込まれる人民解放軍。軍人達があまりにも哀れだとは思いませんか?
・・・ちょっと無責任過ぎるんですよねぇ。

こんな事をしておいて、軍部を掌握する。だなんて戯言にしか聞こえません。
これだけ雑な扱いをしていたら、そりゃあ軍事クーデターくらい起こります。
誰のために。何のために戦っているのか。
もうそんな根本的な事すら、わからなくなっているのではないでしょうか。



うん。まあ、こんな感じでどうでしょう?
現在の南シナ海に対する私の見解と言うのは、こんな感じです。いやはや^^;
いや、もちろんね。
中国の軍事行動と言うのは危険ですし、憂慮するべき事なんですけれども。
より重要な事は、中国が何を考えて行動しているのか?と言う事だと思うんです。
そして、その点を考えていきますと・・・何も考えていない事がわかります^^;


何度も言いますけれど、アメリカ軍と対峙する。対決する。これと戦う。
それは現在の世界における最大の軍事リスクなんです。
これ以上のリスクなんて無い。最大級の軍事リスクなんです。
世界中の。どこの国家であろうとも無条件で、このリスクは回避します。
なぜかと言うと、アメリカの軍隊は本当の本当に世界最強だからです。
そして、それゆえにアメリカ合衆国は世界の超大国なんです。
それを・・・今の中国はやっちゃったんです。世界最大の軍事リスクを背負っている。
これは勇気でもなんでもなくて、単なる無謀です。絶対に正気の沙汰じゃない。

では、どうしてこんな愚かな事が出来るのでしょうか?
これまた簡単です。
世界最大の軍事リスクである事を理解していないからです。
今の中国政府。中国共産党。習近平は、こんな一番基本的な事すらわかっていない。
軍事戦略。安全保障戦略を知らないにも限度と言うものがあります。

また、それを理由に一度は東シナ海。尖閣諸島から手を引いたと言いますのに。
まったく同じ間違いを南シナ海で繰り返している。
何一つとして自分達の失敗から学んでいない。反省もしていない。
話にならない。あまりにもレベルが低過ぎる。

こんな中国に未来があるでしょうか?・・・あるわけないんです。
だから、何をどうしようとも中国は必ず変わる。
それが中国の民主化であるのか。あるいは毛沢東の時代に逆戻りするのか。
どちらであるのか。それについては私にもわかりません。
しかしながら、絶対に変わるだろうと言う事だけはわかりますし。
どんな変化であるにしろ。やるべき事は変わらない。
すなわち。
日本の平和。アジアの平和。世界の平和を守る事です。


うん。そんな風に私は考えているのでした。いやはや^^;

それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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