政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 今の中国ならば、軍事クーデターと言う可能性も十分にあり得るでしょう。 忍者ブログ
06 . May
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10 . March
さてさて。前回の話題では中国が南シナ海でアメリカ軍と対峙する。と言う事は。
それは世界最大の軍事リスクであって、自殺行為である。
一人でも多くの味方が欲しい時に、わざわざ新しい敵を作る。
それもアメリカを敵に回す。・・・だなんて正気の沙汰ではない。
そんな事を平気で実行する今の中国共産党。習近平に未来などあるわけがない。

みたいな。
そんな感じの話題だったわけですけれどもね^^;
まっ。どこの誰が見ても、同じような結論になるんじゃないかなぁ。とは思います^^;
やはりアメリカと真正面から対決するだなんて、信じられないくらいの愚行ですし。
そんな事をやっている時点で今の中国政府。
中国共産党にしろ。習近平にしろ。軍事戦略。安全保障戦略を知らなさ過ぎます。


とまあ、そんな流れで本日の話題なのですけれども・・・。
んー。前回にもチラッとだけ書きましたが、
中国で軍事クーデターが発生する可能性について。を話題とさせて頂きます。
それでは参りましょう^^

今回の全人代において、習近平が南シナ海に対する軍事戦略。
アメリカと対決するために軍備増強を主張した。と言う事がありましたが。
それと同時に人民解放軍。軍部の掌握についても言及しておりました。
無論。この発言の背景にあるのは。
従来のように利益の分配によって軍部を懐柔する事が難しくなったために。
その分だけ強力な統制によって軍部を管理しよう。・・・と言う事なんですけど。
強力に統制しようとすればするほどに、その分野に対する知識が必要なるのは当然です。
そして、この場合では軍事。安全保障に対する知識。見識が必要になるわけです。
しかしながら、残念な事に今の中国政府。中国共産党。習近平と言うのは。
そんな知識やら見識が微塵も無い事については、この点については疑いようがありません。


まっ。そりゃあね^^;
大声で世界最強のアメリカ軍と戦う。なんて事を言っているんですから。
確たる勝算なく。それどころか戦う意思も覚悟も無く。
ただ政府中枢。権力者の都合のためだけにアメリカと対決姿勢を見せた挙句。
アメリカ軍の目の前に、平気で軍隊を送り込もうとする。・・・ともなればね。

こんな無為無策のままで中国軍。人民解放軍の軍人達に対して。
南シナ海でアメリカ軍と対峙しろ。などと言う命令を出すのは・・・。
どう考えても事実上の死刑宣告。「死ね」と言われるに等しい事です。
ましてや。
これが国家や国民のため。と言うのならば、いざ知らず。
たかが権力者の都合のため。自己保身のため。などと言う理由で死地に赴くとなれば。
これはもう世間一般の表現としては一つしかありません。文字通りの「犬死」です。

まあ、何が言いたいのか?と言いますと。
今現在の中国軍。人民解放軍は軍上層部から末端の兵士に至るまで。
不平不満がマグマのように煮え滾っている状態である。・・・と言う事です。
分配されるはずの利益は削減された上に、政府中枢。習近平の面子のために。
世界最強のアメリカ軍と対峙しろ。なんて命令に不満を感じないわけがありません。


うん。そうですとも。
こんな雑な扱いをされて不平不満を感じないわけがないんです。
いえ、不平不満どころか。現在の中国政府。中国共産党。習近平に対して。
憎悪に近しい感情を持っている軍人がいたとしても、私は不思議には思いません。
自分達の権威権勢を守るために、兵隊を殺すのか。と憤っている方々は多いでしょう。

でまあ、ここで注目するべき事と言うのは。
これほどまでに劣悪で、バカげた命令が下されているにもかかわらず。
誰一人として習近平に反対意見を主張する軍人がいない事です。
うん。この点は、なかなかに重要である。と私は思います。


今回の全人代において習近平は公式見解として南シナ海の戦略を主張しました。
それは南シナ海での中国軍の軍備増強。
すなわちアメリカ軍と軍事的に対立する。と言う事を大々的に喧伝してしまったんです。

普通に考えて、こんな自殺行為にも等しい愚行は誰かが止めるはずです。
習近平が軍事。安全保障に対して無知であったとしても。
その周囲にいる人間。側近。担当官。軍人などが断固として反対するべきです。
でも、実際には。それが行われなかったわけです。
この事実から予想出来る可能性は二つだけ。
一つは、中国の誰もが習近平と同じくらいに無知だった場合であり。
もう一つは、反対意見を述べられる状況。環境が存在しなかった場合です。

前者の場合は・・・まあ、ほぼ無いだろうと致しましても^^;
後者の場合は十分に考えられます。
習近平の周りはイエスマンばっかりであり、誰一人として習近平の意向には逆らえない。
あまりにも絶対的な権力があるために習近平を止められなかった。
結果として、アメリカと戦う。などと言うバカな主張が出てきてしまった。
うん。このように考えるのが妥当でしょうね。

なので、そう考えますと。
中国の軍事戦略。安全保障戦略はガタガタのズタボロである。と言う事になります。
うん。そうですね。
ド素人丸出しの習近平が軍の采配を執っている限り。
中国軍が機能不全に陥った挙句に、本格的に軍事クーデターが発生したとしてもね。
やっぱり私は何一つとして不思議には思わない次第で御座います。




うーん。ここまでの話だったら普通の話。一般的な論評ですし・・・。
実を言いますと、ちょっと不自然な点があるんです。
人民解放軍への利益の分配が削減されるのなら、その扱いは極めてデリケートにするべきです。
ええ。絶対にムチャクチャな命令は出せないはずです。
それこそアメリカと戦え。などと命令出来るわけがない。この点が非常に不可解です。
習近平の権力が絶対的であるから。・・・と言う理由だけでは納得出来ません。
と言うわけで。
失礼して、もう少し踏み込んだ意見を書かせて頂きましょう^^


現在の中国の東南アジア。南シナ海での戦略と言うのは、どこの誰が見ても失敗です。
前回にも書きましたが、改めて確認しておきますと。
中国が考えた南シナ海での戦略は、大前提としてはアメリカがいない事だったんです。
なので、アメリカが軍隊を出して直接的な当事者になった時点で。
中国の思惑は全てがパー。南シナ海における戦略の全てが破綻してしまったんです。

現在の中国。その状況から判断する私の個人的な見解としては。
おそらく中国は割と本気で。本格的な軍事行動を考えていたんだと思います。
ええ。今の中国経済はガタガタですからね。
利益の分配による東南アジア諸国。ASEANの懐柔が出来ない。となれば。
もう残る手段は、強力な軍事的恫喝による屈服しかありませんからね。
無理やり中国の主張を認めさせるために。
中国はASEANに対する軍事行動。フィリピン。ベトナム。インドネシアなどに対して。
本当の軍事行動。軍事的侵攻を画策していたはずです。
事故に見せかけた不意打ちの奇襲みたいな。そんな事を計画していたと可能性があります。

その理由は、そこまで露骨な事をしない限り。今の中国に勝算は無いからです。
具体的で現実的な勝算を確保するには、ここまでやる必要があった。
・・・と言うのが私の個人的な見解で御座います。


さて。そう考えていきますとね。
今現在に中国が、なぜに南シナ海への軍備増強を行うのか。と言う事も理解出来ます。
ええ。中国は最初から軍備増強をするつもりだったんです。
でも、それはアメリカに対抗するためでは無くて。
東南アジア諸国。ASEANを恫喝するための手段として、です。
本格的な中国の軍事行動があり、その上で今のような軍備増強があったのだとすれば。
中国に屈する国家が出てきたとしても、不思議ではありませんから。

だから、そんな背景。当初の計画があったからこそ。
習近平は軍備増強を主張した・・・のかもしれませんね。
それが無ければアメリカ軍が出てきた時点で、さすがの中国も立ち止まったはずです。
つまり・・・。
南シナ海における軍備増強をしなければならない理由があったんです。
当初の計画通り。そのように行動しなければならない特殊な事情があった。
それは何か?
うん。真っ先に思い当たるのが軍部の掌握でしょうね。

この軍備増強と言うのは、ある意味で軍部に対する賄賂だった可能性があります。
だから、アメリカ軍が出てきたとしても。
当初の予定通りに。軍部に対して約束の履行。利益の分配を優先する以外には無かった。
なぜならば、そうしなければ軍部を掌握出来なくなるから。
人民解放軍の反発があるから。最悪の場合は軍事クーデターになるかもしれないから。

うん・・・どうかな?少し先走り気味だったかもしれませんけどね。ナハハハ^^;
ただ。
仮に軍部を掌握するためだとしても、やはりアメリカ軍と戦うなんて正気の沙汰じゃない。
そこは別の手段を考えた方が絶対に良かった。と私は思いますけどね。
・・・それとも別の手段を考える余裕すら無かったのでしょうか?




まあ、どんな事情があるに致しましても。
実際に現実問題として中国軍はアメリカ軍と対峙しており。
世界最大の軍事リスクを抱えている。と言う事実が変わるわけでもありません。
中国共産党。習近平との約束が、果たしてどのようなものであるのか。
それについては私などにはわかりませんが、仮にどんな約束があったのだとしても。
アメリカ軍と対峙する事は、まさに命懸け。
もしも攻撃を受けた場合は確実に全滅するのが、南シナ海にいる中国軍の現状です。
どれだけ利益を受け取ったとしても、割に合わない状況である。と言えるでしょう。
・・・ぶっちゃけ。「捨て駒」のように扱われております。

そもそも当初の予定では対峙する敵は東南アジア諸国であり。
ASEANの軍隊であるはずだったのですから。
戦闘になっても互角以上に戦えるはずの状況から、確実に全滅する状況になったとなれば。
「話が違う」と文句を言われても仕方がありません。

誰もがみんな。お金よりも命の方が大事ですし。
たとえ必死で戦っても中国国家や中国国民のためにもならず。
ただ権力者の面子。体面を守るため。自己保身のためだけの、犬死と言うのではねぇ。
どんな人間が人民解放軍にいたとしても、極めてモチベーションは低くなるでしょう。

どれほど軍上層部が利益を受け取っているのか。それは私も知りませんが。
最前線にいる兵士が不満を感じないわけがない。
・・・これは、どこの戦場でも同じ事が言えるんですが。
権力者が甘い汁を吸っている事実は、光の速さで最前線に伝わるものです。
さぞや南シナ海にいる中国の軍人達と言うのは。
言葉に出来ないほどの大きな不満を感じているはずです。きっとね。


それでは本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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