政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 このインドネシアの変化と言うのは、まさしく希望の光で御座います^^ 忍者ブログ
09 . May
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05 . February
と言うわけで、前回は東南アジアのタイの話でしたね。
んー。タイの混乱に拍車をかけているのは、軍隊であるだろう事は確実ですから。
一刻も早く民主的な選挙を実行して、政治的な権力を手放す事ですね。
そして、今後は行動を自重なされませ。

・・・よろしいですか?タイの国家と国民を守るべきの軍人の方々。
貴方達は、自分達が司る軍事力と言うものの大きさを。
それを司る責任の大きさを、もっと真剣に考えるべきでした。
それに何よりも。
貴方達を騙すような甘言こそ、もっと疑うべきでした。
それらを行えなかった事が、結果的に守るべきはずの国民同士を争わせて。
本来ならば何一つ不要なはずの犠牲を生み出してしまうような。
そんなバカげた愚かしい結末になってしまったのです。

でもまあ、そうですね^^;
タイもまた東南アジア諸国を代表する国家なわけですし。
自力で何とかしてくれる事でしょう^^
これは私個人の意見ですがタイにしても。それにインドネシアにしても。
ASEANの双璧を担う両国が立ち直れば、ASEANは真の実力を発揮するはずですからね^^



それでまあ、本日の話題になるんですが・・・。
ちょっとインドネシアに戻りまして、こちらをご覧下さいませ。
http://www.sankei.com/world/news/160203/wor1602030042-n1.html

これは産経さんの記事なのですけれども。
インドネシア政府の運輸省が、先の高速鉄道に関する一件で計画の改善を求めたそうです。
これはね。
これは私としては少し意外でした。・・・うん。意外でしたよね^^;

いやぁ~。あの、ですねぇ。
私の予想としては、インドネシアのメディアが騒ぐ程度だろう。と思っていたんです。
でも、今の段階で政府内部から異論が出てくるとは・・・うん。嬉しい誤算ですね^^
少なくとも、インドネシア政府の方々はジョコ大統領よりも常識的で優秀で、
何よりも。非常にまともな方々だと言う事がわかりました。うん^^;

まあ、この記事では地震対策の一環から鉄道の耐用年数の延長などの改善を求めた。と、
それだけの事が書かれていますが・・・まっ。これで終わるわけがありませんよね^^;
そもそも中国が無理やり。相当にゴリ押ししてきた計画なわけですから。
計画それ自体も相当にムチャクチャであって、これ一つの改善で解決するわけがないんです。
もう次から次へと新しい問題が発生してくるだろう事は、火を見るより明らかです。
ジョコ大統領と親中派。そして、中国の面子が潰れるのも時間の問題です。


そして、さらに重要な事は。
建設工事が開始される前の段階から、こんな有様だと言う事です。うん^^;
いやね。これは私としても本当に予想外だったんですが。
私は、建設の最中に批判や懸念の声が出てくるだろう。と予想していたんです。
ほら。アレです。
韓国の平昌オリンピックみたいな感じですね^^;

「あっちゃこっちゃから批判の声が出てきても、もうやっちゃったものは仕方ない。
計画は進んでいるんだから、もう後戻りは出来ない。やるしかない」

・・・みたいな^^;
そんな感じでインドネシア政府。ジョコ大統領。そして、中国はゴリ押しするだろう。と、
そのように私は予想していたんですけれども。
建設工事の開始する前の段階から、これだけの動きが出てくる程度には。
それほどまで予想外にインドネシア政府が優秀だったわけで・・・。
もしかしたら、計画それ自体の白紙撤回と言う可能性も出てきたわけです。
うん。今の段階ならば、それも十分に可能ですからね。


いや、これはね。まったくもって私も油断しておりました^^;
インドネシア政府とインドネシア国民を過小評価しておりました。
ちょっとインドネシアと言う国家を甘く見ていたようです。
なので、インドネシアの方々には大変失礼しました。いやはや^^;



それで、ですねぇ。
うーん。これは、あくまでも私個人の単なる推測による話ですけれどもね^^;
おそらくは。
反ジョコ大統領勢力。反中国派の勢力が動き回っているのだろうと思います。
十中八九。水面下での権力闘争が発生しているのでしょう。

・・・いや、さすがにね^^;
大統領を相手に、政府機関が独自の動きを見せると言うのは。
これは相当に例外的な事です。
外部から物凄い圧力と言うか。支援が無ければ、こんな事にはなりません。
だとすれば、ジョコ大統領に反対する勢力。中国に反発する勢力が動いている。と、
そのように考えるのが妥当だろう。と私は考えております。

うーん。やっぱりジョコ大統領自身の権力基盤が弱いんでしょうねぇ。
都市部から地方へ。との理想を掲げる事については、大変結構でよろしいと思いますが。
そのために親中派。中国と手を組むようではレベルが低過ぎます。話になりません。


ともかく。
予想外に早くインドネシア情勢が変化する可能性が出てきた事は、間違いないでしょう。
今回のインドネシア政府。運輸省の動きによって。
反ジョコ大統領勢力。反中派が高速鉄道の計画を潰そうとしている事は確実です。
なので半ば必然的に。と言う話ですが・・・。
ジョコ大統領の処分もまた予想外に早く決着がつきそうです。

うん。もし仮に。
ジョコ大統領が、あくまでも計画通りに。ゴリ押ししようとするのならば。
たぶん今回の一件に関する凄まじいスキャンダルが表面化します。
・・・いやまあ、この流れだったら表面化しないわけがありませんけどね^^;
元々。極めて不公平で理不尽な手段で計画を決めてしまったわけですから。
ジョコ大統領はズタボロになるまで容赦なく批判されるはずです。

逆に。ジョコ大統領が土壇場で計画を白紙撤回するとなれば。
こちらの場合ならば、あるいは・・・ジョコ大統領は生き残れるでしょうね。
まあ、この土壇場で白紙撤回が出来るほどの。
それほどの政治的決断が出来る実力があるのならば。と言う話ですけれどね。

・・・身も蓋も無い言い方をしてしまうと。
ジョコ大統領を生かすか殺すか。それが決まる。と表現してもよろしいでしょう。
やはり全ては、ジョコ大統領と言う政治家としての実力次第で御座います。

えーと。これは余計なお世話かもしれませんが・・・あえて指摘させて頂きますと。
ジョコ大統領が自分の理想を追求する事は構いません。
うん。それはそれで立派な事だと思います。
でも、そのために中国。習近平と手を組まなければならない。と言うのならば。
そんな理想は実現するべきではないと私は思います。
・・・本当にインドネシア国民の未来のためになるのか否か。
その点について改めて考え直した方がよろしいのではありませんか?



とまあ、ここまでがインドネシアに限った話で御座います。

うん。そうなのです。この問題は、この程度では終わりません^^;
つまるところ。
中国にも確実に問題の影響は波及する。と言う事です。
それだけ中国にとっても今回のインドネシアの一件は非常に重要なんです。
いや、重要と言いますか・・・時期が悪過ぎるのです。うん^^;

と言うのも。
ほら。これからAIIBに関するインフラ事業が本格的に開始されますでしょう?
だから、今回のインドネシアの高速鉄道の一件と言うのは。
AIIBに対する試金石みたいな意味合いが出てくるのは当然の事なんです。

でまあ、そんな試金石が・・・このインドネシアの問題なわけですで。
本当だったら、もっと中国はしっかりと真面目にやるべきだったんですけど。
色々とムチャクチャな事をやっちゃったわけですからね^^;
もう洒落にならないくらいにヤバイ事になるのは、どう考えても間違いないんです。


まず今回の一件については、繰り返しますが極めて不公平かつ理不尽で。
物凄く不可解な手段によって計画が決定された事です。
私達日本から仕事を奪い取るために、中国は様々な事をやってしまったわけです。
まっ。要するに。
これと同じ事がAIIBでも行われるんじゃないか?と言う事ですね。うん^^;

AIIBと言うのは中国が一番影響力を持っているわけですから。
何をどうしようと中国の意向が強く反映される事は間違いありませんし。
中国の手法がAIIBの手法となるだろう事もまた、間違いありません。
そして、中国の手法が今回のインドネシアの一件である。と定義されてしまえば・・・。
もう誰もAIIBを信用する事は無くなるでしょう。


さらに問題なのは。
中国によって立案された計画それ自体に不備がある事が指摘されて。
建設工事を開始する前の段階から批判や懸念の声が続出している事です。
うん。既に書きましたが、これらの声に関しては止まる事は絶対にありませんし。
そもそも止まるどころか。どんどん批判がエスカレートしていく事は明白です。
だって。
中国は成功するかどうか。なんて考えずに無理やり計画を立てちゃったんだから^^;
日本に勝てればそれでいい。後はテキトーに誤魔化せば良い。・・・みたいな。
そんな感じでやった以上は、そりゃあ批判されないわけがないのです^^;


でまあ、そんなテキトーなものが中国が考えるインフラ事業であり。
これから先にAIIBが実行していく具体的な内容だ。と判断されるわけで・・・。
いやいや、ホントに大変ですね^^;
AIIBが実行するインフラ事業は、その全てがテキトーだと判断されてしまうわけです。
これでさ。
これで万が一にも建設工事の開始直前と言う土壇場の。
今この段階で計画それ自体が白紙撤回なんて事になったら、もう目も当てられません。
AIIBの未来とはコレだ。と中国が自ら証明するようなもので御座います^^;


まあ、そうですね。
私自身もそうでしたが、中国もまたインドネシアと言う国家を甘く見過ぎましたね。
何でもかんでも金とゴリ押しだけで解決出来る。思うがままに出来る。などと、
そんな事を考えた結果が、このような状況を作り上げたのです。

はぁ~。・・・ちなみに。
どうでもいい話ですが私は中国。習近平と同レベルと言うわけです^^;
ちょっと我ながらショックで御座いましたToT
少なくとも、習近平みたいな「世間知らずのお坊ちゃん」よりは。
世の中が見えている。などと私も思っていたんですけれどもが・・・。
どうやら物凄く。とてつもなく。うぬぼれていたみたいです。ナハハハ^^;

まっ。私の事はともかく。・・・一応。言っておきますと。
東南アジアは発展途上国であると同時に、比較的に安定している場所です。
なので、ここでダメなら世界のどこで何をしようと何一つ成功しません。
無論。AIIBとて例外では無いでしょう。

と言うわけなので。
AIIBと言うのも随分と早くにカタがつきそうですね。うん^^
発想そのものは良かったんですが、やはり何事も付け焼刃ではダメですね。
んー。直接的な失敗の理由と言うのは。
インドネシアの良識と中国の自爆。うん。まあ、この二つが理由になりますけど。
やっぱり根本的で、最大の原因を考えるのならば。
中国のトップが習近平と言う人物だった事でしょう。
うん。あの人では・・・無理だったんでしょうねぇ。やっぱり。


しかしまあ、そんな事よりも改めて考えるのならば。
本当に。冗談でも何でもなくてインドネシアと言う国家は誇り高い国でしたよね^^
よくぞ中国の横暴に対して、毅然とした姿勢を示したと思います。
その勇気には、私も素直に感服するところで御座います。いやはや^^



それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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