政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 今後のヨーロッパ情勢は、このように変化していくと思います。 忍者ブログ
09 . May
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14 . June
さてさて。前回はヨーロッパ情勢に関する話でしたね。
でまあ、前回にも書きましたけれどヨーロッパの従来の秩序。
EUにしろ。NATOにしろ。それが維持される事は極めて難しいでしょう。

うん。もっと早く適切な対応をしていれば結果も変わったとは思うんですが。
さすがにね。
ちょっと無駄に時間を浪費し過ぎただろうなぁ。と私は思います。
いえ、逆に考えるのならば。
よくぞここまで何もしなかったな。と呆れてしまうくらいです^^;

その原因は・・・やはり誰もが自国の事だけ。経済の事だけしか考えなかった事。
ヨーロッパ全体の事。ヨーロッパの平和の事を考えなかった事にあるでしょう。
他人事ではありますけれど、大変に罪深い事をなされたのではないか。と思います。



うーん。一つだけ書いておきますとね。
グローバルスタンダード。経済至上主義の最大の問題点と言うのは。
秩序。平和のコストがタダである事を前提として実行されている点にあります。

・・・いやまあ、これは冗談じゃなくてね。そのとおりなんです^^;
このブログでも何度も書いていますが、大切な事だから改めて申し上げます。
平和とは、あらゆる人間の必死の努力の果てにようやく手に入る至高の財産です。
何の努力もせず無条件で手に入る平和などと言うものは、この世界には存在しません。
これは政治において一番基本的かつ一番重要な事でもあります。

これを失念して政治家がグローバルスタンダード。経済だけしか考えない。
金勘定しか考えないで政治を実行するなど論外です。レベルが低過ぎて話にならない。
政治と経済は別物です。決して同じものでは無いんです。
一般的な民間人。民間企業と同じ感覚で政治を実行したら失敗するに決まっている。

経済戦略よりも安全保障戦略が優先される事。
金勘定よりも平和を守る方が優先される事など政治の世界では常識です。
これは当選一回目のルーキーさんですら理解しているべき基本中の基本知識です。
知らない。わからない。などと言う事は断じて許されないんです。


だから、こんな事は私も言いたくないんですけどね。
この点を理解していない政治家。政府。国家と言うのは・・・。
三流以下だ。と言われても文句は言えないだろうなぁ。と私は思います。
そして、そんな三流以下となっている国家の代表格が中国。韓国。ドイツになります。
大変失礼ながら。
この三か国は安全保障をまるで考えていないバカ国家だ。と私個人は見ておりますし。
滅びるべくして滅びる国家だ。と結論付けるのが極めて妥当だと思う次第で御座います。

うん。いささか・・・と言う以上にね。自分達の無知を恥じるべきだと思います。
他の誰でもない。当人達の愚かさゆえに祖国を滅亡させてしまうのですから。



とまあ、それはそれと致しまして本日の話題です。
本日は・・・どうしましょうか^^;

いえ、本当であれば安倍総理がイランを訪問したわけですのでね。
中東情勢に関して話をするべきなんですけれど・・・。
でも、やっぱりヨーロッパに関してもう一声。話題にするべきだと思います。
そんなわけで、今回もまたヨーロッパ情勢です。
それでは参りましょう^^

まず最初に改めて書いておくんですけれどね。
なぜに私がヨーロッパの話を続けるのか?と言いますと。
至極単純にヨーロッパ情勢それ自体が、それほどまでに危機的だと言う事です。
失礼ですが、当事者であるヨーロッパの人々は危機感が無さ過ぎます。

前回の話だけでもね。
本当ならば相当に危機的だ。と言う事は理解出来るはずなんですけど。
それでも理解していない人が多過ぎるんですよねぇ。
うん・・・やっぱりね。ヨーロッパの政治家のレベルが低いと思います。


よろしいですか?ヨーロッパの方々。
前回に書いた内容だけでもね。
ほぼ確実にドイツが崩壊する事は予測出来るんですからね?

単純な経済危機であればドイツは乗り切る事が出来るでしょう。
どれだけ危機が叫ばれようともドイツ銀行が破綻する事は無い。と、
その点については私にも異論はありません。
経済的な要因だけであればドイツは大丈夫だと思います。

しかし、ここで話題にしているのは安全保障です。
安全保障体制の不備により発生する問題は、ドイツは耐えられないでしょう。
いえ、耐えられないどころか。そもそも予測すらしていないだろうと思います^^;
中国市場。アジア市場から叩き出される。なんて。
そのような事を今のドイツ政府は何一つ想定していないでしょうからねぇ。


あの、これはマジなんですからね?
このままの現状を放置し続けた場合。今までのように安全保障を放置し続けて。
それに対する責任。負担を無視し続けた場合には。
冗談でも何でもなくてドイツはアジア市場どころか。世界市場から叩き出されます。
何もせずとも安全保障の恩恵が受けられて。秩序。平和が獲得出来て。
無条件に自由で安定的な経済活動が約束される。
そんな都合の良い時代は、もう終わってしまったからです。

このような世界情勢の変化について、まったく予想もしていなければ。
当然のように何も準備をしていない事。それに対する評価が悲惨の一言なんです


さて。ここでもわかりやすくドイツを例題に出しますけれどね。
そうなってしまった場合。
ドイツが世界経済が叩き出されるような。そんな悲惨な状態になった場合には。
果たしてどうなってしまうのか。わかりますね?
簡単ですよ?物凄く簡単です^^;
ドイツの企業や富裕層が一斉にドイツから逃げ出すんです。

うん。当たり前でしょう?
ドイツにいても世界経済に参加出来ない。安全保障の恩恵が受けられない。
自由で安定的な経済活動が約束されない。
だとしたら。
もうドイツに拠点を置いておく理由なんて無いでしょう?
次々に企業や富裕層が逃げ出して、あっという間にドイツ経済はスッカラカンです^^;

無論。これはドイツのみならず。EU全体が類似例が続出すると思います。
ええ。そうですとも。
NATOに不備が存在する。安全保障体制に不備が存在するとは。
すなわちそのような意味であるからです。
気が付いたら貧乏人と難民だけ。なんて事になっても私は不思議に思いません。


さて。それではもう少し考えてみましょう。
そんな感じで逃げ出した企業や富裕層は、果たしてどこに逃げるのか?
安全保障の恩恵が受けられて、自由で安定的な経済活動が約束されている国家。
そんな国家逃げ込もうとするわけです。
うん。そうです。十中八九。イギリスに逃げ込むと思います。

まあ、イギリスじゃなかったらアメリカになるでしょうけどね^^;
少なくともヨーロッパであれば確実にイギリスになると思います。
イギリスは、既に述べたように日米両国とも軍事的連携を強化しています。
なので、アジア地域における安全保障の恩恵も受けられる。
間違ってもイギリスがアジア市場から叩き出される事はありません。
ならば迷う事は無い。
ドイツ企業はイギリス企業に鞍替えして、アジア市場で利益を獲得を目指すはず。
アジア市場でのシェアを維持しようとするはずです。


・・・ちょっと昔になりますけれど。
いずれ金融街ロンドンが物凄い事になる。と言った理由がコレです^^;
改めて申し上げますが、イギリスとEUであれば圧倒的にイギリスが優位と言うか。
もう八割近くイギリスの勝利が確定している状況です。
ぶっちゃけ。
現時点で大慌てで動いている人と言うのは後続組です^^;
一番早い人は当然のようにブレグジットの前から動いております。

ですから、このような点から考えてもね。
いかに現在のドイツが悲惨な状態であるのか。どうかお察し下さいませ。



・・・いやぁ~。これね。
世界の反対側にいるような。赤の他人の日本人。
しかも何の才も学も無い私みたいなチンピラ風情でも予測出来た事ですのでね^^;
それを当事者であるヨーロッパ人。ドイツ人が予測出来ませんでした。ってさ。
そりゃあ無いでしょうに。・・・ねぇ?

これが予測出来ませんでした。と言うのは、どうしようもないです。
既に書いたように中国や韓国と同レベルだ。と言われても仕方ないと思います。
レベルが低過ぎて話にならないし、実力が低過ぎて協力関係を構築出来ません。
私達日本など世界各国がEUよりもイギリスを選ぶ事について。どうか御理解下さい。



改めて申し上げます。
時代は変わったんです。世界は変わったんです。
今までの常識。慣習。慣例などは通用しなくなるんです。
自由で安定的な経済活動。秩序や平和が守られる事は当たり前じゃなくなります。
この点を何一つ理解せず、何一つ準備しなかった国家は確実に崩壊します。
要するにね。
平和に対するコストを考慮する時代になったんです。
安定的な秩序。平和な状態に対する意味と価値が凄まじく大きくなる時代になるんです。


・・・いや、逆に言えばね。今までが平和に対する価値と言うか。
平和を守る事。つまりは安全保障に対する評価が低過ぎたんですけどね^^;
どんなに平和を無視して経済活動をしたところで戦争になる事は無い。と、
そんな幻想の中で実行されたのがグローバルスタンダードなわけであり。
それによって世界の秩序。世界の平和が徹底的に破壊されてしまったんです。
であればこそ。
平和の価値が物凄く大きなものになったんです。

今までのように税金が低い。経済的な優遇が得られる。と、
それだけで資金が集まるような時代は終わるんです。
なぜならば。
戦争が起こって全てがパーになる可能性が物凄く大きくなったからです^^;

だから、これからは税金が高くても。経済的な優遇が存在しなくても。
安全保障の恩恵が受けられて、秩序と平和が存在し、自由で安定的な経済活動が出来る事。
それこそが世界経済において最も価値のあるものに変わるんです。



そんなわけで。
今まで安全保障を何にもやらず。平和に対しても何の努力もしなかった国家は。
もうどうしようもないくらいにまでボロボロのズタボロになっていくだろうなぁ。と、
そのように私は考えております。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^

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