政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 ここが勝負の分かれ目です。・・・もし負ければ、第三次世界大戦の勃発です。 忍者ブログ
15 . May
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06 . September
と言うわけで、前回は少しばかり思い出話になってしまいましたが・・・。
もう少しばかり。失礼して私のグチみたいなのを書かせて頂きますと、ですねぇ^^;

民主党政権が無事に終わって、自公政権が復活して、安倍政権が樹立したのを見て。
ああ。これで私の役割も終わったな。と思って一安心しながら手を引いたんですけど。
日本が持ち直した。と思った矢先に、今度は世界です^^;

いや、あのね。
一見して。パッと見た感じだけだと、大して変わっていないように見えるんですけれど。
でも、軍事。安全保障を司る立場から言わせて頂きますと。
疾風怒濤の如く世界秩序。世界平和が破壊されているのが実情です。
もう本当に。洒落になりません。

その中でも最大の原因となるのが『対ロ制裁』だったりするんですけれども。
でも、この事実に気が付いている人が少な過ぎるんですよねぇ。
世界情勢が、このような時にあって。
何を好き好んで欧米諸国とロシアが対立すると言うのか。
まったくもって私には理解出来ない事です。
うん。以前にも書きましたが、そんなに世界を滅ぼしたいのか?・・・です。

いやぁ~。なんで単なる一般人でしか無いような。
チンピラ風情の私が、なぜにここまでハラハラドキドキしなけりゃならんのか^^;
まったくもって世界とは理不尽で御座います。
これって優秀な学歴と社会的地位と権力を持ち合わせた立派な人が何とかするべき事で。
そのために然るべき立場と恵まれた環境が与えられているはずなのに。
なんで日々の生活だけでも必死になっているような。
貧乏人の私みたいな人間まで駆り出されなきゃならんのか。
本当に。本当に。
民主党政権の時も思った事ですけれど。本当に世界とは理不尽で御座います。


とまあ、どうでもいい私個人のグチなどは、ここまでにしておきまして^^;
本日の話題に参りましょう。
http://www.sankei.com/politics/news/150906/plt1509060014-n1.html

今回は産経新聞さんですね。自民党の稲田朋美さんの発言で、
「軍事パレードは習氏の、習氏による、習氏のためのもの」と言われたそうです。
うん。そのとおりですね。私も全面的に同意見で御座います^^
逆にそれ以外の結論など考えられない。と言うくらいの正論だと思います。


この中国の軍事パレードに関して私の意見を述べておくのならば。
確かに。軍事パレードには私達日本やアメリカに対する軍事的な圧力。
牽制する意味合いが含まれている事は間違いありませんけれども。
でも、実際問題として一番最初に軍事力が向けられるのは私達日本じゃありません。
もちろんアメリカでも無いでしょう。
中国の軍事力が一番最初に向けられる相手とは、他ならぬ中国国民です。
つまるところ。
今回の中国の軍事パレードと言うのは、中国共産党による一党独裁体制。
現在の支配体制。もとい国家体制を維持するためのものであり。
そのために今後は軍事力を用いる。との意思表示。宣言である。と解釈するべきです。

中国政府。中国共産党。習近平は最近の中国経済の低迷により。
中国国内。中国国民の不満が自分達に向けられる事を非常に恐れています。
なぜならば、それは明確な事実であり。今現在でも既に行われている事だからです。
それらに対応するために軍事力を用いる。
中国国民の権利を不当に侵害してでも国家体制の維持を最優先とする。・・・と、
そのような強烈な意思がある。と言うのが私の率直な感想です。

むしろ。
中国国内に対する不当な人権侵害に対して日米両国に批判させない事。
黙認させるための軍事パレードであり、軍事的な威嚇。牽制だった。と、
そのような側面の方が強いかもしれませんね。
東シナ海や南シナ海での覇権を確保する事も、もちろんあるでしょうけれど。
でも、今の中国は国内安定を最優先として動こうとしているのだろう。と、
そのように考えるのが妥当のように私には思われました。


まっ。ほぼ予想通りですけれどね^^;
今の中国では軍事国家となって暴走するか。泥沼の内戦状態に陥るか。
現状から考えると今の中国には、どちらかの未来しかありませんからね。
それで、前者を目指して中国政府。中国共産党。習近平は動き出した。・・・と、
そのように考えておくのがよろしいだろうと思われます。
無論。後者になる可能性も十分過ぎるほどありますけれどね。

しかしまあ、どちらの場合だとしても。
あまり日米両国。そして、中国国民にとっても愉快な話ではありません。
そうなる前に中国を民主化させる。と言う事を念頭に対中戦略を組み立てるべきです。
・・・ええ。それが出来ないと、誰にとっても不幸な出来事が起こってしまいますから。



それで。
ちょっとだけ話は変わるんですが、ここで私が心配しているのがアメリカです。
今回に話題としました稲田朋美さんの発言の原因となったのが、
韓国のパク・クネ大統領が中国の抗日記念行事。軍事パレードに参加した事にあります。
うん。稲田朋美さんのおっしゃるとおりに。
根本的な事を考えてみても韓国政府。パク・クネ大統領が一番悪いと思います。
しかしながら。
それとは別に。もう一言付け加えるのだとすればアメリカにも問題はあります。
・・・以前から書いておりますように私は親米派ですが、親米派であるからこそ。
ここでは失礼して、あえてアメリカを批判させて頂きます。

そもそもの話としても、アメリカは韓国における外交戦では連戦連敗の状況でした。
先のAIIBやTHAADにしても、常にアメリカは中国に敗北しております。
ですが、それらの事を考慮しても今回のアメリカの敗北。
韓国大統領がアメリカの警告を無視して中国の式典。
軍事パレードに参加してしまった事は、別次元と言えるほどに大きな敗北でした。

それはなぜか?

韓国の立場と言うのは、従来より米中両国の間で非常に微妙な立場にあります。
軍事。安全保障の側面ではアメリカと協力関係。同盟関係にまでありながら。
経済的な側面では完全に中国経済に依存する状態です。
それゆえに米中両国による外交戦は、以前より熾烈を極める状態にありましたが。
特に。ここ最近ではアメリカが連戦連敗している状況にあります。
これは。
それほどまでに中国の経済的な圧力が韓国において強くなっている事と、
現在の韓国大統領であるパク・クネ大統領が異常なまでに中国に傾倒している。
・・・と言う二つの事実があります。
ただ。
そう考えるのであれば、最近の中国経済における減速傾向。
中国経済の全体的な衰退が明確に表面化している現状がある以上。
中国は極めて不利な状況にあり、その分だけアメリカは有利な状況であったはずです。

今までのように経済的な側面から中国が韓国に圧力をかける。と言う事にも、
限界はあったはずですし。
先頃の北朝鮮による軍事行動を考えれば、パク・クネ大統領とて安全保障戦略。
米韓同盟の観点からアメリカの意向を無視出来ないはずでした。
・・・だから、それらの点を考えれば十分にアメリカは勝利出来たはずです。
外交戦において中国に勝利して、パク・クネ大統領を引き止める事は出来たはずなんです。
抗日記念行事。軍事パレードへの参加を自粛させる事は可能だったはずなんです。

でも、そうはなりませんでした。
これほどまでに優劣が決している状況があるにもかからず。
それでもなおアメリカは中国に敗北したんです。
ここまでくるとアメリカの韓国に対する外交戦略。ひいてはアジア戦略そのものについて。
重大な懸念を持たずにはいられなくなってしまいます。


アメリカは以前よりアジア地域の安全保障戦略において。
日米韓の三カ国による安全保障戦略。安全保障体制の構築を主張しておられますが。
そのうちの一国である韓国との関係。米韓関係が、これほどまでに軽視されており。
さらには中国に対して常に敗北し続ける現状があるとなれば・・・。
私達日本としても、アメリカの主張を素直に受け止める事は難しくなってしまいます。

「アメリカは、本気で日米韓の三カ国による安全保障体制を構築する意思があるのか?」

そのような根本的な疑問まで出てくるのも時間の問題です。
ええ。それほどまでに今のアメリカの態度と言うのは極めて不誠実だと思います。
このままだとアジアの一国にすら影響力を及ぼせない世界の超大国。・・・と、
そのような評価がアジア諸国内で下されてしまう事でしょう。

この状況を打開して、アジア地域における信頼を回復させるためにも。
次回の米韓首脳会談が韓国は無論の事。アメリカにとっても極めて重大なものになります。
もし万が一にも。
この米韓首脳会談が成功せず、この会談においても米韓関係が強化出来なかった。
相変わらず韓国はアメリカと中国を天秤にかけようとしていて、
再びアメリカが韓国における外交戦で中国に敗北する。・・・なんて事になれば。
もはやアメリカを信用するアジア諸国はいなくなってしまいます。
・・・私達日本がアメリカを擁護し続けるにも限界があります。


うん。そうですね。
もうちょっとアメリカには頑張ってもらわないと困りますね。
だって。
これだけ中国経済の低迷が明確に出ている状況で、
十分に勝てるはずの勝負に、それでもアメリカは中国に負けてしまったんです。
ええ。アメリカは負けたんですからね?
あのアメリカの方々は、この一件の重大性と言うのをイマイチ理解していないみたいですが。
今回のパク・クネ大統領による軍事パレードへの参加を止められなかった事については、
極めて重大な問題である。と私は個人的に考えております。

米韓同盟それ自体が機能不全に陥っているのではないか?
いざと言う時の対中戦略において韓国は致命的なまでに足手まとい。
あるいは、土壇場で裏切って中国に味方をするのではないか?
・・・などと私達日本は、割と本気でそんな事を考えております。
韓国が同盟関係にあるはずのアメリカの意思よりも中国の意思を優先させようとするのは、
つまりは、そう言う事だからです。

このままアメリカが外交戦で中国に負け続けるようなら。
私達日本は本当に対ロ制裁から離脱するか。
アメリカに対してアジア地域における安全保障戦略の大幅な変更を求める事になるでしょう。
それくらいに今は重大な状況なんです。どうぞ理解して下さい。


・・・私は別に中国の外交戦略が極めて優れている。と思っていません。
ただ。アメリカの外交戦略が極めて粗雑である。とは思っています。
その原因は、ひとえにアメリカの国家戦略。世界戦略そのものが粗雑であるからです。
今のアメリカは、あまりにもテキトーに政治。特に安全保障を考え過ぎています。
もっと真剣に考えて下さい。そして、真剣に考えたら何をするべきか。すぐにわかるはずです。
すなわち、対ロ制裁の即時撤回。ロシアと関係改善して、
欧米諸国とロシアが協力して世界秩序。世界平和を維持する事を最優先とする。・・・です。
はっきり言わせて頂きますが、これが出来なければ世界は滅びます。

もう一年以上も対ロ制裁を実行して、それで得られたものは何です?失ったものは何ですか?
・・・その点を欧米諸国。アメリカの方々は、いい加減に理解するべきです。


うん。同盟国の国民。親米派の日本人として申し上げます。
アメリカは、この現状を重く受け止めて日米同盟における責任を果たす義務があります。
もし仮に。
アメリカが日米同盟における義務を果たさない。となった場合。
私達日本も、それ相応の対応をしなければなりません。
これは洒落や冗談でも何でもなくて、本当の本当にそうする事になります。

ぜひともアメリカには、迅速かつ適切な対応をして頂きたいと思います。


それでは本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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