政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 北朝鮮がICBMの技術を保有した背景について。の話です。 忍者ブログ
10 . July
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29 . July
さてさて。前回は北朝鮮。金正恩に味方をする勢力について。の話でした。

んー。まあ、既に書きましたようにね。
必ずしも一枚岩ではありませんけれど、現状を見る限りは・・・。
大多数が北朝鮮。金正恩に味方をしている状況である事は間違いありませんし。
この状況でアメリカが攻撃を強行した場合には、凄まじいリスクが発生します。
だから、現時点でのアメリカによる北朝鮮への攻撃は控えるべきです。


それでまあ、本日は北朝鮮に動きがありましたので。
その話題を書こうと思います。それでは参りましょう^^

まずは、こちらをご覧下さい。
http://www.sankei.com/world/news/170729/wor1707290033-n1.html

こちらは産経さんの記事で、北朝鮮がICBMを発射したそうです。
でまあ、夜間での発射と言う事もあり。奇襲攻撃を想定した。・・・と、
そのように言われているんですが・・・まあ、それは今は置いておきましょう^^;


それよりも改めて基本的な。根本的な話をしたいと思います。
皆々様も、何となく疑問に思われた事がありませんでしょうか?
つまるところ。
ここ最近における北朝鮮のミサイル技術の開発速度が予想外に早過ぎる・・・です。

これは、あくまでも私個人の意見なのかもしれませんけれどね^^;
それにしても、あまりにも早過ぎる。と思われてならないのです。
今までの北朝鮮を考えれば、これほどまでに完成されたICBMが発射されるのは。
ちょっと無視出来ないレベルの違和感を感じずにはいられません。
・・・これは何らかの特殊な事情がある。と考えるべきで御座います。


さて。そう考えた場合。
一番最初に思い付く理由としては、ミサイル技術を開発した。のではなくて。
元々存在していたミサイル技術を取得した。と言う事で御座います。
うん。そうですね。
北朝鮮が単独で。独力でICBMを開発した。ここまでのミサイル技術を確立させた。と、
そう考えるのは・・・私個人としては、なかなかに納得し難い部分があります。
どこか別の場所から技術を譲渡された。と考えるのが妥当で御座います。


それでは北朝鮮。金正恩は、どこからミサイル技術を手に入れたのでしょうか?
うん。真っ先に候補に挙がるのは、やはり中国でしょう。
しかし、です。
現在の中国政府。最高権力者である習近平と金正恩は対立状態にあります。
この状態で中国から北朝鮮にミサイル技術が提供される可能性は、非常に低いです。

また、反習近平派。江沢民派と考えるのも難しい。
彼らは経済的な側面では強力ですが、そこまで軍事的な影響力を保有していません。
・・・もし反習近平派が軍事的な部分でも影響力を確保しているのだとしたら。
とっくの昔に習近平は失脚しているはずで御座います^^;

もっと言えば。
北朝鮮と最も密接な関係にある軍事勢力。瀋陽軍区。現在では北部戦区と言うのでしたか。
彼らは、そもそも核兵器を保有しておりません。
中国政府は、彼らの軍事クーデターを懸念して一切の核兵器を持たせていないんです。
それゆえにICBMの技術も持っていない。と考えるのが妥当で御座います。

このように北朝鮮のミサイル技術が中国から譲渡された。と考えるのが難しい状況です。
そうなりますと中国以外で考える必要があります。
中国以外でICBMと言う高度なミサイル技術を保有する勢力はどこか?
言わずもがな。ロシアです。


うん。これまた私個人の意見となって申し訳ないのですけれどもね^^;
近年急速に進歩した北朝鮮のミサイル技術。
それを強力に後押ししたのはロシアである。と私は考えている次第で御座います。

まっ。そもそも中国が持っている軍事技術の大部分がロシア製ですからね^^;
そういう意味では、さして驚く事でもないのですけれども。
でも、この点を理解しなければロシアのアジア戦略。
ひいてはアジア情勢を正確に見極める事は出来ないだろうなぁ。と私は思います。


と言うわけで、ここからはロシアのアジア戦略。
ロシア政府。プーチン大統領の思惑について話を進めていくんですけれど。
うーん。どうしたものかな^^;
ロシアについては筋縄ではいかなくて、なかなか評価する事が難しいんです。
と言うのも、ですねぇ。
安全保障の立場から考えれば、世界平和にとって極めて重要な国家である。と、
そのように考えているくらいで御座います。


・・・うん。ちょっと話がズレてしまうのですが、これは非常に重要な事ですので。
少しばかり世界秩序。世界平和について書かせて頂くんですけれどもね。

ロシアが今現在に担っている世界秩序。世界的な安全保障の責任と言うのは。
まさにロシアにしか背負う事が出来ない重大な責任なんです。
ええ。そうですとも。
『世界の警察』と言う立場。責任を放棄したアメリカであるならば。
世界秩序。世界平和と言う世界規模の安全保障体制を考慮した場合。
本来ならば、絶対に協力するべき重要な大国がロシアなので御座います。

そんなロシアと本気で対立したら、世界中で不利益が発生するのであり。
世界情勢は容赦なく悪化し続け、最終的には第三次世界大戦。
人類滅亡の可能性すら存在する世界最終戦争の勃発すらありえます。
ですので、現状においてアメリカとロシアの対立は世界の存亡が問われる大問題であり。
対ロ制裁など断じて許されない愚行である。と断罪されて然るべきなんです。


あの、ですねぇ。
対ロ制裁に固執する全てのアメリカ人に対して申し上げます。
ロシアを叩き潰した後。その後の全ての責任はアメリカが背負う。・・・と、
その覚悟で対ロ制裁を主張しているのですか?
ロシアが背負ってきた安全保障の責任。世界平和に対する責任。
その全てをアメリカが背負う。との覚悟があってロシアを滅ぼそうとするのならば。
つまり、アメリカが『世界の警察』と言う立場に戻るのならば私も納得します。
・・・もう一切の文句は言いません。好きにすれば良いと思います。

しかしながら、その覚悟も無いままに。
ロシアを滅ぼした後の責任を背負わない。世界の警察としての責任も背負わない。
そんな状態で対ロ制裁を続けて、ロシアを滅ぼそうとしているだとしたら。
世界秩序を乱し、世界平和を破壊しようとしているのはロシアではありません。
世界の超大国であるアメリカ自身です。アメリカこそが世界の敵で御座います。

・・・それゆえに前回に私は親米派から反米派に転向する。と書きました。
紛れも無くアメリカこそが世界を滅ぼそうとしている張本人であるからです。
私達日本が、日米同盟を蹴り飛ばすには十分過ぎる理由だと思います。


でまあ、そんな話があって本題に戻るのですけれどもね。

仮にロシアが北朝鮮にミサイル技術を提供した。
それもICBMほどの極めて高度な技術を提供した・・・のだとしたら。
なぜロシアは北朝鮮に技術を渡してしまったのでしょうか?その理由は何でしょう?
その答えは単純明快。今しがた書いたとおり対ロ制裁にあります。

欧米諸国が展開する対ロ制裁。それに対する反撃の一環として。
ロシアと言う国家と国民を守る手段として。
北朝鮮にミサイル技術。ICBMの技術を提供したんです。
・・・ええ。どこの誰が考えても、これ以外の理由なんて考えられませんし。
それほどまでに欧米諸国はロシアを追い詰めてしまった。と言う事で御座います。

ミサイル技術。ICBMの技術はタダではありません。むしろ極めて価値のあるものです。
それをホイホイと教える事など普通なら絶対にありえない事です。
うん。当たり前ですね。
高度な軍事技術を他国が保有すれば、その分だけ自国の軍事的な優位が失われますし。
何よりも教えたミサイル技術。ICBMの技術によって、
北朝鮮のICBMそれ自体が自分達。ロシアに向けられる可能性だってあります。
重ねて申し上げます。普通なら絶対にありえません。

ですが、今のロシアであれば実行する可能性があるんです。
なぜならば、今のロシアには対ロ制裁と言うありえない事が実行されているからです。


ここで私が何を言いたいのか。アメリカの方々は、わかりますでしょうか?

対ロ制裁などと言う頭の悪過ぎる言動によって。
アジアの平和が明確に乱されている。・・・と言う事です。
欧米諸国が対ロ制裁のような愚かな事をしなければ、
北朝鮮。金正恩がICBMを持つ事など絶対にありえなかったんです。

この点については私達日本を含めアジア諸国は非常に憂慮しております。

なぜウクライナ。ヨーロッパで発生した問題によってアジアが犠牲になってしまうのか。
欧米諸国の都合一つで、アジア地域の平和が乱されなければならないのか。
この点に関する不満がアジア諸国で急速に膨れ上がっている状況があります。
失礼ですが、いつまで欧米諸国はアジア諸国を都合良く扱うつもりなんですか?
・・・いや、そもそも本気で『都合良く扱える』などと思っているんですか?
いい加減に自分達こそが無条件で優位だ。などと言う勘違いはやめるべきです。


・・・まさか知りませんでした。などと言うつもりはありませんよねぇ?
だって。
私達日本。日本政府。安倍政権が警告したはずですものねぇ?
対ロ制裁に日米同盟を用いた場合。アジア情勢が不安定化するかもしれない。と、
そのように明確な警告をアメリカ政府には発していたはずですものねぇ。
今日の事態についても、私達日本は事前に予想してアメリカに警告していたはずです。
今のままロシアと対立しても世界全体が不安定化するだけだ。
対ロ制裁などと言う愚かな事はやめろ。と私達日本は警告していたはずです。

そんな日本の警告の全て。一切合切を無視したのが他の誰でもないアメリカ合衆国です。
この点に関する責任をアメリカの全ての人々は自覚するべきです。


えーと。私も親米派の立場としてはね。こんな事を言いたくないんです。
でも、もう本当に余裕が無くなってきているのでね。はっきり言いますけれど。
・・・現時点での北朝鮮への攻撃はマジでやめるべきです。無責任で無分別にもほどがある。
アメリカ合衆国は、世界を滅ぼすつもりなんですか?

アメリカの方々。
これは以前にも書いたと思うんですけれどね。
もうアメリカは世界の警察じゃないんです。今までのように軍事戦略を実行してから。
それから安全保障戦略を考える。なんて事をされたら困るんです。
そんな無責任過ぎるほどに大雑把に動かれては困るんです。

それにアメリカ国民を無視して動くのもね。いい加減にやめるべきです。
あえて内政不干渉の原理原則を無視して、失礼を承知で申し上げます。
対ロ戦略。ロシアに関する世界戦略においては。
アメリカ議会では無くて、ドナルド・トランプ大統領こそが正しいんです。
何十年と政治家をやってきた人間よりも、ド素人のトランプさんの方が正しいんです。

・・・これも前回に書いた事ですが、対ロ制裁は反日と同じレベルの愚行です。
単なる感情論だけで国家戦略。世界戦略を組み立てるなど韓国人と同レベルです。
アメリカ合衆国の国益にもならず。世界平和のためにもなりません。
誰にとってもプラスにはなりません。
一刻も早く対ロ制裁などと言う愚かな事はやめるべきで御座います。
このままだと冗談でも何でもなくて世界が滅びます。



うん・・・私も、こんな事は書きたくないんですけれどねぇ^^;
一応私も親米派ですから、アメリカに対する批判はしたくなかったし。
可能な限りアメリカを信用したかったので、
もうちょっとマトモな人が揃っているだろう。と希望的に考えたかったんですけれど。
でも、今のアメリカ政界には人材らしい人材が極めて乏しいみたいですねぇ。悲しい話です。

・・・いや、頭が良い人はたくさんいると思いますよ?^^;
そりゃあね。私みたいなチンピラ風情よりも頭が良いに決まっております。
ただね。
政治とは何か。安全保障とは何か。世界平和とは何なのか。
そんな基本的な事を誰もがみんな忘れてしまっているのが問題なのです。
今しがた書いたようにアメリカの国益すら、満足に考えていない政治家が多過ぎます。


ですので、私としても非常に不本意ではあるんですが。
親米派から反米派に転向する事。・・・うーん。まあ、そこまで極端じゃなくても。
従来のような親米派の立場ではいられなくなる事は、間違いないでしょうし。
ひいては日米同盟に代わる新しい安全保障体制と言うか。
日米同盟に加えて、新しい別の何かを考える事になる・・・でしょうね。きっと。

はぁ~。いや、本当にね。どうしたらいいんでしょうねぇ。
ちょっと私にも、どうする事が正しいのか・・・わからなくなってきました。



でまあ、最後に蛇足ながら、一つの参考までに書いておきますけどね。
万が一にも日米同盟が消滅してしまった場合。
問答無用でアメリカは世界の超大国から普通の大国にまで国際的な地位が下がります。
ええ。ロシアと同格にまで地位が下がる。と考えて頂いて結構です。

このような状況を回避するためには、ドナルド・トランプ大統領を中心として。
アメリカ国民が一致団結してアメリカ合衆国そのものを立て直す以外にはありません。
まさに生きるか死ぬか。伸るか反るかの瀬戸際で御座います。
これは冗談じゃないんです。マジな話です。
この点についてアメリカの方々には、よくよく理解して頂きたいと思います。


うん。まあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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現在の安倍内閣と防衛大臣辞任について
このブログの安全保障という視点が気に入っています。お聞きしたいのですが、この観点から見た場合防衛省のトップ3人の辞任はどう映るんでしょうか?

稲田防衛大臣の辞任と共に防衛省の黒江哲郎事務次官、陸上自衛隊トップの岡部俊哉陸幕長も辞任しました。私には朝日などマスコミによる倒閣動きと官僚による内閣への揺さぶりが一つのピークを迎えたように思えます。ついでに民進党蓮舫党首の辞任。さらにその辞任劇の夜に北朝鮮によるICBM発射です。そして今朝にはトランプ大統領の「北朝鮮に対する中国の対応には失望した」とのツイッターと続きます。

これらが繋がっていないと考える方が不自然な状況です。防衛省の3トップの辞任は日本の安全保障と当然無関係ではありませんから、安倍内閣はあえて支持率を犠牲にしてでもやらざるを得なかったのかとも思えるのですが。どうでしょう。
しぇんさん / 2017/07/30(Sun) / 編集
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