さて。前回は韓国から手を引いた後。
裏切った韓国に対する制裁行動は、軍事的な制裁とするべきであり。
それはつまり、日米同盟による竹島の奪還とするべきだ。・・・と言う話でしたね。
いやまあ、我ながら思い切った主張であるとは私も思いますけれども^^;
でも、そこまで荒唐無稽な話でもないとは思うのです。
・・・少なくとも、現時点で北朝鮮を攻撃しようとするよりは、よほど現実的です。
んー。それに色々と理由があるんですけど。
その中の一つを軽く書きますと、軍事行動なんて極端な事をした場合。
どうしても国家間。または、国民同士の悪感情が発生する危険性があるわけですが。
今回の韓国に限って言えば『例外』で御座います。・・・いや、ホントに例外です^^;
このブログでも以前から書いておりますように。
韓国と言う国家は様々な意味で例外であり、紛れも無く異質。異常な国家になります。
恩義を受けた味方よりも、脅威となる敵を優先してしまう悪習があり。
その脅威。恐怖に迎合し屈服する事を国是とするビックリ仰天の国家だったりします。
まあ、簡単に言ってしまいますと。
アメとムチで言えば、ムチだけで成立してしまう国家だと言う事になるわけですね^^;
これまた以前にも書きましたが、この点は現在の韓国を見れば一目瞭然。
日本やアメリカと言うような味方。それも手厚い支援。配慮。譲歩をした国々よりも。
なぜか敵であるはずの北朝鮮に迎合した勢力。親北派。従北派が最大勢力になっている現状。
親米派が追いやられ、親日派に至っては存在もしない事実。
この事実こそが、韓国が味方からの恩義よりも敵の脅威を優先している証拠なのであり。
アメとムチのムチだけが成立する特殊な国家が、韓国だと言う事なので御座います。
そして、そうだとすれば。
日本やアメリカが味方ではなく敵となった場合。恩義よりも脅威が示された場合の方が。
あるいは、日米両国に対して韓国国民が迎合し。
親日派や親米派が韓国国内に出現する可能性だって、無いとは言えないわけです。
もう・・・なんだそりゃ?と言う感じですけどね^^;
韓国に対しては明確な敵としての脅威。圧力を仕掛けた方が。
日本やアメリカにとっては利益が発生する可能性が大きい事は間違いないはずです。
自分達よりも強い。と言う時点で完全降伏し、ひたすら隷属するのが韓国の文化だからです。
うん。韓国と言う国家は本当に常識の通用しない。摩訶不思議な国家だと思います。
とまあ、それはそれとして。
本日は前回の続き。もう少し詳しく。さらに広い視野で話を進めたいと思います。
それでは参りましょう^^
と言うわけで、まず最初に確認です。
前回の文面を読んで気づいた人もいるかもしれませんけど。
前回の話って、実は『軍事』に関する分野だけの話だったわけで御座います^^;
軍事的な成否。リスクの大小。周辺各国の動向。日米同盟の連携。
あくまでも北朝鮮への攻撃と比較して、竹島奪還の方がリスクが小さくて安上がりだ。と、
そのような話を書いたわけですが、これらの話だけでは足りないわけです。
安全保障にまで視野を広げて考えないと、確実な是非は判断する事は出来ません。
なので、本日は韓国撤退。竹島奪還における安全保障の話です。
それでアメリカが北朝鮮への攻撃を固執している理由。
その理由については、いくか考えられるんですけれども。
北朝鮮を脅威として考えるだけであれば、ちょっと理由としては不足していると思います。
これも・・・以前にもチラッと書いた事なんですけどね^^;
今の北朝鮮は中国のみならず。ロシアからも支援を受けている状況です。
つまり、ロシアが堂々と北朝鮮を支援し、これを擁護する程度には。
今の北朝鮮。金正恩と言うのは常識的で、現実的で、冷静である。・・・と、
そのように判断してもよろしいのではないか?と私は個人的に考えているんです。
まっ。無論この根拠だけでは少し不足しているとは思うんですけど^^;
しかし、私個人としても以前から北朝鮮。金正恩は油断ならない相手と考えていたんです。
あまりにも北朝鮮の動きが洗練されていて、とても素人とは思えなかったからです。
よっぽど優秀な軍事顧問がいる。・・・としか私には考えられませんでした。
うん。そうですね。
韓国のパク・クネ前大統領や今のムン・ジェイン大統領。
そして、中国の習近平などよりも確実に実力は上回る。と私は個人的に判断しておりました。
ですから、ロシアが北朝鮮に積極的な支援を実行しても、特に私は驚かなかったんです。
でまあ、そう考えますとね。
その程度には冷静で暴発しない。となれば、無理にアメリカが北朝鮮を攻撃する事。
それも周辺諸国の全て。韓国を含めてアメリカの敵だらけと言う状況下で。
北朝鮮に無理な攻撃を実行するような。そんな物凄いリスクを背負う必要は無いはずです。
ええ。核兵器やICBMを持っている。と言うだけであれば。
それは中国やロシアだって同じ事ですからね。それだけでは攻撃の理由にはならない。
まあ、ロシアは正常な国家だとしても、中国は明らかに異常な国家です。
同盟国にして親米国である私達日本の領土を侵略し、軍事行動を見せる程度には異常です。
中国の異常性を無視したまま、北朝鮮の異常性だけを理由に攻撃するのは筋が通りません。
それでもなおアメリカが北朝鮮を攻撃するとなれば・・・二つ。
一つはアメリカ政府。トランプ政権の支持率の回復。手軽な人気取りのため。
もう一つはアメリカ議会。対ロ制裁。背後にいるロシアを牽制するため。
後者については私達日本に何の利益も無いどころか。完全にマイナスなので論外だとしても。
前者については、ある程度は日本も配慮するべきである。と私は考えています。
あまりにもトランプ政権の支持率が下がり過ぎて、アメリカが混乱すると言うのは。
日米同盟の観点からも無視出来ませんからねぇ。
無駄に北朝鮮を攻撃して、朝鮮半島がイラクみたいになるなど冗談ではありませんが。
何もせずに朝鮮半島から撤退してアメリカ合衆国。トランプ大統領の面子が丸潰れになる。
・・・と言うのも、それはそれで問題です。
なので、私なりに折衷案として提案したのが韓国撤退と竹島奪還と言うわけで御座います^^;
北朝鮮を攻撃出来なかった全ての責任を韓国に押し付けて。
その上で裏切り者に対する問答無用の制裁行動。軍事行動を実行し確固たるアメリカの実力。
日米同盟の実力をアジア全体。世界全体に示す。
・・・うん。そんなに悪くないんじゃないかぁ。と思います。
前回にも書きましたが、竹島だけでも朝鮮半島に影響力を確保する事は可能ですし。
最小限の労力とリスクなので国力を温存する事も可能です。
次に行動する際には中国やロシアを出し抜いて、日米同盟が一番最初に動く事だって出来ます。
そうなんです。この竹島奪還と言うのは、次の行動を想定した上での計画なんです。
次とは何か?それが中国です。
んー。これもね・・・随分前からこのブログでも書いてきた事なんですけれど^^;
今後のアジア情勢を考えた時。世界中の全ての国家が最優先と考えるのが中国です。
うん。この点については、間違いないと思いますね。
なぜかと言いますと、至極単純に中国と言う国家それ自体が激変しようとしているからです。
えーと。はっきり言いますとね。
現在の最高権力者である習近平には、中国と言う大国を統治するだけの実力が無いんです。
ですので、現在の中国を維持しようとするのならば。
どう考えても習近平を失脚させて、別の誰かを最高権力者にするべきなんですけれど・・・。
なんとも困った事に^^;
習近平と言う人物は、そんな簡単に権力を手放すような人間では無いわけです。
だから、現在の中国で権力闘争が激化する事は必然的な事だとも言えますし。
そんな状況に加えて朝鮮半島の統一と言う動き。その影響が中国に直撃するわけです。
確認しておきますが、北朝鮮の金正恩は明確な反習近平派です。
ええ。習近平が金正恩を失脚させようとして、それで失敗したために両者の関係は最悪です。
それでも中国と北朝鮮が繋がっているのは双方の間に反習近平派。江沢民派がいるからです。
断じて習近平が抜群の外交センスを発揮した。
それで中朝関係が立て直された・・・と言うのではないわけです^^;
こんな状況で北朝鮮。金正恩が朝鮮半島を統一させて影響力を倍増させるとなれば・・・。
朝鮮半島の統一に中国。習近平が無関係でいられるわけが無いんです。
もっと言えば、その北朝鮮の後ろにはロシアがいるわけですね^^;
ロシアの狙いは二つ。
一つは朝鮮半島を利用してアメリカの国力を浪費させつつ。
朝鮮半島の権益を確保しながら、アジア地域における勢力拡大を目指す事。
もう一つは、やはり朝鮮半島を利用して中国を分断させつつ。
あわよくば中国の権益を確保しながら、アジア地域における勢力拡大を目指す事。
・・・わかりますでしょうか?
アメリカが負けるか。中国が負けるか。あるいは両方とも負けるのか。
どんな場合であってもロシアは勢力を拡大出来る絶妙な立場にあるわけです。
いやいや、まったく隙がありません。本当に強いでしょう?ロシアってさ^^;
ともかく。
朝鮮半島と言うのは、あくまでも前哨戦でしかないんです。
そこで全ての国力を注ぎ込んで、その次の行動が出来ませんでした。
・・・なんて最悪です。もう泣くしかありませんToT
その場合においてはアジア全域が火の海になる事も覚悟しなければなりません。
うん。そりゃそうですとも^^;
アジア最強の安全保障たる日米同盟で対応出来ない事態となってしまえば。
一体どこの誰がアジア地域の平和を守ると言うのでしょう?
今この時こそアジアの命運がかかっているんです。
朝鮮半島だけで考えて行動する事など絶対に許されません。
だから、ここは最小限に対応する事こそが最善である。と私は考えているんです。
うーん。これは・・・余計なお世話だと私も思いますけれどね。
今のアジア情勢でロシアは第三者。高みの見物が出来る立場ですので、
そんなロシアに喧嘩を売ろうとしても無駄ですし、絶対に失敗するのでやめましょう。
対ロ制裁がうまくいっていない。ウクライナで親ロ派の新しい国家が樹立した。とか。
色々と事情があると言うのも理解出来なくも無いんですが。
でも、やはりヨーロッパの問題をアジアに持ってこられても・・・困るんです。
私達日本はアメリカの同盟国であり、アジア最大の親米国家ではありますけれど。
だからと言って、無関係の問題に巻き込まれる。となれば黙っているわけにはいきません。
対ロ制裁に日本。アジアを無理やり巻き込もうとした場合。
日米同盟に亀裂が入る可能性がある。と言う事だけは、ぜひとも理解して頂きたいと思います。
・・・念のために申し上げますが、もうアメリカは世界の警察では無いのですからね?
言い難い事なんですけど、アメリカの対ロ制裁の根本にあるものと言うのは。
中国や韓国の反日に酷似したものがあるのではないか。と私には思われてなりません。
どうしてもロシアと戦う。戦争すら覚悟している。・・・と言うのならば止めませんし。
そもそも世界の超大国を止められる人間なんていないんですけど^^;
でも、アメリカの国益にはならない。と言う事だけは、私は断言する次第で御座います。
どうやってもアメリカファーストにはなりません。
だって、ロシアと戦って得るものって何ですか?何の利益があるんですか?
・・・もう少し冷静になって考えた方が良いだろう。と私は思います。
うん。こんなところかな。いやはや^^;
それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^
[3回]
PR