政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 アメリカの従来のやり方では、安全保障を必ずや破綻します。 忍者ブログ
06 . July
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09 . July
さて。前回は北朝鮮を攻撃する場合のリスクは、北朝鮮のリスクと言う以上に。
同盟国であり、本来は誰よりも協力するべき立場にある韓国こそが本当のリスクである。
・・・と言うような話でしたね。

うん。実際にその通りなんですよねぇ。
それで少し生意気な事を言わせて頂きますと、安全保障の観点から述べるのであれば。
この点を指摘出来ないとなると、その人は安全保障に関して素人と言う事になります。

・・・そして、今のアメリカ政府。トランプ政権には、この点を指摘出来る人間は少ない。
安全保障に精通する人間に至っては、おそらくは皆無の状況だろうと思われます。
うん。そうですね。
誰よりも強く警告を発しているのが、生粋の軍人であるマティスさんと言う点で問題です^^;

何度も言いますが、あくまでもマティスさんは軍人であって。その専門は軍事戦略。
安全保障戦略は専門外の立場であるにもかかわらず。
そんなマティスさんが一番安全保障を理解している部類になりますとね。
それ以外の人たちは、一体何を考えてアメリカの国家戦略を組み立てているんだ?・・・と、
私としても、相当な危機感を感じずにはいられません。うん。



と言うわけで、本日の話題はアメリカの安全保障に関する話題です。
非常に重要な話題となりますし、私としても物凄く不本意な話題になります。
よもや世界の超大国の安全保障に言及する日がこようとは、私も思ってもおりませんでした。
他国の人間。それも私のようなチンピラ風情にまで意見を述べられる程度には。
今のアメリカは安全保障に対して不見識である事を、自覚なされるべきです。
・・・それでは参りましょう。

それでは、まず最初に確認からです。
そもそも安全保障戦略とは、国家における平和と未来を守るための手段。その総称であり。
必然的に国家戦略の最上位に位置するべき最も重要な戦略です。
よって。
あらゆる経済戦略。軍事戦略などの全ての国家戦略は安全保障戦略に従属する事になります。
間違っても安全保障戦略よりも経済戦略。軍事戦略などが上になる事はありません。
仮にそんな場合があったとすれば、それは滅亡への道を進んでいる。と解釈するべきです。

・・・あの、安全保障について軽視なされる人が時折いるのですけれど。
それは安全保障の重要性を、まったくもって理解していない。と言う事になります。
もっと言えば、安全保障の重要性を満足に理解していない人と言うのは。
政治。天下国家について意見を述べる資格の無い人。と言う事になります。
あまりにも視野が狭すぎる。として、です。


いやまあ、もちろんね^^;
所詮私は一般人。それもチンピラ風情でしかありませんので。
偉そうな事は書いていたとしても、これは政治において最も基本的な事でしかありません。
政治家一年生が学ぶ政治の基本的な知識です。ちょっと勉強すれば誰でも出来ます^^;

しかし、一番基本的な知識なんですが、同時に一番難しい分野でもあるんです。
と言うのも、一般的に呼称される政治的な決断とは、安全保障を前提とする決断であり。
この安全保障を正しい理解しなければ、何一つ政治的な決断が出来ず。
結果として、何も決められない政治。と言う混乱した状況が生み出されてしまうのです。

さて。これらの話を前提として本題に入ります。

既に書きましたように今のアメリカ。少なくともアジア戦略においては。
最も基本的な部分である安全保障戦略に著しく大きな問題を抱えています。
この状態を放置し続ける限り、アメリカがアジア戦略を成功させる事は不可能です。

その著しく大きな問題とは何か。言わずもがな。韓国です。
アメリカでは、未だに韓国を同盟国。味方として戦略を組み立てているようですが。
このような現状を見る限り、アメリカはアジア地域を正しく認識していない。
韓国に対する正しい認識を持っていない。と指摘する以外にはありません。

私達日本は何十年。先の日韓併合から数えれば百年以上接してきましたので。
韓国がどんな国家であり、韓国人がどんな国民であるのか。
それらについて十分過ぎるほどに熟知しております。
その上で申し上げます。
今のアメリカは失敗する事を前提としてアジア戦略を組み立てています。
韓国。アジア地域の現状を認識する事から、アメリカは始めるべきです。

・・・あえて他国の人間が指摘しますけどね。
特に難しい事では無いのですが、こうなってしまう原因はアメリカの歴史。
世界の超大国として培われた慣習。文化のような側面があるからです。



そもそもの話として、なぜアメリカは安全保障戦略を軽視しているのか。
軍事戦略ばかりを優先しようとするのか。
それはアメリカ合衆国が紛れも無く世界の超大国である事。
また、アメリカ軍が名実ともに世界最強の軍隊である事に起因します。

従来におけるアメリカの安全保障戦略。その戦略を構築する手段としては。
一つの前提条件として、戦争で相手と戦って勝利する事にあります。
圧倒的な軍事力と誰もが認める大勝利によって、他の誰よりも完全に優位の立場になってから。
その後に安全保障戦略を自分中心で。自分達の思うがままに構築する。
・・・と言うかアメリカのやり方だったわけです。

これさ。
さすがに時代遅れなので、いい加減にやめましょうね^^;


うん。このようなアメリカの従来のやり方って、もう通用しないんです。
それがなぜであるのか。わかりますか?
もうアメリカと言うのは、世界の警察などでは無いからです。
権利と義務は表裏一体です。
従来のアメリカの安全保障戦略。その大前提が世界の警察である事。
アメリカによる世界平和と言う世界最大の責任を背負う事が条件となっていました。

しかしながら、その責任をアメリカは放棄しました。
だとすれば、それに付随する権利も放棄した事を認めなければなりません。
つまるところ。
全ての問題を戦争。軍事によって解決し、世界の全てを自分の思い通りにする事。
そんな事が出来た時代は終わった。と言う事をアメリカは理解するべきなのです。


・・・いや、別にやっても良いんですよ?^^;
私個人としては、別にアメリカによる世界平和でもね。大して文句は無いんです。
まあ、確かに少しばかり窮屈ではありましたけど。
それで世界の平和が守られると言うのならば、我慢する意味と価値もあると言うものです。
かつての日本が、アメリカに対するポチだ。などと揶揄されていたのも。
全てはアメリカが世界平和を守っているからこそ。
日本国家。日本国民。日本の国益を守っているからこそ・・・だったのですからねぇ。

でも、アメリカ自身が、その負担を背負いきれない。と宣言したんです。
・・・ほら。私達日本に対してまで負担を求めてきましたでしょう?
だとしたら、アメリカが世界の全てを決めていた時代は終わった。と言う事を。
他ならぬアメリカ自身が理解し、潔く受け止める必要があるのです。


だから、軍事戦略によって戦争に勝利してから安全保障戦略を組み立てる。
・・・なんて大雑把過ぎるような言動は、今後は控えるべきなのです。
ちゃんと事前に安全保障戦略を組み立ててから、それを前提に軍事戦略を構築し。
その上で軍隊を動かす。と言う普通の。基本的な事を実行するべきなのです。

重ねて申し上げます。
アメリカが世界の超大国だから。アメリカ軍が世界最強だから。
だから、軍事戦略の後から安全保障戦略を組み立てても問題ないさ。
どうせ誰もがみんなアメリカの言う事を聞くしかないんだから。
・・・なんて時代は、もう終わったんです。そろそろ理解しましょうね?


いやぁ~。ホントにね^^;
これを日本人の私が言う事になるとは、さすがに思っていませんでした。
普通ならアメリカ国内から。アメリカ人が指摘するだろうとばかり思っていましたけど。
とうとう最後まで。アメリカが自爆するか否か。と言うギリギリの段階になってまで。
安全保障に関する言及は出てきませんでしたね。

まっ。本当は以前から主張されていたけど、誰かが握り潰していた。と言う事だと思いますが。
それにしても、実にお粗末である。と言う以外にはありません。
以前から指摘していますが、ちょっと世界の超大国としては情けないと思います。


うーん。もうちょっとだけ話を続けさせて頂きますけど。
アメリカ合衆国は世界の超大国であり、アメリカ軍は紛れも無く世界最強の軍隊です。
であるのならば。
当然の話として、アメリカの安全保障戦略も完全完璧であるはずなんです。本来ならば。

そうだと言うのに、なぜここまでお粗末であるのか。
これほどまでに不完全であるのか。基本的な事すら出来ていないのか。
私みたいな他国の人間。それも学も才も無いチンピラ風情ですらわかる事が。
なぜわからないのか。私みたいなチンピラ風情よりも劣るのか。
・・・それほどまでにアメリカは愚かであるのか?


私は、そうは思いません。

アメリカには、安全保障の専門家は星の数ほど存在し。
それこそ私のようなチンピラ風情では足元にも及ばぬ偉人。賢人が綺羅星の如く輝いている。
それがアメリカ合衆国である。と私は考えております。

だとすれば、なぜアメリカの安全保障戦略は、これほどまでに脆弱であるのか。
あのペンタゴン。国防総省などがあるにもかかわらず、です。


このような矛盾した不可思議な状況を説明するためには、一つの可能性以外にはありません。
すなわち意図的にアメリカの安全保障が脆弱化されている。と言う場合だけです。

・・・うん。そうですね。
先のオバマ政権と同じような問題が、今のトランプ政権でも繰り返されています。
民主党政権のみならず、共和党政権においても同じ問題が出てくるとなれば。
単なる偶然と考える事など出来ません。
もうここまでくると、わざと失敗しているんじゃないか。としか私には考えられないんです。

まあ、何が言いたいのか?と言いますとね。
意図的にアメリカの安全保障を脆弱化させ、アメリカの国益を阻害している誰かさん。
明確な悪意。敵意を持ってアメリカを内部から蚕食する邪悪な輩が確実に存在する。
つまるところ。
アメリカ国内には、確実に反米勢力が存在している。・・・と言う事です。


ほら。以前にも似たような事を書きましたでしょう?^^;
日本国内に反日勢力がいるように、アメリカ国内にも反米勢力がいる。・・・ってね。
一応ですが、私は安全保障を司る立場ですので、安全保障の観点から指摘したんです。
アメリカの権力中枢には、意図的に安全保障戦略を破綻させようとする誰かがいる。
そう考えなければ、今のアメリカの現状を説明し切れないからです。


まあ、私はアメリカ人ではありませんからね。
ここまで踏み込んだ発言と言うのは、本当はしたくなかったんですけれど・・・。
でも、さすがにね。
ここまで酷い状況が続くなると、日米同盟の観点からも見逃す事が出来なくなります。
それくらいに今のアメリカの安全保障戦略と言うのは、極めて脆弱な状態なんです。

まっ。もしも意図的じゃない。としたら、それはそれで問題ですけどね^^;
だって。
そうなると日本政府。安倍政権どころか。私みたいなチンピラよりも劣る人間しかない。と、
そういう事になってしまいますでしょう?そんなわけがありません^^;
・・・うん。そんな女々しい言い訳など私は断じて認めない。

だから、わざと失敗しようとしている。と言う以外には無いと思うんです。
今のアジア情勢を見て、韓国は同盟国だから味方としてアジア戦略を進めよう。って。
いくらなんでも現状認識が出来なさ過ぎです。・・・もうバカじゃん、です^^;


先のオバマ政権で、あれほど韓国に友好政策を打ち出して、それでもダメだったんだから。
もう何をやってもダメなんだ。って、もう誰にだってわかるはずです^^;
それくらいにオバマさんは韓国に対して、配慮に配慮を重ねていたんですからね。
一番近くて見ていた私達日本が言うんだから、もう絶対に間違いありません。

それなのに、その韓国の問題を全て棚上げして北朝鮮に攻撃しようだなんて・・・。
アメリカの国益に甚大な損失が発生する事もそうですけれど。
それ以上にね。最前線に送られるアメリカ軍。軍人さんの命を何だと思っているんです?
人の命。それもアメリカ合衆国のために戦う命は、単なる道具ではありません。


もし今の韓国のリスクを指摘出来ない安全保障の戦略担当官がいるのだとしたら。
完全に給料ドロボーですから、一人残らず即時更迭して新しい誰かに入れ替えるべきです。
もうマジでふざけるな。・・・です^^;
同じ分野を追求するものとして、許し難い愚劣さであり。無責任さです。

・・・と言う事を、赤の他人である日本人に指摘させないで下さいませね?本当にさ^^;


うん。この辺りで今回は切り上げましょう。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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