政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 アメリカの態度一つで、世界情勢は大きく変わっていく事になります。 忍者ブログ
07 . July
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30 . August
「ど」の字さん。コメントありがとう御座います。

そして、申し訳ありませんでした^^;
なぜアメリカがウクライナに手を出したのか?
このブログでは書いて・・・いなかったかな。ナハハハ^^;
いや、申し訳ありませんでした。
一番根本的な部分について書いていなかったのだとしたら、ダメダメですものねぇ。
うん。あくまでも私個人の見解として、と言う事で話をしますとね。

なぜにアメリカがウクライナに介入したのか?

・・・と言えば、おそらくではありますが背景にあるのは中東問題だと思われます。
ウクライナの前段階とも言える時点。
えーと。2013年の8月・・・いやいや、9月でしたね。(←今しがた確認しました^^;)
http://www.sankei.com/world/news/130914/wor1309140002-n1.html

こちらは産経さんの記事ですが、シリア問題を国連によって対応する事が書かれています。
この時にアメリカはシリアに対する軍事介入を土壇場で中止しております。

そして、この中止した背景にあるのはロシア側からの提案。
国連に介入させてシリアに生物兵器を破棄させてはどうか?
これならば軍事介入をせずとも問題は解決する。安上がりだぞ。・・・と、
その口車に乗せられて、まんまとアメリカは軍事介入を中止してしまったんです。

・・・わかりますでしょうか?
ロシアは一発の弾丸も撃つ事なく、世界最強の軍隊を止めて見せたんです。
この瞬間。アメリカの中東における権威はダダ下がり。逆にロシアの評価は爆上げ^^;
中東地域における米ロ両国の影響力が一気に同格・・・とまでいかずとも。
相当の部分でロシアの影響力が拡大した事は間違いありません。

でまあ、この報復として、ウクライナがあったのではないか。と私は予想しています。


・・・いやまあ、報復と言うのもおかしな話なんですけどね^^;
だって。仮にロシアの甘言があったのだとしても。
それでも最終的に軍事介入の中止を決断したのはアメリカなんですから。
全ての責任はアメリカ自身にあるはずです。それを自覚しないなんてダメです。
自分の決断に責任を背負えないだなんて、それじゃあ韓国と同レベルですもん^^;
そうだと言うのにロシアを恨んで報復するだなんて・・・筋違いも良いところですし。
何よりも、そんな陳腐な理由で巻き込まれたウクライナの人々が実に可哀想です。
この一件では、アメリカは本当に罪深い事をしたと思います。恥を知るべきです。

とまあ、そんなわけで当時の私を含め多くの人間が中東情勢に注目していました。
私個人としてもウクライナの騒乱など何一つ気にしてもいませんでした^^;
アメリカによる土壇場での軍事介入の中止による影響で、
中東情勢全体がが大きく激変する可能席が極めて高く。
今までの予測を全てゼロベースで見直している真っ最中だったからです^^;

そんな私が、それでもウクライナに目を向ける事になったのが。
100人近くもキエフ市民が殺害された。と言うニュースが流れたからです。

たかがウクライナの政変一つ。政権一つを変える程度の事で。
なぜそれほどまでに市民の被害が出てくるんだ!?

・・・と思って一週間くらい遅れてからウクライナの問題に取り込みました。
だから、私は後発組で問題発生以後の事しか知らないので。
そういう意味では、私の話はイマイチ信憑性は欠けるかもしれませんけどね^^;


それで次に・・・なるほど。
アメリカ同様にロシアにとってもウクライナが手を引けない状態であれば。
北朝鮮の問題をロシア抜きで解決出来るのではないか。・・・と言う話ですね。
うん。この点につきましてはね。
アメリカとロシアの立場の違いが明確に影響する。と思われます。

と言うのも、ロシアは基本的に一国ですけれど。
アメリカの場合は基本的に同盟国との連携。つまり、複数の国家と言う立場なんです。
そもそもアメリカがウクライナに介入したのは、NATOを前提としての事ですからね。
この点においてアメリカとロシアの立場と言うのは大きく異なります。
つまり、アメリカは常に同盟国への影響を考慮する立場である・・・と言う事です。

これは私達日本にとっても例外の話では無いんですが、
アメリカの不用意な言動により地域情勢が不安定化する。なんて冗談じゃないんです。
そして、ウクライナについては明らかにアメリカの先走りであり、不用意な言動です。
せっかく小康状態で落ち着いていたものを、わざわざ再燃させたわけですからね。

先頃のアメリカによるウクライナへの武器供与と言うのは。
周辺諸国をはじめ東欧全体。ヨーロッパ全体からしてみれば。
「ふざけるなよ」と言うのが彼らの本音である事は間違いありません。

「ウクライナ情勢を不安定化させて、その責任の全てをアメリカが背負うのかっ!?」

・・・とヨーロッパ諸国の誰もが憤りを感じているはずです。
うん。まず間違いありませんね。
なぜならば、まったく同じような事をアジア諸国も感じているからで御座います^^;
なぜウクライナ。対ロ制裁の問題をアジアにまで持ち込んだんだっ!?・・・です。


それでまあ、何が言いたいのか?と言いますとね。
ロシアは、その気ならどこまでもウクライナを不安定化させる事でしょう。
それこそ極端な話。第二のアフガン。イラクにまで悪化させる意思があると思われます。
ウクライナ全土が阿鼻叫喚の地獄絵図になってしまう・・・かもしれません。
それは「ど」の字さんがおっしゃるように、ロシアにとって絶対に引けない事だからです。
これに対してアメリカは。
そこまでウクライナを不安定化させるわけにはいかないんです。
不安定化する事による周辺諸国。同盟諸国からの反発を恐れているからです。

確認しておきますが、アメリカがウクライナへ介入する事について
ひいては対ロ制裁それ自体については、何一つとして正義が存在しないんです。
全部が全部。アメリカと言う一国家の都合でしかありません。
・・・そんなもののために地域情勢が不安定化するわけです。
東欧諸国。あるいはヨーロッパ諸国全体がアメリカに反発しても不思議ではありません。

アメリカとロシア。
この立場の違いが今後の明暗を分ける事になるかと思います。
はっきり言いまして、アメリカがウクライナから手を引かない限り。NATOは崩壊し。
対ロ制裁をやめない限り、日米同盟すら維持する事は極めて困難になります。
それほどまでにアメリカの安全保障戦略。世界戦略と言うのはガタガタだからです。


それで最後に、どこの国家から崩壊するのか?と言う事ですけれど。
うーん。難しい質問ですねぇ^^;
・・・まあ、基本的な事を言えば安全保障戦略に不備がある国家から崩壊する。と、
そう答える以上の事は私には出来ません。所詮は私も単なるチンピラですからね^^;

しかしまあ、意外と言うか。もしかしたらの話で言わせて頂くのならば。
アメリカが一番最初に「飛ぶ」かもしれませんねぇ。
安全保障はガタガタで、国益に対する認識もサッパリ。
アメリカ議会は民意を無視し、結果としてアメリカ国民は怒り狂っている。

前回に長々と書きましたが、アメリカの正義を誰もが忘れてしまっているわけで。
今のままではアメリカ合衆国の国体そのものが崩壊してしまったのだとしても。
もう私個人の正直な感想としては、さほど驚くような事でも無くなってきました。

とまあ、こんな感じかな^^;


さて。本日の本題で御座います。
前回に北朝鮮の核実験について話題にしたわけですけれど。
それから数時間後にミサイルが発射されてしまったわけです。
いやぁ~。動く時には色々な事が急速に動いてしまいますよねぇ。本当に^^;
と言うわけで。
それに関する話題を少しばかり書きたいと思います。それでは参りましょう^^


それでは、まず確認です。
前回に書きましたように、今のアメリカは北朝鮮とウクライナ。
アジアとヨーロッパ。その両方の問題を抱えてる状況にあります。
これはつまり、どちらの問題を優先するのか?と言う事でもあるわけです。

アジアを優先すればヨーロッパから。
逆にヨーロッパを優先すればアジアからの反発が出てくる事は避けられません。
既に書きましたように、アメリカは同盟国からの反発を恐れています。
もっと言えば。
同盟国から、ウクライナや対ロ制裁に固執する意味は何だ?・・・と、
アメリカが本格的に追及される事を恐れているわけです。

今まではアメリカ合衆国として。
世界の超大国として力ずくで同盟国。国際社会からの反発を抑え込んできましたが。
そろそろ・・・さすがに限界になりつつあります。
しつこいようですが、もうアメリカは世界の警察では無いからです。

そして、万が一にも本格的な追及が行われてしまえば・・・。
世界平和を犠牲にしてまで自分達の都合を優先してきた。と言う事が世界中にバレます。
ええ。一応の建前としてアメリカはウクライナの平和のため。
世界の平和のためにロシアと対立し、対ロ制裁を実行している・・・わけですからね。
これが全て完全完璧に嘘でした。と言う事になれば。
その瞬間にアメリカの権威。信用の全ては完全に失墜する事になり。
アメリカは問答無用で世界から孤立する事になってしまうでしょう。

そういう意味でも、現在のアメリカと言うのは極めて窮地の状況にあると言えます。


この状況を打開するためにはウクライナから手を引き、対ロ制裁を即時撤回し。
ロシアとの関係改善を行う以外には他に方法はありません。
うん。そうですね。
交渉次第ではありますが、黙っていてくれ。秘密にしてくれ。とアメリカが頼み込めば。
ロシアは応じてくれる事でしょう。それ相応の代金を支払えば、ですけれどね。

でも、それは仕方ないと私は思います。
このまま情勢悪化を止められなければ、アメリカの安全保障体制。
世界中の同盟関係が破綻してしまう事になります。
従来における世界秩序。アメリカを中心としていた世界平和の全てが崩壊します。
そんな事になれば、本当にアメリカは世界の超大国と言う地位を失いますし。
アメリカ大陸にある普通の大国。と言うロシアと同等の地位にまで落ちる事になります。

・・・まあ、それ以前の話として。アメリカ合衆国それ自体が残っているのかどうか。
それすらも極めて危うくなってきます。


なので、ぜひともアメリカには冷静で慎重な判断をして頂きたいのですけれど。
でもねぇ。
なんとも困った事に、先のウクライナにおける武器供与を発表したのって。
国防長官のマティスさんだったんですよねぇ。
トランプ政権における一番の良識派がウクライナ情勢を再燃させたわけですから。
今のアメリカに冷静で慎重な判断を求めると言うのは・・・些か難しいかもしれません。


・・・うん。本当に難しい状況になってしまいましたよねぇ。いやはや。

それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[2回]

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他に米国の矛を収めさせる方法は無いものか。
 こんばんは。「ど」の字です。


>ロシアとの関係改善を行う以外には他に方法はありません。
 その誤りを認めると、認めた事をロシアに暴露されはしませんか?
 逆に米国の威信にとって致命傷になると思います。
 米国はその誤りを認めずに済ませるために、様々な策を施しているのだと考えます。

 いや実際、他に方法は無いものでしょうか?
 このはち切れそうな状況、長続きはしません。
 日本はまだ(例外的に)上手く行っている方で、その他世界各国はもう一杯一杯です。
 程無く、何処かの国が「飛ぶ」ことを切っ掛けにして状況が変化していくと思います。
 いきなり世界秩序と国際物流が破断して、海外の資源を輸入するにも一々護衛船団を組まねばならないような状況は、日本経済にとっての悪夢です。
 米国の指導者層が何とか妥協と納得してくれるような方法は無いものでしょうか?
 今の我儘放題な米国エスタブリッシュメントを、武力で「掃滅」するよりマシな方法が何かあるでしょうか。
 放置すると、それこそ今のポリティカルコレクトネスの勢いが過熱して、「文化大革命」が米国で起こってしまいます。

 ★

「文化大革命」を再演しつつある米国の窮状がやたら目立ちますが、欧州各国もぎりぎりです。
 共産中国の「第二次文化大革命」が実行された時、日本以外何処にも止められる勢力が居ない世界情勢は、正直勘弁して欲しいものですが……。
「ど」の字さん / 2017/08/30(Wed) / 編集
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