政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 ロシアと協力するための条件について、の話で御座います^^; 忍者ブログ
09 . May
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

15 . October
と言うわけで。
前回の話題は財務省の過剰なデフレ政策はバブル崩壊が継続したものであり。
そんな財務省を中心として現在の日本は経済戦略が組み立てられている。
・・・と言う話でしたね。

うん。そうですねぇ。
こんな事は私も言いたくありませんけれども。
今の日本の経済戦略は一番根本的な部分から間違っているような気がしてなりません。

改めて申し上げますが、資本主義における自由経済では民間こそ中心とするべきです。
一般企業の経済活動や一般国民の日常生活こそ中心とするべきなんです。
断じて政府や財務省。日本銀行を中心としてはなりません。
そんな共産主義。社会主義の統制経済が如き経済戦略は間違っております。


とまあね^^;
何度も同じ事を繰り返しても仕方ありませんし、この辺りで話を進めたいと思います。
そんなわけで、本日の話題は安全保障の話題に戻ります。
それでは参りましょう^^

まず最初に確認です。
現在の日本における安全保障に関する最大の問題は中国です。
今のままであれば十中八九。遠からず中国と言う国家は崩壊するはずですし。
その際に発生する混乱と言うのは、ヘタをすれば第三次世界大戦の引き金となります。
これを全力で阻止する事こそ、今の私達日本にとって最優先とするべき目標です。

でまあ、そんな中国の問題に対処するために一番協力するべき相手はアメリカですが。
その次に協力するべき相手はロシアである。と私は考えております。
そして、そんなロシアは協力する姿勢。その可能性がある素振りを見せております。
これは私達日本。またはアメリカにとって極めて望ましい状況である。と言えます^^
ただし。
ロシアは中国などとは比較にならない強国です。ただ協力してくれ。と頼むだけでは不足です。
何よりも頼むだけではロシアに主導権を最初から最後まで握られてしまいます。

・・・うん。これではね。ロシアと協力する事は難しいわけです^^;


このブログでも何度か書いてきた事ですが、ロシアの外交レベルは凄まじく高いです。
何も考えず、ボケッとしているだけでは何も出来ずに終わってしまうでしょう。
よって。
ロシアが動く前に日米両国が動くべきである。と私は考えています。
具体的に言えば、ロシアが何かを要求する前にロシアが納得する条件を提示するべきです。


と言うわけで、前置きが長くなりましたが本日の本題で御座います^^

さてさて。ロシアを説得するためには、ロシアが何を考えているのか。
その事を正確に理解する必要があります。
そのためにもロシアの現状。実情について正確に把握するべきです。

ロシアは、地政学的な条件から常に多方面の問題を同時に抱えている国家です。
ほら。単純な話としてロシアの国土って大きいでしょう?^^;
だから、あっちゃこっちゃの問題に対して、常に同時に対処しなければならないんです。
うん。物凄く統治が大変な国家なわけです^^;

そんなロシアの立場からすれば、そこまで中国にだけ。
アジア地域にだけ国力を割く事って出来ないんです。
限られたリソース。国力において国益を追求する事が常にロシアの至上命題なんです。
最小限の国力で最大の国益を実現させたい。と考えているわけですね。


さて。そうなるとロシアが何を望んでいるのか。それがわかるはずです。
つまるところ。
ロシアは対中戦略。対中包囲網に協力する見返りとして、アジア地域における勢力圏の拡大。
ハッキリ言ってしまえば、中国北部地域を支配下に置きたいわけです。
となれば、ロシアの懸念は一目瞭然であるはずです。
すなわちロシアの思惑。目的が実現可能か否か。その点をロシアは不安視しているんです。

であればこそ。
今の段階でもロシアの態度は明確ではないんです。確実に利益を獲得出来る。と、
その見通しが立たず、これから先の状況がロシアにとっても不明瞭であるからです。
不明瞭な分だけロシアの態度は煮え切らないものになる・・・わけですね^^;


おそらくではありますが。
今現在の段階で日米ロの三か国は、この辺りに関して話し合いが行われているはずです。
仮にロシアが日米両国との協力に前向きだとしても、その結果について。
ロシアが獲得する利益。国益について日米両政府で議論。
安倍総理やトランプ大統領と話し合われているだろう・・・と私は考えています^^;


でまあ、ここで私の提案です。

ロシアのアジア地域における勢力圏の拡大。
つまりは、中国北部地域を支配下に置く事それ自体は難しい話じゃありません。
うん。十分に実現可能な話だと思います。
親ロシアによる傀儡政権を中国北部地域に樹立させれば良いのですからね。
これは別におかしな話ではありません。
うん。私達日本やアメリカも同じ事を考えていますから^^;

中国の南部。南東部沿岸地域を中心とした親日。親米の傀儡政権を樹立させる。と、
そのように私は考えています。
もちろん表面的に。形式的には民主主義国家と言う事にしますけど。
内実は傀儡政権。傀儡国家になるでしょうねぇ。やっぱり^^;
ですので、別にロシアが同じ事をしても批判する理由にはなりません。


いや、あのですねぇ^^;

勘違いしないで欲しいんですが、別に私だって中国に傀儡政権を樹立させる事について。
それが良い事だとは思いません。
ですが、現実的な問題として傀儡政権以外に今の中国を安定させる方法が無いんです。
なぜか?
それは中国人自身が中国を安定させる事。祖国と同胞を守る事を諦めているからです^^;

一応ですが確認しておきますよ?
今の中国人は、あの劉暁波さんを見殺しにした方々ですからね?
世界的な指導者にして救国の英雄を見殺しにしてしまう程度には・・・。
今の中国人には国家に対する帰属意識が極めて希薄であり、
国益よりも自分個人の利益を優先する風潮が恐ろしく強いんです。

こんな状態にある中国人を民主化するだけでは・・・。
あのね。
民主化と言うのも楽じゃないんです^^;
日本やアメリカが、どれほどまでに苦労して中国を民主化させたのだとしても。
まず間違いなく中国共産党みたいな組織が再び出現して。
私利私欲に走りまくった挙句に、あっと言う間に国家を滅ぼす事でしょう。
そこに至るまでの日本やアメリカの苦労もまた、あっと言う間に全てが水の泡です。
これでは困るんです。

ですから、改めて中国人を再教育して自力で民主化が可能な状態になるまでは。
それまでは暫定的ながら傀儡政権。傀儡国家を樹立させる事は仕方ない事だと思います。

・・・どうか言い訳しないで下さいませね?中国人の方々。
貴方達は劉暁波さんを助けられなかった。見殺しにした。
それが中国人の現実であり、それこそが貴方達の全てなんです。


まっ。ともかくね^^;
今後の対中戦略。特に現在の中国が崩壊した後の事としては。
傀儡政権。傀儡国家の樹立は不可避である。と言うのが私の個人的な結論です。

とまあ、それはそれとして本題に戻りまして。
ロシアとしては勢力圏の拡大。支配領域の拡大を実現させるためにも。
どうやって親ロシアの傀儡政権。傀儡国家を樹立させるのか。
樹立させた後は、どうやって忠実に従属させるのか。と言う事が問題なわけです。

この点について私は三つの要素を提示したいと思います。

一つ目は中国共産党です。
中国が崩壊して、その混乱に巻き込まれる事。
怒り狂った中国国民にとって多数の共産党員が犠牲になる事は避けられませんし。
今の今に至るまで、山ほど悪事を重ねてきたわけですからねぇ。
中国国民のみならず、世界中から憎悪と軽蔑の視線を向けられる事になるはずです。
まあ、国際社会の誰であろうと中国共産党員を好んで助けようなどとしないでしょう。
しかし、この中で一つだけ例外があります。
それがロシアです。

ロシアにとっては傀儡政権。傀儡国家を樹立するために中国人の人材が必要です。
それもロシアに対して従順で忠実で、裏切らない人材が必要です。
この条件において中国共産党の党員と言うのは、なかなかに理想的です^^;

「ロシア以外に頼る相手がいない。ロシアに見捨てられたら死ぬしかない」

この条件に合致する優秀な人材であれば、ロシアは受け入れるはずです。
うん。ここまでは既定路線だろうなぁ。と思います。

「そんなに都合良く話が進むの?」

・・・進まないと思います^^;
だからこそ、ロシアは日米両国への協力に対して二の足を踏んでいるんです。
ロシア単独では信用度が、いささか心許ない。本当に助けてくれるのかわからない。
なので、ここで一つ日本やアメリカから提案を加えます。
すなわち日米両政府は、ロシアが確保した人材には手を出さない。・・・です。

親ロシアの傀儡政権。その中枢となるような人物。
それはつまり、混迷を極めるだろう中国の安定化にとって必要不可欠な人材だと言う事です。
そのような人物は。どれほど重い罪があろうとも・・・見逃されても仕方ありません。

ロシアだけではなく。日米ロの三カ国の合意がある。・・・と、
この条件を密かに中国共産党に流せば、ロシアに内通する党員が激増するでしょう^^;
他国に亡命するほどの金も権力も無い中間層以下の党員などは、
あらゆるものをロシアに差し出して自分達の助命嘆願を願い出るはずです。
それ以外に生き残る道が他にないからです^^;
これで、大した苦労もなく中国国内に親ロシア勢力を確立させる事が出来るでしょう。

・・・まっ。この程度の事は既に話がついているでしょうけどねぇ^^;


それで二つ目です。
二つ目は核兵器に関する対処です。

このブログでも以前に書いたんですが、中国の核兵器に関しては米ロ両国。
双方が適切に管理し、中国人の手から取り上げるべきだ。・・・と私は提案しました。

あの、ですねぇ。

北朝鮮の核兵器を解体させる。と言うだけでも物凄く大変なわけです^^;
だとすれば、中国の核兵器を解体させるって事実上。不可能です。
そんな事は世界の超大国でも無理です^^;

しかし、だからと言って中国人に核兵器を残しておくか?となれば。
それもまた大問題です。
中国人に核兵器を持たせておくなんて危険極まりない事で御座います。
なので、解体が出来ないのなら信頼出来る国家。
つまりはアメリカとロシアの双方によって適切に管理されるのが一番理想的だと思いますし。
それがそのまま中国国内におけるアメリカ及びロシアの確固たる影響力となるからです^^;
中国の核兵器が解体出来ないのなら、あえて活用した方が賢いかと思います。

それに・・・核兵器は、持っている国家が少なければ少ないほどに意味と価値が大きくなる。
そうでしょう?


まっ。それはそれとして^^;
中国国内の核兵器を管理する。と言う事は中国国内の軍事の全てを掌握するに等しいです。
間違ってもアメリカやロシアに対して軍事クーデターみたいな。
そんなバカな事を画策する軍人はいなくなる事は間違いありませんし。
非核化した傀儡政権。傀儡国家に対する無言の圧力となる事もまた間違いありません。
結果として中国の安定化に繋がるだろう。と私は考えています。

中国の核兵器はアメリカとロシアが適切に管理し、有益に利用してもらえば。
それがひいては中国の安定化へと繋がるだろう。と私は考えております。


さて。それで最後の三つ目です。
この三つ目が、ある意味で今回の話題で私が主張したい事になります。
今まで書いた一つ目と二つ目だけでも、それ相応に話は進むと思います。
でも、ロシアと交渉するのであれば・・・やはり三つ目が必要かなぁ。とも思うんです。
その三つ目とは何か?
ズバリ北京です^^;

中国の首都である北京の扱いについて。
もちろん日本やアメリカにとっても意味と価値があるんですけど。
でも、そんな日本やアメリカ以上に意味と価値を見出しているのはロシアであるはずです。
中国の首都である北京を確保する事。
それは、現在の中国を継承する正当な国家である。との主張が可能です。
この正当性について、たぶんロシアは喉から手が出るほどに欲しがっている。と思います。

なぜか?

傀儡政権。傀儡国家を樹立させても、それを維持する労力をロシアは惜しんでいるんです。


改めて申し上げますが、ロシアとしては最小限の国力で最大の国益を実現させたいんです。
そのためには中国北部地域を支配下に組み込み、なおかつ効率的に。合理的に。
可能な限り小さな労力で維持管理をしていたい。・・・と望んでいるはずです。
そのためにも正当性と言うのは安上がりで、なおかつ強力な要素となります。
よって。
ロシアは出来る事ならば北京が欲しい。願うならば丸ごと全て欲しい。と思っているはずです。


それで私からの提案としては。
望みどおりに丸ごと全部をロシアに差し出すのはどうか?・・・です^^;

なるほど。確かに北京は国家としての正当性を確保する上でも非常に重要です。
ただ日本やアメリカにとってはね。
それほどまでに正当性に固執する必要って・・・無いような気がするんですよねぇ。

いや、例えば分裂した中国を再び一つに戻す。と言うのであればね。
それならば確かに北京は重要だろう。と私も思いますけれど。
でも、実際問題として・・・本当に中国を一つに戻します?^^;


私が従来より提案する対中戦略としては。
いくつかに中国を分裂させて、分割統治と言う形で中国を安定させる。と言う事です。
そして、そうだとすれば。
わざわざ苦労して再び中国を一つに戻す必要性ってなくね?・・・です^^;
いや、だってさ。
中国を一つに戻しても、今のような状況が繰り返されますよ?

世界に君臨しようと、我が物顔で傍若無人に振舞おうとするはずです。
正直な話。
いくつか中国を分裂させた方がアジアの平和。世界の平和にとって有益だと思います。
少なくとも中国の再統一については100年先。200年先の話にした方が良いでしょう。
うん。そうですね。
この点については日本やアメリカのみならず。ロシアにとっても同じ意見のはずです。

・・・あんまり中国が大き過ぎると、傀儡として扱うのが大変ですからねぇ^^;
ロシアとしても簡単に扱える程度には、中国は小さい方が都合が良いはずです。


それでまあ、中国が統一されないのであればね。
そこまで日本やアメリカにとって正当性と言うのは重要な話じゃないはずです。
だって。
日本やアメリカはロシアと違って傀儡政権に軍事力や経済力を支援出来るでしょう?^^;
ロシアほど維持管理の労力を惜しむ事は無いはずです。

特に私達日本に至っては、自国民を犠牲にしてまで中国を支援してきた歴史があります。
中国を支援する事に関しては、私達日本こそが世界中の誰よりも熟知しております。
・・・あんまり自慢出来る事ではないかもしれませんけどね^^;

ともかく。
正当性など無くとも親日派であり親米派となる中国人は自然に増えるはずですし。
彼ら自身の利益のためにも、日米両国に対して忠実であるはずです


と言うわけで。
北京を丸ごと全部ロシアに差し出す。と言うのは、どうでしょうか?^^;
この提案をロシアに提示するのならば、その他の大抵の事をロシアは快諾する事でしょう。
無論。今回の話題では割愛しましたが朝鮮半島に関する問題につきましてもね。
ロシアの協力を得る事と言うのは、それほど難しくは無いはずです。



とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[8回]

PR
NAME
TITLE
TEXT COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
ササラド
性別:
非公開
P R

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)

新品価格
¥1,037から
(2015/1/27 23:02時点)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

新品価格
¥972から
(2015/1/27 23:12時点)

コレキヨの恋文

新品価格
¥1,728から
(2015/1/27 23:15時点)

Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]