政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 いよいよ中国。習近平が進退窮まってきただろうなぁ。と私は見ております。 忍者ブログ
06 . July
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13 . April
しばし間があいてしまって、失礼しました^^;


えーと。前回は北朝鮮の独裁体制。金正恩の独裁者としての意味と価値。
これらが、なぜに日本とアメリカにとって有益であるのか?・・・と言う話でした。

うん。そうですね。
現在の朝鮮半島を中国から独立させつつ、安定させる最も現実的な手段として。
北朝鮮。金正恩による南北の統一と言う選択肢があるんじゃないかなぁ?
・・・と言う事を私は考えているわけです。
なぜ私がそう考えたのか?と言うと。
ズバリ韓国が一切信用出来ないどころか。確実に日米両国を裏切るからです^^;

そして、韓国が裏切る以上は、アメリカ陣営が朝鮮半島を掌握する。・・・と、
そのようなベストな未来。可能性は無くなってしまったわけです。
この点について日米両国の全て人々は理解するべきだと私は思いますし。
ベストが無いとなれば必然的にベターとなるはずです。
中国。習近平に朝鮮半島を掌握されてしまうよりは、
北朝鮮。金正恩が朝鮮半島を掌握する方が、まだマシだ。と言うわけです^^;


いやぁ~。それにしても前回に私自身が書いた事ですが。
朝鮮半島における民主化に意味と価値は無い。って、コレどうよ?・・・です^^;
改めて考えても、なんとも容赦の無さ過ぎる文面だとは思うんですけれど。
でも、これが韓国の真実なんですよねぇ。
せっかく民主化したと言うのに、それでなお独裁国家に傾倒するって。
どれほど自分達が手にしたものに価値があるのか。それを失う事がどれほど恐ろしい事なのか。
そんな当たり前の事すら理解出来ていない。と言う事ですからね。
その事実一つを見ても、どれだけ韓国人が腐っているのか。が世界に知れ渡った事でしょう。

・・・本当に呆れるくらいに、どうしようもない人々だと思います。



とまあ、そんなこんながありまして^^;
前回にも書いたように北朝鮮。朝鮮半島は前哨戦なのであり。
現在のアジア情勢における中心は、あくまでも中国です。
これを前提としないアジア戦略と言うのは、全て失敗すると私は思います。
と言うわけで、本日は中国の話で御座います。
それでは参りましょう^^


と言うわけで、まず最初に現在の中国。特に朝鮮半島戦略についての確認です。
このブログでも既に話題として取り上げましたが。
先頃の金正恩による電撃的な訪中を受け入れ、中朝首脳会談を実行した事により。
中国と北朝鮮の関係は改善した状態にあります。
少なくとも、今までのように最悪一歩手前と言うような状況ではありません^^;
ただし。
中国。習近平の思惑通りに中朝関係を改善させた事が、
必ずしも中国全体にとって実質的な利益が発生している・・・わけではないんです。

今回に中国が北朝鮮と関係改善したのは、あくまでも習近平の個人的な事情。
すなわち習近平が毛沢東。中華皇帝を目指すためである事は間違いありません。
うん。そうですね。
習近平が絶対的な独裁者を目指すのであれば、現時点での北朝鮮との関係改善。
金正恩との関係改善は必須であり、その点において無意味だと私も思いません。

しかし、です。

習近平が絶対的な独裁者となる場合において意味はありますが。
中国と言う国家全体の利益。中国の国益と言う観点から考えれば。
現時点での北朝鮮との関係改善はプラスになるどころか大マイナスです。
なぜならば。
国連決議による北朝鮮への制裁行動を、中国が否定する事になるからです。


以前にも書いた事ですが、先の中朝首脳会談。それによる中朝関係の改善には。
いくつかの合意が中国と北朝鮮。習近平と金正恩の間で行われたと予想されます。
その中の一つが中国による北朝鮮への積極的かつ大規模な経済支援が挙げられます。
実際に現在の中国では、北朝鮮に対する支援。
完全完璧に国連決議を無視した言動が実行されているはずであり。
この時点で中国は世界中から批判されても文句が言えない状態にあります。

ですが、仮に世界中から批判されたとしても。
もはや中国。習近平にとって北朝鮮を支援しない。と言う選択肢はありません。
そんな事をしてしまえば、二度と北朝鮮。金正恩から信頼されなくなり。
北朝鮮との関係改善は事実上。不可能になってしまうからです。
その点を考えれば、世界から批判されても北朝鮮への支援を継続する以外には無く。
中国にとって極めて大きな負担になる。と言う事は間違いないでしょう。


んー。まあ、北朝鮮との関係改善それ自体が中国にとってはリスクでもあったんですが。
それにしたところでねぇ^^;
国連決議が行われた事に加えて、わざわざ米朝会談が決定した後。
その後に介入するとなると、そのリスクは凄まじく大きくなるのは明白です。
以前にも書きましたが、わざわざ習近平は火中の栗を拾っちゃったんです^^;
もう少し考えて行動すれば良かったのにねぇ・・・。


でまあ、その火中の栗を拾った結果がアメリカとの関係悪化です^^;
あれだけ必死になって中朝関係を改善したのは良いけれど。
その代わりに米朝関係は最悪です。
まあ、そもそも中国はアメリカとの関係を悪化かせた状態ではありましたけれど。
不用意に北朝鮮問題で動いた事が、さらなる米中関係の悪化の一因となった事は。
これは間違いないと思います。
この状況でのアメリカとの関係悪化は、なかなかに中国にとっては重大です。
現在の米中関係は貿易紛争が発生しかけている状態であり、
このまま米中の対立がエスカレートすれば、確実に中国経済は大打撃を受けます。
これは現在の中国にとって致命的なまでの損失となる可能性が高いと思います。
さてはて。ここまでアメリカとの関係を悪化させてしまっては。
一体どうやって米朝会談で仲介役を担うと言うのか。私にはわかりませんね^^;

と言うわけで。
先の中朝首脳会談などによる中朝関係の改善については。
中国の国益よりも習近平個人の利益が優先されている。と言う事が明確なのであり。
習近平が絶対的な独裁者になるためであれば、中国がどうなったとしても。
具体的には中国国民がどれだけ危機的な状況になったとしても構わない。と、
そのような論理で現在の中国が動いているのだろう。と思われます。



えーと。改めて一つ確認しておきますが。
現在の中国経済と言うのは停滞。衰退する事はあったとしても。
逆に中国経済が発展する事と言うのは、まずありえない状態にあります。
その理由は言わずもがな。最高権力者である習近平です^^;

この話は以前にも書いた事ですが。
現在の中国経済が発展するためには経済の自由化が不可欠です。
ですが、経済の自由化には半ば必然的に政治の民主化が連動して発生します。
これに対して中国政府中枢。習近平は現在の支配体制の維持。もしくは強化を明言しており。
中国国内の変革。特に民主化を一切望んでいない事は明らかです。

ですので、もし仮に中国経済の自由化が発表されたとしても。
習近平自身が権力を手放す事。中国の民主化を宣言しない限り。
世界中の誰もが自由化の発表は口先だけで、決して中国経済の自由化される事は無く。
中国経済に投資をする意味も価値もない。と判断されて、
続々と中国国内から外国資本。外国企業は撤退していくだろう事は確実です。



これらの状況に加えて、さらに問題になるのが中国の軍事です。
こちらをご覧下さいませ。
http://www.sankei.com/world/news/180411/wor1804110007-n1.html

こちらは産経さんの記事で、中国海軍が東シナ海で大規模な軍事演習をしました。
でまあ、軍事演習それ自体については今は置いておきましょう^^;
それよりも注目するべきは、軍事演習に対する東南アジア諸国の動向です。

南シナ海と言う東南アジアにとっては庭先のような場所で、
これほどまで大規模に中国の軍事演習が行われたと言いますのに。
一切において非難。批判するような声明が出ていないでしょう?
この背景にあるのは、言うまでもなく中国が金をバラ撒いた。と言う事です。

ええ。フィリピンのドゥテルテ大統領などは一番露骨でしたねぇ^^;
「習近平を愛している」とまで発言したそうですから。
よっぽど中国からの経済的な支援を引き出す事に成功したのだと思います。
フィリピンにとっては非常に有利な状況となったんでしょうね。きっと^^


となれば、です。
ここで問題になるのは、今回の中国海軍による南シナ海での大規模な軍事演習。
それが果たして今の中国にとって、そこまでの意味と価値があったのだろうか?
・・・と言う点を論じる必要があるかと思うんです。

私個人と致しましてはね。
これは・・・やらない方が良かったと思います^^;
なぜかと言うと、そこまでの軍事演習をしたところで日米同盟には勝てないからです。
ぶっちゃけ無駄です。もう牽制にすらなっていないんですよねぇ・・・。

んー。まあ、たぶん中国がアメリカに対して軍事的に牽制する云々と言うのは。
北朝鮮との合意事項に入っている事なんだろうと思いますけど。
でも、相手を見てから北朝鮮と約束するべきでしたし、行動するべきでした。

だって、今のアメリカ大統領ってトランプさんなんですよ?^^;
脅されて言う事を聞くような、そんな可愛らしい大統領ではありません。
だから、中国の軍事演習など牽制にすらならず。むしろ火に油を注いでいるだけです。

そんな無駄な事をやるために、どう考えても中国はお金をかけ過ぎています^^;
うん。軍事演習だってタダではありませんからね。
莫大な軍事費を投入にしているはずですし、その軍事演習を実行するために。
さらに東南アジア諸国に物凄い経済支援を提示して黙認させているはずです。

もうね・・・これでもか!と言うほどの大盤振る舞いをしているわけです^^;


と言うわけで、これらの話を総括して考えていきますとね。
現在の中国は北朝鮮に対する支援と米中対立による経済的な損失。
それに加えて大規模な軍事演習とそれに伴う周辺各国への経済支援。
これら一連の事を経済を自由化しない状態で中国。習近平は実行しているわけです。

私は以前から書いている事ですけれどね。
もはや今の中国に爆発的な経済成長は存在しないわけであり。
それは当然ながら莫大な中国マネーも存在しない事を意味します。
そして、従来の中国と言うのは都合が悪い事については、全てお金で解決してきました。
中国マネーを背景にゴリ押しを続けていたわけであり。
今現在もその傾向は変わらないわけですけれど・・・さすがにね^^;
もう中国マネーだけを頼りにゴリ押しをするのは限界だと思います。

まあ、私が何を言いたいのか?と言いますとね^^;
まさに中国にとっての『なけなしのお金』を今まで通りに扱う事。
今まで通りに湯水の如く使って大丈夫なの?・・・です^^;


うん。今の中国。習近平と言うのは無計画にお金を使い続けていると思いますねぇ。
どう考えてもギリギリの状態であって、必死で節約しなければならないはずです。
だって。
習近平が中華皇帝になろうとしているわけでしょう?
ならば、それに合わせて中国の国内体制。支配体制を変えると言うか。
今まで以上に強化していく必要があるわけで・・・。
それこそ民主化とは完全に逆方向に突き進んでいく必要があるはずです。
だとすれば。
そのためにも習近平としては、お金はいくらあっても足りないはずです。
本来なら一円でも喉から手が出るほど欲しい状況で、経済支援を連発して大丈夫なんですか?


・・・まっ。間違いなく大丈夫じゃありませんよねぇ^^;
経済支援を条件に譲歩させてしまった以上。何が何でも約束した支援をする必要があります。
もしも約束を反故にしたら、相手国との関係は一気に最悪になってしまいますからねぇ。
うん。国家間の合意って、それくらいに重大なものだからです。
だから、中国。習近平はどんな手段を用いてでも経済支援を実行しなければならない。
それこそ自国民を犠牲にしてでも、です。

しかしながら、習近平が毛沢東。中華皇帝になるための準備はまだ不完全なんです。
そんな不完全な支配体制の中で中国国民を犠牲にする。なんて事をしたらどうなります?
どれだけ楽観的に考えても、習近平は破滅して中国が崩壊する以外にはありません。

とまあ、そんなわけで現在の中国に対する私の見解としては。
今の中国。習近平と言うのはリーチがかかった状態だ。・・と思います。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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