さてさて。前回は中国の習近平が裸の王様だ。と言う話でしたね。
うん。まあ、そうだと思いますね^^;
あっちゃこっちゃに頼み込んだ名目上の独裁者が、習近平の立場なんです。
だから、本当に習近平は独裁者と思えないくらいに非常に弱い立場であり。
様々なしがらみのために雁字搦めで身動きが取れなかったわけです。
それで、なんでそうなったのか?と言う理由について考えるのならば。
至極単純な話として習近平には、毛沢東と同じだけの独裁者。
完全完璧な独裁者になるだけの実力も度量も無かった。と言う話で御座います^^;
もっと身の程を弁えていれば、もっと楽な立場で悠々自適に生活する事も出来たと言うのに。
無理やりに独裁者になろう。中華帝国の皇帝になろう。などと、
どう考えても習近平には分不相応な野望。野心で色々と画策した結果。
名目上の。物凄く弱い独裁者になっていた。・・・わけです^^;
それで、であればこそ、です。
今後の中国では、いつ。どうやって習近平が本物の独裁者になろうとするのか。
それこそが現在の中国における最大の争点だったわけです。
うん。そうですね。
この点については安全保障の観点から私は断言致します。
コレ以外に中国において論じる最優先のテーマは他にありません。
この点と比較すれば、その他一切の論点はどうでもよくなる。と言うほどにです。
なぜか?
それは、この点を考える事によって、今後の中国の動向。その全てがわかるからです。
逆に言えば。
この一点があればこそ、現在の中国が絶対に繁栄しない最大の理由でもあるんです。
・・・だからこそ。私は中国経済が成長する事は絶対に無い。
どんな名目で今の中国に投資しようとしても無駄金になる。と主張しております^^;
と言うわけで。
この点を前提として、もう少し中国の内情に関する話をしていきたいと思います。
それでは参りましょう^^
まずは、こちらをご覧下さいませ。
反発を見せる中国世論に対して、習近平が沈静化を画策した。
・・・と言う事が書かれております。
うん。実にいいタイミングで記事にして下さいましたね^^
私としても、これを話題にしようと思っていたので御座います。ナハハハ^^;
でまあ、単純に言いますと習近平の手法。やり口は基本的にコレです^^;
私達日本などの周辺諸国を騙すように。
中国国内の世論。有力者などを騙す手口って、大体がこんな感じなんです。
「必ずしも自分は毛沢東になるわけじゃない。
必ずしも自分は中華帝国の皇帝になるわけじゃない」
・・・と言いながらも、習近平は全力でそれを目指しているわけですね^^;
習近平は、どこの誰が何を言おうと毛沢東を目指す事をやめません。
それが習近平にとって唯一のアイデンティティーと言うか。唯一の目的だからです。
あの、ハッキリ言いましてね。習近平の目的ってコレ以外に無いんです^^;
その他の事など本気でどうでもいい。と考えているんです。
うん。どうでもいいと考えていないと、現在のような状況になりませんからねぇ。
少しでも中国を知る人間であれば、この点について熟知しているはずです。
それゆえに、です。
いつ。どうやって習近平が毛沢東になるのか。中華帝国の皇帝になるのか。
それを誰もが注視しているわけです。
その習近平の言動こそが、中国が崩壊する最大の原因となるからです。
一応。改めて確認しておきますけど。
そもそも習近平には中国を統治するだけの実力も度量もありません。
それは、今までの習近平の手腕を見れば一目瞭然です。
どうやっても習近平では無理なんです。
なので、当然の話として習近平と言うのは、どうやっても毛沢東にはなれない。
中華帝国の皇帝にもなれません。・・・それに伴う実力と度量が無いからです。
よって。
習近平が何をしても目的が達成されるどころか。それによって中国は破綻します。
前回に書いた事でもありますが旧ソ連で実行可能だった事が。
今の中国で実行可能である。・・・とは限りません。
大多数の経済学者が今後の中国では統制経済が強化される。と予想しているように。
習近平は旧ソ連と同じレベルの強力な統制経済を画策するはずですし。
それ以外の手段で習近平の独裁体制を維持する方法が存在しないわけですけど。
しかし、です。
私は、中国経済の完全な統制化。完全な支配下とする前の段階において。
ほぼ確実に習近平は失敗するだろう。と見ています。
繰り返しますが、それを実現させるだけの実力が習近平には無いからです。
そして、その失敗は中国経済の破綻ではなくて。
中国と言う国家の破綻となるだろう。と言うのが私の個人的な予測になります。
おそらく中国人の大多数が、習近平の統治では生きていけない。と判断して。
次々に習近平を見限り、独自の行動を見せ始めるはずです。
それに対抗するために習近平は軍事力を行使して粛清を行い。
文化大革命に匹敵する大粛清と混乱を招いた末に、中国は木っ端微塵に吹き飛びます。
・・・まっ。今後の中国の動きを大雑把に言いますと、こんなところでしょう。
一つ。明確に指摘しておく事と致しましては。
習近平に代わって中国を立て直そう。何とかしよう。と立ち上がる人間と言うのは。
今の中国。その権力中枢にはいない。と言う事で御座います。
その理由としては、いくつかありますが・・・うーん。二つほど指摘しますとね。
一つ目は、やはり救国の英雄であるはずの劉暁波さんが見殺しにされた事です。
この一件で中国の中産階級以上の全ての中国国民。
ある程度の情報や財産を取得している中国人の全ては国家全体。社会全体の利益。
中国と言う国家の平和と未来のために何もする気が無い。と言う事が証明されました。
ええ。そうですとも。
その事実が残酷なまでに明確に証明されてしまった。と思いますね。
全ての中国人が、誰かのために何かをしようと思わない。と言う民度の低さ。
著しい社会性の低さを内外に示してしまった事は・・・非常に残念な事でした。
そして、二つ目の理由が、もっと物凄くて極めて単純な話です^^;
裸の王様でしかない習近平。
そんなバカ丸出しの独裁者モドキの暴挙を、誰も止める事が出来ていない今現在の状況です。
・・・あの、ですねぇ。
私個人の予想として先の党大会。
昨年十月に行われた党大会で、習近平は失脚する。と密かに予想していたんです。
なぜならば、それ以外に現在の支配体制。
中国共産党の一党独裁体制を維持する手段が他に存在しないからです。
これは非常に重要な事なので、よくよく聞いて下さいませね?
今のまま習近平が最高権力者として君臨すれば間違いなく。絶対に。
毛沢東のような完璧な独裁者を目指して習近平が暴走する事。
それも確実に失敗するような暴挙が実行される事は、誰の目から見ても明らかです。
ちなみに。
確実に失敗するような暴挙とは、目的達成のために全てを犠牲にする。と言う事です。
中国と言う国家も国民も。中国共産党ですら犠牲にして。
形振り構わず完全完璧な独裁者を目指す。と言う事です。
そのように習近平が考えているのは、誰でもわかるはずです。そうでしょう?
だから、中国共産党の一党独裁体制を維持する事。
・・・んー。まあ、この場合は中国共産党を守る事と言い換えてもよろしい^^;
中国共産党の党員を含めた全ての支配者層。既得権益層の人間が。
自分達の地位。権力。利権。財産の全てを守るためにも。
最高権力者である習近平の排除。
この毛沢東を目指す以外には、何一つ考えていない能無しのバカを排除する以外には。
上も下も全てを含めた中国人が破滅を回避する手段は、他に存在しないんです。
ところが、実際はどうです?
先の党大会で習近平は再任され、政治局常務委員も大半が習近平の子飼いの部下か。
もしくは、まったくのノンポリなどの学者などで。
反習近平派。江沢民派は排除されてしまった。と言うような展開になり。
さらには排除された連中が、自発的に習近平を支持する。と言うような有様です。
私は、中国の破滅が極めて近づいた事と、ほぼ不可避である事を確信しました。
ええ。そうですとも。
今の中国政府。中国共産党。権力中枢と言うのは。
習近平と言う裸の王様すらも、満足に止められないほどに脆弱な連中。
あの習近平を下回るバカしかいない。と言う事が確定したからです。
たぶん習近平のヘタな交渉に騙されたのでしょうね。
「自分を支持するなら、貴方の地位も財産も全て守ります。絶対に約束します」
・・・とか何とか。
そんな完全に空手形も同然の約束を信じて、習近平の言葉を信じたのだとしたら。
中国の権力者。有力者は揃いも揃ってバカしかいません^^;
本当にねぇ。ちょっと考えればわかったはずなんですけどねぇ・・・。
そんな約束を守れるだけの実力が、果たして習近平にあるのだろうか。
都合が悪くなれば、都合の良いスケープゴートとして利用されるんじゃないか。
不平不満を持った中国国民に対するガス抜きとして、切り捨てられるんじゃないか。
もっと言えば。
より根本的な点として、習近平が名目上の独裁者などで満足するだろうか?
本当に習近平は毛沢東とならないのか?本当に文化大革命の再来は無いのか?
果たして。
習近平の支配体制が、これから先もずーっと続くと言えるのだろうか?
物凄い大失敗。物凄い大自爆をして、中国の全てがブッ壊れるのではないだろうか?
うん。中国の全ての有力者は、そこまで考えるべきだった。と私は思いますね。
そこまで考えていれば・・・あらゆる手段を用いてでも。
先の党大会において習近平を失脚させるべきだったんです。
それが出来なかった時点で中国共産党。現在の支配者層の運命は決まったんです。
習近平は確実に全てを巻き込む形で破滅します。・・・全てを、ですからね?
この破滅から逃げられる中国人と言うのは、他国に移住出来るごく一部だけ。
それ以外の中国人は、毛沢東モドキの能無しバカによって破滅する事になるんです。
この点について。
私個人としては、当然ながら中国共産党の方々なら理解していた。と思ったんですが。
アッサリと習近平を認めてしまった事実を考えますと・・・。
どうやら揃いも揃ってバカしかない。と言う結論以外には無いようで御座います。
・・・しつこいようですが、習近平では中国を統治出来ませんよ?
ともかく。
これらの事実を踏まえた上で、今回の動き。
国家主席の任期制限の撤廃。と言う動きがあったわけです。
まあ、そりゃあね^^;
中国国内も大きく動くだろう事は間違い無いんじゃないかなぁ。と私は思います。
習近平が毛沢東のような完璧な独裁者。中華帝国の皇帝になれるか否か。
それは、どれだけ今回の動きが緻密に計算されて、しっかりとした計画を組み立てているのか。
どれだけ考えに考え抜いた上で慎重に行動した結果であるのか。
それ次第によって成否は決まるだろう。と私は考えてるわけです。いやはや^^;
それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^
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