さてさて。韓国の話題が続きましたので、本日は中国の話題で御座います。
これは産経さんの正論。東京国際大学教授・村井友秀さんの論評です。
それでまあ、一言で言ってしまうと中国に対する脅威に関して述べられているのですが。
基本的に私個人の意見と致しましても、まったくもって同感で御座いますね^^
現在の中国は、中国共産党による一党独裁体制です。
その支配体制に対する正当性を確保するために、中国の憲法に明記される程度には。
毛沢東を神聖視。絶対視する風潮があるのは必然的なものであるとも言えます。
そして、その毛沢東が提唱した「持久戦論」を今現在の中国共産党が受け継いでいる。
・・・と言う主張についても私は賛成です^^
うん。まず間違いないでしょうね。
中国共産党は常に。潜在的に日本を含めアメリカ陣営を敵と認識してきた歴史があります。
この松井友秀さんが述べられていますように。
毛沢東による「持久戦論」の第一段階での戦略的防御。
その一つが日中友好など現状維持を目的とした行動だとするのならば。
日中友好の延長線上にあったのが、中国によるプロパガンダである。と私は考えています。
うん。これまでに私は、この場所におきまして。
韓国に対して中国が猛烈なプロパガンダを仕掛けている。と書いてきました。
でも、これは別に中国がプロパガンダを行っているのは韓国だけではありません。
私達日本に対しても実行されていますし、さらに言えばアメリカに対しても行われています。
それで、ですねぇ。
なぜ中国は必死になって。これほどまでにプロパガンダを行うのか?と言いますと。
まさしく第一段階における現状維持が目的であるからです。
でまあ、この中国の努力は一定の効果を発揮しているんです。・・・うん。これは明確な事実だと言えるでしょう。
ほら。つい最近までアメリカ陣営での争点って私達日本の歴史認識の問題だったでしょう?
これっておかしいんです。もう極めて不自然です。
アメリカ陣営としてアジアでの争点を考えるのならば、どこをどう考えても中国ですし。
百歩譲っても北朝鮮であるはずであり。
当然ながら、結論となるのは安全保障戦略の強化になるはずだったんです。
こんな当たり前の事が、先頃の安倍総理によるアメリカ議会の演説が行われるまで。
一切議論されずに、何一つとして話が前進しなかったんです。
どこまでも韓国。歴史認識の問題が足を引っ張っていたからです。
安全保障戦略と歴史認識の問題のどちらを優先するべきか。どちらが重要であるのか。
考えるまでもないはずです。明らかに優先するべきは安全保障です。
そんな考えるまでも無い事が、今の今まで行われてこなかったんです。
不自然だと思われませんか?私は極めて不自然であると考えております。
どこかの誰かによって意図的に論点がずらしていたとしか思えません。
そんな事をするのは誰だ?・・・まっ。中国でしょうね。間違いなく^^;
中国にとってアメリカ陣営の安全保障戦略が強化される事は。
第一段階における現状維持から考えるのならば、極めて憂慮するべき状況です。
ですので、中国の立場。中国共産党の立場から考えれば。
あらゆる手段を用いて安全保障戦略の強化を阻止しようと考えるのは間違いありませんし。
可能であるならばアメリカ陣営の安全保障戦略を形骸化。ガタガタにしようと画策するはずです。
・・・うん。ここまでくると第二段階の話になるでしょうけれどね。
とにもかくにも。そのための手段の一つが反日であり歴史認識の問題であった事は。
ほぼ確実であっただろう。・・・と言うのが私の個人的な結論です。
そう言うわけですので。
安全保障を置き去りにして、歴史認識の問題でグダグダやっていた人と言うのは。
まんまと中国の思惑に引っかかっていた。と表現出来ると思いますね^^;
安全保障戦略は国家。地域。ひいては世界全体の平和と安定を守るものです。
これより優先するべき問題など他に存在しない。と言うくらいに最重要の問題です。
・・・失礼ですけれど、安全保障より歴史認識を優先する発言をなされる方々と言うのは。
政治的見識に欠ける。と私には思われてなりません。恥じ入るべき事で御座います。
それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^
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