政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 対ロ制裁とヨーロッパの難民問題についての話。 忍者ブログ
25 . April
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

08 . October
さて。そう言うわけで前回は日ロ関係に対するアメリカの主張。
それがどれほど理不尽で筋違いのものであるのか。と言う話でした。

うん。まあ、根本的な事を指摘しますと。
アメリカの軍事費削減と対ロ制裁と言うのは両極にあるものであって。
どう考えても両立するものじゃない。・・・と言う事になりますよねぇ。やっぱり^^;
と言うのも、ですねぇ。
そもそもの話としてアメリカの軍事費削減は現状維持を前提とする事に対して。
対ロ制裁は現状の変更を前提とするものであるからです。
一言で言ってしまうと・・・アメリカの国家戦略って完全完璧に矛盾しているんです。

そんなわけで軍事費削減と対ロ制裁を両方同時に実行している限り。
両方とも確実に。まず間違いなく。絶対に失敗する運命にあるわけなんです。
うん。申し訳ありませんが、どちらの国家戦略であっても。
最終的には失策。失敗だった。との評価がアメリカ国内で容赦なく下されるはずです。

軍事費削減をやめて対ロ制裁を実行するか。
対ロ制裁をやめて軍事費削減を実行するか。
・・・どちらかに決めるべきだったのに、どっちも中途半端にして失敗してしまった。
これは後々まで語り継がれるほどの典型的な失敗例です。きっと教科書に載るでしょう。
それくらいには、誰にとってもわかりやすい失敗になります。


うーん。本当にオバマ大統領の不幸と言うのは、まともな戦略担当官。
安全保障に関する常識を持った人間が政府中枢に一人もいなかった事です。
・・・いや、私も信じられませんでしたからね^^;
まさか。
こんな超ド級のバカしかアメリカにはいないのか。
目先の損得に振り回されるだけのバカが世界の超大国を動かしているのか。・・・と、
私も同盟国の国民として、頭を抱える以外にはありませんでした^^;

本当に・・・正直な事を言いますと、私も今でも信じられないくらいです。
うん。もしかしたら、わざとやっているんじゃないか?
アメリカの政府高官って、本気でアメリカを滅ぼそうとしているんじゃないか?
みたいな。
そこまでの事まで考えてしまうくらいに、今のアメリカの安全保障戦略はガタガタです。
あの、もう本当に冗談じゃなくて。
これほど劣悪な人間が権力を掌握しているようでは、遠からずアメリカは滅びるでしょう。


あっ。そうそう。まあ、さすがに私も無いとは思いますけれど^^;
それでも一応。
念のために言っておきますけれど、私は前回の文面で。

「プーチン大統領さえいなくなってしまえば、アメリカが負ける要素など何も無い」

・・・と書きましたけれど。
だからってプーチン大統領を暗殺しよう。なんて馬鹿な事は絶対にやめて下さいませ。
それは本当に。マジでやめてくれ。

そんな事をしたら、それ一つをキッカケに容赦なく第三次世界大戦が勃発します。
今のように不安定な世界情勢で。しかもアメリカが身動き出来ない状況で。
これでさらにプーチン大統領がいなくなってしまったら・・・。
冗談でも何でもなくて世界がひっくり返ります。
今や世界の平和はプーチン大統領の手腕にかかっている。と言っても過言では無いんです。
本当に。絶対にやめて下さい。

もし万が一にも。
プーチン大統領を本気で暗殺しようとする人がいたとしたら、その人は世界の敵です。
世界中の全ての国家。勢力によって叩き潰されるべき極悪人です。
だから、やめましょうね?絶対に。

・・・まっ。さすがにそこまでバカな人はいないと思いますけどねぇ。いやはや^^;


とまあ、アメリカの話はここまでにしておきましょう。
今のアメリカは意味で時間切れで、出来る事と言えば後片付け程度でしょうからね。
と言うわけで。
気持ちを切り替えまして、本日の話題と参りましょう^^
それでは、まずこちらを御覧ください。
内容はトルコのエルドアン大統領が日本の常任理事国入りを支持してくれた。
・・・と言うニュースで、私達日本にとっては嬉しいニュースですね^^
でまあ、それはそれでよろしい。
本日の本題はもう一つの内容である難民の話題で御座います。


前回の最後に書きましたけれども。
私は個人的に、対ロ制裁は来年中に終わる。と言う判断をしております。
その理由と言うのは・・・別に大した話じゃないんですけれども^^;
まあ、要するに。
アメリカ以外の全ての国々が対ロ制裁から手を引くからです。

うん。アメリカは、あれだけ対ロ制裁を強く主張してしまった手前。
引くに引けなくなった。と言う面子の問題で対ロ制裁の継続を主張していますけど。
はっきり言いまして、対ロ制裁に関するリスクは大き過ぎるんです。
もうアメリカ以外の国々にとっては、対ロ制裁などしている余裕って無いんです。

私達日本のように無関係であるにもかかわらず、
自国の安全保障を犠牲にしてまで実行している国家はもちろんの事。
ヨーロッパ各国もまた対ロ制裁を継続する事が極めて難しい状況に陥るんです。
うん。これについては確実だと言えるでしょうね。
でまあ、その最大の理由が今回に話題とする『難民問題』です。


あの、ですねぇ。
今の欧米諸国と言うのは意図的なのか。どうかは知りませんけれど。
難民問題と言うものについて、あまりにも軽く考え過ぎているんです。
これは以前にも書いた事があると思うんですけれど・・・。
難民問題の本当の恐ろしさは、これから始まるんです。

この難民問題と言うのは、難民を受け入れられなくなってから。
難民を保護するだけの余裕が無くなってからが、本番なんです。

よろしいですか?難民を受け入れて保護出来る状態ならば、まだ良いんです。
それはお互いに助け合う事が出来るからです。
しかしながら、何事にも限度と言うものがあります。
無制限に難民を受け入れて、その全てを保護する事など・・・どんな国家でも不可能です。
それこそ世界の超大国であるアメリカ合衆国であっても不可能な事なんです。


これは非常に重要な話です。よくよく聞いて下さいませね?
もしも難民を受け入れる限界となってしまえば。
その国家は、難民を拒絶する以外に選択肢が無くなるんです。
・・・他の国家に送り届ける。と言う事が出来るならば、まだ良い方です。
それすら出来ないとなれば。
あとはもう国境沿いにフェンスを作って、軍隊を並べて。
銃口を向けて、威嚇射撃をして、難民を追い返すしかなくなるんです。
でまあ、なぜにそんな酷い事をするのか?と言いますとね。
・・・そうしないと自分の国家を守る事が出来ないからです。

仮に。受け入れ不可能な数の難民を受け入れてしまった場合。
その国家は、どうなると思いますか?
まず最初に福祉が破綻します。次に社会が破綻します。最後に国家が破綻します。
この流れは変えようがありません。
難民は保護されるだけ。支援を受けるだけの存在です。
つまり、難民と言うのは猛烈な勢いで国家の国力を減少させていくんです。
だから、ある一定数以上の難民。
その国家が保護出来る限界以上の難民は、もう追い返すしか無いんです。
そうしないと福祉。社会。国家の全てが破綻して国民が犠牲になるからです。
犠牲になった挙句に新しい難民になってしまうからです。
ええ。難民によって次の難民が生まれる。・・・と言う恐るべき悪循環になるわけです。

ね?

難民問題って凄まじく重要で、凄まじく恐ろしい問題でしょう?
今のヨーロッパ諸国で、ここまで覚悟している政府首脳はいないはずです。
・・・いるのならば、絶対に対ロ制裁なんてバカな事はしていませんからね。


それで、まだ話は続きます。
こんな場合の国民。自分の生活が脅かされる。となった時の国民と言うのは。
ある意味でイスラム国に匹敵するほどに凶悪で、凶暴なものになります。
と言うのも、その場合におきましては。
仮にどれほど政治に無関心な国民であったとしても。
自分の生活。自分の家族が脅かされるとなれば、誰もが自発的に行動するからです。

どんな行動になるのか?

それは生活を脅かす原因の排除であり。
具体的に言えば、極めて大規模かつ強烈な難民への排斥運動です。
この状態にまで悪化してしまえば、平気で暴力行為も発生すると思われます。
難民に対する傷害事件は数え切れず。殺害事件も起こるでしょう。
最悪の場合。
一般国民による難民への虐殺行為にまで発生してしまうかもしれません。

これらの事は過去の歴史が明確に証明するものであって、
どんな優秀な政治家。偉人賢人であろうとも止める事の出来ないものです。
・・・うん。どんな名君でも無理でしょうね。
だから、受け入れ不可能な数の難民。
国民生活を圧迫し、平穏を脅かすような難民の流入は断固として阻止しなければならない。
そのためには全ての手段が実行されます。
それこそ・・・どれほどまでに悲惨な手段であろうとも実行される事でしょう。
ぶっちゃけ。
今しがた書いた「威嚇射撃で追い返す」なんて、まだ序の口です。
もっと酷い事が平気で行われるようになります。


だからこそ、です。

だからこそ、難民問題は最優先で。
一刻も早く解決させなければならない問題になるんです。
その難民発生の原因が戦争や紛争であるならば、その戦争を是が非でも止める。
難民の増加を止めて、一刻も早く難民の流入を止める。
・・・これこそがヨーロッパ各国が最優先とするべき問題だったんです。

でも、それらの事をヨーロッパ各国はしませんでした。
ウクライナでバカ丸出しの問題を引き起こし、対ロ制裁などと言う不毛な対立を続け。
貴重な時間と国力を浪費してしまったのです。
おかげで難民問題は、今現在の状況まで悪化してしまいました。
・・・トルコのエルドアン大統領が批判するのも当然の事ですね。


まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;
今のヨーロッパの難民問題と言うのは、本当に自業自得だと言う事です。
これ以上に難民問題を放置してしまえば。
難民の増加を食い止める事が出来なければ、遅かれ早かれ。
一般国民による難民に対する排斥運動が起こった挙句・・・虐殺行為が発生します。

誰も悪くないのに、誰もがみんな憎しみあって殺し合う。

・・・と言うような。まさしく地獄のような世界がヨーロッパに出現する事になります。
そうなる事だけは何としてでも防がなければなりません。


さて。ここで本題・・・と言うか結論で御座います^^
このような最悪の未来を止めるためには。
まず最初に行う事として、何においても難民の増加を止めるしかありません。

これまた既に書いた事ですが、シリア情勢におけるアメリカの戦略は破綻しました。
現状においてシリアのアサド政権を排除する方法は存在しません。
・・・ええ。もうロシアとの軍事衝突を覚悟する以外には存在しませんし。
そして、そんな事は任期一年未満となる今のオバマ政権には不可能な事です。

ですので、最も現実的な手段はロシアの主張。
アサド政権を組み込んだ上での「大連合」と言う事になります。
ヨーロッパ各国は難民問題を解消するためにも、ロシアの主張を受け入れるでしょう。
そして、当然ながら対ロ制裁についても中断する以外にはありませんし。
一度中断してしまえば、対ロ制裁を再開させる事は極めて難しくなります。
少なくとも。
シリア情勢が安定し、中東全体の安定化が見える段階までは対ロ制裁は出来ません。
そうするためにはロシアの協力。プーチン大統領の手腕が不可欠だからです。


うん。そう言うわけですので、来年にも対ロ制裁は消滅するだろうなぁ。
・・・と、そのように私は個人的に考えたのでした。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[1回]

PR
NAME
TITLE
TEXT COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
ササラド
性別:
非公開
P R

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)

新品価格
¥1,037から
(2015/1/27 23:02時点)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

新品価格
¥972から
(2015/1/27 23:12時点)

コレキヨの恋文

新品価格
¥1,728から
(2015/1/27 23:15時点)

Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]