本日の話題は、イギリスの話で御座います。
まあ、より正確に言いますと安倍総理の訪米に関するイギリスの話題で御座います。
いや、唐突にイギリスの話題になって申し訳ないんですけれどもね^^;
ただ・・・この日経さんが掲載していたフィナンシャルタイムズの記事。
この記事については、ちょっと見逃す事は出来ません。
これは酷過ぎますので。本日の話題とさせて頂こうと思った次第で御座います。
それで、ですねぇ。
この記事の内容と言うのは安倍総理の訪問に際して。
安倍総理の主義主張と、その執政。態度に関する論評を社説としたものですが。
もうこれは・・・相当に偏った意見で御座います。到底。中立の主張は思えません。
それでは参りましょう^^
まず最初に。
このフィナンシャルタイムズの記事で、どうしても許し難いのが次の一文です。
『第2次大戦の侵略国である日本には、謝罪を終えるタイミングを決めるぜいたくは許されない。
日本が「普通の」国として信頼できると世界を説得するのであれば、
安倍氏は唇をかんでこれまでの表現を繰り返すべきだ。』
・・・これは、本当に酷いです。ちょっと呆れてしまうくらいには。
中国や韓国のメディア以外で、こんな主張が行われる事に私はショックでした。
これではまるで、昨今の全ての問題の原因が私達日本にある。・・・と、
そう言わんばかりの暴挙暴論です。
うん。そうですとも。
今現在に日中関係が悪化しているのは、ひとえに中国の軍事的恫喝によるものです。
しかも、それは日本のみならず。
中国の周辺諸国の大多数が受けている明確な事実です。
それを無視して日中関係の悪化は日本の歴史認識の態度にのみ原因がある。と、
よくぞ。それほどまでに偏った報道が出来たものです。
歴史認識の問題と、軍事的恫喝に関する問題。
この二つを比較して、なぜ歴史認識の問題こそが重要である。などと、
そんな非常識な判断のもとに報道を行う事が出来るのでしょう?
日本が歴史認識の問題さえ解決すれば、日中関係は改善される。
中国の全ての軍事的恫喝が消滅する。二度と行われない。・・・などと、
一体。何を根拠として主張する事が出来ると言うのでしょう?
このフィナンシャルタイムズの記事は、極めて無責任なものであり。
ジャーナリストとして恥ずべきものだと思います。・・・恥を知れ。です。
とまあね。
ここまでが一応の建前で御座います。うん^^;
このフィナンシャルタイムズの記事は、本当に偏ったもので酷い報道ですけれど。
だからと言ってイギルスのメディア。
フィナンシャルタイムズが日本のおバカなメディアと同じレベルである。
例えば朝日新聞などと同レベルである。と考えるのは、ちょっと早計だったりします。
そもそもの話としてフィナンシャルタイムズは、通常の場合だと非常に常識的です。
間違っても、こんな無茶苦茶な報道は致しません。絶対にしません。
ええ。そうであるからこそ、日経さんが記事を掲載しているのですからね^^
つまり、私が何を言いたいのか?と言いますと・・・これには裏があるんです。
裏とはなんぞや?
簡単です。フィナンシャルタイムズは政府の御用メディアだからです。
まあ、これは私個人の意見でしかないんですけれどね^^;
ですが、フィナンシャルタイムズが唐突に。このような極めて偏った報道。
どこの誰が見ても、明らかに劣悪極まる報道を行う場合が多々ありまして。
その大抵の場合においてイギリスの国益を左右する場合だったりするんです。
ちょっと例題を挙げますと先のウクライナの騒乱での報道とか。
その後の対ロ制裁に関する報道などでは、今回と同様に明らかに偏った報道でした。
どの場合でも、本当にフィナンシャルタイムズの記事なのかっ!?・・・と、
それくらいにビックリするほどに極端で低レベルな報道が行われております。
なので、今回の記事においても。
イギリスの国益が左右するほどの重大な裏事情が存在するために。
これほどまでに偏った報道。レベルの低過ぎる報道が行われている。と思われます。
それで、それは何か?と考えますと・・・この記事にも書かれている次の一文。
『米国と日本がボイコットした中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)における大失敗がそのいい例だ。』
・・・とまあ、これが全てだと私は個人的に考えております。
それと言うのも、実はフィナンシャルタイムズは中国のインフラ銀行に関する報道でも。
今回と同様に極端で劣悪な報道を行っております。
ええ。それはもう必死の自己弁護で、イギリス政府を擁護するものでした。
まあ、事実上。アメリカの警告を無視した欧州諸国の中にあっても
最も早い段階で参加を表明し、欧州各国が続々と参加するキッカケを作ったのが。
他ならぬイギリスだったわけですからね。
米英関係を悪化させないために必死の報道を行っておりました。
その流れから考えますと、今回の報道についても納得出来る部分が多くなります。
ところで。お気づきになられた方々もいるかもしれませんが。
今しがた書きました一文には「大失敗」と書かれていながら、なぜ大失敗であるのか。
その理由については書かれておりません。
まあ、当然ですね。
そもそも中国のインフラ銀行は未だ本格稼動していないわけですし。
それどころか潜在的に不安要素が山盛りのてんこ盛り。
本当に成功するかどうか。稼動出来るかどうかすら。誰にもわからない段階なんです。
今の段階で日本とアメリカの態度。インフラ銀行に対して態度を保留している状態が。
果たして大失敗であるかどうか。それを判断する明確な根拠などあるわけがないんです。
まったく根拠の無い主張を一方的に。衝撃的な表現で投げつけているだけであり。
これは世論を意図的に操作するための報道。典型的なメディアによる扇動です。
そんなわけで。これがフィナンシャルタイムズの本音。イギリスの本音になりますね。
つまるところ。
日本とアメリカには中国のインフラ銀行に協力して欲しい。と言うわけです^^;
そんな本音があるがために。
日中関係の悪化の原因は私達日本の態度にこそある。と一生懸命に主張して、
日本とアメリカが中国との対立解消して協力関係を構築し。
やがてはインフラ銀行への参加をして欲しい。と言いたいのでしょう。きっと。
・・・まっ。イギリスの国益のために必死に努力をしている分だけ。
フィナンシャルタイムズは日本のメディアより遥かにマシだと言えますが。
とは言え、もうちょっと日本に配慮しても良いんじゃない?・・・とか
もうちょっと上手い具合に。わからないように表現を変えたらどう?・・・とか。
そんな風に思わなくもありませんけれどねぇ^^;
それと言うのも、この記事の一番ヒドイ文面。トドメとなるのが次の一文。
『正当な宿願の実現には平和的な道はないと中国政府が結論づける可能性は高い。』
・・・なんだそりゃ?です^^;
平和的な道を模索するような国家が、果たして周辺諸国を軍事的に恫喝するでしょうか?
もう少し何とか出来ないのか?と言うレベルです^^;
この報道は、あくまでも日本に対する主張なのかもしれませんけれど。
でも、これがイギリスの中国に対する認識。ひいてはアジアに対する認識だとしたら。
イギリスは、間違いなくアジア地域から叩き出される事でしょう。
中国に関する問題で、常に平和的な解決を模索して主張しているのは私達日本であり。
大多数のアジア諸国です。
それを毎回のように不誠実な態度で拒否し続けているのが中国。
これこそが真実であるはずです。どこの誰が見たとしても、同じ結論になるはずです。
・・・今回のような。このフィナンシャルタイムズのようなバカな主張を続けていたら。
本当にイギリスはアジア諸国から袋叩きにされてしまいますよ?
繰り返しますが、全ての原因が日本にある。
日本の歴史認識の問題こそが、アジア情勢を不安定化させる全ての元凶である。と、
そんな主張をするのは、いくらなんでも無理があると思います。
また、日本が安全保障体制を強化するのは中国の脅威が増大化しているからであり。
日本が主権国家として正当な自衛権を行使しているだけ。当然の事をしているだけです。
今現在の国際社会の常識から考えても、私達日本に一切の落ち度はありません。
自国の国益と言う事は十分にわかりますし。
これほどまでに極端で劣悪な報道をしなければならないほどに。
今のイギリス国家が危機的な状況であるのだとすれば、御同情申し上げますが。
だからと言って、日本国家を不当に侮蔑するのは金輪際やめて頂きたいと思います。
あまりにもやり方が下劣過ぎます。大英帝国がやるべき事ではありません。
それでは本日はコレで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^
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