政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 丸山さんの一件で、ちょっと私は白隠禅師の話を思い出しました。 忍者ブログ
06 . July
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18 . May
さてさて。前回は失礼しました^^;
ちゃんと事実を確認せずに話題を取り上げようとしたのは、
これは私の落ち度であり、軽率な言動でした。大変申し訳御座いません。


それで、ですねぇ。

前回にも書いたように大慌てで書き直してしまったがためにね^^;
必要最低限の話しか書いておりませんでしたので、
もう少しばかり前回の話。丸山穂高さんの話を続けたいと思います。
それでは参りましょう^^

でまあ、最初に改めての確認です。
今回の丸山さんの一件ではね。二つの問題があると思います。
一つは発言それ自体の問題。もう一つは発言された状況に関する問題です。
この二つは別問題である。と私は個人的に考えております。

それで前者においては、なるほど。丸山さんの主張にも一理あります。
北方領土を取り戻すために戦争と言う選択肢を提示する事。
それは非常に過激な主張ではありますけれど。
でも、その主張が無条件で批判されるのは言論弾圧とも受け取れます。
言論の自由はもちろん。また政治的な駆け引きの一環として見た場合でもね。
それほどまでに批判されるべき問題発言では無いと私も思います。

しかし、です。

今回の問題はそれだけで終わるものではありません。
私を含めて維新の会など多数の人々が批判しているのは後者です。
このような発言が行われた状況については、これは明らかに問題であり。
この点に関して丸山さんは深く反省するべきであると私は思います。


うん・・・やっぱりね。
前回にも書きましたが、言うべき場所と相手を間違えてしまった事は。
これは確かに丸山さんの落ち度でしょう。
北方領土の訪問団としての公的な立場があるにしても、
ほぼ一般人。民間人と変わらない立場。それも高齢者を相手にして。
あのように突如として極端な主張を展開するのは、配慮に欠けていますし。
ましてお酒が呑んでいる状態ともなれば、これは極めて不誠実です。
また、既に取材が行われている中に割り込んでいった事についても。
これも礼儀に反する行為。道理に反する行為だと思います。


まあ、これは当人が一番わかっているとは思いますけれどもね^^;
今回の丸山さんによる発言と言うのは。
本来ならば、十分に熟慮を重ね、よくよく周囲の人々と話あった上で。
その上で計画的に発言されるべき内容だったはずです。
ええ。そうですとも。
それほどまでに丸山さんの発言は極めて重大なものであったはずであり。
そして、重大であればこそ発言する状況についても考えるべきでした。



それでね。

この点を素直に謝罪して反省すれば、それで事足りる問題だっだろう。と私は思います。
別に難しく考える必要なんてありません。
素直に正直に。誠実に対応すれば十分だったと私は思います。
でも、それだけで終わらなかった。
その理由は、ひとえに丸山さんが反論しているからです。

繰り返しますが、二つの問題は別問題です。
発言の内容に対する是非と発言の状況に対する是非は別の問題なんです。
これを混同するべきではありません。

・・・まあ、丸山さんは非常に優秀な人物ですのでね。
全ての言動が否定されるのは納得出来ない。として反論しているのでしょうし。
重ねて申し上げますが、その反論に一理ある事は私にも理解出来ます。
でも、ここで反論してしまったらさ。
結局は反省していない。と受け取られて文句は言えないはずです。
何よりも。
実際問題として、丸山さんは未だに反省していないと私は思います。
なぜそう思うのかと言えば、それは・・・丸山さんが優秀であるからです^^;


あの、ですねぇ。

今回の一件で私は白隠禅師の事を思い出したんです。
この人は仏教。臨済宗の偉いお坊さんなんですけれどね^^;
そんな白隠禅師と今回の丸山さんには類似点があるように思うんです。

白隠禅師は若い頃から才気あふれ、才能豊かで高い知性を持った人物でした。
であればこそ、それを少し鼻にかけるところがあったそうです。
その点を師匠の正受老人が徹底的に叩き直したんです。

「才能がある事。知性が高い事。それだけで満足するな」

・・・と激烈に糾弾したわけですね。それも文字通りの鉄拳制裁だったんです^^;
ですが、その結果としてね。
白隠禅師は誰もが認める臨済宗中興の祖と言う大人物となったんです。



それで・・・これは、たぶんと言う話ですけれどね^^;

今は維新の会にとっても極めて重要な時期であり。
そのために身内に対しても厳格に処分する。と言う姿勢を示したかった。と、
そのような側面。理由があった事も事実でしょう。

ですが。

それとは別に維新の会は、丸山さんが反省していない事。
その事を極めて重大だ。と判断したとも私は考えております。
であればこそ、除名処分に加えての辞職勧告にまで言及したと思います。
そこまでしなければ、丸山さんが本当に反省する事は無い。と、
おそらく維新の会は考えたのでしょう。きっとね。


それで、これは正受老人が白隠禅師に行った事と同じだとも思うんです。
別に丸山さんを憎んでいるわけでも恨んでいるわけでもないでしょう。
ただ。
そこまでやらないと今の丸山さんは聞く耳を持たない。
どんな言葉も丸山さんの心には届かない。と判断して、です。
そこまでの決意が維新の会にあるようにも・・・私には思えてならないんです。


いや、もちろんね^^;
この点について維新の会も丸山さんに話せば良かった。とも思います。
いささか言葉が足りなかった。と言う事もそうでしょう。
丸山さんとてバカじゃない。
政治家として以上に、人間として大切な事を忘れてしまっている。
一番基本的な事を見失っているのではないか。と指摘されたのならばね。
丸山さんとて、素直に謝罪して反省してくれたはずであり。
ここまで大騒ぎをする必要は無かっただろうとも思います。

その意味では、維新の会にも落ち度はあるはずです。

まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;
今一度。改めて維新の会は丸山さんとは話をするべきです。
その上で辞職勧告をするか否か。それに賛成するか否かを判断するべきです。
それくらいの責任が維新の会にもあるかと思います。


んー。ちょっと蛇足の話ですけど、これが自民党。
例えば二階さん辺りだったら絶対に丸山さんを最後まで庇っていましたよ?
その代わり二階さんからガッツリ叱責と言うか。お説教があったでしょうけどね^^;
うん。そうですね。
自民党と肩を並べる政党を目指すのなら、ここまで出来るようになるべきだと思います。

・・・どうかな?^^;



とまあ、そんなこんながありまして^^;
私の結論。あくまでも私の個人的な結論を書かせて頂きますとね。

今この時にあって丸山さんの才能と知性は邪魔です。
そんなものがあって謝罪も反省も出来ないのなら、今は全てを捨てるべきです。
才能や知性よりも大切なものが世の中にはあるからです。

今すべき事は他者への思いやり。気遣い。優しさが欠けていた事。
それこそ何よりも恥じ入るべきであり、それにこそ謝罪と反省をするべきです。
それは政治家としての資質以前に、人として大切なものであるからです。


・・・まあ、誰にでも失敗はあります。まして丸山さんは30代。まだまだ若い。
まだまだこれからの人物です。
今回の一件だけで全てを否定するのは、それは極端過ぎる事だと思います。

うーん。本当はね。除名処分についても、もう少し考えて欲しかったですけれど。
でも、決まってしまったものは仕方ありません。
であればこそ。
丸山さんに改めてのチャンスがあったとしてもバチは当たらないと思います。



とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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