政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 対ロ制裁が与えた日本の影響についての話です。 忍者ブログ
08 . July
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19 . November
さてさて。前回の内容は・・・うーん。まあ、アメリカのエスタブリッシュメント。
従来の権力者の方々って、ちょっと酷いと思うのですよねぇ^^;

んー。現在のオバマ政権で言えば、やはりオバマケアの扱いについてです。
確かにね。
オバマケア。国民皆保険の制度と言うのは極めて大きな財政負担になります。
でも、だからと言って・・・あそこまで木っ端微塵に叩き潰すべきではなかった。

繰り返しますが、ドナルド・トランプさんと言うド素人が大統領に選ばれるほどに。
それほどまでにアメリカ国民の政治不信は高まっていたんです。
そして、このアメリカの現実を誰よりもオバマ大統領が直視していたんです。
だからこそ、アメリカ国民の政治不信を少しでも解消するために。
アメリカの未来を考えた政治をした。それが「オバマケア」だったんです。
これはアメリカの十年先。二十年先を見据えた重大な国家戦略だったと私は思います。


まあ、オバマケアが良いか悪いか。その点については色々と賛否両論あるでしょう。
大きな負担である事は間違いありませんからね。
ですが、それとは別にアメリカ国民の政治不信が頂点に達していた事実。
それを解消して、国民との信頼関係を取り戻そうとしていたオバマ大統領の決断。
その決断を完膚なきまでに叩き潰した権力層や富裕層のエスタブリッシュメント。
これら全ての結果として、ドナルド・トランプ大統領が誕生したんです。

これこそが紛れも無く今現在のアメリカにとっての真実です。
この点を全てのアメリカ国民は率直に受け止めるべきかと思います。
・・・これを受け止めずしては、アメリカは前に進む事は出来ないでしょう。

とは言っても、私も所詮は他国の人間であり、赤の他人です。
余計なお世話だ。と言われたら、それまで。なんですけれどもね^^;
でも、同盟国の国民でもあるので一応の警告はしておきます。
今のアメリカは正しい事が否定されて、正しい人間が淘汰されている。と、
そのように私には感じられてなりません。・・・改めるべきかと思います。


それで、本日の話題は対ロ制裁について。もう少しばかり書かせて頂こうかと思います。
何度も何度も同じ話題を、しつこく掘り返して申し訳ないんですけど^^;
今回は対ロ制裁が私達日本に与えた悪影響について、です。
これを知らずしては、この先の世界情勢は語れないかなぁ。と私は思いました。
それでは参りましょう^^

でまあ、改めて確認しますと対ロ制裁は二年前・・・と言うか。
もうそろそろ三年前になってしまいますけれども^^;
2014年の2月頃に発生したウクライナの騒乱をキッカケに発生したものです。
ロシアに対抗するために、アメリカのケリー国務長官が主張した制裁行動なんですが。
今までも書いてきましたように・・・本当の本当に最悪です^^;

さんざん今まで言い続けてきましたが。
アメリカは世界の警察と言う役割を放棄したはずなのに。
まるで世界の警察だった頃と同じ感覚で実行されたわけで・・・そりゃあね^^;
そりゃあもう容赦なく世界情勢全体が不安定化したのは、これは当然で御座います。
・・・それで、この影響については私達日本も直撃を受ける事になりました。


そもそも当時の日本と言いますのはね。対ロ制裁とは正反対の状態。
つまりは、ロシアと関係改善に動いている真っ最中だったわけで御座います^^
えーと。皆々様も覚えておられますでしょうか?
ほら。対ロ制裁が実行される少し前くらいに、森元総理がロシアに訪問しまして。
プーチン大統領と二人仲良く並んで写真を撮りましたでしょう?^^
あの流れで日ロ関係の改善は急速に進んでいた時期だったんです。

でまあ、この動きを叩き潰したのがアメリカであり、問題児のケリーさんでした^^;
なんと私達日本に対して対ロ制裁の参加を要求してきたのです。
日本としては、ギリギリまで参加を渋っていたんですが・・・。
最終的には日米同盟まで持ち出されて、参加を強要されてしまったわけです。
・・・血も涙も無いほど容赦のない要求です。私も泣くしかありませんでしたToT


さて。この事実をふまえまして、当時の日本の状況を思い出して下さいませ。
当時の日本は東シナ海。尖閣諸島において、中国と激突している真っ最中でした。
(↑いやまあ、今も大して変わりはありませんが^^;)
この中国に対抗するためにも、日本はロシアとの関係改善を模索していたわけですね。
しかしながら。
このような日本の動きは対ロ制裁なるバカ丸出しの主張で阻止されるどころか。
対ロ制裁に参加させられた事で、逆にロシアとの関係が悪化する事態になったわけです。

まあ、何が言いたいのか?と言いますと。
当時の日本は中国のみならずロシアとも対立する状態に陥ってしまったわけです。
・・・ええ。そうですともっ!
世界が誇る2つの大国を同時に相手にする状況になったわけで御座いますっ!
しかも、日本と全く無関係なウクライナの問題を理由として、です^^;
なんで一番無関係の日本が、一番最大のリスクを背負わなきゃならないんだToT


と言うわけで。
この当時の日本の親米派は、これ以上ないくらい本当に肩身が狭かったんです。
いや、だってさ^^;
そもそもNATOでもEUでもないウクライナのために。
アメリカは欧米諸国。アメリカ陣営の総力を挙げて対ロ制裁を実行したんですよ?
これと比較してアジア最大の親米国家にして、同盟関係にあるはずの日本には。
中国に対して話し合いで解決しろ。とアメリカは主張していたわけです。

もうね・・・明らかにダブルスタンダードです。なんじゃそりゃ。です^^;

中国と話し合いで解決させるのなら、ロシアとも話し合いで解決させるべきだし。
ロシアに制裁を実行するのなら、中国にだって制裁を実行するのが筋であるはずです。
そもそも無関係のウクライナを助けると言うのならば、
それ以上に同盟国の日本を助ける義務が、アメリカにはあるはずで御座います。
つまるところ。
当時のアメリカは支離滅裂。非常に場当たり的で無責任な対応だったのです。
どんだけテキトーに世界戦略を組み立てているんだ。と、私は親米派ですけど。
さすがに憤りを感じずにはいられなかったです。


そんな状況にありながらも、さらに日本に対して対ロ制裁に参加しろ。
中国とロシア。この二つと同時に対立する。と言う世界で最大のリスクを背負え。と、
そんな理不尽極まるムチャクチャな。本当に血も涙も無い要求をしてきたわけです。
もう本当の本当に最悪で御座いますToT

あの、ですねぇ。
日本の野党第一党が民進党(←この当時はまだ民主党でしたけど)
日本国内の反米主義者が、揃いも揃ってバカばっかりだったからセーフでしたけど。
一人でもマトモな反米主義者がいて、この点を安倍政権に追及していたのならば。
冗談抜きで、洒落にならないマジでヤバイ事になるところでした。
・・・これさ。
今だから言いますけど、日本以外だったら同盟関係が破綻してますからね?^^;

うん。そうなんですよ?
ケリーさんは、自覚しているかどうかわかりませんけど・・・。
無分別に実行された対ロ制裁によって、間違いなく世界を滅ぼそうとしていたのであり。
その手始めに日米同盟を破壊しようとしていたんです。
実際に私などを含めた日本国内の親米派は、ケリーさんに皆殺しにされるところでした。
そんなわけで、一言だけケリーさんには言わせて頂きたいと思います。

お前は何だ?世界を滅ぼそうとする地獄の使者か何かなのか?・・・です^^;


とまあ、こんな物凄い事が水面下で行われていたんですけれども。
でも、ここは私達日本が踏ん張りました。
日本政府。安倍政権。日本国内の全ての親米派。果ては私みたいなチンピラまで^^;
誰もがジョン・ケリーと言う空前絶後のバカに対して必死で我慢しました。
必死で日米同盟を守り、必死で世界平和を守りました。
まさしく「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」それでも私達日本は我慢した。
アメリカ。ケリーさんのムチャクチャな要求にも必死で耐えたんです。

アメリカの方々。
このような私達日本の必死の努力を、どうか理解して頂きたい。
それくらいにアメリカの世界戦略とはムチャクチャだったんです。
対ロ制裁とは、世界を滅ぼしかねないほどの大失策であり。
最初から失敗する事がわかっていた限りなく無分別で無責任な言動だったんです。
・・・こんな事は言いたくないんですけれども。
日本国内で、対ロ制裁を肯定するマトモな人間なんて一人もいませんからね?

・・・あのさ。

そんなに私達日本って、便利で都合の良い道具か何かに見えますか?
だとしたら、それは致命的な勘違いです。
私達日本は、貴方達の召使いなどでは無いんです。
念のために繰り返しますが、私達日本を都合よく利用出来る。などと言うのは。
それは致命的な勘違いです。
ぜひともに。
そんな勘違いが無い事を私個人としても、心の底から願っている次第で御座います。



とまあね。こんな事があったわけなんです。いやはや^^;

まっ。さすがにアメリカも対ロ制裁の方針転換は考えていると思いますけど。
こんな事が毎度のように続いたら、いくら私達日本でも我慢し切れません。
どんな事があろうと。
それこそ私達日本は、命を賭してでも日米同盟を死守するつもりですけれどもね。
でも、こんな事が続いたら、日米同盟を守り切れる自信が無くなってしまいます。

あの・・・今回はケリーさん個人を批判する部分が多かったですけど。
でも、このケリーさんの暴走を止める責任と言うのは、オバマ政権はもちろん。
アメリカ議会。アメリカの全ての政治家にはあったはずです。
・・・それが出来なかったんです。
アメリカの政治家の誰一人として、正しい事を主張し行動する事が出来なかった。
この点については、深く反省するべきではないか。と私は思います。

やはり今のアメリカと言うのは、正しい事が否定されるような。
そんな異常な事態に陥っているのではないか。と思わずにはいられません。


世界の超大国は、アメリカ合衆国以外には存在しないのです。
アメリカの責任は、アメリカ以外には背負う事が出来ないのであり。
それゆえに世界の平和を実現する事は、アメリカ以外には不可能な事なんです。
どうか責任ある行動を、お願い致します。

この世界に生きる一人の人間として、心よりお願い申し上げます。


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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