えーと。前回の話は、反省する事は立派ですけれど。
だからと言って、日本の外に目を向けようとしないのは問題ですね。やっぱり。
特に問題の原因それ自体が日本の外にある場合などでは、
ずーっと問題が解決しない事になりますからね^^;
その点につきまして、よくよく考えて頂いてから安保法案の是非と言うものを。
論じて頂きたいと思う次第で御座います。
さて。本日の話題は、もう少し踏み込みまして。
日本の左翼の方々について話題にさせて頂きます。それでは参りましょう^^
まず最初に確認と致しまして。
私は右翼です。それもバリバリの右翼だと言う立場だったりするわけですが・・・。
でも、だからと言って左翼を否定しているわけではありません^^;
うん。そうですね。
左翼にも右翼と同じだけの正当性。大義名分がある事は十分に理解出来ます。
なぜならば、かつては私も左翼の立場だったからです。
ですから、安保法案を賛成する私ども右翼の人間がいるように。
安保法案を反対する左翼の人間がいたところで、別に不思議には思いません。
しかしながら、日本の左翼の場合。
・・・まあ、これは今回の場合に限った話ではありませんけど。
左翼の論理とは異なる主義主張で行動する事が珍しくありません。
それで、今回の安保法案を例題として考えてみると。
私ども右翼の主張としては『万が一の場合を想定して準備をするのは当然だ』です。
これに対して左翼の方々の主張としては。
『不用意に軍備を増強する事は周辺諸国の関係悪化を招くだろうから軽率だ』です。
・・・うん。まあ、そう言う事になるでしょうね^^;
その主張を背景として左翼の方々のみならず。
安保法案を反対する方々は日本国憲法を守れ。と言う主張になるのだと思います。
日本国憲法を守る事こそが周辺諸国との関係を良好として、
ひいては日本の平和が守られるんだ。・・・という感じでしょうね。
それで、ですねぇ。
これについては、あくまでも私個人の価値基準で申し訳無いんですけど。
今しがた書きましたように、軍事面における右翼と左翼の主張は違います。
それはつまり軍事力を肯定するか否定するかの違いである。と私は考えています。
だから、軍事面における左翼の論拠。正当性と言うのは。
必ずしも軍事力を用いずとも日本の平和と未来を守る事は可能である。
・・・と言う論理を中核において、左翼の主張されなければならないはずです。
そんなわけですので、この論理が無い主張。
ただ軍事力を否定するだけの主張は左翼の主張ではありません。断じて違います。
私は個人的に左翼に似せた別のもの。左翼モドキと呼んでおります。
ですので、ただ軍事力を否定し続ける主張には、何一つ正当性などありません。
単なる好き嫌いを他人に押し付けているだけ。無駄に頑固なだけの主張です。
・・・それゆえに論じる価値も無い。と私は切り捨てております。
まっ。それはともかく。
これらの事を前提として今までの事実。過去に起こった出来事を思い出して下さいませ。
先の大戦より今に至るまでの戦後70年。この時間の中で私達日本が一度でも。
他国に対して侵略しようなどと。
あるいは、軍事的恫喝が如き振る舞いをした事が一度でもあったでしょうか?
私達日本は日本国憲法を忠実に遵守し、軍事力以外の解決手段によって。
ありとあらゆる問題を解決するために努力を繰り返してきました。
そして、その結果が今の状況である事を左翼の人間は無論の事。
全ての日本人は誠実に受け止めるべきで御座います。
んー。何が言いたいのか?と言いますと。
私達日本だけが、どれほど努力を重ねたとしても問題は解決出来なかった。
日本の脅威は消えなかった。日本の平和は守れなかった。と言う事です。
そして、軍事力以外の全ての手段を用いてもなお。今現在のような有様になっている。
はっきり申し上げますと。
左翼の主張を非常に大きく反映させた国家戦略が、効果的ではない事が証明されている。
ええ。そうですとも。
今回の安保法案が議論される遥か以前の段階から。
私達日本は度重なる理不尽極まりない軍事的恫喝を受け続けているのですからね。
「軍事力以外の手段によって平和的な解決を目指す」
なるほど。それが出来れば一番良いと思います。
繰り返しますが私も元々は左翼の立場だったわけですからね^^;
そうなれば良い。と私も心の底より願っておりました。
しかし、現実には・・・そうはならなかったんです。
そのような手段では問題は一向に解決せず、日本の脅威は消えなかった。
そんな最中に時代が変わろうとしているんです。
世界秩序。世界平和の有様が変化しようとする。このような時にあっては。
日本の平和を守れるか否か。と言う極めて重大な事態になっていると考えるべきです。
大変失礼ですけれど。
ここまで日本国家。日本国民を今回の安保法案が議論されるような。
そんな事態まで悪化させたのは左翼の責任である。と私は考えております。
だから、私は右翼に転向する以外には無かったのです。
そうする以外には。日本の左翼では日本を守る事が出来ない。と判断したからです。
・・・この事実を考えれば左翼。極左の立場の人間であろうとも。
今回の安保法案について、そう簡単に大声で反対する事は出来ないはずです。
そして、左翼の方々は自分達の主張が間違っていた事を自覚して。
その責任を重く受け止めるべきで御座います。・・・僭越ながら私も責任を感じています。
よろしいですか?
しつこく最後のダメ押しで書かせて頂きますけれど。
私達日本は戦後より今に至るまでの間。ずーっと左翼の主張の基本軸として。
軍事力以外の全ての手段を用いて、70年も問題解決に努力してきました。
この上に。
どんな手段を用いて、どれだけ時間をかければ問題解決が可能なのでしょう?
私には・・・もう思いつきませんでした。
左翼の立場で出来る事は、もう既に日本政府は全てやっていると思います。
敵を敵と思わず。また、敵としないための努力は全て実行してきました。
時間も十分にかけていると思います。・・・それでも問題が解決しない現状がある。
関係改善。良好な関係から共存共栄の未来を目指す。
私達日本の誰もが、その理想を目指して努力を続けてきたはずです。
そのような私達日本の努力については、世界中の誰であろうとも否定させません。
たとえ同じ日本人であろうとも、私は否定させるつもりはありません。
過去に生きた日本人が、どれほどまでの労苦を重ねてきたか。
そして、それらの全てを無慈悲に否定され、裏切られ続けてきたのか。
その原因は日本にあるのでしょうか?日本国民に責任があるのでしょうか?
日本の平和が脅かされている現状は、私達日本に落ち度があるのでしょうか?
悪いのは私達日本である。・・・との結論は物凄く不可解で、到底納得出来ません。
今の日本の状況を考えると、根本的に左翼の主張には無理があるんです。
それは左翼の論理で問題が解決するのなら、とっくの昔に解決されているはずだからです。
まして憲法解釈だけを論点として、日本の平和を守れるか否か。
その最も重要な論点について議論をしないのは、文字通りに論外なのであって。
語る価値も無い輩である。と私は思う次第なので御座います。
あの・・・まずは、事実だけを冷静に見定めていくべきです。
日本の情勢。アジアの情勢。世界情勢について真摯に受け止めるべきです。
その上で結論を導き出すべきです。そうしなければ決して真実は得られませんし。
何よりも無責任で御座います。
うん。私はそう思っているわけです。いやはや^^;
それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^
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