政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 次の総選挙では、恐るべきポピュリズムと戦う事になると思います。 忍者ブログ
23 . April
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16 . January
と言うわけで。
前回は何と言うか。何とも情けないと言うか。未練がましい話でした。
自分自身で手遅れだ。と判断したのに、未だにグチグチと言い続けている。って。
もう情けない事この上ありませんねぇ。ナハハハ^^;

ただまあ・・・本当に悔やまれる事ではありますね。
誰か一人でも、消費税増税など不要だ。国家を滅ぼす愚行だ。と主張し。
なおかつ財務省及び緊縮増税派など半分死んでいる。それこそレームダックだ。と、
そのように声を大にして批判して欲しかったですよねぇ。

・・・以前にも書いた話ですが、財務省やら緊縮増税派。
ひいては今の日本の既得権益層。エスタブリッシュメントと言うのは。
武士の時代になる直前の平安貴族みたいな状態だと思います。
自分達の権威権勢を守るために。そのためだけに従来通りの事をやろうとしている。
もう時代は変わっていると言うのに、です。
このような狭量な。身勝手な人々を何としてでも排除しなければなりません。



それで、です。

あの・・・うーん。この意見だけで判断するのも、どうかとは思ったんですが。
先に青山繁晴さんが、次の選挙の争点が憲法改正だ。と述べられたんですよねぇ。
これは、ちょっと大きいような気がするので、この話を改めて書かせて頂きます。
それでは参りましょう^^

まず最初に書いておきます。
今回の話題はユーチューブでのDHCテレビ。虎ノ門ニュースにおける発言です。
たまに私も拝見しているわけで御座います^^;
https://www.youtube.com/watch?v=TiYDHKLJyQw

それで、あくまでも私個人の認識と致しましてはね。
青山繁晴さんは、御自身で述べられておりますように党利党略などではなく。
日本の国益のために発言し、行動なされる政治家だ。と私は考えております。

であればこそ。
次の選挙の争点が憲法改正になる。との発言は私にとっては非常に重いものでした。
他の政治家であれば、安倍総理に忖度しているのか。
消費税を争点にしないための小細工だろう。と切り捨てるところではありますが^^;
青山さんの発言ともなればね。これは軽んじる事は出来ません。


でまあ、このような青山さんの発言が出てきた理由を予測すれば。
おそらく。
消費税の問題を解決させる見込みがあり、その上で憲法改正が争点になる。と、
そのように青山さんが判断しているかと思います。

正直に言いまして、今この段階にあってなお。
消費税増税を含めた緊縮増税路線の問題を解決させる方法。その可能性がある。と、
そのような主張が出てくるのは、私としては素直に驚きで御座います^^;
うん。そうですね。
そのような方法があるのならば、まったくもって喜ばしいことで御座いますね^^


ただ・・・それでも懸念が残ります。
それは青山さんが消費税増税に関連した日本の混乱を正確に理解していなかった場合。
その場合において問題解決が可能だ。と考えているのだとしたら、極めて危うい。

先の消費税10%への引き上げは、単なる経済だけの問題ではありません。
明確に安全保障の問題です。
通常の問題とは比較にならない桁違いの、ハンパじゃない大問題です。
この問題一つで国家存亡が問われる。と言っても良いくらいです。

これほどまでの問題を解決出来る。と言うのならば。
普通に考えれば、まずは問題解決こそ最優先とするべきなのであり。
それが解決してから、その後から憲法改正を論じたとしても遅くはありません。
つまるところ。
現時点で憲法改正を論じる人は、現在の危機的な状況を正しく理解していない。と、
そのように私には思われてならないのです。



えーと。これからの国会では大型の補正予算が組まれるそうです。
その中には当然ながら大型の経済対策も含まれている事でしょう。
その経済対策が、先の消費税増税の悪影響を帳消しにして。
なおかつ日本経済を復活させるほどの。それほどの大規模な経済対策であるのならば。
それならばね。
私としても青山さんの発言には納得出来ます^^
でも、現実問題としてね。そこまでの経済対策を打ち出す事が出来るのでしょうか?

もし出来るのであれば、それこそ上念司さんなどが狂喜乱舞しているはずですね^^;
これで消費税増税は乗り切れます!日本経済は復活しますっ!と大騒ぎしているはずです。
でも、そのような話を私は知りません。
果たして。
ぬか喜びにならないくらいに、次の国会での経済対策に期待して良かったのでしょうか?


・・・そもそもの話として。
そんな物凄い経済対策が実行出来るのならば、先の消費税増税は無かったとも私は思います。
消費税が10%に引き上げられた。と言う事は。
今の安倍政権。安倍総理には緊縮増税路線を変えるつもりが無い。と言う事であって。
となれば、次の国会で実行される経済対策についてもね。
緊縮増税路線の枠組みの中で実行されるような。そのような規模の経済対策でしかない。と、
そう考えるのが妥当であるかと思うのです。

無論。そんな中途半端な経済対策で消費税増税の悪影響を帳消しにする事など出来ないし。
ましてや日本経済が復活する事もあり得ないでしょう。
必然的に次の選挙の争点を憲法改正にする事も出来ない。と私は思うわけなんです。


あの、ですねぇ。

次の解散総選挙と言うのは、このブログでも既に述べたように劇場型の選挙になります。
これでもかっ!と言うくらいの世論扇動。ポピュリズムが蔓延するはずです^^;
でも、それは仕方の無い事だと私は思います。
それほどまでに先の消費税増税。緊縮増税路線は超ド級の大問題であるからです

改めて確認しますが、現在の緊縮増税路線は昨日今日に始まった事じゃない。
バブル崩壊より今に至る前の30年間。延々と継続されてきた異常なデフレ政策です。
いや、もう異常と言うか。狂気の沙汰です。
これにより大多数の日本国民が困窮し、数え消えれないほど犠牲になってきた事は。
これは誰であろうとも否定する事が出来ない純然たる事実で御座います。
以前にも書きましたが、まさに恨み骨髄であるわけです。

次の選挙では、この恨み。怒り。悲しみの全てが爆発する可能性が極めて高いのです。
ええ。そうですとも。
これを利用しようと考える人間は山のように出てくるはずですし。
実際にこれを利用すればね。
選挙の争点は消費税。緊縮増税路線にする事も可能ですし。
また、それが否定された場合には、選挙それ自体をボイコットとする事も十分に可能です。
・・・うん。よっぽどヘタな人間じゃない限り、まず間違いなく成功すると思います。


これでなお、選挙の争点を憲法改正にするとなればさ。
それこそ日本が戦争に巻き込まれる事でもない限りは無理だと思いますし・・・。
何よりも2020年の今年は東京オリンピックがあります。
戦争どころか。戦争に近しい事件を引き起こす事も出来ないはずです。
もし万が一にも。
それをやったが最後。血のオリンピックとして歴史に汚名が残ります。
これを覚悟の上で戦争のような危機的な状況を作り出しての憲法改正を、やってみますか?



とまあ、こんな感じで結論としてはね。
今回の青山繁晴さんの主張と言うのは、ちょっと読みが甘いような気がするんです。
無論これは私の個人的な妄想の話でしかないんですけれど・・・どうだったかな?

いや、もちろんね!^^;
何とか出来る。消費税増税。緊縮増税の問題を乗り切れると言うのならばね。
ぜひともに何とかして欲しいですし、私も全力で応援したいです^^
・・・でもねぇ。
とにもかくにも、今の状況と言うのは相当に厳しいのです。
この状況を乗り切る方法って・・・一体何なのでしょうか?


まあ、オマケの話として^^;
青山さんは安倍政権が総辞職する可能性についても言及されていましたけど。
政界再編の可能性を考える私としては。
安倍政権どころか。そもそも自民党が残るかどうかも怪しいと見ておりますので・・・。
安倍政権の総辞職についても・・・ちょっと厳しいのではないかなぁ。と、
そのように思えてしまいますよねぇ。うん。


最後に改めてはっきりと申し上げます。
今の安倍政権を含め全ての国会議員が戦わなければならないのは。
次の選挙におけるポピュリズムであり、それを利用するポピュリスト達です。
本来であれば、単なる感情論や一つの問題だけで政治の全てを判断するような。
極めて陳腐で幼稚な言動だ。と切り捨てる事が出来る程度の、底の浅い論理です。

しかしながら。

今回に限って言えば、そんな底の浅い論理が安全保障において正しいのです。
日本の安全保障体制。日米同盟における正解になっているんです。
偶然・・・だとは思うんですけれど。
それでも一番上と一番下の意見が合致しているのは、まさに新しい時代の流れです。
断言しますが、今の安倍政権が考えているよりも。
今の日本の状況と言うの遥かに悪い。
いえ、既存の権力者。既得権益層。エスタブリッシュメントにとって極めて悪い状況だ。
・・・と私は考えております。

今の状況を軽く考えているようでは、既存の勢力の全てが破滅する可能性がある。と、
そのように私は強く。強く警告を・・・無駄かもしれませんが^^;
改めて強く警告する次第で御座います。



はぁ~。本当だったらね^^;
愚かなポピュリズムが出てくる前に、安全保障から問答無用で財務省を叩き潰し。
無理やりにでも緊縮増税路線を変える事こそが最善だ。と思っていたんですけど。
そんな私は『自重しろ』と警告されてしまったわけですからねぇ。

・・・このような私の考えは間違っていたんでしょうねぇ。いやはや。


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^






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