政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 あくまでも苦肉の策としての、中国の分割統治です。 忍者ブログ
02 . May
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06 . August
うーん。前回は、ちょっと前置きが長くなり過ぎましたね。失礼しました^^;
・・・でもまあ、その程度にはね。
アメリカの対ロ制裁には弊害が発生していて、このままだと大変な事になるわけです。
私も親米派の立場なので、あんまりアメリカの批判は言いたく無いんですけど。
それでも正直に言うと、今すぐにでもアメリカに対ロ制裁をやめて頂きたいところです。


とまあ、それはそれと致しまして^^;
本日もまた、前回に続いて本題である中国の民主化についての話題で御座います。
前回に書いた事と言うのは、今現在に行われている中国での粛清の理由について。
ひとえに習近平の政治的な手腕が欠如しているため。と考えてよろしいと思います。
習近平の権力を維持するために行われているのであって、
何らかの思惑。巧妙に計算された国家戦略がある・・・わけではありません。

うん。そこまで出来るならば、別の方法を選んでいるはずですからね^^;
粛清と言う手段は、あまりにも直接的で強硬的過ぎるんです。
よっぽどの事情や緊急事態でもない限りは、用いるべき手段ではありません。
あまりにもリスクが高過ぎるからです。

・・・まあ、これは歴史が証明している事なんですけれどね。
粛清を続けて反対勢力を強制的に排除していった場合。
必ずと言って良いほどに。その実行者は特定の指向性を見せ始めるんです。
つまるところ。
いずれは自分がそうなるんじゃないか?・・・と言う被害妄想に到達するんです。

世界での独裁者。虐殺者と言う表現が用いられるのは、これに多くが該当します。
ヒトラー。スターリン。毛沢東。・・・あとは金正日なんかも、そうですね。
粛清を行う事によって自分が誰かに恨まれている。との深層心理が働いて、
その恐怖を取り去るために、粛清の対象がより広範囲になり。
また、行動それ自体もより過激になっていくんです。
それが最終的に数千万人を数える粛清の犠牲者となっていくのが、大体の通例と言うか。
虐殺に関する見解。メカニズムだと私は考えております。

ですので、いずれは習近平も・・・この中に含まれる事になるでしょうね。
何しろ。特に明確な目的もなく。国家戦略もあるわけでもなく。
さらに指摘するのなら、特別に国民から支持される英雄的な人物でもない。
自分の権力を維持するだけを理由に、次から次に粛清しているんですからね。
時間が経過するにつれて物凄い被害妄想にとりつかれて、
どんどん行動はエスカレートしていくはずです。
最終的に粛清の対象が自分の味方。自分の腹心にまで及ぶのも時間の問題でしょう。
そうなれば、文化大革命の再来と言っても間違いではありません。
・・・本当に。そう言う意味だと習近平と言う人物は、非常に可哀想な人だと思います。


うん。こんな感じでしょうね^^;
前回に書いた習近平の粛清について細かく指摘するなら、大体こんな感じです。
でまあ、これらの主張を中国共産党内部。中国国内の有力者にバラ撒きましょう。
別に習近平だけが自分の失脚に対する恐怖で動いているわけではありません。
恐怖は、あらゆる人間を動かすものです。
いずれ粛清の矛先は自分に向けられるかもしれない。となれば。
あえて何もしなくても、嫌でも全ての有力者は自発的に動く事になるでしょう。
・・・そうしないと自分自身を守れないからです。
幸いにして今の習近平は、かつての毛沢東のように熱狂的な支持者がいるわけでも。
何らかの英雄的な勝利を手にしているわけでもありませんからねぇ。
粛清を終わらせるのは、それほどまでに難しい事ではないはずです。

それでまあ、次に環境問題についてですが・・・。
こちらは詳しく説明する必要はありませんね。
中国の環境汚染による一般国民の生活がどれだけ劣悪であるのか。
それは世界中の誰よりも中国国民の方々が一番理解しているはずですから。
「そうしないと自分自身を守れない」のは、別に有力者だけではありません。
習近平を失脚させる混乱を利用して、中国の民主的な動きを決定的なものにするんです。



さてさて。そんなこんながありまして、今回の本題で御座います。
・・・また前置きが長くなってしまいましたね。ごめんなさい^^;

でまあ、こんな感じで素直に中国が民主化へと動いてくれれば良いんですが。
どうしても民主化まで至らない。となった場合。
中途半端な状態になった挙句に泥沼の内戦状態に突入する。みたいな。
そんな最悪の事態を回避する手段として・・・中国を分断させる手段もあります。
言うなれば、中国の分割統治で御座います。

これまた前回にも書きましたが、中国が内戦状態に突入した挙句。
そこで膨大な数の難民が発生する・・・なんて冗談ではありません。
そんなものなど誰も面倒見切れません。大多数がまともに保護される事もなく。
ズタボロになって犠牲になることが目に見えております。
このような悲惨な事態を回避するためならば。
苦肉の策ではありますが、中国を分断させるのも十分にアリです。


まっ。通常の場合でもね^^;
どれだけ平和的な手段で中国が民主化したとしても。
チベットとウィグルに関しては分離独立と言う形になりますので、
今の状態で、そのまま中国が民主化する事はありえません。
・・・うん。特にウィグルの独立は確定的だと思います。
現状のまま中国の属国扱いが続いてしまったら、
中国国内に『イスラム国』が出現する可能性がありますからね。
中国の民主化でも手一杯だと言うのに、そんな連中の対処など絶対に無理です。
なので、チベットとウィグルの独立は不可避である。と言う事を、
中国国民には理解して頂く必要があります。
・・・仮に中国国民が独立を承認しなくて、イスラム国との全面対決に発展しても。
世界各国の誰もが中国を助けませんし。そもそも助けている余裕なんかないんですから。


そんなわけで、このように通常の場合でも中国は分裂しますが。
今回に話題としている中国の分割統治は、さらに中国を分断させるものです。
でまあ、簡潔に申し上げますと北と南に真っ二つに分ける。と言う事ですね。
北はロシア。南はアメリカ陣営で管理する。
おそらく南側は民主主義国家として確立させられるでしょうけど。
北側に関しては、旧体制の勢力である中国共産党の残党による国家になる。
・・・と言う可能性があります。
まっ。これに関してはロシア次第ですけれどね^^;

この分割統治において第一の目的は、繰り返しますが内戦状態の回避です。
中国が内戦状態になっても、誰も中国を助けられませんから。
・・・まあ、私個人の本音と致しましては、今この時に完膚なきまでに。
中国共産党の一切合財を叩き潰すべきだ。と強く思うところではありますけれども。
それが出来ない場合と言うのも、考えなければなりません。
だから、しぶとく中国共産党の残党が生き残って一党独裁体制を継続した場合
あるいは、それを黙認する必要があるかもしれません。
泥沼の内戦状態に突入するよりはマシな手段として。・・・です。

それで、ですねぇ。
その中国共産党の残党を誰が管理するのか?となると。
必然的に。おのずとロシアになるんじゃないかなぁ?と私は考えています。
いつぞやにも書いた事ですが、中国とロシアは協力関係であると同時に。
潜在的な敵対関係でもある国家同士です。
しかし、ここで中国が分裂する事によって国家として弱体化するのであれば。
その時点で中国とロシアの関係性において優劣が決するので。
ロシアが中国。中国共産党の残党を保護する。と言う場合も現実的にありえます。
ええ。その残党を使ってロシアにとって都合の良い親ロシア国家を樹立させる。
なんて事も十分に可能なので。ロシアが中国の北側。中国共産党の残党を管理する。
・・・と言う事も、それほど非現実的な話では無いはずです。


このようにアメリカとロシアの双方が協力して、中国の安定化を目指すんです。
言うなれば、これは現代版の『天下三分の計』みたいなものですね。
いやまあ、これは遥か以前から考えていた事でもあるんですけれども^^;
『魏・呉・蜀』の三カ国に分類した場合。
まず旧体制勢力である中国共産党を魏の国家として中国北部地域一帯に置き。
次にアメリカ陣営。民主化勢力を呉の国家を中国沿岸部。香港から上海一帯に置いて。
最後の蜀は、これは先に書いたチベットとウィグルの事ですけど。
これを分離独立して然るべき国家として扱えばよろしい。
最後に台湾を加えて事実上。中国を五等分する事でアジア地域を安定させる手段です。
・・・まっ。台湾については安全保障について問題が発生しなければ。
呉のアメリカ陣営に組み込んでもよろしいですけれどね^^;


ただ・・・まあ、そうですね。
どんな事情があるにしても中国を分裂させるわけで。
その点では中国国民の方々には、大変申し訳なく思うところではあります。
でも、泥沼の内戦状態になった挙句。数百万。数千万の難民が発生するよりはマシです。
・・・中国の場合は、数億単位の難民になるかもしれませんからね。
そうなったら、もうどうにもなりませんから。本当に。

もちろん分裂とか。分断統治などさせずに。
中国がそのまま民主主義国家になってくれれば、それが一番良いですけれど。
・・・でも、そうなるかどうかについては。
これは私達のような部外者の人間が決める事では無い。と言う事を理解して下さい。
中国の未来を決めるのは中国国民なんです。それ以外には存在しません。
だから、ぜひともに中国国民の意思によって民主化をして頂きたいと思います。

そして、それがダメであった場合になるにしても。
世界各国が総力を挙げて中国国内が泥沼の内戦状態に突入する事だけは阻止します。
断固として。絶対に阻止します。
・・・中国の分断統治と言うのは、そのための手段え御座います。
無論。あくまでも緊急時の苦肉の策なので・・・。
当然ですが、こんなものなどしない方がよろしいとは私も思います。
ですので、そのためにも今こそ中国国民。中国人民の総力をあげて、
ぜひともに中国を民主化して、自分達の未来を取り戻して頂きたい。と、
そのように私は切に願うところで御座います^^


それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^

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