政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 アジアの安全保障体制は、どうなっていくのか? 忍者ブログ
17 . May
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08 . April
あらまあ、こんなニュースが立て続けに流れてきましたか^^;

うん。ちょっとタイミング的に良過ぎるので・・・たぶん。ですけれど。
こうなるようにロシア側。プーチン大統領は準備していましたね。
と言うわけで。
ベトナムに続きましてタイとロシアの貿易額倍増による合意が発表されました。
それで、私個人の意見と致しましては・・・まあ、そうなるよね。です^^;


それでは本題に入りまして・・・まず最初に、前回の話の確認と参りましょう^^
前回の話題では、なぜ最近になってロシアの動きが活発になっているのか?
その疑問を考える場合には、アジア諸国の立場を考えなければならない。
なぜアジア諸国がロシアとの関係を強化しようとしているのか?
その部分に注目すれば、ある程度の部分まではわかる。
・・・みたいな。
とまあ、そんな感じの話題で御座いましたね^^

そして、その私の結論としては、ひとえに中国の脅威に対抗するため。
この状況の背景にあるのは、アジア地域の安全保障体制の中核である日米同盟。
その機能が従来のように機能しなくなってしまったからである。と言うものでした。
んー。まあ、大体の部分ではね。そんなに間違ってはいないだろうと思います^^;

でね。

今回のようにベトナムに続いてタイの話まで出てきた以上。
それ相応にロシア政府。プーチン大統領は計画的に実行している。と見るべきですし。
そう言う意味を含めまして、もう少し話を進めさせて頂きますと・・・。

今しがた書きましたように従来の安全保障体制。
アジア地域で考えるのならば日米同盟の機能低下と言う事実に対して。
アジア諸国が不安視している。と言うのが現状のアジア情勢だと言えます。
・・・そうですね。
これは前回にも書いたので、繰り返しと言う事にもなってしまいますが。
対ロ制裁が行われている真っ最中のロシアに対してアジア諸国が関係を強化させた場合。
それは遠回しな対ロ制裁を実行する勢力。欧米諸国への反発とも表現出来ます。
無論。この反発の理由と言うのは。
従来のアメリカを中心とした安全保障体制。日米同盟の機能低下に対する反発です。

あの・・・欧米諸国にとってはね。
アジア地域の安全保障体制と言うのは、世界の反対側の出来事かもしれませんが。
当事者であるアジア諸国にとっては、まさしく死活問題に直結する大問題です。
本来であれば中国の抑止力として機能しなければならない日米同盟が、
欧米諸国の身勝手な都合のために対ロ制裁に流用された挙句。
アジア全体の安全保障体制に悪影響が発生しているとなってしまえば・・・。
アジア諸国の、一体どこの誰が対ロ制裁などを支持するというのでしょう?
私達アジアに生きる人間から見ればウクライナ。東欧の問題こそ世界の反対側の出来事です。
そんな問題のためにアジア地域の安全保障体制を犠牲にする事など論外。

「日米同盟を対ロ制裁に利用したので、中国への脅威に対抗し切れなくなりました」

・・・なんだそりゃ?
この問題は既に「ごめんなさい」で終わるような小さい問題ではありません。
何度でも言いますがアジアにとってば死活問題。自分達の祖国の未来が問われる大問題です。
従来の安全保障体制に不安を感じる以上。
アジア諸国が独自の判断により欧米諸国の意向を無視して。対ロ制裁を無視して、
自分達の安全保障体制。祖国の平和と安定を守るためにロシアとの関係強化を目指すのは。
これはまったくもって至極道理の事であり、欧米諸国に文句を言われる筋合いはありません。


うん。つまり、私が何が言いたいのか?と言いますと。
今の世界情勢と言うのは、欧米諸国とアジア諸国での認識のズレ。
対ロ制裁一つをキッカケとして双方の意識が乖離した状況にある。と言う事です。
このような状態が今後も長期間に継続するとなると。
・・・まあ、アメリカは日米同盟がありますから別格としても。
欧州勢力。ヨーロッパ勢力については、そう遠くない未来におきまして。
アジア地域から淘汰される流れになったとしても、これは仕方ない事だと思いますし。
それに反してロシアの勢力が拡大する事になったとしても、それも仕方ない事だと思います。


あー。えーと。蛇足ですけどアジア地域でヨーロッパが勢力を縮小させて。
ロシアが勢力を拡大する理由を確認しますと・・・いや、とっても簡単な話です^^;

ロシアの存在それ事態が中国の抑止力になっているからです。
だから、アジア諸国がこぞってロシアとの関係強化に動いているんです。
自分勝手な主張をゴリ押しする中国に、ロシアの存在それ自体が牽制となるからです。
これに対して今のヨーロッパでは、ロシアほどの抑止力は期待出来ません。
・・・ええ。出来ないでしょう?アジア諸国のために。中国に対抗するために。
地球の反対側までEUは軍隊を動かしてくれますか?無理でしょう?
だって。
今のヨーロッパは中東。アフリカ。東欧と三つも戦場を同時に抱えているんですから。
私達アジアに対して軍事的支援を行う余裕など、どこにも無いはずですものね。
うん。そう言う事です。・・・それだけの話ですね^^;
だから、これからのアジアにおいてヨーロッパ諸国は絶対にロシアには勝てないんです。


いやぁ~。もうね。本当に。・・・ちょっとグチに言って申し訳ないんですが^^;
何度も。何度も欧米諸国には警告されていたんですよねぇ。
ウクライナからは手を引け。一刻も早くロシアと和解しろ。
対ロ制裁などと言うバカな事も今すぐやめろ。
今のままでは何をどうしようとも、ロシアには絶対に勝てない。・・・と。
昨年のウクライナの騒乱が起こった直後から。
私如きを含めて、各方面からあれほどまでに警告されていたと言うのに。
それらの全てを無視しちゃったんだから・・・もう。どうしょうもありません。
陳腐な自尊心を満足させるためだけに。無分別な意地を張ってしまった代償は、
実に大きなものになってしまっただろう。と私は個人的に、そのように受け止めております。



それでは、本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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