政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 これからは、オーストラリアの誠意に期待してよろしいかと思います。 忍者ブログ
02 . July
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28 . April
そういうわけで、前回までで民進党の話は一段落としておきましょう。
・・・まっ。あれだけ一生懸命に。誠実に対応したわけですのでね^^;
これでダメなら、もうダメです。
少なくとも、この場所で民進党を弁護するのは終わりで御座います。
ある程度の年齢も重ねて、政治家としての経験も重ねて。
その上で、この程度の実力しかない。と言うのなら、真面目に努力をしていない。と、
そのように結論付ける以外にはありません。
・・・あまりにも民進党の実力が低過ぎるので、私は怒っているのです。フンガーッ!

まっ。世の中には、どうする事も出来ない問題もありますからねぇ^^;
それはそれ。として割り切る以外にはありません。仕方の無い事で御座います。
・・・最後の最後に。民進党の方々に一つだけ言っておきますと。
自分達の本当の目的は何か。何が自分達にとって一番大切な事であるのか。
その点について慎重に。よくよく考えなさいませ。・・・後悔しないように、です。


とまあ、それはそれと致しまして^^;
本日の話題なのですが、一つ結論が出た問題がありますので。
それを話題とさせて頂きます。それでは参りましょう^^

まずは、こちらをご覧下さいませ。
http://www.sankei.com/world/news/160426/wor1604260040-n1.html

懸案となっていたオーストラリアへの武器輸出。
日本政府。安倍政権が潜水艦の輸出を計画していた一件ですけれども。
残念ながら、日本は選ばれなかったそうです。
今回のオーストラリアの一件は、戦後の日本が行う本格的な武器輸出でしたので。
成功しなかった事については、確かに残念ではあるんですが・・・。
私の個人的な意見としては、失敗もアリだったと思っています。うん^^;

と言いますのもね。
今回の一件では日本が誇る最新鋭の潜水艦を提供する。と言うものでして。
この日本の潜水艦。「そうりゅう」型と言うのは世界トップクラスですからね。
それを出さない。と言う選択肢も、
決して日本にとってマイナスではないんじゃないかなぁ?と私は思ったのです。

・・・それに、それを受け取るはずのオーストラリア政府。
今のオーストラリア首相のターンブルさんって、なんだか妙に上から目線で。
個人的にも、私は良い印象を持てなかったんですよねぇ。
あのターンブルさんを見ていると、そこまで下手に出る必要は無いよなぁ。と、
そんな風に私は思ったわけなのです。



とまあ、私の個人的な意見はともかく^^;
ここまでは私達日本の。それも軍事に限った話でして。
これだけを見るとね。日本の失敗と言えなくも無いんですが・・・。
でも、これが安全保障。外交の分野まで考えますと、この一件って日本の勝利です^^
近い将来。オーストラリアの方から頭を下げに来るはずです。うん。


いや、だってさ。考えて見ても下さいませ^^;
今回の潜水艦の受注合戦と言うのは、単純に日豪両国の二か国だけ。
輸出する私達日本と輸入するオーストラリア・・・だけの話じゃなかったでしょう?
今回の一件では、露骨なほど明確にアメリカが介入していたんです。
この点を考えれば、今回の一件はオーストラリアの致命的な失策となります。
 
今回のオーストラリアの潜水艦の受注合戦では、水面下で中国の動きがありました。
中国が日本の潜水艦を受注しないように圧力をかけていた・・・と言うものです。
これを牽制する事を目的にアメリカの介入は露骨なものでした。
猛烈な圧力をオーストラリアにかけていた。と表現しても過言では無いほどです。
しかしながら。
それでもなおオーストラリアは日本の潜水艦を選ばなかったわけです。
つまり、中国の圧力に屈して日豪関係のみならず。米豪関係まで悪化させたわけです。
前任のアボットさんは十分に理解していたし、忠告もしていた事なんですが。
これは間違いなくオーストラリアの安全保障としては、致命的な失敗です。



あの、今のオーストラリア首相であるターンブルさんと言う人って・・・。
もう完全に安全保障についてド素人の人です。うん^^;
さらに指摘すると、目先の損得だけで動く視野の狭い人でもあります。

と言いますのもね。
ターンブル首相を筆頭にオーストラリアの方々は改めて今一度。
オーストラリアの安全保障の問題。
特に安全保障上の脅威について、よくよく考えて見るべきで御座います。

うーん。一般的にわからないかもしれませんが・・・って言うか。
オーストラリアに脅威なんて無いじゃん。とまで思われても仕方ないんですが^^;
そんな事は無いんです。
安全保障上の脅威が存在しない国家など、この世界に存在しません。
なので、当然ながらオーストラリアにも安全保障上の脅威はあります。
それこそが中国です。


いや、これね^^;
通常であれば、それほどオーストラリアの安全保障にとって中国が脅威となる。
みたいな。
そんな事にはならないはずだったんです。うん。通常であればね。
地政学的に脅威にはならないんです。
オーストラリアと中国では距離がありますし、その間に私達日本がいるからです。
私達日本がアメリカ陣営の最前線である限り。
そこまでオーストラリアにとって中国が脅威になる事は無いはずだったんです。

それがなぜに中国が脅威となるのか?・・・と言いますと。
わざわざオーストラリアが中国との関係を強化してしまったからです^^;
今の状況で中国と関係を強化してしまった場合。
当然の話としてオーストラリア。及びその周辺海域でアメリカと中国が激突するんです。
そういう状況を・・・オーストラリア政府。ターンブル首相で作ってしまったんです。
いや、これね・・・本当に。そうなんですけどね。
オーストラリアにおいて最大の利害関係者。最も経済的に強い関係が中国なのだとしても。
それで、わざわざオーストラリアに中国を招き寄せる。なんてバカな事って。
普通に考えたら絶対にやりません。
やらないはずの事を、今のターンブルさんはやっちゃったんですよねぇ。
わざわざオーストラリアを日本と同様の最前線にしてしまったんです。うん。



んー。ちょっと話は変わって申し訳ないんですが。
オーストラリアの港・・・えーと。ダーウィン港ですね。
このダーウィン港のリース権を中国に売り渡してしまったでしょう?
これで事実上。オーストラリアに中国の拠点が出現してしまったわけで。
将来的にオーストラリアが米中の対立。米中激突に巻き込まれる事が確定したんです。
これが果たして、どれほど危機的な事であるのか。
ターンブルさんはもちろん。オーストラリア国民の誰もが理解していないんですよねぇ。

あの、はっきり言いますけど。
オーストラリアって・・・まっ。極端な事を言ってしまえばね。
米中の対立について。中国の脅威について知らん顔が出来る立場だったんです。
まあ、もちろん完璧な傍観者と言う立場にはなれませんけれども^^;
それでも第三者の立場を崩さずに。上手く立ち回って被害を最小限にする。
・・・なんて事が十分に出来る立場だったんです。


それが、このダーウィン港のリース契約によって全てがパーです。
ターンブルさんは経済の事。それも目先の損得の事だけを考えて。
何一つとして安全保障の重要性。オーストラリアの平和と未来について考えていなかった。
その結果として、完全にオーストラリアは米中対立の舞台になってしまった。
私達日本と同じ・・・ではありませんね。私達日本よりも危うい立場になってしまった。
だって。
今回の潜水艦の受注合戦で日豪関係。米豪関係まで悪化させてしまったんですからね。
 これさ・・・どう考えても未来のオーストラリアは大きな代償を支払うはずです。



さらに指摘しますとね。
中国の経済は、これから地獄の底へ真っ逆さまです。
今現在でも悪化している。と言われていますが今以上に中国経済は悪化します。
その理由は、中国の最高権力者である習近平が中国経済よりも自分の権力基盤の強化。
自分自身の自己保身を優先しているからです。
なので、今のままでは何をどうやっても中国経済が改善される事はありません。

うん・・・そうなんですよねぇ。
東南アジア諸国が、どうして中国と対立しているのか。
その中国が、なぜ露骨過ぎる軍事的恫喝を繰り返しているのか。
これらの理由をオーストラリア。ターンブル首相は考えるべきでしたよねぇ・・・。
今の東南アジア諸国が中国と対立しているのは、中国経済に限界が見えて。
今の中国と協力しても利益が得られない。と判断しているからです。
そして、中国も今の中国経済では東南アジア諸国の懐柔は不可能だ。と、
そのように判断しているからこそ、露骨過ぎる軍事的恫喝を繰り返しているんです。

この点についてはオーストラリアとて例外ではありません。
中国経済の低迷はオーストラリア経済の低迷に直結する事でしょう。
その上で。中国は素知らぬ顔をしながらオーストラリアに軍隊。
もとい軍隊のような中国艦船が次々に派遣しようとするはずです。
ここは自分達が手に入れた拠点であり、自分達の領土だ。と言わんばかりにね。

ちなみに。
参考程度までに書いておくと、これと類似するのが私達日本の尖閣諸島となります^^;
私達日本の尖閣諸島では、今この時も中国による領海侵犯が繰り返されています。
中国は、軍隊ではないが明らかに武装した艦船を持ち出してきています。
だから、そのような中国の艦船でダーウィン港が埋め尽くされるだろうなぁ。と、
そんな風に私はひそかに予想したりしています^^;


えーと。この場所でも以前から書いておりますが、
これから先の時代は経済よりも安全保障が重要になってきます。
今まで当たり前のようにあった平和が、当たり前ではなくなる時代がやってくるんです。
その点を今のオーストラリア政府。ターンブル首相は、まったく気が付いていません。
・・・いやいや、ホントに頭の中が実にハッピーな人で御座いますね。
その分だけ確実に。未来のオーストラリア国民が苦しむ事になると言うのに。



まっ。それはともかく。
さてさて。こうなった場合。その次にどうなるのか?・・・ですね。

オーストラリアとしては、ダーウィン港のリース契約でもそうですが。
今回の潜水艦に関する一件で日豪関係。米豪関係を悪化させてしまったわけで・・・。
これを、あらゆる手段を用いて改善しなければならないわけです。
それはもう必死でやらなければならないでしょう。
うん。アボットさんは泣いている事でしょうね。・・・心より御同情申し上げます。


でまあ、私達日本としては。
確かに今回の武器輸出。潜水艦の受注合戦では負けてしまったわけですけれども。
その事によって、逆に日豪関係が強化へと傾くのではないかなぁ。・・・と、
そのようにも私は考えている次第で御座います。
理由については、今しがた書きましたとおり。
オーストラリアが自国の安全保障。その脅威に気が付いて。
形振り構わず私達日本。そして、アメリカとの関係改善を推し進めるはずだからです。

ですから、仮に私達日本がオーストラリアに対して何の配慮をしなかったとしても。
オーストラリアの自発的な動きによって、物凄く私達日本に親切にしてくれるはずであり。
関係改善はもちろん。関係強化については、極めて容易に実現するはずです^^
・・・なぜなら。
そうしなければオーストラリアの安全保障が成立しなくなるからです。

と言うわけで。
日本の潜水艦「そうりゅう型」を出さずに日豪関係を強化出来る。・・・と、
そのように考えれば、これ以上ないくらいに私達日本にとっては大勝利かと思います^^

・・・まっ。無駄に騒いでいる中国など無視していればよろしいのです。
以前から書いておりますように、私達日本の優位は変わらないのですから。いやはや^^;

とまあ、本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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