政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 とうとう朝鮮半島情勢も色々な意味で正念場となりました。 忍者ブログ
10 . July
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11 . August
「ど」の字さん。コメントありがとう御座います^^

世界各国の動きについて。それを簡単に説明するのは難しいのですけど^^;
それでも日本とロシアが頑張っているように見えるのは。
自力で自国の平和を守る。と言う極めて基本的な事を実行しているからだと私は思います。

アメリカを中心とした世界平和。アメリカが全ての負担を背負う世界秩序があった事で、
世界各国の誰もが当然のように平和を享受していますが、それは勘違いなんです。
一言で言ってしまえば、今の世界各国の大多数は平和ボケしている状態だと思うんです。
そもそも平和とは、決して当たり前のように存在するものではありません。
これは、あくまでも私個人の意見ですけれど。

「平和とは、あらゆる人間があらゆる努力をした果てに実現する至高の財産である」

・・・と言うのが私の個人的な見解で御座います。
この最も基本的かつ最も重要な点を理解しているのか否か。自覚しているか否か。
その点が世界情勢における優劣。勝ち組と負け組を分けるのだろうと私は考えています。

うん。こんな感じでどうだったでしょうか?^^;



と言うわけで、前回は世界の警察がいなくなった後の世界平和に関する話でした。
それで改めて考えてみましてもね。
やはりアメリカの責任は非常に大きいだろう。と私は考えております。
世界の警察では無くなったと言うのに、それと同じだけの影響力を求めようとする。
・・・などと言うような。極めて身勝手な思惑は今すぐに改めるべきです。

でも、そうは言いましてもね^^;
対ロ制裁に反対しているトランプ大統領は無論の事。
そのトランプ大統領を選んだアメリカ国民ですら、現実を見ているんです。
何が正しくて何が間違いであるのか。それを理解しているんです。
現実を無視して身勝手な妄想の中にいるのはアメリカの議会。そこにいる政治家だけです。

もっと言ってしまえば。
彼らはアメリカと言う国家。国民。国益の事すら満足に考えていません。
このブログで話題にしている対ロ制裁は、世界中を混乱させております。
それは必然的に世界中において、アメリカに対する評価を引き下げるものであり。
アメリカ合衆国の権威は、日に日に零落しているのが実情です。
・・・これはアメリカの国益と言う観点から見ても、極めて重大な損失です。

アジア最大の親米国家にして同盟国の国民として申し上げます。
アメリカは世界戦略を改めるべきである。と私は強く主張する次第で御座います。



さて。そんなこんなの話がありまして、本日の話題で御座います。
本日は改めてアジア情勢の話題です。それでは参りましょう^^

まず最初に改めての確認です。
アメリカは世界の警察と言う役割を放棄しました。
それに伴いアメリカの影響力は世界規模において確実に縮小したのであり。
逆にアメリカ以外の国々の影響力が拡大したわけです。
これはアジア地域においても例外ではありません。

この状況を踏まえた上でアメリカが北朝鮮を攻撃するとなった場合。
このブログでも何度となく話題にしておりますように、最大のネックは韓国です。
そして、私は安全保障の観点から明確に断言するのですが。
今の韓国と言うのは、もうアメリカを裏切っている状態にあります。
ぶっちゃけ。韓国は既に北朝鮮と同一視するべき状態にある。と私は考えています。
現在の韓国と言うのは、既に大多数の韓国人が保守派。親米派は左翼勢力。
親北派。従北派には勝てない。と考えております。
実際に今の韓国国内における左翼勢力は凄まじく強力になっています。
それが、どれくらい強力であるのか?と言いますと・・・。
韓国政府。ムン・ジェイン大統領すらも上回るほどに圧倒的な状態にあります。


世界の警察と言う役割を放棄したアメリカと、強大化し続ける北朝鮮。
この両者を比較した場合。韓国人はどのように判断するでしょうか?
アメリカは確かに世界の超大国ではありますが、韓国国内に限って考えるのならば・・・。
残念ながら北朝鮮には遥かに及ばない。と言う状況になっているわけなんです。
簡単に言ってしまえば。
今の韓国では、北朝鮮よりもアメリカは弱い。と認識されているんです。
ここに韓国人の特徴である優劣に関して非常に敏感である。と言う点が加わります。
大多数が優勢である勢力に味方をし、劣勢となる勢力を袋叩きにする。・・・と、
そんな特徴が韓国人にある事は、過去の様々な事実からでも明確に証明されています。
よって。
韓国国内の保守派。親米派は次々に左翼。親北派。従北派に転向しているのであり。
韓国に対するアメリカの影響力。存在感は急速に縮小しているのが実情です。


それで、ですねぇ。
このような韓国の状況を覆すためには、多大な労力が必要となります。
それは経済面であろうと軍事面であろうと、どちらの場合でも極めて難しいと思われます。

まず経済面で考えるのならば。
それこそ韓国に山積する膨大な借金をアメリカが全て肩代わりする。・・・と、
そんな事でもしない限りは、韓国国民はアメリカに味方をする事は無いでしょう。

ですが、今のアメリカ政府。トランプ政権は経済について極めてシビアな姿勢を見せており。
アメリカファーストを掲げている現状で、韓国の借金を肩代わりにする。などと言う事は。
まったくもって論外であり、選択肢の中にすら含まれません。
・・・つまり、経済的な側面で韓国への影響力を高める事は絶望的なわけです。


それでは軍事面ではどうか?と言いますと・・・こちらも難しいのです。
なぜならば、既に北朝鮮は核兵器とICBMを保有してしまっているからです。

繰り返しますがアメリカが世界の警察と言う役割を放棄した事に対して、
北朝鮮は凄まじく強力な国家になっております。
ええ。そうですとも。
韓国国民からしてみれば、THAADの配備程度では気休めにもならないわけです。
そんな程度の事しか出来ないアメリカよりも核ミサイルを持っている北朝鮮の方が強い。と、
韓国国民の大多数は判断して、当たり前のようにアメリカを裏切り北朝鮮に寝返るでしょう。

でまあ、この状況があってなお軍事面で韓国に対する影響力を確保するとなれば・・・。
北朝鮮と同様の戦力。つまり、在韓米軍に核兵器を配備する以外にはありません。
ただし、その場合には当然の話として、中国とロシアは猛烈に反発するでしょう。
アメリカが中ロ両国から協力を得る事は、これまた絶望的である。と言う事になるわけです。


結論として、今のアメリカが韓国に対する確固たる影響力を確保する事。
韓国から北朝鮮の影響力を排除して米韓同盟の機能を回復させ、
アメリカ陣営に引き留める事と言うのは現実問題として不可能である。と、
そのように考えるのが極めて妥当である。と私は考えております。


このような韓国の情勢があった上で、次に北朝鮮を見てみましょう。
こちらをご覧下さいませ。
http://www.sankei.com/world/news/170810/wor1708100047-n1.html

これは産経さんの記事で、北朝鮮がグアムにむけてミサイルを発射するかも。
・・・と言う内容になっております。
うん。この記事にもありますように、北朝鮮は「検討」と言う表現を用いているので。
まだ確定したわけでは無い。とは思うのですけれども。
もし万が一にも北朝鮮からグアムに向けてミサイルが発射されたとしたら・・・アウトです。
なぜかと言いますと、その瞬間に問題のレベルが一つ上がるからです。
つまるところ。
日米同盟。アジア地域の問題からアメリカ合衆国の安全保障の問題に変わるのであり。
否が応でもアメリカが本気になって対応する状況になってしまうわけですね。
・・・本気で大激怒したアメリカが北朝鮮を世界地図から消滅させる事になるわけです。


うん。今のアメリカは・・・確かに安全保障がガタガタですけれど^^;
それとは無関係に軍事戦略が全面に押し出されて、全ての権限をマティスさんが掌握し。
どんな負担。損失。被害も覚悟して、あらゆる手段を用いてアメリカの敵を粉砕するはずです。
・・・アメリカの敵になる。と言うのは、そういう事だからです。
北朝鮮は跡形も無く灰燼となるでしょうし、金正恩は確実に始末される事になります。
アメリカの軍隊が世界最強である事を世界各国は再認識する事になるでしょう。

ただし。

先に書きましたように韓国が容赦なくアメリカの足を引っ張るはずなので。
アメリカは想定外の物凄い負担を強いられて、予想以上に疲弊する事になります。
そうなった後は・・・アジアの秩序が完全に崩壊する事になるので。
私達日本もアジア全域が火の海になる事を、覚悟する必要が出てくるだろうと思われます。
ちなみに、ですけれど。
私は個人的に第三次世界大戦はアジアから始まる。と考えておりますので。
冗談でも何でもなく。本当に第三次世界大戦が勃発する事になってしまう。と思います。

・・・まあ、何とも酷い結末ではありますけれど。
でもまあ、グアムまでミサイルが飛来したとなれば、このような未来は避けられません。
私達日本も色々な意味で覚悟を決めるべきでしょう。



とまあ、随分と暗い話をしてしまいましたけどね。
そこまで悲観的になる状況でもないだろう。とも私は考えております^^;

んー。産経さんの記事にもグアムへのミサイル発射は自殺行為だ。と表現されているように。
北朝鮮。金正恩の立場から考えてもギリギリ。最後の最後と言う段階だと思われます。
これは一つ視点を変えるのならば、北朝鮮としても交渉のオトシドコロである。と、
そのように考えているのだろう。と予想する事も可能です。

いやまあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;
まさしく今この時が北朝鮮。朝鮮半島における交渉の山場だろう。と私は考えている次第です。
今ここで何を決断するのか。どんな態度を見せるのか。それにより結果は大きく変わります。
北朝鮮。金正恩は勝負を仕掛けてきました。まさに一世一代の大勝負です。
だとするのならば。
アメリカもまた同じだけの覚悟をもって勝負をかけるべき時である。と言う事ですね。
・・・後悔しないように、相当の覚悟をもって北朝鮮との交渉に望んだ方がよろしいでしょう。



うーん。蛇足ながら参考までに以前に書いた私の意見を書いておきますとね^^;
米韓同盟を破棄し、在韓米軍を撤収させ、アメリカ陣営から韓国を排除する事。
そして、その韓国に対して明確な軍事的制裁を加える事であり。
その目標は竹島の奪還である。・・・と言う事を私は以前に書いたりしました。

・・・まっ。これはね^^;
あくまでも私の個人的な意見なので、とりあえず置いておくと致しましても。
でも、これくらいの事をアメリカは実行するべきだろうなぁ。と私は思います。
うん。そうですね。
別に挑発行動。恫喝行為と言うのは北朝鮮の専売特許ではありません。
北朝鮮と同じだけの事。いえ、それ以上の事がアメリカには出来るはずです。
これから先にある交渉を考えれば、北朝鮮の横暴に黙っている義理などありませんからね。
それ相応に北朝鮮。金正恩を牽制してから、今後の交渉に対応するべきです。

・・・直接的な戦闘。戦争の一歩手前くらいの事をしてから。
北朝鮮との交渉する。と言うのが理想的なんじゃないかなぁ。と思いますねぇ。



うん。まあ、こんなところかな^^;

でも、それにしても北朝鮮。金正恩の交渉の駆け引き。外交手腕は本当に洗練されています。
最後の最後でグアムに向けてミサイル発射の可能性をチラつかせる。
・・・と言うのも、ある意味さすがです。
一体どこの誰が北朝鮮に余計な入れ知恵をしたのでしょうねぇ。困ったものです^^;

うん。ちょっと格の違う相手が金正恩の周囲に隠れているみたいです。
まったくもって恫喝外交のお手本。
ある意味で見事である。と言うのが私の率直な感想で御座います。
やれやれ。よっぽど中国よりも油断出来ませんよねぇ。いやはや^^;

それでは本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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無題
 早速の論、有り難うございます。「ど」の字です。

>この最も基本的かつ最も重要な点を理解しているのか否か。自覚しているか否か。
>その点が世界情勢における優劣。勝ち組と負け組を分けるのだろうと私は考えています。

 となりますと、次の時代(もう「今」になりつつありますが)の勝ち組は日本と露西亜、中長期的に見るなら日本の独り勝ちとなりますね。
 欧州大陸や共産中国・印度はあの様ですし、米国も国内の安全保障が滅茶苦茶です。

 19世紀の勝ち組英国も、20世紀の勝ち組米国も、共に国内統治がぐちゃぐちゃになっております。
 自分は、英米が復活して21世紀の長期に渡り勝ち続ける未来は無いと見ております……。
(環境問題や庶民の活力枯渇が厳しく、宗教勢力の跋扈も考えると内部分裂しかねません。特に米国西部の環境問題は待った無しどころか時間切れ状態で、何時旱魃による破局が訪れてもおかしくない状態です)

 日本は、世界秩序維持のために自国が覇権を維持するしかなくなる時代に備えて、環境の整備と国民意識の変革(特に病的に行き過ぎた平和至上主義・人権主義の打破など)を進めなければならなくなるように思います。
 さもなければ、世界秩序が崩壊した世界情勢の中で、日本は海外との物流アクセスのために一々海賊除けの護衛船団を組まねばならなくなると思いますので……。

 ★

 北朝鮮と韓国について、米国を動かす指導者層は一体何を考えているのでしょうか、それが心配です。
 トランプ氏の側に付いている派閥以外は、朝鮮半島を日本から利を搾取するストローとしてまだ使えるだけ使おうと画策しているように思います。
 極東アジア情勢を変えたくない米国の派閥が、朝鮮半島に融和的で無いトランプ氏を排除してしまう暴挙に出る事はよもや無いと思いたいのですが。
(トランプ氏は、今の米国で起こっている政争に勝てるでしょうか?それも大きな心配事の一つです)
「ど」の字さん / 2017/08/11(Fri) / 編集
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