「ど」の字さん。コメントありがとう御座います。
それで、まず北朝鮮。金正恩に対して習近平がどう動くのか?と言う事ですが。
やはり習近平としては金正恩を認める事は出来ないはずなので。
その両者の対立と言うのは、まず避けられない。と言う事があるかと思います。
でまあ、以前から書いておりますように。
習近平としては、この金正恩を排除するためにアメリカを利用しようと。
そのように考えているはずですので、そんな習近平の甘言に応じない事。
また、アメリカが応じないように釘を刺しておく事が日本としても重要でしょう。
それからアメリカが韓国をどう扱うのか。
アメリカ陣営に留めようと努力するのか。と言う事については。
第一に韓国をアメリカ陣営に留める利点があるのか否か。と言う事だと思います。
それが無い。とアメリカが判断した場合には、アメリカは手を引くでしょうし。
となれば、必然的に私達日本も韓国から手を引く事になります。
そして、日米が手を引いた瞬間に韓国は跡形もなく消滅する事でしょうね。
それで「ど」の字さんが懸念されているように。
韓国に関して日本にとばっちりがあるのか?と考えるのならばね。
その心配は無いだろう。と考えて良いかと思います。
なぜならば、もう既に私達日本は日韓合意を履行しているからです。
忘れてはならない事は、この日韓合意はアメリカの提案で成立した合意だと言う事です。
日本側が合意を履行しているのに、韓国側は未だ合意を履行しておりません。
この状況があるにもかかわらず、ここでさらにアメリカが日本に何かを要求する。
日米韓の連携において、これ以上に日本に譲歩を要求する事はありえません。
そんな事をするくらいならば、アメリカは韓国に要求するはずです。
うん。そうですね。
米韓関係のために日米同盟を犠牲にする。と言う本末転倒な事を考えない限りは^^;
韓国を理由としてアメリカに日本に何かを要求をしてくる事は、絶対にありません。
また、韓国がテロ警戒レベルを下げた事につきましてはね。
これは私にも理解不能です^^;
それで韓国側の態度が不誠実極まる。どうにもならない。となれば。
本当の本当に。冗談じゃなくてトランプさんは訪韓を取りやめるかもしれませんね。
・・・まあ、それは韓国の問題なのであって。
私達日本としてはトランプさんに「気を付けて」と言う以外にはありません。
それ以上の事は出来ないでしょうね。
まっ。そもそもの話としても、私達日本からの忠告など韓国が聞くはずもないのですから。
さて。それでは本日の本題で御座います。
前回は、中国が韓国との関係改善を模索しているのは日米への牽制であると同時に。
北朝鮮への牽制と言う意味合いも含まれている。と言うものでした。
なので今回は、その中国の思惑について書いていきたいと思います。
それでは参りましょう^^
では、まず最初に確認です。
まず今後の韓国の動きについては二つ。日米を裏切るか。何もしないか。
この二つのうち。どちらを選ぶのか。と言う事だけが韓国に許された自由です。
うん。そうですね。
日米を裏切らない。中国や北朝鮮を裏切る。と言う選択肢は存在しないでしょう。
仮にそれらを実行しようとした場合。
現在のムン・ジェイン大統領は確実に失脚するか。暗殺されてしまうはずです。
・・・ええ。前任のパク・クネ前大統領がそうでしたからねぇ。
現在の韓国政府。ムン・ジェイン大統領としては恐ろしくて中朝には逆らえず。
また同じように恐ろしくて日米との協力を強化する事は出来ないでしょう。
このような韓国政府。ムン・ジェイン大統領の状況と言うのは。
これからも変わる事は一切ありませんので、さして韓国を見る理由は無いでしょう。
ただ韓国がいつ裏切るのか。と言う点だけを気にする程度で十分だと思います。
それよりも優先するべきは中国です。
先に述べたように中国。習近平の動きは北朝鮮。金正恩の排除と言う一点にあります。
そのために中韓関係を改善すると共に、アメリカとの関係も改善するわけですが。
この動きから判断すれば、おそらくと言う話ではありますが。
水面下ではロシアとも交渉していると予想されます。
その目的は言わずもがな。北朝鮮。金正恩に関する取扱いについて、です。
金正恩に対する支援をやめてくれないか。と言う事を、
習近平はプーチン大統領に対して提案しているはずです。
無論。そう簡単に習近平の提案にロシアが応じるとは思いませんけれどね^^;
まあ、ともかく。
このように本格的に北朝鮮。金正恩の孤立化を狙っている。と予想されます。
その上で、です。
習近平としては完全に孤立化させた状態の金正恩を排除し、
自分にとって都合の良い傀儡政権を樹立させ、北朝鮮の掌握を狙うはずです。
もちろん必然的に金正恩を支援する最大勢力たる北部戦区。
中国国内最大の反習近平勢力である軍閥勢力の排除を行う事でしょう。
この段階で習近平に抵抗出来る勢力は中国国内から完全に消滅し、
習近平は中国全土に加えて北朝鮮を完全に掌握。
第二の毛沢東。第二のソ連が如き恐るべき存在として君臨し、
それと同時に猛烈な速度で軍拡路線を突き進もうとするはずです。
うん。まあ、そうなるでしょうねぇ。
今後の中国経済は回復する見込みが無く、確実に経済全体が停滞し。
中国社会全体も衰退する事は目に見えております。
そして、この状況を適切な対処するだけのを実力は、習近平には存在しない。
ならば、結論は一つ。
中国の衰退を誤魔化すための対外戦争を画策するに決まっております。
その標的はどこか?
言わずもがな。東南アジアでしょう。
それ以外の地域では中国は勝てず、また十分な利益は見込めませんからね。
南シナ海への実効支配をより強力に推し進め。
それに反発する勢力。抵抗する勢力の全てを力ずくで排除しようとするはずです。
とまあ、こうなる前に対応する事が重要だと思いますね^^;
重ねて申し上げますが、私としては最優先とするべきは中国。
習近平による軍事独裁国家の誕生を阻止する事です。
これ以上に最優先とするアジア戦略は存在せず。
また、これを阻止するためであれば、あらゆる手段を用いるべきである。
・・・と言うのが私の個人的な結論で御座います。
それで以前から書いているように、私は中国それ自体を分割する事を考えています。
先に劉暁波さんが亡くなられた時点で、
中国が自発的に民主化する可能性は限りなくゼロに近しく。
また、先の党大会で江沢民派。反習近平派の大部分が敗北した事により。
習近平による軍事独裁国家の誕生が現実のものになろうとしている以上。
これ以上中国の暴走を見逃す事はアジア全体。ひいては世界全体の危機です。
これに対応するためにも中国を分裂させ、分割する事で危機を回避するべきだ。と、
今ここで私は改めて主張する次第で御座います。
そんなわけですので、やっぱりね^^;
今ここで北朝鮮。金正恩を排除出来る可能性があるのだとしても、ね。
それをやるよりも中国。習近平を優先した方が絶対に良い。と私は思うんです。
金正恩を排除したら、その分だけ習近平の力は確実に強まるんです。
習近平の独裁体制が完成して、戦争起こす気満々の状態になってから対応したら。
日本もアメリカも想像を絶するほどの被害を覚悟する事になります。
・・・もうマジで冗談じゃないんです。
だからこそ。今ここでは、あくまでも中国一点に集中するべきなのであって。
北朝鮮に手を出すのは・・・やはり悪手ではないか。と私には思えてしまうんです。
それに、ですねぇ。
金正恩を排除してから習近平に対応する。と言う事を考えた場合。
当然ながら金正恩がいる時よりも中国。習近平の独裁体制。
その支配体制を崩すく事は難しくなります。
金正恩と北部戦区。この二つが消滅すれば、習近平は中国全土を完全に掌握します。
完全に掌握された状態から中国を分裂させる。となれば、
これはもう並大抵の事ではありませんし、何よりも戦争が不可避になります。
そもそもの話として習近平には中国全土を支配するだけの実力がありません。
ですから、自分の無能を誤魔化すために対外戦争を本気で考えているはずですし。
そのために東南アジアへの武力侵攻を本気で考えているはずなんです。
これを止める事は出来ません。
日米同盟としては、本気で中国と戦う事になるはずです。
そんなの・・・アメリカとしても冗談じゃないでしょう?
うん。このような未来はアメリカにとって不都合であるはずです。
もちろん私達日本にとっても凄まじく不都合です。
それを考えたら金正恩や北部戦区が生き残っているうちに。
今の中国。習近平の独裁体制を崩しておく方が遥かに利口であるはずです。
実際に。習近平は北朝鮮。金正恩にすら勝てない無能な人間だ。として、
独裁体制を崩した方が遥かに楽であるはずです。そうではないでしょうか?
一応。確認しておきますけれど。
以前にも書きましたように、アメリカはロシアと対立している状況があります。
そして、現在の米ロ両国の対立は世界戦略それ自体が千日手の状況にしています。
アメリカがアジア地域に国力を注ぎ過ぎれば、その分だけ他が手薄になり。
その手薄となった部分をロシアが攻めてくるわけです。
結果的にアメリカとしてはアジア地域に国力を集中させる事も出来ず。
他の地域の事も考えれれば可能な限り国力の浪費は避けるべき状況にあります。
そういう意味でも、やはり中国と北朝鮮。この二つを同時に対処するよりも。
どちらか片方に限定して対処した方が良いはずです。
・・・いや、別にね。二つを同時に対処しても良いんですよ?^^;
ただし、その代わりアメリカはロシアと和解して頂く事になりますけれどね。
そうしなければ全てが中途半端になってアメリカは不戦敗になります。
アメリカの不戦敗とは何か?
中東のシリアです。
シリアにおいて軍事介入を諦めた事で中東地域の影響力を失ったように。
アジア地域においてもアメリカは大きく影響力を失う事になってしまうでしょう。
うん。この決断は必要だろうと私は思います。
中国を優先して北朝鮮を一時的に保留とするか。
あるいは、中国と北朝鮮の両方に対処するためにロシアと和解するか。
どちらか以外には選択肢は無いだろうなぁ。と私は考えております。
ちなみに。
ロシアと和解出来ないのならば、前者を選ぶしかないと思いますけど。
その場合には、私達日本が主導権を握ってロシアとの関係改善を模索します。
米ロ関係が改善しない分だけ、日ロ関係を改善させて穴埋めするわけですね。
どちらであれ今後のアジア戦略においては、ロシアとの協力は不可欠ですから。
・・・ロシアって強いでしょう?^^;
失礼ながらアメリカの方々は、あまりにもロシアを過小評価し過ぎています。
曲がりなりにも。かつて赤の巨人としてアメリカと戦った大国が弱いはずが無いんです。
簡単に倒せる。と思っているのならば、それは大きな間違いです。
アメリカ政府。トランプ大統領の申し上げるんですけれどね。
全ての問題を一度に解決させようとしても無理です。
一つ一つ問題を解決させていく以外にはありませんし。
また、全ての問題には優先順位と言うものがあるだろうと私は思います。
現在のアジア戦略においては中国。習近平以外の何かを優先した時点で。
そのアジア戦略と言うのは確実に失敗するだろう。と私は考えております。
ですから、今ここで北朝鮮。金正恩を排除出来る状況なのだとしても。
アジア戦略における最優先は中国。習近平である事を忘れてはならないと思います。
とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;
それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^
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