さて。前回は小池さんが都民ファーストの会の代表を辞任した事。
そこから今後の都政はどうなるのか?・・・と言う話で御座いましたね。
うん。まあ、大体はあっているんじゃないかなぁ。とは思います^^;
それで、もし私の予測が事実だとすれば・・・小池さんは、文字通りの三日天下です。
んー。以前から書いておりますように、私は小池さんに対して批判的な立場なので。
ちょっと厳しく見ていたんですけれど、それでもね。
もう少しくらいは頑張るかなぁ。とは思っていたんですが・・・。
私の予想に反して、実に短い勝利で終わった。と表現する事になるかと思います。
いや、これは前から書いている事なんですけれどね^^;
駆け引きだけが政治ではありません。そんな事を本気で考えている人は、誰も支持しません。
政治とは人の意思。人の心こそ最も尊ぶべきなのです。
信じてくれた都民の事を考えず。協力するはずの公明党の事も考えず。
自分一人の事しか考えていないから、こんな失敗をする事になるんです。
・・・まあ、今の小池さんには何を言っても無駄でしょうけれどねぇ。
さてさて。本日の話題で御座います。
本日は・・・都議選がありましたので、少しばかり出遅れましたけれども^^;
先頃に発射された北朝鮮のICBMに関する話題で御座います。それでは参りましょう^^
まずはこちらをご覧下さいませ。
でも、最初と言う事で、こちらの記事を選びました。
内容としては、北朝鮮がICBMを発射成功した。と宣言した事が書かれています。
でまあ、既に今回のミサイルはアメリカ政府もICBMである。と言う事を認めていますので。
間違いなく北朝鮮のミサイルと言うのはICBMである事でしょう。
それで、ですねぇ。
これによりアメリカが北朝鮮を攻撃するのではないか。と言う可能性が指摘されていますが。
私の立場としては、以前から書いておりますように。
現時点でのアメリカによる北朝鮮への攻撃は無謀である。と言う以外には無く。
それゆえに断固として反対する。と言うのが私の立場で御座います。
それは、なぜかと言いますと。
国防長官のマティスさんも主張するように、あまりにもリスクが高過ぎるからです。
ただ。
一番肝心のアメリカ大統領がトランプさんである以上は。
どれだけリスクがあろうとも、北朝鮮への攻撃を強行する可能性は残されております。
そして、それを止められる人間は今のアメリカ政府。トランプ政権にはいません。
・・・マティスさんは非常に優秀なんですけど、残念ながら生粋の軍人なんですよねぇ。
だから、軍事戦略は組み立てられても、安全保障戦略は組み立てられないんです。
うん。軍事と安全保障って似て非なるものですからねぇ。
なので、この点がある限りは、最後の最後でトランプさんを止められない事でしょう。
でね。
繰り返しますが、このままの流れで突き進んだ場合。
物凄いリスクを覚悟した上で、アメリカが攻撃をゴリ押しする。と言う事もありえるわけです。
・・・うん。まあ、普通だったら絶対に無い。と思いたいところですが。
あいにくとトランプ大統領では、引くに引けなくなって攻撃を強行する場合もありえます。
うん。そうですね。
トランプさんって基本的に北朝鮮に対しては文句なく強硬派なわけですし。
そういう意味では、本気で北朝鮮を攻撃する可能性は、常に存在すると考えるべきです。
でまあ、私達日本の立場としては。
北朝鮮を攻撃する事に対しては、必ずしも反対の立場ではありませんけれど。
あくまでも十分な準備をした上で戦後処理。
ある程度は北朝鮮の後始末について目算が出来た段階である事が、賛成の条件となります。
となると、です。
現在の状況を見る限り、明らかに準備不足であり、当然ながら戦後処理についても不透明。
北朝鮮の後始末どころか。朝鮮半島を安定化させる道筋すら立てられない状況なわけです。
そういう意味でも今の段階でアメリカが北朝鮮を攻撃するのは・・・無謀です。
今の段階でアメリカが攻撃をした場合。
物凄く中途半端な形で終わるか、または朝鮮半島全域がイラクよりも酷い事になるか。
この二つのうちの、どちらかになるでしょうね。
しかし、です。
先に書いたようにトランプさんは北朝鮮の強硬派です。
引くに引けなくなって攻撃を決断する。と言う可能性はありえるわけです。
だとすれば・・・どうすれば良いのか?
私達日本としてはアメリカ政府。トランプ大統領に落としどころを提示するべきだと思います。
えーと。これはあくまでも私個人の予想なんですけど。
今の状況を見る限り、追い詰められているのは北朝鮮。金正恩ではなくて。
どちらかと言えばアメリカ。トランプさんであるはずです。
ここまで警告を重ねた挙句に、それでも北朝鮮が暴走をやめないとなれば。
アメリカ合衆国。ドナルド・トランプ大統領としても、引き下がる事は出来ません。
もしも引き下がってしまえば、アメリカの面子は丸潰れになってしまうからです。
万が一にも。
そんな事になってしまえば北朝鮮のみならず。
国際社会全体におけるアメリカの影響力にまで傷がつく事になります。
あのアメリカが北朝鮮すら満足に対応出来なかった。・・・と言う事実は、
それ一つだけで世界中が不安定化する理由としては十分です。
世界秩序。世界平和。すなわち安全保障の観点からも、そのような事態は見過ごせません。
うん。そうなんです。
この点を指摘された場合。あのマティスさんですら反論出来なくなるんです。
「アメリカの権威が揺らぐ事は世界全体を不安定化させる事に等しい。
これを避けるためには、断固として北朝鮮に鉄槌を下す以外には無い。」
・・・と、そのようにトランプさんが主張してしまった場合。
渋々ながらもマティスさんは賛成する以外には無いでしょう。
そんなわけで。
あらゆるリスクを覚悟した上での、アメリカによる北朝鮮への攻撃と言うのは。
本当の本当にありえますし、それによりアメリカが致命的なまでに疲弊する可能性。
アメリカ国内が大混乱に陥る可能性すらありえる・・・わけです。
でも、改めて申し上げます。
現時点でのアメリカによる北朝鮮への攻撃は無謀です。断じて阻止するべきです。
阻止するべきですが・・・今しがた述べたようにアメリカにも面子がある。
ここまでアメリカ。トランプ大統領が警告し続けていたにもかかわらず。
それでも北朝鮮を攻撃しなかった。となれば、それだけでアメリカの権威は失墜します。
アジア地域に限定したとしても、アメリカの影響力それ自体が相当に削られる事になる。
そして、そのアジア地域は日米同盟を中心として安全保障体制が構築されています。
アメリカの権威の失墜。北朝鮮一つ満足に対応出来ない。となれば。
日米同盟の権威。影響力についてもガタ落ちする事になってしまいます。
つまるところ。
アメリカなんて大した事ないじゃないか。と思われる事それ自体が、
もはやアジア地域における安全保障体制の重大な脅威なのです。
アメリカが攻撃する事も問題だし、逆に攻撃しない事もまた問題なのです。
・・・ぶっちゃけまして、手詰まりで御座います。
とは言いましてもね^^;
手はあるんです。まだ手段は残されております。
要するにアメリカの面子を守ったまま、北朝鮮への攻撃が中止されれば良いのです。
「北朝鮮に攻撃しようとした。正義を実行しようとした。
しかしながら、どうにもならない理由があって一時的に中止する以外には無かった」
このような事をアメリカ政府。トランプ大統領が言えるような状況を確保する事です。
どうすれば良いのか?私が考えた手段は以下のとおり。
「韓国が非協力的であるどころか。北朝鮮に内通してアメリカを裏切ったがために。
北朝鮮への攻撃計画。ひいてはアジア戦略の全てを見直す事になってしまった」
・・・と言う事にすればアメリカ政府。トランプ大統領は批判されません。
弱腰と批判されないだけの正当な。確固たる理由であると同時に。
全ての批判の矛先。アメリカ国民の怒りの矛先は韓国に向けられる事になります。
一言で言ってしまえば。
全ての責任を韓国一国に押し付ける。と言う事で御座います。
いやまあ、普通ならね。こんな事は私も絶対に言いません^^;
誰かに全ての責任を押し付けてチャラにする。・・・なんて卑怯で卑劣で御座います。
そんな事をして誤魔化しても事態が好転する。素晴らしい未来が待っている。などと、
そんな甘えた考えなど私は絶対の肯定したりしません。
ただし。
今回に限っては例外だと私は考えております。
なぜかと言いますと、この全てが紛れも無く事実であるからです^^;
韓国が日米同盟の足を引っ張り続けた事は事実であり、北朝鮮と内通している事。
無分別な反日を続けて、アメリカ陣営全体の不協和音となっている事。
そのような不誠実な言動でアメリカとの同盟関係すら破綻させようとしている事。
必然的にアメリカによる北朝鮮への攻撃を、誰よりも韓国こそが全力で妨害し。
アメリカのアジア戦略。朝鮮半島戦略を最大限に阻害している事。
それらの全てが韓国の真実で御座います。
よって。
韓国に全ての責任を押し付けのではなく、そもそも韓国にこそ全ての責任があるのであり。
これらを理由としてアメリカがアジア戦略。朝鮮半島戦略をゼロベースで見直して。
それが結果的に北朝鮮への攻撃計画を一時的に取りやめたとしても。
それは至極当然の判断であり、批判されるどころか。
冷静で慎重な判断である。として称賛されるべき決断である。と私は思います。
あの、一つ確認しておきますけれどね。
何も今すぐに北朝鮮が核ミサイルを使用する。と言う事はないんです。
もしそうであるのならば中国、ましてロシアが北朝鮮を擁護する事は絶対にありません。
うん。そうですね。
中国はともかく。ロシアが北朝鮮を擁護し続ける。と言う事は。
北朝鮮が核ミサイルを使用する事は無い。と考える明確な根拠だと私は考えています。
もしも北朝鮮が本気で核ミサイルを使うような。超ド級バカだとしたら。
真っ先にロシアは北朝鮮から手を引いて、知らぬ存ぜぬを決め込んでいるはずです。
北朝鮮の暴走にロシアが巻き込まれる。・・・なんて冗談じゃないからです^^;
そういう意味では、ロシアは非常に信頼出来る国家ですし。
そのロシアが堂々と北朝鮮を擁護する限り北朝鮮。金正恩が本気で核ミサイルを使う事は無い。
とまあ、そう判断して良いんじゃないかなぁ。・・・と、
そのような事を私は個人的に考えていたりするわけで御座います。ナハハハ^^;
ですので、韓国の裏切りを理由にしてアメリカが攻撃をやめたとしてもね。
そこまで最悪の事態には・・・ならないだろうなぁ。と私は考えているんです。
せいぜいが朝鮮半島が北朝鮮により統一されて、韓国が名実ともに消滅したり。
あるいは、その影響で中国が内戦状態に突入する程度の話であって。
アジア全域が火の海になる。まして第三次世界大戦に突入する。と言う事にはなりません。
うん。この辺りが落としどころだろうと私は考えておりますし。
こんな感じがアメリカの正しい安全保障戦略であるだろうと、私は考えている次第です。
・・・とまあ、こんなところでしょうか。いやはや^^;
それでは本日もまた失礼しました。皆々様。おやすみなさいませ^^
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