政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 中国の最高権力者としての責任を、習近平は果たしていないんです。 忍者ブログ
09 . July
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26 . February
さて・・・前回の話題は北朝鮮の変化。
それによる中国への影響と、そこからのアジア情勢全体の変化でしたね。

あの、やっぱりね。
従来の感覚でアジア情勢を見ているようだと・・・確実に失敗すると思うんです。
これからのアジア情勢で適切に対応するためには中国と北朝鮮。
それぞれの現状を正確に把握する事こそが、まず第一となるでしょう。

うん。それくらいには今の中国と北朝鮮と言うのは。
極めて情勢を把握するのは難しいだろうなぁ。と私は考えておりますし。
この事実を誠実に受け止めて従来の常識が変わった事。
中国が北朝鮮を管理している。と言う常識は過去のものになってしまった。と、
この点をよくよく理解した上で、これからのアジア戦略は構築するべきでしょう。


さて。それでは本日の話題です。
本日は中国。習近平の言動に関して書いていきたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に確認ですが、現在の中国では最高権力者である習近平と。
それに反発する抵抗勢力。反習近平派とも言うべき勢力が存在しております。

でまあ、通常であればね。
このように主流派に属さない勢力と言うのは、どんな場合でも必ず存在します。
ですので、それほど注目する事でも無いはずなんですけれど・・・。
この反習近平の勢力が同時に親北派。
北朝鮮。金正恩の庇護を受けているがために、極めて強力な勢力になりつつあります。

現在の中国において最高権力者は、習近平です。
ですから、本来であれば力ずくで反対する全ての勢力を粛清する事も可能です。
しかしながら。
現在の中国では北朝鮮。また、それを背景とする人民解放軍。
地方軍閥と言う明確な軍事力がそこにある以上は・・・それが不可能なんです。
うん。不可能なほどに強力な軍事力であるからです。

まあ、私が何を言いたいのか?と言いますと。
既に中国と言うのは、現状において分裂した状態にある。と言う事です。
今は、それが表面化していないだけ。
建前上は一つの中国となっているけれど・・・でも、それが崩れるのも時間の問題。
えーと。本当であればね。
中国政府。習近平が最高権力者としての責務を果たすべきなんです。
中国国内で対立している勢力を一つにまとめる責任があるはずなんです。

ですが、困った事に。
その習近平に、それを実行するだけの実力が無い。
バラバラになってしまった中国をまとめるだけのカリスマ性なども無い。
それどころか。
あちらこちらに喧嘩を売り続けて、無尽蔵に敵を増やし続けている始末です。

その理由は、実に物凄く簡単でして・・・。
習近平にあるのが、自分が最高権力者である権威。権勢に対する執着だけ。
その頭の中にあるのが自分の事だけであるからです。
そんなわけだから、習近平に味方をする人間が極めて少なくて。
逆に習近平と敵対する人間が極めて多くなってしまうわけです。


ちなみに、ですけど。
このような話は古今東西。いくらでも山のようにあります。
非常に平凡で陳腐な話であり、何か特別な事情があるわけではありません。
ただ。
最高権力者である習近平が無能で、その実力が低過ぎるだけの話です。

ええ。私は物凄く怒っています。
たった一人のバカのために私達日本のみならず。世界中が迷惑しているんです。
まったくもって許し難い話であると思います。



・・・とまあ、それはともかくとして。

このように四面楚歌になったがために、中国国内で対応し切れなくなって。
手詰まりになった習近平は、この問題を中国の外に出してしまったのです。
それが今現在のマレーシアと韓国の不自然な動き。・・・でしょうね。


既に話題にしたようにマレーシアの言動は支離滅裂です。
そもそも一番最初に大使召還を実行するなど・・・正気の沙汰ではありませんし。
その後に容疑者の引き渡しを要求するのも、おかしなはなしです。
まして今頃になって北朝鮮との関係を見直す。・・・だなんて。
それじゃあ、どんな意図で大使召還をしたと言うのでしょうね?^^;

事件の捜査も完了せず、満足な話し合いも無いままに。
大使召還をしてしまったとなれば・・・これは明らかな権力の暴走です。
この点についてマレーシアのメディアは、どんな報道をしているのでしょう?
あまりにも軽率に、あまりにも重大な事を決めてしまった。となれば、
一般的な常識から考えても、激烈に批判されるべき事のはずであり。
メディア。知識人。一般国民からですら、マレーシア政府は批判されるべきです。

・・・でも、そんなニュースを未だ私は耳にしておりません。

つまり、今のマレーシアはマトモな正論すら出てこないほどの異常な状態であって。
中国政府。習近平の操り人形になっている・・・と判断するしかありません。
そんな無分別かつ非常識的な言動を見せる国家などでは。
どこの誰も支持するはずも無く、当然ながら同調するはずもないのです。
結果的にマレーシアの国際的な信用はダダ下がり。マレーシア国民が哀れです。


そして、これとまったく同じ状態にあるのが韓国。
・・・ああ。いえ、少し違いましたね^^;
どうやら今の韓国の場合では、親中派よりも従北派の力の方が強いようです。
ですので、狂ったように北朝鮮を批判する声がありますけれど・・・。
でも、すぐにそれも終わってしまうでしょうね。
つい先日にも『竹島の日』での反日がありましたし、北朝鮮の脅威と言うのは。
一瞬にして反日により塗り替えられてしまうのが、今の韓国で御座います。

一応。念のために書いておきましょうか。
韓国では反日は最強無比であり、その前では北朝鮮の脅威。
もしくは軍事的な視点による正論ですら無意味で無価値になってしまうのです。
ええ。そうですとも。
だからこそ、韓国の軍事戦略では「日本と戦う」と言う信じられないような。
あまりにも限度を超えたムチャクチャな軍事戦略が構築されてしまうのですから。
韓国において反日の暴走と言うのは、軍事戦略すらも捻じ曲げてしまう。

それゆえに、これと戦わずして。反日に勝利せずしては韓国の未来は無い。
・・・と言う事を私は常々言い続けているわけです。



でまあ、話を元に戻しますと、このようにマレーシアと韓国における言動。
それを後ろから煽っているのが今の中国政府であり、習近平です。
その目的は北朝鮮を間接的に攻撃するためであり・・・。
まあ、もっと言うのであれば。
国際世論において北朝鮮の批判する勢力を確立させる事によって。
それを背景にアメリカなどの国際社会に協力を要請して、
それにより現在の金正恩を失脚させたい。
金正恩を失脚させて別の誰か。大人しく言う事を聞く別の誰かを擁立させたい。
・・・と言う思惑があるのでしょう。

つまり、今の中国政府。習近平と言うのは。
中国国外の勢力。国際世論を味方につけなければならないほどに。
他人の力をアテにしなければならないほどに、手詰まりだと言う事です。
これを短く一言で言ってしまえば・・・習近平の底が知れたわけです。


だから、です。

だから、私達日本もアメリカも。その他の国々ですら。
今回の一件について言及しない。北朝鮮を批判するような素振りすら見せない。
あくまでも静観の姿勢を崩さない。

今ここで習近平に味方をするべきなのか否か。

この問題に対して結論を出すのは、なかなか悩ましい事だからです。
普通であれば。従来であれば。
何も迷う事はありません。中国。習近平に協力するべきでしょう。
ええ。マレーシアと同じ判断をすれば良いだけの話です。

・・・無論。タダで。と言うわけではありませんからね。
せいぜい条件をつけて、ハードルを高くして協力すればよろしい。
それこそ先の米中首脳による電話会談と同じように、です。
どうせ習近平は、助けてくれ。と頭を下げる以外には無いわけですから。
ですが、今の状況を考えると・・・そう簡単に結論を出すわけにもいかない。


さてはて。
そこまで弱体化したとなれば、果たして習近平に利用価値があるのか否か。
ここで習近平に協力しても、さして見返りが期待出来ないのではないか。
約束したはずの代金を、土壇場で踏み倒そうとするのではないか。
あるいは・・・。
今の問題を解決しても、すぐにまた別の問題が出てくるのではないか?

いや、そもそもの話として。
習近平の思惑通りに、現在の金正恩を失脚させる事が出来たのだとしても。
その後の北朝鮮を習近平が完璧に。しっかりと管理出来るのかどうかすら疑わしい。
習近平に忠実な人間を北朝鮮の支配者にしたとしても。
その支配がいつまで続くのか。極めて怪しいと思わずにはいられません。

・・・自分の国家すらマトモに管理出来ないような無能な人間が。
他の国家まで管理しようなどと、笑い話にしかなりません。


なぜ中国ほどの大国が、あれほど無能な人間を最高権力者にしてしまったのか。
中国人のみならず。世界中の人間にとって実に悩ましい問題ですね。
このまま放置しておけば、必ず中国は崩壊します。
・・・いえ、最高権力者が習近平である限り、遅かれ早かれ中国は破綻する。
どれだけ助けても、習近平が失敗を続けて、ご破算にしてしまうからです。
どうするべきでしょうねぇ。・・・なかなか悩ましい問題で御座います。


・・・うん。そうですね。
そういう意味では韓国のパク・クネ大統領と良い勝負だと言えるでしょうね。
あれだけ私達日本とアメリカが懇切丁寧に助けたのに、
あの人は全てご破算にしてしまいましたからねぇ。なんとも困った人達です。

うーん。近年のアジアにおける最悪の政治家は・・・。
中国の習近平。韓国のパク・クネ。そして、日本の鳩山由紀夫。
この三人こそがワースト3である事は間違いないでしょう。
となれば、一位は誰であるのか?

これまた、まったくもって悩ましい問題で御座いますねぇ。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼させて頂きましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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