めろんさん。ユキさん。コメントありがとう御座います^^
まずユキさんの質問から答えさせて頂きますと、ですねぇ。
北朝鮮。金正恩がソウルを攻撃するのは、一つのパフォーマンス。
内外に権威を示すための行動だろう。と私は思うんです。
これは北朝鮮の勝利を示すため。または、決して敗北を認めない事を示すため。
どちらの場合であろうとも、ソウルを攻撃する事は有効であるはずです。
えーと。今も昔も北朝鮮の第一の目標と言うのは、支配体制の確立と強化です。
その目的を実現させるための手段が民族主義なんじゃないかなぁ。と、
私は個人的に考えている次第です。
つまり、民族主義で自分達の行動を正当化する事はあったとしても。
民族主義で自分達の行動を制限する事は・・・無いでしょうね。
これは、めろんさんのおっしゃるようにね。
恐怖政治。恐怖によって統治する。と言う手法が北朝鮮の統治手法です。
北朝鮮。金正恩は優秀で油断ならない相手だと私は考えていますが。
だからと言って、金正恩が慈悲深い寛容な君主とは限りません。
必要とあらば同族であろうとも、徹底的に弾圧して粛清する事でしょう。
それで次に、北朝鮮が日本を攻撃する可能性について、ですけど。
んー。確かに。
北朝鮮が自暴自棄になった結果。日本に攻撃する。と言う可能性。
その可能性と言うのは、ありえるだろう。と私も思います。
ですから、ユキさんが心配するのも至極道理な事であると思います。
ただ。そう考えますとね。
今の北朝鮮。金正恩は、まだ自暴自棄になっていない。とも私は考えているんです。
それどころか非常に冷静であり、現状を分析しながら行動しているように。
しっかりと勝機を見据えて行動しているように、私には思えるんです。
そんなわけだから。
今ここで自爆するように日本への攻撃。自殺行為も同然の日米同盟との対立は。
北朝鮮。金正恩は考えていないだろう。と言うのが私の個人的な見解です。
あの、ちょっと話は変わるんですけど。
日本に攻撃すると言うのは、北朝鮮にとって非常にリスクが高いです。
うん。日本には憲法九条があるから反撃出来ないだろう。
北朝鮮のやりたい放題だ。・・・と言う事にはならないんです。
なぜならば、私達日本には日米同盟があるからです。
ここで一つ確認しますと、日米同盟と米韓同盟と言うのは、完全に似て非なるものです。
米韓同盟と言うのは・・・はっきり言ってしまいますとね。
日米同盟のオマケとして付属しているようなものです^^;
そんなオマケと戦う事と、アジア最強の日米同盟と戦う事は雲泥の差があります。
なぜかと言いますと、アメリカの本気度が違うからです。
えーと。これも相当ぶっちゃけた事を話すんですけれども^^;
仮に米韓同盟が無くなったとしても、大した問題じゃないです。
後手後手になったとしても、いくらでも。どうにでも対応出来るからです。
しかしながら、これが日米同盟が無くなったとなれば、まったく話は変わります。
もう凄まじい大問題です。どれくらいの大問題かと言いますと・・・。
これをキッカケに第三次世界大戦が勃発するくらいには桁違いの大問題です。
だから、アメリカは本気で北朝鮮に攻撃をする事になりますし。
その場合には何をどうしたとしても、北朝鮮は木っ端微塵になります。
金正恩についても世界の果てまで追いかけて、必ず地獄の底に叩き落されるでしょう。
・・・そうしなければ日米同盟が消滅してしまって。
最悪の場合には、この世界が滅びてしまうかもしれないからです。
うん。そうなんです^^;
それくらいには日米同盟と言うのは物凄く重要なんです。
でまあ、それを逆に考えますとね。
そんな日米同盟があるくらいに私達日本は世界秩序。世界平和を守ってきた。
多大な貢献してきた事実がある・・・って事です。
この点について、もうちょっと日本人は誇っても良いかなぁ。と私は思っています^^
さて。前回の話題は、アメリカの攻撃があろうが無かろうが。
どちらの場合であろうとも米韓関係。米韓同盟は破綻する可能性が高い。
・・・と言う話で御座いました。
うん。あの・・・もちろんね^^;
一番悪いのは韓国です。これは間違いありません。
自分の国家すら満足に守れない。だなんて主権国家として失格だからです。
でも、アメリカもアメリカで悪いのです。
ちゃんと韓国の情勢。アジア情勢を見極めてから動くべきだったのです。
うん。しっかりと計画を立てて、準備をしてから行動すれば。
これほどまで北朝鮮に対して不利な状況になる事は無かったのです。
やはり安全保障戦略に不備があった。と結論付ける以外にはありません。
それでまあ、本日の話題なのですけれど・・・うーん。どうしようかな^^;
えーと。めろんさんが指摘しましたように、今回は中国を話題に致しましょう。
中国も中国で、これまた問題なので御座います。
それでは参りましょう^^
それで、まず中国に関して最初に言っておくべき事があります。
今の中国と言うのは、決して一枚岩ではない。・・・と言う事です。
と言うのも、現在の中国政府。中国共産党と言うのは。
習近平派と反習近平派に分かれて、激烈な権力抗争の真っ最中なんです。
うん。これは日本のメディア。特にテレビなどでは報道されないんですけどね^^;
中国の最高権力者は習近平と言う事になっているんですけれど。
この習近平と言う人は、歴代の権力者と比較すると権力が小さいんです。
なぜかと言いますと、あまりにも習近平の敵が多過ぎるからなんです^^;
あの・・・習近平と言うのは、何度も書いているように実力不足の人です。
政治的なセンスと言うのが基本的にゼロの人であって。
駆け引き。交渉。懐柔。ネマワシなどを物凄く苦手としているんです。
そのために習近平の手法と言うのは、常に力任せのゴリ押しで。
結果として、あっちゃこっちゃに敵を作り続けてしまったのです。
そして、その中でも最大の敵と言うのが今の北朝鮮であり。金正恩です。
うん。そうなんです。
北朝鮮。金正恩と言うのは、今や中国の最高権力者を脅かす存在なんです^^;
それで、ですねぇ。
まあ、なぜに習近平と金正恩の関係が最悪になったのか。
それには経緯と言うか。ちゃんとした理由があるんですけれど。
今回の話題では、なぜそれほどまでに金正恩が強力な実力を持ったのか?
この理由を書かせて頂きますと、ですねぇ。
ズバリ。中国の権力闘争の結果として金正恩の存在が巨大になったんです。
つまり、反習近平派が習近平に対抗するために北朝鮮。金正恩に接近し。
これにより中朝両国を飛び越えた一大勢力がアジア地域に出現したわけです。
まあ、何が言いたいのか?と言いますとね。
今の北朝鮮を、北朝鮮単独で見ているようではダメなんです。
北朝鮮に加えて、中国の反習近平勢力。さらには韓国の親北派勢力。
中朝韓の三カ国に広がる一大勢力が存在する事を理解する必要があるんです。
うん。そうですね。
この点を理解せずしては、今のアジア情勢は語れないと私は考えております。
・・・いや、私もね。最初はわからなかったんです^^;
私の当初の予想としては、中国の親北派勢力と言うのは。
せいぜいが地方軍閥レベルだろうなぁ。と思っていたんです。
以前にも話題にしたんですが瀋陽軍区。今は北部戦区と言うのでしたか。
この地方軍閥が中国内の親北派勢力として存在しているのだろう。と、
そのように私は考えていたんです。
でも、どうしても地方軍閥だけでは説明し切れない部分がありました。
明らかに軍閥。軍人では考えられないほど高度に政治的なセンスが見え隠れしていました。
これは、誰かがいる。と。
人民解放軍の一部勢力。地方軍閥以上の勢力がいる。それは何だ?と、
私の予想を超える事が中国で起こっているぞ。と、ずーっと考えていたんです^^;
それで、私がわからなかった部分を明確に指摘してくれた人物がいました。
それがジャーナリストの河添恵子さんです。
でまあ、この河添さんが指摘するには中国国内の勢力。
反習近平派で北朝鮮。金正恩を強力に支援する政治勢力は江沢民派だ。との事です。
うん。そうなんです。
この江沢民派こそが反習近平の最大勢力にして、
北朝鮮。金正恩と密接に関係する最大の親北派勢力だったんです。
それで、この点についてアメリカ政府。トランプさんは知らないはずです。
ええ。知っているわけがありません。
もしトランプさんが、このような中国の内情を知っていたとしたら。
習近平に頼ろうなんて絶対に考えないはずです。
だって。そもそもが無理だからです^^;
仮に習近平が北朝鮮への石油をストップさせたとしましょう。
これに必ずや反習近平派が対抗して、密かに石油を北朝鮮に運ぶはずです。
ええ。いくらでもやりようはあるはずです。
なぜそこまでするのか?
それは反習近平派が、北朝鮮の次は自分達だと考えているからです。
もしも北朝鮮。金正恩が排除されてしまえば次は自分達。
江沢民派や北部戦区が習近平によって排除される事が目に見えているからです。
だから、全力で北朝鮮。金正恩を支援し続けるんです。
それが自分達の延命につながるから、です。
今の北朝鮮。金正恩が中国。習近平に対して強気でいられるのは。
このような事情が存在するからです。
重ねて申し上げますが、この点をアメリカ。トランプさんは知らないはずです。
仮に知っていたら、あまりにも状況が悪過ぎるとして、
とっくの昔に手を止めているはずだからです。
今ここで無理に北朝鮮を叩き潰そうとすれば、その影響は中国を直撃します。
中国を直撃して、ほぼ確実に中国は内戦状態へと突入するでしょう。
繰り返しますが、北朝鮮。金正恩が排除されれば、次は自分達だ。と、
反習近平派が判断して、一斉に武装蜂起する可能性があります。
少なくとも、北部戦区などは確実に軍事クーデターを引き起こす事でしょう。
座して死を待つよりは、死中に活を求めようとして、です。
ここまでの事を、当然ながらアメリカ。トランプさんは予想していない。
さらに、ここに韓国の問題も加わってしまうとなれば・・・。
もうアジア情勢の全てはグッチャグチャのメッチャクチャです。
うん。前回にも書きましたが、イラクよりも大変になるかと思います。
それでも今ここで北朝鮮を叩き潰してみますか?
アメリカの方々。よくよく考えた上で、決断した方がよろしいと思います。
あの・・・やっぱりね。
今一度アメリカはアジア戦略。安全保障戦略を見直すべきです。
行き当たりばったりで行動するのも限度があります。
このままではアジア地域が中東地域と同じような有様になったとしても・・・。
まったくもって不思議ではないだろうと思います。
・・・うん。私はそのように思うのでした。いやはや^^;
それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^
[3回]
PR