ちょっと長くなってしまいましたね。どうぞ暇な時にでもお読み下さいませ^^
月影さん。不知火さん。コメントありがとう御座います^^
月影さん。
まず最初に「それじゃあ、どうにもならないのか?」 と言う部分については。
これは単なる言葉の綾で御座います。どうかお許し下さいませ^^;
それから私が書いたのは、あくまでも参考の一つとしてお聞き下されば幸いで御座います。
それで月影さんがおっしゃるとおり。過去と現在は違います。
その点を忘れずに、やはり今の現実を誠実に受け止める事こそ寛容でしょう。
んー。確かに過去の情報って価値は低いんですけど・・・まあ、でもね。
何も無いよりはマシなんじゃないかなぁ。と思う次第で御座います^^;
それから「百億の昼と千億の夜」は、何とかチャレンジしてみたいと思います^^
それで、ですねぇ。
「中国は秩序も何も無い世紀末、北朝鮮は戦争末期の日本、韓国は古代中国の時代でしょうか」
・・・と言う指摘については、私もその通りだと思います^^
もうさ。
特定アジア三カ国よりも東南アジア諸国の方がレベルが高いんじゃないか。・・・と、
そのように私も割と本気で考えるようになってきましたからねぇ^^;
不知火さん。
SFの話についてなんですが、映画の「アイ・ロボット」。
ウィル・スミスが主演した映画ならば、辛うじて私も見た事がありました^^;
うん。近未来の世界観も良かったですけれど。
それ以上に人の心。そして、ロボットの心みたいなのに、私の目は向いてしまうみたいです。
それからもう一つ。攻殻機動隊を思い出しました。
アメリカのマトリクスの原型となった・・・のでしたっけ?
んー。こっちの場合でも、どうしても政治情勢の方に目が向いてしまいますけどね^^;
SFであっても、なぜ世界がそうなってしまったのか。
技術もそうですが、その技術に対する人の意思。心などを考えてしまうんですよねぇ。
こんな私の見方も、SFの一つの見方かなぁ。なんて思いました^^;
それでまあ、中国の話なんですけれど。
いやいや、凄いですね。中国に対して随分と詳しい情報をありがとう御座います^^
私は元々があまり優秀な人間ではないので、サッパリ知りませんでした。ナハハハ^^;
それでも一つだけ言わせて頂きますとね。
私も、私なりに中国を甘く見ないように。と心掛けてはいるので御座います。
と言うのも、私って単なるチンピラなわけでしょう?^^;
基本的に大抵の人は私よりも優秀だ。と思っているわけであって。
そんな私が否定。批判する人は、よっぽど酷いわけで御座います^^;
えーと。それから中国人の名誉のために言っておきますと。
ほら。先頃に劉暁波さんと08憲章がありましたでしょう?
この劉暁波さんと08憲章と言うのは、中国国民が最も誇るべき偉大な偉業で御座います。
もう十年近く前の話になってしまいますが、この一点を考えるのならば。
まだ中国人。中国国民には希望。期待があるのではないか。とも思います^^
でまあ、このブログでも以前に書いた事なんですけれど。
今の特定アジア三カ国。中国。韓国。北朝鮮を比較した場合。
一番強い国家は北朝鮮であり、今の中国はそれより劣る。と私は考えているんです。
無論。これは不知火さんが指摘している事を無視するわけでも、否定するわけでもありません。
ですが、それを考慮してなお今の中国は北朝鮮より劣ると私は見ております。
と言うわけで。
それが本日の話題で御座います。それでは参りましょう^^
えーと。まず最初に。前回に取り上げた思想云々の話題。
少しばかり唐突だったかなぁ。と思いまして、その点を改めてお詫び申し上げます。
それでまあ、なぜにそんな話題にしたのか?と言いますとね。
私のような安全保障を司る人間の主戦場。それこそが、コレであるからなのです^^;
その上で本日の本題を一言で述べると、手段と目的は違う。と言う事になるかと思います。
不知火さんが指摘する事は道理です。一つの手段としては恐るべきものがあります。
何と言いましょうか。
中国の底無しの中華思想やら拡張主義は、限度と言うものがまるで感じられません。
本気でアジア全域。世界全域を支配する言動とすら見て取れます。
そして、そのためであれば今の中国と言うのは、どんな手段でも用いる事でしょう。
過去の古典だろうが思想だろうが。なんでも利用する事は、これは間違いないと私も思います。
しかし、です。
それらの全ては手段でしかなく、何一つとして目的が存在しないんです。
前回に私が右翼や左翼の思想。国家や国益の概念。理想云々とまで書いたのは。
今の中国には目指すべき明確な目的が存在しない。と私は考えているからなんです。
手段のみがあって、そこには中国と言う国家としての目的が存在しません。
はっきり言ってしまうのならば、今の中国には安全保障戦略が存在しないんです。
んー。これをわかりやすく言いますとね。
今の中国。習近平は他国を攻撃する事は考えていても。
他国から攻撃される事については考えていない。まったく予想すらしていないんです。
ほら。中国って軍事戦略。他国への軍事的恫喝などの攻撃。侵略などは良く聞きますけど。
国防に関する情報ってイマイチ聞いた事が無いと思いませんか?^^;
えーと。既に書いたように、不知火さんが提示して下さった情報について。
私はサッパリ知らない事ばかりなわけで、あくまでも私の予想と言うか。
ニュアンスだけから判断した妄想の話として聞いて下さい。
・・・もし間違っていたら、お手数ですが訂正して下さいませね^^;
今の中国が思考する軍事戦略においては、必ずと言って良いほどに。
どこかの国家を中国が攻撃する。と言う事が前提であるはずです。
どこかの国家から中国が攻撃される。と言う事を前提としていないはずです。
その理由は、中国の軍事戦略が安全保障戦略を前提としていないからです。
だから、今の中国には国防の概念。国家や国民を守ると言う概念が無いんです。
改めて確認しておきますと、安全保障戦略とは国家の平和と未来を守る手段の総称です。
そして、一切例外なく世界中のあらゆる国家では、これを前提として政治が行われます。
もし仮に安全保障戦略を無視した政治。国家戦略が実行されたのだとしたら。
その国家戦略は、もはや国家戦略として破綻しております。別の異なる何かです。
どれほど優れた軍事戦略。経済戦略。外交戦略があろうとも。
国家それ自体が滅んでしまったら、何の意味も価値も無いからで御座います。
ですので、必然的に安全保障戦略とは政治における最上位に位置するべきものである。
・・・と言う事になるわけです。
さて。この点を考えて今の中国を見て下さいませ。
右翼や左翼の思想も無く、国家や国益の概念も無い。となれば。
当然ながら中国としての安全保障戦略が存在するはずも無いんです。
安全保障戦略が存在しないとなれば、軍事において国防の概念が無いんです。
経済においても相互利益と言う概念が無い。外交においては信頼関係の重要性が理解出来ない。
これらの点が、今の中国では全て当てはまっている。と言うのが私の個人的な見解です。
まっ。今回は軍事。国防の部分に限って話を進めますけれどもね^^;
そもそも国防と言う概念は国家や国民を守るためのものです。
国防とは、それ自体が国益に直結する。と言う極めて重要な軍事戦略なんです。
もっと言うのならば。
国家が戦争を仕掛ける場合。国防の延長線上として実行されるのが道理であるはずです。
んー。まあ、戦争行為によって利益を獲得する。と言うような。
第一次世界大戦以前の論理が通用しないのが、今の国際社会の常識であるわけですから^^;
基本的には国防。国益を守る。と言う事を前提として軍事戦略を組み立てるのが、
現代における世界共通の認識と言う事になるはずでしょう。
しかしながら、何度も書いておりますようにね^^;
今の中国には安全保障が存在せず。当然ながら国防の概念も存在しないわけですから。
国防とは完全に異なる形での軍事戦略が構築されているはずなんです。
つまるところ。
繰り返しになりますが、安全保障戦略を無視した軍事戦略である。・・・わけであり。
一部の権力者の利益。都合によって構築された軍事戦略と判断するしかないわけです。
このように中国の軍事戦略は安全保障も無く。国防の概念も無く。
となれば、最初から破綻していて。失敗する事を前提としたものである。と、
そのように私は個人的に考えている次第で御座います。
所詮は手段でしかなく。目的にならない。国益にはならないものです。
そして、そんな陳腐で低俗なものに対して・・・一体誰が協力すると言うのでしょうね?
これは前回にも書きましたけれども。
中国の軍事戦略・・・だけ限らずとも、あらゆる国家戦略と言うのは。
単なる権力者の個人的な利益。都合によって構築されているだけのもの。
国家も国益も。安全保障も全てを無視した絵空事に過ぎないものであり。
その絵空事に、どれほど古典やら。学術的な観点を加えたのだとしても。
一番肝心となる部分。国家や国民。国益の部分が抜け落ちている以上。
私個人としては、机上の空論と切り捨てるべきものである。と思われてならないのです。
このような状態で中国が攻撃的な姿勢を見せ続けるのは。
それ以外に軍事的な選択肢が他に存在しないだけの話であり。
経済において常に主導権を掌握しようとするのは、それ以外に利益を獲得する術を知らず。
外交において高圧的な姿勢を見せるのは、単純に信頼関係が構築出来ないほどに弱いからです。
これは言うなれば。
今の中国の言動の全ては言い訳であり、後付けの屁理屈でしかないんです。
中華思想だの拡張主義なども、自己の利益追求と言う単純明快かつ。
極めて容赦の無い搾取を肯定し、正当化するための詭弁でしかない。
断じて中国国家。中国国民を考えた上での主義主張では無い。と私は考えています。
ええ。それこそ北朝鮮。金正恩が考えている南北の統一。
朝鮮半島の統一。朝鮮民族の悲願と言うナショナリズムよりも劣る。と判断しています。
と言うわけで、安全保障の観点から考えるのならば。
今の中国は安全保障戦略一つ満足に構築する事が出来ない悲惨な有様なんです。
不知火さんは日本人は危機感が足りない。とおっしゃられましたけれど。
私達日本人以上に危機感が無いのは、中国人の方だと私には思われてならないんです。
重ねて申し上げます。
今の中国には安全保障の概念が無く、それゆえに国防の概念すら存在しません。
他国から攻撃される。と言う可能性を微塵も考えていない。
これは中国国民が犠牲になる。と言う可能性を考えていない。と言う事です。
まったくもって中国国民。自国民を守る。と言う事を中国政府の誰一人として考えていない。
そんな事だから周辺各国の全て。それこそ北朝鮮との関係ですら良好な状態を維持出来ない。
その周辺各国が協力して中国に襲い掛かってくる。と言う至極当然の発想すら無いから。
外交関係を改善しよう。と言う当たり前の行動が出来ないんです。
ぶっちゃけ。今の中国は丸裸も同然で御座います。
中国の核心的利益?・・・笑わせるな。です。
国家も国民も犠牲にしておきながら、国益なんてあるわけないじゃん。です^^;
こんな状態の中国が古典やら思想学やら。各種の軍事研究を行った結果だとしたら。
中国の軍事関連の方々と言うのは、一人残らず給料ドロボーであると私は思います^^;
自分の祖国。そこで生活する自分達の同胞。一般国民を満足に守れなくて。
果たして国家国防。軍事の何を語ると言うのでしょうね?
いやいや、まったくもって私には理解出来ません^^;
もし仮に。
私が中国人で。本気で中国の安全保障を考えている立場だとすれば。
まず間違いなく。これらの事を前提として、ゼロから安全保障を作り直す気でやります。
なぜかと言いますと、もしも今の中国が他国から先制攻撃を受けた場合。
おそらく反撃を実行する前の段階で、中国と言う国家が瓦解する可能性があります。
安全保障戦略が無いんだから、どんな事をやっても基本的に全部がダメだと思います^^;
だから、今の中国の軍事戦略は常に中国が先手。攻撃側である事を前提としているんです。
うん。それ以外に今の中国が軍事戦略を構築する手段が他に無いからです。
なぜならば、今の中国には安全保障戦略が存在しないから。
たぶんですけど・・・今の中国の状態では、いざ戦争になった場合。
頭も手も足も全部がバラバラで、到底一致団結して動く事など不可能だと思います。
それくらい今の中国の安全保障戦略はガタガタである。と言うのが私個人の結論で御座います。
とまあ、こんな感じで御座います。どうだったでしょうか?
少しばかり長くなってしまいましたね。いやはや^^;
それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^
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