政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 今回の北朝鮮のミサイル発射は、今までとは少し事情が異なります。 忍者ブログ
08 . May
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30 . November
「ど」の字さん。コメントありがとう御座います^^

まずアメリカが北朝鮮を攻撃するか否か。・・・の話ですね。
まあ、まさに本日に北朝鮮がミサイルを発射したわけですから。
それを見てアメリカが動く。北朝鮮を攻撃する可能性は十分にあり得るでしょう。

ただ。
私個人の意見としては、以前から主張しておりますように。
現時点での北朝鮮への攻撃は断じて反対です。リスクが高過ぎるからです。

今のアメリカは軍事戦略は完璧だとしても、安全保障戦略に明らかな不備があります。
北朝鮮を倒す事は出来ても、その後の朝鮮半島情勢。
ひいてはアジア情勢の不安定化に対する想定は見通しが甘いと思います。
そして、それは結果的にアメリカにとって多大な損失となり。
第二のイラク戦争となってしまう可能性が極めて高いだろう。と私は考えています。
今ここでアメリカが北朝鮮を攻撃したのだとしても。
何一つアメリカは得るものが無いどころか。全てを失って破滅する可能性があります。

ですから、私が主張する事としては。
もっと良く現状を直視し、北朝鮮を正確に分析する事です。
今の北朝鮮。金正恩が何を考えているのか。現在のアジア情勢がどうなっているのか。
それを把握すれば、今ここで攻撃するべき時では無い事が必ず判明するはずです。

これも何度も書いている事ですが慎重に。冷静に対応するべきです。
北朝鮮。金正恩は自爆を覚悟で。自暴自棄になってミサイルを発射したわけでは無い。
すなわち未だ状況は最終段階に到達したわけでは無い。と言う事です。
手遅れになったわけでは無いし、最終手段を選ぶべき時では無いんです。

この詳しい話は本日の本題にしますので、今はこの辺りで切り上げたいと思います。


それで次に韓国ですね。
韓国については・・・今は無視してよろしい。構っている余裕はありません。
仮に韓国が財政破綻したり、ムン・ジェイン大統領が独裁者となって。
次々に反対勢力を粛清し始めたり、それで流血沙汰が起こってしまったり。
はたまた本格的に日米両国を裏切って、中朝のどちらかに寝返って味方をしたとしても。
それは現状で優先するべき問題ではありません。実に些細な事です。

これは日本でも、アメリカでも。どちらの立場であっても同じです。
韓国については後手に回っても対応出来ます。韓国が何をしても、どうにでも出来る。
よって今は無視するべきである。と言うがの日米両政府の共通見解であるはずです。


次にヨーロッパ。イギリスのEU離脱に関する話ですね。
イギリスがEUから離脱する事については、良いニュースだ。と言うのが私の立場です。
と言うのも、これからのEUを考えた場合。
何をどうしたところで安全保障戦略一つ満足に出来ていない時点で。
EUは必ず崩壊し、ヨーロッパ諸国の大多数は地獄を見る事になります。

なので、そこから一つでも多く抜け出して。
世界秩序。世界平和に貢献出来る国家が増える事は良い事です^^
逆に言えばEUにいる限り世界平和に対する貢献は極めて乏しいどころか。
世界の平和を破壊する事に加担している状態だとすら、私は考えています。

それで最後にね。
仮にイギリスが崩れてしまった場合。大英帝国が滅亡してしまった場合の話ですが。
それに対する私個人の見解は極めて単純明快です。
ここで滅亡するのなら、イギリスは所詮その程度の国家だった。と言うだけの話です。

・・・いや、これは別にイギリスに滅んで欲しい。と言っているわけじゃなくて^^;
この程度の事。EUからの離脱程度の問題でイギリスが分裂。滅亡するようならば。
第二次世界大戦の時に、おそらくイギリスは負けていたはずです。
うん。フランスはナチス・ドイツに占領されたまま。
その状態でヒトラーと和平交渉をする事になっていたはずです^^;

でも、実際にはそうはならなかった。
アメリカを巻き込む形で壮絶な反撃を展開し、ドイツを全面的に降伏させた。
それを実現させるために。もうムチャクチャな事をイギリスは実行したんです。
・・・ええ。それに巻き込まれて一番の貧乏クジを引いたのが私達日本であり。
そんな私達日本が言うんだから間違いありませんとも^^;

まあ、何が言いたいのか?と言いますとね。
イギリスは国家の存亡を問われた時。マジでギリギリの逆境になった時。
本当の本当に何でもやる国家だと言う事です。
重ねて申し上げます。
イギリスはEUからの離脱程度で滅びるような。そんな可愛らしい国家ではありません。
なので、イギリスが崩れる。滅亡するだなんて心配は無用だろうと思います^^


とまあ、それはそれと致しまして。
本日の本題で御座います。
今回の話題は、まさに本日の正午に発射された北朝鮮のミサイル発射について。
それに関する北朝鮮。金正恩の思惑とアジア情勢についての話です。
それでは参りましょう^^

まずは、こちらをご覧下さいませ。
http://www.sankei.com/world/news/171129/wor1711290022-n1.html

こちらは産経さんの記事になりますが、北朝鮮のミサイル発射について書かれています。
んー。まあ、今回の北朝鮮の動きと言うのはね^^;
何となくでも予想されていた事でもありますので、特に驚くような事では無いんですが。
それでも日本としては予想出来たとしても、困った話である事には変わりありません。

んー。ちょっとアジア情勢が予想外の方向に事態が進んでしまいましたからねぇ。
あの・・・このブログでも書いてきたようにね。
私個人の予想としては、もう北朝鮮はミサイルを発射しない。
少なくとも日本に向けてミサイルを発射する事は無いだろう。と予想していたんですが。
中国。習近平の予想外の動きによって事態が変わってしまった・・・わけです^^;


と言うわけで。
改めて現在のアジア情勢について確認していきますと、ですねぇ。

まず今回に実行された北朝鮮によるミサイル発射について、です。
無論これについては、北朝鮮は何も考えずに発射した。と言うわけではなくて^^;
ちゃんとした意図があるわけです。
それは何か?と言いますと、日米の視線を北朝鮮に集中させる事にあります。
要するに囮の役割としてミサイルが発射された。と判断するのが妥当でしょうね。


昨今。日米の中国に対する視線は日増しに厳しくなっております。
特に私達日本の視線は限界まで厳しいと言うか。激烈な視線になりつつあります。
でまあ、これを何とか誤魔化す事を中国としては考えているわけですね^^;
中国。習近平としては、どうにか日米の視線を中国以外に向けさせたい。
そこで北朝鮮にミサイルを発射してもらった。と言うような事情がある。と、
そう考えると、今回の北朝鮮によるミサイル発射は非常に筋の通ったものになります。

これに対して北朝鮮。金正恩としては今ここで中国。習近平に恩を売る事によって。
中国による庇護。自分達の安定を獲得する。と言う思惑があるはずです。
先の党大会において江沢民派。反習近平派の大部分が習近平に負けてしまって。
習近平が独裁者となってしまったわけですからね^^;
今までのように習近平と対立し続けていたとしても。
江沢民派。反習近平派がいるから大丈夫。・・・と言う状況では無くなりました。
北朝鮮。金正恩の立場としても習近平との関係改善が必要が出てきたわけですね。

そんな事情がありまして、ちょっとね。今までとは状況が変わったんです。
今回のミサイル発射を今までのミサイル発射と同じだ。・・・と、
そんな風に考えていたら北朝鮮。金正恩の動きを読み間違えますので厳禁です^^;
今までとは明らかに違う点がある事。それに注目する事が重要でしょうね^^


それで、このような状況になった背景にあるのは。
やはり先頃にあった中国が北朝鮮に向けて派遣した特使でしょう。
あの特使は当初の目的である金正恩との会談が出来なかった。
半ば門前払いされてしまった。と言う報道がされるくらいには。
中国。習近平による物凄い弱腰の土下座外交だった事は、これは間違いありません^^;
とは言え。
以前にチラッとだけ書きましたが北朝鮮。金正恩の胸中としては。
中国。習近平と関係改善出来るものならば、改善したい。と思っていた事も事実です。

んー。私個人の意見と言うか。予想としては。
今までの両者の関係性。習近平と金正恩の関係性が最悪だった事もあるし。
何よりも習近平が独裁者となるためには。
どうあっても北部戦区と金正恩を排除する以外にはありませんので。
何をどうしても二人が関係を改善する事は無いだろう。と思っていたんですが・・・。

なんとも予想外に中国。習近平が譲歩と言うか。情けないくらいに媚びへつらって。
つまり、これ以上ないくらいに自分の面子を投げ捨てて^^;
それこそ習近平が恥も外聞も全てを投げ捨ててまで関係改善を模索した事により。
幾分かでも中朝関係は改善した状況にある、わけですね^^;
そんなわけで。
今回のミサイル発射は、この影響を相当に受けたものである。と考えられます。


ちなみに。
従来の理由。今までの北朝鮮。金正恩がミサイル発射をしていた理由としてはね。
日本の譲歩。アメリカとの直接交渉。ついでに韓国に対する圧倒的な優位性の確保。
もちろん北朝鮮主導による朝鮮半島の統一のため。と言う理由があったんですけれど。
それらと同時に北朝鮮。金正恩の思惑では対中戦略の意味もあったはずです。
江沢民派。親北朝鮮。親金正恩派。反習近平派の拡大と共に。
習近平の支配体制に対する明確な拒絶。否定と言う思惑があったわけです。
つまるところ。
北朝鮮。金正恩のミサイル発射は、習近平に対する攻撃でもあったわけですね^^;

しかし、です。

今回のミサイル発射については今までとは一変して、明確に習近平を擁護するもの。
現在の中国。習近平の独裁体制を守るためのもの。と判断する事が出来ます。
おそらく習近平が交渉材料としたのは北朝鮮に対する擁護と。
北部戦区の現状維持。北朝鮮との緊密な協力関係の確認・・・でしょうね。
これらがあればこそ、今回の北朝鮮のミサイル発射があったんだ。と、
そのように考えるのが妥当なのでは無いかなぁ。と言うのが私の個人的な見解です。
よって。
今回のミサイル発射は北朝鮮。金正恩が実行したわけですけれど。
それ以上に中国。習近平の思惑によって実行された。・・・と、
そのように解釈するのが妥当では無いだろうか?と私は思うわけです^^;


さて。そうなると、です。

中国。習近平が水面下で北朝鮮に対して、これらの交渉を行っていた。とすれば。
先の米中首脳会談でトランプ大統領と約束した事。
北朝鮮に圧力をかけて、北朝鮮に協力せず。絶対に中国は軍隊を動かさない。と
これらの約束の全てが完全完璧なウソである。と言う可能性が出てきます。
・・・って言うか。ほぼ確実に全てがウソでしょうね。きっと^^;
いや、だってさ。
中国と関係改善して、背後に憂いなし。中国。習近平が守ってくれる。と、
そう思わないと北朝鮮。金正恩は安心してミサイル発射なんて出来ませんもん^^;

・・・念のために、もう一度確認しておきますよ?
今までの北朝鮮。従来の金正恩としては。
背後に江沢民派。反習近平派がいると思えばこそ、安心出来ていたわけです。
彼らが支援して守ってくれるからこそミサイル発射を何度となく続けていた、わけですね。
しかしながら。
先の党大会において江沢民派は習近平に敗北してしまいました。
今まで支援して、守ってくれていた勢力。頼りとしていた人々が消滅したわけです。

となれば、です。
普通に考えて今までのように北朝鮮。金正恩は安易にミサイルなど発射出来ない。
そんな事をしている間に中国。習近平が北朝鮮に攻め込んでくるかもしれないからです。
今までの経緯。習近平が自分を失脚させようと画策していた事を考えれば。
日米以上に中国。習近平こそ最大に警戒するべき相手であり。
暢気にミサイル発射などしている余裕が無いからです。

ですが、実際にはミサイルは発射されてしまった。
ならば結論は一つしかありません。
ある程度の中朝関係は改善し、習近平と金正恩が水面下で交渉した結果。
何らかの密約が成立して、それによって北朝鮮。金正恩がミサイルを発射した。と、
そう考えるのが極めて妥当である。と私は考えている次第で御座います。


そんなわけで。
アメリカが本気で北朝鮮を攻撃しようとしているのだとしたら。
中国。習近平は、それを止めるだろうと思われます。
・・・まっ。ついでに言えば私達日本も当然ながら止める事になりますね^^;

もちろん日本と中国では止める理由が違います。
私達日本の場合はリスクが高過ぎるからやめろ。と言う事が目的であり。
中国の場合は、ただ現状を維持する。と言う事が目的です。

ほら。前回にも書きましたでしょう?
今の中国。習近平と言うのは基本的に受け身だって^^;
ですから、「ど」の字さんが懸念するようなアメリカが世界の超大国の地位を失う。とか。
その後で中国が具体的に、どうやってアジア全域を支配するか。一人勝ちするか。とか。
そんな大それた事は今の中国。習近平は考えていないだろう。と私は思います^^;

えーと。これは、たぶん。と言う私の個人的な予想になりますけど。
たぶんアメリカが北朝鮮を攻撃する事で地域情勢が不安定化し。
その情勢不安が中国国内にも影響して、自分達の支配体制が揺らぐのではないか。
それにより自分の地位が失脚するのではないか?
・・・と言う程度の事しか今の中国。習近平は考えていないだろう。と私は見ています。
だから、アメリカによる北朝鮮への攻撃は困る。・・・ってね。
うん。習近平であれば、この程度の事を考えるので精一杯だと思いますね^^;


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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露西亜は北朝鮮を庇うことを決めたようです。
 こんばんは。「ど」の字です。


 露西亜が、米国による北朝鮮との関係断絶要請を拒否したとのこと。
「圧力カードはもう使い果たされている」というコメントがありました。

 米国は露西亜のこの態度を受けて、どう出るでしょうか。
 今後、より一層対露制裁が強化されとしたたら、露西亜はどう反応するでしょうか。
 瀬戸際に立っている日本としては米国の対露制裁に追随するしかないのでしょうが、それによって極東アジアが非常に不安定化するというササラド氏の意見は正鵠を射ていると思います。
 対露制裁に同調したままの欧州各国も日本と同様の決断を迫られ、露西亜の影響力がある中東や東欧が大変不安定になる可能性がササラド氏によって指摘されています。
 米国は、世界中が不安定化するリスクを呑んででも北朝鮮と露西亜を経済的に締め上げるでしょうか?

 ★

 また、共産中国との何らかの合意を得てミサイル発射したという事になるなら、露西亜と共産中国は北朝鮮を媒介として同盟関係に近いものを構築したと判定して良いのでしょうか?

 正直、この動きは予想外でした。
 自分は、米国が何らかの条件を付けて共産中国と露西亜の中立を買い付けた上で北朝鮮への攻撃をすると考えていました。
 米国が断固として北朝鮮攻撃をするとなれば、日本は米国を止める手段がありません。
 日本は、米国が始める戦争に対して「被害を局限する」事が出来るでしょうか?
「ど」の字さん / 2017/11/30(Thu) / 編集
韓国も北朝鮮を庇うことを決めたようです。
 おはようございます。「ど」の字です。


 北朝鮮問題の続報来ました。
 2017年11月30日、韓国・国民日報によると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が29日の国家安全保障会議(NSC)で「米国が(対北朝鮮)先制攻撃を念頭に置くような状況は防がなければならない」と発言し、その意図が注目されている。
(後略)

 米国トランプ大統領との緊急電話会談直後の言葉だそうです。
 韓国の裏切り、今更驚く事でもありませんが。

 果たして米国は、日本以外に味方が居なくなった極東で軍事行動に踏み切るでしょうか?
 このまま手を拱いてさらに事態が悪化し世界情勢が混沌に陥る可能性も考えると、共産中国も露西亜も潰すべき敵と割り切って開戦するのも一つの解だとは思いますが。
 正直な感想を言うと、もう「レッドチーム」は米国に飲めない条件を突き付けて、開戦か撤退かの二者択一を迫っているように見えます。
「ど」の字さん / 2017/12/01(Fri) / 編集
日本の対応。
 日本はと言うと、これまで朝鮮人の資金源になってきたパチンコ潰しを政府挙げて実行することを決めた模様です。
 個人的な意見としては、やっと本気で北朝鮮を潰す気になってくれたかという気分です。

 日米同盟が本気になって最適戦術を採り続けたと仮定して、今後起こるであろう極東の紛争に勝機(戦後処理まで含めて)はどれほどあるでしょうか?
 もうこのまま極東情勢を放置してコストを長い年月垂れ流すより、戦争で全てを決した方が国益的にも国民の身命財産リスク的にも良いのではないかという気がしはじめました。
 自分的にも、真面目に検証してみたく思います。
「ど」の字さん / 2017/12/01(Fri) / 編集
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