政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 今回の米中首脳会談では、習近平の言動が実に不可解だったと思います。 忍者ブログ
25 . April
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11 . November
「ど」の字さん。コメントありがとう御座います。

んー。ドイツとフランスが日本を敵に回しているか否か。
・・・と言う事で考えるのならば。
欧州。ヨーロッパと言うのは、誰に対しても敵でも味方でもない。と、
そんな感じが基本方針である。と解釈するのが一番正しいと思いますね^^;

これは、以前にも書いた事ですけれど。
欧米諸国。特に欧州。ヨーロッパの最大の特徴と言うのは、ですねぇ。
敵を敵と見定めずに、都合良く利用する事を第一に考える風潮があるんです。


まあ、簡単に倒せる相手であれば敵と見定めて叩き潰す場合もあります。
ですが、簡単に倒せない相手となると味方の姿勢を見せつつ。
さも親切心から。まったくの善意において。
貴方のためにやっている。と言う主張を全面に押し出しながら。
その上で最大限に自分達にとって都合良く利用する。
それが遥か昔から続いているヨーロッパ諸国のやり方で御座います^^;

ちなみに。
このヨーロッパの特徴と言うのは先の大戦から微塵も変化していません^^;
第一次。第二次世界大戦を問わず。
ヨーロッパの真実。その正体と言うのは、ずーっとコレですし。
その中で一番極端な国家がイギリスである。と言う事になるかと思います^^;
ですから、単純に敵か味方か。
その二者択一だけで判断しているのでは、ヨーロッパの動きを見誤る事になります。

敵でも味方でもない。自分達の利益を表立って主張せず。
あくまでも全体の利益を主張する中で、自国の国益を最大限に確保する。
これが数百年と続くヨーロッパ諸国のやり方です。
民主主義であり、資本主義であり、先進国としての価値観が共有出来る国家。
しかしながら。
彼らが決して味方である。とか。正義である。とか考えてはいけません。


・・・と言いますのもね^^;
そのようにバカ正直に考えていたのが戦前の日本なんです。
戦前の日本は純真無垢であり、それゆえ半ば必然的な流れとして。
まんまと彼らに利用されて世界最大級の。物凄い貧乏クジを引く事になったんです^^;
これと同じ間違いをしないためにも、彼らの正体は正確に把握するべきです。

「ど」の字さんが懸念するような理不尽。戦後レジームから脱却と言うのは。
指摘されたように必ずしも正攻法だけで対応出来る。と言う話ではありません。
それだけで全ての問題を解決出来るほどに、国際社会って甘くはありませんものね^^;

だからこそ、です。

前回も書きましたように色々な意味でお互い様だと言う事です。
蛇の道は蛇と言う奴でもありますので、私ども安全保障の人間からしてみれば。
適切な対応策と言うのは、極めて単純にして明確であると思います。
うん。そうですね。
別に核武装などせずとも、ヨーロッパの方々に対する牽制は可能です。
つまりは、やった事はそのままやり返すだけ。
何もヨーロッパのやり方が彼らだけの専売特許と言うわけではありません。
彼らがやっている事と言うのは、当然ながらやろうと思えば私達日本にも出来ます。
ただ日本がやらなかったのは、日本だけが無意味なほど優しかっただけです^^;

・・・私達日本を本気で怒らせたら、どういう事になるのか。
その事を国際社会が理解すれば、それだけで事足りるだろう。と私は思います。

もっと言いましょう。
ヨーロッパの方々に出来る事は、当然ながら私達日本にも出来る。
また、ヨーロッパの方々に出来ない事まで、当然のように私達日本には出来るんです。
日本は、伊達にアジア諸国で欧米諸国と唯一ガチで戦った国家ではありません。
やったらやり返される。
しかも確実に倍返しを受ける。と言う事をヨーロッパの方々に理解して頂く事。
これこそが私達日本をはじめとしたアジア全体。
全てのアジア諸国に共通する基本的な対ヨーロッパ戦略であるかと思います。

・・・ええ。これからの世界情勢を考えれば日本じゃなくても。
ある一定レベル以上のアジアの国家であれば、誰でもヨーロッパと互角以上に戦えます。
これからは、そういう時代になるだろう。と私は考えております。



さて。それでは本日の本題です^^
本日は米中首脳会談についての話を取り上げたいと思います。
ちょっと予想外の動きになったので、その話を書かせて頂きます。
それでは参りましょう^^

まずは、こちらをご覧下さい。
http://www.sankei.com/world/news/171110/wor1711100007-n1.html

こちらは産経さんの記事で中国。習近平が対北制裁で難色を示した。と、
そのような事が書かれております。

うん。この習近平の言動と言うのは、私には意外な事でした。
と言うのも、このブログでも以前から書いてきましたように。
習近平は必ず金正恩の排除に動く。そのためにアメリカに協力を提案するはずだ。
・・・と、私は予想していたからです。

ところが、この記事のように習近平はアメリカと対立・・・とまでいかずとも。
あくまでも対話による解決。従来の主張を繰り返したわけでしょう?
この言動だけを見れば、習近平は金正恩の排除を望んでいない。
少なくとも、金正恩に対して一定の配慮を従来通りに続けている。と、
そのように受け取る以外には無いわけです。

これは・・・繰り返しますが、私としても本当に予想外な事でビックリしました^^;
それは、なぜか?と言いますとね。
金正恩を排除しない限り、習近平は独裁体制を確立する事が出来ないからです。


えーと。ちょっと改めて確認しておきますとね。
習近平の思惑は、先の党大会における人事と習思想なる主張から判断すれば。
第二の毛沢東として絶対的な独裁体制の確立である事は、これは明白です。
そして、そうだとすれば自分に従わない勢力は徹底的に排除する事。
それこそが独裁体制を構築するために必要不可欠となります。
でまあ、そう考えた場合に現在の中国国内における最大の抵抗勢力。
それが北部戦区と言う地方軍閥である事は間違いありません。
この軍閥組織を叩き潰さずしては、習近平の独裁体制は不完全なままです。
だから、習近平といては何が何でも北部戦区を排除する必要があります。

しかしながら、ここで一つ問題があります。
その北部戦区なる軍閥は北朝鮮。金正恩と極めて密接な協力関係にあります。
仮に習近平が北部戦区を排除しようとすれば、確実に金正恩が邪魔をしてきます。
逆に金正恩を排除しようとすれば、今度は北部戦区が邪魔をしてくるわけです。
つまるところ。
習近平が独裁体制を確立させるためには北部戦区と金正恩。
この二つを同時に叩き潰して排除する必要があるわけです。うん。極めて困難です。

ですが、そんな極めて困難な事を実現させる手段があります。
それはアメリカと協力する事です。
米中両国が軍事的に協力して行動すれば北部戦区と金正恩。
この双方を同時に排除する事も決して不可能ではありません。


そんなわけで。
私個人の意見としては、習近平は必ずやアメリカに軍事的な協力を提案。
米中両軍による金正恩の排除を提案してくる。と予想していたんです。
そして、今回の米中首脳会談は、その提案をするのに絶好のタイミングです。
ここでアメリカと合意しておけば確実に金正恩を排除出来ますし。
ひいては、中国国内最大の抵抗勢力である北部戦区もまた排除出来るわけです。
習近平としては万々歳。
その二つを排除してしまえば、もう習近平に抵抗出来る勢力はありません。
後は思うがままに独裁者として権力を好き勝手に振る舞う事が出来ます。


うん。そうですね。
普通に考えれば、このような流れになる。と思いますし。
私としても、完全にそうなるだろう。と予想と言うか。半ば確信していました^^;

ですが。

実際に習近平が見せた言動と言うのは、アメリカに協力を提案するどころか。
従来通りの主張を繰り返して、対話が重要だと主張してしまったのです。
金正恩を排除するどころか。まったく逆に金正恩を庇う姿勢を明確にしました。


・・・さてはて。
これは一体どう言う事でしょう?実に不可解で御座います。
重ねて申し上げますが北部戦区と金正恩。
この二つを排除しない限り習近平の独裁体制は不完全なままです。
そして、不完全である以上は習近平の権力は絶対では無い、
つまるところ。
この期に及んで習近平は、失脚する可能性を残している。と言う事になるわけです。

いやいや、本当に矛盾した話で御座いますねぇ^^;
先の党大会では、あれほどまで強引にゴリ押しを続けて。
そこまでして自分の権力を確保しようと必死なっていながらも。
最大の目的である独裁体制の確立については最後の最後。
一番肝心の詰めの段階で習近平は手を止めてしまっている。

・・・習近平は何を考えて従来通りの主張をしてしまったのか。
事ここに至ってなお土壇場の段階で、独裁体制を確立する直前の段階で。
なぜ習近平は金正恩を擁護してしまったのでしょうか?
なぜ金正恩を排除する最大のチャンスを自ら逃してしまったのでしょうか?


うん。何度考えても・・・なかなかに理解し難い状況で御座います。
習近平は独裁体制の確立。第二の毛沢東となる事を諦めてしまったのでしょうか?
いやまあ、ほぼゼロの可能性だとは思いますけど^^;
でも、今回の言動を見る限りは無いとは言い切れませんよねぇ・・・。
だって。
あれだけ大見得を切って、我こそは毛沢東の再来だ。と大声で宣言したんですよ?^^;
それなのに習近平は従来通りの主張。対話の重要性をアメリカに主張してまで。
アメリカの機嫌を悪くしてまで、金正恩を庇おうと言うのですからねぇ。

・・・いや、本当に。なんとも矛盾した言動であるように思います。


うん。こんな感じで今回は切り上げておきましょう。
また無駄に長くなってもダメですものねぇ。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[1回]

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いつから支那は大朝鮮化していったのか。
 おはようございます。「ど」の字です。


 共産中国・習近平派閥の今回の言動は、支那の精神性が朝鮮化していることを如実に示すと同時に、不可解な所もありました。
 北朝鮮が露西亜から離れ、共産中国と和解でもしたのでしょうか?それとも習近平派が勢力を失ったので国内融和しないといけなくなったのでしょうか?
 続報を待ってから論じた方が良いと思います。

 ★

 ところで。
 清の時代から支那の精神性が急速に劣化していった理由が判明しました。
 失われた支那の伝統や文化を補うため、彼らは事もあろうに朝鮮儒教や朝鮮風水を始めとした朝鮮の文化を逆輸入し、自国の文化にするようになっていったのだそうです。
 自分たちが文献で知っていた支那文明は、既に失われて久しい模様です……。
「ど」の字さん / 2017/11/11(Sat) / 編集
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