政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 矛盾する習近平の裏側。真相に関する話で御座います。 忍者ブログ
25 . April
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12 . November
「ど」の字さん。コメントありがとう御座います。

うん。おっしゃるように中国。習近平の動きは不可解でした。
どうなっているのか。その内情については不透明であって。
現時点でそれを論じても大半が推測の域を出ないのは、そのとおりで御座います。
ただ。
この話を先送りするには少しリスクが高いようにも思うのです。

・・・今回の習近平の言動は今後の中国。今後のアジア情勢を変えるものです。
無理を承知の上で話を進める必要があると私は思いますので、
あえて本日の本題にさせて頂こうと考えております。


とまあ、それはそれとして^^;
中国の精神性が急速に劣化した理由について、ですねぇ。
「ど」の字さんが清の時代の話をされた事も、それもまた事実だと思いますが。
より厳密に述べるのならば、もっと遥か以前だとも私は思うんです。

私達日本が、中国の精神性が劣化した事に気が付いたのは唐の時代です。
ほら。菅原道真公が遣唐使を廃止したでしょう?^^;
もはや日本が中国から学ぶ事は何も無い。と大英断を下した一件。
この一件で日本において中国の精神性が劣化した事が明確に認知されたんです。

ですが、より根本的な。本質的な事を述べるのならば唐の時代よりもさらに前。
漢王朝の時代まで考える必要があるかと思います。
あの漢の時代が終わり、日本でも有名な三国志の時代を経過した後から。
中国の精神性と言うのは、目に見えて劣化していった。と私は考えています。


んー。人によってはね^^;
司馬遷の史記から判断して、古代中国の時代から既に劣化が始まっていた。と、
そのような主張もあったりするんですけれど。
でも、それを基準にして考えると中国丸ごと全部が桃源郷だか。蓬莱山のような。
神様仏様や仙人の世界に近しいレベルになってしまうわけで・・・。
まあ、さすがにね。それは言い過ぎの部分もあるとは思うんですけれど^^;


ともかく漢王朝までは世界的に見ても極めてレベルの高い国家。
恐ろしく高い精神性を誇っていたのは、これは間違いないだろうと思います。
ですから、そういう意味ではね。
あの三国志の時代と言うのは、精神性の劣化に対する最後の抵抗。
古代の中国人が見せた最後の誇り。火が消える直前のような一瞬の煌めきだった。と、
そのように表現出来るのかもしませんよねぇ。

それで、あえて言いますけれど。
あの時代の中国人と比較すると、今の中国人は本当に愚劣極まりないものです。
冗談でも何でもなく韓国人と同レベルなので、信じられないくらいレベルが低い。
今の中国の無様な有様を見れば、過去の中国人は一人の例外も無く涙を流すでしょうね。

・・・以前から書いておりますが、今の中国人は恥と言うものを知るべきだと思います。



とまあ、この話はね。これくらいで切り上げまして^^;
本日の本題は、先に述べましたように推測の域を出なくて申し訳ないんですが。
前回の続き。中国。習近平についての話を書きたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に確認で御座います。
先の党大会を見る限り習近平が独裁者。それも第二の毛沢東を目指している事は。
これは誰の目から見ても明らかで御座います。
そして、そうだとすれば習近平は独裁体制の構築を目指しているはずであり。
最終的には自分に従わない全ての人間を排除。粛清しようとしている。
・・・と、そのように考えるのが妥当であるかと思います^^;

でまあ、そう考えた場合です。
現時点で習近平に抵抗する最大勢力は北部戦区と言う地方軍閥と。
その軍閥と密接な関係を構築している北朝鮮の金正恩。
この二つである事は間違いないだろう。と思われます。
であれば、この二つを排除せずしては習近平は独裁体制を構築する事が出来ず。
結果として習近平の目的は達成されない。と言う事になるわけです。

よって習近平としては、この二つをどうやって排除するのか。
それが当面の問題である・・・わけなんですけれど。
先の米中首脳会談において習近平は、最も現実的かつ具体的な手段。
すなわちアメリカとの協力を提案しなかった。
それどころか。逆に従来の主張を繰り返し金正恩を擁護する姿勢を明確にしました。

独裁体制を構築するためには絶対に排除するべき金正恩を、
あえて習近平は擁護してしまったわけです。
果たして。この矛盾した状況は、どのような理由があっての事なのでしょうか?



さてさて。そんなこんながあって本日の本題となります^^;
この習近平の矛盾した言動を改めて考えていきますとね。
いくつか理由があると思います。手間がかかりますが、一つ一つ挙げていきましょう。
・・・推測の域を出ない話ですのでね。どうか長くなる事をお許し下さいませ^^;


まずは、前回の最後でチラッと書いた可能性について。
習近平は独裁者となる事を諦めたのではないか?と言う可能性を考えたいと思います。
うん。まあ、ほぼゼロではありますが・・・でも、無いとは言い切れません。
言い切れないくらいには、先の米中首脳会談における習近平の矛盾した言動。
これは極めて重大である。と言うのが私の立場であるからです。

しかしまあ、仮にそうだとすればね^^;
独裁者になる事を諦めた。と言う事は権力への執着。妄執も無くなった。と言う事であり。
習近平は自発的に権力を手放して、別の誰かに自分の地位を譲っているはずです。
うん。そうですね。
そうするくらいには、習近平派政治家として致命的なほどに実力不足のバカだからです。

ですが、現実的にはね。未だに習近平は権力に執着して自分の地位も手放していない。
そして、そうだとすれば。
習近平は独裁者になる事を諦めていない。と言う事になるはずであり。
やはり習近平が諦めた可能性は、ほぼゼロである。と考えるのが妥当でしょう。


次に。もう少し現実的な可能性として。
金正恩が習近平に屈服した。と言う可能性であれば、どうでしょうか?
習近平の独裁体制を認め、北部戦区との関係を断ち、金正恩は習近平の傀儡となった。
うん。そうですね。
これならば先に書いた事よりも現実的な可能性ではあります^^;

「ど」の字さんがおっしゃるようにロシアよりも中国。習近平を選んだ。と、
そのような動きを金正恩が見せたのだとすれば。
先の米中首脳会談で習近平が金正恩を擁護した事にも一応の筋は通ります。

ただそうだとすれば、習近平は必ずや自分の面子を潰した事に対する公式な謝罪。
金正恩が自分に屈服する姿勢を内外に見せる事を望むはずです。
ええ。水面下での和解などと言う生温い対応など今の習近平には出来ません。
それが出来ないくらいには、党大会でムチャクチャな事をしてしまったからです。

・・・今の習近平には、少しでも自分の権威が否定される事。
自分自身が否定される事は、そのまま自分自身の失脚。破滅を意味するからです。
だとすれば、自分の権威を高めるためなら何でもやるでしょうし。
そのためにも習近平は金正恩との上下関係を明確にしようとする事でしょう。


となると、果たして・・・そこまでの事を北朝鮮。金正恩が認めるでしょうか?
今ここで習近平に金正恩が屈するようであれば、そもそも金正恩は習近平との対立。
何度となく習近平の面子を潰すような事は出来ないはずです。
なので、今に至るまでの両者の対立を考えれば、そこまでの事は金正恩にも出来ない。
・・・何よりも。
今ここで習近平に屈服したとしても、それで金正恩が安泰である。とは限らない。
全面降伏をして可能な限り金正恩が忠実に振舞ったとしても、裏切られる可能性は残る。
なぜならば、習近平は以前から金正恩を排除するために動いていたからです。

習近平は何があろうと最終的には金正恩を確実に排除するはずですし。
金正恩は、そんな習近平を信頼する事など出来ないはずです。
よって習近平に金正恩が屈服した。と言う可能性も、極めて低いと思われます。



では次に、この二人が対等の状況であれば・・・どうでしょうか?
習近平に金正恩が屈服した。と言う形ではなくて。
あくまでも対等の形で習近平と金正恩が協力関係を構築したのならば、どうでしょう?

うん。ここまでくると、かなり現実的な可能性になってきましたね^^;
確かに習近平が対等の協力者として金正恩を認めたのだとすれば、
先の米中首脳会談で習近平が金正恩を擁護する。と言う場合もあり得るでしょう。
・・・そういう取引があった。と解釈する事も可能ですから。

しかし、そう考えると今度は先の党大会での言動が理解出来ないものになります。
先の党大会で、習近平は間違いなく独裁者となる事を宣言したんです。
ですが、自分と対等の協力者がいる。と言う事は、
その時点で既に厳密には独裁者ではない。と言う事でもあるはずです。
金正恩を対等の協力者として和解するくらいなら、江沢民派と和解しているはずですし。
あれほど露骨な事を習近平は党大会で実行しなかったはずです。

「金正恩は北朝鮮の支配者で国外の相手であり、例外的な扱いではないか?」

なるほど。そう考えれば理解出来なくもありません。
ただし、その場合には北部戦区と言う中国国内最大の軍閥組織が問題になります。
金正恩を対等の協力者と認めた場合。
それと密接な関係を持つ北部戦区もまた対等の協力者として認める必要があります。
ええ。そうでなければ金正恩は納得しないでしょうからね。
そして、北部戦区を対等と認めた時点で独裁体制は成立しません。
習近平が独裁体制を目指す限り、この可能性も現実的には考え難い。


となると・・・もう少し極端な可能性を考えなければなりません。
習近平は独裁体制を諦めていない。その上で金正恩を擁護した。
だとすれば。
習近平は極めて不本意な形で金正恩を擁護した。と言う事になるはずです。
すなわち習近平が金正恩に屈した。と言う形であればどうでしょう?

・・・いやまあ、確かにね^^;
北朝鮮が中国に。金正恩が習近平に屈した。と言うのならば、いざ知らず。
中国が北朝鮮。習近平が金正恩に屈した。と言うのは些か納得し難い話です。
従来の価値観。今までの常識を覆すような話です。
ですが、そう考えると先の米中首脳会談における習近平の言動。
あの矛盾した言動に対する説明としては、非常に筋の通る話になるんです。

確認のために繰り返しますが、習近平は独裁者となる事を諦めていない。
にもかかわらず、先の米中首脳会談で明らかに金正恩を擁護する姿勢を見せた。
この二つは、どう考えても矛盾する言動です。
そして、矛盾した言動には矛盾するだけの理由があるはずです。
そのような何らかの理由。事情があって仕方なく習近平は金正恩を擁護した。
この解釈が一番妥当である。と私は考えております。

それでは、その理由とは一体何でしょうか?



ここから先の話は、今まで以上に私の推測の話になりますので。
なんとも不確かな内容で申し訳ないんですけれどもね^^;

おそらく北朝鮮。金正恩は中国。習近平をマジで脅したのだろう。と思われます。
と言いますのもね。
ほら。ここ最近の北朝鮮。金正恩は不気味なほど大人しかったでしょう?^^;
ミサイルも飛ばさなかったし、特に恫喝のような言動はありませんでした。
でも、それはね。
決して北朝鮮。金正恩が何もしていなかった。と言う事ではないんです。
ちゃんと水面下では動いていたんです。中国。習近平に対して、です。

先の党大会でもそうですが、習近平が独裁体制を露骨なほど目指している。
その動きは金正恩としても到底見逃す事の出来ないものでした。
なぜかと言うと、習近平が独裁者になると言う事は。
何をどうしたところで北部戦区が排除されてしまう事を意味するからです。
北部戦区は金正恩にとって極めて重要な後ろ盾です。
そんな彼らを失う事は今の金正恩にとって死活問題であり、絶対に容認出来ません。


だからこそ、北朝鮮。金正恩は間違いなく対応した。動いたと思います。
習近平が独裁体制を構築すると宣言したのと同時期に。
金正恩は習近平に対して最大限とも言うほどの、物凄い恫喝を行ったはずです。

「万が一にも北朝鮮。北部戦区に不当な干渉をした場合。
容赦なく中国に向けて核ミサイルをブチ込む」

・・・と言うような主張を、非公式ながらも明確な意思を持って。
北朝鮮。金正恩は中国。習近平に対して恫喝。警告を発したはずです。
そして、このような金正恩の恫喝に習近平が屈したのだとすれば。
先の米中首脳会談における極めて矛盾した言動についても、十分に説明出来ます。

うん。どうかな?^^;
まったくもって私の推測で、特に根拠らしい根拠も無いんですけど。
このように考えるのが一番現実的であり、一番妥当ではないでしょうか?



でまあ、もし私の推測が事実だとしたら・・・。
習近平にはバカと言う評価に加えて、新たにヘタレとの評価が加わる事になります^^;

北朝鮮。金正恩の恫喝に屈するような輩が、何を考えて中国の独裁者を目指すんです?
いえ、それ以前に。
何を考えて日本とアメリカ。世界の二強と対立しようとしているんですか?
・・・さすがにね。身の程と言うものを弁えられた方が良いかと思います。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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共産中国の話は続報あるまで控えたく思います。
 こんにちは。「ど」の字です。


 習近平派に支配されている共産中国についての話は、正直推測に頼らざるを得ない部分が多過ぎて、現在の自分にはまともな議論は不可能な状態です。続報を待ちたいと思います。

 ★

 で。
 先にネタにした支那の劣化について。
 そもそも、支那に住む民族は何度も入れ替わっていますので、器だけ同じで中身はまるで別物と解釈するのが正解だと思います。
 古代漢民族が現在の共産中国を眺めても、泣いたりなどしないと確信します。
 唐の時代までに古代漢民族は駆逐されてしまっており、その頃居ついた民族も明に駆逐されてしまい、さらに清初期と清末期以降の戦乱で掻き回されて現在の支那が作られました。
 思想的に、朝鮮思想の逆輸入が決定的だったと考えるのは、明代までは色々な発明品で支那が世界をリードした事実があるからです。
 石油出現まで世界最強最利便の火力源だったコークスの大規模使用は明代に始まったものですし、明は鋳造テクノロジーの遅れた日本に銅銭を輸出までしていました。
(日本で優れていた鉱業関係テクノロジーは採掘と鍛造技術)

 ……ただ、思想面においては、三国志(演義でなく正史)において色々と怪しい事が書いてあるのですが。
 魏志には、古代の伝統を未だ保持しているとされる東夷が朝貢して来た事を吉兆として非常に喜んだ曹叡(明皇帝)を司馬仲達が窘めたという記事があるそうです。
 その当時、支那で失われた神代からの伝統が東夷に継承されているという認識はあったようです。
 日本の古代史は世界でも非常に古く規模が大きいようで、まだ謎が多いです。
(出雲大社の遺構発掘は古代で突出した48mの高層建築物の存在を確定させましたし、貝塚は当時世界では最大級の人口密集地でもあります)
「ど」の字さん / 2017/11/12(Sun) / 編集
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