政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 習近平が独裁体制を目指している理由について、の話です。 忍者ブログ
20 . April
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12 . November
「ど」の字さん。コメントありがとう御座います。

でまあ、中国の話につきましてはね。
私個人の意見で突っ走っている状況なので、なんとも見苦しい事だとは思いますが。
どうかご容赦下さいませ^^;
うん。今回の話題は現実路線で話を進めたいと思っております。ナハハハ^^;


それで中国の話につきましては・・・そうですねぇ。
戦乱などで民族が入れ替わったりし続けてきた。と言うのは、そのとおりですし。
そういう意味では過去の中国人が今の中国を見て涙を流す事は無い。と指摘されると。
これまた、そのとおりだと思います^^;

ただ世界中の、どんな場所で国家の興亡があったとしてもね。
そこに生きた人々の想い。人の意思。人の心が残るものだ。・・・と、
そのように私は個人的に考えているんです。
国が滅んで新しい別の国となったとしても、それらが消える事は無いと思うんです。

・・・でもまあ、そうですね^^;
ちょっと私も感傷的に過ぎてしまったようで御座います。申し訳ありません。

しかし、古代中国と今の中国が別物である。と考えるのならば。
私達日本としては余計に今の中国に対しては、価値観が共有出来ない相手である。と、
韓国人と同列の輩である。と判断するしかないかなぁ。とも思えてしまうのです。
もう本当にね・・・どうしようもない方々だと思います。うん^^;


さて。それでは本日の話題です。
それで前回よりは比較的に現実的な話をしたいと思います^^;
と言うわけで、本日は中国と少しばかり北朝鮮の話を書きたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に短くて簡単な話。北朝鮮の話を書きますと、ですねぇ。
先の米朝首脳会談において習近平が金正恩を擁護する姿勢を見せたでしょう?
これにより北朝鮮。金正恩としては後顧の憂いが無くなった。と解釈出来ます。

今までは中国。習近平に対応するために日米には沈黙を保ってきましたが。
そうする必要が無いとなればね。
必然的に北朝鮮。金正恩が再びミサイルを発射する可能性が出てくるかと思います。
今までのように北朝鮮は動かない。と思って油断していると大変です^^;
ですので、この点について今後は警戒が必要であるかと思います。

・・・とまあ、そうは言いましてもね。
日本政府。安倍政権。自衛隊の方々ならば十分に予想しているとは思いますけどね^^;


それで次に中国の話題に入りますと、ですねぇ。

改めての確認として前回に私は、習近平が先の米中首脳会談で見せた矛盾した言動。
独裁体制を目指しながらも、その障害となる金正恩を擁護する主張をした事について。
そのような行動の原因となったのは、金正恩による恫喝に習近平が屈したからではないか。
・・・と言うような話を書いたわけですけれど。

少なくとも、確実な話としては中国。習近平が現時点における金正恩との対立。
中朝関係の悪化を回避しようとした。と言う事については、一つの事実だと思います。
つまり、習近平は現状の維持を優先した。と言うわけです。

この習近平が現状維持を優先した。と言う心境。思惑と言うのは。
ある意味では必然的な心の動きだとも言えるでしょうね。
なぜならば、習近平に一番不足しているものが『安定』であるからです。


うん。ちょっと話が変わって申し訳ないんですけどね^^;

そもそも習近平と言うのは、なぜ独裁体制を目指しているのでしょうか?
権力に対する執着が強過ぎるから?毛沢東を心酔して同じ立場になろうとしたから?
・・・まあ、様々な理由を予想する事が出来ると思いますけど。

でも、別に独裁者じゃなくても権力を掌握し続ける方法はあるんです^^;
それこそ民主化した上で、国民の民意を獲得すれば良いだけですし。
同じように毛沢東に心酔していたとしても、必ずしも独裁者になる必要は無い。
独裁体制だけが国家の統治する手法ではありませんし。
軍拡路線だって必ずしも必要か?・・・と言うと、そうでは無いはずです。
だとすれば。
なぜ習近平は独裁体制。統制経済。軍拡路線などを目指しているのでしょうか?
その答えは安定を追求した結果だろうなぁ。と私は考えているんです。


独裁体制とは、最大限に安定を追求した究極的な形でもあります。
それで当然ながら過剰に安定を追求した結果として、色々と問題も出てくるわけです。
独裁体制であるがゆえに国民の権利。個人の権利は著しく制限されますし。
統制経済であるがゆえに経済の発展。成長は間違いなく鈍化します。
軍拡路線であるがゆえに、それ以外の予算は確実に削られていく事でしょう。
社会は衰退し、経済は停滞し、国民は困窮する事になります。

「何が安定するんだ?何も安定していないじゃないか!」

・・・いや、違うんです。確実に安定しているものがあるんです^^;
それは習近平の支配体制です。

習近平が独裁体制。統制経済。軍拡路線を目指している最大の理由。
それは、自分自身の支配体制を安定させるためです。
自分の支配体制。自分の地位と権力を盤石にするために。
そのために、それ以外の全てを犠牲にしようとした結果が独裁体制の構築なんです。


えーと。以前から書いていますように、習近平の実力は非常に低いです。
政治家。為政者としては驚くほどに才能も能力も皆無と言う人物です。
にもかかわらず人一倍に権力への執着心があるものだから、
中国の政治と言うのは、習近平が最高権力者に就任してから今に至るまで。
ずーっと混乱した状況にあるのが、今の中国の現状であるわけです^^;

それで習近平も、自分が失敗続きで一切評価されていない事。
ちょっとでも油断すれば、あっという間に失脚してしまう自分の状況と言うのを。
いくら習近平がバカだとしても、その程度の事は理解しているんです^^;
そして、理解した結果として。
自分の支配体制を守るために。安定させるために独裁体制を目指している、わけです。
うん。そうですね。
こんな感じが今の習近平の状況であり、習近平の思惑となるかと思います。


それで、その延長線上として中朝関係の改善。両国関係の安定。
金正恩との対立を回避するために、先の米中首脳会談で金正恩を擁護した。
・・・と考えれば、なるほど。一応の筋は通るだろうと私も思います^^

ただし。

前回の文面で何度も書いたように、金正恩との対立を回避する事と言うのは。
北部戦区との対立も回避する事と同じ意味になります。
そして、北部戦区が残っている限り。習近平の独裁体制は不完全なままであり。
習近平が望んだように、自分の支配体制が完璧に安定する事はありません。

つまり、習近平は何よりも望んだはずの自分の支配体制の安定。
それを犠牲にしてまで金正恩を擁護した。北朝鮮との関係改善を行った。
・・・と言う事になるわけですね。


でまあ、そう考えますとね。どうしても引っかかりませんか?^^;

習近平は遥か以前から。それこそ最高権力者になる前の段階から。
とにもかくにも自分の権力。支配体制を維持する事。盤石とする事のみを考えて。
それだけを最優先の目標として動いてきた事実があります。

・・・そうです。
だからこそ、習近平の執政と言うのは大部分が失敗したんです。
国益を考えず自分の人気取りのためだけ。自分の地位と権力を守るためだけに。
自己保身のためだけに国家権力を行使し続けてきた。
それが元々衰退傾向にあった中国に、トドメを刺す事になったわけですね。

うん。それを明確に証明したのが先の党大会での露骨なほどのゴリ押しです^^;
習思想だなんて、普通なら絶対にやらないような恥ずかしい事まで主張して。
そこまでして自分の権力を守ろうとしたのが習近平であり。
それゆえに中国は本当の本当に滅びようとしている、わけで御座います。


それで、そこまでやってきた習近平が、ですよ?
中朝関係の改善のためだけに。現状維持のためだけに。
自分の地位と権力を犠牲にするような。自分の支配体制を不安定化させるような。
そんな真似が出来ると思いますでしょうか?
・・・もしそれが出来るのならば、もっと習近平の執政はマシだったはずです^^;

断じて反日などやらずに、最初の段階から日中友好を目指していたはずですし。
間違っても尖閣諸島に手を出して日米同盟と敵対するような。
そんな自殺行為は絶対にやらなかったはずです。
これは裏を返せば、習近平は自分の支配体制を守るためならば。
日中関係を犠牲にし、日米同盟と対立するような自殺行為までやる。と言う事です。

そんな人物が中朝関係の改善と言う程度の事で金正恩を擁護する?
そんな事のために独裁体制に動いていた手を止める?北部戦区を見逃す?
あの習近平が、少しでも自分の地位と権力が危うくなるような事をするでしょうか?
ちょっと私には考えられないんですよねぇ・・・。


んー。まあ、長期的な展望。長期的な視野において政治的な決断をした。
・・・と言う可能性も無いとは言いませんけれど。
でも、それだけ広い視野を持って、相応の忍耐が要求される高度に政治的な決断が。
果たして習近平に可能なのか?と考えると、私は非常に納得し難いものを感じます。
重ねて申し上げます。
そんな高度な事が出来るくらいなら日中関係を犠牲にして、
日米同盟と対立するような愚かな事は絶対にしなかったはずです。


であればこそ、極めて単純な話として。
金正恩に脅されて、仕方なく習近平が金正恩を擁護した。
習近平が金正恩と対立するリスク。戦うリスクを事を恐れたために。
そのリスクから逃げるために。自分の身を守るために習近平は現状維持を選んだ。
アメリカの機嫌を損ねてまで従来の主張を繰り返した。・・・と、
そう考えた方が私個人としては、非常に納得する事が出来るわけで御座います^^;


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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