政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 今回の米朝会談では中国。習近平の落ち度が目立ったと思います。 忍者ブログ
02 . May
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11 . March
今日は3月の11日で、あの東日本大震災から7年になります。
改めて犠牲となられた全ての方々には、深くご冥福をお祈り申し上げます。

・・・もしも。と言う言葉を使っても意味が無いのは私もわかるんですが。
もしも当時の政権が今の安倍政権であったのならば随分と違う結果だったはずです。
うん。これは毎年のように思う事なんですけど、本当にね。
あの民主党政権だった事が、なんとも私には悔やまれてなりません。

まあ、でもね^^;
そう考えれば、今の日本と言うのは随分と良くなっていると思います。
うん。良くなっているんじゃないかなぁ。と私は考える次第で御座います^^



さて。前回の話題は米朝会談についての話でしたね^^
唐突に決まったような印象がありますけれど、非常に入念な準備と言うか。
丁寧に計画が組み立てられた形で発表されただろう。
・・・と言うのが、私の個人的な感想で御座います^^

それと同時に今回の米朝会談が発表された事によって中国。
習近平の面子が丸潰れとなる事態になりました。
うん。そうですね。
いかに現在の中国が北朝鮮。朝鮮半島情勢に対して影響力が乏しいのか。
その事実が内外に対して明確に示されてしまったかと思います。
そして、この事実こそが今の中国の現実であり、真実だろうと私は考えています。

と言うわけで、本日は米朝会談から見た各国。特に中国の立ち位置の話で御座います。
それでは参りましょう^^


まず最初に改めての確認で御座います。
先頃に発表された米朝会談については、完全に主役がアメリカと北朝鮮でした。
うん。まあ、それが当たり前の話なんですけれど^^;
この点を考えると現在の朝鮮半島情勢に対する各国の立ち位置がわかるかと思います。

でまあ、米朝会談において主役となるのはアメリカと北朝鮮ですがけど。
これに対して、そこから一歩引いた立場にあるのが日本とロシアです。
私達日本としては日米同盟としての立ち位置。
昔からアメリカの補佐と言う立場でもありますので半ば当然なんですが、
ロシアも日本と似たような立場なんです。

これは以前にも書いた事ですが、ロシアの目的を考えればわかりやすいかと思います^^
ロシアは北朝鮮を支援していますが、北朝鮮を傀儡にしようとまでは考えていません。
あくまでもロシアの目的は朝鮮半島における権益の確保であり。
ひいてはアジア地域における影響力の拡大です。
この点を考えればロシアが北朝鮮よりも前に出てくる事は、まずありえません。
まさに「名を捨てて実を取る」と言う奴ですね^^
リスクを最小限にしつつ自国の国益を拡大させるのがロシアの立ち位置です。
ですので、必然的に日本と同じように一歩下がっているわけです^^

と言うわけで。
日本やロシアの対応が少し後手に回っている印象があるのは、コレが理由です^^
実際には日本もロシアもリアルタイムで。ちゃんと交渉には参加していますからね?
ニュースの中には日本は出遅れた。みたいな事も主張されていますけど。
それは日本政府。安倍政権。安倍総理を甘く見過ぎていると思います^^;



それで、です。

そんな日本やロシアよりも、さらに後ろにいるのが中国と韓国になります。
韓国としては米朝間のパイプ役。橋渡し役のつもりかもしれませんけど。
事前の交渉は韓国が知らないうちに。水面下で終わっているはずですからね^^;
なので、前回にも書いたように韓国はクッション役として役割しかありません。
・・・でもまあ、妥当な判断だと思いますねぇ^^;
今の韓国政府。ムン・ジェイン大統領では実力が低過ぎますので。
クッション役以上に利用する事はアメリカにも。北朝鮮にも出来ないはずです^^;


でまあ、こんな韓国とほぼ同じ位置にいるのが中国です。
今回の米朝会談の発表については、これは明確に中国を牽制するものでした。
たぶんアメリカと北朝鮮は共通した利害の一つとして、中国を介入させない事。
その事を密かに両国間で合意していると思われます。
うん。もうね。それくらいにタイミングが絶妙過ぎましたからねぇ^^;

いやまあ、このブログでも以前から書いてきた事ですけれど。
中国も中国。習近平も習近平で、なぜこの時期に動いてしまったのか。
全人代は安易に日程変更が出来ないだろうから仕方ないにしても。
その直前の段階で、どうして習近平は国家主席の任期撤廃などを宣言してしまったのか。
第二の毛沢東。中華帝国の皇帝となる事を宣言した直後に。
中国を完全に無視する形で米朝会談が決定するなど・・・。
習近平にとっては最悪以外の何物でも無いはずです。

・・・あー。いや、間違えました。最悪と言うのは言い過ぎでしたね^^;
習近平にとっての最悪は米朝両国の交渉が決裂して戦争になる事です。
それと比較すれば、確かに幾分かマシな展開ではありますけれど・・・。
それでも全ての中国国民に対して大見得切っている最中での米朝会談の開催決定。
中国。習近平の頭を完全に飛び越える形で北朝鮮。金正恩がアメリカと合意するなど。
習近平の面目丸潰れも良いところで御座います。うん^^;


でまあ、そうなる事を北朝鮮。金正恩と言うのは狙ったんでしょうね。

「習近平が第二の毛沢東になる。中華帝国の皇帝になるなら勝手にすればいい。
ただし、それに北朝鮮。朝鮮半島が支配される事など断じて許さない」

・・・と言うような北朝鮮側。金正恩の強烈な意思を感じます。

あの、こんな事を言うと怒られるかもしれないんですけど。
金正恩の北朝鮮。朝鮮半島を守る。と言う姿勢について、ちょっと私は評価したいと思います。
少なくとも、韓国のように情けない姿を見るよりは遥かにマシです^^;
祖国を守る。自分が生まれ育った場所を守る。との明確な意思表示をした時点で。
当たり前の事を当たり前のように出来ている時点で。
金正恩と言うのは韓国などよりも、よっぽど立派だと思います。

・・・民主主義国家よりも独裁者の方がレベルが高いと言うのも、
なんとも皮肉な話で御座います^^;


それでまあ、アメリカはと言うと・・・こちらはわかりやすいですよね^^
先頃に決定された鉄鋼25%。アルミ10%の輸入関税です。
あれは、まさに中国を狙い撃ちにしたものであり。
今のような時期。米朝会談が発表された時期での中国に対する事実上の経済制裁。
これをアメリカ。トランプ大統領は中国に叩き込んだわけです。

「中国はアメリカに何一つ協力しなかった。最後まで不誠実だった。
ならばアメリカも中国に協力する理由も無ければ、誠実である理由も無い」

・・・と言う物凄い宣言でもあるわけです^^;
もしも中国が朝鮮半島でアメリカに協力していたのならば。
さすがにアメリカ。トランプさんも、ここまでの事はやらなかったはずですからねぇ。
つまるところ。
中国は、格下と思っている北朝鮮と世界の超大国であるアメリカ合衆国。
この二つから同時に敵対されてしまった、と言う事になるわけで。
これ以上ないくらいに中国。習近平の面子は丸潰れとなってしまったんです^^;

でまあ、この点を見てもね。
中国。習近平はアメリカとも。北朝鮮とも関係を悪化させている。
双方から無視されてしまう程度には、外交関係が壊滅的な状況にあると言う事です。


ちなみに。
蛇足になりますが、もし仮に中国。習近平が米朝会談で助力していた場合。
何らかの影響力を発揮していた場合はどうだったのか?
・・・と言うと、これも非常にわかりやすい話です^^;
その場合には、もう少し米朝会談の発表はズレていたはずです。
一週間くらいは遅れたのではないかなぁ。と思いますね。
クッション役だった韓国の扱いも今より相当に悪くなっていたはずです^^;
また、アメリカの輸入関税の話も出てこなかったと思います。

それに何よりも中国。習近平自身が大騒ぎしていた事でしょう^^;
おそらく誰よりも習近平が目立とうと騒いでいたはずであり。
アメリカや北朝鮮を押しのける形で、中国が大声で宣言していた事だと思います^^;

なぜかと言うと、今の習近平は実績。成果を喉から手が出るほどに求めています。
自分に誇るものが何も無い。と言う事は習近平自身が一番良くわかっていますからねぇ。
そんな中で米朝会談を実現させたとなれば、誰もが認める実績であり、成果です。
習近平としては、間違いなく全人代で自分の功績を大々的に発表するはずですし。
その発表を我慢出来るほどの度量と言うのは・・・習近平にはありません^^;

そんな中国。習近平がトランプ大統領と電話会談をする程度で終わった。と言う事は。
ほぼ確実に「蚊帳の外」だった。と言う事で御座います。
この点については産経さんが良い記事を書いてくれました。
http://www.sankei.com/world/news/180309/wor1803090051-n1.html

うん。ここに書かれている記事のとおりだろうなぁ。と私も思います^^


結論としては、実に大きくアジア情勢が動いていると思います。
うん。水面下で動き続いていた事が遂に表面化したわけですからね。
状況は変わります。勝ち組と負け組の差が今まで以上に明確に。鮮明になるはずです。

私個人の意見としては、今回の米朝会談で確実に朝鮮半島情勢は前進すると思いますし。
そこに中国。習近平が何らかの影響力を行使出来る余地と言うのは無いでしょう。
うん。そうですね。
ここまでアメリカや北朝鮮が中国に露骨な牽制をしている以上は、無いと思います。
そして、中国の影響力を排除する形で朝鮮半島が安定するとすれば・・・。
そのままの流れで世界中の全ての国々が、中国の混乱に対応する事が可能になります。

中国の崩壊は乗り切れそうですね。大変に喜ばしい事だと思います。いやはや^^


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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